JP2560048Y2 - 環状カッタ等の着脱装置 - Google Patents
環状カッタ等の着脱装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
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- B23B31/1072—Retention by axially or circumferentially oriented cylindrical elements
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鋼板等の硬質材料等に
比較的深い孔を穿孔する作業に使用する環状カッタ等の
着脱装置に関し、更に詳細には、該環状カッタをワンタ
ッチで簡単に着脱できる環状カッタ等の着脱装置に関す
るものである。
比較的深い孔を穿孔する作業に使用する環状カッタ等の
着脱装置に関し、更に詳細には、該環状カッタをワンタ
ッチで簡単に着脱できる環状カッタ等の着脱装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】公知のように硬質材料用の穿孔装置は、
一般に、穿孔刃を下端に設けた穿孔体(環状カッタ)を
回転させると共に、一定速度で送りながら穿孔作業を行
う構造となっている。この装置では、穿孔作業の際に硬
質材料に穿孔する孔の直径に合わせて環状カッタを交換
する必要があるため、環状カッタの交換作業を簡単に行
える様、従来より種々の環状カッタ着脱装置が開発され
てきている。この様な環状カッタ着脱装置の代表的な要
部構成を図面を参照して説明すると、図8は該着脱装置
の側面図、図9は同装置の要部拡大図である(特開昭6
2−74515号公報参照)。なお、図中着脱装置以外
の構成の詳細な説明についてはここでは省略する。
一般に、穿孔刃を下端に設けた穿孔体(環状カッタ)を
回転させると共に、一定速度で送りながら穿孔作業を行
う構造となっている。この装置では、穿孔作業の際に硬
質材料に穿孔する孔の直径に合わせて環状カッタを交換
する必要があるため、環状カッタの交換作業を簡単に行
える様、従来より種々の環状カッタ着脱装置が開発され
てきている。この様な環状カッタ着脱装置の代表的な要
部構成を図面を参照して説明すると、図8は該着脱装置
の側面図、図9は同装置の要部拡大図である(特開昭6
2−74515号公報参照)。なお、図中着脱装置以外
の構成の詳細な説明についてはここでは省略する。
【0003】図において、51はアーバーであり、この
アーバー51は図示せぬ穿孔機に装着され、穿孔作業に
必要な回転と送りが穿孔機より伝達されるようになって
いる。アーバー51には円筒状をした回転伝達体52が
キー53を介して相互回転不能に取り付けられており、
この回転伝達体52の端部には、環状カッタ取付用ボー
ル57の収容孔52aが中心方向に向かって複数貫通し
て穿設されている。
アーバー51は図示せぬ穿孔機に装着され、穿孔作業に
必要な回転と送りが穿孔機より伝達されるようになって
いる。アーバー51には円筒状をした回転伝達体52が
キー53を介して相互回転不能に取り付けられており、
この回転伝達体52の端部には、環状カッタ取付用ボー
ル57の収容孔52aが中心方向に向かって複数貫通し
て穿設されている。
【0004】回転伝達体52の内周面には、後述する構
成の環状カッタ56へ回転力を伝達するための回転伝達
用係合子52bが複数突設されている。更に回転伝達体
52の周囲には前記収容孔52a内に収容された取付用
ボール57を回転伝達体52の中心部に向かって押し出
すための押出操作用スリーブ54が軸方向に摺動自在に
設けられており、この押出操作用スリーブ54と回転伝
達体52との間には押出操作用スリーブ54を図中左方
に付勢するばね55が配置されている。押出操作用スリ
ーブ54は抜け止めリング58によって回転伝達体52
から抜け落ちないよう支持されている。
成の環状カッタ56へ回転力を伝達するための回転伝達
用係合子52bが複数突設されている。更に回転伝達体
52の周囲には前記収容孔52a内に収容された取付用
ボール57を回転伝達体52の中心部に向かって押し出
すための押出操作用スリーブ54が軸方向に摺動自在に
設けられており、この押出操作用スリーブ54と回転伝
達体52との間には押出操作用スリーブ54を図中左方
に付勢するばね55が配置されている。押出操作用スリ
ーブ54は抜け止めリング58によって回転伝達体52
から抜け落ちないよう支持されている。
【0005】一方、環状カッタ56は下端(図中左方
側)に図示せぬ多数の刃を植設し、且つ、下端を開口し
た円筒状に形成されており、この環状カッタ56の上端
には前記回転伝達体52の下端開口部内に挿入可能な挿
