JP2013229247A - 電力用開閉装置、及びその操作機構 - Google Patents

電力用開閉装置、及びその操作機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2013229247A
JP2013229247A JP2012101692A JP2012101692A JP2013229247A JP 2013229247 A JP2013229247 A JP 2013229247A JP 2012101692 A JP2012101692 A JP 2012101692A JP 2012101692 A JP2012101692 A JP 2012101692A JP 2013229247 A JP2013229247 A JP 2013229247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
movable contact
permanent magnets
row
support means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012101692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Maruyama
裕 丸山
Takashi Marushima
敬 丸島
Yoshiaki Amita
芳明 網田
Katsumi Suzuki
克巳 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012101692A priority Critical patent/JP2013229247A/ja
Priority to CN201380021881.9A priority patent/CN104303248A/zh
Priority to PCT/JP2013/002744 priority patent/WO2013161285A1/ja
Priority to BR112014026878A priority patent/BR112014026878A2/pt
Priority to EP13782432.2A priority patent/EP2851920B1/en
Priority to IN8928DEN2014 priority patent/IN2014DN08928A/en
Publication of JP2013229247A publication Critical patent/JP2013229247A/ja
Priority to US14/523,019 priority patent/US20150042424A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/64Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact
    • H01H50/641Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact intermediate part performing a rectilinear movement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/28Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
    • H01H33/38Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using electromagnet
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/70Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/88Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts
    • H01H33/90Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism
    • H01H33/904Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism characterised by the transmission between operating mechanism and piston or movable contact
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/22Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
    • H01H3/26Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using dynamo-electric motor
    • H01H2003/268Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using dynamo-electric motor using a linear motor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/32Driving mechanisms, i.e. for transmitting driving force to the contacts
    • H01H3/50Driving mechanisms, i.e. for transmitting driving force to the contacts with indexing or locating means, e.g. indexing by ball and spring
    • H01H2003/506Driving mechanisms, i.e. for transmitting driving force to the contacts with indexing or locating means, e.g. indexing by ball and spring making use of permanent magnets

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Linear Motors (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

【課題】必要不可欠な機能を有し、高速及び高応答な電力用開閉装置の操作機構及びこれを備えた電力用開閉装置を提供することを目的とする。
【解決手段】外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列と内側パイプ38と外側パイプ39と三相コイル33と出力環34と電力供給線33aとを備える。外側永久磁石31の列は、磁極が最大でも90度ずつ回転するよう隣接させる。内側永久磁石32の列は、磁極が外側永久磁石31の列と同じ向きの磁化ベクトル半径方向成分及び逆向きの磁化ベクトル軸方向成分を有する。外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列は、磁化ベクトル半径方向成分が同じ向きとなるように対向させて固定される。三相コイル33は、外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列との間に一定のクリアランスで介在する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、可動接点を操作する電磁駆動方式の操作機構、及び当該操作機構を備える電力用開閉装置に関する。
