JPH0789259B2 - 電子写真記録装置のトナ−満杯検知装置 - Google Patents

電子写真記録装置のトナ−満杯検知装置

Info

Publication number
JPH0789259B2
JPH0789259B2 JP60267087A JP26708785A JPH0789259B2 JP H0789259 B2 JPH0789259 B2 JP H0789259B2 JP 60267087 A JP60267087 A JP 60267087A JP 26708785 A JP26708785 A JP 26708785A JP H0789259 B2 JPH0789259 B2 JP H0789259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
toner container
electrophotographic recording
light
transparent portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60267087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62127784A (ja
Inventor
秀信 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP60267087A priority Critical patent/JPH0789259B2/ja
Publication of JPS62127784A publication Critical patent/JPS62127784A/ja
Publication of JPH0789259B2 publication Critical patent/JPH0789259B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はファクシミリ、プリンター等の電子写真記録装
置の廃トナー量が満杯になったことを検知する装置に関
する。
(従来技術) 少くとも、感光体とクリーニング部を一体とした感光体
カートリッヂを用いる複写機においては、回収トナーの
量がある一定値を超えたときをもってカートリッヂの寿
命とする方式が一般的である。
第10図は従来の圧電センサー検知方式である。薄いゴム
でできたゴムカップ31がケース上部に固定部材32で固定
され、ゴムカップ31の上面は圧電センサ33の振動板と接
触している。通常の接触状態では振動板の振動が妨げら
れることはないが、トナーが満杯になって圧力を及ぼし
始めると振動状態が変化する。この検知時をもってカー
トリッヂの寿命としている。
第11図はフォトセンサ検知方式である。41はゴムカップ
で、上部にヒレ42が設けられている。通常は一点鎖線の
位置にあるが、トナー圧によって押し上げられると実線
の位置となりフォトセンサ43の光をカットする。
前者は衝撃・振動に弱い。一度検知されても機械本体の
動きに伴う振動あるいは衝撃によってトナー収容部のト
ナー密度がわずかに大きくなり、高さが減じてしまう。
よって圧電センサ振動板への圧力が弱くなり、検知しな
くなってしまう。つまり安定性を欠くという問題点があ
った。
又前者、後者共に一度検知されても、ゴムカップを指等
でつぶすと検知しなくなる。これが繰り返されると収容
部のトナー圧が異常に高くなり、回収ロッドのトルクが
増大しジッターなどの異常画像を生じ駆動系の破損を生
ずるという問題点があった。
第12図はフォトセンサ直接検知方式である。透明カップ
25とトナー収容部に隔離部材がないので回収ロッドから
搬送されてきたトナーが収容部内で舞い上がったり、感
光体カートリッヂを機械外部で傾けたりすることなどに
よって、トナーが透明カップ内壁を汚し、誤検知し易い
という問題点があった。
(目 的) 本発明はトナー容器内でトナーが飛散したり、トナー容
器が傾いたりしても誤検知を生じないトナー満杯検知装
置を簡単な構成により安価に提供することを目的として
いる。
(構 成) 本発明は上記目的を達成するため可視像転写後の像担持
体に残存するトナーを除去するクリーニング手段と、光
を通過する透明部を有するトナー容器と、該トナー容器
上面に設けられたトナー容器開口と、除去されたトナー
をトナー容器に搬送する搬送手段と、前記透明部への光
入射手段と透明部を通過した光を検知する手段を有する
電子写真記録装置に於て、光を通過する透明部とトナー
容器開口とを隔離するために前記トナー容器開口全部を
塞ぐ隔離部材を前記トナー容器開口上部に設け、該隔離
部材はトナー容器内のトナー圧が所定以上になった場
合、該トナー圧により隔離機能を失いトナーが透明部に
入り得る如くしたことを特徴とするものである。
以下図示した実施例に基づいて具体的に説明する。第1
図乃至第3図は第1実施例である。第1図は感光体と、
クリーニング部と、トナー収容部が一体となった感光体
カートリッヂである。1はエンドレス状に形成された有
機光導体のベルトであり、3本のローラに掛け渡されて
いる。2は駆動ローラであり、カートリッヂ外部から矢
印方向に駆動されベルトの搬送を行う。3は従動ローラ
で、両端の軸受はカートリッヂケースに固定されてい
る。この従動ローラ3の両端にはテンションアーム4が
ついており、従動ローラ3の軸のまわりに回動できるよ
うになっている。テンションアームの一端にテンション
ローラ5が取り付けられ、一端がケースに固定された圧
縮スプリングがテンションアーム4を下方に付勢するこ
とによりベルト1にテンションがかけられる。次にプロ
セスごとに順を追って動作の説明を行う。まず初めにベ
ルト1の表面はコロナチャージャ7によって負極性に帯
電される。均一な帯電電位を得るためにグリッド8が設
