JP2006049028A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変インダクタのサイズを大型化することなく放電灯に流れる電流を均等にして各管電流を広範囲かつ精密に制御できる安価な放電灯点灯装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る放電灯点灯装置10は、基準放電灯5aとその他の放電灯5bとを含み、それぞれの放電灯5a、5bには、可変インダタンス素子4A、4Bと、管電流検出部6a、6bとが接続され、可変インダクタンス素子4A、4Bには管電流制御回路7a、7bが接続されており、その他の放電灯5bの管電流制御回路7bには、その管電流検出部6bからの出力信号と共に基準放電灯5aの管電流検出部6aからの出力信号9が接続されて、この出力信号9を基準として放電灯5bの管電流が制御される。また、出力信号9は制御回路2にも接続され、放電灯5a、5bの管電流は、さらにスイッチング素子Q1〜Q4の駆動制御によって制御される。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置の照明用の放電灯を点灯させる放電灯点灯装置に係り、特に、複数の放電灯を点灯させる放電灯点灯装置に関する。
フラットパネル表示装置の一つである液晶表示装置は多岐にわたって使用されているが、液晶表示装置は液晶自身が発光しないため、画面の良好な表示を確保するためには照明装置を必要とし、この照明装置の一つとして液晶の背面から照明を行うバックライト装置がある。このバックライト装置は放電灯として冷陰極管を用いたものが主流となっており、この冷陰極管を駆動するためのインバータを有した放電灯点灯装置を備えている。
近年、大型の液晶表示装置を使用した液晶テレビに代表されるような液晶表示装置の大型化に伴い、液晶表示装置の画面照度を確保するために、放電灯を複数本用いて多灯化されたバックライト装置が使用されている。
このようなバックライト装置において、各放電灯の輝度にバラツキがあると液晶表示装置の画面に輝度むらが生じてしまい、画面表示の品質を著しく劣化させてしまうため、放電灯には、高輝度であるだけなくそれぞれの放電灯の輝度を均一にすることが要求される。また、液晶表示装置の低価格化に伴い、バックライト装置に組み込まれる放電灯点灯装置のコストダウンも強く要求されている。
放電灯の輝度むらを防いで各放電灯の輝度を一定にすることは、各放電灯に流れる管電流を均等化することにより達成される。各放電灯に流れる管電流を均等化する方法として、たとえば放電灯数に対応したトランスを設け、それぞれのトランスを対応する制御ICにて制御する方法があるが、この方法では、部品点数が増大して部品コストが高くなり、その結果、放電灯点灯装置のコストが高くなってしまうという問題がある。
また、バランスコイルを用いて各放電灯に流れる管電流を均等化する方法も知られているが、この方法では、放電灯の数が多くなるとバランスコイルをトーナメント型に構成する必要があり、その場合、多数のバランスコイルが必要になると共に、上部に位置するバランスコイルほど大きな電流が流れるため、各バランスコイルの仕様を個別に設計する必要がある。このため、回路の部品点数が増大し、放電灯点灯装置のコストが高くなってしまうという問題がある。
そこで、バランスコイルを用いるのではなく、可変インダクタンス素子を用いてそのインダクタンス値を制御することによって、それぞれの放電灯に流れる管電流を制御し、各放電灯の輝度のバラツキを抑制することができる放電灯点灯装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載の放電灯点灯装置の回路構成を示した図である。図5において、この放電灯点灯装置は、直流電源101の正極と負極の間にスイッチング素子であるFET102、103を直列に接続し、このFET102のソースおよびFET103のドレインの接続中点を、可変インダクタンス素子を構成する直交トランス121Aの巻線121aとコンデンサ122aの直列共振回路120Aを介して直流電源101の負極に接続すると共に、可変インダクタンス素子を構成する直交トランス121Bの巻線121aおよびコンデンサ122bの直列共振回路120Bを介して直流電源101の負極に接続している。
また、直交トランス121Aの巻線121aおよびコンデンサ122aの接続中点を、コンデンサ110a、放電灯111a、および制御回路123Aの電流検出用抵抗器123aの直列回路を介して直流電源101の負極に接続し、制御回路123Aの出力信号を直交トランス121Aの制御巻線121bに供給している。
