JP2010094029A - 表面修飾基板、表面修飾基板の製造方法及び表面修飾基板の製造システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板表面11aを修飾剤で被覆して修飾層13を設ける工程と、修飾層13の所定箇所が露出するように、修飾層13上にフォトレジスト層14をパターニングする工程と、露出された修飾層13を除去し、基板表面11aの所定箇所を露出させる工程と、露出された基板表面11aをエッチングして、基板表面11aに凹部110を形成する工程と、基板11上に残存しているフォトレジスト層14を除去する工程と、を有する表面修飾基板1の製造方法。
【選択図】図1
Description
一方、多くの細胞、特に動物細胞は、何かに接着して生育する接着依存性を有しており、生体外において浮遊状態で長期間生存させることが困難である。したがって、培養の有無によらず、細胞を基板上に接着させて生育させる技術は重要であり、これまでに種々の方法が検討され、コラーゲンやフィブロネクチン等の接着性タンパク質を塗布した基板上に細胞を接着する方法が開示されている。一般的には、このような解析を行う上で、培養細胞を使用することが多い。
具体的には、特定の一細胞のみを選択し、その一細胞を細胞株として培養する技術、細胞を観察する時に、細胞の溶液環境条件を制御し、かつ、容器中での細胞濃度を一定に制御する技術、及び相互作用する細胞を特定しながら培養観察する技術が提案されている(特許文献1参照)。
そして、上記のような技術を組み合わせて適用することで、特定の細胞を基板上に配置して、さらにはネットワークを構築することが可能であると考えられる。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、基板表面に修飾層が設けられた表面修飾基板、その用途によらない効率的な製造方法及びその製造システムを提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、基板表面に修飾層が設けられた表面修飾基板の製造方法であって、基板表面を修飾剤で被覆して修飾層を設ける工程と、前記修飾層の所定箇所が露出するように、該修飾層上にフォトレジスト層をパターニングする工程と、露出された前記修飾層を除去し、基板表面の所定箇所を露出させる工程と、露出された前記基板表面をエッチングして、基板表面に凹部を形成する工程と、基板上に残存している前記フォトレジスト層を除去する工程と、を有することを特徴とする表面修飾基板の製造方法である。
請求項2に記載の発明は、CF4、C2F6、C3F8、C4F6、C4F8、C5F8、CHF3、CH2F2及びSF6からなる群から選択される少なくとも一種のガスから生成されるプラズマを使用したドライエッチングで前記凹部を形成することを特徴とする請求項1に記載の表面修飾基板の製造方法である。
請求項3に記載の発明は、露出された前記修飾層の除去と、露出された前記基板表面のエッチングとを、同一手段で段階的又は同時に行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の表面修飾基板の製造方法である。
請求項4に記載の発明は、露出された前記修飾層を、酸素ガスから生成されるプラズマでの処理、又は紫外光の照射により除去することを特徴とする請求項1又は2に記載の表面修飾基板の製造方法である。
請求項5に記載の発明は、前記修飾剤として、下記一般式(1)又は(2)で表される化合物を使用し、前記修飾層を撥液層とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の表面修飾基板の製造方法である。
請求項7に記載の発明は、前記修飾層及び光不透過層の除去を、同一手段で段階的又は同時に行うことを特徴とする請求項6に記載の表面修飾基板の製造方法である。
請求項8に記載の発明は、前記光不透過層が、クロム、ニッケル、アルミニウム、タンタル及びチタンからなる群から選択される一種以上の金属からなる金属層であることを特徴とする請求項6又は7に記載の表面修飾基板の製造方法である。