けられ、これはカートリッヂケースに固定されている。
次に原稿像がセルフォックレンズ9によって照射され、
静電潜像が形成される。露光部でのベルト1の平面性を
保つため、露光ガイド板10が用いられている。形成され
た静電潜像は現象ローラ11でトナーを付与され、可視像
化される。一方、レジストローラ12を通過した転写紙13
は可視像に重ね合わされ、背面から転写チャージャ14に
よって負極性の帯電を受け、トナー像が転写される。転
写紙はさらに図示されない定着器を経て、通常のコピー
となる。次に、転写されずに感光体上に残留したトナー
はクリーニングブレード15で掻き落とされる。クリーニ
ングブレード15はブレードホルダ16に固定されている。
ブレードホルダ16はその両端がカートリッヂ両端のピン
(図示せず)にとりつけられ、このまわりに回動できる
ようになっており、スプリング17によってベルト1側に
付勢されている。クリーニングブレード15で掻き落とさ
れたトナーの飛散を防止するために、ポリエステルフィ
ルム製の入口シール18とスポンヂ製のブレード下部シー
ル19が設けられている。クリーニングブレード15で掻き
落とされたトナーは、回収ロッド20で左方のトナー容器
21に搬送される。回収ロッドにはポリエステルフィルム
製の回収ブレード22が当接しておりトナーを掻き落す。
残留トナーを掻き取られたベルト1は除電ランプ23で除
電され、次の複写プロセスに備える。
本発明はこのような電子写真複写機のトナー容器21上部
の開口24の上にアクリル樹脂等の透明カップ25を固定
し、該透明カップ25をはさむように透過型フォトセンサ
26がセットされ、発光部からの光は透明カップ25内を通
過し受光部に達する。27はポリエステルフィルムからな
る隔離部材で、その一端が開口24の周辺部上面24aに接
着され弁のように開口24上面を遮閉している。
次に作用について説明する。回収ロッド20によって搬送
された残留トナーは徐々にトナー容器21内に堆積し遂に
は上部の開口24に達し、更に搬送を続けるとトナーは隔
離部材27を第3図のように押し上げ透明カップ25内に侵
入し、この侵入トナーが一定量以上になると、透明カッ
プ25内を透過する光を遮断し、センサ受光部の出力がオ
フとなりトナー満杯を表示装置に表示し機械本体の動作
を停止する。
第4図は第2実施例で薄い紙、オブラートのような薄シ
ート27′の周辺を開口24周辺部上面24aに貼着して開口2
4をふさいでいる。
第5図乃至第7図は第3実施例である。26′は反射型フ
ォトセンサ、27″は第1実施例の隔離部材27表面をアル
ミ蒸着面とした隔離部材である。
トナーが満杯にならない時は第5図の如く反射型フォト
センサ26′からの光は隔離部材27表面のアルミ蒸着面で
反射して受光部に至る。トナーが満杯になり隔離部材が
27′が第7図の如く押し上げられると反射方向が変わ
り、反射光は受光部に入らず受光部出力がオフになり満
杯を検知する。
第8図、第9図は第4実施例である。27はアルミ箔か
らなる隔離部材で、第2実施例と同様周辺を開口24周辺
部上面24aに貼着して開口24をふさいでいる。トナーが
満杯になると第9図の如く隔離部材27が破れてこゝか
らトナーがあふれ出て、反射型センサ26′からの入射光
はトナーに吸収され受光部出力がオフとなり満杯を検知
する。
(効 果) 本発明によると可視像転写後の像担持体に残存するトナ
ーを除去するクリーニング手段と、光を通過する透明部
を有するトナー容器と、該トナー容器上面に設けられた
トナー容器開口と、除去されたトナーをトナー容器に搬
送する搬送手段と、前記透明部への光入射手段と透明部
を通過した光を検知する手段を有する電子写真記録装置
に於て、光を通過する透明部とトナー容器開口とを隔離
するために前記トナー容器開口全部を塞ぐ隔離部材を前
記トナー容器開口上部に設け、該隔離部材はトナー容器
内のトナー圧が所定以上になった場合、該トナー圧によ
り隔離機能を失いトナーが透明部に入り得る如くなって
いるのでトナー容器内でトナーが飛散したり、トナー容
器が傾いたりしても誤検知を生じないトナー満杯検知装
置を簡単な構成により安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を施した電子写真複写機の
全体概略正面図、第2図は第1図の要部分解斜視図、第
3図は第2図の満杯時正断面図、第4図は本発明の第2
実施例要部斜視図、第5図は本発明の第3実施例未満杯
時要部正断面図、第6図は第5図の分解斜視図、第7図
は第5図の満杯時正断面図、第8図は本発明の第4実施
例要部斜視図、第9図は第8図の満杯時正断面図、第10
図乃至第12図は従来装置の第1乃至第3比較例正断面図
である。 1……感光体ベルト 15……クリーニングブレード 21……トナー容器 24……開口 25……透明キャップ 26……透過型カップ 27,27′,27″,27……隔離部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可視像転写後の像担持体に残存するトナー
    を除去するクリーニング手段と、光を通過する透明部を
    有するトナー容器と、該トナー容器上面に設けられたト
    ナー容器開口と、除去されたトナーをトナー容器に搬送
    する搬送手段と、前記透明部への光入射手段と透明部を
    通過した光を検知する手段を有する電子写真記録装置に
    於て、光を通過する透明部とトナー容器開口とを隔離す
    るために前記トナー容器開口全部を塞ぐ隔離部材を前記
    トナー容器開口上部に設け、該隔離部材はトナー容器内
    のトナー圧が所定以上になった場合、該トナー圧により
    隔離機能を失いトナーが透明部に入り得る如くなした電
    子写真記録装置のトナー満杯検知装置。
  2. 【請求項2】隔離部材をシート状とし、一端を固着して
