JP2013238718A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板10上に複数の容量素子が配置された半導体装置であって、前記容量素子のおのおのは、前記基板上に、下部電極11、第1絶縁層12、半導体材料からなる第1上部電極13、及び第2上部電極15が、この順に積層された構造を有し、前記第1上部電極13の端部は、第2絶縁層14で被覆され、前記第2上部電極15の端部は、前記第2絶縁層14上に配置されている。
【選択図】図4
Description
本発明者は、従来の半導体装置において生じ得る容量の特性変動を抑制する技術を検討する中で、複数の新しい半導体装置の構造に想到した。しかしながら、それらの新しい構造による半導体装置には、さらに解決されるべき別の課題が存在することが分かった。
図1は、比較例1としての半導体装置6の構造の一例を示す断面図である。
図2は、比較例2としての半導体装置7の構造の一例を示す断面図である。
図3は、比較例3としての半導体装置8の構造の一例を示す断面図である。
従来の構造による半導体装置、及び比較例として検討された複数の半導体装置が有する上述の課題に鑑みて、以下では、容量の特性変動が生じにくく信頼性の高い半導体装置、及びそのような半導体装置の製造方法のいくつかの態様が開示される。
以下、本発明の一態様に係る半導体装置および半導体装置の製造方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
10 基板
11 下部電極
12 第1絶縁層
13 第1上部電極
14 第2絶縁層
15 第2上部電極
16 パッシベーション層
21 走査線
22 第1配線間絶縁層
24 第2配線間絶縁層
25 データ線
31 ゲート電極
32 ゲート絶縁層
33 チャネル
34 チャネルエッチングストッパ
35 ソースドレイン電極
39 チャネルコンタクト部
90 基板
91 下電極
92 誘電体層
93 半導体層
94 配線層
96 保護層
97 平坦化層
98 画素電極
100 表示装置
102 表示部
103 コントローラ
104 走査線ドライバ
105 データ線ドライバ
106 画素部
107 電源
Claims (12)
- 基板上に複数の容量素子が配置された半導体装置であって、
前記容量素子のおのおのは、前記基板上に、下部電極、第1絶縁層、半導体材料からなる第1上部電極、及び第2上部電極が、この順に積層された構造を有し、
前記第1上部電極の端部は、第2絶縁層で被覆され、
前記第2上部電極の端部は、前記第2絶縁層上に配置されている、
半導体装置。 - 前記半導体材料は、酸化物半導体である、
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第1上部電極は、積層方向から見て前記下部電極に包含される領域に配置されている
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第2上部電極は、積層方向から見て前記第1上部電極を包含する領域に配置されている
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第1絶縁層の膜容量は、前記第2絶縁層の膜容量よりも大きい
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第1絶縁層の膜厚は、前記第2絶縁層の膜厚よりも薄い
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第1絶縁層と前記第2絶縁層とは、同一元素を含む材料で構成されている
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第1上部電極の端面及び上面の全部が、前記第2絶縁層及び前記第2上部電極で被覆されている
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記半導体装置は、さらに、複数の配線交差部において互いに交差する複数の走査線と複数のデータ線とを備え、
前記配線交差部のおのおのは、前記基板上に、前記下部電極と同じ層に形成された前記走査線及び前記データ線の一方、前記第1絶縁層と同じ層に形成された第1配線間絶縁層、前記第2絶縁層と同じ層に形成された第2配線間絶縁層、及び前記第2上部電極と同じ層に形成された前記走査線及び前記データ線の他方が、この順に積層された構造を有している
