JP2005025482A - プレゼンス・システム - Google Patents
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Abstract
【課題】参照の要求をされたユーザのプレゼンス情報が不明の場合でも、プレゼンス情報の推測を提供可能なプレゼンス・システムを提供する。
【解決手段】プレゼンスサーバ14は、端末13からプレゼンス情報の要求を受けると、該要求と前記蓄積されたプレゼンス情報とからスケジュールサーバ15にスケジュール情報の参照を要求する手段と、上記スケジュールサーバからスケジュール情報を受信する手段と、該受信したスケジュール情報をプレゼンス情報の形式に変換して、要求元端末に送信する手段とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】プレゼンスサーバ14は、端末13からプレゼンス情報の要求を受けると、該要求と前記蓄積されたプレゼンス情報とからスケジュールサーバ15にスケジュール情報の参照を要求する手段と、上記スケジュールサーバからスケジュール情報を受信する手段と、該受信したスケジュール情報をプレゼンス情報の形式に変換して、要求元端末に送信する手段とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して、リアルタイムに通信相手の動的状況を参照できるプレゼンス・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及により、ネットワークに接続したユーザが簡単にリアルタイムでメッセージをやり取りしてコミュケーションするインスタントメッセージ(以下、IMという)技術がかつての電子メールと同様に急速に普及しつつある。パーソナルな用途で便利なのはもちろんのこと、業務に応用しても、離れた場所にいる社員が業務連絡に利用したり、プロジェクトのメンバーがオンラインで議論を交わしたりするような、ビジネスシーンでの活用方法が次第に確立されてきている。このIM通信において、通信ユーザ同士がお互いに通信できる状態を維持する必要があるため、常に相手側の現在の動的状況を確認しなければならない。こういったユーザの動的状況をプレゼンスといって、内容として、状態、場所、オン/オフライン、通信手段等多様な情報が含まれる。
【0003】
プレゼンス情報を提供するためのプレゼンス・システムのモデルはIETFのRFC2778で定義されている。このシステムは2種類のクライアントを持つ。1種類は自らのプレゼンス情報を発行してかつネットワークにあるサーバ(これは、プレゼンスサーバという)に蓄積する「プレゼンティティー」であり、もう1種類はプレゼンスサーバより他のユーザのプレゼンス情報を予約し受信する「ウォッチャー」である。この2種類のクライアントに成り得るのは固定端末のみならず、携帯電話やPDA(Personal Data Assistant)のような移動端末を含めたあらゆる通信端末である。
【0004】
プレゼンティティーは自らのプレゼンスが変わる度に、プレゼンスサーバに変更を通知する。プレゼンスサーバはこの変更情報を前記プレゼンティティーのプレゼンス情報を予約している1または複数のウォッチャーに通知する。そうすることによって、ウォッチャーがプレゼンティティーのプレゼンス情報によって、通信できるか否か、もしくはどのような通信手段が使用できるかについて判断ができ、通信の確立率を高める。
【0005】
【非特許文献1】
RFC2778
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来技術において、プレゼンティティーがなんらかの原因でプレゼンス情報をプレゼンスサーバに通知できない場合、プレゼンスサーバがウォッチャーに前記プレゼンティティーのプレゼンス情報を提供することができなく、結果としてプレゼンティティーとの通信の成功率が低くなる問題点がある。例を用いて説明する。プレゼンティティーが移動端末の場合、地下やトンネルなど電波の届かない場所にいると、自らのプレゼンスが変わっても、プレゼンスサーバに通知することができない。一方、固定(有線)端末の場合でも、ネットワークの障害でプレゼンスサーバに通信できない状況も同様。前記従来技術では、プレゼンティティーはプレゼンスサーバが得られる唯一の情報源がために、その情報源が失うことによって、ウォッチャーに対してプレゼンス情報の提供ができなくなる。
【0007】
