JP2797680B2 - 残留トナー回収ボックスの満杯検知装置 - Google Patents
残留トナー回収ボックスの満杯検知装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子複写機等の静電潜像を現像するために
トナーを用いる複写機のトナー回収装置に関し、特に、
残留トナー回収ボックスが回収された残留トナーで満杯
になったことを確実に検知する装置に関する。
トナーを用いる複写機のトナー回収装置に関し、特に、
残留トナー回収ボックスが回収された残留トナーで満杯
になったことを確実に検知する装置に関する。
従来、ドラム等の感光体上に形成された静電潜像を一
成分又は二成分現像剤中のトナーによって現像し、現像
されたトナー像を転写後、感光体に残留しているトナー
は、クリーニング装置のブラシ、ブレード等によって感
光体から回収し、クリーニング装置に付属している残留
トナー回収ビン等に収容するのが最も一般的なものであ
った。この残留トナー回収ビンは、トナーで一杯になっ
てから交換したり、トナーで一杯になったか否かに関係
なく所定枚数のコピー後に交換する等をしていた。
成分又は二成分現像剤中のトナーによって現像し、現像
されたトナー像を転写後、感光体に残留しているトナー
は、クリーニング装置のブラシ、ブレード等によって感
光体から回収し、クリーニング装置に付属している残留
トナー回収ビン等に収容するのが最も一般的なものであ
った。この残留トナー回収ビンは、トナーで一杯になっ
てから交換したり、トナーで一杯になったか否かに関係
なく所定枚数のコピー後に交換する等をしていた。
ところで、最近、感光ドラム等の潜像担持体と現像装
置、クリーニング装置等を一体化して交換ユニットと
し、所定枚数のコピー後にこのユニットを新しいものと
交換する形式の複写機が普及しつつある。このようなユ
ニットにおいて、残留トナーは、クリーニング装置に併
設されたトナー回収ボックスに収容するか、又は、ドラ
ム内のスペースに収容する方法が採用されている。トナ
ー回収ボックス内に残留トナーを収容する場合、その中
が回収された残留トナーで満杯になったことを検知する
のに、残留トナーによって浮揚させるフロート部材とそ
のフロート部材の浮揚によって光路が遮断される光学式
センサーとからなる満杯検知装置を用いることが知られ
ている(例えば、特開昭62−94883号)。このような満
杯検知装置を採用したトナー回収ボックスの断面図を第
7図に、また、フロート部材の斜視図を第8図に示す
が、トナー回収ボックス80内には、その上壁より両端で
薄いフィルム83によって吊り下げられたフロート部材81
が設けられており、フロート部材81は、第7図に2点鎖
線で示すように、トナー回収ボックス80内に収容された
残留トナーTが所定量以上になった場合に、溜まったト
ナーTによって下から浮揚する。このフロート部材81
は、トナー回収ボックス80の奥行きの長さに近い長さを
有しており、その略中央上部には不透明の遮蔽部材82が
一体に設けられている。そして、トナー回収ボックス80
の上部には、フロート部材81が浮揚して上昇した次に、
その遮蔽部材82が下から入り込む空間を構成している透
明壁よりなる突出部84が設けられている。一方、複写装
置本体には、トナー回収ボックス80をセットした時にこ
の突出部84が入り込む溝85が設けてあり、この溝85の両
側には対向して発光素子86と受光素子87が設けてある。
したがって、トナー回収ボックス80内の残留トナーが所
定量以上になると、フロート部材81がその表面に追従す
るように上昇し、その遮蔽部材82も共に上昇する。この
遮蔽部材82が突出部84内を上昇し、ある高さになると、
発光素子86から出て突出部84を貫通して受光素子87に達
している光路を遮断することになる。したがって、この
遮断を検知することにより、トナー回収ボックス80が回
収された残留トナーによって満杯になったことを検知す
ることができる。しかも、このフロート部材81は、トナ
ー回収ボックス80の奥行きの長さに近い長い形状をして
いるので、収容されたトナーTに不均一な分布が生じて
も確実にトナー回収ボックス80が回収されたトナーで満
杯になったことを検知することができるものである。
置、クリーニング装置等を一体化して交換ユニットと
し、所定枚数のコピー後にこのユニットを新しいものと
交換する形式の複写機が普及しつつある。このようなユ
ニットにおいて、残留トナーは、クリーニング装置に併
設されたトナー回収ボックスに収容するか、又は、ドラ
ム内のスペースに収容する方法が採用されている。トナ
ー回収ボックス内に残留トナーを収容する場合、その中
が回収された残留トナーで満杯になったことを検知する
のに、残留トナーによって浮揚させるフロート部材とそ
のフロート部材の浮揚によって光路が遮断される光学式
センサーとからなる満杯検知装置を用いることが知られ
ている(例えば、特開昭62−94883号)。このような満
杯検知装置を採用したトナー回収ボックスの断面図を第
7図に、また、フロート部材の斜視図を第8図に示す
が、トナー回収ボックス80内には、その上壁より両端で
薄いフィルム83によって吊り下げられたフロート部材81
が設けられており、フロート部材81は、第7図に2点鎖
線で示すように、トナー回収ボックス80内に収容された
残留トナーTが所定量以上になった場合に、溜まったト
ナーTによって下から浮揚する。このフロート部材81
は、トナー回収ボックス80の奥行きの長さに近い長さを
有しており、その略中央上部には不透明の遮蔽部材82が
一体に設けられている。そして、トナー回収ボックス80
の上部には、フロート部材81が浮揚して上昇した次に、
その遮蔽部材82が下から入り込む空間を構成している透
明壁よりなる突出部84が設けられている。一方、複写装
置本体には、トナー回収ボックス80をセットした時にこ
の突出部84が入り込む溝85が設けてあり、この溝85の両
側には対向して発光素子86と受光素子87が設けてある。
したがって、トナー回収ボックス80内の残留トナーが所
定量以上になると、フロート部材81がその表面に追従す
るように上昇し、その遮蔽部材82も共に上昇する。この
遮蔽部材82が突出部84内を上昇し、ある高さになると、
発光素子86から出て突出部84を貫通して受光素子87に達
している光路を遮断することになる。したがって、この
遮断を検知することにより、トナー回収ボックス80が回
収された残留トナーによって満杯になったことを検知す
ることができる。しかも、このフロート部材81は、トナ
ー回収ボックス80の奥行きの長さに近い長い形状をして
いるので、収容されたトナーTに不均一な分布が生じて
も確実にトナー回収ボックス80が回収されたトナーで満
杯になったことを検知することができるものである。
しかしながら、上記のような満杯検知装置において
は、透明な突出部84は少なくともトナーTから遮蔽され
ていないので、クリーニング装置内で発生するトナーの
ホコリがこの中に入り込み、透明壁を汚し、発光素子86
から突出部84を貫通して受光素子87に達する光路を遮断
することになり、トナー回収ボックス80が実際には満杯
になっていないにもかかわらず、満杯になったかのごと
く誤動作をしてしまう。さらに、このようなトナー回収
ボックス80が付属しているクリーニング装置を複写装置
から外して揺動すると、同様に突出部84内にトナーが入
り込み、満杯検知装置の誤動作を引き起こすと共に、フ
ロート部材81の上側にトナーが溜まり、フロート部材81
が浮揚しにくくなり、逆に、トナー回収ボックス80が回
収されたトナーで満杯になっても、これを検知できない
という誤動作をすることになってしまう。
は、透明な突出部84は少なくともトナーTから遮蔽され
ていないので、クリーニング装置内で発生するトナーの
ホコリがこの中に入り込み、透明壁を汚し、発光素子86
から突出部84を貫通して受光素子87に達する光路を遮断
することになり、トナー回収ボックス80が実際には満杯
になっていないにもかかわらず、満杯になったかのごと