制御回路123Aは、直交トランス121Aの制御巻線121bに制御電流を供給するためのものであり、放電灯111aと電流検出用抵抗123aの接続中点を整流用のダイオード123bを介して演算増幅回路123cの反転入力端子に接続し、ダイオード123bと演算増幅回路123cの反転入力端子の接続中点を平滑用コンデンサ123dを介して直流電源101の負極に接続し、演算増幅回路123cの非反転入力端子を放電灯111aの電流の基準値を設定する基準電圧Vrefの電池123eを介して直流電源101の負極に接続し、演算増幅回路123cの出力端子を直交トランス121Aの制御巻線121bを介して直流電源101の負極に接続している。
放電灯111aの電流は、この制御回路123Aにより次のようにして制御される。放電灯111aの電流を増大するときは、直交トランス121Aの制御巻線121bの制御電流を増大して、直交トランス121Aの巻線121aのインダクタンス値を小さくすることで直列共振回路120Aの共振周波数f0を高くし、駆動周波数における直列共振回路120Aのインピーダンスを下げることでコンデンサ122aの両端に発生する電圧を大きくする。逆に、放電灯111aの電流を減少するときは、直交トランス121Aの制御巻線121bの制御電流を減少して、直交トランス121Aの巻線121aのインダクタンス値を大きくすることで直列共振回路120Aの共振周波数f0を低くし、駆動周波数における直列共振回路120Aのインピーダンスを上げることでコンデンサ122aの両端に発生する電圧を小さくする。
直交トランス121Bを接続した回路構成およびその動作は、上述した直交トランス121Aを接続した回路構成およびその動作と同様である。
図5に示す放電灯点灯装置では、制御回路104よりスイッチング素子102、103に供給する制御信号のスイッチング周波数を固定にし、スイッチング周波数を制御しなくとも放電灯111a、111bに流れる電流をそれぞれ設定値にすることができ、制御回路104において複雑な周波数制御を実施することなく、2つの放電灯111a、111bの輝度を同一にすることができる。
特開平11−260580号公報
一般に、冷陰極管を点灯するには、点灯開始時において約1500V〜2500V、点灯中において約600V〜1300Vの高電圧を印加する必要があり、放電灯点灯装置には、このような高電圧を供給する電源が必要となる。図5に記載された放電灯点灯装置は、昇圧回路を具備していないため、放電灯111a、111bを点灯させるために直流電源101が高電圧を出力する回路構成となっている。
また、スイッチング素子102、103やスイッチング素子102、103を制御する制御回路104は、高電圧を出力する直流電源101に接続されているため、スイッチング素子102、103や制御回路104を構成する素子を高耐圧の部品にて構成する必要があり、部品コスト、ひいては放電灯点灯装置のコストが増大するという問題がある。
さらに、図5の放電灯点灯装置では、放電灯111a、111bにそれぞれコンデンサ110a、110bが直列に接続され、コンデンサ110a、110bを介して放電灯111a、111bに高電圧が印加される。このコンデンサ110a、110bは、放電灯111a、111bの管電流を安定化させるための電流制限用コンデンサ(いわゆるバラストコンデンサ)であるが、コンデンサ110a、110bには高電圧が印加されるため、高耐圧の部品にて構成する必要があり、放電灯数と同数のコンデンサが必要となるため、部品コスト、ひいては放電灯点灯装置のコストが増大する。また、コンデンサ110a、110bには高電圧が印加されているため、部品の安全性の点でも問題がある。
さらに、図5の放電灯点灯装置では、管電流の制御を可変インダクタンス素子のみで行うため、所定の管電流の制御を可能にするために、可変インダクタ素子のインダクタンスの変動幅を十分に大きくとらなければならない。そのためには、可変インダクタンス素子のサイズを大型化して、可変インダクタンス素子が変動し得る最大のインダクタンスを大きくする必要があるが、例えば薄型ディスプレイのバックライト装置に組み込まれる放電灯点灯装置では、基板からの部品の高さを低く抑えることが要求されるため、基板上に実装される可変インダクタンス素子のサイズを大型化することは困難である。