そこで、本発明は、以上の問題点を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の課題を解決するために、以下の手段を提供する。ネットワークに接続された複数の通信端末と、前記通信端末を使用するユーザのプレゼンス情報を記憶するプレゼンスサーバと、前記ユーザの予定情報を記憶するスケジュールサーバからなるプレゼンス・システムにおいて、前記プレゼンスサーバは、あるユーザ(以下、プレゼンス情報参照被要求ユーザという)のプレゼンス情報の参照要求を受けたとき、当該プレゼンス情報参照被要求ユーザのプレゼンス情報を当該プレゼンスサーバに備えるプレゼンス情報テーブルから読み出し、プレゼンス情報が不明か否かを調べる。プレゼンス情報が既知の場合は、その情報をプレゼンス情報参照を要求したユーザ(以下、プレゼンス情報参照要求ユーザという)に通知する。一方、不明の場合、プレゼンス情報参照被要求ユーザがあらかじめ設定したスケジュール情報アクセスポリシーに従い、前記スケジュールサーバへ問い合わせることによって、プレゼンス情報参照被要求ユーザの予定情報を受信し、当該プレゼンスサーバに備えるスケジュール情報をプレゼンス情報形式に変換するためのスケジュール変換テーブルを用いて、受信した予定情報をプレゼンス情報の形式に変換することで、真のプレゼンス情報の推測として、参照要求ユーザに提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に関わるプレゼンス・システムの構成を示す図である。図1においては、ネットワーク11には、ユーザAが使用する通信端末12と、ユーザaが使用する通信端末13と、前記通信端末らのプレゼンス情報を蓄積するプレゼンスサーバ14と、前記通信端末を使用するユーザの予定情報を蓄積するスケジュールサーバ15とが接続されている。なお、通信端末12、13のほかに、複数の通信端末が前記端末と同じように前記ネットワークに接続されており、すべての端末は、固定端末や、無線で通信する移動端末である。
【0010】
図2はプレゼンスサーバ14の内部構造を示している。プレゼンスサーバ14、CPU 141、メモリー142、入出力I/F(インタフェース)143、通信I/F(インタフェース)144及びハードディスク145から構成される。ハードディスク145において、プレゼンス情報テーブル1451と、プレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452と、スケジュール情報変換テーブル1453等を備える。前記プレゼンス情報テーブルに、前記ネットワークに接続されている通信端末(12、13…)を使用するユーザのプレゼンス情報が格納される。前記プレゼンス情報アクセスポリシーテーブルに、前記プレゼンス情報テーブルへのアクセス権と、前記スケジュールサーバへのアクセス権を規定するポリシー情報が格納される。前記スケジュール情報変換テーブルは、スケジュールサーバ15から送信されたスケジュール情報をプレゼンス情報に変換するためのフィールドマップである。
【0011】
図3はスケジュールサーバ15の内部構造を示している。前記スケジュールサーバ15はCPU 151、メモリー152、入出力I/F(インタフェース)153、通信I/F(インタフェース)154及びハードディスク155から構成される。ハードディスク155において、スケジュール情報テーブル1551等を備える。前記スケジュール情報テーブルには、前記ネットワークに接続された通信端末を使用するユーザのスケジュール情報が格納される。
【0012】
次に、本実施例で使用するデータ構造と入力画面について説明する。図4は、プレゼンス情報を記憶するプレゼンス情報テーブル1451のデータ構造を示す。プレゼンス情報テーブル1451は、配列構造を成し1以上のレコードを格納可能である。各レコードはユーザID 401、ユーザの現時点の動的状況を表す状態402、ユーザが現時点の位置情報を表す場所403、現時点ユーザへの可能な通信方法を表す通信手段404、現在時刻405から構成される。各フィールドの情報は、一般的にユーザID401によって識別されるユーザが使用する通信端末から通知されることによって、プレゼンスサーバが自動的に生成する。たとえば、レコード406に対応するのユーザBのプレゼンス情報は、ユーザBが使用する通信端末からの通知で、プレゼンスサーバによって生成された。しかし、通信端末が通信できない状況にあるとき、例えば電波状況が悪い場合には、通信端末からユーザの現時点のプレゼンス情報をプレゼンスサーバに通知することができなくなり、プレゼンスサーバはユーザのプレゼンス情報の生成ができない状態に陥る。レコード406はこの状況を表す一例である。この場合の各フィールドの値は「不明」になってしまう。
【0013】
図5は、プレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452のデータ構造を示す。図4に示すプレゼンス情報テーブルのレコード406に対応するユーザAのプレゼンス情報アクセスポリシーテーブルを例として挙げる。プレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452は、配列構造を成し1以上のレコードを格納可能である。各レコードは、ユーザAのプレゼンス情報へのアクセスを要求するユーザ(ウォッチャー)の識別子であるウォッチャー・ユーザID 501と、ユーザAのプレゼンス情報テーブルへのアクセス権を規定するプレゼンス参照許可502と、プレゼンスサーバ経由でユーザAのスケジュール情報へのアクセス権を規定するスケジュール参照許可503から構成される。このテーブルはユーザによって設定され、ユーザ毎に持つことになる。図6は、前記プレゼンス情報アクセスポリシーテーブルへの入力画面を示す。
【0014】