請求項9に記載の発明は、前記修飾剤として、下記一般式(1)又は(2)で表される化合物を使用し、前記修飾層を撥液層とすることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の表面修飾基板の製造方法である。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法で使用する表面修飾基板の製造システムであって、基板表面を修飾剤で被覆して修飾層を設ける装置aと、前記修飾層の所定箇所が露出するように、該修飾層上にフォトレジスト層をパターニングする装置bと、露出された前記修飾層を除去し、基板表面の所定箇所を露出させる装置cと、露出された前記基板表面をエッチングして、基板表面に凹部を形成する装置dと、基板上に残存している前記フォトレジスト層を除去する装置eと、を備え、前記装置a、b、c、d及びeを、この順で使用することを特徴とする表面修飾基板の製造システムである。
請求項12に記載の発明は、請求項6〜9のいずれか一項に記載の方法で使用する表面修飾基板の製造システムであって、基板表面に光不透過層を設ける装置iと、前記光不透過層上を修飾剤で被覆して修飾層を設ける装置iiと、該修飾層上にフォトレジスト層をパターニングする装置iiiと、パターニングされた前記フォトレジスト層をマスクとして、前記修飾層及び光不透過層を除去し、基板表面の所定箇所を露出させる装置ivと、基板上に残存している前記フォトレジスト層を除去する装置vと、を備え、前記装置i、ii、iii、iv及びvを、この順で使用することを特徴とする表面修飾基板の製造システムである。
なお、本発明において修飾層とは、基板上にパターニングされ、基板表面とは異なる性質を有する層のことを指す。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施形態に係る表面修飾基板の製造方法は、基板表面に修飾層が設けられた表面修飾基板の製造方法であって、基板表面を修飾剤で被覆して修飾層を設ける工程と、前記修飾層の所定箇所が露出するように、該修飾層上にフォトレジスト層をパターニングする工程と、露出された前記修飾層を除去し、基板表面の所定箇所を露出させる工程と、露出された前記基板表面をエッチングして、基板表面に凹部を形成する工程と、基板上に残存している前記フォトレジスト層を除去する工程と、を有することを特徴とする。
まず、図1(a)に示すように、基板11の表面11aを修飾剤で被覆して修飾層13を設ける。
修飾層13が積層された基板11は、必要に応じて洗浄及び乾燥させる。洗浄は、メタノールやエタノール等のアルコールを使用しても良いし、例えば、修飾剤溶液がフッ素系溶媒を含有する場合には、フッ素系溶媒を使用しても良い。
フォトレジスト層14は特に限定されず、公知のもので良く、ポジ型フォトレジスト及びネガ型フォトレジストのいずれから形成しても良い。
露出された修飾層13はドライエッチングで除去することが好ましく、酸素ガスから生成されるプラズマでの処理、又は紫外光の照射により除去することが特に好ましい。また、後述するような、フッ素系ガスから生成されるプラズマでの処理による除去も好ましい。
紫外光の照射条件は、使用した修飾剤の種類に応じて適宜調整すれば良いが、通常は、酸素ガス存在下で照射するのが好ましく、酸素ガス濃度が5%程度の雰囲気下で照射するのがより好ましく、酸素ガス濃度が5%程度の窒素ガス雰囲気下で照射するのが特に好ましい。これにより、修飾層13を効率的に変性させることができる。これは、紫外光だけでなく、照射領域で発生した活性酸素やオゾン(図示略)により、さらに修飾層13が変性される、相乗効果によるものと推測される。
エッチング方法は、基板11の材質に応じて適宜選択すれば良い。例えば、基板11の材質が石英又はガラスである場合には、ウェットエッチングであれば、バッファードフッ酸(BHF)を使用したエッチングが好ましい。また、ドライエッチングであれば、フッ素原子を含有するガスから生成されるプラズマを使用したエッチングが好ましい。このようなガスとして好ましいものとしては、CF4、C2F6、C3F8、C4F6、C4F8、C5F8、CHF3、CH2F2及びSF6からなる群から選択される少なくとも一種が例示できる。また、必要に応じて、アルゴン(Ar)、水素(H2)、酸素(O2)及び一酸化炭素(CO)からなる群から選択される少なくとも一種のガスを併用しても良い。
凹部110の大きさは、目的に応じて適宜調整すれば良い。例えば、細胞アレイチップ等の微細な修飾パターンを有する表面修飾基板の場合には、凹部110の最大幅X1は5〜500μmであることが好ましく、15〜200μmであることがより好ましい。また、凹部110の深さY1は0.1〜7μmであることが好ましく、0.5〜5μmであることがより好ましい。