く誤動作をしてしまう。さらに、このようなトナー回収
ボックス80が付属しているクリーニング装置を複写装置
から外して揺動すると、同様に突出部84内にトナーが入
り込み、満杯検知装置の誤動作を引き起こすと共に、フ
ロート部材81の上側にトナーが溜まり、フロート部材81
が浮揚しにくくなり、逆に、トナー回収ボックス80が回
収されたトナーで満杯になっても、これを検知できない
という誤動作をすることになってしまう。
従来、このような問題点を解決するために、第9図に
断面図を示すように、フロート部材81′を柔らかい弾性
体からなるダイアフラム88の中心に取り付け、ダイアフ
ラム88の周辺部を突出部84を囲むトナー回収ボックス80
の上壁に固定することも提案されているが(実開昭62−
14466号、実開平1−142970号)、フロート部材81′の
面積が小さいため、収容されたトナーTに不均一な分布
があると、満杯を確実に検知することができない。この
フロート部材81′の形状を細長いものとして、この問題
を解決しようとしても、これに適したダイヤフラムを製
作することは容易ではなく、また、その周辺をトナー回
収ボックス80の上壁に固定するのも容易ではない。
断面図を示すように、フロート部材81′を柔らかい弾性
体からなるダイアフラム88の中心に取り付け、ダイアフ
ラム88の周辺部を突出部84を囲むトナー回収ボックス80
の上壁に固定することも提案されているが(実開昭62−
14466号、実開平1−142970号)、フロート部材81′の
面積が小さいため、収容されたトナーTに不均一な分布
があると、満杯を確実に検知することができない。この
フロート部材81′の形状を細長いものとして、この問題
を解決しようとしても、これに適したダイヤフラムを製
作することは容易ではなく、また、その周辺をトナー回
収ボックス80の上壁に固定するのも容易ではない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、残留トナー回収ボックス内に誤動作な
く確実に残留トナーを回収して収容させるための残留ト
ナー回収ボックスの満杯検知装置を提供することであ
る。
り、その目的は、残留トナー回収ボックス内に誤動作な
く確実に残留トナーを回収して収容させるための残留ト
ナー回収ボックスの満杯検知装置を提供することであ
る。
上記目的を達成する本発明の残留トナー回収ボックス
の満杯検出装置は、静電潜像担持体表面からクリーニン
グ手段によって回収された残留トナーを収容する残留ト
ナー回収ボックスが回収された残留トナーで満杯になっ
たこと又は満杯に近づいたことを検知する満杯検知装置
において、回収トナーによって浮揚するフロート部材と
該フロート部材を懸架して支持する支持部材とを備えて
おり、該フロート部材は、残留トナー回収ボックスの内
側の幅及び奥行きより若干小さい形状を有していて、そ
の上面に起立した起立部材を備えており、前記支持部材
は前記フロート部材と略同様の形状をしていて、前記フ
ロート部材上に位置を合わせて配置するときに前記起立
部材を通過させる孔を備えており、前記フロート部材と
前記支持部材は、前記起立部材を前記支持部材方向に向
けて、相互に平行に離間して位置を合わせて配置されて
おり、両者の周囲をつなぐように帯状のフイルムにより
全周が取り囲まれ、該フイルムと前記フロート部材及び
支持部材の周囲とが接着され両者の間が密封されてお
り、前記支持部材の前記フロート部材に向かう面とは反
対の面において、前記支持部材は残留トナー回収ボック
スの内側の天井の面に固着されており、前記支持部材の
前記孔から突出する前記起立部材の高さを計測すること
によって残留トナー回収ボックスが回収された残留トナ
ーで満杯になったこと又は満杯に近づいたことを検知す
ることを特徴とするものである。
の満杯検出装置は、静電潜像担持体表面からクリーニン
グ手段によって回収された残留トナーを収容する残留ト
ナー回収ボックスが回収された残留トナーで満杯になっ
たこと又は満杯に近づいたことを検知する満杯検知装置
において、回収トナーによって浮揚するフロート部材と
該フロート部材を懸架して支持する支持部材とを備えて
おり、該フロート部材は、残留トナー回収ボックスの内
側の幅及び奥行きより若干小さい形状を有していて、そ
の上面に起立した起立部材を備えており、前記支持部材
は前記フロート部材と略同様の形状をしていて、前記フ
ロート部材上に位置を合わせて配置するときに前記起立
部材を通過させる孔を備えており、前記フロート部材と
前記支持部材は、前記起立部材を前記支持部材方向に向
けて、相互に平行に離間して位置を合わせて配置されて
おり、両者の周囲をつなぐように帯状のフイルムにより
全周が取り囲まれ、該フイルムと前記フロート部材及び
支持部材の周囲とが接着され両者の間が密封されてお
り、前記支持部材の前記フロート部材に向かう面とは反
対の面において、前記支持部材は残留トナー回収ボック
スの内側の天井の面に固着されており、前記支持部材の
前記孔から突出する前記起立部材の高さを計測すること
によって残留トナー回収ボックスが回収された残留トナ
ーで満杯になったこと又は満杯に近づいたことを検知す
ることを特徴とするものである。
この場合、残留トナー回収ボックスは、その上壁に前
記支持部材の前記孔から突出する前記起立部材を通過さ
せる開口を備えており、該開口の外側周囲に該開口から
突出する前記起立部材を保護するための突出縁を備えて
いることが望ましい。
記支持部材の前記孔から突出する前記起立部材を通過さ
せる開口を備えており、該開口の外側周囲に該開口から
突出する前記起立部材を保護するための突出縁を備えて
いることが望ましい。
本発明においては、残留トナー回収ボックス内にフロ
ート部材を懸架して支持する支持部材とフロート部材間
がフイルムによって全周で密閉してつながれていて、起
立部材周辺は、このフイルムによって残留トナー回収ボ
ックス内に回収されたトナーから完全に隔離されている
ので、回収トナーが起立部材の高さを計測する手段に影
響を及ぼして誤動作させることはない。また、フロート
部材の上面に回収されたトナーが溜まることもないの
で、フロート部材の浮揚を妨げて、逆に満杯であるにも
かかわらずこれを検知できないという誤動作もなくな
る。さらに、フロート部材は、残留トナー回収ボックス
の内側の幅及び奥行きより若干小さい形状を有している
ので、回収された残留トナーの分布に偏りがあっても、
誤動作して満杯信号を出すことはない。また、フロート
部材と支持部材はフイルムで密閉してつなぎやすく、製
作が容易である。そして、つないだフロート部材と支持
部材は容易に残留トナー回収ボックスの内側の天井の面
に取り付けることができる。
ート部材を懸架して支持する支持部材とフロート部材間
がフイルムによって全周で密閉してつながれていて、起
立部材周辺は、このフイルムによって残留トナー回収ボ
ックス内に回収されたトナーから完全に隔離されている
ので、回収トナーが起立部材の高さを計測する手段に影
響を及ぼして誤動作させることはない。また、フロート
部材の上面に回収されたトナーが溜まることもないの
で、フロート部材の浮揚を妨げて、逆に満杯であるにも
かかわらずこれを検知できないという誤動作もなくな
る。さらに、フロート部材は、残留トナー回収ボックス
の内側の幅及び奥行きより若干小さい形状を有している
ので、回収された残留トナーの分布に偏りがあっても、
誤動作して満杯信号を出すことはない。また、フロート
部材と支持部材はフイルムで密閉してつなぎやすく、製
作が容易である。そして、つないだフロート部材と支持
部材は容易に残留トナー回収ボックスの内側の天井の面
に取り付けることができる。
次に、添付の図面を参照にしながら本発明を実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
本発明の残留トナー回収ボックスの満杯検知装置を適
用した複写機の1例の全体構成は、装置に固定された露
光装置の外、感光体ドラム、クリーニング装置及び帯電
装置からなる感光体ユニット、現像器ユニット、転写器
