JP2020145864A - 電気導体の挿入装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステータコアに厚みのバラツキが生じている場合であっても、各スロットに電気導体の所定部位を容易に挿入する。【解決手段】挿入装置は、電気導体10の所定部位12をステータコア20のスロット22に案内する導体案内部材92と、該導体案内部材92を支持する支持体90と、該支持体90をステータコア20の直径方向に沿って変位させる支持体用変位機構302a〜302lとを備える。支持体用変位機構302a〜302lと支持体90との間には、該支持体90をフローティング保持した保持部材64が介在する。【選択図】図4
Description
本発明は、ステータコアに形成されたスロットに対して電気導体の所定部位を挿入するための電気導体の挿入装置に関する。
モータや発電機等の回転電機を構成するステータとして、スロットが形成されたステータコアと、2本の脚部と湾曲部を有し略U字形状をなす電気導体(以下、「セグメント」とも表記する)とを有するものが知られている。このステータでは、スロットに前記脚部が挿入され、さらに、スロットから露出した脚部同士が接合されて電気的に接続される。
なお、スロット内には絶縁紙が予め収容されている。本出願人は、特許文献1において、スロットに挿入されて絶縁紙を押圧しながら脚部を案内することが可能な第1拡開板及び第2拡開板をそれぞれ2枚備える挿入装置を提案している。この場合、絶縁紙がスロットの内壁に押し付けられるので、スロットにセグメントの脚部を挿入するときに脚部が絶縁紙に引っ掛かることが防止される。その結果として、絶縁紙がスロットから押し出されたり、破損したりすることが防止される。
ところで、前記ステータコアは、薄肉で且つリング形状をなす電磁鋼板を複数枚積層することで構成されることが多い。1枚の電磁鋼板の肉厚は全部位にわたって均等ではなく、実際には、部位によって公差の範囲内で相違する。従って、ステータコアを構成したとき、該ステータコアの積層厚み(高さ)も均等ではなく、部位によって公差の範囲内で相違する。
このように高さにバラツキが生じたステータコアの各スロットに対して第1拡開板及び第2拡開板を一斉に挿入しようとすると、高さが大きな部位に形成されたスロットでは第1拡開板及び第2拡開板が挿入される一方、高さが小さな部位に形成されたスロットでは第1拡開板及び第2拡開板が未だ挿入されていないという事態が起こり得る。この場合、後者では、第1拡開板及び第2拡開板による案内が、脚部がスロットに到達する途中までとなってしまう。
この観点から、本出願人により、特許文献2において、押圧子でステータコアを押圧することで該ステータコアの高さを均等化する挿入装置が提案されるに至っている。
本発明は上記した技術に関連してなされたもので、ステータコアの高さ(厚み)にバラツキが生じていたとしても、導体案内部材による電気導体の所定部位の案内を、前記所定部位がスロットに挿入されるまで継続させることが可能な電気導体の挿入装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一実施形態によれば、ステータコアに複数個形成されるとともに、前記ステータコアの直径方向に沿って延在する直径方向辺と、周方向に沿って延在する周方向辺とを有し、且つ各々に絶縁紙が配設されたスロットに対して電気導体の所定部位を挿入する電気導体の挿入装置であって、
前記電気導体の前記所定部位をスロット内に案内する導体案内部材と、
前記導体案内部材を支持する支持体と、
を備え、
前記導体案内部材が軸方向にフローティング可能に設けられている、電気導体の挿入装置が提供される。
前記電気導体の前記所定部位をスロット内に案内する導体案内部材と、
前記導体案内部材を支持する支持体と、
を備え、
前記導体案内部材が軸方向にフローティング可能に設けられている、電気導体の挿入装置が提供される。
なお、導体案内部材を軸方向にフローティング可能に設けるには、例えば、電気導体の所定部位を案内する導体案内部材を支持した支持体と、該支持体をステータコアの直径方向に沿って変位させる支持体用変位機構との間に保持部材を介在させるとともに、前記保持部材に対して前記支持体をフローティング保持すればよい。
本発明によれば、導体案内部材を軸方向にフローティング可能に設けるようにしている。このため、ステータコアの厚みにバラツキが生じ、高さが大きな部位(高高度部位)及び小さな部位(低高度部位)が存在する場合、高高度部位に対応する支持体を停止させた状態で、低高度部位に対応する支持体をさらに変位させることが可能となる。
従って、低高度部位に対応する支持体においても、該支持体に支持された導体案内部材によって絶縁紙がスロットの内壁に押さえ付けられる。このため、電気導体の所定部位をスロットに挿入する際、絶縁紙が位置ズレを起こすことや、破損することを回避することができる。
しかも、この場合、ステータコアを押圧して該ステータコアの全周にわたって厚みを揃える必要がないため、挿入装置全体の設備の剛性を下げることが可能になり、設備が安価となり且つ小型化できる。
以下、本発明に係る電気導体の挿入装置につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以降では、電気導体の挿入装置を「脚部挿入装置」とも表記する。
はじめに、図1に示すセグメント10(電気導体)につき説明する。セグメント10は、2本の脚部12と、脚部12同士の間に介在するターン部14とを有する。ターン部14は、一方の脚部12から他方の脚部12に向かうようにして湾曲しており、このため、セグメント10は略U字形状をなす。
ターン部14には、蛇行した形状のクランク部16が形成される。このクランク部16により、セグメント10において、ステータコアの径方向に沿う方向にズレが生じる。
脚部12は、図2及び図3に示すステータコア20に形成された複数個のスロット22に挿入される。ステータコア20は、例えば、薄肉のコアプレートが図2の紙面に直交する方向に積層された積層体として構成され、円環部24と、該円環部24の外周部から直径方向外方に沿って突出した複数個のタブ部(本実施の形態では、第1タブ部26a〜第6タブ部26fの6個)とを有する。スロット22は、円環部24の内周側に放射状に延在するように形成されている。この場合、スロット22の個数は72個である。