図7は、スケジュール情報テーブル1551のデータ構造を示す図4に示すプレゼンス情報テーブルのレコード406に対応するユーザAのスケジュール情報テーブルを例として挙げる。スケジュール情報テーブル1551は、予定の日付701、開始時刻702、終了時刻703、予定の内容を表す用件704、予定の場所705、この予定をプレゼンス情報として表現するための状態706と位置707、予定実行時の可能な通信方法である通信手段708、この予定を公開するか否かに関わる属性であるプライベート709から構成される。各レコードのすべてのフィールドの値はユーザAによって設定され、これもユーザ毎に持つことになる。図8は、前記スケジュール情報テーブルへの入力画面を示す。
【0015】
図9は、スケジュール情報変換テーブル1453の構造を示す。プレゼンス情報テーブル1451のユーザID 401、状態402、場所403、通信手段404フィールドはそれぞれスケジュール情報テーブル1551のユーザID 701、状態707、位置708、通信手段709フィールドと対応する。
【0016】
次に、本実施例に関わる通信シーケンス、及び処理シーケンスについて説明する。図9は、ユーザAが使用する通信端末12よりプレゼンスサーバ14へ通知がない場合において、通信ユーザaが通信端末13を使用して、ネットワーク11経由、プレゼンスサーバ14に、ユーザAのプレゼンス情報を要求するときの通信シーケンスである。最初に、通信端末13がプレゼンスサーバ14に対して、ユーザAのプレゼンス情報要求を発行する(ステップS1001)。この要求には、ウォッチャーである通信端末13を使用するユーザaのユーザIDと、プレゼンティティーである通信端末12を使用するユーザAのユーザIDが含まれている。プレゼンス情報要求を受信したプレゼンスサーバ14は、ユーザaのIDとプレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452と照会し(ステップS1002)、ユーザaのアクセス権を認め、OKの応答を端末13に返す(ステップS1003)。それから、前記プレゼンス情報テーブル1451を検索し、ユーザAのプレゼンス情報を読み出す。読み出したユーザAのプレゼンス情報に対して、「不明」か否かをチェックし、「不明」である場合は、ユーザAのプレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452を参照しながら、ウォッチャーがプレゼンティティーのスケジュールへのアクセス権を持っているかについてチェックする。(ステップS1004)。この例では、図4、図5に示したように、ユーザAのプレゼンス情報が「不明」であり、ユーザaはユーザAのスケジュールに対してアクセス権を持っていると想定。プレゼンスサーバ14からスケジュールサーバ15に対して、ユーザAのスケジュール情報の参照要求を発行する(ステップS1005)。スケジュール情報参照要求を受信したスケジュールサーバ15は、OKの応答をプレゼンスサーバ14に返す(ステップS1006)と同時に、前記スケジュール情報テーブル1551のユーザA領域を検索し、現在時刻を含めた時間帯に該当するレコードはあるかどうかをチェック、あった場合プライベートであるかどうかをチェックする(ステップS1007)。この例では、現在時刻は11:20と想定するため、図7のレコード711に示すように、該当レコードがあって、プライベートでないことがわかる。そうしたら、スケジュールサーバ15は図7のレコード711の情報をプレゼンスサーバ14に送信する(ステップS1008)。プレゼンスサーバ14は受信成功の応答をする(ステップS1009)。プレゼンスサーバ14が受信したスケジュール情報401を図4の形式に変換し(ステップS1010)、変換されたプレゼンス情報を通信端末13に通知する(ステップS1011)。通信端末13がプレゼンス情報を受信後、受信成功の応答をプレゼンスサーバ14に返す(ステップS1012)。
【0017】
次に、プレゼンスサーバ14とスケジュールサーバ15の処理シーケンスを説明する。図11は、プレゼンスサーバ14の処理シーケンスを示す。最初に、プレゼンスサーバがウォッチャーからプレゼンス情報参照の要求を受信する(ステップS1101)。次に、要求されたプレゼンティティーのユーザIDよりプレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452を読出し、さらにウォッチャーのユーザがプレゼンス情報へのアクセス権を持っているか調べ(ステップS1102)、持っている場合、プレゼンス情報テーブルから要求されたプレゼンティティーのプレゼンス情報を読み出す(ステップS1103)。一方、アクセス権を持っていない場合、ステップS1110以降を実行する。次に、読み出したプレゼンス情報に対して、有効なプレゼンス情報があるか(不明か否か)を調べ(ステップS1104)、有効なプレゼンス情報がある(不明でない)場合、ステップS1110を実行して、ウォッチャーにその情報を通知する。