ユニット、定着器ユニット、用紙トレーを含み、これら
ユニットそれぞれが独立に装置の前面方向へ引出し可能
に構成されていて、紙詰まり、掃除等のメインテナンス
のために各ユニットを装置から取り外すことができるよ
うになっている。そして、感光体ユニットは、例えば10
万枚のコピー毎に新しいものと交換する形式に構成され
ている。10万枚のコピーの間、クリーニング装置によっ
て感光ドラムから回収される残留トナーは、自動的に確
実に感光体ユニット中に回収、収容され、ユーザーが感
光体ユニット中に回収される残留トナーに接することは
ない。
用した複写機の1例の全体構成は、装置に固定された露
光装置の外、感光体ドラム、クリーニング装置及び帯電
装置からなる感光体ユニット、現像器ユニット、転写器
ユニット、定着器ユニット、用紙トレーを含み、これら
ユニットそれぞれが独立に装置の前面方向へ引出し可能
に構成されていて、紙詰まり、掃除等のメインテナンス
のために各ユニットを装置から取り外すことができるよ
うになっている。そして、感光体ユニットは、例えば10
万枚のコピー毎に新しいものと交換する形式に構成され
ている。10万枚のコピーの間、クリーニング装置によっ
て感光ドラムから回収される残留トナーは、自動的に確
実に感光体ユニット中に回収、収容され、ユーザーが感
光体ユニット中に回収される残留トナーに接することは
ない。
第1図に感光体ユニット1の感光ドラムの回転軸に垂
直にとった断面を、また、第2図に第1図を線II−II′
についてとった断面を示す。図において、感光ドラム3
には両端にダイキャスト製の円筒状側板5と7が嵌め込
まれており、感光ドラム3と側板5と7によって仕切ら
れた空間によって残留トナーを収容する第1の容器4を
構成している。感光ドラム3の装置奥側の側板7の中心
には一体に回転軸9が設けられていて、感光体ユニット
1のハウジング11に軸受を介して回転自在に取り付けら
れている。手前側の側板5の中心には円形開口が設けら
れ、ハウジング11からユニット内側に突出している円筒
部13に軸受を介して回転自在に嵌め込まれている。ま
た、奥側の側板7の外周には歯車15が切られていて、ユ
ニット1を装置本体に前面から押し込んでセットした
時、装置本体側のドラム回転駆動歯車(図示なし)と噛
み合うようになっている。なお、装置本体に、ハウジン
グ11から外へ突出している回転軸9の先端が嵌め込まれ
る位置決め穴(図示なし)と、ユニット1のハウジング
11に設けられた位置決め穴16に嵌合する軸(図示なし)
とが設けられており、ユニット1を装置本体に押し込ん
でセットした時の位置決め機構を構成している。
直にとった断面を、また、第2図に第1図を線II−II′
についてとった断面を示す。図において、感光ドラム3
には両端にダイキャスト製の円筒状側板5と7が嵌め込
まれており、感光ドラム3と側板5と7によって仕切ら
れた空間によって残留トナーを収容する第1の容器4を
構成している。感光ドラム3の装置奥側の側板7の中心
には一体に回転軸9が設けられていて、感光体ユニット
1のハウジング11に軸受を介して回転自在に取り付けら
れている。手前側の側板5の中心には円形開口が設けら
れ、ハウジング11からユニット内側に突出している円筒
部13に軸受を介して回転自在に嵌め込まれている。ま
た、奥側の側板7の外周には歯車15が切られていて、ユ
ニット1を装置本体に前面から押し込んでセットした
時、装置本体側のドラム回転駆動歯車(図示なし)と噛
み合うようになっている。なお、装置本体に、ハウジン
グ11から外へ突出している回転軸9の先端が嵌め込まれ
る位置決め穴(図示なし)と、ユニット1のハウジング
11に設けられた位置決め穴16に嵌合する軸(図示なし)
とが設けられており、ユニット1を装置本体に押し込ん
でセットした時の位置決め機構を構成している。
感光ドラム3の両端に設けられたハウジング11の延長
側壁間に軸受を介して回転自在にクリーニングブラシ17
が取り付けられており、クリーニングブラシ17は感光ド
ラム3に接して回転することにより、転写装置によって
転写されずにドラム3に残留しているトナーを掃き落と
す。クリーニングブラシ17の回転軸19の後端(装置奥
側)には歯車21が固定されており、後述のトナー搬送回
転パドル27の回転駆動用の歯車29と噛み合っている。さ
らに、感光ドラム3とクリーニングブラシ17との接触点
より下流には、ハウジング11に一辺が固定され他辺がド
ラム3にその回転方向に対して鋭角で接するように弾性
クリーニングブレード23が設けられており、クリーニン
グブラシ17によって掃き残されたトナーを感光ドラム3
から掻き落とすようになっている。また、クリーニング
ブラシ17に付着しているトナーを下側に掻き落とすため
の掻き落とし部材22が後述の隔壁32に取り付けられてい
て、その先端がクリーニングブラシ17に接している。さ
らに、クリーニングブラシ17及びクリーニングブレード
23によってハウジング11の底板25上に掻き落とされた残
留トナーをクリーニング装置30から離れる方向に搬送す
るために、ハウジング11内のクリーニングブラシ17の後
側(ドラム3から遠い側)に、それと平行にトナー搬送
回転パドル27が軸受を介して回転自在に設けられてい
る。回転パドル27の軸後端には歯車29が固定されてい
て、クリーニングブラシ17回転用の歯車21と噛み合って
おり、回転パドル27及びクリーニングブラシ17は図示の
矢印方向に回転する。ところで、ハウジング11は、クリ
ーニングブラシ17、クリーニングブレード23及びトナー
搬送回転パドル27からなるクリーニング装置30の後側
に、残留トナーを収容する第2の容器であるトナー回収
ボックス31を形成しており、クリーニング装置30とトナ
ー回収ボックス31は隔壁32によって一部分が分離されて
いる。隔壁32に一端が固定され下方へ伸びるように弾性
の板状部材34が設けられており、その下端は回転パドル
27の平面に弾接している。回転パドル27は、図示のよう
に断面が正多角形をしており、図示矢印の方向に回転す
ることにより、クリーニングブラシ17の後側に溜まる残
留トナーをトナー回収ボックス31中へ掻き出す作用をす
る。この断面多角形の面に先端が弾接している板状部材
34は、その面に付着したトナーを掻き落とす作用と、ト
ナー回収ボックス31中に溜まったトナーが再びクリーニ
ング装置30の中に戻るのを防止する作用をしている。
側壁間に軸受を介して回転自在にクリーニングブラシ17
が取り付けられており、クリーニングブラシ17は感光ド
ラム3に接して回転することにより、転写装置によって
転写されずにドラム3に残留しているトナーを掃き落と
す。クリーニングブラシ17の回転軸19の後端(装置奥
側)には歯車21が固定されており、後述のトナー搬送回
転パドル27の回転駆動用の歯車29と噛み合っている。さ
らに、感光ドラム3とクリーニングブラシ17との接触点
より下流には、ハウジング11に一辺が固定され他辺がド
ラム3にその回転方向に対して鋭角で接するように弾性
クリーニングブレード23が設けられており、クリーニン
グブラシ17によって掃き残されたトナーを感光ドラム3
から掻き落とすようになっている。また、クリーニング
ブラシ17に付着しているトナーを下側に掻き落とすため
の掻き落とし部材22が後述の隔壁32に取り付けられてい
て、その先端がクリーニングブラシ17に接している。さ
らに、クリーニングブラシ17及びクリーニングブレード
23によってハウジング11の底板25上に掻き落とされた残
留トナーをクリーニング装置30から離れる方向に搬送す
るために、ハウジング11内のクリーニングブラシ17の後
側(ドラム3から遠い側)に、それと平行にトナー搬送
回転パドル27が軸受を介して回転自在に設けられてい
る。回転パドル27の軸後端には歯車29が固定されてい
て、クリーニングブラシ17回転用の歯車21と噛み合って
おり、回転パドル27及びクリーニングブラシ17は図示の
矢印方向に回転する。ところで、ハウジング11は、クリ
ーニングブラシ17、クリーニングブレード23及びトナー