各スロット22は、円環部24の直径方向に沿う方向が長手方向となる。結局、スロット22は、図3に示すように、円環部24の直径方向に沿って延在する2本の長辺(直径方向辺)、すなわち、時計回りで下流側の第1長辺28a、時計回りで上流側の第2長辺28bと、円環部24の周方向に沿って延在する2本の短辺(周方向辺)、すなわち、内周側の第1短辺30a、外周側の第2短辺30bとを有する。なお、第1短辺30aは、その一部が切り欠かれている。この切り欠きにより、第1短辺30aに、円環部24の内周側に臨んで開口する内周側溝32が形成される。
第1タブ部26a〜第6タブ部26fは、互いに等間隔で離間するようにして設けられる。第1タブ部26a〜第6タブ部26fは、円環部24の外周部を底辺とし、この底辺が最長である二等辺三角形に近似される形状をなすが、突出先端は湾曲して丸みを帯びている。第1タブ部26a〜第6タブ部26fの略中央には、締結孔34が形成される。この締結孔34には、ステータST(図20参照)をケーシングに連結するとともにプレートコア同士を緊締するための締結部材であるボルト(図示せず)が通される。
次に、スロット22にセグメント10の脚部12を挿入するための脚部挿入装置(電気導体の挿入装置)につき説明する。脚部挿入装置は、図2及び図4に示す外周側ガイド部50と、図4に示す内周側ガイド部52(第2の支持体)とを備える。外周側ガイド部50は、脚部挿入装置の所定箇所に位置決め固定されたステータコア20の外周を囲繞し、一方の内周側ガイド部52は、ステータコア20の内周側に進退可能に挿入される。
外周側ガイド部50は、図2及び図4に示す円板形状の台座54を有する。台座54上には、円環部24の直径方向に沿って延在する案内レール58が36本敷設されており、各案内レール58上には、駆動スライダ400、第1従動スライダ402、第2従動スライダ404のいずれかが摺動体60を介して変位可能に設けられる。駆動スライダ400は、第1従動スライダ402と第2従動スライダ404との間に挟まれるように配置される。駆動スライダ400、第1従動スライダ402及び第2従動スライダ404は、これら3個のスライダ400、402、404で1組のスライダユニットを構成する。本実施の形態では、12組のスライダユニット、すなわち、第1スライダユニット406a〜第12スライダユニット406lが設けられる。
図5に詳細を示すように、駆動スライダ400の上面にはピン状嵌合部410が突出形成されるとともに、第1従動スライダ402、第2従動スライダ404の上面には第1変位支援用カムフォロワ412、第2変位支援用カムフォロワ414がそれぞれ突出形成される。また、第1従動スライダ402から駆動スライダ400を経て第2従動スライダ404に至るまで、長尺な平板形状のリンク部材416が架け渡される。リンク部材416の長手方向略中央部には連結孔418が貫通形成され、両端部には第1長穴420、第2長穴422が貫通形成されている。ピン状嵌合部410は連結孔418に嵌合され、第1変位支援用カムフォロワ412、第2変位支援用カムフォロワ414は第1長穴420、第2長穴422にそれぞれ通される。
第1スライダユニット406a〜第12スライダユニット406lは、それぞれ、第1アクチュエータ302a〜第12アクチュエータ302l(支持体用変位機構)の作用下に、ステータコア20の円環部24の直径方向に沿って互いに接近又は離間するように変位する。一層詳細には、第1アクチュエータ302a〜第12アクチュエータ302lの各々は、サーボモータ304と、該サーボモータ304の作用下に前進又は後退する案内軸306とを有する。図5に第1アクチュエータ302aを例示して示すように、第1アクチュエータ302aの案内軸306の先端には、駆動スライダ400が連結されている。
すなわち、第1アクチュエータ302aの案内軸306が前進又は後退すると、駆動スライダ400が案内軸306と一体的に前進又は後退する。第1従動スライダ402及び第2従動スライダ404がリンク部材416を介して駆動スライダ400に連結されているため、第1従動スライダ402及び第2従動スライダ404が駆動スライダ400に追従して前進又は後退する。
ここで、第1アクチュエータ302a、第7アクチュエータ302gの各駆動スライダ400のステータコア20に臨む前端には、第1タブ部26a、第4タブ部26dにそれぞれ係合可能な係合子310、副係合子312(特に図12参照)が設けられている。係合子310と副係合子312は対向する位置関係にあり、その位相差は約180°である。
図6は、係合子310の要部拡大平面図である。なお、後述するブラケット64や支持ブロック90等(いずれも図4参照)の図示は省略している。この図6に示すように、係合子310の先端には、1組の位置合わせ用カムフォロワ316aが転動体として設けられる。位置合わせ用カムフォロワ316a同士の間には、第1タブ部26aが進入して係合する。副係合子312においても同様に、その先端に1組の位置合わせ用カムフォロワ316bが設けられる(図12参照)。第4タブ部26dは、位置合わせ用カムフォロワ316b同士の間に進入して係合する。
これに対し、残余の第2アクチュエータ302b〜第6アクチュエータ302f、第8アクチュエータ302h〜第12アクチュエータ302lの各駆動スライダ400には、先端が平坦面である押圧子314が突出形成されている。この中、第3アクチュエータ302c、第5アクチュエータ302e、第9アクチュエータ302i、第11アクチュエータ302kの押圧子314は、第2タブ部26b、第3タブ部26c、第5タブ部26e及び第6タブ部26fの先端にそれぞれ当接する。さらに、第2アクチュエータ302bの押圧子314は第1タブ部26a〜第2タブ部26b間の外縁に当接し、第4アクチュエータ302dの押圧子314は第2タブ部26b〜第3タブ部26c間の外縁に当接する。同様に、第6アクチュエータ302f、第8アクチュエータ302h、第10アクチュエータ302j、第12アクチュエータ302lの押圧子314は、それぞれ、第3タブ部26c〜第4タブ部26d間、第4タブ部26d〜第5タブ部26e間、第5タブ部26e〜第6タブ部26f間、第6タブ部26f〜第1タブ部26a間の各外縁に当接する。
