JP2015202099A - 複合菓子用油脂組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを油分基準で10〜50質量%含有することを特徴とする複合菓子用油脂組成物により上記課題を解決できる。前記複合菓子用油脂組成物は、炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを油分基準で0.1〜10質量%含有することが好ましい。
【選択図】なし
Description
このような複合菓子には、製造工程上の違いから、クッキー生地、ビスケット生地等の焼菓子生地を焼成した後にチョコレート等をコーティングしたりサンドしたりすることで得られる「焼成後複合タイプ」と、クッキー、ビスケット等の焼菓子生地へナッツ類、あるいはチョコレート類を配合し、その後焼成することで得られる「焼成前複合タイプ」に分けることができる。
本発明の複合菓子用油脂組成物は、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを油分基準で10〜50質量%含有するものであり、好ましくは13〜40質量%、より好ましくは15〜35質量%である。最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドの含有量が、10質量%よりも少ないと本発明の効果が見られず、また50質量%よりも多くなると逆にブルームが発生しやすくなってしまう。
なお、本発明において油分とはトリグリセリドを表すものとし、油相とは油分の他、油溶性の成分もあわせたものとする。
本発明の複合菓子用油脂組成物における上記エステル交換油脂Xの含有量は、油分基準で5〜80質量%、より好ましくは10〜70質量%、さらに好ましくは20〜60質量%である。
このエステル交換反応は、化学的触媒による方法でも、酵素による方法でもよく、常法に従って行うことができる。上記化学的触媒としては、例えば、ナトリウムメチラート等のアルカリ金属系触媒が用いられる。
また、上記酵素としては、例えば、アルカリゲネス(Alcaligenes)属、リゾープス(Rhizopus)属、アスペルギルス(Aspergillus)属、ムコール(Mucor)属、ペニシリウム(Penicillium)属等に由来するリパーゼが挙げられる。なお、該リパーゼは、イオン交換樹脂或いはケイ藻土やセラミック等の担体に固定化して、固定化リパーゼとして用いることもできるし、粉末の形態で用いることもできる。
その他の成分としては、例えば、水、乳化剤、増粘安定剤、食塩や塩化カリウム等の塩味剤、クエン酸、酢酸、乳酸、グルコン酸等の酸味料、糖類や糖アルコール類、ステビア、アスパルテーム等の甘味料、β−カロチン、カラメル、紅麹色素等の着色料、トコフェロール、茶抽出物等の酸化防止剤、小麦蛋白や大豆蛋白等の植物蛋白、卵及び各種卵加工品、着香料、乳製品、調味料、pH調整剤、食品保存料、日持ち向上剤、果実、果汁、コーヒー、ナッツペースト、香辛料、カカオマス、ココアパウダー、穀類、豆類、野菜類、肉類、魚介類等の食品素材や食品添加物が挙げられる。
本発明の複合菓子用油脂組成物では、これらの中から選ばれた1種又は2種以上を使用することができる。上記合成乳化剤及び又は天然乳化成分の配合量は、特に制限はないが、本発明の複合菓子用油脂組成物中、油脂組成物基準で好ましくは0.01〜3%、さらに好ましくは0.1〜1.5%である。
また水相を含有するマーガリンタイプでも水相を含有しないショートニングタイプでもどちらでもよいが、水分が50質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましい。また乳化物である場合には、その乳化形態は、油中水型、及び二重乳化型のいずれでも構わない。
上記のSFCは、次のようにして測定する。即ち、油相を60℃に30分保持し、油脂を完全に融解し、そして0℃に30分保持して固化させる。さらに、25℃に30分保持し、テンパリングを行い、その後、0℃に30分保持する。これをSFCの各測定温度に順次30分保持後、SFCを測定する。
そしてこの油相を加熱溶解し、必要により、水にその他の成分を添加した水相を調製し、油相に添加し、乳化する。
冷却に用いる機器としては、密閉型連続式チューブ冷却機、例えばボテーター、コンビネーター、パーフェクター等のマーガリン製造機やプレート型熱交換機等が挙げられ、また、開放型のダイアクーラーとコンプレクターの組み合わせ等が挙げられる。