電力用開閉装置は、一対の接点を備え、この接点を接離させることで電路を開閉する。事故電流が検知されると、電力用開閉装置には遮断信号が入力され、電力用開閉装置は、この遮断信号を契機に電流を遮断すべく接点を開離させる。
この電力用開閉装置は、一般的に、更に一対のアーク接点とパッファ室又は昇圧室を備えている。アーク接点は、電路開閉用の接点の開離に連れて開離することでアーク放電を引き受ける。パッファ室や昇圧室はピストンとシリンダで構成され、シリンダ及びピストンを相対的に移動させることで室内に滞留するガスを圧縮し、アーク接点間に室内外の高圧ガスを吹き付ける。この高圧ガスの吹き付けによりアーク放電は消弧に至り、電流遮断が完了する。
操作機構は、この電路開閉用の可動接点、アーク可動接点、及びピストン又はシリンダをそれぞれ相対移動させるために備えられている。従って、この操作機構には、任意の駆動が可能であること、可動子の高速移動が可能であること、及び、可動子の応答性能が良いことが要求される。
任意の駆動が要求されるのは、事故電流は交流であり其の電圧は周期的に変動していること、及び事故発生時の位相がランダムであることにより、事故電流の発生から消弧の状態推移を鑑みて遮断しやすい適切なタイミングで遮断動作を行うことが望ましいからである。可動子の高速移動及び応答性能が要求されるのは、遮断動作は、遮断指令開始から数十msecという短時間で完了しなければならないからである。
さらに、これらの駆動性能に加えて、電力設備の地下設置化が進展していること、及び駆動機構を有することから、操作機構のサイズ上の制約やメンテナンス性といった性能も求められている。
現在、操作機構としては、空気式、油圧式、ばね式、電磁駆動式が提供されている。油圧式は油圧アクチュエータを用いて可動部を駆動する方式である。ばね式は、圧縮したばねを開放した際のエネルギーを用いて可動部を駆動する方式であり、現在の主流である。電磁駆動式は電磁アクチュエータにより可動子を駆動する方式である。
このうち、電磁駆動式の例としては、回転機の動力を直動変換して可動接点を駆動する方式がある(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。この方式では回転機の駆動を制御することで任意の駆動を実現できる。
また、電磁吸引力、電磁反発力を直接推力として用いる例として、電磁石および永久磁石の吸引力を利用する方式(例えば、特許文献3参照。)、空心コイルに働く電磁吸引力あるいは反発力を利用する方式(例えば、特許文献4、特許文献5参照。)、誘導反発力を利用する方式(特許文献6参照)を挙げることができる。空心コイルを用いる場合には、電気回路の時定数が小さく初期動作において高い応答性能が得られるといった特徴がある。
また、互いに一定間隔を保持して内外に配置された円筒型永久磁石を用い、内外の円筒型永久磁石の間に位置する空心コイルに励磁電流を与えることで、この空心コイルを駆動する方式も提供されている(例えば、特許文献7参照。)。
特開2009−212372号公報 特開2008−021599号公報 特開2003−016888号公報 特開平10−040782号公報 特開2002−124158号公報 特開平11−025817号公報 特許第4625032号公報
このように電磁駆動式の操作機構は、各種が提案されているが、油圧式の操作機構やばね式の操作機構に比べて、可動接点の高速投入及び高速遮断のために不可欠となる推力の面で劣っているという指摘がされていた。
すなわち、特許文献1及び2に示される回転電動機を用いた例では、高トルクを得るために回転電動機の巻線には鉄心が用いるという提案がなされているが、インダクタンスが大きくなり、電気回路の時定数も大きくなるため、応答性能の向上には限界が生じてしまう。そのため、推力と応答性能のトレードオフとなってしまう。
また、特許文献3乃至6の電磁吸引力や電磁反発力を直接推力として用いる方式では、全可動域において任意の駆動を行うのは困難であるため、遮断しやすい適切なタイミングで遮断動作を行うことが難しい。
特許文献7に示される円筒型永久磁石を配したアクチュエータを用いる方式では、任意の駆動が可能であり、コイルには鉄心を用いていないため、比較的インダクタンスを小さく抑えることが可能である。しかしながら、コイルの内側には鉄心を用いないまでも、環状のコイルの両端に磁性体リングを配置しており、少なからずインダクタンスの増加をまねいている。
また、内外円筒永久磁石の着磁方向は両方とも径方向の同じ向きに一様に着磁されているため、内外円筒型永久磁石から生じる磁束は、外円筒永久磁石の外側面から円筒の上底、下底を経て内円筒の内側面を通り再び外円筒永久磁石に戻るという経路を辿っている。この磁束の流れをスムーズにして、より強力な磁束を生み出すためには、また外部に磁場の影響を与えないためには、外円筒永久磁石の外側及び内円筒永久磁石の内側に円筒状の磁性体からなるバックヨークを用いざるを得ない。
この場合、内側のバックヨークはコイルに対して鉄心と同じ作用をもたらすことは言うまでもないが、外側のバックヨークも同じ作用をもたらしてしまう。従って、コイルのインダクタンスが大きくなってしまうという問題がある。
更に推力を増加させるため強力な永久磁石を用いざるを得ず、バックヨークの磁気飽和を避けるためにバックヨークを厚くしなければならない。このため、強力な永久磁石を用いたとしても推力/体積比を小さくするのは難しい。
すなわち、特許文献7に提案の方式であっても応答性能や推力が満足し得るものではなかった。
以上のとおり、電磁駆動式の操作機構は、必要不可欠な機能を有しながらも高速及び高応答の要件を満たすことは困難であった。本発明はかかる課題を解決するためになされたもので、必要不可欠な機能を有し、高速及び高応答な電力用開閉装置の操作機構及びこれを備えた電力用開閉装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、可動接点を往復駆動することで、開閉装置を遮断状態と投入状態との間で相互に移行させるための電力用開閉装置の操作機構は、第1の永久磁石の列と第2の永久磁石の列と磁石固定手段とコイルとコイル支持手段と電力供給線とを備える。
第1の永久磁石の列は、円環状若しくは円弧状の永久磁石の磁極がその中心軸を含む断面において最大でも90度ずつ回転するよう当該永久磁石を隣接させて構成される。第2の永久磁石の列は、円環状若しくは円弧状の永久磁石の磁極が前記第1の永久磁石の列と同じ向きの磁化ベクトル半径方向成分を有するとともに前記第1の永久磁石の列と逆向きの磁化ベクトル軸方向成分を有する。磁石固定手段は、前記第一の永久磁石の列と前記第二の永久磁石の列をそれぞれの磁極の磁化ベクトル半径方向成分が同じ向きとなるように対向させて固定する。コイルは、前記第1の永久磁石の列と前記第2の永久磁石の列との間に一定のクリアランスもって介在する。コイル支持手段は、前記可動接点に直接又は間接的に繋がり、前記コイルが固定されるとともに前記第1及び第2の永久磁石の列に沿って平行移動可能となっている。電力供給線は、前記コイルを励磁するための電力を供給する。
これにより、前記第一の永久磁石の列と前記第二の永久磁石の列により発生する磁気回路と励磁された前記コイルの作用により前記可動接点を往復駆動させるための推力を発生させる。
第1の実施形態に係る電力用開閉装置を示す内部構成図である。 操作機構の外観を示す斜視図である。 操作機構の軸に沿った断面図である。 操作機構の軸に直交する断面図である。 駆動装置の構成図である。 伝達機構及び第1の保持機構を示す構成図である。 第2の保持機構を示す構成図である。 第2の実施形態に係る電力用開閉装置を示す内部構成図である。 第2の伝達機構の一構成例を示す構成図である。 第2の伝達機構の他の構成例を示す構成図である。 第3の実施形態に係る第1の保持機構を示す構成図である。
(第1の実施形態)
(全体構成)
図1は、第1の実施形態に係る電力用開閉装置を示す内部構成図である。電力用開閉装置1は、電路を開閉する装置であり、駆動装置2と、伝達機構4と第1の保持機構6と第2の保持機構7を有する操作機構3と、開閉機構5とを備えている。