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記半導体装置は、さらに、複数の薄膜トランジスタを備え、
前記複数の薄膜トランジスタのおのおのは、前記基板上に、前記下部電極と同じ層に形成されたゲート電極、前記第1絶縁層と同じ層に形成されたゲート絶縁層、前記第1上部電極と同じ層に形成されたチャネル、前記第2絶縁層と同じ層に形成されたチャネルエッチングストッパ、並びに前記第2上部電極と同じ層に形成されたソースドレイン電極が、この順に積層された構造を有し、
前記チャネルエッチングストッパは、前記チャネル上のチャネルコンタクト部を除外して配置され、前記チャネルは、前記チャネルコンタクト部において、前記ソースドレイン電極と直接接続している
請求項1に記載の半導体装置。 - 基板上に複数の容量素子が配置された半導体装置の製造方法であって、
前記複数の容量素子のおのおのは、下部電極、第1絶縁層、半導体材料からなる第1上部電極、及び第2上部電極が、この順に積層された構造を有しており、
前記基板上に第1導電膜を形成し、当該第1導電膜をパターニングすることにより、前記下部電極を形成する第1工程と、
少なくとも前記下部電極を覆う第1絶縁膜を、前記第1絶縁層として形成する第2工程と、
前記第1絶縁膜上に半導体膜を形成し、当該半導体膜をパターニングすることにより、前記第1上部電極を形成する第3工程と、
少なくとも前記第1上部電極を覆う第2絶縁膜を形成する第4工程と、
前記第2絶縁膜をパターニングすることにより、前記第1上部電極の端部以外の一部を露出させる第5工程と、
少なくとも前記第1上部電極の露出した前記一部を覆う第2導電膜を形成する第6工程と、
前記第2導電膜をパターニングすることにより、端部が前記第2絶縁膜上に配置されている第2上部電極を形成する第7工程と、を含み、
前記第5工程において、前記第2絶縁膜のエッチングレートが前記半導体膜のエッチングレートよりも速くなる条件でエッチングを行うことにより、前記第2絶縁膜をパターニングする
半導体装置の製造方法。 - 前記半導体装置は、さらに、複数の配線交差部において互いに交差する複数の走査線と複数のデータ線と、複数の薄膜トランジスタとを備え、
前記配線交差部のおのおのは、前記基板上に、前記下部電極と同じ層に形成された前記走査線及び前記データ線の一方、前記第1絶縁層と同じ層に形成された第1配線間絶縁層、前記第2絶縁層と同じ層に形成された第2配線間絶縁層、及び前記第2上部電極と同じ層に形成された前記走査線及び前記データ線の他方が、この順に積層された構造を有し、
前記複数の薄膜トランジスタのおのおのは、前記基板上に、前記下部電極と同じ層に形成されたゲート電極、前記第1絶縁層と同じ層に形成されたゲート絶縁層、前記第1上部電極と同じ層に形成されたチャネル、前記第2絶縁層と同じ層に形成されたチャネルエッチングストッパ、並びに前記第2上部電極と同じ層に形成されたソースドレイン電極が、この順に積層された構造を有し、
前記製造方法は、
前記第1工程において、前記第1導電膜をパターニングすることにより、さらに、前記走査線及び前記データ線の前記一方、及び前記ゲート電極を形成し、
前記第2工程において、前記第1絶縁膜を、さらに前記走査線及び前記データ線の前記一方、及び前記ゲート電極を覆うように、前記第1配線間絶縁層及び前記ゲート絶縁層として形成し、
前記第3工程において、前記半導体膜をパターニングすることにより、さらに、前記チャネルを形成するとともに、前記配線交差部における前記半導体膜を除去し、
前記第4工程において、前記第2絶縁膜を、さらに、前記第1配線間絶縁層及び前記チャネルを覆うように、前記第2配線間絶縁層及び前記チャネルエッチングストッパとして形成し、
前記第5工程において、前記第2絶縁膜をパターニングすることにより、さらに、前記チャネルの一部を露出させ、
前記第6工程において、さらに、前記チャネルの露出した前記一部を覆うように、前記第2導電膜を形成し、
前記第7工程において、前記第2導電膜をパターニングすることにより、前記走査線及び前記データ線の他方、及びソースドレイン電極を形成する
請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
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