フォトレジスト層14の除去は、ウェット条件下で行うのが好ましく、フォトレジスト層14の種類に応じて、アセトンやN−メチルピロリドン(NMP)等の各種有機溶媒、酸又はアルカリを使用して行なうのがより好ましい。
本発明の第二の実施形態に係る表面修飾基板の製造方法は、基板表面に光不透過層を介して修飾層が設けられた表面修飾基板の製造方法であって、基板表面に光不透過層を設ける工程と、前記光不透過層上を修飾剤で被覆して修飾層を設ける工程と、該修飾層上にフォトレジスト層をパターニングする工程と、パターニングされた前記フォトレジスト層をマスクとして、前記修飾層及び光不透過層を除去し、基板表面の所定箇所を露出させる工程と、基板上に残存している前記フォトレジスト層を除去する工程と、を有することを特徴とする。
まず、図2(a)に示すように、基板11の表面11a上に光不透過層12を設け、さらに、該光不透過層12上を修飾剤で被覆して修飾層13を設ける
フォトレジスト層14とこれを設ける方法は、第一の実施形態の場合と同様である。
光不透過層12を除去する方法としては、ウェットエッチング、ドライエッチング等、公知の方法から適宜選択すれば良い。
修飾層13及び光不透過層12の除去は、それぞれ異なる手段で段階的に行っても良いし、同一手段で段階的又は同時に行っても良い。例えば、修飾層が後記する撥液層である場合など、その厚さが10nm以下程度と極めて薄い場合には、光不透過層12の除去方法で、光不透過層12と同時に除去することもできる。
フォトレジスト層14を除去する方法は、第一の実施形態の場合と同様である。
修飾層を複数層構造とする場合には、三層以上としても良いが、製造効率と本発明の効果とを考慮すれば、二層であることが好ましい。
修飾層を複数層構造とする場合、それぞれの層の厚さは、その合計の厚さが、単層である前記修飾層13の厚さと同じになるようにすれば良い。
本発明においては、特定の性質を有する修飾層を適宜選択して形成することにより、当該性質を反映した種々の表面修飾基板を製造できる。修飾層は、所望の性質を発現するような修飾剤を適宜選択して形成する。そして本発明は、微細な修飾パターンを有する表面修飾基板の製造に特に好適である。例えば、生体関連物質検出用センサ、細胞接着用基板、細胞培養用基板、細胞電位計測用の微小電極アレイデバイス等の各種細胞アレイチップでは、基板上の所定箇所に微小な撥液性を有する層(以下、撥液層と略記する)を形成するが、このような表面修飾基板の製造に、本発明は特に好適である。なお、ここで「撥液」とは、「撥水」及び/又は「撥油」を指す。
以下、一例として、微小な撥液層の形成について説明する。
例えば、細胞アレイチップを製造する場合には、撥液層表面は、水の接触角が100°以上である撥水性を有することが好ましく、ヘキサデカンの接触角が50°以上である撥油性を有することが好ましい。撥水性及び撥油性の大きさは、撥液処理剤の種類により調整できる。
このような撥液性を有することにより、撥液層表面においては生体関連物質の吸着が抑制されるので、該生体関連物質に特異的に結合する物質を、撥液層が形成されていない非修飾部に選択的に固定化することで、生体関連物質検出用センサ等を製造できる。また、撥液層表面において生体関連物質の吸着が抑制されることで、細胞が吸着する際の足場が形成されないので、撥液層が形成されていない非修飾部に細胞を選択的に吸着させて固定化することで、細胞接着用基板、細胞培養用基板、細胞電位計測用の微小電極アレイデバイス等を製造できる。
しかし、本発明において撥液層は、光透過性を有するものが好ましい。ここで言う「光透過性を有する」とは、例えば、多岐波長領域に対して十分な透過性を有することを指し、基板の場合と同様に、紫外光及び可視光に対して十分な透過性を有することが好ましく、特に可視光に対して透過性を有することが好ましい。このようにすることで、例えば、顕微鏡等を使用して計測対象の細胞を光学的に解析する際に、効果的にノイズを低減でき、より高感度に解析できる。特に、顕微鏡観察下でレーザを照射し、通常光ピンセットと呼ばれる技術を適用したり、細胞に光刺激を与えて解析するのに好適である。そして、撥液層は、透明ガラスや石英(SiO2)と同等の透明度であることが好ましい。撥液層をこのような光透過性とするためには、酸化ケイ素膜、石英(SiO2)、およびガラスと同様の屈折率を有し、かつ紫外光、可視光等の波長に対して十分薄い厚さで成膜できる撥液処理剤を使用すれば良い。このような撥液処理剤としては好ましいものとしては、撥液性及び光透過性を有するフッ素含有化合物が例示できる。