駆動装置2は、電源100から送出される電力を操作機構3へ付与することで、操作機構3を駆動させる。操作機構3は、直線方向の推力を発生させる操作機構である。伝達機構4は、軸方向に進退可能な操作ロッド41を有しており、この操作ロッド41の押し引きによって操作機構3が発生させた推力を開閉機構5に伝達する。
開閉機構5は、消弧性ガスが充填された密閉空間51内に可動接点52と固定接点53とを配設しており、また可動接点52は操作ロッド41に固定されており、可動接点52は、操作ロッド41の押し引きに応じて固定接点53に対して接触又は離反する。第1の保持機構6及び第2の保持機構7は、操作機構3による推力が未発生となっている電流の投入状態の間、可動接点52と固定接点53との接触状態を維持する。
(操作機構)
図2乃至4は、操作機構3の詳細構成を示す図であり、図2は操作機構3の外観を示す斜視図、図3は操作機構3の軸に沿ったA−A’断面図、図4は操作機構3の軸に直交するB−B’断面図である。図2乃至4に示すように、操作機構3は、概略等しい磁化エネルギーを保持した外側永久磁石31の列及び内側永久磁石32の列により発生する磁場と三相コイル33の励磁によって、三相コイル33が巻回された出力環34を軸方向に進退させる。
この操作機構3は、図2に示すように、大別すると出力環34の他に固定子35を備えている。固定子35は円筒形状を有する。出力環34は、非磁性材料によって形成され、一対の長い円弧板34aが円弧中心を一致させて向かい合わせになった形状、換言すると、円筒の周壁の一部対面箇所が軸に沿って切り欠かれた形状を有し、三相コイル33のコイル支持手段となる。
固定子35は、地上に固定されている。出力環34の径は固定子35の径よりも小さく、出力環34は、固定子35の内部に軸に沿って移動可能に支持されている。すなわち、固定子35の外周面上には、固定子35よりも長い棒状のガイドバー36が固定子35の軸に沿って一対敷設されており、このガイドバー36の両端は接続部材37に固定されていて、接続部材37は出力環34に固定されている。さらに、ガイドバー36には、ガイドバー36にスライド可能に嵌め込まれたガイド37aが設けられており、ガイド37aは固定子35に固定されている。
尚、固定子35の両端部は、非磁性材料によって形成された円板35aにより蓋がされている。また、出力環34の一対の円弧板34a、34bは両端部に固定された円板34cで同一姿勢を保ったまま繋がっている。更に、出力環34は固定子35よりも長く、円板35aには、出力環34が貫通する孔が円弧板34a、34bの形状に合わせて形成されている。
また、この操作機構3には、三相コイル33の外側永久磁石31列に対する相対位置を検出する位置センサ21が設けられている。位置センサ21は、リニアスケール21aと光学式ピックアップ21bとで構成される。光学式ピックアップ21bは、出力環34と共に移動する接続部材37の一つに取り付けられており、受発光の指向方向をガイドバー36側に向けている。リニアスケール21aは、ガイドバー36に沿って取り付けられ、光学式ピックアップ21bと対面している。
このような操作機構3の内部において、三相コイル33は、図3及び4に示すように、出力環34に巻装されている。巻装箇所は、貫通しない程度に一段掘り下げられており、三相コイル33は、出力環34の外周面と面一若しくは埋没している。三相コイル33に対する電力供給線33aは、出力環34の周壁内部を通って円板34cから引き出される。
外側永久磁石31の列及び内側永久磁石32の列は、出力環34の周壁を挟んで軸方向に沿って敷設されている。出力環34の周壁と外側永久磁石31の列及び内側永久磁石32の列との間には一定のクリアランスが設けられている。
内側永久磁石32は、円弧状又はリング形状であり、非磁性材料によって形成された内側パイプ38の外径に内径が沿うように嵌め込まれ、内側パイプ38の軸方向に複数並べられている。すなわち、この内側パイプ38は、内側永久磁石32に対する磁石固定手段の一例である。この内側パイプ38は、出力環34の内部に位置が固定されて配設され、出力環34と同軸である。
外側永久磁石31は、円弧状又はリング形状であり、非磁性材料によって形成された外側パイプ39の内径に外径が沿うように貼り付けられ、内側パイプ38の軸方向に複数並べられている。すなわち、この外側パイプ39は、外側永久磁石31に対する磁石固定手段の一例である。この外側パイプ39は、出力環34を内部に収容するにように位置が固定されて配設され、出力環34と同軸である。
この内側永久磁石32及び外側永久磁石31は、それぞれ、磁化の向きを少しずつ変えて並べたハルバッハ配列で並べられている。本実施形態では、出力環34の中心軸を含む断面において、最大でも90度ずつ回転するように永久磁石が隣接させて配置される。
また、内側永久磁石32の列と外側永久磁石31の列とでは、回転する磁化の向きが逆である。すなわち、例えば、外側永久磁石31の列に沿って順番に見た磁化の向きは時計回りになり、内側永久磁石32の列に沿って順番に見た磁化の向きは反時計回りになる。
更に、この内側永久磁石32及び外側永久磁石31は、出力環34の周壁を挟んで1対1で対向するように配置される。磁化ベクトルが同じ向きの半径方向成分を有する内側永久磁石32及び外側永久磁石31が対向し、磁化ベクトルが逆向きの軸方向成分を有する内側永久磁石32及び外側永久磁石31が対向する。この半径方向及び軸方向とは円弧状又はリング状の外側永久磁石31及び内側永久磁石32を基準にした方向である。
(駆動装置)
図5は、駆動装置2の構成図である。駆動装置2は、母線22を介して電力の授受を行う電力変換器23及び電源電力変換器24を備えている。また、母線22には、電力貯蔵手段として、平滑コンデンサ25及び蓄電装置26が接続されている。
平滑コンデンサ25及び蓄電装置26は、三相コイル33での電力の消費及び三相コイル33からの電力の回生時においても、母線22の電圧変動を小さく抑える。平滑コンデンサ25や蓄電装置26は母線22の適当な箇所に複数個配置されていても差し支えない。
また、蓄電装置26には、バッテリ−26a、抵抗器26b、及びダイオード26cが配置されている。抵抗器26b及びダイオード26cは、バッテリ−26aの正極側に接続されており、また抵抗器26bとダイオード26cとは並列に接続されている。すなわち、バッテリ−26aの過充電を抑制すべく、バッテリ−26aからの電力供給時には抵抗器26bでの電力消費がなく、バッテリ−26aへの充電時には抵抗器26bで充電電力の一部が消費されるように構成されている。
電力変換器23は、電力供給線33aを介して三相コイル33に交流電流を供給するPWMインバータ23aと、PWMインバータ23aを制御する推力制御器23bを備えている。推力制御器23bは、駆動装置2の外部から入力された推力指令値に等しい推力が三相コイル33に発生するように、PWMインバータ23aを制御する。例えば、PWMインバータ23aは電力変換素子群を備えており、推力制御器23bは、この電力変換素子群の点弧角を制御する。
この推力制御器23bには、少なくともU相電流センサ27及びW相電流センサ28と位置センサ21とに接続されている。U相電流センサ27及びW相電流センサ28は、三相コイル33のU、V、W相のうちU相とW相の励磁電流を検出する。推力制御器23bは、U相電流センサ27及びW相電流センサ28と位置センサ21からの信号を参照して推力制御を行う。
電源電力変換器24は、インバータ24aと回生受電制御器24bを備えている。回生受電制御器24bは、外部からの回生受電指令信号に基づいて、平滑コンデンサ25およびバッテリ−26aに蓄えられた電力を電源100へ回生するとともに、電源100からの電力を貯蔵するためにインバータ24aの点弧角を制御する。
(第1の保持機構)
図6は、伝達機構4及び第1の保持機構6を示す構成図であり、左半図が遮断状態、右半図が投入状態を示している。尚、この実施形態では第1の保持機構6は投入状態を保持する例を用いて説明されているが、同様の機構を用いて遮断状態を保持することもできる。