一方、不明である場合、さらに前記プレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452と照会し、ウォッチャーはスケジュール情報へのアクセス権があるかを調べ(ステップS1105)、ある場合、スケジュールサーバ15へ参照要求を送信する(ステップS1106)。一方、アクセス権がない場合、ステップS1111を実行してウォッチャーにプレゼンスが不明であることを通知する。次に、スケジュールサーバ15から参照結果を受信し(ステップS1107)、さらに該当レコードがあるか否かを判断する(ステップS1108)。該当があった場合、スケジュール情報をプレゼンス情報に変換し(ステップS1109)、さらにウォッチャーへ通知する(ステップS1110)。該当がない場合、ステップS1111を実行する。ステップS1110においてウォッチャーにプレゼンス情報を通知する際、本当のプレゼンス情報ではないため、「推測プレゼンス」を明記する必要がある。
【0018】
図12は、スケジュールサーバ15の処理シーケンスを示す。最初に、プレゼンスサーバ14からスケジュール情報の参照要求を受信し(ステップS1201)、スケジュール情報テーブル1551から該当ユーザのスケジュール情報を読み出す(ステップS1202)。次に、現在の時刻とスケジュール情報を照し合せ、現在時刻を含めた時間帯に該当するスケジュール情報があるか否かをチェックする(ステップS1203)。ある場合は、さらにプライベートであるか否かをチェックする(ステップS1204)。一方、ない場合は、ステップS1206を実行して、プレゼンスサーバ14に「該当なし」を通知する。また、プライベートのチェックにおいて、プライベートである場合、ステップS1106を実行する。プライベートではない場合、プレゼンスサーバ14にスケジュール情報を送信する(ステップS1205)。
【0019】
最後に、本実施例のGUIを説明する。図13は、プレゼンス情報の参照を要求したユーザの端末の表示例である。真のプレゼンス情報と区別するために、「推測」であることを明記してある。以上で、本発明の実施例を説明した。
【0020】
【発明の効果】
本発明により、プレゼンス情報が不明であるユーザのプレゼンス情報への参照要求があったときに、前記ユーザの予定情報を格納している予定記憶手段から、前記ユーザの現時点の予定情報を入手することによって、このプレゼンス情報を真のプレゼンス情報の推測として、参照要求をしたユーザに提供することで、ユーザ間の通信の成功率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に関わるプレゼンス・サービス・システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に関わるプレゼンスサーバの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に関わるスケジュールサーバの構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態で用いるプレゼンス情報テーブルのデータ構造である。
【図5】本発明の実施の形態で用いるプレゼンス情報アクセスポリシーテーブルのデータ構造である。
【図6】本発明の実施の形態で用いるプレゼンス情報アクセスポリシーテーブルへの入力画面である。
【図7】本発明の実施の形態で用いるスケジュール情報テーブルのデータ構造である。
【図8】本発明の実施の形態で用いるスケジュール情報テーブルへの入力画面である。
【図9】本発明の実施の形態で用いるプレゼンス情報変換テーブルのデータ構造である。
【図10】本発明の実施の形態における通信シーケンスである。
【図11】本発明の実施の形態におけるプレゼンスサーバの処理シーケンスである。
【図12】本発明の実施の形態におけるスケジュールサーバの処理シーケンスである。
【図13】本発明の実施の形態における画面表示例
【符号の説明】
1 ネットワーク
12 通信端末
13 通信端末
14 プレゼンスサーバ
15 スケジュールサーバ
141 CPU
142 メモリー
143 入出力I/F
144 通信I/F
145 ハードディスク
151 CPU
152 メモリー
153 入出力I/F
154 通信I/F
155 ハードディスク
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して、リアルタイムに通信相手の動的状況を参照できるプレゼンス・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及により、ネットワークに接続したユーザが簡単にリアルタイムでメッセージをやり取りしてコミュケーションするインスタントメッセージ(以下、IMという)技術がかつての電子メールと同様に急速に普及しつつある。パーソナルな用途で便利なのはもちろんのこと、業務に応用しても、離れた場所にいる社員が業務連絡に利用したり、プロジェクトのメンバーがオンラインで議論を交わしたりするような、ビジネスシーンでの活用方法が次第に確立されてきている。このIM通信において、通信ユーザ同士がお互いに通信できる状態を維持する必要があるため、常に相手側の現在の動的状況を確認しなければならない。こういったユーザの動的状況をプレゼンスといって、内容として、状態、場所、オン/オフライン、通信手段等多様な情報が含まれる。