また、本発明の複合菓子用油脂組成物を製造する際のいずれかの製造工程で、窒素、空気等を含気させても、させなくても構わない。
本発明の複合菓子は、上記複合菓子用油脂組成物を練り込み油脂として用いたクッキー、ビスケット等の焼菓子とナッツ類、チョコレート等を組み合わさったものをいい、好ましくは焼菓子とチョコレートが組み合わさったものである。
焼成後複合タイプの複合菓子では、チョコレートをフィリング用、サンド用、トッピング用、コーティング用、エンローバー用として焼菓子と組合わせたり、砕いた焼き菓子をチョコレート中に埋め込む方法が挙げられる。また、焼成前複合タイプの複合菓子では、チップ形状のチョコレートを焼菓子生地に混合して組合わせたりする方法等を挙げることができる。
本発明のブルーム抑制方法は、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを油分基準で10〜50質量%含有する複合菓子用油脂組成物を複合菓子用として使用するものである。
複合菓子用油脂組成物は、好ましくは、上記最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドとして炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを油分基準で0.1〜10質量%含有する。
なお、上記複合菓子用油脂組成物の使用量は、複合菓子の種類により決定されるものであり、特に限定されるものではないが、おおよそ菓子生地中に1〜40質量%となるように使用する。
<エステル交換油脂Iの製造>
ヨウ素価60のパームスーパーオレインを、ナトリウムメチラートを触媒として、非選択的エステル交換反応を行なった後、漂白(白土3%、85℃、0.93kPa以下の減圧下)、脱臭(250℃、60分間、水蒸気吹き込み量5%、0.4kPa以下の減圧下)を行ない、エステル交換油脂Iを得た。
ヨウ素価55のパーム分別軟部油を、ナトリウムメチラートを触媒として、非選択的エステル交換反応を行なった後、漂白(白土3%、85℃、0.93kPa以下の減圧下)、脱臭(250℃、60分間、水蒸気吹き込み量5%、0.4kPa以下の減圧下)を行ない、エステル交換油脂IIを得た。
ヨウ素価1のパーム極度硬化油55質量部と、パーム核油45質量部を混合した油脂配合物に、ナトリウムメチラートを触媒として添加し、ランダムエステル交換反応を行った後、脱色(白土3%、85℃、0.93kPa以下の減圧下)、脱臭(250℃、60分間、水蒸気吹き込み量5%、0.4kPa以下の減圧下)を行ない、エステル交換油脂IIIを得た。
ナタネ油83質量部とヨウ素価1のパーム極度硬化油5質量部とハイエルシン菜種極度硬化油12質量部とからなる油脂配合物を、ナトリウムメチラートを触媒として、ランダムエステル交換反応を行なった後、漂白(白土3%、85℃、0.93kPa以下の減圧下)、脱臭(250℃、60分間、水蒸気吹き込み量5%、0.4kPa以下の減圧下)を行ない、エステル交換油脂IVを得た。
パーム油70質量部とパーム核油24質量部とハイエルシン菜種極度硬化油6質量部とからなる油脂配合物Vを、ナトリウムメチラートを触媒として、ランダムエステル交換反応を行なった後、漂白(白土3%、85℃、0.93kPa以下の減圧下)、脱臭(250℃、60分間、水蒸気吹き込み量5%、0.4kPa以下の減圧下)を行ない、エステル交換油脂Vを得た。
上記油脂配合物V中、炭素数14以下の脂肪酸残基は23質量%、炭素数16〜18の脂肪酸残基は74質量%含まれていた。また、炭素数14以下の脂肪酸残基1質量部に対する炭素数20〜22の脂肪酸残基の含有量は、0.12質量部であった。
パーム核油80質量部とハイエルシン菜種極度硬化油20質量部とからなる油脂配合物VIを、ナトリウムメチラートを触媒として、ランダムエステル交換反応を行なった後、漂白(白土3%、85℃、0.93kPa以下の減圧下)、脱臭(250℃、60分間、水蒸気吹き込み量5%、0.4kPa以下の減圧下)を行ない、エステル交換油脂VIを得た。
上記油脂配合物VI中、炭素数14以下の脂肪酸残基は67質量%、炭素数16〜18の脂肪酸残基は26質量%含まれていた。また、炭素数14以下の脂肪酸残基1質量部に対する炭素数20〜22の脂肪酸残基の含有量は、0.11質量部であった。