まず、伝達機構4の操作ロッド41と出力環34との間には、別の中間ロッド42が接続されている。この中間ロッド42の一端と、出力環34の一端とは、共通のピンによって回転可能に軸支されている。また、中間ロッド42の他端と操作ロッド41の一端とは、共通のピンによって回転可能に軸支されている。中間ロッド42と出力環34を軸支しているピンと、操作ロッド41と中間ロッド42を軸支しているピンとは、直交している。
次に、第1の保持機構6は、伝達機構4が有する操作ロッド41の移動に伴って磁石ユニット61へ近づくターゲット62に対する磁気吸引力によって、可動接点52と固定接点53との接触状態を維持する。
ターゲット62は、強磁性体により形成された板状部材であり、中間ロッド42の周面に立設されている。一方、中間ロッド42は地上に固定されたフレーム8に挿通されているが、強磁性体により形成されたヨーク61aと永久磁石61bから構成されている磁石ユニット61は、ターゲット62に対向するように、フレーム8の中間ロッド42が通る孔の近傍に固定されている。
磁石ユニット61とターゲット62の位置関係は、磁石ユニット61が開閉機構5側であり、ターゲット62が出力環34側である。要するに、操作ロッド41が可動接点52を固定接点53に接触させる方向に移動したときに、ターゲット62が磁石ユニット61へ近づくように両者は配置される。尚、磁石ユニット61とターゲット62の位置関係を逆にしても同様の効果を得ることができる。
(第2の保持機構)
図7は、第2の保持機構7を示す構成図であり、上半図は遮断状態、下半図は投入状態を示している。尚、この実施形態では第2の保持機構7は投入状態を保持する例を用いて説明されているが、同様の機構を用いて遮断状態を保持することもできる。この第2の保持機構7は、ターゲット71と、このターゲット71に対する磁気吸引力を発生させる外側永久磁石31及び内側永久磁石32とから構成されている。
ターゲット71は、出力環34に半径方向に拡がるように固定された強磁性体により形成された板である。このターゲット71は、外側リング71aと内側リング71bとから構成されている。外側リング71aは、出力環34の外径に沿うように内径が成形され、出力環34の外周面に沿うように嵌め込まれることで、出力環34の外周面から立ち上がっている。内側リング71bは、出力環34の内径に沿うように外径が成形され、出力環34の内周面に沿うように貼り付けられることで、出力環34の内周面から内側へ立ち上がっている。外側リング71aと内側リング71bの出力環34の長さ方向における位置は一致している。
投入状態においては、ターゲット71に対して外側永久磁石31及び内側永久磁石32の漏れ磁束が作用することで、ターゲット71を固定している出力環34の位置も維持される。
(作用)
このような電力用開閉装置1の動作及び作用を説明する。操作機構3が停止状態にあるときには、開閉機構5の可動接点52には何らの推力も出力されていない。この状態では、可動接点52は、固定接点53側に移動しており、可動接点52と固定接点53とは接触している。
この電流投入状態では、図6の右半図に示されるように、磁石ユニット61に対してターゲット62が接触している。そのため、磁石ユニット61の磁気吸引力がターゲット62に強く作用し、ターゲット62が磁石ユニット61に固定される。
ターゲット62と出力環34とは固定関係にあり、出力環34と可動接点52とは、中間ロッド42と操作ロッド41を介して連動関係にあるため、可動接点52も投入位置で維持される。そのため、操作機構3を停止させた状態において可動接点52に重力等の外力が作用しても、操作機構3の運転を継続することなく投入状態を保つことができる。従って、本実施形態による第1の保持機構6は、機械式に依らず、また投入状態を維持するために電力を必要としない。
尚、磁石ユニット61に対するターゲット62の接触には、可動接点52の位置が維持されるようにターゲット62が磁石ユニット61に固定される程度に磁気吸引力が作用している状態を指し、すなわち厳密に接触していないが、極近接している状態も含まれる。
また、図7の下半図に示されるように、電流投入状態では、外側永久磁石31及び内側永久磁石32に対してターゲット71が近接又は接触している。そのため、外側永久磁石31及び内側永久磁石32の漏れ磁束がターゲット71に強く作用し、ターゲット71の外側永久磁石31及び内側永久磁石32に対する離間移動を阻止している。
ターゲット71と出力環34とは固定関係にあり、出力環34と可動接点52とは、中間ロッド42と操作ロッド41を介して連動関係にあるため、可動接点52も投入位置で維持される。そのため、操作機構3を停止させた状態において可動接点52に重力等の外力が作用しても、操作機構3の運転を継続することなく投入状態を保つことができる。従って、本実施形態による第2の保持機構7は、機械式に依らず、また投入状態を維持するために電力を必要としない。
次に、系統に事故電流が発生すると、電力用開閉装置1の外部から推力指令値が入力される。推力指令値は推力を表し、可動接点52の移動速度や移動量を規定している。電力変換器23は推力指令値に応じた交流電流を電力供給線33aを通じて三相コイル33に付与する。
三相コイル33に交流電流が流れている一方で、外側永久磁石31列と内側永久磁石32列は、図3に示すように、外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列を環で結んだ磁気回路を形成している。
より具体的には、磁気回路は、外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列の内部を通過する軸方向の磁束と、外側永久磁石31と内側永久磁石32との間の隙間部を通る半径方向の磁束とを結んで形成される。そして、外側永久磁石31の列の外側面から出る磁束はほとんどなく、また内側永久磁石32の列の内側面から出る磁束はほとんどない。従って、外側永久磁石31と内側永久磁石32との間の隙間部には、半径方向の磁束が極めて多く分布するようになり、励磁された三相コイル33に対して多くの半径方向の磁束が直角に鎖交することとなる。そのため、三相コイル33が巻回された出力環34は、外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列との間を平行移動する。
出力環34が移動すると、位置センサ21、U相電流センサ27、及びW相電流センサ28から検出値が推力制御器23bに入力される。推力制御器23bは、これらの検出器と推力指令値とを比較し、その差が零になるようにPWMインバータ23aを制御する。
そして、位置センサ21による検出値が所望値に達すると、推力制御器23bは三相コイル33に対する電力供給を停止する。開閉機構5内においては、可動接点52が固定接点53と開離し、電流遮断が終了する。このとき、ターゲット62と磁石ユニット61の接触衝撃を抑制するように、可動接点52の移動速度や移動位置を可変した推力指令値を推力制御器23bに入力しておくことが望ましい。
電力用開閉装置1の投入動作は、この遮断動作と同様であり、電力用開閉装置1には投入指令が入力されると三相コイル33に交流電流を付与し、可動接点52と固定接点53とを接続する遮断動作と逆向きで遮断動作と同様の投入動作を行う。
(効果)
以上のように、電力用開閉装置1の可動接点52を往復駆動することで、開閉装置を遮断状態と投入状態との間で相互に移行させるための操作機構1において、本実施形態では、外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列と内側パイプ38と外側パイプ39と三相コイル33と出力環34と電力供給線33aとを備えるようにした。
外側永久磁石31の列は、円環状若しくは円弧状の永久磁石の磁極がその中心軸を含む断面において最大でも90度ずつ回転するよう当該永久磁石31を隣接させて構成される。内側永久磁石32の列は、円環状若しくは円弧状の永久磁石の磁極が外側永久磁石31の列と同じ向きの磁化ベクトル半径方向成分を有するとともに外側永久磁石31の列と逆向きの磁化ベクトル軸方向成分を有する。