【0003】
プレゼンス情報を提供するためのプレゼンス・システムのモデルはIETFのRFC2778で定義されている。このシステムは2種類のクライアントを持つ。1種類は自らのプレゼンス情報を発行してかつネットワークにあるサーバ(これは、プレゼンスサーバという)に蓄積する「プレゼンティティー」であり、もう1種類はプレゼンスサーバより他のユーザのプレゼンス情報を予約し受信する「ウォッチャー」である。この2種類のクライアントに成り得るのは固定端末のみならず、携帯電話やPDA(Personal Data Assistant)のような移動端末を含めたあらゆる通信端末である。
【0004】
プレゼンティティーは自らのプレゼンスが変わる度に、プレゼンスサーバに変更を通知する。プレゼンスサーバはこの変更情報を前記プレゼンティティーのプレゼンス情報を予約している1または複数のウォッチャーに通知する。そうすることによって、ウォッチャーがプレゼンティティーのプレゼンス情報によって、通信できるか否か、もしくはどのような通信手段が使用できるかについて判断ができ、通信の確立率を高める。
【0005】
【非特許文献1】
RFC2778
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来技術において、プレゼンティティーがなんらかの原因でプレゼンス情報をプレゼンスサーバに通知できない場合、プレゼンスサーバがウォッチャーに前記プレゼンティティーのプレゼンス情報を提供することができなく、結果としてプレゼンティティーとの通信の成功率が低くなる問題点がある。例を用いて説明する。プレゼンティティーが移動端末の場合、地下やトンネルなど電波の届かない場所にいると、自らのプレゼンスが変わっても、プレゼンスサーバに通知することができない。一方、固定(有線)端末の場合でも、ネットワークの障害でプレゼンスサーバに通信できない状況も同様。前記従来技術では、プレゼンティティーはプレゼンスサーバが得られる唯一の情報源がために、その情報源が失うことによって、ウォッチャーに対してプレゼンス情報の提供ができなくなる。
【0007】
そこで、本発明は、以上の問題点を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の課題を解決するために、以下の手段を提供する。ネットワークに接続された複数の通信端末と、前記通信端末を使用するユーザのプレゼンス情報を記憶するプレゼンスサーバと、前記ユーザの予定情報を記憶するスケジュールサーバからなるプレゼンス・システムにおいて、前記プレゼンスサーバは、あるユーザ(以下、プレゼンス情報参照被要求ユーザという)のプレゼンス情報の参照要求を受けたとき、当該プレゼンス情報参照被要求ユーザのプレゼンス情報を当該プレゼンスサーバに備えるプレゼンス情報テーブルから読み出し、プレゼンス情報が不明か否かを調べる。プレゼンス情報が既知の場合は、その情報をプレゼンス情報参照を要求したユーザ(以下、プレゼンス情報参照要求ユーザという)に通知する。一方、不明の場合、プレゼンス情報参照被要求ユーザがあらかじめ設定したスケジュール情報アクセスポリシーに従い、前記スケジュールサーバへ問い合わせることによって、プレゼンス情報参照被要求ユーザの予定情報を受信し、当該プレゼンスサーバに備えるスケジュール情報をプレゼンス情報形式に変換するためのスケジュール変換テーブルを用いて、受信した予定情報をプレゼンス情報の形式に変換することで、真のプレゼンス情報の推測として、参照要求ユーザに提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に関わるプレゼンス・システムの構成を示す図である。図1においては、ネットワーク11には、ユーザAが使用する通信端末12と、ユーザaが使用する通信端末13と、前記通信端末らのプレゼンス情報を蓄積するプレゼンスサーバ14と、前記通信端末を使用するユーザの予定情報を蓄積するスケジュールサーバ15とが接続されている。なお、通信端末12、13のほかに、複数の通信端末が前記端末と同じように前記ネットワークに接続されており、すべての端末は、固定端末や、無線で通信する移動端末である。
【0010】
図2はプレゼンスサーバ14の内部構造を示している。プレゼンスサーバ14、CPU 141、メモリー142、入出力I/F(インタフェース)143、通信I/F(インタフェース)144及びハードディスク145から構成される。ハードディスク145において、プレゼンス情報テーブル1451と、プレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452と、スケジュール情報変換テーブル1453等を備える。前記プレゼンス情報テーブルに、前記ネットワークに接続されている通信端末(12、13…)を使用するユーザのプレゼンス情報が格納される。前記プレゼンス情報アクセスポリシーテーブルに、前記プレゼンス情報テーブルへのアクセス権と、前記スケジュールサーバへのアクセス権を規定するポリシー情報が格納される。前記スケジュール情報変換テーブルは、スケジュールサーバ15から送信されたスケジュール情報をプレゼンス情報に変換するためのフィールドマップである。