入部56aが形成されている。そして前記挿入部56a
の上端には前記回転伝達体52に設けられた回転伝達用
係合子52bと相互に係合可能な突起部56bが形成さ
れており、更に挿入部56aの中間部周囲には、前記取
付用ボール57の挿入用環状溝56cが形成されてい
る。
側)に図示せぬ多数の刃を植設し、且つ、下端を開口し
た円筒状に形成されており、この環状カッタ56の上端
には前記回転伝達体52の下端開口部内に挿入可能な挿
入部56aが形成されている。そして前記挿入部56a
の上端には前記回転伝達体52に設けられた回転伝達用
係合子52bと相互に係合可能な突起部56bが形成さ
れており、更に挿入部56aの中間部周囲には、前記取
付用ボール57の挿入用環状溝56cが形成されてい
る。
【0006】環状カッタ56の中心部には穿孔位置決め
用センターピン60が貫通して出し入れ自在に配置され
ており、このセンターピン60はセンターピンに形成さ
れた係合溝61と係止用ボール62およびばね63とに
よってアーバー51の内周面に保持される。センターピ
ン60は、前記ボール62を介してばね63によって下
方に向けて付勢されており、これによってセンターピン
60に設けられたシール部材64が環状カッタの肩部に
当接して切削油が下方に流入するのを防止している。し
かし、穿孔作業中はセンターピン60は穿孔されるべき
硬質材料と当接し、センターピン60はばね63の付勢
力に抗してアーバー51の孔内に押し込められるため、
前記シール部材64が環状カッタ56の肩部から離れ、
アーバー孔内に注入された切削油は環状カッタの刃先に
供給されることになる。
用センターピン60が貫通して出し入れ自在に配置され
ており、このセンターピン60はセンターピンに形成さ
れた係合溝61と係止用ボール62およびばね63とに
よってアーバー51の内周面に保持される。センターピ
ン60は、前記ボール62を介してばね63によって下
方に向けて付勢されており、これによってセンターピン
60に設けられたシール部材64が環状カッタの肩部に
当接して切削油が下方に流入するのを防止している。し
かし、穿孔作業中はセンターピン60は穿孔されるべき
硬質材料と当接し、センターピン60はばね63の付勢
力に抗してアーバー51の孔内に押し込められるため、
前記シール部材64が環状カッタ56の肩部から離れ、
アーバー孔内に注入された切削油は環状カッタの刃先に
供給されることになる。
【0007】上記装置において環状カッタ56を回転伝
達体52に取り付けるには、押出操作用スリーブ54を
ばね55の付勢力に抗して図中右方に移動させておき、
環状カッタ56の挿入部56aを回転伝達体52の下端
開口部内に挿入し、回転伝達用係合子52bと前記突起
部56bとを係合させる。この時、押出操作用スリーブ
54の押出部は取付用ボール57と対向する位置からず
れるため、同ボール57は外側に向かって移動できるよ
うになり、環状カッタの挿入部56aの挿入動作には何
ら影響を与えない。環状カッタが回転伝達体に完全に取
り付けられた状態で、押出操作用スリーブ54を離す
と、押出操作用スリーブ54はばね55の付勢力で図中
左方に移動し、取付用ボール57を挿入部56aの環状
溝56c内に押し込む。こうして環状カッタ56は回転
伝達体52に一体的に且つ着脱自在に取着される。
達体52に取り付けるには、押出操作用スリーブ54を
ばね55の付勢力に抗して図中右方に移動させておき、
環状カッタ56の挿入部56aを回転伝達体52の下端
開口部内に挿入し、回転伝達用係合子52bと前記突起
部56bとを係合させる。この時、押出操作用スリーブ
54の押出部は取付用ボール57と対向する位置からず
れるため、同ボール57は外側に向かって移動できるよ
うになり、環状カッタの挿入部56aの挿入動作には何
ら影響を与えない。環状カッタが回転伝達体に完全に取
り付けられた状態で、押出操作用スリーブ54を離す
と、押出操作用スリーブ54はばね55の付勢力で図中
左方に移動し、取付用ボール57を挿入部56aの環状
溝56c内に押し込む。こうして環状カッタ56は回転
伝達体52に一体的に且つ着脱自在に取着される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記環状
カッタ着脱装置では、環状カッタを穿孔機に取り付ける
際に、押出操作用スリーブ54をばねの付勢力に抗して
図中右方に移動させた状態で、環状カッタの挿入部を回
転伝達体に挿入して取り付けるため、どうしても両手を
使用しなければならず、環状カッタを片手でワンタッチ
で簡単且つ回転不能に取り付けることができない。
カッタ着脱装置では、環状カッタを穿孔機に取り付ける
際に、押出操作用スリーブ54をばねの付勢力に抗して
