JP2021160755A - Discharger device for liquid container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、液体容器用吐出器に関する。 The present invention relates to a discharger for a liquid container.
従来の吐出器として、容器体の口頸部へ嵌合可能な装着キャップからシリンダを垂設するとともに、このシリンダ内に、吐出ヘッドを有する作動部材の下部を昇降可能にかつコイルスプリングで上方へ付勢させて挿入させ、かつ作動部材の抜止め手段である補助キャップをシリンダの上端部に打栓させたものが知られている(特許文献1)。
前記補助キャップは、前記シリンダの上端部の外面に嵌着された嵌合筒を有しており、この嵌合筒とシリンダの上端部との対向面に、相互にかみ合う凹凸条(アンダーカット)をそれぞれ設けている。そして前記嵌合筒の上端と連設させて、作動部材の下部の上昇範囲を規制する差込み筒を、シリンダの内側へ垂下している。
As a conventional discharger, a cylinder is vertically hung from a mounting cap that can be fitted to the mouth and neck of the container body, and the lower part of an operating member having a discharge head can be raised and lowered in this cylinder and is moved upward by a coil spring. It is known that an auxiliary cap, which is a means for retaining a working member, is urged and inserted into the upper end of the cylinder (Patent Document 1).
The auxiliary cap has a fitting cylinder fitted to the outer surface of the upper end portion of the cylinder, and an uneven strip (undercut) that meshes with each other on a facing surface between the fitting cylinder and the upper end portion of the cylinder. Are provided respectively. Then, a plug-in cylinder that regulates the ascending range of the lower part of the operating member is hung down inside the cylinder so as to be connected to the upper end of the fitting cylinder.
近年では、環境問題上の観点から、吐出器を装着した容器体内の内容液を使い切ったときに、素材毎に分別し、廃棄することが求められている。例えば吐出器に金属製コイルスプリングが使われていたら、これを残りのパーツから分別して、廃棄することが望ましい。
しかしながら、特許文献1の吐出器では、シリンダの上端部に補助キャップを打栓しているため、コイルスプリングを分別することが容易ではなかった。
In recent years, from the viewpoint of environmental problems, when the content liquid in the container equipped with the discharger is used up, it is required to separate and dispose of each material. For example, if a metal coil spring is used in the discharger, it is desirable to separate it from the remaining parts and dispose of it.
However, in the discharger of
本発明の目的は、簡単な操作で分別廃棄することが可能な液体容器用吐出器を提供することである。 An object of the present invention is to provide a discharger for a liquid container that can be separated and disposed of by a simple operation.
第1の手段は、容器体への挿入用のシリンダ10と、
シリンダ10内に昇降可能に取り付けられるとともに、シリンダ10内から起立するステム30に吐出ヘッド34を付設してなる作動部材26と、
作動部材26の下部28に分離可能に取り付けられ、作動部材26を上方へ付勢するコイルスプリングcと、
前記シリンダ10の上端部である上部周壁16に組み付けられ、前記作動部材26の上方移動の範囲を規制する環状の補助キャップ40と、
を具備し、
前記補助キャップ40は、前記上部周壁16に組み付けられた組付け筒42と、この組付け筒42よりも上方へ起立するとともに、前記吐出ヘッド34へ分離可能に連結された連結筒48とを有しており、
当該連結筒48を吐出ヘッド34から分離させた状態で、この吐出ヘッド34をシリンダ10に対して上下動させることで容器体内の液体をシリンダ内へ吸い込んで吐出ヘッドへ圧送するように設けた液体容器用吐出器であって、
前記シリンダ10の上部周壁16と組付け筒42とを主ネジ部S1を介して螺着させている。
The first means is a
An
A coil spring c that is separably attached to the
An annular
Equipped with
The
A liquid provided so that the liquid in the container is sucked into the cylinder and pumped to the discharge head by moving the
The upper
本手段では、図1に示す如く、シリンダ10内に昇降可能に取り付けられた作動部材26の上方移動の範囲を規制する環状の補助キャップ40を設けている。
この補助キャップ40は、シリンダ10の上部周壁16に組み付けられた組付け筒42と、この組付け筒42より上方へ起立され、前記吐出ヘッド34へ分離可能に連結された連結筒48とを有する。
組付け筒42は、前記上部周壁16へ主ネジ部S1を介して螺着されている。
この構造によれば、前記上部周壁16から組付け筒42を螺脱させ、シリンダ10から作動部材26を引き出すことにより、作動部材26の下部28に分離可能に取り付けられたコイルスプリングcを容易に分別し、廃棄することができる。
As shown in FIG. 1, the present means is provided with an annular
The
The
According to this structure, the
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ前記連結筒48を前記吐出ヘッド34に副ネジ部S2を介して螺着させるとともに、
前記副ネジ部S2及び主ネジ部S1の一方を正ネジに、他方を逆ネジに形成している。
The second means has the first means, and the connecting
One of the secondary screw portion S2 and the main screw portion S1 is formed as a positive screw, and the other is formed as a reverse screw.
