JP2008283433A - ネットワーク家電システム - Google Patents

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高章 山本
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Abstract

【課題】ユーザが常に持ち歩く携帯端末を用いて、複数の家電機器を一括して制御することができるネットワーク家電システムを提供する。
【解決手段】携帯電話13においておでかけモードを選択すると、ASPサーバ11に登録されているおでかけモードに対応する複数の家電機器の動作情報がホームゲートウェイ2に送信され、ホームゲートウェイ2はその動作情報に基づいて各家電機器を一括して動作させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有線、または、無線のネットワークで接続された家電機器を制御するように設けられたネットワーク家電システムに関するものである。
近年では、家電機器や住宅設備機器等を集中コントロールできるようにしたシステムが登場している。例えば、特許文献1に示されるシステムでは、集中コントロールをするための制御装置に無線、または、有線により家電機器、または、住宅設備機器(以下、まとめた「家電機器」という)を接続し、サーバと制御装置との間で通信を行うことで、パソコン等の画面から家電機器を制御できるようにしたものである。
また、複数の家電機器を個々に制御するのではなく、生活の場面に応じて簡単、かつ、迅速に一括して複数の家電機器の動作を制御することができるネットワーク家電システムも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−21325号公報 特開2006−350819号公報
上記のような生活場面に応じて一括して複数の家電機器を制御できるネットワーク家電システムは、住宅内に設けられているパソコンにおいてその操作が可能となっている。そのため、住宅外、即ち外出時や、パソコンの近くにいない場合においては、上記のような一括して複数の家電機器を制御することができない。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ユーザが常に持ち歩く携帯端末を用いて、複数の家電機器を一括して制御することができるネットワーク家電システムを提供する。
本発明は、サーバと、前記サーバとインターネットを介して接続された制御装置と、前記制御装置に家庭内ネットワークを介して接続された複数の家電機器と、前記サーバと通信回線を介して接続された携帯端末と、を備えたネットワーク家電システムにおいて、
(1)前記携帯端末は、前記複数の家電機器を一括して動作させるときの状況を識別する状況識別情報と、前記一括で動作する複数の家電機器の機器識別情報と、前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報とを含む一括動作情報を記憶する携帯記憶部と、前記記憶された一括動作情報を表示する表示部と、前記表示された一括動作情報を送信する携帯通信部と、を備え、
(2)前記サーバは、前記動作識別情報毎に前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報が記憶されたサーバ記憶部と、前記携帯端末から前記一括動作情報を受信する第1サーバ通信部と、前記受信した一括動作情報に対応する前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報を、前記サーバ記憶部から呼び出すサーバ制御部と、前記呼び出した前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報を、前記制御装置へ送信する第2サーバ通信部と、を備え、
(3)前記制御装置は、前記サーバから前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報を受信する制御通信部と、前記サーバから受信した前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報に基づいて、前記複数の家電機器をそれぞれ制御する主制御部と、を備えたネットワーク家電システムである。
本発明によれば、携帯端末から一括動作情報を送信するだけで、それに対応する複数の家電機器を制御できる。
以下、本発明の一実施形態のネットワーク家電システムについて図1〜図4に基づいて説明する。
(1)ネットワーク家電システムの構成
図1はネットワーク家電システムの全体構成の概略を示すもので、住宅やマンション(以下、まとめて「住宅」という)1内の構成とこれに関連する宅外の構成である。