図中右方に移動させた状態で、環状カッタの挿入部を回
転伝達体に挿入して取り付けるため、どうしても両手を
使用しなければならず、環状カッタを片手でワンタッチ
で簡単且つ回転不能に取り付けることができない。
【0009】そこで、本考案は、環状カッタ等を片手で
ワンタッチで且つ回転不能に穿孔機に取り付けることが
できる新規な環状カッタ等の着脱装置を提案し上記諸問
題を解決せんとするものである。
ワンタッチで且つ回転不能に穿孔機に取り付けることが
できる新規な環状カッタ等の着脱装置を提案し上記諸問
題を解決せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、アー
バー下端に着脱自在に設けた回転伝達体の中心部に軸孔
を形成し、該軸孔内に切削油流下用の弁体を摺動自在に
配置するとともに該弁体に対向してシール部材を配置
し、前記シール部材は前記軸孔に形成したシール部材の
支持部によって支持されており、さらに、前記支持部に
は前記軸孔と同心に環状カッタのシャンク部一端に形成
した多角形に合致する多角形の孔を形成し、前記弁体は
スプリングの付勢力によって前記シール材に当接され、
環状カッタによって被加工物を加工する際には前記弁体
がシール部材から離間するべく構成され、さらに、前記
回転伝達体の一端には、環状カッタを係止する施錠機構
を設け、該回転伝達体を介して環状カッタをアーバーに
着脱できるようにしたことを特徴とする環状カッタ等の
着脱装置であり、これを課題解決のための手段とするも
のである。
バー下端に着脱自在に設けた回転伝達体の中心部に軸孔
を形成し、該軸孔内に切削油流下用の弁体を摺動自在に
配置するとともに該弁体に対向してシール部材を配置
し、前記シール部材は前記軸孔に形成したシール部材の
支持部によって支持されており、さらに、前記支持部に
は前記軸孔と同心に環状カッタのシャンク部一端に形成
した多角形に合致する多角形の孔を形成し、前記弁体は
スプリングの付勢力によって前記シール材に当接され、
環状カッタによって被加工物を加工する際には前記弁体
がシール部材から離間するべく構成され、さらに、前記
回転伝達体の一端には、環状カッタを係止する施錠機構
を設け、該回転伝達体を介して環状カッタをアーバーに
着脱できるようにしたことを特徴とする環状カッタ等の
着脱装置であり、これを課題解決のための手段とするも
のである。
【0011】
【作用】〔環状カッタ6の取り付け〕 環状カッタ6のシャンク部を回転伝達体2の軸孔部より
挿入すると、シャンク部6bによって施錠ピン7が外方
に押される。この時の力で施錠ピン7は、ガイドリング
9をばねの付勢力に抗して軸方向に移動させながら、傾
斜溝2cに沿って外方に移動する。環状カッタ6の断面
六角形のシャンク先端部6aと回転伝達体2の内周面に
形成した突起2aの六角形の係止孔とが一致するよう環
状カッタ6を回転させる。環状カッタ6のシャンク先端
部6aが回転伝達体2の係止孔に確実に嵌合されると、
この時、シャンク部6bに形成した嵌合用環状溝6cと
施錠ピン7の位置が合う。このため、施錠ピン7はばね
5の付勢力によって嵌合用環状溝6cに押し込まれ環状
カッタと回転伝達体とが取着される。
挿入すると、シャンク部6bによって施錠ピン7が外方
に押される。この時の力で施錠ピン7は、ガイドリング
9をばねの付勢力に抗して軸方向に移動させながら、傾
斜溝2cに沿って外方に移動する。環状カッタ6の断面
六角形のシャンク先端部6aと回転伝達体2の内周面に
形成した突起2aの六角形の係止孔とが一致するよう環
状カッタ6を回転させる。環状カッタ6のシャンク先端
部6aが回転伝達体2の係止孔に確実に嵌合されると、
この時、シャンク部6bに形成した嵌合用環状溝6cと
施錠ピン7の位置が合う。このため、施錠ピン7はばね
5の付勢力によって嵌合用環状溝6cに押し込まれ環状
カッタと回転伝達体とが取着される。
【0012】〔環状カッタ6の取り外し〕 操作スリーブ4を図1の状態から、右方に移動させると
施錠ピン7が前記スリーブ4によって押圧されて傾斜溝
内を外方に移動すると共に保持手段の付勢力に抗してガ
イドリングも上方へ移動する。これによって、環状カッ
タをそのまま下方に引くと、容易に環状カッタ6を回転
伝達体から外すことがきる。
施錠ピン7が前記スリーブ4によって押圧されて傾斜溝
内を外方に移動すると共に保持手段の付勢力に抗してガ
イドリングも上方へ移動する。これによって、環状カッ
タをそのまま下方に引くと、容易に環状カッタ6を回転
伝達体から外すことがきる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明
すると、図1は本考案の実施例に係る環状カッタ着脱装
置の側断面図、図2は環状カッタ着脱装置において、環