また、インダクタンスの増大に伴ってインピーダンスも増大するため、可変インダクタンス素子が変動し得るインダクタンスの最大値を大きくすると、インダクタンスを増大させた時に可変インダクタンス素子を通して放電管に投入する電圧も大きくする必要がある。そのため、高電圧を出力する直流電源101の負担が大きくなり、放電灯111a、111bを点灯させるためのスイッチング素子102、103や制御回路104を構成する素子の負担も大きくなるため、高耐圧部品を使用する必要が生じて部品コストが増大し、ひいては放電灯点灯装置のコストが増大するという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、複数の放電灯に流れる電流を均等にして各放電灯の輝度のバラツキを低減できると共に高耐圧の回路部品数を増やすことなく、安価な放電灯点灯装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、可変インダクタのサイズを大型化することなく、管電流を広範囲かつ精密に制御できる放電灯点灯装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、直流電源と制御回路とスイッチング素子と昇圧トランスとを備え、前記直流電源に接続された前記スイッチング素子は前記制御回路からの信号にて前記昇圧トランスの一次側を駆動して該昇圧トランスの二次側に接続した複数の放電灯を点灯させる放電灯点灯装置であって、前記複数の放電灯は、基準放電灯と該基準放電灯を除くその他の放電灯から構成され、それぞれの前記放電灯には、該放電灯の一端と前記昇圧トランスの二次側の一端との間に介在する可変インダタンス素子と、前記放電灯の他端側に設けた管電流検出部とが接続され、前記可変インダクタンス素子には管電流制御回路が接続されて、前記可変インダクタンス素子と前記放電灯との間に設けたコンデンサと、前記昇圧トランスの漏れインダクタンスと、前記可変インダクタンス素子のインダクタンスとで直列共振回路が形成されており、前記その他の放電灯の管電流制御回路には、該その他の放電灯の管電流検出部からの出力信号と共に前記基準放電灯の管電流検出部からの出力信号が接続され、前記その他の放電灯の管電流制御回路の出力信号を対応する前記可変インダクタンス素子に接続してそのインダクタンスを可変することによって、前記その他の放電灯の管電流を制御することを特徴とする。
また、本発明は、前記基準放電灯の管電流検出部からの出力信号がさらに前記制御回路に接続され、該制御回路は、前記基準放電灯の管電流検出部からの出力信号を使用して、前記スイッチング素子のオン・オフ動作を制御することを特徴とする。
また、本発明は、前記基準放電灯の管電流制御回路が定電流回路であり、該定電流回路に接続する可変インダクタンス素子のインダクタンスは、ほぼLmin+ΔL/2(ただし、Lminは該可変インダクタンス素子のインダクタンスの最小値、ΔLは該可変インダクタンス素子のインダクタンスの可変幅)に保持されることを特徴とする。
また、本発明は、前記その他の放電灯の管電流制御回路がオペアンプとトランジスタを具備し、該その他の放電灯の管電流検出部からの出力信号と前記基準放電灯の管電流検出部からの出力信号とを前記オペアンプに入力し、該オペアンプの出力を前記トランジスタのベースに接続し、該トランジスタのコレクタを対応する前記可変インダクタンス素子に接続して、該可変インダクタンス素子のインダクタンスを可変することを特徴とする。
また、本発明は、前記可変インダクタンス素子がトランスを構成し、該トランスの制御巻線の両端にスナバ回路を接続してなることを特徴とする。
また、本発明は、前記放電灯点灯装置が液晶表示装置用のバックライト装置に組み込まれてなることを特徴とする。
本発明によれば、昇圧トランスの漏れインダクタンスと可変インダクタンス素子のインダクタンスを用いた構成により、複数の放電灯に流れる電流を均等にして各放電灯の輝度のバラツキを低減できると共に、高耐圧の回路部品数を増やすことなく、安価な放電灯点灯装置を提供することができる。
特に、基準放電灯の管電流検出部からの出力信号を、その他の放電灯の管電流制御回路の出力信号を生成するための基準信号として使用することができるため、このような基準信号を発生させるための回路を別に設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。また、基準放電灯を除くその他の放電灯の管電流は、基準放電灯の管電流に基づいて自動的に決定されるため、基準放電灯の電流値のみを設定することによって複数の放電灯に流れる管電流を均等にすることができ、放電灯点灯装置の設計が容易になる。