搬送回転パドル27からなるクリーニング装置30の後側
に、残留トナーを収容する第2の容器であるトナー回収
ボックス31を形成しており、クリーニング装置30とトナ
ー回収ボックス31は隔壁32によって一部分が分離されて
いる。隔壁32に一端が固定され下方へ伸びるように弾性
の板状部材34が設けられており、その下端は回転パドル
27の平面に弾接している。回転パドル27は、図示のよう
に断面が正多角形をしており、図示矢印の方向に回転す
ることにより、クリーニングブラシ17の後側に溜まる残
留トナーをトナー回収ボックス31中へ掻き出す作用をす
る。この断面多角形の面に先端が弾接している板状部材
34は、その面に付着したトナーを掻き落とす作用と、ト
ナー回収ボックス31中に溜まったトナーが再びクリーニ
ング装置30の中に戻るのを防止する作用をしている。
トナー回収ボックス31の底近傍の後側ハウジング11に
は回転自在に回転軸33が設けられており、そのトナー回
収ボックス31側には、ストリップ状の板状部材をその面
の法線が円筒の軸方向を向くようにしてつる巻き状(螺
旋状)に形成した弾性のあるトナー搬送オーガー35が同
軸に固定されている。また、回転軸33の後端にはオーガ
ー回転用の歯車37が、所定以上のトルクが掛かった時に
連結が切れるトルクリミッター機構38を介して、取り付
けられている。トナー搬送オーガー35はトナー回収ボッ
クス31の底に沿ってトナー搬送回転パドル27等と平行に
延びており、その先端はハウジング11の前側の壁に設け
られた円形開口39を通して突出する長さになっている。
円形開口39とハウジング11から突出している円筒部13の
内側の孔41との間は、トナー搬送オーガー35の断面より
僅かに大きい内径を有するパイプ43によって連結されて
おり、円形開口39を通して突出したトナー搬送オーガー
35はこのパイプ43に沿って曲がり、その先端45はドラム
3内空間4に突出している。トナー搬送オーガー35は上
記したように可撓性の螺旋バネの形状をしており、これ
を回転させると、その羽根の間に入ってきたトナーを螺
旋ポンプの原理により軸方向に搬送する作用をするもの
である。したがって、トナー回収ボックス31内でこれを
回転させることにより、トナー回収ボックス31内の底に
ある残留トナーをパイプ43に沿ってドラム3内の空間4
へ搬送することができる。なお、トナー搬送オーガー35
回転用の歯車37と回転パドル27回転用の歯車29との両者
は、ハウジング11の後側の壁に回転自在に設けられてい
る駆動用歯車47に係合しており、駆動用歯車47は、感光
体ユニット1を装置本体にセットした時、本体に設けら
れた駆動歯車(図示なし)と係合して、クリーニングブ
ラシ17、トナー搬送回転パドル27、トナー搬送オーガー
35を回転させる。トナー搬送オーガー35としては、上記
したように螺旋バネの形状のものの外、例えば螺旋状の
板状突起を周囲に有する可撓性のワイヤーであってもよ
い。
は回転自在に回転軸33が設けられており、そのトナー回
収ボックス31側には、ストリップ状の板状部材をその面
の法線が円筒の軸方向を向くようにしてつる巻き状(螺
旋状)に形成した弾性のあるトナー搬送オーガー35が同
軸に固定されている。また、回転軸33の後端にはオーガ
ー回転用の歯車37が、所定以上のトルクが掛かった時に
連結が切れるトルクリミッター機構38を介して、取り付
けられている。トナー搬送オーガー35はトナー回収ボッ
クス31の底に沿ってトナー搬送回転パドル27等と平行に
延びており、その先端はハウジング11の前側の壁に設け
られた円形開口39を通して突出する長さになっている。
円形開口39とハウジング11から突出している円筒部13の
内側の孔41との間は、トナー搬送オーガー35の断面より
僅かに大きい内径を有するパイプ43によって連結されて
おり、円形開口39を通して突出したトナー搬送オーガー
35はこのパイプ43に沿って曲がり、その先端45はドラム
3内空間4に突出している。トナー搬送オーガー35は上
記したように可撓性の螺旋バネの形状をしており、これ
を回転させると、その羽根の間に入ってきたトナーを螺
旋ポンプの原理により軸方向に搬送する作用をするもの
である。したがって、トナー回収ボックス31内でこれを
回転させることにより、トナー回収ボックス31内の底に
ある残留トナーをパイプ43に沿ってドラム3内の空間4
へ搬送することができる。なお、トナー搬送オーガー35
回転用の歯車37と回転パドル27回転用の歯車29との両者
は、ハウジング11の後側の壁に回転自在に設けられてい
る駆動用歯車47に係合しており、駆動用歯車47は、感光
体ユニット1を装置本体にセットした時、本体に設けら
れた駆動歯車(図示なし)と係合して、クリーニングブ
ラシ17、トナー搬送回転パドル27、トナー搬送オーガー
35を回転させる。トナー搬送オーガー35としては、上記
したように螺旋バネの形状のものの外、例えば螺旋状の
板状突起を周囲に有する可撓性のワイヤーであってもよ
い。
トナー回収ボックス31内には、本発明に基づく満杯検
知装置60が設けられており、満杯検知装置60は、トナー
回収ボックス31中に収容された残留トナーが所定量以上
になった場合に、溜まったトナーによって下から浮揚す
るフロート部材49を有し、フロート部材49の上部には不
透明の遮蔽部材50が一体に設けられている。そして、ハ
ウジング11の上部には、フロート部材49が浮揚して上昇
した時に、その遮蔽部材50が下から入り込む空間を構成
している透明壁よりなる突出部53が設けられている。一
方、装置本体には、感光体ユニット1をセットした時に
この突出部53が入り込む溝55が設けてあり、溝55の両側
には対向して発光素子57と受光素子59が設けてある。し
たがって、トナー回収ボックス31内の残留トナーが所定
量以上になると、フロート部材49がその表面に追従する
ように上昇し、その遮蔽部材50も共に上昇する。この遮
蔽部材50が突出部53内を上昇し、ある高さになると、発
光素子57から出て突出部53を貫通して受光素子59に達し
ている光路を遮断することになる。したがって、この遮
断を検知することにより、トナー回収ボックス31が回収
された残留トナーによって満杯になったことを検知する
ことができる。満杯検知装置60の詳細な構成について
は、さらに後述する。
知装置60が設けられており、満杯検知装置60は、トナー
回収ボックス31中に収容された残留トナーが所定量以上
になった場合に、溜まったトナーによって下から浮揚す
るフロート部材49を有し、フロート部材49の上部には不
透明の遮蔽部材50が一体に設けられている。そして、ハ
ウジング11の上部には、フロート部材49が浮揚して上昇
した時に、その遮蔽部材50が下から入り込む空間を構成
している透明壁よりなる突出部53が設けられている。一
方、装置本体には、感光体ユニット1をセットした時に
この突出部53が入り込む溝55が設けてあり、溝55の両側
には対向して発光素子57と受光素子59が設けてある。し
たがって、トナー回収ボックス31内の残留トナーが所定
量以上になると、フロート部材49がその表面に追従する
ように上昇し、その遮蔽部材50も共に上昇する。この遮
蔽部材50が突出部53内を上昇し、ある高さになると、発
光素子57から出て突出部53を貫通して受光素子59に達し
ている光路を遮断することになる。したがって、この遮
断を検知することにより、トナー回収ボックス31が回収
された残留トナーによって満杯になったことを検知する
ことができる。満杯検知装置60の詳細な構成について
は、さらに後述する。
なお、第1図において、感光体ユニット1には、クリ
ーニングブレード23の下流に、クリーニング後の感光ド
ラムに潜像形成用の一様帯電をするための帯電器61が一
体に設けられている。
ーニングブレード23の下流に、クリーニング後の感光ド
ラムに潜像形成用の一様帯電をするための帯電器61が一
体に設けられている。
以上のような構成の残留トナー回収装置の作用を説明
すると、帯電器61によって一様に帯電された感光ドラム