R1における前記アルキルとしては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシルが例示できる。
R1の炭素数は、3〜12であることが好ましく、6〜10であることがより好ましい。
また、R1は直鎖状であることが好ましく、パーフルオロアルキル基であることが好ましい。
R3の水酸基に置換可能な原子としては、好ましいものとしてフッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子等のハロゲン原子が挙げられ、なかでも塩素原子が特に好ましい。
また、水酸基に置換可能な基としては、好ましいものとして、炭素数が1〜6のアルコキシ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基及びアシルオキシ基が挙げられる。
炭素数が1〜6のアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、ペントキシ基及びヘキシルオキシ基が例示できる。
アリールオキシ基としては、フェノキシ基及びナフトキシ基が例示できる。
アラルキルオキシ基としては、ベンジルオキシ基及びフェネチルオキシ基が例示できる。
アシルオキシ基としては、アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基、バレリルオキシ基、ピバロイルオキシ基及びベンゾイルオキシ基が例示できる。
これらのなかでもR3としては、塩素原子、メトキシ基及びエトキシ基がより好ましく、塩素原子が特に好ましい。
R4の1価の炭化水素基は特に限定されず、鎖状構造及び環状構造のいずれでも良く、飽和及び不飽和のいずれでも良い。鎖状構造の場合には、直鎖状及び分岐鎖状のいずれでも良く、環状構造である場合には、単環構造及び多環構造のいずれでも良い。
なかでも、好ましいものとして、炭素数が1〜6のアルキル基、アリール基及びアラルキル基が挙げられる。
炭素数が1〜6のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基及びヘキシル基が例示できる。
アリール基としては、フェニル基及びナフチル基が例示できる。
アラルキル基としては、ベンジル基及びフェネチル基が例示できる。
これらのなかでもR4としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基及びイソプロピル基がより好ましく、メチル基が特に好ましい。
「−(CH2)m−(NH−C(=O))j−(O)k−」
「−(CH2)m−(C(=O))j−(O)k−」
そして、複数のYは互いに同一でも異なっていても良く、例えば、化合物(2)において「R1’」を挟んで対峙しているY同士は互いに同一でも異なっていても良いし、化合物(1)におけるYと化合物(2)におけるYとは互いに同一でも異なっていても良い。
前記エチレンオキシ基の置換されていても良い水素原子の数は、一つであることが好ましい。また、一つ以上の水素原子がフッ素原子で置換されていても良い前記アルキル基又はアルキルオキシアルキル基は、直鎖状又は分岐鎖状であることが好ましく、直鎖状であることがより好ましい。そして、炭素数は1〜16であることが好ましい。
そして、複数のZは互いに同一でも異なっていても良く、例えば、化合物(2)において「R1’」を挟んで対峙しているZ同士は互いに同一でも異なっていても良いし、化合物(1)におけるZと化合物(2)におけるZとは互いに同一でも異なっていても良い。
そして、lは0であることが特に好ましい。
mは0〜3であることが好ましく、1又は2であることがより好ましく、2であることが特に好ましい。
また、複数のl又はmは互いに同一でも異なっていても良い。例えば、化合物(2)において「R1’」を挟んで対峙しているZにかかるl同士は互いに同一でも異なっていても良いし、化合物(1)におけるZにかかるlと化合物(2)におけるZにかかるlとは互いに同一でも異なっていても良い。mについても同様である。
さらに、lが2以上の整数である場合には、l個のZは互いに同一でも異なっていても良い。