さらに、本発明によれば、基準放電灯の管電流検出部からの出力信号をさらに制御回路に接続することによって、基準放電灯の管電流に応じたスイッチング素子の駆動制御による管電流制御が可能になる。このような制御回路によるスイッチング素子の駆動制御と、可変インダクタンス素子によるインピーダンス調整とを組み合わせることによって、管電流を広範囲に制御できると共に、複数の放電灯に流れる管電流を精密に一致させることができる。
また、本発明によれば、基準放電灯に接続される可変インダクタンス素子のインダクタンスを、ほぼLmin+ΔL/2(すなわち、その可変範囲の中央値付近)になるように設定することによって、その他の放電灯に接続される可変インダクタンス素子のインダクタンスも同様にLmin+ΔL/2付近で制御されることになるため、制御可能なインダクタンスの範囲を有効に利用することができ、可変インダクタンス素子に必要な可変幅が最小限に抑えられる結果、可変インダクタンス素子を小型化することができる。したがって、可変インダクタンス素子のインピーダンスが増大することに伴う高耐圧部品の必要性も低減し、部品コストが低減すると共に、可変インダクタンス素子の基板上の実装面積や基板からの高さを低減することができる。
以下、本発明に係る放電灯点灯装置の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、例えば冷陰極管である2灯の放電灯を点灯する場合の回路構成を例として、本発明の実施の形態における放電灯点灯装置の一例を示す回路構成図である。図1に示す放電灯点灯装置10において、直流電源1の両端にはスイッチング素子であるトランジスタQ1、Q2の直列回路とスイッチング素子であるトランジスタQ3、Q4の直列回路が並列に接続されており、トランジスタQ1およびトランジスタQ2の接続点とトランジスタQ3およびトランジスタQ4の接続点を昇圧トランス3の一次巻線Npに接続し、いわゆるフルブリッジが構成されている。
制御回路2は放電灯点灯装置を制御するための回路であって、昇圧トランス3の一次側を駆動するための駆動周波数を設定する発振回路などを具備しており、制御回路2から出力されるゲート駆動信号d1〜d4によってトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4を所定のタイミングでオン・オフ動作させ、交流電圧を発生させるものである。その際、この駆動周波数は、昇圧トランス3の二次側に形成される後述する直列共振回路の共振周波数よりも高い値に設定されており、さらに、この制御回路2には、後述する放電灯5aの管電流検出部6aからの出力信号9が接続されている。
なお、本実施形態では、昇圧トランス3の一次側には、スイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4により構成されたフルブリッジが接続されるものとしたが、本発明は、このようなフルブリッジに限定されるものではなく、ハーフブリッジで構成してもよい。ただし、フルブリッジはハーフブリッジよりも高効率にスイッチング動作を実行できるため、より好適である。
昇圧トランス3の二次側には放電灯5a、5bが接続されている。昇圧トランス3の二次巻線Nsの一端には、可変インダクタンス素子であるトランス4A、4Bの巻線11a、12aを介してそれぞれの放電灯5a、5bが並列に接続されており、昇圧トランス3の二次巻線Nsの他端はGNDされている。本実施形態において、放電灯5aは、その管電流を基準としてその他の放電灯(本実施形態では、放電灯5b)の管電流が決定される基準放電灯であり、以下、各放電灯5a、5bを含む二次側点灯回路15、16およびその動作について説明する。
昇圧トランス3の二次側には、昇圧トランス3の漏れインダクタンスLe、トランス4Aの巻線11aのインダクタンスLAv、およびトランス4Aと放電灯5aとの間に設けたコンデンサC1、Cpによる直列共振回路と、昇圧トランス3の漏れインダクタンスLe、トランス4Bの巻線12aのインダクタンスLBv、およびトランス4Bと放電灯5bとの間に設けたコンデンサC1、Cpによる直列共振回路とが形成される。ここで、コンデンサC1は共振周波数の調整用として回路に接続されるコンデンサであり、コンデンサCpは浮遊容量を表わす。
放電灯5aの他端側には管電流検出部6aが設けられている。管電流検出部6aは管電流検出用抵抗Raと整流用ダイオードDaからなり、放電灯5aを流れる管電流は、管電流検出用抵抗Raによって電圧に変換され、その電圧は、放電灯5aと管電流検出用抵抗Raの接続中点に接続された整流用ダイオードDaによって整流され、管電流検出部6aの出力信号(すなわち、出力電圧)9として、制御回路2、および放電灯5bの管電流制御回路7bを構成するオペアンプ8の非反転入力端子に出力される。