住宅1内には、ホームゲートウェイ2が設けられており、種々のネットワークで接続可能な家電機器3〜7が通信可能に接続されている。
(1−1)家電機器3〜7
家電機器3〜7は、家庭で使われる一般的な家電機器に加えて住宅設備機器も含んでいる。ここでは、例えば、エアコン3、照明灯4、冷蔵庫5、床暖房機6、給湯機7などであるが、他にIHクッキングヒータ、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、オーディオ機器、テレビ、ビデオデッキなど種々のものが適用可能である。
これら家電機器3〜7は、それぞれブルートゥース(登録商標)通信を行うためのインターフェース3a〜7aを備え、ホームゲートウェイ2に接続されたブルートゥースインターフェース2aを介してネットワークを形成することで相互通信が可能な構成となっている。なお、図示の状態では、例えばエアコン3や照明灯4は代表で1個を示しているが、住宅1内の複数の部屋に設けるのが一般的であるから実際には複数個設けられている。そして、これらの家電機器3〜7は、ホームゲートウェイ2より制御コマンドを受け取ると、その制御コマンドに応じた駆動制御を実行するように構成されている。
このような家電機器3〜7をネットワークで制御する規格しては、ECHONET(登録商標)がある。この規格は、ホームゲートウェイ2から各家電機器3〜7に対し、制御信号として動作を開始させるSET信号、または、動作の確認を求めるGET信号を送信することにより、各家電機器3〜7を制御する。
(1−2)ホームゲートウェイ2
ホームゲートウェイ2には、LANインターフェース2bを介してパソコン8やデジタルテレビ9が接続可能に構成されている。パソコン8やデジタルテレビ9は、ホームゲートウェイ2の操作手段として機能するものである。
ホームゲートウェイ2は、モデム2cを介してインターネット10に接続可能に設けられている。インターネット10に接続されるASP(Application Service Provider)サーバ11にアクセスすることができる。
(1−3)ASPサーバ11
ASPサーバ11には、データベース12が設けられており、多数の住宅1に対応して後述する情報を記憶するように構成されている。
上記のASPサーバ11は、制御手段として機能するもので、家電機器3〜7などについて、その販売者或いはサービス提供業者が設置しており、家電機器3〜7などに関する各種サービスをインターネット10を介して使用者に提供するためのものである。また、データベース12は、データベースとしてユーザ情報データベースや家電機器3〜7の制御アプリケーションソフトウェアを保持する家電アプリケーションデータベースが設けられている。
具体的には、ユーザ情報データベースには、ユーザ登録により受け付けた情報として例えばASPサーバ11へのログインIDやパスワードなどのユーザ情報、ホームゲートウェイ2のネットワークアドレス(MACアドレス)などのホームゲートウェイ2の設定情報、ホームゲートウェイ2に接続された家電機器3〜7などのネットワークアドレスや種類、型名といった設定情報が記憶されている。
家電アプリケーションデータベースには、住宅1の外部などホームゲートウェイ2を使って操作できない場合でも、住宅1内の家電機器3〜7を遠隔制御することができるようにした制御アプリケーションソフトが記憶されている。例えば後述する携帯電話機13からASPサーバ11にアクセスして制御アプリケーションソフトをダウンロードすることによりこれを実現することができる。上記の場合、インターネット10には、中継サーバ14を介して携帯電話網15が接続されており、携帯電話機13から基地局16を介してASPサーバ11やホームゲートウェイ2などにアクセスすることができるようになっている。
また、このASPサーバ11には、図4に示すような一括動作に関するデータベースが記憶されている。この図4における一括動作情報については後から説明する。
(1−4)携帯電話13
携帯電話13は、ユーザが各自所有するものであり、携帯電話網15や中継サーバ14を介してASPサーバ11とデータの通信を行うことができる。なお、携帯電話13には、通常の携帯電話以外に携帯端末なども含まれる。
本実施形態の場合には、この携帯電話13によって、住宅1内の家電機器3〜7を一括して制御させることができる。この制御方法については後から説明する。
(2)ホームセキュリティシステムの構成
次に、住宅1に設置されたホームセキュリティシステムの構成について簡単に説明する。
住宅1の外側部分1aに設けられる玄関ドア17には、電気錠18が設けられており、住宅1の内部に設けたインターホン19に接続されている。インターホン19は、ホームゲートウェイ2にJEM−A端子2dを介して接続されている。また、玄関部分にはドアホン20が設けられ、ホームセキュリティシステムの制御装置として機能するインターホン19に接続されている。