【0011】
図3はスケジュールサーバ15の内部構造を示している。前記スケジュールサーバ15はCPU 151、メモリー152、入出力I/F(インタフェース)153、通信I/F(インタフェース)154及びハードディスク155から構成される。ハードディスク155において、スケジュール情報テーブル1551等を備える。前記スケジュール情報テーブルには、前記ネットワークに接続された通信端末を使用するユーザのスケジュール情報が格納される。
【0012】
次に、本実施例で使用するデータ構造と入力画面について説明する。図4は、プレゼンス情報を記憶するプレゼンス情報テーブル1451のデータ構造を示す。プレゼンス情報テーブル1451は、配列構造を成し1以上のレコードを格納可能である。各レコードはユーザID 401、ユーザの現時点の動的状況を表す状態402、ユーザが現時点の位置情報を表す場所403、現時点ユーザへの可能な通信方法を表す通信手段404、現在時刻405から構成される。各フィールドの情報は、一般的にユーザID401によって識別されるユーザが使用する通信端末から通知されることによって、プレゼンスサーバが自動的に生成する。たとえば、レコード406に対応するのユーザBのプレゼンス情報は、ユーザBが使用する通信端末からの通知で、プレゼンスサーバによって生成された。しかし、通信端末が通信できない状況にあるとき、例えば電波状況が悪い場合には、通信端末からユーザの現時点のプレゼンス情報をプレゼンスサーバに通知することができなくなり、プレゼンスサーバはユーザのプレゼンス情報の生成ができない状態に陥る。レコード406はこの状況を表す一例である。この場合の各フィールドの値は「不明」になってしまう。
【0013】
図5は、プレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452のデータ構造を示す。図4に示すプレゼンス情報テーブルのレコード406に対応するユーザAのプレゼンス情報アクセスポリシーテーブルを例として挙げる。プレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452は、配列構造を成し1以上のレコードを格納可能である。各レコードは、ユーザAのプレゼンス情報へのアクセスを要求するユーザ(ウォッチャー)の識別子であるウォッチャー・ユーザID 501と、ユーザAのプレゼンス情報テーブルへのアクセス権を規定するプレゼンス参照許可502と、プレゼンスサーバ経由でユーザAのスケジュール情報へのアクセス権を規定するスケジュール参照許可503から構成される。このテーブルはユーザによって設定され、ユーザ毎に持つことになる。図6は、前記プレゼンス情報アクセスポリシーテーブルへの入力画面を示す。
【0014】
図7は、スケジュール情報テーブル1551のデータ構造を示す図4に示すプレゼンス情報テーブルのレコード406に対応するユーザAのスケジュール情報テーブルを例として挙げる。スケジュール情報テーブル1551は、予定の日付701、開始時刻702、終了時刻703、予定の内容を表す用件704、予定の場所705、この予定をプレゼンス情報として表現するための状態706と位置707、予定実行時の可能な通信方法である通信手段708、この予定を公開するか否かに関わる属性であるプライベート709から構成される。各レコードのすべてのフィールドの値はユーザAによって設定され、これもユーザ毎に持つことになる。図8は、前記スケジュール情報テーブルへの入力画面を示す。
【0015】
図9は、スケジュール情報変換テーブル1453の構造を示す。プレゼンス情報テーブル1451のユーザID 401、状態402、場所403、通信手段404フィールドはそれぞれスケジュール情報テーブル1551のユーザID 701、状態707、位置708、通信手段709フィールドと対応する。
【0016】
次に、本実施例に関わる通信シーケンス、及び処理シーケンスについて説明する。図9は、ユーザAが使用する通信端末12よりプレゼンスサーバ14へ通知がない場合において、通信ユーザaが通信端末13を使用して、ネットワーク11経由、プレゼンスサーバ14に、ユーザAのプレゼンス情報を要求するときの通信シーケンスである。最初に、通信端末13がプレゼンスサーバ14に対して、ユーザAのプレゼンス情報要求を発行する(ステップS1001)。この要求には、ウォッチャーである通信端末13を使用するユーザaのユーザIDと、プレゼンティティーである通信端末12を使用するユーザAのユーザIDが含まれている。プレゼンス情報要求を受信したプレゼンスサーバ14は、ユーザaのIDとプレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452と照会し(ステップS1002)、ユーザaのアクセス権を認め、OKの応答を端末13に返す(ステップS1003)。それから、前記プレゼンス情報テーブル1451を検索し、ユーザAのプレゼンス情報を読み出す。