3は、図示していない露光部において像露光が行われ、
感光ドラム3表面に静電潜像が形成される。次に、図示
していない現像装置において、静電潜像の電荷と反対極
性に帯電されたトナーが感光ドラム3表面に接触され、
トナー像が形成される。このトナー像は、次の位置に設
けられている図示していない転写装置において、感光ド
ラム3の周速と等速度で搬送されてきた用紙に接触さ
れ、この用紙上に転写される。トナー像が転写された用
紙は定着装置へ搬送され、トナー像が用紙に固定され、
装置から排出される。一方、感光ドラム3はクリーニン
グ装置30に達し、転写装置によって転写されずにその表
面に残留しているトナーは、クリーニングブラシ17とク
リーニングブレード23によってハウジング11の底板25上
に掻き落とされる。この位置に溜まった残留トナーは、
この位置で回転しているトナー搬送回転パドル27によっ
て、クリーニング装置30に隣接して設けられたトナー回
収ボックス31中へ掻き出される。トナー回収ボックス31
内に掻き出された残留トナーは、トナー回収ボックス31
内の底近傍の望ましくはトナー搬送回転パドル27の近く
に設けられた(ただし、この要件は必ずしも必要なもの
ではない。)トナー搬送オーガー35の回転によって、パ
イプ43を経て感光ドラム3内の空間4へ搬送される。な
お、トナー搬送オーガー35は、パイプ43内においても、
その弾性により撓んだまま軸の回りで回転して残留トナ
ーを軸方向へ搬送することができる。この間、トナー回
収ボックス31内に掻き出された残留トナーは、トナー搬
送オーガー35によって順次感光ドラム3内の空間4へ搬
送されるるので、トナー回収ボックス31内には残留トナ
ーが溜まらない。感光ドラム3内の空間4に残留トナー
が充満してくると、トナー搬送オーガー35に大きな抵抗
が掛り始める。この抵抗が所定の大きさ以上になると、
トナー搬送オーガー35の回転軸33のとオーガー回転用の
歯車37との間に設けられたトルクリミッター機構38が作
用して、トナー搬送オーガー35は回転しなくなり、感光
ドラム3内の空間4への残留トナーの搬送は止まる。そ
のため、トナー搬送回転パドル27によって掻き出される
残留トナーは、トナー回収ボックス31の中に溜まり始め
る。この中に収容される残留トナーが所定量以上になる
と、フロート部材49がその表面に追従するように上昇
し、その遮蔽部材50も共に上昇する。この遮蔽部材50が
突出部53を上昇し、ある高さになると、発光素子57から
出て突出部53を貫通して受光素子59に達している光路を
遮蔽することになり、これによってトナー回収ボックス
31が回収された残留トナーによって満杯になったことを
検知することができる。この信号によって複写装置を止
めるようにしてもよいが、発光素子57から受光素子59に
至る光路を遮蔽部材50が最初に遮断する位置において、
トナー回収ボックス31内に残留トナーをさらに所定量だ
け収容できる余地を残すように構成し、この信号を、所
定枚数のコピー後に、感光ドラム3内の空間4及びトナ
ー回収ボックス31が回収された残留トナーで満杯になる
ことを警告するウオーニング信号として使用するように
することもできる。
すると、帯電器61によって一様に帯電された感光ドラム
3は、図示していない露光部において像露光が行われ、
感光ドラム3表面に静電潜像が形成される。次に、図示
していない現像装置において、静電潜像の電荷と反対極
性に帯電されたトナーが感光ドラム3表面に接触され、
トナー像が形成される。このトナー像は、次の位置に設
けられている図示していない転写装置において、感光ド
ラム3の周速と等速度で搬送されてきた用紙に接触さ
れ、この用紙上に転写される。トナー像が転写された用
紙は定着装置へ搬送され、トナー像が用紙に固定され、
装置から排出される。一方、感光ドラム3はクリーニン
グ装置30に達し、転写装置によって転写されずにその表
面に残留しているトナーは、クリーニングブラシ17とク
リーニングブレード23によってハウジング11の底板25上
に掻き落とされる。この位置に溜まった残留トナーは、
この位置で回転しているトナー搬送回転パドル27によっ
て、クリーニング装置30に隣接して設けられたトナー回
収ボックス31中へ掻き出される。トナー回収ボックス31
内に掻き出された残留トナーは、トナー回収ボックス31
内の底近傍の望ましくはトナー搬送回転パドル27の近く
に設けられた(ただし、この要件は必ずしも必要なもの
ではない。)トナー搬送オーガー35の回転によって、パ
イプ43を経て感光ドラム3内の空間4へ搬送される。な
お、トナー搬送オーガー35は、パイプ43内においても、
その弾性により撓んだまま軸の回りで回転して残留トナ
ーを軸方向へ搬送することができる。この間、トナー回
収ボックス31内に掻き出された残留トナーは、トナー搬
送オーガー35によって順次感光ドラム3内の空間4へ搬
送されるるので、トナー回収ボックス31内には残留トナ
ーが溜まらない。感光ドラム3内の空間4に残留トナー
が充満してくると、トナー搬送オーガー35に大きな抵抗
が掛り始める。この抵抗が所定の大きさ以上になると、
トナー搬送オーガー35の回転軸33のとオーガー回転用の
歯車37との間に設けられたトルクリミッター機構38が作
用して、トナー搬送オーガー35は回転しなくなり、感光
ドラム3内の空間4への残留トナーの搬送は止まる。そ
のため、トナー搬送回転パドル27によって掻き出される
残留トナーは、トナー回収ボックス31の中に溜まり始め
る。この中に収容される残留トナーが所定量以上になる
と、フロート部材49がその表面に追従するように上昇
し、その遮蔽部材50も共に上昇する。この遮蔽部材50が
突出部53を上昇し、ある高さになると、発光素子57から
出て突出部53を貫通して受光素子59に達している光路を
遮蔽することになり、これによってトナー回収ボックス
31が回収された残留トナーによって満杯になったことを
検知することができる。この信号によって複写装置を止
めるようにしてもよいが、発光素子57から受光素子59に
至る光路を遮蔽部材50が最初に遮断する位置において、
トナー回収ボックス31内に残留トナーをさらに所定量だ
け収容できる余地を残すように構成し、この信号を、所
定枚数のコピー後に、感光ドラム3内の空間4及びトナ
ー回収ボックス31が回収された残留トナーで満杯になる
ことを警告するウオーニング信号として使用するように
することもできる。
以上のように、この実施例の残留トナー回収装置によ
ると、少なくとも感光ドラム3とクリーニング装置30を
一体にして構成した感光体ユニット1において、クリー
ニング装置30に隣接して残留トナー回収ボックス31を設
け、かつ、感光ドラム3内の空間4にも残留トナーを収
容できるように構成し、残留トナー回収ボックス31と感
光ドラム3内の空間4とを、トナー回収ボックス31から
感光ドラム3内の空間4へ残留トナーを搬送するトナー
搬送オーガー35により連結し、このトナー搬送オーガー
35とこれを回転する手段37との間に所定以上のトルクが
両者の間に掛かった時にその連結を切るトルクリミッタ
ー機構38を介在させたので、自己完結的かつ自動的に、
また、確実に、感光ドラム3内の空間4と残留トナー回
収ボックス31内の両者にクリーニング装置30によって感
光ドラム3から回収された残留トナーを収容し、充填す
ることができる。そして、トナー搬送オーガー35のトナ
ー回収ボックス31内の位置をトナー回収ボックス31の底
近傍に選択したので、まず先に感光ドラム3内の空間4
が残留トナーで満杯になり、この状態でトナー搬送オー
ガー35が停止し、次いでトナー回収ボックス31が満杯に
なり、フロート部材49等からなる本発明に基づく満杯検
知装置60によりこれが確実に検知される。なお、トナー
搬送オーガー35の回転軸33とオーガー回転用の歯車37と
の間にトクリミッター機構38を設けずに両者を固定し、
その代わりに、感光ドラム3内の空間4が残留トナーで
満杯になったことを検知する手段又はトナー搬送オーガ
ー35駆動系にトルク検知手段を設け、この検知手段の信