状カッタの挿入時の状態を示す一部破断側面図、図3は
環状カッタ着脱装置の操作スリーブの一部を除いた状態
を示す上面図である。図において、1はアーバーであ
り、このアーバー1は図示せぬ穿孔機に装着され、穿孔
作業に必要な回転と送りが穿孔機より伝達されるように
なっている。アーバー1の下端側(図中左方側)には大
径の孔1b、小径の孔1aが連続して形成されており、
この孔には図示せぬ流路より切削油が供給できるように
なっている。
すると、図1は本考案の実施例に係る環状カッタ着脱装
置の側断面図、図2は環状カッタ着脱装置において、環
状カッタの挿入時の状態を示す一部破断側面図、図3は
環状カッタ着脱装置の操作スリーブの一部を除いた状態
を示す上面図である。図において、1はアーバーであ
り、このアーバー1は図示せぬ穿孔機に装着され、穿孔
作業に必要な回転と送りが穿孔機より伝達されるように
なっている。アーバー1の下端側(図中左方側)には大
径の孔1b、小径の孔1aが連続して形成されており、
この孔には図示せぬ流路より切削油が供給できるように
なっている。
【0014】アーバー1下端側の大径の孔1bには図4
に示すような円筒状をした回転伝達体2がネジ3を介し
て相互回転不能に取り付けられている。回転伝達体2の
内周面には後述するシール材12の支持部が形成され、
さらに該支持部には六角形の係止孔を有する突起2aが
形成されており、この六角形の係止孔には後述する環状
カッタ6に形成された断面六角形のシャンク先端部6a
が挿入され相互の回転が禁止できるようになっている
(図7参照)。なお、前記係止孔は必ずしも六角形に限
らずその他の多角形でもよい。また、シャンク先端部6
aを多角形(この例では六角形となっている)にする
と、回転角度が少なくて環状カッタの位置合わせが可能
となる。前記突起2a上部にはシール部材12が取り付
けられ、このシール部材12には、アーバー1の孔1a
内に配置されたばね13によって下方(図中左方)に付
勢されている弁体11が押圧されるようになっている。
このため、図1に示す状態では、孔1a内に供給された
切削油は下方に流下しないが、後述するセンターピン8
によってばね13の付勢力に抗して弁体11が押し上げ
られると、切削油は下方へ流下できるようになる。
に示すような円筒状をした回転伝達体2がネジ3を介し
て相互回転不能に取り付けられている。回転伝達体2の
内周面には後述するシール材12の支持部が形成され、
さらに該支持部には六角形の係止孔を有する突起2aが
形成されており、この六角形の係止孔には後述する環状
カッタ6に形成された断面六角形のシャンク先端部6a
が挿入され相互の回転が禁止できるようになっている
(図7参照)。なお、前記係止孔は必ずしも六角形に限
らずその他の多角形でもよい。また、シャンク先端部6
aを多角形(この例では六角形となっている)にする
と、回転角度が少なくて環状カッタの位置合わせが可能
となる。前記突起2a上部にはシール部材12が取り付
けられ、このシール部材12には、アーバー1の孔1a
内に配置されたばね13によって下方(図中左方)に付
勢されている弁体11が押圧されるようになっている。
このため、図1に示す状態では、孔1a内に供給された
切削油は下方に流下しないが、後述するセンターピン8
によってばね13の付勢力に抗して弁体11が押し上げ
られると、切削油は下方へ流下できるようになる。
【0015】また、回転伝達体2には以下の述べる構成
からなる環状カッタの施錠機構が設けられている。回転
伝達体2の外周面には後述する操作スリーブ4のばね受
けを兼ねた突起2bが形成されている。回転伝達体2の
前記突起2bの下方側(図中左方側)には図4に示すよ
うな下方に向けて斜めに切り込んだ施錠ピン用の傾斜溝
2cが、更にその下方側には後述する操作スリーブ4の
抜け止め用リング10の挿入溝2dが、また、回転伝達
体の外周面には突起2eが形成されている。前記突起2
eは後述するガイドリング9を回転伝達体2に嵌合した
際にガイドリング9の回転を防止するためのものであ
り、そのような機能を奏するものであればどのようなも
のでも良い。回転伝達体2の外周には摺動自在に操作ス
リーブ4が嵌合されており、この操作スリーブ4の下端
には後述するガイドリングと当接する内向フランジ4a
が形成されており、且つ、抜け止め用リング10によっ
て回転伝達体2からの脱落が防止されている。また操作
スリーブ4と回転伝達体2によって形成される隙間には
ガイドリング9が摺動自在に嵌合している。
からなる環状カッタの施錠機構が設けられている。回転
伝達体2の外周面には後述する操作スリーブ4のばね受
けを兼ねた突起2bが形成されている。回転伝達体2の
前記突起2bの下方側(図中左方側)には図4に示すよ
うな下方に向けて斜めに切り込んだ施錠ピン用の傾斜溝