駆動スライダ400、第1従動スライダ402、第2従動スライダ404の各上面には、保持部材としてのブラケット64がそれぞれ設けられる(図4参照)。ブラケット64は、駆動スライダ400、第1従動スライダ402、第2従動スライダ404よりもステータコア20の外周に向かって突出するようにして、連結ボルト66及び連結ピン68を介して駆動スライダ400、第1従動スライダ402又は第2従動スライダ404に連結される。
ブラケット64の、ステータコア20側に突出した先端には、下面側に2個の段付孔70が形成され、且つ上面側に2個の取付孔72が形成される。2個の段付孔70は、円環部24の直径方向内周側、外周側に位置し、2個の取付孔72は、段付孔70の各々に連なる。各取付孔72には、支持体案内部材の1つである案内ロッド74の短尺な頭部がそれぞれ挿入される。案内ロッド74には頭部よりもさらに大径なフランジ部76が形成され、このフランジ部76が取付孔72の開口近傍に堰き止められる。
また、案内ロッド74の頭部には雌ネジ部が形成されており、該雌ネジ部に、段付孔70から通された据付ボルト78の雄ネジ部が螺合される。これにより、案内ロッド74が取付孔72に位置決め固定される。段付孔70の段部は、据付ボルト78の頭部のストッパとなる。
ブラケット64には、さらに、取付孔72同士の間に、その内周壁に雌ネジ部が形成された螺合穴80が刻設される。螺合穴80には、支持体案内部材の1つである案内ボルト82の雄ネジ部が螺合される。この案内ボルト82が通された後述するコイルスプリング124を介して、ブラケット64に対し、支持ブロック90(支持体)がいわゆるフローティング支持されている。このように、ブラケット64は、支持体用変位機構(直径方向変位機構)である第1アクチュエータ302a〜第12アクチュエータ302lと、支持体である支持ブロック90との間に介在し、第1アクチュエータ302a〜第12アクチュエータ302lに対して支持ブロック90を保持するための保持部材としての役割を果たす。
図7は、支持ブロック90、三方案内部材92(導体案内部材)、外側キャップ部材94を示す概略分解斜視図である。支持ブロック90につき先ず説明すると、該支持ブロック90は、ブロック本体部100と、三方案内部材92を構成する折曲部102を載置するための折曲部載置部104とを有する。この中のブロック本体部100は、円環部24の直径方向に沿って延在する。また、ブロック本体部100の、ステータコア20に近接する内周側の端部の上面には、図7に示すように、締結ボルト106aが螺合されるボルト締結孔108aと、位置決めピン110aが嵌合されるピン嵌合孔112aとが形成される。ボルト締結孔108aとピン嵌合孔112aは、いわゆる千鳥配置とされている。
ブロック本体部100の、ステータコア20に近接する側の端部の上面には、三方案内部材92の後述する第2短辺側案内部114(外周方向辺側案内部)が載置される。すなわち、ブロック本体部100は、外周方向辺側案内部載置部としての役割を果たす。第2短辺側案内部114と、ブロック本体部100の下端との間には、若干のクリアランス(逃げ空間)が形成される。
ブロック本体部100には、さらに、高さ方向に沿って延在して案内ロッド74が挿入される2個のロッド挿入孔116と、案内ボルト82が通されるボルト挿通孔118とが、長手方向(円環部24の直径方向)に沿って並列するように形成される。勿論、2個のロッド挿入孔116は、ボルト挿通孔118を挟む位置にある。図4から諒解されるように、2個のロッド挿入孔116は下端の内径が小さく且つそれ以外の大部分の内径が大きな段付貫通孔であり、ボルト挿通孔118は、上端の内径が小さく且つそれ以外の大部分の内径が大きな段付貫通孔である。
ロッド挿入孔116には、スリーブ120が挿入される。スリーブ120は、ロッド挿入孔116の内径差に基づいて形成される段部に支持される。そして、スリーブ120と案内ロッド74でスライドガイド122が挟持される。スライドガイド122は、該スライドガイド122に対する案内ロッド74の相対的な上昇又は下降を円滑に進行させる役割を果たす。
一方、ボルト挿通孔118には、弾発部材としてのコイルスプリング124が挿入される。案内ボルト82は、上記したようにコイルスプリング124の内部に通されている。なお、コイルスプリング124の下端は、ブラケット64の上面において、螺合穴80の開口近傍に着座する。また、コイルスプリング124の上端は、ボルト挿通孔118の内径差に基づいて形成される段部に当接する。
このため、コイルスプリング124は、支持ブロック90を、ブラケット64から離間する方向に弾発付勢する。該コイルスプリング124は、支持ブロック90をブラケット64側に押圧する方向の力が作用したときには圧縮され、これに伴って支持ブロック90がブラケット64に接近するように変位する。一方、支持ブロック90が前記力から解放されたときには、コイルスプリング124が伸張するとともに、支持ブロック90がブラケット64から離間するように変位する。案内ロッド74及び案内ボルト82は、この変位の際に支持ブロック90を案内する。
案内ロッド74の上端は、ロッド挿入孔116から若干突出する。同様に、案内ボルト82の上端(頭部)は、ボルト挿通孔118から若干突出する。ブロック本体部100には、このように突出した上端を埋没させるヘッドカバー126が連結される。すなわち、ブロック本体部100及びヘッドカバー126の外周側端部近傍には、支持穴128及び支持孔130がそれぞれ形成される。支持穴128に通された支持ボルト132の雄ネジ部が、支持孔130の内周壁に形成された雌ネジ部に螺合されることにより、ヘッドカバー126がブロック本体部100に対して位置決め固定される。
ヘッドカバー126の下面には、2個のロッド受穴134と、ボルト進入孔136とが形成される。ロッド受穴134に案内ロッド74の上端が覆われるとともに、ボルト進入孔136に案内ボルト82の頭部が挿入される。なお、支持ブロック90が駆動スライダ400、第1従動スライダ402又は第2従動スライダ404に対して上昇しているとき、案内ロッド74の上面はロッド受穴134の天井面から十分に離間している。
折曲部載置部104は、ブロック本体部100の、円環部24に臨む内周側の端面に、円環部24に向かって突出するように形成される。図7に示すように、折曲部載置部104は、円環部24の円周方向に沿う幅が略一定であり略直方体形状をなす等幅部140と、上方から下方に向かうに従って幅広となる略三角柱形状の拡開部142とを有する。等幅部140には、円環部24に指向する係合突起144(第2係合部)が突出形成される。