トランス4Aの制御巻線11bには、管電流制御回路7aが接続されている。本実施形態において、管電流制御回路7aは、トランジスタQ5、Q6、ツェナーダイオードZD、および抵抗R3、R4からなる定電流回路であり、これらの各回路部品の回路定数は、制御巻線11bに流れる定電流によって、トランス4Aの巻線4aのインダクタンスLvが後述する所定の値に保持されるように設定されている。
また、制御巻線11bの両端には、逆起電力発生時の高いスパイク電圧を防止するためにコンデンサC4と抵抗R5を直列に接続したスナバ回路が接続されている。
一方、放電灯5bの他端側には管電流検出部6bが設けられている。管電流検出部6bは管電流検出用抵抗Rbと整流用ダイオードDbからなり、放電灯5bを流れる管電流は、管電流検出用抵抗Rbによって電圧に変換され、その電圧は、放電灯5bと管電流検出用抵抗Rbの接続中点に接続された整流用ダイオードDbによって整流されて、放電灯5bの管電流制御回路7bに含まれるオペアンプ8の反転入力端子に出力される。
トランス4Bの制御巻線12bには、管電流制御回路7bが接続されている。本実施形態において、管電流制御回路7bに含まれるオペアンプ8の非反転入力端子には、放電灯5aの管電流検出部6aからの出力電圧9が基準電圧として入力されており、管電流検出部6bからの出力電圧とこの基準電圧とが比較されて、その出力がトランジスタQ7のベースに印加される。トランジスタQ7のコレクタは、トランス4Bの制御巻線12bに接続されており、巻線12aのインダクタンス値は、オペアンプ8の出力電圧に応じて増減するトランジスタQ7のコレクタ電流、すなわち制御巻線12bに流れる電流の増減によって制御される。
また、トランス4Bの制御巻線12bの両端には、トランス4Aと同様に、逆起電力発生時の高いスパイク電圧を防止するためにコンデンサC4と抵抗R5を直列に接続したスナバ回路が接続されている。
本実施形態において、トランス4A、4Bは、同一の特性を有する可変インダクタンス素子である。これらのトランス4A、4Bは、制御巻線11b、12bに流れる電流が大きくなると巻線11a、12aのインダクタンスLAv、LBvが小さくなるように動作し、その可変範囲は、インダクタンスの可変幅をΔLとすれば、Lmin<Lv<Lmin+ΔLで表される。ただし、Lminは変動させ得る最小のインダクタンスであり、この値は、トランス4A、4Bが1つの昇圧トランス3に接続された複数の放電灯を並列点灯させるための電流抑制素子の機能を果たすために必要な所定のインピーダンスに応じて決定され、例えば、放電灯として約500mmの冷陰極管を使用する場合、130mH程度の値が必要である。本実施形態において、放電灯5aに接続されたトランス4Aは、その制御巻線11bに定電流回路である管電流制御回路7aが接続されており、巻線11aのインダクタンスLAvは、制御巻線11bに流れる定電流によって、ほぼLmin+ΔL/2(すなわち、可変範囲の中央値付近)になるように保持されている。
以上のような構成により、本実施形態における放電灯点灯装置10は、基準放電灯である放電灯5aの管電流に基づく管電流制御を実施する。以下、その動作について詳述するが、そのために、まず、放電灯5bの管電流を所定の値に維持するための管電流制御回路7bおよびトランス4Bの基本動作について説明する。
管電流制御回路7bにおいて、放電灯5bの管電流の値が所定の値よりも小さくなり管電流検出部6bの出力電圧が低下すると、オペアンプ8の入力端子間の電位差vdが増大するためオペアンプ8の出力電圧は上昇し、トランジスタQ5のベース電流が増大してそのコレクタ電流、すなわちトランス4Bの制御巻線12bに流れる電流が増大する。これによって、トランス4Bの巻線12aのインダクタンスLBvが小さくなり、昇圧トランス3の二次側にトランス4Bを含んで形成される共振回路の共振周波数
Figure 2006049028
は上昇する。昇圧トランス3の一次側の駆動周波数は、この共振回路の共振周波数f0よりも高くなるように設定されているため、共振周波数f0が昇圧トランス3の一次側の駆動周波数に近づく結果、駆動周波数における共振回路のインピーダンスが下がり、放電灯5bに流れる管電流が増大する。