2cが、更にその下方側には後述する操作スリーブ4の
抜け止め用リング10の挿入溝2dが、また、回転伝達
体の外周面には突起2eが形成されている。前記突起2
eは後述するガイドリング9を回転伝達体2に嵌合した
際にガイドリング9の回転を防止するためのものであ
り、そのような機能を奏するものであればどのようなも
のでも良い。回転伝達体2の外周には摺動自在に操作ス
リーブ4が嵌合されており、この操作スリーブ4の下端
には後述するガイドリングと当接する内向フランジ4a
が形成されており、且つ、抜け止め用リング10によっ
て回転伝達体2からの脱落が防止されている。また操作
スリーブ4と回転伝達体2によって形成される隙間には
ガイドリング9が摺動自在に嵌合している。
【0016】ガイドリング9には図3、図5に示すよう
に施錠ピン7を拘束する拘束溝9aが形成されており、
この拘束溝9aによって施錠ピン7の横ズレを防止でき
るようになっている。更にガイドリング9の内周面には
溝9cが形成されていて、この溝9c内に回転伝達体2
の前記突起2eが嵌入するようになっている。ガイドリ
ング9は回転伝達体2に嵌合した状態で、ばね5によっ
て常時、図中、左方に付勢されており、これによって、
回転伝達体4の傾斜溝2c内に嵌入された施錠ピン7を
も図中左方に付勢すべく構成している。この時施錠ピン
7はガイドリング9の拘束溝9aによって横ズレが防止
されている。
に施錠ピン7を拘束する拘束溝9aが形成されており、
この拘束溝9aによって施錠ピン7の横ズレを防止でき
るようになっている。更にガイドリング9の内周面には
溝9cが形成されていて、この溝9c内に回転伝達体2
の前記突起2eが嵌入するようになっている。ガイドリ
ング9は回転伝達体2に嵌合した状態で、ばね5によっ
て常時、図中、左方に付勢されており、これによって、
回転伝達体4の傾斜溝2c内に嵌入された施錠ピン7を
も図中左方に付勢すべく構成している。この時施錠ピン
7はガイドリング9の拘束溝9aによって横ズレが防止
されている。
【0017】上記構成からなる環状カッタの施錠機構
は、図2に示す如く、環状カッタ6のシャンク部によっ
て施錠ピン7が回転伝達体2の中心部から外方に向けて
押されると、ガイドリング9を付勢しているばねの付勢
力に抗して、施錠ピン7はガイドリング9を押しながら
傾斜溝2cに沿って外方に移動する。また、前述の力が
無い時は施錠ピン7はばね5の付勢力によってガイドリ
ング9を介して図中左方に押され、常に回転伝達体2の
傾斜溝2cの最奥部に位置することになる。更に操作ス
リーブ4を、図1の状態からばね5の付勢力に抗してガ
イドリング9と共に図2の状態にまで移動させると、こ
の時には、施錠ピン7は自由に傾斜溝2c内を外方に移
動することができようになる。
は、図2に示す如く、環状カッタ6のシャンク部によっ
て施錠ピン7が回転伝達体2の中心部から外方に向けて
押されると、ガイドリング9を付勢しているばねの付勢
力に抗して、施錠ピン7はガイドリング9を押しながら
傾斜溝2cに沿って外方に移動する。また、前述の力が
無い時は施錠ピン7はばね5の付勢力によってガイドリ
ング9を介して図中左方に押され、常に回転伝達体2の
傾斜溝2cの最奥部に位置することになる。更に操作ス
リーブ4を、図1の状態からばね5の付勢力に抗してガ
イドリング9と共に図2の状態にまで移動させると、こ
の時には、施錠ピン7は自由に傾斜溝2c内を外方に移
動することができようになる。
【0018】環状カッタ6は下端に図示せぬ多数の刃を
植設し、且つ、下端を開口した円筒状に形成されてい
る。環状カッタ6の上端には前記回転伝達体2の内周面
の突起2aに形成された六角形の係止孔に嵌合する断面
六角形のシャンク先端部6aが形成されており、両者を
嵌合すると回転伝達体から環状カッタに回転力を伝達で
きることになる。また、シャンク部の中間部6b周囲に
は、前記施錠ピン7の嵌合用環状溝6cが形成されてい
る。環状カッタ6の中心部には穿孔位置決め用センター
ピン8が貫通して出し入れ自在に配置されており、この
センターピン8は上部に形成されてた頭部8a(図1参
照)によって環状カッタ6からの下方への脱落が防止さ
れている。このようにセンターピンが環状カッタ側に挿
嵌されているためセンターピンが磨耗したりした場合に
センターピンの交換を容易に行うことができる。なお、
上述のように本考案ではアーバーと環状カッタの着脱装
置が別体で設けてあるため、着脱装置の部品加工を容易
に行うことができる。
植設し、且つ、下端を開口した円筒状に形成されてい
る。環状カッタ6の上端には前記回転伝達体2の内周面
の突起2aに形成された六角形の係止孔に嵌合する断面
六角形のシャンク先端部6aが形成されており、両者を
嵌合すると回転伝達体から環状カッタに回転力を伝達で