内側パイプ38と外側パイプ39は、外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列をそれぞれの磁極の磁化ベクトル半径方向成分が同じ向きとなるように対向させて固定する。三相コイル33は、外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列との間に一定のクリアランスもって介在する。出力環34は、可動接点52に直接又は間接的に繋がり、三相コイル33が固定されるとともに外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列に沿って平行移動可能となっている。電力供給線33aは、三相コイル33を励磁するための電力を供給する。
これにより、外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列により発生する磁気回路と励磁された三相コイル33の作用により可動接点52を往復駆動させるための推力を発生させる。
このとき、外側永久磁石31の列の外側面と内側永久磁石32の列の内側面から出る磁束はほとんどなく、外側永久磁石31の列の外側面と内側永久磁石32の列の内側面の間でほとんどの磁束が磁気回路を構成する。そのため、バックヨークを必要としない。
加えて、外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列は略等しい磁化エネルギーを保持しており、これにより、外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列との空隙中には半径方向の磁束が極めて多く分布するようになる。さらに、三相コイル33が半径方向の磁束が極めて多く分布する空隙中に配置されるので磁束の大部分が三相コイル33と直角に鎖交し、より少ない電流で大きな推力が発生する。このため、高速化が可能である。
また、操作機構3が運転状態にあるとき、鉄心やヨークが外側永久磁石31の列及び内側永久磁石32の列の作る主磁束内や三相コイル33近傍に存在しないため、三相コイル33の自己インダクタンスが小さくなる。従って、出力環34が高速で運動しても所定の励磁電流を三相コイル33に通電するのに必要な電圧が低減される。
また、出力環34に鉄心やヨークが不要なため、軽量化が実現できるとともに三相コイル33の大部分が外側永久磁石31及び内側永久磁石32の列の作る主磁束に鎖交するため、推力/重量比が向上する。このため、応答性能も向上する。
さらに、出力環34又は中間ロッド42等の出力環34と連動して動く部材にターゲット62又は永久磁石61bを固定し、位置が固定された永久磁石61b又はターゲット62を備え、出力環34の移動に応じて永久磁石61b及びターゲット62が相対的に接近することにより、ターゲット62に対する永久磁石61bの磁気吸引力で可動接点52の位置を維持するようにした。
また、出力環34に固定されたターゲット71を更に備え、外側永久磁石31の列と内側永久磁石32の列から生じる漏れ磁束がターゲット71に対する磁気吸引力として作用し、可動接点52の位置を維持させるようにした。
これにより、機械式な保持機構を排除することができ、装置の軽量化に寄与する。そのため、推力/重量比が更に向上し、また応答性能も更に向上する。更に、この摺動部を含む機械的な保持機構が存在しないこと、また投入状態及び遮断状態を維持するために電力を必要としないことは、電磁駆動方式の操作機構がもたらすメンテナンスにおける優位性を阻害しない点で有用となる。
更に、本実施形態の操作機構は任意の駆動が可能であるため、ターゲット62と永久磁石61bの衝突を緩和するように推力を調整することもでき、故障リスクも低減させることができる。また、故障リスク低減のための構成を削除できるために、更なる軽量化にも寄与する。
また、可動接点52や固定接点53の損耗状態に関わらず、一定の動作特性を実現することもできる。更に、動作時に、一定の動作パターンを実現するための駆動力の変化を過去のデータと比較することにより、接点の損耗状態を検知できるので、機器の寿命診断を行うことができる。もちろん、定期検査における、無負荷運転でも診断可能である。
(第2の実施形態)
(全体構成)
図8は、第2の実施形態に係る電力用開閉装置1を示す内部構成図である。図8に示すように、この電力用開閉装置1は、中間ロッド42と操作ロッド41との間に第2の伝達機構9が介在している。この第2の伝達機構9は、推力の増幅又は移動量の増幅を目的として設けることができる。
(第2の伝達機構の一構成例)
図9は、推力の増幅を目的とした第2の伝達機構9を示す構成図である。図9に示すように、この第2の伝達機構9は、中間ロッド42と操作ロッド41とを複数のリンクを介在させて接続している。複数のリンクとは、一端が回転可能に固定された棒状のレバー91と、中間ロッド42とレバー91の他端とを回転可能に繋ぐ補助リンク92と、操作ロッド41とレバー91の中程に設けられた節点とを回転可能に繋ぐ補助リンク93である。
(第2の伝達機構の他の構成例)
図10は、移動量の増幅を目的とした第2の伝達機構9を示す構成図である。図10に示すように、この第2の伝達機構9は、中間ロッド42と操作ロッド41とを複数のリンクを介在させて接続している。複数のリンクとは、一端が回転可能に固定された棒状のレバー91と、中間ロッド42とレバー91の中程に設けられた節点とを回転可能に繋ぐ補助リンク92と、操作ロッド41とレバー91の他端とを回転可能に繋ぐ補助リンク93である。
(効果)
このように、一端に回転可能な固定点を有するとともに、出力環34が直接又は間接的に他端側に回転可能に取り付けられ、出力環34よりも固定点に近い箇所に操作ロッド41が取り付けられたレバー91を備えるようにした。
この第2の伝達機構9では、支点との距離は力点よりも作用点のほうが近くなる。そのため、レバー91が梃子として働くと、中間ロッド42の移動力が増幅されて操作ロッド41に伝達できる。
また、一端に回転可能な固定点を有するとともに、操作ロッド51が他端側に回転可能に取り付けられ、操作ロッド41よりも固定点に近い箇所に出力環34が直接又は間接的に取り付けられたレバー91を備えるようにした。
この第2の伝達機構9では、支点との距離は作用点よりも力点のほうが近くなる。そのため、レバー91が梃子として働くと、中間ロッド42の移動量が増幅されて操作ロッド41に伝達できる。
また、部品点数および摺動部が増えるが、推力あるいはストロークの増減を行う機能を有していることから、操作機構3あるいは開閉装置5側の設計自由度が増すという効果がある。
(第3の実施形態)
(第1の保持機構の構成)
図11は、第3の実施形態に係る電力用開閉装置1の第1の保持機構6を示す構成図であり、左半図が遮断状態、右半図が投入状態を示している。図11に示すように、この第1の保持機構6は、フレーム8がターゲット62を代替する。すなわち、フレーム8は強磁性体により形成されている。一方、中間ロッド42には、周面から立ち上がった板状のラバー磁石63が固定されている。
(作用・効果)
この第1の保持機構6では、図11の右半図に示されるように、フレーム8に対してラバー磁石63が接触している。そのため、ラバー磁石63の磁気吸引力がフレーム8に強く作用し、ラバー磁石63がフレーム8に固定される。
ラバー磁石63と出力環34とは固定関係にあり、出力環34と可動接点52とは、中間ロッド42と操作ロッド41を介して連動関係にあるため、可動接点52も投入位置で維持される。そのため、操作機構3を停止させた状態において可動接点52に重力等の外力が作用しても、操作機構3の運転を継続することなく投入状態を保つことができる。従って、本実施形態による第1の保持機構6は、機械式に依らず、また投入状態を維持するために電力を必要としない。また、ラバー磁石63は、高い弾性力を有するため、ラバー磁石63とフレーム8との衝突ショックを緩和し、更に故障リスクも低減させることができる。また、故障リスク低減のための構成を削除できるために、更なる軽量化にも寄与する。
[その他の実施の形態]