本手段では、前記連結筒48を前記吐出ヘッド34に副ネジ部S2を介して螺着させるとともに、図3(A)に示す如く、前記副ネジ部S2及び主ネジ部S1の一方を正ネジに、他方を逆ネジに形成している。
この構造によれば、補助キャップ40の連結筒48から吐出ヘッド34を螺脱させるときに、組付け筒42及び上部周壁16の間の螺合が緩むことがない。
In this means, the connecting
According to this structure, when the
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記シリンダ10は、容器体の口頸部への装着可能な筒状の装着キャップ2から垂設されており、
前記組付け筒42の上端から外方へ突出した外向きフランジ45に破断線52を周設するとともに、この外向きフランジ45の周端から組付け筒42を囲む封緘筒50Bを垂下し、この封緘筒50Bの下端を、前記装着キャップ2の上面に接近させている。
The third means has a first means or a second means, and the
A
本手段では、図5に示す如く、組付け筒42の上端から外向きフランジ45を突設し、この外向きフランジ45に破断線52を周設するとともに、外向きフランジ45の外周端から、前記組付け筒42を囲む封緘筒50Bを垂下している。
前記シリンダ10は、容器体の口頸部102へ嵌合可能な装着キャップ2から垂下しており、この装着キャップ2の上面に前記封緘筒50Bの下端を近接させている。
この構造によれば、封緘筒50Bを回転させることで破断線52を破断させた後でなければ、組付け筒42を回して上部周壁16から螺脱させることができない。
故に不正開封抑制機能を発揮することができる。
In this means, as shown in FIG. 5, an
The
According to this structure, the assembling
Therefore, the function of suppressing unauthorized opening can be exerted.
第1の手段に係る発明によれば、シリンダ10内に取り付けられた作動部材26の上方移動を規制する補助キャップ40を、シリンダ10の上部周壁16に組み付けており、この組付けを、補助キャップ40が有する組付け筒42と前記上部周壁16とを主ネジ部S1を介して螺着することで実現したから、上部周壁16から組付け筒42を螺脱させ、シリンダ10内から作動部材26を引き出すことにより、作動部材26の下部28に分離可能に取り付けられたコイルスプリングcを容易に分別して廃棄することができる。
第2の手段に係る発明によれば、連結筒48を吐出ヘッド34に副ネジ部S2を介して螺着させ、かつ副ネジ部S2及び主ネジ部S1の一方を正ネジに、他方を逆ネジにしたから、連結筒48から吐出ヘッド34を螺脱させる際に主ネジ部S1の螺合が緩まない。
第3の手段に係る発明によれば、組付け筒42の上端から突出した外向きフランジ45に破断線52を周設するとともに、この外向きフランジ45の外周端から組付け筒42を囲む封緘筒50Bを垂下したから、不正開封抑制機能が得られる。
According to the invention according to the first means, an
According to the invention according to the second means, the connecting
According to the invention according to the third means, the
図1から図4は、本発明の第1実施形態に係る液体容器用吐出器を示している。
本実施形態の液体容器用吐出器は、図1に示す如く、装着キャップ2と、シリンダ10と、弁部材24と、作動部材26と、コイルスプリングcと、補助キャップ40とで形成されている。これらの構造は適宜変更することができる。
本発明では、コイルスプリングcは、その他の部材の材料と異なる素材(例えば金属)で形成している。その他の部材は、モノマテリアル化の要請から、単一の材料(例えば合成樹脂)で形成するとよい。
まず本発明の基本的な構成について簡単に説明する。
1 to 4 show a discharger for a liquid container according to the first embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 1, the liquid container discharger of the present embodiment is formed of a
In the present invention, the coil spring c is made of a material (for example, metal) different from the material of other members. Other members may be formed of a single material (for example, synthetic resin) in response to the demand for monomaterialization.