きることになる。また、シャンク部の中間部6b周囲に
は、前記施錠ピン7の嵌合用環状溝6cが形成されてい
る。環状カッタ6の中心部には穿孔位置決め用センター
ピン8が貫通して出し入れ自在に配置されており、この
センターピン8は上部に形成されてた頭部8a(図1参
照)によって環状カッタ6からの下方への脱落が防止さ
れている。このようにセンターピンが環状カッタ側に挿
嵌されているためセンターピンが磨耗したりした場合に
センターピンの交換を容易に行うことができる。なお、
上述のように本考案ではアーバーと環状カッタの着脱装
置が別体で設けてあるため、着脱装置の部品加工を容易
に行うことができる。
【0019】上記構成からなる環状カッタ着脱装置の作
動を説明する。回転伝達体2はネジ3によってアーバー
1に回転不能に取り付けられるが、この時、回転伝達体
2とアーバー1との間には図1に示すように弁体11が
シール部材12に対してばね13によって押圧されるよ
う配置される。また、回転伝達体2には先述した構成機
能を有する施錠ピン7、ガイドリング9、ばね5、操作
スリーブ4等が取り付けられている。
動を説明する。回転伝達体2はネジ3によってアーバー
1に回転不能に取り付けられるが、この時、回転伝達体
2とアーバー1との間には図1に示すように弁体11が
シール部材12に対してばね13によって押圧されるよ
う配置される。また、回転伝達体2には先述した構成機
能を有する施錠ピン7、ガイドリング9、ばね5、操作
スリーブ4等が取り付けられている。
【0020】〔環状カッタ6の取り付け作動〕 環状カッタ6のシャンク部を回転伝達体2の軸孔部より
挿入すると、シャンク部6bによって施錠ピン7が外方
に押される。この時の力で施錠ピン7は、ガイドリング
9をばねの付勢力に抗して軸方向に移動させながら、傾
斜溝2cに沿って外方に移動する。環状カッタ6の断面
六角形のシャンク先端部6aと回転伝達体2の内周面に
形成した突起2aの六角形の係止孔とが一致するよう環
状カッタ6を回転させる。環状カッタ6のシャンク先端
部6aが環状カッタ2の係止孔に確実に嵌合されると、
この時、シャンク部6bに形成した嵌合用環状溝6cと
施錠ピン7の位置が合う。このため、施錠ピン7はばね
5の付勢力によって嵌合用環状溝6cに押し込まれ環状
カッタと回転伝達体とが取着される。
挿入すると、シャンク部6bによって施錠ピン7が外方
に押される。この時の力で施錠ピン7は、ガイドリング
9をばねの付勢力に抗して軸方向に移動させながら、傾
斜溝2cに沿って外方に移動する。環状カッタ6の断面
六角形のシャンク先端部6aと回転伝達体2の内周面に
形成した突起2aの六角形の係止孔とが一致するよう環
状カッタ6を回転させる。環状カッタ6のシャンク先端
部6aが環状カッタ2の係止孔に確実に嵌合されると、
この時、シャンク部6bに形成した嵌合用環状溝6cと
施錠ピン7の位置が合う。このため、施錠ピン7はばね
5の付勢力によって嵌合用環状溝6cに押し込まれ環状
カッタと回転伝達体とが取着される。
【0021】以上のように、本考案では、片手のみで環
状カッタ6を回転伝達体に挿入するだけでワンタッチで
回転伝達体2にしっかりと取り付けることができ、穿孔
作業に必要な回転と送りがアーバー1を介して穿孔機よ
り環状カッタ6に伝達されることになる。穿孔作業中
は、センターピン8は上方に押し込められ、シール部材
12から弁体11が離れて、切削油が環状カッタの刃先
に供給できるようになる。
状カッタ6を回転伝達体に挿入するだけでワンタッチで
回転伝達体2にしっかりと取り付けることができ、穿孔
作業に必要な回転と送りがアーバー1を介して穿孔機よ
り環状カッタ6に伝達されることになる。穿孔作業中
は、センターピン8は上方に押し込められ、シール部材
12から弁体11が離れて、切削油が環状カッタの刃先
に供給できるようになる。
【0022】〔環状カッタ6の取り外し作動〕 操作スリーブ4を図1の状態から、上方に移動させると
施錠ピン7の両端部が前記操作スリーブ4の内向フラン
ジ4aによって押圧され前記施錠ピン7は傾斜溝2c内
を外方に移動する。この施錠ピン7の移動により圧縮コ
イルバネ5の付勢力に抗してガイドリング9も図中上方
に移動する。従って環状カッタをそのまま下方に引く
と、容易に環状カッタ6を回転伝達体から外すことがき
る。なお、センターピン8も環状カッタ6と共に回転伝
達体から外れる。従ってセンターピン8の先端が磨耗し
た時にはセンターピンも簡単に交換することができる。
施錠ピン7の両端部が前記操作スリーブ4の内向フラン
ジ4aによって押圧され前記施錠ピン7は傾斜溝2c内
を外方に移動する。この施錠ピン7の移動により圧縮コ
イルバネ5の付勢力に抗してガイドリング9も図中上方