    弁状となした特許請求の範囲第1項記載の電子写真記録
    装置のトナー満杯検知装置。
  3. 【請求項3】隔離部材を薄膜状とし、所定トナー圧で破
    壊する如くなした特許請求の範囲第1項記載の電子写真
    記録装置のトナー満杯検知装置。
  4. 【請求項4】隔離部材が所定トナー圧で変形し隔離機能
    を失うようにした特許請求の範囲第1項記載の電子写真
    記録装置のトナー満杯検知装置。
  5. 【請求項5】隔離部材が所定トナー圧で破壊変形しない
    時のみ透明部への入射光を隔離部材が反射して光検知部
    材で検知し得る如くなした特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項、第4項記載の電子写真記録装置のトナー満
    杯検知装置。
JP60267087A 1985-11-29 1985-11-29 電子写真記録装置のトナ−満杯検知装置 Expired - Lifetime JPH0789259B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60267087A JPH0789259B2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29 電子写真記録装置のトナ−満杯検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60267087A JPH0789259B2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29 電子写真記録装置のトナ−満杯検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62127784A JPS62127784A (ja) 1987-06-10
JPH0789259B2 true JPH0789259B2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=17439859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60267087A Expired - Lifetime JPH0789259B2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29 電子写真記録装置のトナ−満杯検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0789259B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008058417A (ja) 2006-08-29 2008-03-13 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60133474U (ja) * 1984-02-15 1985-09-05 株式会社リコー 排トナ−回収用ボトル
JPS60172177U (ja) * 1984-04-24 1985-11-14 シャープ株式会社 トナ−ボツクスの交換報知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62127784A (ja) 1987-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5264904A (en) High reliability blade cleaner system
US7623820B2 (en) Image forming apparatus with residual toner conveyance feature for improved detection/collection of accumulated residual toner
US7107002B2 (en) Toner collection apparatus
US4761674A (en) Full waste toner container detector
JP2002341710A (ja) 現像剤収容装置
JPH0789259B2 (ja) 電子写真記録装置のトナ−満杯検知装置
JP2005352402A (ja) 粉体収容装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2851365B2 (ja) 蓄積容器の検出装置
JPS60120384A (ja) トナ−回収装置
JPH0766226B2 (ja) 画像形成装置のトナー回収装置
JP2925419B2 (ja) トナー回収装置および前記トナー回収装置を備えた画像形成装置
JPS58163979A (ja) トナ−回収装置
JPH10312143A (ja) 画像形成装置
JP2797680B2 (ja) 残留トナー回収ボックスの満杯検知装置
JP2794957B2 (ja) 画像形成装置におけるトナー満杯検出装置
JP3009584B2 (ja) トナー回収容器
JP2928376B2 (ja) 画像形成装置
JP2794952B2 (ja) 感光体ユニットのトナー回収ボックスの満杯検出装置
JP2002372901A (ja) 画像形成装置
JP2674097B2 (ja) クリーニング装置のブレードのシール装置
JP2819837B2 (ja) 感光体ユニットのトナー回収ボックスの満杯検出装置
JPH11153933A (ja) 廃トナー回収装置
JPS61114278A (ja) 画像形成材料の集積検出装置
JP3649317B2 (ja) 廃トナー回収装置
JPH0725809Y2 (ja) トナー回収装置