ここで、R5及びR6の一方は水素原子を表し、他方はメチル基の一つの水素原子が、炭素数1〜16の直鎖状若しくは分岐鎖状のフルオロアルキル基又はフルオロアルキルエーテル基に置換された基を表す。ここで「フルオロアルキルエーテル基」とは、「前記炭素数1〜16の直鎖状若しくは分岐鎖状のフルオロアルキル基が酸素原子に結合した一価の基」を指す。
また、R7及びR8の一方は水素原子を表し、他方は炭素数1〜16の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基又はアルキルエーテル基を表す。ここで「アルキルエーテル基」とは、「前記炭素数1〜16の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基が酸素原子に結合した一価の基」を指す。
l’’は、0以上の整数であり、0〜20であることが好ましく、0であることがより好ましい。
そしてR5及びR6における、メチル基の一つの水素原子が置換された前記フルオロアルキルエーテル基としては、これらフルオロアルキル基が酸素原子に結合した一価の基が例示できる。
そしてR7及びR8における前記アルキルエーテル基としては、これらアルキル基が酸素原子に結合した一価の基が例示できる。
撥液処理剤を基板に結合させて撥液層を形成する場合においては、例えば、基板上の所定箇所が水酸基を有する場合、前記化合物(1)又は(2)として、R2が前記式(11)、(12)又は(16)等で表される基を有するものを使用することが好ましい。
なかでも、前記式(16)等で表される有機シリル基を有する化合物(1)又は(2)は、市販品の入手が容易であり好適である。このような市販品としては、例えば、サイトップシリーズ(商標、旭硝子株式会社製)、メガファック(商標、大日本インキ化学工業株式会社製)、ディックガード(商標、大日本インキ化学工業株式会社製)、FPX−30G(商標、JSR株式会社製)、ノベックEGC−1720(商標、住友スリーエム株式会社製)、Patinalシリーズ(substance WR1,WR2,WR3)(商標、メルク株式会社製)、オプツールDSX(商標、ダイキン工業株式会社製)が例示できる。
例えば、Chembiochem,2,686−694(2001)(Benters R. Et al.)に記載の方法によれば、R2として前記式(14)で表される基(すなわち、アミノ基)を有する化合物(1)又は(2)を、基板に結合させることができる。
また、例えば、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルジエトキシメチルシラン、3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルトリメトキシシラン、3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルトリエトキシシラン、3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルジメトキシメチルシラン等のアミノ基を有する有機シラン化合物を基板に結合させておけば、R2として前記式(13)で表される基(すなわち、カルボキシル基)又は前記式(15)で表される基(すなわち、エポキシ基)を有する化合物(1)あるいは(2)を、基板に結合させることができる。前記有機シラン化合物は、入手も容易である。
このように、撥液性を有する部位が配向することで、撥液層が撥液効果を発現すると推測される。したがって、前記化合物(1)又は(2)のように、パーフルオロアルキル基又はパーフルオロアルキルエーテル基を有する化合物を使用することで、基板により高い撥液効果を発現させることが可能となる。
また、撥液層は、本発明の効果を妨げない範囲で、撥液処理剤以外の如何なる成分を含んでいても良い。
また、特定の細胞を光励起して、機能発現を制御する手法へ表面修飾基板を利用でき、例えば、蛍光標識したRNAキャリアを使用して任意のsiRNAやshRANを細胞内へ取り込ませ、蛍光標識物質を光励起することで、細胞内でRNAiを誘発する解析が可能となる。この時の光励起のような光刺激を行う際には、標的とする細胞の配置部のみを光透過性としておくことで、解析を高精度に行うことができる。