に移動する。従って環状カッタをそのまま下方に引く
と、容易に環状カッタ6を回転伝達体から外すことがき
る。なお、センターピン8も環状カッタ6と共に回転伝
達体から外れる。従ってセンターピン8の先端が磨耗し
た時にはセンターピンも簡単に交換することができる。
【0023】なお、本考案は、その精神または主要な特
徴から逸脱することなく他の色々な形で実施すること
が、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、
限定的に解釈してはならない。
徴から逸脱することなく他の色々な形で実施すること
が、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、
限定的に解釈してはならない。
【0024】
【考案の効果】以上詳細に述べた如く本考案によれば、
環状カッタを穿孔機に取り付ける際に、片手でワンタッ
チで簡単に取り付けることができる。また、環状カッタ
を回転伝達体に取り付ける際に、回転伝達体との係合部
が多角形(本実施例では六角形)であるので、環状カッ
タの回転角度が少なくて位置合わせが可能となる。更に
センターピンを環状カッタと共に回転伝達体から取り外
すことができるため、センターピン先端が磨耗した際に
も簡単にセンターピンの交換作業を行うことができる。
また、アーバーと環状カッタの着脱装置が別体で設けて
あるため着脱装置の部品加工、組立および修理が容易に
行うことができる。回転伝達体を案内としてシール材、
弁体、ばねを一体的にアーバーに組付けることができ
る、等々の優れた効果を奏するものである。
環状カッタを穿孔機に取り付ける際に、片手でワンタッ
チで簡単に取り付けることができる。また、環状カッタ
を回転伝達体に取り付ける際に、回転伝達体との係合部
が多角形(本実施例では六角形)であるので、環状カッ
タの回転角度が少なくて位置合わせが可能となる。更に
センターピンを環状カッタと共に回転伝達体から取り外
すことができるため、センターピン先端が磨耗した際に
も簡単にセンターピンの交換作業を行うことができる。
また、アーバーと環状カッタの着脱装置が別体で設けて
あるため着脱装置の部品加工、組立および修理が容易に
行うことができる。回転伝達体を案内としてシール材、
弁体、ばねを一体的にアーバーに組付けることができ
る、等々の優れた効果を奏するものである。
【図1】本考案の実施例に係る環状カッタ着脱装置の側
断面図である。
断面図である。
【図2】環状カッタ着脱装置において、環状カッタの挿
入時の状態を示す一部破断側面図である。
入時の状態を示す一部破断側面図である。
【図3】環状カッタ着脱装置の操作スリーブの一部を除
いた状態を示す上面図である。
いた状態を示す上面図である。
【図4】回転伝達体の正面図と側面図である。
【図5】ガイドリングの正面図、側面図、上面図であ
る。
る。
【図6】図1中のA−A断面図である。
【図7】図1中のB−B断面図である。
【図8】従来の環状カッタ着脱装置の側断面図である。
【図9】従来の環状カッタ着脱装置の要部拡大断面図で
ある。
ある。
1 アーバー 2 回転伝達体 3 ネジ 4 操作スリーブ 5 ばね 6 環状カッタ 7 施錠ピン 8 センターピン 9 ガイドリング 10 抜け止めリング
Claims (3)
- 【請求項1】アーバー下端に着脱自在に設けた回転伝達
体の中心部に軸孔を形成し、該軸孔内に切削油流下用の
弁体を摺動自在に配置するとともに該弁体に対向してシ
ール部材を配置し、前記シール部材は前記軸孔に形成し
たシール部材の支持部によって支持されており、さら
に、前記支持部には前記軸孔と同心に環状カッタのシャ
ンク部一端に形成した多角形に合致する多角形の孔を形
成し、前記弁体はスプリングの付勢力によって前記シー
ル材に当接され、環状カッタによって被加工物を加工す
る際には前記弁体がシール部材から離間するべく構成さ
れ、さらに、前記回転伝達体の一端には、環状カッタを
係止する施錠機構を設け、該回転伝達体を介して環状カ
ッタをアーバーに着脱できるようにしたことを特徴とす
る環状カッタ等の着脱装置。 - 【請求項2】前記施錠機構は、前記回転伝達体の軸孔に
貫通させて形成した一対の傾斜溝内に、環状カッタのシ
ャンク部の係止部に係止する施錠ピンを移動自在に備え
ており、前記回転伝達体の外周には操作スリーブを移動
自在に設けるとともに該スリーブの内側にはばねを介し
て前記施錠ピンを傾斜溝にそって軸心方向に押圧するガ
イドリングを備えてなることを特徴とする請求項1に記
載の環状カッタ等の着脱装置。 - 【請求項3】前記施錠部材は、前記回転伝達体の軸孔に
貫通させて形成した一対の傾斜溝内に、前記環状カッタ
のシャンク部の係止部に係止する施錠ピンを移動自在に
備えており、前記回転伝達体外周には操作スリーブを移