折曲部載置部104には、その展開図が図8に示される三方案内部材92(導体案内部材)が支持される。図7及び図8から諒解されるように、三方案内部材92は、第1長辺側案内部150(第1直径方向辺側案内部)と、第2長辺側案内部152(第2直径方向辺側案内部)と、第2短辺側案内部114とが一体的に設けられた単一の部材からなる。第1長辺側案内部150と第2長辺側案内部152は、略長方形形状の大舌片部が所定の角度、好ましくは拡開部142の傾斜面同士の交差角度よりも若干大きな角度となるように折曲されることで設けられる。
1個の三方案内部材92の第1長辺側案内部150と第2長辺側案内部152は、図9に示すように別個のスロット22に近接する。便宜的に、複数個のスロット22中、周方向に沿って並列する任意の3個のスロット22を第1スロット22a、第2スロット22b、第3スロット22cとし、且つ周方向に沿って隣接する任意の2個の三方案内部材92を第1三方案内部材92a、第2三方案内部材92bとする。第1三方案内部材92aの第1長辺側案内部150は第1スロット22aの第1長辺28a側から第1スロット22aに近接し、第2長辺側案内部152は第2スロット22bの第2長辺28b側から第2スロット22bに近接する。第2スロット22bの第1長辺28a側からは、さらに、第2三方案内部材92bの第1長辺側案内部150が近接する。この第2三方案内部材92bの第2長辺側案内部152は、第3スロット22cの第2長辺28b側から第3スロット22cに近接する。
以上のように、同一のスロット22の第1長辺28a、第2長辺28bには、それぞれ、互いに隣接する別個の三方案内部材92の第1長辺側案内部150、第2長辺側案内部152が臨む。換言すれば、1個の三方案内部材92の第1長辺側案内部150、第2長辺側案内部152は、互いに隣接するスロット22にそれぞれ近接する。
第2短辺側案内部114は、若干傾斜した橋架部156を介して第2長辺側案内部152に連結される。第2短辺側案内部114は、橋架部156との連結箇所から、略直交するようにして双方向に延在する。短尺な延在部位がブロック本体部100の内周方向先端面から上面に沿って折曲され、該上面に載置されるとともに該上面と外側キャップ部材94とで挟持される。一方、長尺な延在部位は、第2長辺側案内部152と同一のスロット22に近接する。上記の例であれば、第2三方案内部材92bの第2短辺側案内部114は、第2長辺側案内部152とともに第2スロット22bに近接する。
第1長辺側案内部150は、第1スロット22aの下方に向かうにつれて第2スロット22bから離間する方向に傾斜する。また、第2長辺側案内部152は、第2スロット22bの下方に向かうにつれて第3スロット22cに接近する方向に傾斜する。さらに、第2短辺側案内部114は、下方に向かうにつれて、第1短辺30a側に近接するように傾斜する。
このように構成される三方案内部材92は、第1長辺側案内部150、第2長辺側案内部152が支持ブロック90の一部である拡開部142の傾斜面に沿って配置され、折曲部102が拡開部142の頂部(傾斜面同士の交差部)に載置される。
以上のようにして支持ブロック90に支持された三方案内部材92に対し、外側キャップ部材94が被せられる。外側キャップ部材94は、折曲部挟持部160と、第2短辺側案内部挟持部162(外周方向辺側案内部挟持部)とを一体的に有する単一の部材からなる。
折曲部挟持部160は、第2短辺側案内部挟持部162の内周側先端から内周方向に指向して突出するとともに、下方が開口して略逆U字形状をなす差込溝164が設けられる。差込溝164を画成する2個の側壁が、第1長辺側案内部150と第2長辺側案内部152を挟持する。第1長辺側案内部150と第2長辺側案内部152の交差角度(折曲部102の折曲角度)が拡開部142の傾斜面同士の交差角度よりも大きい場合、差込溝164に第1長辺側案内部150と第2長辺側案内部152が挿入されるときに第1長辺側案内部150と第2長辺側案内部152が差込溝164内の2個の側壁で押圧され、拡開部142に倣うように矯正される。
第2短辺側案内部挟持部162の内周側先端には、折曲部挟持部160に隣接するとともに、下方に向かって延在する押止板部166が設けられる。押止板部166は、第2短辺側案内部114の上方を、支持ブロック90を構成するブロック本体部100の内周側先端面側に押さえ付ける。
そして、第2短辺側案内部挟持部162は、第2短辺側案内部114の、ブロック本体部100の内周方向先端面から上面に沿って折曲された短尺な延在部位を、該上面とともに挟持する。その結果、三方案内部材92が、スロット22の第1長辺28a、第2長辺28b側及び第2短辺30b側のいずれにおいても安定して支持ブロック90に支持される。
第2短辺側案内部挟持部162には、厚み方向である上下方向に沿って、ボルト止孔168aとピン挿通孔170aが貫通する。ボルト止孔168aは、下方の内径が小径で且つ上方の内径が大径な段付貫通孔であり、内径差によって形成される段部を有するとともに、ボルト締結孔108aに重なって連なる。一方、ピン嵌合孔112aに重なって連なるピン挿通孔170aの内径は、略一定である。
位置決めピン110aは、ピン挿通孔170aに通されてピン嵌合孔112aに嵌合され、外側キャップ部材94の回り止めとなる。また、締結ボルト106aは、ボルト止孔168aに通されてボルト締結孔108aに螺合され、外側キャップ部材94をブロック本体部100に締め付ける。締結ボルト106aの頭部は、ボルト止孔168a内の段部で堰き止められる。
駆動スライダ400、第1従動スライダ402及び第2従動スライダ404には、それぞれ、支持ブロック90、三方案内部材92及び外側キャップ部材94で構成される組立体が2個ずつ支持される。換言すれば、第1スライダユニット406aは6個の組立体を保持している。残余の第2スライダユニット406b〜第12スライダユニット406lにおいても同様である。