読み出したユーザAのプレゼンス情報に対して、「不明」か否かをチェックし、「不明」である場合は、ユーザAのプレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452を参照しながら、ウォッチャーがプレゼンティティーのスケジュールへのアクセス権を持っているかについてチェックする。(ステップS1004)。この例では、図4、図5に示したように、ユーザAのプレゼンス情報が「不明」であり、ユーザaはユーザAのスケジュールに対してアクセス権を持っていると想定。プレゼンスサーバ14からスケジュールサーバ15に対して、ユーザAのスケジュール情報の参照要求を発行する(ステップS1005)。スケジュール情報参照要求を受信したスケジュールサーバ15は、OKの応答をプレゼンスサーバ14に返す(ステップS1006)と同時に、前記スケジュール情報テーブル1551のユーザA領域を検索し、現在時刻を含めた時間帯に該当するレコードはあるかどうかをチェック、あった場合プライベートであるかどうかをチェックする(ステップS1007)。この例では、現在時刻は11:20と想定するため、図7のレコード711に示すように、該当レコードがあって、プライベートでないことがわかる。そうしたら、スケジュールサーバ15は図7のレコード711の情報をプレゼンスサーバ14に送信する(ステップS1008)。プレゼンスサーバ14は受信成功の応答をする(ステップS1009)。プレゼンスサーバ14が受信したスケジュール情報401を図4の形式に変換し(ステップS1010)、変換されたプレゼンス情報を通信端末13に通知する(ステップS1011)。通信端末13がプレゼンス情報を受信後、受信成功の応答をプレゼンスサーバ14に返す(ステップS1012)。
【0017】
次に、プレゼンスサーバ14とスケジュールサーバ15の処理シーケンスを説明する。図11は、プレゼンスサーバ14の処理シーケンスを示す。最初に、プレゼンスサーバがウォッチャーからプレゼンス情報参照の要求を受信する(ステップS1101)。次に、要求されたプレゼンティティーのユーザIDよりプレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452を読出し、さらにウォッチャーのユーザがプレゼンス情報へのアクセス権を持っているか調べ(ステップS1102)、持っている場合、プレゼンス情報テーブルから要求されたプレゼンティティーのプレゼンス情報を読み出す(ステップS1103)。一方、アクセス権を持っていない場合、ステップS1110以降を実行する。次に、読み出したプレゼンス情報に対して、有効なプレゼンス情報があるか(不明か否か)を調べ(ステップS1104)、有効なプレゼンス情報がある(不明でない)場合、ステップS1110を実行して、ウォッチャーにその情報を通知する。一方、不明である場合、さらに前記プレゼンス情報アクセスポリシーテーブル1452と照会し、ウォッチャーはスケジュール情報へのアクセス権があるかを調べ(ステップS1105)、ある場合、スケジュールサーバ15へ参照要求を送信する(ステップS1106)。一方、アクセス権がない場合、ステップS1111を実行してウォッチャーにプレゼンスが不明であることを通知する。次に、スケジュールサーバ15から参照結果を受信し(ステップS1107)、さらに該当レコードがあるか否かを判断する(ステップS1108)。該当があった場合、スケジュール情報をプレゼンス情報に変換し(ステップS1109)、さらにウォッチャーへ通知する(ステップS1110)。該当がない場合、ステップS1111を実行する。ステップS1110においてウォッチャーにプレゼンス情報を通知する際、本当のプレゼンス情報ではないため、「推測プレゼンス」を明記する必要がある。
【0018】
図12は、スケジュールサーバ15の処理シーケンスを示す。最初に、プレゼンスサーバ14からスケジュール情報の参照要求を受信し(ステップS1201)、スケジュール情報テーブル1551から該当ユーザのスケジュール情報を読み出す(ステップS1202)。次に、現在の時刻とスケジュール情報を照し合せ、現在時刻を含めた時間帯に該当するスケジュール情報があるか否かをチェックする(ステップS1203)。ある場合は、さらにプライベートであるか否かをチェックする(ステップS1204)。一方、ない場合は、ステップS1206を実行して、プレゼンスサーバ14に「該当なし」を通知する。また、プライベートのチェックにおいて、プライベートである場合、ステップS1106を実行する。プライベートではない場合、プレゼンスサーバ14にスケジュール情報を送信する(ステップS1205)。
【0019】
最後に、本実施例のGUIを説明する。図13は、プレゼンス情報の参照を要求したユーザの端末の表示例である。真のプレゼンス情報と区別するために、「推測」であることを明記してある。以上で、本発明の実施例を説明した。
【0020】
【発明の効果】