本明細書においては、本発明に係る複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。具体的には、第1乃至第3の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせたものも包含される。以上のような実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、各図において電力用開閉装置1が横に寝かされた例を説明しているが、電力用開閉装置1を縦置きとしてもよい。また、外側永久磁石及び内側永久磁石を円環状を例として説明したが、例えば、円弧状を環状に並べるようにしてもよい。
1 電力用開閉装置
2 駆動装置
21 位置センサ
21a リニアスケール
21b 光学式ピックアップ
22 母線
23 電力変換器
23a PWMインバータ
23b 推力制御器
24 電源電力変換器
24a インバータ
24b 回生受電制御器
25 平滑コンデンサ
26 蓄電装置
26a バッテリー
26b 抵抗器
26c ダイオード
27 U相電流センサ
28 W相電流センサ
3 操作機構
31 外側永久磁石
32 内側永久磁石
33 三相コイル
33a 電力供給線
34 出力環
34a 円弧板
34b 円弧板
34c 円板
35 固定子
35a 円板
36 ガイドバー
37 接続部材
37a ガイド
38 内側パイプ
39 外側パイプ
4 伝達機構
41 操作ロッド
42 中間ロッド
5 開閉機構
51 密閉空間
52 可動接点
53 固定接点
6 第1の保持機構
61 磁石ユニット
61a ヨーク
61b 永久磁石
62 ターゲット
63 ラバー磁石
7 第2の保持機構
71 ターゲット
71a 外側リング
71b 内側リング
8 フレーム
9 第2の伝達機構
91 レバー
92 補助リンク
93 補助リンク
100 電源

Claims (9)

  1. 可動接点を往復駆動することで、開閉装置を遮断状態と投入状態との間で相互に移行させるための操作機構であって、
    円環状若しくは円弧状の永久磁石の磁極がその中心軸を含む断面において最大でも90度ずつ回転するよう当該永久磁石を隣接させて構成される第一の永久磁石の列と、
    円環状若しくは円弧状の永久磁石の磁極が前記第1の永久磁石の列と同じ向きの磁化ベクトル半径方向成分を有するとともに前記第一の永久磁石の列と逆向きの磁化ベクトル軸方向成分を有する第二の永久磁石の列と、
    前記第一の永久磁石の列と前記第二の永久磁石の列をそれぞれの磁極の磁化ベクトル半径方向成分が同じ向きとなるように対向させて固定する磁石固定手段と、
    前記第1の永久磁石の列と前記第2の永久磁石の列との間に一定のクリアランスもって介在するコイルと、
    前記可動接点に直接又は間接的に繋がり、前記コイルが固定されるとともに前記第1及び第2の永久磁石の列に沿って平行移動可能なコイル支持手段と、
    前記コイルを励磁するための電力を供給する電力供給線と、
    を備え、
    前記第一の永久磁石の列と前記第二の永久磁石の列により発生する磁気回路と励磁された前記コイルの作用により前記可動接点を往復駆動させるための推力を発生させること、
    を特徴とする電力用開閉装置の操作機構。
  2. 前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁石が同等の磁化エネルギーを保持していること、
    を特徴とする請求項1記載の電力用開閉装置の操作機構。
  3. 前記コイル支持手段又は当該コイル支持手段と連動して動く部材に固定された強磁性体と、
    位置が固定された第3の永久磁石と、
    を備え、
    前記コイル支持手段の移動に応じて前記第3の永久磁石及び前記強磁性体が相対的に接近することにより、前記強磁性体に対する前記第3の永久磁石の磁気吸引力で前記可動接点の位置を維持すること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の電力用開閉装置の操作機構。
  4. 前記コイル支持手段又は当該コイル支持手段と連動して動く部材に固定された第3の永久磁石と、
    位置が固定された強磁性体と、
    を備え、
    前記コイル支持手段の移動に応じて前記第3の永久磁石及び前記強磁性体が相対的に接近することにより、前記強磁性体に対する前記第3の永久磁石の磁気吸引力で前記可動接点の位置を維持すること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の電力用開閉装置の操作機構。
  5. 前記第3の永久磁石は、ラバー磁石であること、
    を特徴とする請求項3又は4に記載の電力用開閉装置の操作機構。
  6. 前記コイル支持手段に固定された強磁性体を更に備え、
    前記第1の永久磁石の列と前記第2の永久磁石の列から生じる漏れ磁束が前記強磁性体に対する磁気吸引力として作用し、前記可動接点の位置を維持すること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電力用開閉装置の操作機構。
  7. 前記可動接点を往復運動させる操作ロッドと、
    一端に回転可能な固定点を有するとともに、前記コイル支持手段が直接又は間接的に他端側に回転可能に取り付けられ、前記コイル支持手段よりも前記固定点に近い箇所に前記操作ロッドが取り付けられたレバーと、
    を更に備え、
    前記コイル支持手段の推力を増幅して前記可動接点に伝達すること、
    を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電力用開閉装置の操作機構。
  8. 前記可動接点を往復運動させる操作ロッドと、
    一端に回転可能な固定点を有するとともに、前記操作ロッドが他端側に回転可能に取り付けられ、前記操作ロッドよりも前記固定点に近い箇所に前記コイル支持手段が直接又は間接的に取り付けられたレバーと、
    を更に備え、
    前記コイル支持手段の移動量を増幅して前記可動接点に伝達すること、
    を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電力用開閉装置の操作機構。
  9. 往復運動可能な可動接点と、前記可動接点を駆動する操作機構とを有し、前記可動接点の移動によって遮断状態と投入状態との間で相互に移動し得る開閉装置であって、
    前記操作機構は、
    請求項1乃至8の何れかに記載の操作機構であること、
    を特徴とする電力用開閉装置。
JP2012101692A 2012-04-26 2012-04-26 電力用開閉装置、及びその操作機構 Pending JP2013229247A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012101692A JP2013229247A (ja) 2012-04-26 2012-04-26 電力用開閉装置、及びその操作機構
CN201380021881.9A CN104303248A (zh) 2012-04-26 2013-04-23 操作机构以及具备该操作机构的电力用开闭装置
PCT/JP2013/002744 WO2013161285A1 (ja) 2012-04-26 2013-04-23 操作機構、及び、その操作機構を備える電力用開閉装置
BR112014026878A BR112014026878A2 (pt) 2012-04-26 2013-04-23 mecanismo de operação e comutador de energia provido com o mecanismo de operação
EP13782432.2A EP2851920B1 (en) 2012-04-26 2013-04-23 Operation mechanism and power switch device provided with same
IN8928DEN2014 IN2014DN08928A (ja) 2012-04-26 2013-04-23