エステル交換油脂Iを40質量部、エステル交換油脂IVを25質量部、エステル交換油脂Vを35質量部及びレシチン0.1質量部からなる油相を65℃に加熱溶解後、急冷可塑化し、可塑性を有する複合菓子用油脂組成物Aを得た。
複合菓子用油脂組成物Aは、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを27質量%、また炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを1.2質量%含有するものであった。またエステル交換油脂Xの含有量は35質量%であった。
エステル交換油脂Iを40質量部、エステル交換油脂IIIを10質量部、エステル交換油脂Vを30質量部、ナタネ油20質量部及びレシチン0.1質量部からなる油相を65℃に加熱溶解後、急冷可塑化し、可塑性を有する複合菓子用油脂組成物Bを得た。
複合菓子用油脂組成物Bは、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを27質量%、また炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを1.0質量%含有するものであった。またエステル交換油脂Xの含有量は30質量%であった。
エステル交換油脂Iを50質量部、エステル交換油脂IVを36質量部、エステル交換油脂Vを14質量部及びレシチン0.1質量部からなる油相を65℃に加熱溶解後、急冷可塑化し、可塑性を有する複合菓子用油脂組成物Cを得た。
複合菓子用油脂組成物Cは、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを18質量%、また炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを0.48質量%含有するものであった。またエステル交換油脂Xの含有量は15質量%であった。
エステル交換油脂Iを20質量部、エステル交換油脂Vを55質量部、ナタネ油を25質量部及びレシチン0.1質量部からなる油相を65℃に加熱溶解後、急冷可塑化し、可塑性を有する複合菓子用油脂組成物Dを得た。
複合菓子用油脂組成物Dは、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを33質量%、また炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを1.9質量%含有するものであった。またエステル交換油脂Xの含有量は55質量%であった。
エステル交換油脂Iを40質量部、エステル交換油脂IIIを20質量部、ナタネ油を40質量部及びレシチン0.1質量部からなる油相を65℃に加熱溶解後、急冷可塑化し、可塑性を有する複合菓子用油脂組成物Eを得た。
複合菓子用油脂組成物Eは、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを17質量%、また炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを0質量%含有するものであった。またエステル交換油脂Xの含有量は0質量%であった。
エステル交換油脂Iを40質量部、エステル交換油脂IIIを10質量部、エステル交換油脂Vを20質量部、ナタネ油30質量部及びレシチン0.1質量部からなる油相を65℃に加熱溶解後、急冷可塑化し、可塑性を有する複合菓子用油脂組成物Fを得た。
複合菓子用油脂組成物Fは、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを21質量%、また炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを0.7質量%含有するものであった。またエステル交換油脂Xの含有量は20質量%であった。
エステル交換油脂Iを75質量部、エステル交換油脂VIを25質量部及びレシチン0.1質量部からなる油相を65℃に加熱溶解後、急冷可塑化し、可塑性を有する複合菓子用油脂組成物Gを得た。
複合菓子用油脂組成物Gは、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを23質量%、また炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを4.8質量%含有するものであった。またエステル交換油脂Xの含有量は0質量%であった。