一方、放電灯5bの管電流の値が上記所定の値よりも大きくなり管電流検出部6bの出力電圧が上昇すると、オペアンプ8の入力端子間の電位差vdが減少するためオペアンプ8の出力電圧が低下し、トランジスタQ5のベース電流が減少してそのコレクタ電流、すなわちトランス4Bの制御巻線12bに流れる電流が減少する。これによって、トランス4Bの巻線12aのインダクタンスLBvが大きくなり、昇圧トランス3の二次側にトランス4Bを含んで形成される共振回路の共振周波数f0が低下して、この共振周波数f0よりも高い値に設定されている昇圧トランス3の一次側の駆動周波数から離れるため、駆動周波数における共振回路のインピーダンスが上がり、放電灯5bに流れる管電流が減少する。
一般に、このような管電流制御回路7bおよびトランス4Bの動作によって維持される放電灯5bの所定の値は、オペアンプ8に入力される基準電圧に応じて決定されるが、本実施形態における放電灯点灯装置10では、この基準電圧として放電灯5aの管電流検出部6aの出力電圧9が使用されており、上記所定の値は放電灯5aの管電流に応じて決定される。特に、本実施形態では、管電流検出部6aの管電流検出用抵抗Ra、管電流検出部6bの管電流検出用抵抗Rb、および管電流制御回路7bを構成する各回路部品の回路定数を適切に選択することによって、放電灯5aに流れる管電流の値自体が、維持すべき放電灯5bの管電流の所定の値となるように設定されているものとする。
この場合、上述した管電流制御回路7bおよびトランス4Bの動作の説明において、「放電灯5bの管電流の値が所定の値よりも小さくなる場合」、および、「放電灯5bの管電流の値が所定の値よりも大きくなる場合」とは、放電灯5bの管電流が増減する場合だけでなく、放電灯5aの管電流が増大して基準電圧が上昇する場合、および、放電灯5aの管電流が減少して基準電圧が低下する場合を含むものである。これらの場合、管電流制御回路7bおよびトランス4bの同様な動作によって、放電灯5bの管電流の値は、放電灯5aの管電流が増減した後の新たな値に一致するように制御される。以上のようにして、本実施形態における放電灯点灯装置10では、放電灯5bの管電流の値は、基準放電灯である放電灯5aの管電流の値と常に一致するように維持制御される。
また、上述したような放電灯5aの管電流と放電灯5bの管電流とを一致させる管電流制御は、トランス4Bの巻線12aのインダクタンスLBvを、トランス4Aの巻線11aのインダクタンスLAvとおおよそ等しい値付近で可変制御することによって実施され、本実施形態では、トランス4Aの巻線11aのインダクタンスLAvは、上述したようにほぼLmin+ΔL/2の値に設定されており、トランス4Aとトランス4Bは同一の特性を有する可変インダクタンス素子であるため、トランス4Bの巻線12aのインダクタンスLBvも、その可変範囲の中央値(Lmin+ΔL/2)付近で可変制御されることになる。
加えて、放電灯点灯装置10において、放電灯5aの管電流検出部6aの出力電圧9は、制御回路2に接続されており、制御回路2は、この出力電圧9を使用してトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4のオン・オフ動作を制御することによって、放電灯点灯装置10に接続される全放電灯5a、5bの管電流を制御する。本発明は、この制御回路2による管電流制御の具体的な態様に限定されるものではないが、好ましくは、制御回路2はPWM制御によりトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4のゲート駆動信号d1〜d4を生成するものであり、管電流検出部6aからフィードバックされる出力電圧9は、このゲート駆動信号d1〜d4のパルス幅を決定するための基準電圧として使用され、この出力電圧9に応じて各トランジスタQ1、Q2、Q3、Q4のオンデューティを変動させることによって、昇圧トランス3の一次巻線Npに投入される電力を調整し、それによって基準放電灯である放電灯5aを含む全放電灯の管電流を所定の値に制御するものである。
このような制御回路2によるスイッチング素子の駆動制御によって、基準放電灯である放電灯5aの管電流が新たな値に調整された場合、その時点で放電灯5aの管電流とその他の放電灯5bとの管電流との間にバラツキが生じても、放電灯5bの管電流は、上述したような管電流制御回路7bおよびトランス4Bの動作により、放電灯5aの管電流に一致するように自動的に調整される。