上記したように、組立体(支持ブロック90、三方案内部材92及び外側キャップ部材94)は、ブラケット64を介して駆動スライダ400、第1従動スライダ402又は第2従動スライダ404に支持されている。従って、組立体は、全ての案内軸306が同期してステータコア20の内周側に前進することに伴って、駆動スライダ400、第1従動スライダ402又は第2従動スライダ404と一体的に内周側に進行する。すなわち、三方案内部材92が集合する。これとは逆に、全ての案内軸306が同期して外周側に後退することに伴って、組立体が一体的に外周側に退避するとともに三方案内部材92が放射状に離散する。
内周側ガイド部52は、図10に示すように、中心に受入孔190が形成されることで円環形状をなすとともに、内周縁部で立ち上がって周回する内側周回壁部192と、外周縁部で立ち上がって周回する外側周回壁部194とを有する。内側周回壁部192と外側周回壁部194との間には、相対的に陥没した環状凹部196が形成される。
受入孔190には、セグメント10を把持する把持機構を構成するとともに昇降可能な進入軸部198が進入する。すなわち、進入軸部198は把持機構が下降することに伴って受入孔190に進入する一方、上昇することに伴って受入孔190から退避する。
環状凹部196には、昇降用シリンダ199を構成する昇降用ロッド200の下端が連結されている(図4参照)。内周側ガイド部52は、昇降用ロッド200が上昇(後退)することに追従して上昇し、下降(前進)することに追従して下降する。また、環状凹部196の、昇降用ロッド200との位相差が略180°となる位置には、案内用バー202が貫挿される。案内用バー202の下端は、脚部挿入装置において、内周側ガイド部52の下方に設けられた図示しない支持台に連結される。
外側周回壁部194の側周壁、すなわち、内周側ガイド部52の外周壁には、係合凹部204(第1係合部)が形成される。後述するように、支持ブロック90に設けられた係合突起144は、係合凹部204に係合する。この際、係合突起144と係合凹部204の内壁との間に遊びが生じる。
外側周回壁部194には、第1短辺側案内部として機能する一方案内部材210(内周方向辺側案内部)が内側キャップ部材212(内周方向辺側案内部挟持部)を介して位置決め固定される。すなわち、外側周回壁部194の上面には、2個のボルト締結孔108b及びピン嵌合孔112bが千鳥配置で形成される。また、一方案内部材210にはピン通過孔213が貫通する。さらに、内側キャップ部材212には、ボルト止孔168a及びピン挿通孔170aと同様に、段付貫通孔であるボルト止孔168b、内径が略一定であるピン挿通孔170bが貫通する。ピン挿通孔170b、ピン通過孔213を通ってピン嵌合孔112bに嵌合した位置決めピン110bにより、内側キャップ部材212及び一方案内部材210の回り止めがなされる。
また、ボルト止孔168bを通ってボルト締結孔108bに螺合した締結ボルト106bにより、内側キャップ部材212が外側周回壁部194に連結される。締結ボルト106bの頭部は、ボルト止孔168b内の段部で堰き止められる。
一方案内部材210は、下方から上方に向かうにつれて、ステータコア20の内周側に近接するように傾斜している。この一方案内部材210は、外側周回壁部194の下端との間に若干のクリアランス(逃げ空間)が形成されるようにして、三方案内部材92の第2短辺側案内部114に対向する。
把持機構は、円板形状のクランプ部(図示せず)と、クランプ部の中心から下方に突出して延在する進入軸部198とを有する。クランプ部は、セグメント10を、脚部12が下方、ターン部14が上方を臨む姿勢として把持する。なお、進入軸部198には、昇降用ロッド200及び案内用バー202が個別に通されるロッド挿通孔214、バー挿通孔216が貫通する。ロッド挿通孔214とバー挿通孔216の位相差は、略180°である。
本実施の形態に係る脚部挿入装置は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果につき説明する。なお、以下の動作ないし作業は、特に断りのない限り、図示しない制御回路の制御作用下になされる。
脚部挿入装置は、セグメント10の脚部12をスロット22に挿入するべく、以下のように動作する。すなわち、先ず、作業者は、スロット22内に絶縁紙IP(図4参照)が予め挿入されたステータコア20を、脚部挿入装置の所定箇所に保持する。ステータコア20は、その後に上昇され、内周側ガイド部52が設けられた位置まで搬送される。この時点では、図4に示すように、ステータコア20は内周側ガイド部52よりも相対的に下方に位置する。従って、一方案内部材210はスロット22の上方に位置する。
その一方で、把持機構を構成するクランプ部が、脚部12が下方、ターン部14が上方を臨む姿勢でセグメント10を把持し、ステータコア20の上方に移動する。この際、脚部12がスロット22の上方に位置する。また、第1スライダユニット406a〜第12スライダユニット406lは、ステータコア20の外周側で待機している。
次に、第1アクチュエータ302a〜第12アクチュエータ302lを構成するサーボモータ304が付勢される。これにより、案内軸306と一体的に第1スライダユニット406a〜第12スライダユニット406lがステータコア20に向かって接近(前進)する。なお、第1スライダユニット406a〜第12スライダユニット406lを同時に前進させるようにしてもよいが、はじめに第1スライダユニット406aの前進を終了させ、次に第7スライダユニット406gの前進を終了させた後、残余の第2スライダユニット406b〜第6スライダユニット406f、第8スライダユニット406h〜第12スライダユニット406lを前進させることが好ましい。
一層具体的には、スライダユニットを構成する駆動スライダ400には、リンク部材416を介して第1従動スライダ402、第2従動スライダ404が連結されている。従って、駆動スライダ400が前進することに伴い、第1従動スライダ402及び第2従動スライダ404もステータコア20に向かって前進する。この際、図11に示すように、第1変位支援用カムフォロワ412及び第2変位支援用カムフォロワ414が、第1長穴420、第2長穴422内を駆動スライダ400側に移動する。このため、第1従動スライダ402、第2従動スライダ404が駆動スライダ400とともに前進することが可能である。駆動スライダ400、第1従動スライダ402及び第2従動スライダ404が前進する際には、摺動体60が案内レール58上を摺動する。