First, the basic configuration of the present invention will be briefly described.
装着キャップ2は、図2に示す如く、容器体100の口頸部102へ嵌合(図示例では螺合)可能な装着筒4を有し、この装着筒4の上端からリング状の頂板6を内方へ突出してなる。
As shown in FIG. 2, the mounting
シリンダ10は、前記装着キャップ2から垂下されている。図示例のシリンダ10は、シリンダ周壁12(中間周壁)の上端部に付設された鍔部14を有し、この鍔部より上方へ延長壁部(上部周壁16)を延設している。前記鍔部14は、前記頂板6の下面側に取り付けてられている。
またシリンダ周壁12の下端からは、図1に示す如く、環状板部19を内方へ突出し、この環状板部よりパイプ嵌合筒(下部周壁20)が垂下されている。
前記パイプ嵌合筒には、吸上げパイプ22の上部を嵌合させている。
前記シリンダ周壁12の上部には通気孔hが開口されている。
The
Further, as shown in FIG. 1, the
The upper part of the
A ventilation hole h is opened in the upper part of the cylinder
弁部材24は、前記シリンダ周壁12の下端部に脚部24aを嵌合させるとともに、この脚部内に弁板24bを支承させている。この弁板24bと環状板部19とは第1逆止弁V1を形成している。
また前記脚部24aの上端からは、連結片24cを介して台座24dを起立している。
前記連結片24cは、コイルスプリング受部を兼用している。具体的には、連結片24cと作動部材26の下部(図示例ではピストンガイド28)との間に、作動部材26を上方へ付勢するコイルスプリングcが介装されている。
The
Further, the
The connecting piece 24c also serves as a coil spring receiving portion. Specifically, a coil spring c that urges the operating
作動部材26は、本実施形態では、図1に示すように、ピストンガイド28と、ステム30と、筒状ピストン32と、吐出ヘッド34と、閉塞筒36とで形成されている。この構造は適宜変更することができる。
図示例のピストンガイド28は、前記台座24dに載置された縦長の本体28aを有する。
この本体の下端からは、フランジ状壁部28bを外方へ張り出している。フランジ状壁部28bの下面には、コイルスプリングcの上端を突き当てている。
またフランジ状壁部28bの周端からは垂下筒部28cを垂設させており、この垂下筒部28c内にコイルスプリングcの上部を分離可能に取り付けている。
前記本体28aの上部には、ステム30の下部が嵌合されている。ステム30の上部には、吐出ヘッド34が連結されている。
前記ステム30の下端部は拡径部に形成されている。この拡径部と前記フランジ状壁部28bとの間には、シリンダ10の内面を摺動する筒状ピストン32が昇降可能に遊嵌されている。
前記筒状ピストン32の下端と前記フランジ状壁部28bの上面とで第2逆止弁V2が形成されている。
前記吐出ヘッド34は、天板34aの中央部から取付筒部34bを垂下しており、この取付筒部34bを前記ステム30の上端部に嵌着させている。また前記取付筒部34bを囲む内筒部34cが天板34aの裏面から、外筒部34dが天板34aの周端からそれぞれ垂下されている。
前記内筒部34cは、吐出ヘッド34を下限位置まで押し下げたときに、補助キャップ40へ留め付けるための係止筒である。内筒部34cの内面には副メネジ35が形成されている。
さらに前記取付筒部34bの上端から、内筒部34c及び外筒部34dを貫通させて、ノズル34eを側外方へ突設させている。
閉塞筒36は、図1に示すように、前記ステム30を囲む垂直筒部36aの下端に付設した閉塞部36bを有し、前記作動部材の押下げ状態で、前記閉塞部が前記通気孔hを閉塞するように形成している。
In the present embodiment, the operating
The piston guide 28 of the illustrated example has a vertically long main body 28a mounted on the
A flange-shaped
Further, a hanging cylinder portion 28c is vertically hung from the peripheral end of the flange-shaped
The lower part of the
The lower end of the
A second check valve V2 is formed at the lower end of the
The
The
Further, the
As shown in FIG. 1, the closing
補助キャップ40は、作動部材26の上方移動の範囲を規制する抜止め手段である。