住宅1内においては、インターホン19により、玄関に居る来客者とドアホン20と通話をすることができる。また、このインターホン19には、住宅1の窓や人の侵入が予想されるところに各種のセンサ21a〜21cなどが設けられていて、外部からの侵入者を検知すると、インターホン19に設けられている制御装置によりこれを判断して自動的に警備会社に通報することができるようになっている。この場合、センサ21a〜21cとしては、例えば、ドアや窓に設置されるマグネットスイッチや、人体検知センサなどの防犯用センサ、火災センサやガス漏れセンサなどの防災用センサなどの種々のセキュリティに対応したセンサが設けられている。
インターホン19には、上記したドアホン20との間でのやり取りを行う機能と、センサ21a〜21cなどによる監視機能と、これに加えて外出時などに監視を行うためのおでかけモードを設定したりこれを解除したりする機能が設けられている。そして、インターホン19の前面部には、下記で説明するおやすみモードの設定や解除を行うための操作ボタン19aが設けられると共に、各種の設定や表示を行うための表示部19bが設けられている。
インターホン19とホームゲートウェイ2との接続構成では、インターホン装置19はJEM−A端子19aを有しており、JEM−A端子19aを通じてホームゲートウェイ2と接続されている。このJEM−A端子19aは、住宅用設備の制御/監視用インターフェースであり、制御用の信号を入力するための2個の制御端子と、外部に監視用の信号を出力するための2個の監視端子を備えて構成されている。また、電気錠18が後述するようにおでかけモードで施錠されたときは、そのおでかけモードが解除されるまでの間、監視端子を通じてハイレベル信号をホームゲートウェイ2に出力する。
(3)一括動作の制御方法
次に、上記構成のネットワーク家電システムにおいて、ユーザが携帯電話13を用いて住宅1内の家電機器3〜7を一括して動作させる場合について説明する。
ユーザは生活の場面において、複数の家電機器3〜7を一括して動作させたい場合がある。例えば、外出時においては住宅1内の複数のエアコンを停止させると共に、照明を消灯させる必要がある。また、就寝時においては全てのエアコンを停止させ、照明も消灯し、電気錠18を施錠する必要がある。さらに、帰宅時においてはエアコンを動作させ、お風呂を予め沸かしておくのが好都合である。
そのため、上記のような各生活の場面において必要となる家電機器3〜7を一括して動作または停止させる制御方法の概要について説明する。
まず、ユーザが所有している携帯電話13を操作して、図2に示すように表示画面を表示させる。この表示画面には、このネットワーク家電システムのサービス一覧の画面が表示され、その中に便利ボタンが表示されている。ユーザがこの便利ボタンを押すと、図2(b)に示すように一括して複数の家電機器を制御できる選択ボタンが表示される。この表示画面は、上段から「おでかけ」モード、「おやすみ」モード、「おかえり」モードとなっている。ユーザが例えば、おでかけモードを選択した場合には、表示画面が進み、おでかけモードにおいて一括して制御できる家電機器の動作状態が表示される。例えば、図2(c)においては、エアコン(リビング)が停止し、エアコン(寝室)が停止し、照明(リビング)が停止する状態が表示されている。そして、ユーザがこの動作状態で良いと判断するとサービス選択画面へ移行して、おでかけモードの指示をASPサーバ11に送信する。
ASPサーバ11には、各モードにおける各家電機器の動作状態がユーザID毎に登録されている。例えば、ユーザID0001において、おでかけモードが選択された場合にはエアコン1が停止し、照明1が停止する情報が記憶されている。そのため、ユーザID0001を所有する携帯電話13からおでかけモードの信号が入力した場合には、この図4に示されている登録内容に基づいて各家電機器3〜7を制御する。
なお、このデータベースに記憶する各モードにおける家電機器の動作状態は、図2(d)〜(f)に示すように、各携帯電話13から登録を行なうことができる。即ち、図2(a)において設定を選択し、図2(d)において便利ボタンを選択すると、各モードが表示される。そして、例えばおかえりモードを表示すると、各家電機器の動作状態(オン/オフ)を選択することができるので、ここでその操作を行ない、その設定した内容をASPサーバ11に送信すると、その内容が図4に示すデータベースに登録される。
(4)一括動作におけるシーケンス
次に、図3において携帯電話13によって、住宅1内の家電機器3〜7を一括して制御するシーケンスについて説明する。この図3においては、おかえりモードを例示とする。