第1アクチュエータ302a及び第7アクチュエータ302gの各駆動スライダ400には、それぞれ、係合子310、副係合子312が設けられるとともに、各々の先端に位置合わせ用カムフォロワ316a、316bが設けられている(図4参照)。このため、図6に仮想線で示すように第1タブ部26aが係合子310に対して多少の位置ズレを起こしていたとしても、位置合わせ用カムフォロワ316aが第1タブ部26aの外壁に当接した後、さらに前進することで第1タブ部26aを押圧する。この押圧により、第1タブ部26aを介してステータコア20の姿勢が矯正される。その結果、位置合わせ用カムフォロワ316a同士の間に第1タブ部26aが進入(係合)し、これにより位置合わせ用カムフォロワ316aによって第1タブ部26aの位置合わせがなされる。
次に、副係合子312が第4タブ部26dの外壁に当接する。上記と同様の理由から、第4タブ部26dが副係合子312に対して多少の位置ズレを起こしていたとしても、位置合わせ用カムフォロワ316bが第4タブ部26dを介してステータコア20の姿勢を矯正するので、位置合わせ用カムフォロワ316b同士の間に第4タブ部26dが進入して係合する。第1アクチュエータ302a及び第7アクチュエータ302gは、この状態で、係合子310、副係合子312を介して第1タブ部26a及び第4タブ部26dを内周側に押圧する。すなわち、上記の2箇所の係合によってステータコア20が挟持され、該ステータコア20が位置決め固定される。
次に、第3アクチュエータ302c、第5アクチュエータ302e、第9アクチュエータ302i、第11アクチュエータ302kの押圧子314は、第2タブ部26b、第3タブ部26c、第5タブ部26e及び第6タブ部26fの先端にそれぞれ当接する。さらに、第2アクチュエータ302bの押圧子314は第1タブ部26a〜第2タブ部26b間の外縁に当接し、第4アクチュエータ302dの押圧子314は第2タブ部26b〜第3タブ部26c間の外縁に当接する。同様に、第6アクチュエータ302f、第8アクチュエータ302h、第10アクチュエータ302j、第12アクチュエータ302lの押圧子314は、それぞれ、第3タブ部26c〜第4タブ部26d間、第4タブ部26d〜第5タブ部26e間、第5タブ部26e〜第6タブ部26f間、第6タブ部26f〜第1タブ部26a間の各外縁に当接する。その結果、図12に示す状態となる。第2アクチュエータ302b〜第6アクチュエータ302f、第8アクチュエータ302h〜第12アクチュエータ302lは、この状態で、押圧子314を介してステータコア20を内周側に押圧する。
第1アクチュエータ302a〜第12アクチュエータ302lが以上のようにしてステータコア20を内周側に向かって押圧することにより、ステータコア20が堅牢に位置決め固定される。
また、上記したように第1スライダユニット406a〜第12スライダユニット406lがステータコア20に指向して変位(前進)することに伴い、図13に示すように、支持ブロック90、三方案内部材92及び外側キャップ部材94がステータコア20に近接するように、換言すれば、ステータコア20の内周側に集合するように、ステータコア20の直径方向に沿って変位する。その結果、係合突起144が係合凹部204に係合するとともに、三方案内部材92が一方案内部材210に近接した状態でスロット22上に位置する。係合突起144と係合凹部204の内壁との間には、遊びが生じる。
次に、図14に示すように、昇降用シリンダ199が付勢されて昇降用ロッド200が前進(下降)する。これに伴い、内周側ガイド部52が、案内用バー202に案内されながらステータコア20に指向して下降する。その結果、支持ブロック90に設けられた係合突起144が、外側周回壁部194に形成された係合凹部204の天井壁に当接する。この当接後においては、下降する内周側ガイド部52の、係合凹部204の天井壁によって係合突起144が下方に押圧される。従って、支持ブロック90が内周側ガイド部52に追従下降し始める。
支持ブロック90は、下降する際に案内ロッド74及び案内ボルト82に案内される。また、支持ブロック90の下降に伴い、コイルスプリング124が案内ボルト82に沿って収縮する。さらに、案内ロッド74に対してスライドガイド122が相対的に滑動する。このため、第1スライダユニット406a〜第12スライダユニット406lや台座54等は下降せず、その位置を保つ。
支持ブロック90が下降することにより、図9に示すように、一方案内部材210の下端が、スロット22の、内周側の第1短辺30aに近接する。同一のスロット22には、1個の三方案内部材92(第1三方案内部材92a)の第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114が、第2長辺28b、第2短辺30bにそれぞれ近接する。このスロット22の第1長辺28aには、さらに、別の三方案内部材92(第2三方案内部材92b)の第1長辺側案内部150が近接する。なお、三方案内部材92の第1長辺側案内部150は、該スロット22に対して時計回り上流側で隣接するスロット22の第1長辺28aに近接する。
内周側ガイド部52及び支持ブロック90の下降は、内周側ガイド部52の底面が高高度部位の上面に着座することに伴って停止される。
ステータコア20の高さにバラツキが存在する場合、高さが大きな部位(高高度部位)では、支持ブロック90の下降が終了した時点で、図14及び図15に示す状態となる。具体的には、スロット22に予め挿入されていた絶縁紙IPの上端が、スロット22に近接した一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150の各下端により、スロット22の各内壁側に向かうようにして押し広げられる。換言すれば、絶縁紙IPの上端が一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150の各下端の背面で覆われる。このことにより、絶縁紙IPが位置決め固定される。
なお、同一のスロット22内では、下方となるにつれて一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150が互いに接近する(図15参照)。すなわち、一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150で形成される内部空間は、下方に向かうに従って縮小している。