本実施形態の補助キャップ40は、前記上部周壁16に組み付けられた組付け筒42を有する。
前記組付け筒42の上端からは、図2に示す如く、水平な連結壁部44を内方へ突設し、この連結壁部44の内端から上部周壁16の内側へ垂下する差込み筒46と、当該内端から起立された連結筒48とを連設している。
連結筒48は、吐出ヘッド34を下限位置まで下降させた状態で、前記内筒部34cと分離可能に連結することで、吐出ヘッドの下降状態を保持している。
図示例では、連結筒48の外面には、前記副メネジ35とかみ合う副オネジ49が形成されている。これら副メネジ35及び副オネジ49で副ネジ部S2を形成している。
また前記組付け筒42の上端からは、外向きフランジ45を介して外周筒50を垂下している。この外周筒は、補助キャップの最も外周側に位置する筒部である。
本実施形態における外周筒50は、操作筒50Aとしての役割を有する。すなわち、この操作筒50Aを把持して、前記組付け筒42を前記上部周壁16に組付けることができるようにしている。
図示例では、前記操作筒50Aの外面を、指掛け用凹凸面54に形成している。
The
The
As shown in FIG. 2, a horizontal connecting
The connecting
In the illustrated example, a secondary
Further, the outer
The outer
In the illustrated example, the outer surface of the
ここまでの構成において、吐出器を使用するときには、図1に想像線で示すように、吐出器を容器体の口頸部に装着した後に、吐出ヘッド34を開方向へ回転させればよい。そうすると、前記内筒部34cが前記連結筒48から螺脱し、コイルスプリングcの上方付勢力により、作動部材26が上昇する。
吐出ヘッド34を押し下げると、第1逆止弁V1が閉じるとともに第2逆止弁V2が開いて、シリンダ10内の液体が第2逆止弁V2を通過し、ノズル34eから吐出される。また前記押下げを解放すると、作動部材26の上昇によりシリンダ10内が負圧化し、第2逆止弁V2が閉じるとともに第1逆止弁V1が開き、容器体100内の液体がシリンダ10内に吸い上げられる。
In the configuration so far, when the discharger is used, as shown by an imaginary line in FIG. 1, the
When the
本発明においては、前記組付け筒42を、シリンダ10の上部周壁16に螺着している。
すなわち、前記上部周壁16の外面に主オネジ18を、また組付け筒42の内面に主オネジとかみ合う主メネジ43をそれぞれ形成している。
そして、これら主オネジ18及び主メネジ43で形成する主ネジ部S1により、シリンダ10に対する補助キャップ40の組付けを可能としている。
特許文献1のように、補助キャップ及びシリンダの嵌合部位の対向面同士にそれぞれ凹凸条を設け、強制的に噛み合わせる打栓形式では、そのかみ合い状態から、シリンダから補助キャップを外すことが容易ではない。
これに比べて、本発明では、図3(B)に示す如く、補助キャップ40を開方向へ回転させる操作により、容易に補助キャップ40をシリンダ10から外すことができる。
故に、容器体100内の内容物を使い切った後に、補助キャップ40をシリンダ10から外し、作動部材26をシリンダ10内から引き出すことにより、作動部材26の下部28からコイルスプリングcを分離できる。そしてコイルスプリングcを、吐出器の残りの部材から分別して廃棄することができる。
なお、シリンダ10から補助キャップ40を取り外す作業は、図3(B)に示す状態だけではなく、図1のように吐出ヘッド34が補助キャップ40に連結された状態からでも、行うことができる。
In the present invention, the
That is, a main
The main screw portion S1 formed by the main
As in
In comparison with this, in the present invention, as shown in FIG. 3B, the
Therefore, the coil spring c can be separated from the
The operation of removing the
好適な一実施形態として、前記主ネジ部S1の螺旋の向きと副ネジ部S2の螺旋の向きは逆向きに形成することが好ましい(図3(A)参照)。
例えば副ネジ部S2を正ネジ(ネジを頭から見て右に回すと締まるネジ)とするとともに、主ネジ部S1を逆ネジ(ネジを頭から見て左に回すと締まるネジ)に形成するとよい。
このようにする理由は、仮に主ネジ部S1及び副ネジ部S2の螺旋の向きが同じであると、図1に示す状態より、吐出ヘッド34を補助キャップ40から上昇させる際に、主ネジ部S1の螺合が緩んでしまう可能性があるからである。