なお、本実施形態における放電灯点灯装置10の動作は、可変インダクタンス素子のインダクタンス値を可変させて放電灯に流れる管電流を制御する点については、図3に示す従来の放電灯点灯装置の動作と類似するものであるが、図3の放電灯点灯装置では、放電灯111a、111bの管電流を安定化させるために放電灯111a、111bに直列に接続した電流制限用のコンデンサ110a、110bを使用する必要がある。また、直列共振回路120Aの共振周波数f0は、直交トランス121AのインダクタンスをLv、コンデンサ122aの容量をC1とすると、
Figure 2006049028
で表わされ、管電流の制御に必要なインダクタンスは、直交トランス121AのインダクタンスLvのみで調整されている。
これに対して、図1に示す本実施形態における放電灯点灯装置10では、昇圧トランス3を用いた回路構成となっているため、昇圧トランス3の二次側に形成される共振回路は、昇圧トランス3の漏れインダクタンスLeを含んで形成され、その共振周波数f0は、
Figure 2006049028
で表わされる(ただし、Lvは図1に示すLAvまたはLBv)。したがって、管電流の制御に必要なインダクタンスは昇圧トランス3の漏れインダクタンスLeと可変インダクタンス素子のインダクタンスLvで調整するように動作できるため、可変インダクタンス素子を小型化することができる。また、放電灯点灯装置10では、昇圧トランス3の漏れインダクタンスLeと可変インダクタンス素子のインダクタンスLvが電流制限用のコンデンサと同様の機能を果すため、電流制限用のコンデンサを設ける必要がない。
ここで、図1に示す放電灯点灯装置10は、本発明の実施の形態の一例として、基準放電灯である放電灯5aとその他の放電灯5bからなる2灯の放電灯を点灯する場合の回路構成を示したものであるが、本実施形態における放電灯点灯装置は、2灯以上の放電灯を点灯させる場合にも適用可能であり、複数の放電灯から任意に選択される一本の基準放電灯と、複数のその他の放電灯を、それぞれ対応する二次側点灯回路に接続して昇圧トランス3の二次側に並列に接続すればよい。例えば、図2は、本発明の実施の形態の別の例として、3灯の放電灯を点灯する場合の回路構成を示す図であり、この放電灯点灯装置20は、放電灯5cが図1に示す放電灯5bを含む二次側点灯回路16と同一の二次側点灯回路17に接続されて、昇圧トランス3の二次側に並列に接続されている点を除いて、図1の放電灯点灯装置10と同一のものである。基準放電灯である放電灯5aと、その他の放電灯5b、5cを有するこの放電灯点灯装置20の動作は、上述した放電灯点灯装置10と同様のものであり、放電灯5b、5cの管電流は、放電灯5aの管電流と一致するように制御される。
また、図3に示す放電灯点灯装置30のように、放電灯5aを含む二次側点灯回路15において、トランス4Aとその制御巻線11bに接続される管電流制御回路7a(図1および図2参照)の代りに、通常のインダクタ13を使用することもできる。これによって、部品点数を削減して放電灯点灯装置のコストを低減することができる。ただし、トランス4Bの巻線12aのインダクタンスLBvをその可変範囲の中央値(Lmin+ΔL/2)付近で制御するためには、インダクタ13のインダクタンスLfを同様にLmin+ΔL/2とする必要があり、また、一般にインダクタ13は可変インダクタンス素子とは磁気特性が異なるため、その設計には留意を要する。本発明に係る放電灯点灯装置において、図1に示す放電灯装置10と図3に示す放電灯点装置30のいずれの回路構成を選択するかは、放電灯点灯装置の性能およびコスト等を勘案の上決定することができる。
さらに、図4に示す放電灯点灯装置40のように、共振周波数調整用のコンデンサC1を、二次側点灯回路15、16にそれぞれ個別に接続するのではなく、トランス3の直後に1つだけ接続するものであってもよい。これによって、部品点数を削減して放電灯点灯装置のコストを低減することができる。ただし、この場合には、可変インダクタンス素子であるトランス4A、4BのインダクタンスLAv、LBvに、各浮遊容量Cpのばらつきを十分に補償するだけの変化幅を持たせるようにする必要がある。本発明に係る放電灯点灯装置において、図1に示す放電灯装置10と図4に示す放電灯点装置40のいずれの回路構成を選択するかは、放電灯点灯装置の性能およびコスト等を勘案の上決定することができる。
以上の説明を通じて、いずれの放電灯点灯装置10、20、30、40においても、放電灯5b、5cの管電流は、基準放電灯である放電灯5aの管電流と一致するように制御されるものとしたが、放電灯5aの管電流に応じて決定される各放電灯5b、5cの管電流の所定の値は、例えばこの放電灯点灯装置10、20が組み込まれるバックライト装置の温度分布等の放電管の輝度に影響を及ぼす要因を考慮の上、各放電灯ごとに異なる所定の値に設定してもよく、その設定は、例えば各管電流検出部6a、6b、6cの管電流検出用抵抗Ra、Rb、Rcの値を調整することによって実施することができる。