これに対し、高さが小さな部位(低高度部位)では、図15に示すように、スロット22内の絶縁紙IPに対し、一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150の各下端が未だ接触していない場合があり得る。従って、低高度部位に対応する支持ブロック90の内部では、コイルスプリング124は十分に圧縮されていない。
この状態で、次に、クランプ部が下降する。これにより、図16に示すように複数個のセグメント10の脚部12が前記内部空間に同時に挿入される。その後、クランプ部が各セグメント10を解放すると、全ての脚部12が一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150に沿って摺動し、所定のスロット22内に進入する。
この摺動の際、下方に進行する脚部12と、一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150との間に摩擦力が発生する。この摩擦力が、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150を介して支持ブロック90に伝わる結果、該支持ブロック90がブラケット64側に押圧される。
上記したように、支持ブロック90は、ブラケット64に対してフローティング支持されている。また、低高度部位に対応する支持ブロック90内では、コイルスプリング124が十分に圧縮されていない。従って、低高度部位において、摩擦力によって押圧された支持ブロック90は、コイルスプリング124を圧縮しながら、ブラケット64側に指向して変位すること、換言すれば、下降することが可能である(図17参照)。
ここで、係合突起144は、遊びが生じた状態で係合凹部204に挿入されている(図14参照)。従って、ブラケット64が下降しても、該係合突起144が係合凹部204の天井壁から離間するのみである。このため、係合突起144が係合凹部204の底壁に干渉したり、その結果として支持ブロック90が堰き止められて下降が妨げられたりすることが回避される。
以上のような理由から、低高度部位に対応する支持ブロック90は、脚部12が一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150に沿って摺動することに伴って、図17に示すように若干下降する。その結果、低高度部位においても、高高度部位と同様に、スロット22内の絶縁紙IPの上端が一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150の各下端の背面で覆われる。このことにより、絶縁紙IPが位置決め固定される。
このように、支持ブロック90をフローティング支持した本実施の形態によれば、ステータコア20の高さにバラツキが生じている場合であっても、全てのスロット22内の絶縁紙IPを一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150でスロット22の内壁側に押さえ付けることが可能である。
しかも、本実施の形態では、上記したように1回の動作で全ての脚部12をスロット22に挿入することが可能である。前記内部空間が下方に向かうに従って縮小しているので、脚部12がスロット22に対して多少の位置ズレを起こしている場合であっても、脚部12の位置ズレが補正されてスロット22に精確に案内される。なお、脚部12がスロット22内に挿入される際、第2短辺側案内部114及び一方案内部材210が外側周回壁部194に向かって弾性的に若干撓む。このため、第2短辺側案内部114とブロック本体部100の下端との間のクリアランスと、一方案内部材210と外側周回壁部194の下端との間のクリアランス、すなわち、逃げ空間が狭小化する。
絶縁紙IPの上端は、一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150の下端の背面に覆われており、露呈していない。このため、スロット22内に進入した脚部12が絶縁紙IPに引っ掛かることが防止される。従って、絶縁紙IPが、脚部12から押圧を受けることに起因してスロット22から押し出されたり、破損したりすることが回避される。すなわち、絶縁紙IPが脚部12とスロット22の内壁の間に確実に介挿され、その結果、セグメント10とステータコア20との間の絶縁がなされて短絡が防止される。
このようにして脚部12の先端がスロット22に挿入された後、図18に示すように、昇降用ロッド200が上昇する。この上昇に伴い、内周側ガイド部52が案内用バー202に案内されながら上昇し、支持ブロック90が一体的に追従上昇する。この際、コイルスプリング124が伸長するとともに、スライドガイド122が案内ロッド74に対して相対的に滑動する。以上の上昇により、一方案内部材210、第2長辺側案内部152、第2短辺側案内部114及び第1長辺側案内部150がスロット22から離間するように上昇する。
次に、第1アクチュエータ302a〜第12アクチュエータ302lのサーボモータ304が付勢されて案内軸306が後退する(図2参照)。これにより、第1スライダユニット406a〜第12スライダユニット406lがステータコア20の円周方向外方に向かって放射状に離散するように後退し、ステータコア20が駆動スライダ400(係合子310、副係合子312、押圧子314)の拘束から解放される。また、この際、係合突起144が係合凹部204から離脱して、内周側ガイド部52と外周側ガイド部50の連結が解除される。すなわち、図19に示す状態となる(図4も参照)。
これにより、脚部12が内周側ガイド部52と支持ブロック90との挟持から解放される。従って、その後は脚部12がスロット22内を容易に進行する。すなわち、脚部12は、絶縁紙IPに対して摺接しながらスロット22内に挿入される。
スロット22に脚部12が挿入されたステータコア20は、次の作業を行うステーションに搬送される。該ステーションでは、セグメント10の捻りや脚部12同士の接合等が実施され、その結果、図20に示すステータSTが得られるに至る。