まず、携帯電話13からASPサーバ11にアクセスし、ログイン画面から携帯電話13のユーザが登録されているか否かを認証させ、メニュー画面に入る。そして、図2(b)に示すようにおかえりモードを選択する。すると、その内容がASPサーバ11に送信される。
次に、ASPサーバ11においては、図4に示すデータベースを用いてそのユーザに対応するおかえりボタンに属する家電機器の動作状態を呼び出し、エアコンがオン、お風呂がオンと割り当たっていることを確認し、ASPサーバ11内のジョブ管理テーブルに、エアコンがオン、お風呂がオンを登録する。
次に、ASPサーバ11がホームゲートウェイ2とアクセスする。
次に、エアコンのオン情報をホームゲートウェイ2に送信し、ホームゲートウェイ2はエアコン3をオンするよう制御する。ECHONET規格では、ホームゲートウェイ2からエアコン3に対し、SET信号を送信する。そして、エアコン3からオン結果情報をホームゲートウェイ2に送信する。また、エアコン3からオンできないとしてエラー信号が返信されると、そのエラー信号をASPサーバ11に送信する。
次に、ASPサーバ11では、所定時間(例えば、3分)以内にエラー信号がホームゲートウェイ2から送信されてこなければ、エアコン3がオンしたと判断してジョブ管理デーブルに登録する。また、所定時間内にエラー信号が受信されるとジョブ管理デーブルにエラー情報を登録する。
次に、ASPサーバ11は、お風呂のオン情報をホームゲートウェイ2に送信し、ホームゲートウェイ2は、お風呂の給湯器7に対し水を沸かすように制御する。給湯器7は、給湯し始めると、その給湯結果情報をホームゲートウェイ2に返信する。また、給湯器7から給湯できないとしてエラー信号が返信されると、そのエラー信号をASPサーバ11に送信する。
次に、ASPサーバ11では、所定時間(例えば、3分)以内にエラー信号がホームゲートウェイ2から送信されてこなければ、お風呂がオンしたと判断してジョブ管理デーブルに登録する。また、所定時間内にエラー信号が受信されるとジョブ管理デーブルにエラー情報を登録する。
次に、ASPサーバ11では、ジョブ管理テーブルにおいてエアコンがオンされた情報と、お風呂がオンされた情報とが登録されると、おかえりモードにおける全ての家電機器が正常に動作したため、携帯電話13に対しその結果をメールで通知する。すると、携帯電話13はそのメールに対応して正常である旨の結果を表示する。一方、ジョブ管理テーブルにおいて、エラー情報が登録されている場合は、そのエラー情報の家電機器の名称(例えば、エアコン)と、正常に動作した家電機器の名称(例えば、お風呂)を、携帯電話13に対しメールで通知する。すると、携帯電話13はそのメールに対応してその旨の結果を表示する。
(5)電気錠18の制御
上記おかえりモードでは、エアコン3と給湯器7の動作を制御したが、おやすみモードで電気錠18を操作する場合には、その動作の確認方法が少し異なっている。そのため、その方法について説明する。なお、照明灯4の消灯などはおかえりモードと同様であるので、説明は省略する。
まず、おやすみモードの指令があると、ASPサーバ11がホームゲートウェイ2とアクセスする。
次に、電気錠18の施錠情報をホームゲートウェイ2に送信し、ホームゲートウェイ2は電気錠18に施錠するように制御する。すなわち、ECHONET規格では、ホームゲートウェイ2から電気錠18に対し、SET信号を送信する。
次に、ホームゲートウェイ2は電気錠18に対し、施錠確認情報を送信する。すなわち、ECHONET規格では、ホームゲートウェイ2から電気錠18に対し、GET信号を送信する。そして、電気錠18から施錠確認情報が受信されると、正常に施錠したと判断する。一方、施錠確認情報を送信し、電気錠18からエラー信号が受信されると、施錠できなかったと判断して、そのエラー信号をASPサーバ11に送信する。
次に、ASPサーバ11では、所定時間(例えば、3分)以内にエラー信号がホームゲートウェイ2から送信されてこなければ、電気錠18が施錠したと判断してジョブ管理デーブルに登録する。また、所定時間内にエラー信号が受信されるとジョブ管理デーブルにエラー情報を登録する。
このように動作状態の確認が必要な家電機器については、確認情報を送信して、安全を図っている。
(6)効果
以上により、本実施形態のネットワーク家電システムであると、携帯電話13において、一括して複数の家電機器を制御することができるため、その操作を簡単に行なえることができる。例えば、ユーザはおかえりボタンを操作するだけで、エアコンとお風呂を一括して制御できるため、個別に携帯電話13で制御を行なうことがなく簡単に操作を行なうことができる。そして、全ての家電機器の動作結果をメールでユーザが知ることができる。