US14/523,019 US20150042424A1 (en) 2012-04-26 2014-10-24 Operating mechanism and power switch provided with the operating mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012101692A JP2013229247A (ja) 2012-04-26 2012-04-26 電力用開閉装置、及びその操作機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013229247A true JP2013229247A (ja) 2013-11-07

Family

ID=49482628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012101692A Pending JP2013229247A (ja) 2012-04-26 2012-04-26 電力用開閉装置、及びその操作機構

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20150042424A1 (ja)
EP (1) EP2851920B1 (ja)
JP (1) JP2013229247A (ja)
CN (1) CN104303248A (ja)
BR (1) BR112014026878A2 (ja)
IN (1) IN2014DN08928A (ja)
WO (1) WO2013161285A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021518649A (ja) * 2018-03-23 2021-08-02 エトナ インダストリーEtna Industrie 高電圧電気設備遮断器用の電気機械式アクチュエータ

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5275201B2 (ja) * 2009-10-09 2013-08-28 株式会社東芝 開閉装置用操作機構の緩衝装置およびその注油方法
JP6189028B2 (ja) 2012-10-22 2017-08-30 株式会社東芝 電力用開閉装置、及びその操作機構
JP2015043656A (ja) 2013-08-26 2015-03-05 株式会社東芝 開閉器
CN104332345B (zh) * 2014-10-16 2017-03-01 平高集团有限公司 一种超高速机械开关及其开关断口及其开关触头
DE102017106300B4 (de) * 2017-03-23 2023-07-27 Schaltbau Gmbh Schaltgerät mit verbesserter permanentmagnetischer Lichtbogenlöschung
FR3069097A1 (fr) * 2017-07-13 2019-01-18 STMicroelectronics (Grand Ouest) SAS Dispositif de relais electrique
CN107809034B (zh) * 2017-11-29 2023-11-24 旭立辰新能源(东莞)有限公司 磁吹灭弧式高压电连接器
CN115769330A (zh) * 2020-06-29 2023-03-07 Ls电气株式会社 电弧路径形成部及包括其的直流继电器
KR102524507B1 (ko) * 2020-06-29 2023-04-21 엘에스일렉트릭(주) 아크 경로 형성부 및 이를 포함하는 직류 릴레이
KR102452362B1 (ko) * 2020-06-29 2022-10-07 엘에스일렉트릭(주) 아크 경로 형성부 및 이를 포함하는 직류 릴레이
EP4174896A4 (en) * 2020-06-29 2024-07-10 Ls Electric Co Ltd ARC PATH GENERATION UNIT AND DC RELAY
US20230290599A1 (en) * 2020-06-29 2023-09-14 Ls Electric Co., Ltd. Arc path-forming part and direct current relay comprising same
KR102497462B1 (ko) * 2020-10-28 2023-02-08 엘에스일렉트릭(주) 아크 경로 형성부 및 이를 포함하는 직류 릴레이

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60160527A (ja) * 1983-10-15 1985-08-22 三菱電機株式会社 真空開閉器
JPS6321719A (ja) * 1986-07-14 1988-01-29 三菱電機株式会社 ガス遮断器用連結装置
JP2002319504A (ja) * 2000-07-28 2002-10-31 Fuji Electric Co Ltd 電磁式リニアアクチュエータおよび回路しゃ断器のリモート操作装置
JP2002329444A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Mitsubishi Electric Corp 固体絶縁開閉器
JP2006222438A (ja) * 2001-01-18 2006-08-24 Hitachi Ltd 電磁石およびそれを用いた開閉装置の操作機構
JP2007027370A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Mitsubishi Electric Corp 電磁操作機構およびこれを使用する電力用開閉器、電力用開閉装置
WO2010074112A1 (ja) * 2008-12-25 2010-07-01 株式会社 東芝 リニア電動機
JP4625032B2 (ja) * 2004-02-11 2011-02-02 エマテック インコーポレイテッド 電磁気力を用いたアクチュエータ及びそれを用いた遮断器

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3133475A (en) * 1960-11-22 1964-05-19 Gen Electric Hydraulically-actuated operating mechanism for an electric circuit breaker
US3566319A (en) * 1969-04-07 1971-02-23 Nippon Musical Instruments Mfg Switch assembly
US3930134A (en) * 1973-09-27 1975-12-30 Westinghouse Electric Corp Pneumatic power-unit having a driving piston and an exhaust valve
KR900005760B1 (ko) * 1986-02-19 1990-08-09 가부시기가이샤 히다찌 세이사꾸쇼 가동코일형 리니어 모터
US4808955A (en) * 1987-10-05 1989-02-28 Bei Electronics, Inc. Moving coil linear actuator with interleaved magnetic circuits
BR9608875A (pt) * 1995-05-15 1999-07-06 Cooper Ind Inc Método de controle e dispositivo para um atuador de chave a óleo
JPH1040782A (ja) 1996-07-24 1998-02-13 Meidensha Corp 電磁操作装置
JPH1125817A (ja) 1997-07-04 1999-01-29 Mitsubishi Electric Corp 開閉器の電磁反発機構