たとえば利用者が吐出ヘッド34の内筒部34cを補助キャップ40の連結筒48に螺合させる際に、必要以上に回転力を加えて副ネジ部S2を固く締めてしまうと、次に吐出ヘッド34を螺上昇させる際に、吐出ヘッド34の外筒部34dに加えた回転力が副ネジ部S2を介して主ネジ部S1に伝達され、主ネジ部S1での螺合が緩んでしまうことがあり得る。
本発明のように主ネジ部S1及び副ネジ部S2の螺旋の向きを逆向きに形成すると、前記回転力が主ネジ部S1に伝達されることがあっても、主ネジ部S1の螺合が緩むことはない。
故に吐出ヘッド34を螺上昇させようとするときに、意に反して補助キャップ40もシリンダ10から外れてしまうことを防止できる。
As a preferred embodiment, it is preferable that the direction of the spiral of the main screw portion S1 and the direction of the spiral of the sub screw portion S2 are opposite to each other (see FIG. 3A).
For example, if the secondary screw portion S2 is a positive screw (a screw that tightens when the screw is turned to the right when viewed from the head) and the main screw portion S1 is formed as a reverse screw (a screw that tightens when the screw is turned to the left when viewed from the head). good.
The reason for doing so is that if the directions of the spirals of the main screw portion S1 and the sub screw portion S2 are the same, the main screw portion is used when the
For example, when the user screwes the
When the spirals of the main screw portion S1 and the sub screw portion S2 are formed in opposite directions as in the present invention, the main screw portion S1 is screwed even if the rotational force is transmitted to the main screw portion S1. Will not loosen.
Therefore, it is possible to prevent the
前記構成において、図1の状態より、吐出ヘッド34を補助キャップ40から外すためには、図3(A)に示すように、吐出ヘッド34を正ネジの開方向(真上から見て左回り)に回転させればよい。
次に、容器体内の液体を使い切った後には、図3(B)に示す如く、操作筒50Aの両側を摘持して逆ネジの開方向(真上から見て右回り)に回転させればよい。そうすることで、組付け筒42が上部周壁16から螺脱する。なお、前述の通り、図1の状態からでも、操作筒50Aを摘持して回転させ、組付け筒42を螺脱させることができる。
次に、吐出ヘッド34を把持して、引き上げると、図4に示すように、作動部材26がシリンダ10から引き出され、これにより、作動部材26の下部に取り付けられたコイルスプリングcも引き上げることができる。
そして作動部材26からコイルスプリングcを外して、分別し、廃棄すればよい。
In the above configuration, in order to remove the
Next, after the liquid in the container is used up, as shown in FIG. 3 (B), both sides of the
Next, when the
Then, the coil spring c may be removed from the operating
以下、本発明の他の実施形態に係る液体容器用吐出器を説明する。これらの説明において第1実施形態と同じ構成に関しては解説を省略する。 Hereinafter, the discharger for a liquid container according to another embodiment of the present invention will be described. In these explanations, the description of the same configuration as that of the first embodiment will be omitted.