本発明の表面修飾基板の製造システムは、第一の実施形態に係る表面修飾基板の製造方法で使用する表面修飾基板の製造システムであって、基板表面を修飾剤で被覆して修飾層を設ける装置aと、前記修飾層の所定箇所が露出するように、該修飾層上にフォトレジスト層をパターニングする装置bと、露出された前記修飾層を除去し、基板表面の所定箇所を露出させる装置cと、露出された前記基板表面をエッチングして、基板表面に凹部を形成する装置dと、基板上に残存している前記フォトレジスト層を除去する装置eと、を備え、前記装置a、b、c、d及びeを、この順で使用することを特徴とする。
前記装置a〜eは、例えば、フォトリソグラフィープロセスを含む半導体の製造で使用する装置で良く、必要に応じて適宜変更し、本発明の製造方法に適した形態に配置されていれば良い。そして、前記装置a〜eは、コンピュータと電気的に接続され、自動で制御可能とされていることが好ましい。
前記装置i〜vは、例えば、フォトリソグラフィープロセスを含む半導体の製造で使用する装置で良く、例えば、前記装置ii及びiiiは、前記装置a及びbと同様で良く、必要に応じて適宜変更し、本発明の製造方法に適した形態に配置されていれば良い。そして、前記装置i〜vは、コンピュータと電気的に接続され、自動で制御可能とされていることが好ましい。
(実施例1)
図1で説明した第一の実施形態に係る方法で、表面修飾基板を製造した。
基板としては、イーグル2000(登録商標)(コーニングインターナショナル株式会社製)のガラス基板(厚さ;0.5mm)を使用し、その表面にオプツールDSX(商標、ダイキン工業株式会社製)をディップ塗布して一晩乾燥させた後、100℃で1時間加熱し、フッ素系溶媒であるノベックHFE(商品名、住友スリーエム株式会社製)を使用して洗浄することで、厚さ3.8nmの撥液層を設けた。
次いで、撥液層上にフォトレジスト層をパターニングした。
次いで、レジスト層を除去することなく、酸素ガス濃度が5%の窒素ガス雰囲気下で、基板の表面側からエキシマ光を15分間照射して、露出された撥液層を除去し、基板表面を露出させた。
次いで、露出された基板表面に対して、バッファードフッ酸(BHF)を使用したウェットエッチングを行った。これにより、図1と同様の形状で、X1が35μm、Y1が0.7μmである凹部を基板表面に形成した。
次いで、基板上に残存しているフォトレジスト層を、アセトン及びNMPを使用して除去し、基板表面の所定箇所に凹部が設けられ、該凹部が設けられていない箇所に撥液層がパターニングされた表面修飾基板を得た。
図1で説明した第一の実施形態に係る方法で、表面修飾基板を製造した。
基板としては、石英ガラス基板(厚さ;0.4mm)を使用し、その表面を、WR1 Partinal(商品名、メルク株式会社製)を蒸着源とした真空蒸着法にて、撥液処理剤で被覆し、厚さ10nm以下の撥液層を設けた。この時は、圧力を1×10−3Pa、蒸着源の温度を360〜450℃、蒸着時間を30秒間として蒸着を行った。
次いで、撥液層上にフォトレジスト層をパターニングした。
次いで、パターニングされたフォトレジスト層をマスクとして、ドライエッチングを行い、撥液層の除去と凹部の形成を一括して行った。これにより、図1と同様の形状で、X1のが40μm、Y1が1.0μmである凹部を基板表面に形成した。この時のドライエッチングの条件は、先に図1において説明した通りであり、C3F8ガスから生成されたプラズマを使用して行った。
次いで、基板上に残存しているフォトレジスト層を、有機溶媒を使用して除去し、基板表面の所定箇所に凹部が設けられ、該凹部が設けられていない箇所に撥液層がパターニングされた表面修飾基板を得た。
図2で説明した第二の実施形態に係る方法で、表面修飾基板を製造した。
基板としては、石英ガラス基板(厚さ;0.7mm)を使用し、その表面にスパッタリングにより、金属層として厚さ100nmのAl薄膜を成膜した。
次いで、前記Al薄膜上を、WR1 Partinal(商品名、メルク株式会社製)を蒸着源とした真空蒸着法にて、撥液処理剤で被覆し、厚さ10nm以下の撥液層を設けた。この時は、圧力を1×10−3Pa、蒸着源の温度を360〜450℃、蒸着時間を30秒間として蒸着を行った。
次いで、撥液層上にフォトレジスト層をパターニングした。
次いで、パターニングされたフォトレジスト層をマスクとして、酸素ガスから生成されたプラズマで処理することで、露出された撥液層を除去した。
次いで、パターニングされたフォトレジスト層をマスクとして、塩素系ガスを使用して、Al薄膜を除去した。