動自在に設け、さらに該スリーブの内側には前記施錠ピ
ンを拘束する拘束溝を有し、且つ、ばねによって回転伝
達体先端に向けて付勢されるガイドリングを摺動自在に
設け、前記施錠ピンをガイドリングの拘束溝によって拘
束しつつ傾斜溝沿って軸心方向に押圧して、環状カッタ
を係止させ、該回転伝達体を介してアーバーに着脱でき
るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の環状カ
ッタ等の着脱装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993010567U JP2560048Y2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 環状カッタ等の着脱装置 |
KR2019930031801U KR960000383Y1 (ko) | 1993-02-18 | 1993-12-31 | 환상커터의 부착이탈 장치 |
GB9401590A GB2275216B (en) | 1993-02-18 | 1994-01-27 | Apparatus for fixing an annular cutter to an arbor |
US08/187,516 US5447397A (en) | 1993-02-18 | 1994-01-28 | Apparatus for fixing an annular cutter to an arbor |
CN94101955A CN1044345C (zh) | 1993-02-18 | 1994-02-02 | 环状钻具的装卸装置 |
DE4403906A DE4403906A1 (de) | 1993-02-18 | 1994-02-08 | Befestigungsvorrichtung für einen Kronenschneider an einer Welle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993010567U JP2560048Y2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 環状カッタ等の着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663212U JPH0663212U (ja) | 1994-09-06 |
JP2560048Y2 true JP2560048Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=11753828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993010567U Expired - Fee Related JP2560048Y2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 環状カッタ等の着脱装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5447397A (ja) |
JP (1) | JP2560048Y2 (ja) |
KR (1) | KR960000383Y1 (ja) |
CN (1) | CN1044345C (ja) |
DE (1) | DE4403906A1 (ja) |
GB (1) | GB2275216B (ja) |
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US5704740A (en) * | 1995-06-26 | 1998-01-06 | Walter Ag | Drilling tool, particularly for metallic materials |
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CZ102596A3 (en) * | 1996-04-09 | 1997-10-15 | Vladimir Ing Hrazdil | Apparatus for grinding and/or polishing metallographic patterns |
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USD424075S (en) | 1998-06-26 | 2000-05-02 | Black & Decker Inc. | Collar for tool bit holder |
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