油脂組成物Hは、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドが4質量%、また炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを0質量%含有するものであった。またエステル交換油脂Xの含有量は0質量%であった。
油脂組成物Iは、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドが7質量%、また炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを0質量%含有するものであった。またエステル交換油脂Xの含有量は0質量%であった。
油脂組成物Jは、トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを6質量%、また炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを0.14質量%含有するものであった。またエステル交換油脂Xの含有量は4質量%であった。
15℃に調温した油脂組成物(上記油脂組成物A〜Jのいずれか)35質量部と上白糖45質量部をミキサーボウルに投入し、卓上ミキサーにセットし、軽く混合した後、高速で7分間クリーミングした。ついで、低速で混合しながら、30秒かけて水15質量部を添加、さらに1分混合した。さらに、あらかじめ混合して篩っておいた小麦粉100質量部、ベーキングパウダー1質量部の混合物を添加、低速で1分混合した。最後にチョコレートチップ60質量部を投入し、低速で30秒混合した。ここで得られたチョコチップ配合ワイヤーカットクッキー生地を、厚さ7ミリ、直径48ミリの丸型にワイヤーカット成型した。成型したクッキー生地をオーブン(フジサワ社製)で190℃にて13分焼成後、25℃にて40分冷却し、チョコチップクッキーA〜J(英字は使用した油脂組成物に対応)を得た。
一方、砂糖44.6質量部、カカオマス25質量部、カカオバター30質量部、レシチン0.4質量部からなる配合にて、常法に従い、溶解し、ロール掛け、コンチング処理し、テンパー型チョコレートを得た。
続いてテンパリングしたチョコレートを、上記ワイヤーカットクッキーA〜Jそれぞれに対し3倍量をエンローバーして貼り合わせ、チョココーティングクッキーA〜J(英字は使用した油脂組成物に対応)を製造した。
得られたチョコチップクッキーとチョココーティングクッキーを25℃で保温し、保存安定性試験を行った。
保存試験においては、25℃保存14日後、28日後、60日後、120日後、180日後の各段階において、クッキー部分の白色化及びチョコレート部分(チョコチップ部分又はチョココーティング部分)のブルームについて、下記評価基準に従って4段階で評価した。それらの結果を[表1]に示した。
なお、14日後の段階においてのみクッキー部分の食感について下記評価基準に従って4段階で評価した。それらの結果を[表1]に示した。
(クッキー部分の白色化評価)
◎:白色化なし
〇:表面にやや色ムラあり
△:若干白色化
×:白色化あり
(チョコチップ部分のブルーム評価)
◎:ブルームなし
○:やや艶がない
△:若干ブルームあり
×:ブルームあり
(クッキーの口どけ)
◎:非常に良好
○:良好
△:やや口どけが悪い
×:口どけが悪い
(クッキー部分の白色化評価)
◎:白色化なし
〇:表面にやや色ムラあり
△:若干白色化
×:白色化あり
(コーティングチョコレート部分のブルーム評価)
◎:ブルームなし
○:やや艶がない
△:若干ブルームあり
×:ブルームあり
(クッキーの口どけ)
◎:非常に良好
○:良好
△:やや口どけが悪い
×:口どけが悪い
Claims (4)
- トリグリセリドを構成する脂肪酸残基のうち、最大鎖長差が4以上であるトリグリセリドを油分基準で10〜50質量%含有することを特徴とする複合菓子用油脂組成物。
- 炭素数14以下の脂肪酸残基と炭素数20〜22の脂肪酸残基を少なくとも一つずつ有するトリグリセリドを油分基準で0.1〜10質量%含有する、請求項1記載の複合菓子用油脂組成物。
- 請求項1又は2記載の複合菓子用油脂組成物を用いて製造された複合菓子。
- 請求項1又は2記載の複合菓子用油脂組成物を使用する、複合菓子のブルーム抑制方法。
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