DE19910326C2 (de) * 1999-03-09 2001-03-15 E I B S A Bistabiler magnetischer Antrieb für einen Schalter
US6501357B2 (en) * 2000-03-16 2002-12-31 Quizix, Inc. Permanent magnet actuator mechanism
JP2002124158A (ja) 2000-10-16 2002-04-26 Mitsubishi Electric Corp 開閉装置
JP4629271B2 (ja) 2001-06-29 2011-02-09 三菱電機株式会社 電力用開閉装置の操作装置
US6936937B2 (en) * 2002-06-14 2005-08-30 Sunyen Co., Ltd. Linear electric generator having an improved magnet and coil structure, and method of manufacture
WO2007049920A1 (en) * 2005-10-25 2007-05-03 Ematech Inc. Electro-magnetic force driving actuator and circuit breaker using the same
JP2008021599A (ja) 2006-07-14 2008-01-31 Mitsubishi Electric Corp 回転型操作装置及び開閉器
JP5150155B2 (ja) * 2007-02-23 2013-02-20 株式会社東芝 リニアアクチュエータおよびリニアアクチュエータを利用した装置
JP2009212372A (ja) 2008-03-05 2009-09-17 Mitsubishi Electric Corp 電磁アクチュエータ及びこれを用いた電力用開閉装置
KR101024773B1 (ko) * 2008-09-08 2011-03-24 엘에스산전 주식회사 전자 선형 조작기
KR101109099B1 (ko) * 2010-09-09 2012-01-31 (주)에마텍 오작동 방지 기능을 구비하는 전력 개폐 장치
JP5926017B2 (ja) * 2010-09-29 2016-05-25 日亜化学工業株式会社 円柱状ボンド磁石
EP2697895B1 (en) * 2011-04-13 2019-09-04 Boulder Wind Power, Inc. Flux focusing arrangement for permanent magnets, methods of fabricating such arrangements, and machines including such arrangements

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60160527A (ja) * 1983-10-15 1985-08-22 三菱電機株式会社 真空開閉器
JPS6321719A (ja) * 1986-07-14 1988-01-29 三菱電機株式会社 ガス遮断器用連結装置
JP2002319504A (ja) * 2000-07-28 2002-10-31 Fuji Electric Co Ltd 電磁式リニアアクチュエータおよび回路しゃ断器のリモート操作装置
JP2006222438A (ja) * 2001-01-18 2006-08-24 Hitachi Ltd 電磁石およびそれを用いた開閉装置の操作機構
JP2002329444A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Mitsubishi Electric Corp 固体絶縁開閉器
JP4625032B2 (ja) * 2004-02-11 2011-02-02 エマテック インコーポレイテッド 電磁気力を用いたアクチュエータ及びそれを用いた遮断器
JP2007027370A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Mitsubishi Electric Corp 電磁操作機構およびこれを使用する電力用開閉器、電力用開閉装置
WO2010074112A1 (ja) * 2008-12-25 2010-07-01 株式会社 東芝 リニア電動機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021518649A (ja) * 2018-03-23 2021-08-02 エトナ インダストリーEtna Industrie 高電圧電気設備遮断器用の電気機械式アクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
EP2851920A1 (en) 2015-03-25
IN2014DN08928A (ja) 2015-05-22
BR112014026878A2 (pt) 2017-06-27
CN104303248A (zh) 2015-01-21
WO2013161285A1 (ja) 2013-10-31
US20150042424A1 (en) 2015-02-12
EP2851920B1 (en) 2016-10-26
EP2851920A4 (en) 2016-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013161285A1 (ja) 操作機構、及び、その操作機構を備える電力用開閉装置
JP6189028B2 (ja) 電力用開閉装置、及びその操作機構
US9508514B2 (en) Switchgear operating mechanism
CN101777410A (zh) 一种电磁线性驱动器
BRPI0617853A2 (pt) atuador usando força eletromagnética e disjuntor
US9576714B2 (en) Magnetic actuator
KR101741460B1 (ko) 톰슨 코일 액츄에이터
CN106716565A (zh) 电磁的调整设备
US9899172B2 (en) Circuit breaker and circuit breaker operating method
JP2014107181A (ja) 並列コンデンサ付きガス遮断器
CN105655087A (zh) 高性能电磁执行器
CN103021689A (zh) 电磁驱动器
CN112400209B (zh) 具有真空断续器和驱动装置的中压断路器以及用于操作中压断路器的方法
KR100641025B1 (ko) 전자기력을 이용한 조작기 및 이를 이용한 차단기
CN205723050U (zh) 一种高性能电磁执行器、制动器和压缩机
CN114050016B (zh) 螺线管致动器
KR100718927B1 (ko) 전자기력을 이용한 조작기 및 이를 이용한 차단기
CN103854915A (zh) 三相一并操作式断路器
JP5627475B2 (ja) 開閉器の操作機構
CN112928862B (zh) 一种自供能量的缓冲复位一体化装置及其使用方法
RU121642U1 (ru) Бистабильный электромагнит привода коммутационного устройства
WO2015072003A1 (ja) ガス遮断器
KR20210102862A (ko) 저자력 영구자석 액츄에이터
KR20200022072A (ko) 전자기력 디바이스
CN103489725A (zh) 一种高压断路器操动机构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160517

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160816