図5から図7は、本発明の第2実施形態に係る液体容器用吐出器を示している。本実施形態では、前記外向きフランジ45に、上方から見て環状の破断線52を周設している。
本実施形態において、外向きフランジ45から垂設された外周筒50は、封緘筒50Bの役割を有する。この封緘筒50Bの下端は、前記装着キャップ2の頂板6に近接させている。
この構成において、図6(A)に想像線で示すように前記封緘筒50Bを把持し、引き上げると、破断線52が破断される。
その結果、図6(B)に実線で示すように、封緘筒50Bが組付け筒42の周囲から除去される。
この状態で、図6(B)に想像線で示すように、前記組付け筒42の外周面を指で摘持して開方向へ回転させ、組付け筒42を前記上部周壁16から螺脱させればよい。
なお、外向きフランジ45が組付け筒42の回転操作の邪魔にならないように、前記破断線52は、外向きフランジ45の内周側に周設することが望ましい。
次に、図7に示すように、組付け筒42を摘持して引き上げると、作動部材26及びコイルスプリングcを、シリンダ10内から引き出すことができる。
この構成では、補助キャップ40をシリンダ10から外すと、前記封緘筒50Bが補助キャップから除去され、開封した痕跡が明瞭に残る。故に、不正な開封を試みる者に対しての抑止効果を奏する。
前記破断線52は、図示例では、間欠部(ミシン目)に形成しているが、例えば弱化線に形成することもできる。
また前記組付け筒42の外周面には、図6(B)に示す如く、周方向に間欠的に縦向きの指掛け用リブ51を形成している。
5 to 7 show a discharger for a liquid container according to a second embodiment of the present invention. In the present embodiment, the
In the present embodiment, the outer
In this configuration, when the
As a result, as shown by the solid line in FIG. 6B, the sealing
In this state, as shown by an imaginary line in FIG. 6B, the outer peripheral surface of the
It is desirable that the breaking
Next, as shown in FIG. 7, when the
In this configuration, when the
In the illustrated example, the
Further, as shown in FIG. 6B, vertical
2…装着キャップ 4…装着筒 6…頂板
10…シリンダ 12…シリンダ周壁 14…鍔部
16…上部周壁 18…主オネジ 19…環状板部
20…下部周壁 22…吸上げパイプ
24…弁部材 24a…脚筒 24b…弁板 24c…連結片
24d…台座部
26…作動部材 28…ピストンガイド(下部) 28a…本体
28b…フランジ状壁部 28c…垂下筒部 30…ステム 32…筒状ピストン
34…吐出ヘッド 34a…天板 34b…取付筒部
34c…内筒部(係止筒) 34d…外筒部 34e…ノズル
35…副メネジ
36…閉塞筒 36a…垂直筒部 36b…閉塞部
40…補助キャップ 42…組付け筒 43…主メネジ 44…連結壁部
45…外向きフランジ 46…差込み筒 48…連結筒 49…副オネジ
50…外周筒 50A…操作筒 50B…封緘筒
51…指掛け用リブ 52…破断線(間欠片)
54…指掛け用凹凸面 100…容器体 102…口頸部
c…コイルスプリング h…通気孔
S1…主ネジ部 S2…副ネジ部
V1…第1逆止弁 V2…第2逆止弁
2 ... Mounting
16 ... Upper
54 ... Concavo-convex surface for
S1 ... Main screw part S2 ... Secondary screw part
V1 ... 1st check valve V2 ... 2nd check valve
Claims (3)
シリンダ(10)内に昇降可能に取り付けられるとともに、シリンダ(10)内から起立するステム(30)に吐出ヘッド(34)を付設してなる作動部材(26)と、
作動部材(26)の下部(28)に分離可能に取り付けられ、作動部材(26)を上方へ付勢するコイルスプリング(c)と、
前記シリンダ(10)の上端部である上部周壁(16)に組み付けられ、前記作動部材(26)の上方移動の範囲を規制する環状の補助キャップ(40)と、
を具備し、
前記補助キャップ(40)は、前記上部周壁(16)に組み付けられた組付け筒(42)と、この組付け筒(42)よりも上方へ起立するとともに、前記吐出ヘッド(34)へ分離可能に連結された連結筒(48)とを有しており、
当該連結筒(48)を吐出ヘッド(34)から分離させた状態で、この吐出ヘッド(34)をシリンダ(10)に対して上下動させることで容器体内の液体をシリンダ内へ吸い込んで吐出ヘッドへ圧送するように設けた液体容器用吐出器であって、
前記シリンダ(10)の上部周壁(16)と組付け筒(42)とを主ネジ部(S1)を介して螺着させたことを特徴とする、液体容器用吐出器。 Cylinder (10) for insertion into the container body,
An operating member (26) that is vertically mounted in the cylinder (10) and has a discharge head (34) attached to a stem (30) that stands up from the cylinder (10).