本発明により、プレゼンス情報が不明であるユーザのプレゼンス情報への参照要求があったときに、前記ユーザの予定情報を格納している予定記憶手段から、前記ユーザの現時点の予定情報を入手することによって、このプレゼンス情報を真のプレゼンス情報の推測として、参照要求をしたユーザに提供することで、ユーザ間の通信の成功率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に関わるプレゼンス・サービス・システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に関わるプレゼンスサーバの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に関わるスケジュールサーバの構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態で用いるプレゼンス情報テーブルのデータ構造である。
【図5】本発明の実施の形態で用いるプレゼンス情報アクセスポリシーテーブルのデータ構造である。
【図6】本発明の実施の形態で用いるプレゼンス情報アクセスポリシーテーブルへの入力画面である。
【図7】本発明の実施の形態で用いるスケジュール情報テーブルのデータ構造である。
【図8】本発明の実施の形態で用いるスケジュール情報テーブルへの入力画面である。
【図9】本発明の実施の形態で用いるプレゼンス情報変換テーブルのデータ構造である。
【図10】本発明の実施の形態における通信シーケンスである。
【図11】本発明の実施の形態におけるプレゼンスサーバの処理シーケンスである。
【図12】本発明の実施の形態におけるスケジュールサーバの処理シーケンスである。
【図13】本発明の実施の形態における画面表示例
【符号の説明】
1 ネットワーク
12 通信端末
13 通信端末
14 プレゼンスサーバ
15 スケジュールサーバ
141 CPU
142 メモリー
143 入出力I/F
144 通信I/F
145 ハードディスク
151 CPU
152 メモリー
153 入出力I/F
154 通信I/F
155 ハードディスク
Claims (4)
- ネットワークに接続された複数の端末と、
前記複数の端末からのプレゼンス情報を蓄積するプレゼンスサーバと、
前記複数の端末を使用するユーザのスケジュール情報を蓄積するスケジュールサーバとを備え、
前記プレゼンスサーバは、前記端末からプレゼンス情報の要求を受けると、該要求と前記蓄積されたプレゼンス情報とから前記スケジュールサーバにスケジュール情報の参照を要求する手段と、前記スケジュールサーバからスケジュール情報を受信する手段と、該受信したスケジュール情報をプレゼンス情報の形式に変換して、要求元端末に送信する手段とを備えることを特徴とするプレゼンス・システム。 - 前記プレゼンスサーバは、前記スケジュールサーバの前記プレゼンス情報参照被要求ユーザの予定情報に対する前記プレゼンス情報参照要求ユーザのアクセス権限を規定する機能を含めるプレゼンス情報アクセスポリシーテーブルを備えていることを特徴とする請求項1記載のプレゼンス・システム。
- 前記プレゼンスサーバは、前記スケジュールサーバから送信された前記プレゼンス情報参照被要求ユーザの予定情報をプレゼンス情報テーブル形式へ変換するためのスケジュール情報変換テーブルを備えていることを特徴とする請求項1記載のプレゼンス・システム。
- 前記プレゼンスサーバは、前記プレゼンス情報参照要求ユーザに、前記プレゼンス情報参照被要求ユーザのプレゼンス情報を通知する際、真のプレゼンスではなく「推測」であることを明記することを特徴とする請求項1記載のプレゼンス・システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003189953A JP2005025482A (ja) | 2003-07-02 | 2003-07-02 | プレゼンス・システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003189953A JP2005025482A (ja) | 2003-07-02 | 2003-07-02 | プレゼンス・システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005025482A true JP2005025482A (ja) | 2005-01-27 |
Family
ID=34187971
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007219868A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Innosys:Kk | サーバシステム、端末装置、これらの制御方法及び制御プログラム、通信制御システム及び方法 |
JP2014029723A (ja) * | 2010-01-14 | 2014-02-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 存在状態報告方法、存在状態報告システム、および、存在状態報告プログラム |
-
2003
- 2003-07-02 JP JP2003189953A patent/JP2005025482A/ja active Pending
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