また、携帯電話13から、一括して制御したい家電機器を登録することもできる。
(変更例)
本発明は上記各実施形態に限らず、その主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
本発明の一実施形態を示すネットワーク家電システムのブロック図である。 携帯電話における一括制御を行なう場合の画面である。 一括制御を行なう場合のシーケンスである。 ASPサーバにおける一括制御におけるデータベースである。
符号の説明
1 住宅
2 ホームゲートウェイ
3〜7 家電機器
11 ASPサーバ
13 携帯電話

Claims (5)

  1. サーバと、
    前記サーバとインターネットを介して接続された制御装置と、
    前記制御装置に家庭内ネットワークを介して接続された複数の家電機器と、
    前記サーバと通信回線を介して接続された携帯端末と、
    を備えたネットワーク家電システムにおいて、
    (1)前記携帯端末は、
    前記複数の家電機器を一括して動作させるときの状況を識別する状況識別情報と、前記一括で動作する複数の家電機器の機器識別情報と、前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報とを含む一括動作情報を記憶する携帯記憶部と、
    前記記憶された一括動作情報を表示する表示部と、
    前記表示された一括動作情報を送信する携帯通信部と、
    を備え、
    (2)前記サーバは、
    前記動作識別情報毎に前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報が記憶されたサーバ記憶部と、
    前記携帯端末から前記一括動作情報を受信する第1サーバ通信部と、
    前記受信した一括動作情報に対応する前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報を、前記サーバ記憶部から呼び出すサーバ制御部と、
    前記呼び出した前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報を、前記制御装置へ送信する第2サーバ通信部と、
    を備え、
    (3)前記制御装置は、
    前記サーバから前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報を受信する制御通信部と、
    前記サーバから受信した前記複数の家電機器のそれぞれの動作情報に基づいて、前記複数の家電機器をそれぞれ制御する主制御部と、
    を備えたネットワーク家電システム。
  2. 前記制御装置の主制御部は、前記複数の家電機器の全てから、その動作に異常があったことを示すエラー情報を所定時間内に受信しない場合は、前記サーバの前記サーバ制御部は、前記一括動作情報に対応する複数の家電機器の全てが正常に動作が完了したと判断して、前記第1サーバ通信部を介して動作完了情報を前記携帯端末へ送信し、
    前記携帯端末の前記携帯制御部は、前記携帯通信部が前記動作完了情報を受信すると、前記表示部に前記動作完了情報を表示する、
    請求項1記載のネットワーク家電システム。
  3. 前記制御装置の主制御部は、前記複数の家電機器の少なくとも一つの家電機器からその動作に異常があったことを示すエラー情報を受信し、前記制御通信部は、前記エラー情報を前記サーバへ送信し、
    前記サーバの前記サーバ制御部は、前記エラー情報を前記第2サーバ通信部を介して受信すると、前記第1サーバ通信部を介してエラー情報を前記携帯端末へ送信し、
    前記携帯端末の前記携帯制御部は、前記携帯通信部が前記エラー情報を受信すると、前記表示部に前記エラー情報を表示する、
    請求項1記載のネットワーク家電システム。
  4. 前記携帯端末は、
    前記一括動作情報を設定する設定部を備え、また、前記携帯通信部は、前記設定した一括動作情報を前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、
    前記設定した一括動作情報を前記第1サーバ通信部を介して受信したときに、前記サーバ制御部は、前記一括動作情報に含まれる前記状況識別情報毎に前記家電機器の識別情報と、前記動作情報とを前記サーバ記憶部に記憶させる、
    請求項1記載のネットワーク家電システム。
  5. 前記一括動作情報の前記状況識別情報は、ユーザの外出時、帰宅時、または、就寝時を表す、
    請求項1記載のネットワーク家電システム。
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