A coil spring (c) that is detachably attached to the lower part (28) of the operating member (26) and urges the operating member (26) upward.
An annular auxiliary cap (40) that is assembled to the upper peripheral wall (16), which is the upper end of the cylinder (10), and regulates the range of upward movement of the operating member (26).
Equipped with
The auxiliary cap (40) stands up above the assembly cylinder (42) assembled to the upper peripheral wall (16) and the assembly cylinder (42), and can be separated into the discharge head (34). Has a connecting cylinder (48) connected to
With the connecting cylinder (48) separated from the discharge head (34), the discharge head (34) is moved up and down with respect to the cylinder (10) to suck the liquid in the container into the cylinder and discharge the head. It is a discharger for a liquid container provided so as to be pumped to.
A discharger for a liquid container, characterized in that an upper peripheral wall (16) of the cylinder (10) and an assembly cylinder (42) are screwed together via a main screw portion (S1).
前記副ネジ部(S2)及び主ネジ部(S1)の一方を正ネジに、他方を逆ネジに形成したことを特徴とする、請求項1に記載の液体容器用吐出器。 The connecting cylinder (48) is screwed to the discharge head (34) via the auxiliary screw portion (S2), and the connecting cylinder (48) is screwed to the discharge head (34).
The discharger for a liquid container according to claim 1, wherein one of the secondary screw portion (S2) and the main screw portion (S1) is formed as a positive screw and the other as a reverse screw.
前記組付け筒(42)の上端から外方へ突出した外向きフランジ(45)に破断線(52)を周設するとともに、この外向きフランジ(45)の周端から組付け筒(42)を囲む封緘筒(50B)を垂下し、この封緘筒(50B)の下端を、前記装着キャップ(2)の上面に接近させたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の液体容器用吐出器。
The cylinder (10) is vertically hung from a tubular mounting cap (2) that can be mounted on the mouth and neck of the container body.
A breaking line (52) is provided around the outward flange (45) protruding outward from the upper end of the assembly cylinder (42), and the assembly cylinder (42) is provided from the peripheral end of the outward flange (45). The liquid according to claim 1 or 2, wherein a sealing cylinder (50B) surrounding the sealing cylinder (50B) is hung down, and the lower end of the sealing cylinder (50B) is brought close to the upper surface of the mounting cap (2). Discharger for containers.
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2020
- 2020-03-31 JP JP2020063660A patent/JP7348128B2/en active Active
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