号によってトナー搬送オーガー35の回転を停止して、ト
ナー収容先を切り換えるようにしてもよい。この場合の
感光ドラム3内の空間4が残留トナーで満杯になったこ
とを検知する手段としては、例えば、感光ドラム3の側
板7の中心からドラム内の空間4上部に、発光素子と受
光素子を対向させてその間が残留トナーによって埋まっ
た場合にこれを検出する検知装置を挿入して構成したも
のを用いることができる。また、トナー搬送オーガー35
駆動系に設けるトルク検知手段としては、例えば回転軸
33に公知のトルク検知手段を取りつければよい。さら
に、トルクリミッター機構38が動作したか否かを検知
し、この動作信号(トナー搬送オーガー35が底止したこ
とを表す)、又は上記の感光ドラム3内の空間4が残留
トナーで満杯になったことを検知する手段からの満杯信
号、又は上記のトルク検知手段によってトナー搬送オー
ガー35に所定以上のトルクが掛かっているとの信号と、
トナー回収ボックス31の満杯検知装置60からの満杯信号
との両者のアンドをとって、この信号が両者とも満杯に
なったときのみを正常にこの残留トナー回収装置が動作
したと判断し、装置を停止させるか又は上記のウオーニ
ング信号を出すようにし、トナー回収ボックス31の満杯
検知装置60からの満杯信号のみが検出された時に異常が
ありと判断するように構成することもできる。
ると、少なくとも感光ドラム3とクリーニング装置30を
一体にして構成した感光体ユニット1において、クリー
ニング装置30に隣接して残留トナー回収ボックス31を設
け、かつ、感光ドラム3内の空間4にも残留トナーを収
容できるように構成し、残留トナー回収ボックス31と感
光ドラム3内の空間4とを、トナー回収ボックス31から
感光ドラム3内の空間4へ残留トナーを搬送するトナー
搬送オーガー35により連結し、このトナー搬送オーガー
35とこれを回転する手段37との間に所定以上のトルクが
両者の間に掛かった時にその連結を切るトルクリミッタ
ー機構38を介在させたので、自己完結的かつ自動的に、
また、確実に、感光ドラム3内の空間4と残留トナー回
収ボックス31内の両者にクリーニング装置30によって感
光ドラム3から回収された残留トナーを収容し、充填す
ることができる。そして、トナー搬送オーガー35のトナ
ー回収ボックス31内の位置をトナー回収ボックス31の底
近傍に選択したので、まず先に感光ドラム3内の空間4
が残留トナーで満杯になり、この状態でトナー搬送オー
ガー35が停止し、次いでトナー回収ボックス31が満杯に
なり、フロート部材49等からなる本発明に基づく満杯検
知装置60によりこれが確実に検知される。なお、トナー
搬送オーガー35の回転軸33とオーガー回転用の歯車37と
の間にトクリミッター機構38を設けずに両者を固定し、
その代わりに、感光ドラム3内の空間4が残留トナーで
満杯になったことを検知する手段又はトナー搬送オーガ
ー35駆動系にトルク検知手段を設け、この検知手段の信
号によってトナー搬送オーガー35の回転を停止して、ト
ナー収容先を切り換えるようにしてもよい。この場合の
感光ドラム3内の空間4が残留トナーで満杯になったこ
とを検知する手段としては、例えば、感光ドラム3の側
板7の中心からドラム内の空間4上部に、発光素子と受
光素子を対向させてその間が残留トナーによって埋まっ
た場合にこれを検出する検知装置を挿入して構成したも
のを用いることができる。また、トナー搬送オーガー35
駆動系に設けるトルク検知手段としては、例えば回転軸
33に公知のトルク検知手段を取りつければよい。さら
に、トルクリミッター機構38が動作したか否かを検知
し、この動作信号(トナー搬送オーガー35が底止したこ
とを表す)、又は上記の感光ドラム3内の空間4が残留
トナーで満杯になったことを検知する手段からの満杯信
号、又は上記のトルク検知手段によってトナー搬送オー
ガー35に所定以上のトルクが掛かっているとの信号と、
トナー回収ボックス31の満杯検知装置60からの満杯信号
との両者のアンドをとって、この信号が両者とも満杯に
なったときのみを正常にこの残留トナー回収装置が動作
したと判断し、装置を停止させるか又は上記のウオーニ
ング信号を出すようにし、トナー回収ボックス31の満杯
検知装置60からの満杯信号のみが検出された時に異常が
ありと判断するように構成することもできる。
ところで、本発明の1実施例の満杯検知装置60は、第
1図に示すように、フロート部材49と、その支持部材51
と、フロート部材49と支持部材51の周囲を覆って両者を
つなぐ薄いフイルム52とを有し、フロート部材49と支持
部材51は、第3図の展開斜視図に示すように、略同じ形
状をしており、トナー回収ボックス31の奥行き方向内側
の幅より若干短い長さを有している。そして、第4図の
平面図(a)及び断面図(b)に示すように、フロート
部材49と支持部材51とは距離aだけ離して平行に配置さ
れ、両者の周囲をつなぐように、帯状のフイルム52によ
り全周が取り囲まれ、フイルム52とフロート部材49及び
支持部材51の周囲とが接着されている。この配置におい
て、第1図及び第3図から明らかなように、フロート部
材49の上部に設けた遮蔽部材50は支持部材51の略中央に
設けられた開口63から若干頭を出している。このように
フイルム52によって一体になったフロート部材49と支持
部材51は、突出部53に開口63を位置合わせして、両面接
着テープ62を用いて支持部材51の上面とトナー回収ボッ
クス31の上壁の間を接着することによって、取り付けら
れる。なお、トナーの嵩比重は通常0.4程度であるの
で、フロート部材49はこのような軽い比重の流体に浮揚
するものでなくてはならない。したがって、例えば発泡
スチロールの板が用いられる。また、フイルム52として
は、フロート部材49の浮揚力を阻害するようなコシを有
するものは用いることができない。そのため、10μm程
度の、例えばポリエチレンフイルムが用いられる。ま
た、フロート部材49と支持部材51との間の間隙aは、フ
ロート部材49の最大浮揚ストロークに等しく設定され、
通常10mm以上に設定される。
1図に示すように、フロート部材49と、その支持部材51
と、フロート部材49と支持部材51の周囲を覆って両者を
つなぐ薄いフイルム52とを有し、フロート部材49と支持
部材51は、第3図の展開斜視図に示すように、略同じ形
状をしており、トナー回収ボックス31の奥行き方向内側
の幅より若干短い長さを有している。そして、第4図の
平面図(a)及び断面図(b)に示すように、フロート
部材49と支持部材51とは距離aだけ離して平行に配置さ
れ、両者の周囲をつなぐように、帯状のフイルム52によ
り全周が取り囲まれ、フイルム52とフロート部材49及び
支持部材51の周囲とが接着されている。この配置におい
て、第1図及び第3図から明らかなように、フロート部
材49の上部に設けた遮蔽部材50は支持部材51の略中央に
設けられた開口63から若干頭を出している。このように
フイルム52によって一体になったフロート部材49と支持
部材51は、突出部53に開口63を位置合わせして、両面接
着テープ62を用いて支持部材51の上面とトナー回収ボッ
クス31の上壁の間を接着することによって、取り付けら
れる。なお、トナーの嵩比重は通常0.4程度であるの
で、フロート部材49はこのような軽い比重の流体に浮揚
するものでなくてはならない。したがって、例えば発泡
スチロールの板が用いられる。また、フイルム52として
は、フロート部材49の浮揚力を阻害するようなコシを有
するものは用いることができない。そのため、10μm程
度の、例えばポリエチレンフイルムが用いられる。ま
た、フロート部材49と支持部材51との間の間隙aは、フ
ロート部材49の最大浮揚ストロークに等しく設定され、
通常10mm以上に設定される。
満杯検知装置60のフロート部材49がこのように取り付
けられているので、トナー回収ボックス31中に収容され
た残留トナーが所定量以上になった場合に、溜まったト
ナーによってフロート部材49は浮揚される。この際、フ
ロート部材49の上面、支持部材51の下面、遮蔽部材50、