以上のように、本実施の形態によれば、セグメント10の脚部12をスロット22に挿入する際、ステータコア20が押圧体で押圧されることがない。このため、ステータコア20に押圧跡が入ることを回避することができる。その結果、美観に優れるステータSTが得られる。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、この実施の形態では、支持ブロック90をブラケット64に対してフローティング可能に支持しているが、三方案内部材92(92a、92b)を支持ブロック90に対してフローティング可能に取り付けるようにしてもよい。
また、第2短辺側案内部114を、該第2短辺側案内部114を有する三方案内部材92の第1長辺側案内部150と同一のスロット22に近接させるようにしてもよい。
さらに、アクチュエータはシリンダであってもよいし、ボールネジ機構であってもよい。
さらにまた、一方案内部材210の下端及び三方案内部材92の下端をスロット22内に進入させするようにしてもよい。
10…セグメント(電気導体) 12…脚部
14…ターン部 20…ステータコア
22、22a〜22c…スロット 24…円環部
26a〜26f…第1〜第6タブ部 28a、28b…第1、第2長辺
30a、30b…第1、第2短辺 50…外周側ガイド部
52…内周側ガイド部(第2の支持体)
64…ブラケット(保持部材)
74…案内ロッド(支持体案内部材) 82…案内ボルト(支持体案内部材)
90…支持ブロック(支持体)
92、92a、92b…三方案内部材(導体案内部材)
94…外側キャップ部材 100…ブロック本体部
102…折曲部 104…折曲部載置部
106a、106b…締結ボルト 110a、110b…位置決めピン
114…第2短辺側案内部 116…ロッド挿入孔
118…ボルト挿通孔 122…スライドガイド
124…コイルスプリング(弾発部材) 140…等幅部
142…拡開部 144…係合突起
150…第1長辺側案内部(第1直径方向辺側案内部)
152…第2長辺側案内部(第2直径方向辺側案内部)
160…折曲部挟持部
162…第2短辺側案内部挟持部(外周方向辺側案内部挟持部)
166…押止板部 192…内側周回壁部
194…外側周回壁部 199…昇降用シリンダ
200…昇降用ロッド 202…案内用バー
204…係合凹部
210…一方案内部材(内周方向辺側案内部)
212…内側キャップ部材(内周方向辺側案内部挟持部)
302a〜302l…第1〜第12アクチュエータ(支持体用変位機構)
304…サーボモータ 306…案内軸
310…係合子 312…副係合子
314…押圧子
316a、316b…位置合わせ用カムフォロワ
400…駆動スライダ 402…第1従動スライダ
404…第2従動スライダ
406a〜406l…第1〜第12スライダユニット
416…リンク部材 IP…絶縁紙
ST…ステータ
14…ターン部 20…ステータコア
22、22a〜22c…スロット 24…円環部
26a〜26f…第1〜第6タブ部 28a、28b…第1、第2長辺
30a、30b…第1、第2短辺 50…外周側ガイド部
52…内周側ガイド部(第2の支持体)
64…ブラケット(保持部材)
74…案内ロッド(支持体案内部材) 82…案内ボルト(支持体案内部材)
90…支持ブロック(支持体)
92、92a、92b…三方案内部材(導体案内部材)
94…外側キャップ部材 100…ブロック本体部
102…折曲部 104…折曲部載置部
106a、106b…締結ボルト 110a、110b…位置決めピン
114…第2短辺側案内部 116…ロッド挿入孔
118…ボルト挿通孔 122…スライドガイド
124…コイルスプリング(弾発部材) 140…等幅部
142…拡開部 144…係合突起
150…第1長辺側案内部(第1直径方向辺側案内部)
152…第2長辺側案内部(第2直径方向辺側案内部)
160…折曲部挟持部
162…第2短辺側案内部挟持部(外周方向辺側案内部挟持部)
166…押止板部 192…内側周回壁部
194…外側周回壁部 199…昇降用シリンダ
200…昇降用ロッド 202…案内用バー
204…係合凹部
210…一方案内部材(内周方向辺側案内部)
212…内側キャップ部材(内周方向辺側案内部挟持部)
302a〜302l…第1〜第12アクチュエータ(支持体用変位機構)
304…サーボモータ 306…案内軸
310…係合子 312…副係合子
314…押圧子
316a、316b…位置合わせ用カムフォロワ
400…駆動スライダ 402…第1従動スライダ
404…第2従動スライダ
406a〜406l…第1〜第12スライダユニット
416…リンク部材 IP…絶縁紙
ST…ステータ
Claims (6)
- ステータコアに複数個形成されるとともに、前記ステータコアの直径方向に沿って延在する直径方向辺と、周方向に沿って延在する周方向辺とを有し、且つ各々に絶縁紙が配設されたスロットに対して電気導体の所定部位を挿入する電気導体の挿入装置であって、
前記電気導体の前記所定部位をスロット内に案内する導体案内部材と、
前記導体案内部材を支持する支持体と、
を備え、
前記導体案内部材が軸方向にフローティング可能に設けられている、電気導体の挿入装置。 - 請求項1記載の挿入装置において、前記支持体を保持する保持部材を有し、
前記支持体が、前記支持体を前記保持部材から離間する側に弾発付勢する弾発部材によって前記保持部材に対してフローティング支持されている、電気導体の挿入装置。 - 請求項2記載の挿入装置において、フローティング支持された前記支持体が変位する際に該支持体を案内する支持体案内部材を備える、電気導体の挿入装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の挿入装置において、第2の支持体をさらに備え、前記第2の支持体は、前記電気導体の、前記導体案内部材で案内される部分以外の部分を案内する第2の導体案内部材を支持する、電気導体の挿入装置。
- 請求項4記載の挿入装置において、前記第2の支持体に第1係合部が設けられるとともに、前記支持体に前記第1係合部に係合する第2係合部が設けられ、さらに、前記第1係合部に前記第2係合部が係合することで互いに連結された前記第2の支持体及び前記支持体を一体的に変位させる支持体用変位機構を備える、電気導体の挿入装置。
- 請求項5記載の挿入装置において、前記第1係合部と前記第2係合部が、遊びが生じた状態で互いに係合する、電気導体の挿入装置。
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