次いで、基板上に残存しているフォトレジスト層を、有機溶媒を使用して除去し、Al薄膜を介して撥液層がパターニングされた表面修飾基板を得た。得られた表面修飾基板の図2におけるX2は30μmであった。
Claims (12)
- 基板表面に修飾層が設けられた表面修飾基板の製造方法であって、
基板表面を修飾剤で被覆して修飾層を設ける工程と、
前記修飾層の所定箇所が露出するように、該修飾層上にフォトレジスト層をパターニングする工程と、
露出された前記修飾層を除去し、基板表面の所定箇所を露出させる工程と、
露出された前記基板表面をエッチングして、基板表面に凹部を形成する工程と、
基板上に残存している前記フォトレジスト層を除去する工程と、
を有することを特徴とする表面修飾基板の製造方法。 - CF4、C2F6、C3F8、C4F6、C4F8、C5F8、CHF3、CH2F2及びSF6からなる群から選択される少なくとも一種のガスから生成されるプラズマを使用したドライエッチングで前記凹部を形成することを特徴とする請求項1に記載の表面修飾基板の製造方法。
- 露出された前記修飾層の除去と、露出された前記基板表面のエッチングとを、同一手段で段階的又は同時に行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の表面修飾基板の製造方法。
- 露出された前記修飾層を、酸素ガスから生成されるプラズマでの処理、又は紫外光の照射により除去することを特徴とする請求項1又は2に記載の表面修飾基板の製造方法。
- 前記修飾剤として、下記一般式(1)又は(2)で表される化合物を使用し、前記修飾層を撥液層とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の表面修飾基板の製造方法。
- 基板表面に光不透過層を介して修飾層が設けられた表面修飾基板の製造方法であって、
基板表面に光不透過層を設ける工程と、
前記光不透過層上を修飾剤で被覆して修飾層を設ける工程と、
該修飾層上にフォトレジスト層をパターニングする工程と、
パターニングされた前記フォトレジスト層をマスクとして、前記修飾層及び光不透過層を除去し、基板表面の所定箇所を露出させる工程と、
基板上に残存している前記フォトレジスト層を除去する工程と、
を有することを特徴とする表面修飾基板の製造方法。 - 前記修飾層及び光不透過層の除去を、同一手段で段階的又は同時に行うことを特徴とする請求項6に記載の表面修飾基板の製造方法。
- 前記光不透過層が、クロム、ニッケル、アルミニウム、タンタル及びチタンからなる群から選択される一種以上の金属からなる金属層であることを特徴とする請求項6又は7に記載の表面修飾基板の製造方法。
- 前記修飾剤として、下記一般式(1)又は(2)で表される化合物を使用し、前記修飾層を撥液層とすることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の表面修飾基板の製造方法。
- 請求項6〜9のいずれか一項に記載の方法で製造されたことを特徴とする表面修飾基板。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法で使用する表面修飾基板の製造システムであって、
基板表面を修飾剤で被覆して修飾層を設ける装置aと、
前記修飾層の所定箇所が露出するように、該修飾層上にフォトレジスト層をパターニングする装置bと、
露出された前記修飾層を除去し、基板表面の所定箇所を露出させる装置cと、
露出された前記基板表面をエッチングして、基板表面に凹部を形成する装置dと、
基板上に残存している前記フォトレジスト層を除去する装置eと、
を備え、
前記装置a、b、c、d及びeを、この順で使用することを特徴とする表面修飾基板の製造システム。 - 請求項6〜9のいずれか一項に記載の方法で使用する表面修飾基板の製造システムであって、
基板表面に光不透過層を設ける装置iと、
前記光不透過層上を修飾剤で被覆して修飾層を設ける装置iiと、
該修飾層上にフォトレジスト層をパターニングする装置iiiと、
パターニングされた前記フォトレジスト層をマスクとして、前記修飾層及び光不透過層を除去し、基板表面の所定箇所を露出させる装置ivと、
基板上に残存している前記フォトレジスト層を除去する装置vと、
を備え、
前記装置i、ii、iii、iv及びvを、この順で使用することを特徴とする表面修飾基板の製造システム。
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