突出部53の透明壁は、フイルム52によって回収されたト
ナーから完全に隔離されているので、板状部材34、回転
パドル27、トナー搬送オーガー35の運動等によってトナ
ー回収ボックス31内にトナーのほこりが発生しても、突
出部53の透明壁はこのトナーによって汚れることはな
い。そのため、このような汚れが発光素子57から受光素
子59に至る光路を遮断して、誤って満杯信号を出す誤動
作がなくなる。また、フロート部材49の上面に上記のよ
うな舞い上がったトナーが溜まることもないので、フロ
ート部材49の浮揚を妨げて、逆に満杯であるにもかかわ
らずこれを検知できないという誤動作もなくなる。さら
に、フロート部材49は、上記したようにトナー回収ボッ
クス31の奥行き方向内側の幅より若干短い長さを有して
いるので、回収された残留トナーの分布に偏りがあって
も、誤動作して満杯信号を出すことはない。
けられているので、トナー回収ボックス31中に収容され
た残留トナーが所定量以上になった場合に、溜まったト
ナーによってフロート部材49は浮揚される。この際、フ
ロート部材49の上面、支持部材51の下面、遮蔽部材50、
突出部53の透明壁は、フイルム52によって回収されたト
ナーから完全に隔離されているので、板状部材34、回転
パドル27、トナー搬送オーガー35の運動等によってトナ
ー回収ボックス31内にトナーのほこりが発生しても、突
出部53の透明壁はこのトナーによって汚れることはな
い。そのため、このような汚れが発光素子57から受光素
子59に至る光路を遮断して、誤って満杯信号を出す誤動
作がなくなる。また、フロート部材49の上面に上記のよ
うな舞い上がったトナーが溜まることもないので、フロ
ート部材49の浮揚を妨げて、逆に満杯であるにもかかわ
らずこれを検知できないという誤動作もなくなる。さら
に、フロート部材49は、上記したようにトナー回収ボッ
クス31の奥行き方向内側の幅より若干短い長さを有して
いるので、回収された残留トナーの分布に偏りがあって
も、誤動作して満杯信号を出すことはない。
ところで、フロート部材49と支持部材51との間は、フ
イルム52によって密封されているため、フロート部材49
の上昇に伴って空気を逃がす構造にすることが望まし
い。第1図の例の場合、トナー回収ボックス31の上壁は
透明壁からなる突出部53によって覆われているが、もは
やこの中にはトナーが侵入することはなくなるので、こ
の透明壁は取り除いてもよい。しかも、上記空気を逃が
す機構の点からは、突出部53の透明壁は取り除いて単な
る開口にする方が望ましい。したがって、第5図に断面
図を、第6図に斜視図を示す感光体ユニット1の実施例
においては、このような突出部を取り除き、単なる開口
65から遮蔽部材50が外へ首を出す構造にしている。しか
し、この構成においては、トナー回収ボックス31内にト
ナーが入っていない未使用の場合、又は、トナーがフロ
ート部材49を浮揚させていない状態においても、遮蔽部
材50の上端がハウジング11の上面よりも若干突出してい
る。そのため、この遮蔽部材50の上端部分が手等に引っ
掛かり、破損するおそれがある。そこで、開口65の周辺
に、未使用の状態における遮蔽部材50上端の突出長と同
じか多少高い突出縁64を設けてある。こうすると、遮蔽
部材50の突出端はこの突出縁64で囲まれ、手等に引っ掛
かることがなくなり、破損のおそれがなくなる。
イルム52によって密封されているため、フロート部材49
の上昇に伴って空気を逃がす構造にすることが望まし
い。第1図の例の場合、トナー回収ボックス31の上壁は
透明壁からなる突出部53によって覆われているが、もは
やこの中にはトナーが侵入することはなくなるので、こ
の透明壁は取り除いてもよい。しかも、上記空気を逃が
す機構の点からは、突出部53の透明壁は取り除いて単な
る開口にする方が望ましい。したがって、第5図に断面
図を、第6図に斜視図を示す感光体ユニット1の実施例
においては、このような突出部を取り除き、単なる開口
65から遮蔽部材50が外へ首を出す構造にしている。しか
し、この構成においては、トナー回収ボックス31内にト
ナーが入っていない未使用の場合、又は、トナーがフロ
ート部材49を浮揚させていない状態においても、遮蔽部
材50の上端がハウジング11の上面よりも若干突出してい
る。そのため、この遮蔽部材50の上端部分が手等に引っ
掛かり、破損するおそれがある。そこで、開口65の周辺
に、未使用の状態における遮蔽部材50上端の突出長と同
じか多少高い突出縁64を設けてある。こうすると、遮蔽
部材50の突出端はこの突出縁64で囲まれ、手等に引っ掛
かることがなくなり、破損のおそれがなくなる。
以上の説明において、フロート部材49の浮揚に伴う遮
蔽部材50の高さを検出する手段としては、発光素子86と
受光素子87からなる光電的な手段を用いることを前提に
してきたが、必ずしもこのような手段に限られるもので
はない。他の電気的、磁気的、機械的、音響的手段等、
公知の検出手段が何れも利用できることは明らかであろ
う。また、フロート部材49、支持部材51の形状は、図示
のものに限られず、トナー回収ボックス31の内側の形に
合わせて設計されるべきものである。
蔽部材50の高さを検出する手段としては、発光素子86と
受光素子87からなる光電的な手段を用いることを前提に
してきたが、必ずしもこのような手段に限られるもので
はない。他の電気的、磁気的、機械的、音響的手段等、
公知の検出手段が何れも利用できることは明らかであろ
う。また、フロート部材49、支持部材51の形状は、図示
のものに限られず、トナー回収ボックス31の内側の形に
合わせて設計されるべきものである。
本発明の残留トナー回収ボックスの満杯検知装置は、
残留トナー回収ボックス内にフロート部材を懸架して支
持する支持部材とフロート部材間がフイルムによって全
周で密閉してつながれているので、起立部材周辺は、こ
のフイルムによって残留トナー回収ボックス内に回収さ
れたトナーから完全に隔離されていて、回収トナーが起
立部材の高さを計測する手段に影響を及ぼして誤動作さ
せることはない。また、フロート部材の上面に回収され
たトナーが溜まることもないので、フロート部材の浮揚
を妨げて、逆に満杯であるにもかかわらずこれを検知で
きないという誤動作もなくなる。さらに、フロート部材
は、残留トナー回収ボックスの内側の幅及び奥行きより
若干小さい形状を有しているので、回収された残留トナ
ーの分布に偏りがあっても、誤動作して満杯信号を出す
ことはない。また、フロート部材と支持部材はフイルム
で密閉してつなぎやすく、製作が容易である。そして、
つないだフロート部材と支持部材は容易に残留トナー回
収ボックスの内側の天井の面に取り付けることができ
る。
残留トナー回収ボックス内にフロート部材を懸架して支
持する支持部材とフロート部材間がフイルムによって全
周で密閉してつながれているので、起立部材周辺は、こ
のフイルムによって残留トナー回収ボックス内に回収さ
れたトナーから完全に隔離されていて、回収トナーが起
立部材の高さを計測する手段に影響を及ぼして誤動作さ
せることはない。また、フロート部材の上面に回収され
たトナーが溜まることもないので、フロート部材の浮揚
を妨げて、逆に満杯であるにもかかわらずこれを検知で
きないという誤動作もなくなる。さらに、フロート部材
は、残留トナー回収ボックスの内側の幅及び奥行きより
若干小さい形状を有しているので、回収された残留トナ
ーの分布に偏りがあっても、誤動作して満杯信号を出す
ことはない。また、フロート部材と支持部材はフイルム
で密閉してつなぎやすく、製作が容易である。そして、
つないだフロート部材と支持部材は容易に残留トナー回
収ボックスの内側の天井の面に取り付けることができ
る。
第1図は本発明の1実施例の残留トナー回収ボックスの
満杯検知装置を備えた感光体ユニットの感光ドラムの回
転軸に垂直にとった断面図、第2図は第1図の線II−I
I′についてとった断面図、第3図はフロート部材とそ
の支持部材の展開斜視図、第4図はフロート部材と支持