本発明に係る放電灯点灯装置の実施の形態の一例を示す回路構成図である。 本発明に係る放電灯点灯装置の実施の形態の別の例を示す回路構成図である。 本発明に係る放電灯点灯装置の実施の形態のさらに別の例を示す回路構成図である。 本発明に係る放電灯点灯装置の実施の形態のさらに別の例を示す回路構成図である。 従来の放電灯点灯装置を示す回路構成図である。
符号の説明
1 直流電源
2 制御回路
3 昇圧トランス
4A、4B 可変インダクタンス素子
5a 放電灯(基準放電灯)
5b、5c 放電灯(その他の放電灯)
6a、6b 管電流検出部
7a 管電流制御回路(定電流回路)
7b 管電流制御回路
8 オペアンプ
9 基準放電灯の管電流検出部からの出力信号
10、20、30、40 放電灯点灯装置
11a、12a 巻線
11b、12b 制御巻線
C1、Cp コンデンサ
Le 漏れインダクタンス
LAv、LBv 可変インダクタンス素子のインダクタンス
Q1、Q2、Q3、Q4 スイッチング素子

Claims (6)

  1. 直流電源と制御回路とスイッチング素子と昇圧トランスとを備え、前記直流電源に接続された前記スイッチング素子は前記制御回路からの信号にて前記昇圧トランスの一次側を駆動して該昇圧トランスの二次側に接続した複数の放電灯を点灯させる放電灯点灯装置であって、
    前記複数の放電灯は、基準放電灯と該基準放電灯を除くその他の放電灯から構成され、
    それぞれの前記放電灯には、該放電灯の一端と前記昇圧トランスの二次側の一端との間に介在する可変インダタンス素子と、前記放電灯の他端側に設けた管電流検出部とが接続され、前記可変インダクタンス素子には管電流制御回路が接続されて、前記可変インダクタンス素子と前記放電灯との間に設けたコンデンサと、前記昇圧トランスの漏れインダクタンスと、前記可変インダクタンス素子のインダクタンスとで直列共振回路が形成されており、
    前記その他の放電灯の管電流制御回路には、該その他の放電灯の管電流検出部からの出力信号と共に前記基準放電灯の管電流検出部からの出力信号が接続され、前記その他の放電灯の管電流制御回路の出力信号を対応する前記可変インダクタンス素子に接続してそのインダクタンスを可変することによって、前記その他の放電灯の管電流を制御することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記基準放電灯の管電流検出部からの出力信号は、さらに前記制御回路に接続され、該制御回路は、前記基準放電灯の管電流検出部からの出力信号を使用して、前記スイッチング素子のオン・オフ動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記基準放電灯の管電流制御回路は定電流回路であり、該定電流回路に接続する可変インダクタンス素子のインダクタンスは、ほぼLmin+ΔL/2(ただし、Lminは該可変インダクタンス素子のインダクタンスの最小値、ΔLは該可変インダクタンス素子のインダクタンスの可変幅)に保持されることを特徴とする請求項1または2に記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記その他の放電灯の管電流制御回路はオペアンプとトランジスタを具備し、該その他の放電灯の管電流検出部からの出力信号と前記基準放電灯の管電流検出部からの出力信号とを前記オペアンプに入力し、該オペアンプの出力を前記トランジスタのベースに接続し、該トランジスタのコレクタを前記可変インダクタンス素子に接続して、該可変インダクタンス素子のインダクタンスを可変することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の放電灯点灯装置。
  5. 前記可変インダクタンス素子がトランスを構成し、該トランスの制御巻線の両端にスナバ回路を接続してなることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の放電灯点灯装置。
  6. 前記放電灯点灯装置が液晶表示装置用のバックライト装置に組み込まれてなることを特徴とする1から5のいずれか1つに記載の放電灯点灯装置。
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