部材をフイルムでつないだものの平面図(a)と図
(a)の線B−B′についてとった断面図(b)、第5
図は別の実施例の残留トナー回収ボックスの満杯検知装
置を備えた感光体ユニットの第1図と同様な図、第6図
はその例の感光体ユニットの斜視図、第7図は従来の満
杯検知装置を採用したトナー回収ボックスの断面図、第
8図はそのフロート部材の斜視図、第9図は従来の別の
満杯検知装置の断面図である。 1……感光体ユニット、3……感光ドラム、4……感光
ドラム内の空間、5、7……円筒状側板、9……回転
軸、11……ハウジング、13……ハウジングからユニット
内側に突出している円筒部、15……側板の外周には切ら
れた歯車、16……位置決め穴、17……クリーニングブラ
シ、19……クリーニングブラシの回転軸、21……クリー
ニングブラシの回転軸に固定された歯車、22……掻き落
とし部材、23……クリーニングブレード、25……ハウジ
ングの底板、27……トナー搬送回転パドル、29……トナ
ー搬送回転パドル回転駆動用歯車、30……クリーニング
装置、31……トナー回収ボックス、32……クリーニング
装置とトナー回収ボックスの間の隔壁、33……回転軸、
34……板状部材、35……トナー搬送オーガー、37……オ
ーガー回転用の歯車、38……トルクリミッター機構、39
……ハウジングの前側の壁に設けられた円形開口、41…
…孔、43……パイプ、45……オーガーの先端、47……ハ
ウジングの後側の壁に回転自在に設けられている駆動用
歯車、49……フロート部材、50……遮蔽部材、51……支
持部材、52……フイルム、53……透明壁よりなる突出
部、55……突出部が入り込む溝、57……発光素子、59…
…発光素子、60……満杯検知機構、62……両面接着テー
プ、63……開口、64……突出縁、65……開口
満杯検知装置を備えた感光体ユニットの感光ドラムの回
転軸に垂直にとった断面図、第2図は第1図の線II−I
I′についてとった断面図、第3図はフロート部材とそ
の支持部材の展開斜視図、第4図はフロート部材と支持
部材をフイルムでつないだものの平面図(a)と図
(a)の線B−B′についてとった断面図(b)、第5
図は別の実施例の残留トナー回収ボックスの満杯検知装
置を備えた感光体ユニットの第1図と同様な図、第6図
はその例の感光体ユニットの斜視図、第7図は従来の満
杯検知装置を採用したトナー回収ボックスの断面図、第
8図はそのフロート部材の斜視図、第9図は従来の別の
満杯検知装置の断面図である。 1……感光体ユニット、3……感光ドラム、4……感光
ドラム内の空間、5、7……円筒状側板、9……回転
軸、11……ハウジング、13……ハウジングからユニット
内側に突出している円筒部、15……側板の外周には切ら
れた歯車、16……位置決め穴、17……クリーニングブラ
シ、19……クリーニングブラシの回転軸、21……クリー
ニングブラシの回転軸に固定された歯車、22……掻き落
とし部材、23……クリーニングブレード、25……ハウジ
ングの底板、27……トナー搬送回転パドル、29……トナ
ー搬送回転パドル回転駆動用歯車、30……クリーニング
装置、31……トナー回収ボックス、32……クリーニング
装置とトナー回収ボックスの間の隔壁、33……回転軸、
34……板状部材、35……トナー搬送オーガー、37……オ
ーガー回転用の歯車、38……トルクリミッター機構、39
……ハウジングの前側の壁に設けられた円形開口、41…
…孔、43……パイプ、45……オーガーの先端、47……ハ
ウジングの後側の壁に回転自在に設けられている駆動用
歯車、49……フロート部材、50……遮蔽部材、51……支
持部材、52……フイルム、53……透明壁よりなる突出
部、55……突出部が入り込む溝、57……発光素子、59…
…発光素子、60……満杯検知機構、62……両面接着テー
プ、63……開口、64……突出縁、65……開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−94883(JP,A) 実開 昭62−14466(JP,U) 実開 昭62−179764(JP,U) 実開 平1−142970(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 310 - 334
Claims (2)
- 【請求項1】静電潜像担持体表面からクリーニング手段
によって回収された残留トナーを収容する残留トナー回
収ボックスが回収された残留トナーで満杯になったこと
又は満杯に近づいたことを検知する満杯検知装置におい
て、回収トナーによって浮揚するフロート部材と該フロ
ート部材を懸架して支持する支持部材とを備えており、
該フロート部材は、残留トナー回収ボックスの内側の幅
及び奥行きより若干小さい形状を有していて、その上面
に起立した起立部材を備えており、前記支持部材は前記
フロート部材と略同様の形状をしていて、前記フロート
部材上に位置を合わせて配置するときに前記起立部材を
通過させる孔を備えており、前記フロート部材と前記支
持部材は、前記起立部材を前記支持部材方向に向けて、
相互に平行に離間して位置を合わせて配置されており、
両者の周囲をつなぐように帯状のフイルムにより全周が
取り囲まれ、該フイルムと前記フロート部材及び支持部
材の周囲とが接着され両者の間が密封されており、前記
支持部材の前記フロート部材に向かう面とは反対の面に
おいて、前記支持部材は残留トナー回収ボックスの内側
の天井の面に固着されており、前記支持部材の前記孔か
ら突出する前記起立部材の高さを計測することによって
残留トナー回収ボックスが回収された残留トナーで満杯
になったこと又は満杯に近づいたことを検知することを
特徴とする残留トナー回収ボックスの満杯検知装置。 - 【請求項2】残留トナー回収ボックスは、その上壁に前
記支持部材の前記孔から突出する前記起立部材を通過さ
せる開口を備えており、該開口の外側周囲に該開口から
突出する前記起立部材を保護するための突出縁を備えて
いることを特徴とする請求項1記載の残留トナー回収ボ
ックスの満杯検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24904690A JP2797680B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 残留トナー回収ボックスの満杯検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24904690A JP2797680B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 残留トナー回収ボックスの満杯検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128782A JPH04128782A (ja) | 1992-04-30 |
JP2797680B2 true JP2797680B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=17187208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24904690A Expired - Fee Related JP2797680B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 残留トナー回収ボックスの満杯検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2797680B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP24904690A patent/JP2797680B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04128782A (ja) | 1992-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |