JP2003064059A - ピリミジン化合物、製造方法および除草剤 - Google Patents
ピリミジン化合物、製造方法および除草剤Info
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- JP2003064059A JP2003064059A JP2002172494A JP2002172494A JP2003064059A JP 2003064059 A JP2003064059 A JP 2003064059A JP 2002172494 A JP2002172494 A JP 2002172494A JP 2002172494 A JP2002172494 A JP 2002172494A JP 2003064059 A JP2003064059 A JP 2003064059A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】効果が確実で安全に使用できる除草剤の有効成
分となり得る新規ピリミジン化合物およびその塩、その
製造方法並びに該ピリミジン化合物またはその塩を有効
成分として含有する除草剤を提供する。 【解決手段】一般式(1)で表されるピリミジン化合物
またはその塩、それらの製造方法及びそれらを含有して
なる除草剤。 【化1】 (R1はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C
1-6ハロアルキル基等を、R2、R3は、それぞれ独立
してC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基またはC
1-6ハロアルキル基を、R4は水素原子、C1-4アルキル
基等を、Xはハロゲン原子、C1-4アルキル基、C1-3ハ
ロアルキル基等をそれぞれ表す。nは0または1〜5の
整数を表す。)
分となり得る新規ピリミジン化合物およびその塩、その
製造方法並びに該ピリミジン化合物またはその塩を有効
成分として含有する除草剤を提供する。 【解決手段】一般式(1)で表されるピリミジン化合物
またはその塩、それらの製造方法及びそれらを含有して
なる除草剤。 【化1】 (R1はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C
1-6ハロアルキル基等を、R2、R3は、それぞれ独立
してC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基またはC
1-6ハロアルキル基を、R4は水素原子、C1-4アルキル
基等を、Xはハロゲン原子、C1-4アルキル基、C1-3ハ
ロアルキル基等をそれぞれ表す。nは0または1〜5の
整数を表す。)
Description
【発明の属する技術分野】本発明は新規なピリミジン化
合物、その製造方法及び該ピリミジン化合物を有効成分
として含有してなる除草剤に関する。
合物、その製造方法及び該ピリミジン化合物を有効成分
として含有してなる除草剤に関する。
【0001】
【従来の技術】本発明に関連して、例えば、特開平8−
291168号公報には、下記式(B)
291168号公報には、下記式(B)
【0002】
【化10】
【0003】(式中、X’は塩素原子等のハロゲン原子
を表し、R’は、水素原子、C1-8アルキル基等を表
し、QはC1-6の分岐していてもよい飽和または不飽和
の炭素鎖を表し、Arはハロゲン原子、C1-6アルキル
基等の置換基で置換されてもよいフェニル基、ピリジル
基等を表す。)で表されるピリミジン化合物が除草活性
を有する旨が記載されている。
を表し、R’は、水素原子、C1-8アルキル基等を表
し、QはC1-6の分岐していてもよい飽和または不飽和
の炭素鎖を表し、Arはハロゲン原子、C1-6アルキル
基等の置換基で置換されてもよいフェニル基、ピリジル
基等を表す。)で表されるピリミジン化合物が除草活性
を有する旨が記載されている。
【0004】しかし、この文献には、本発明の如くピリ
ミジン2位および4位に置換基を有し、5位にN−ベン
ジルカルバモイル基を有する化合物は記載されていな
い。
ミジン2位および4位に置換基を有し、5位にN−ベン
ジルカルバモイル基を有する化合物は記載されていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、効果が確実
で安全に使用できる除草剤の有効成分となりうる新規ピ
リミジン化合物およびその塩、その製造方法並びに該ピ
リミジン化合物またはその塩を有効成分として含有する
除草剤を提供する事を課題とする。
で安全に使用できる除草剤の有効成分となりうる新規ピ
リミジン化合物およびその塩、その製造方法並びに該ピ
リミジン化合物またはその塩を有効成分として含有する
除草剤を提供する事を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は第1に一般式(1)
本発明は第1に一般式(1)
【0007】
【化11】
【0008】(式中、R1はハロゲン原子、C1-6アル
キル基、C3-6シクロアルキル基、C1- 6ハロアルキル
基、C1-6アルコキシ基、C3-6シクロアルコキシ基、C
1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルアミノ基、C1-6
ハロアルキルアミノ基、ジC1-6アルキルアミノ基、ヒ
ドロキシル基、または、アミノ基を表し、R2、R3
は、それぞれ独立してC1-6アルキル基、C3-6シクロア
ルキル基、または、C1-6ハロアルキル基を表し、R4
は水素原子、C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ基、ま
たは、ヒドロキシル基を表し、Xはハロゲン原子、C
1-4アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C1-3ハロア
ルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-3ハロアルコキシ
基、シアノ基、ニトロ基、Aで置換されてもよいフェニ
ルオキシ基、C1-4アルコキシカルボニル基、モノC1-4
アルキルカルバモイル基、または、ジC1-4アルキルカ
ルバモイル基を表し、Aはハロゲン原子、C1-4アルキ
ル基、C1-4アルコキシ基、C1-4ハロアルキル基、ニト
ロ基、または、シアノ基を表し、nは0または1〜5の
整数を表す。)で表されるピリミジン化合物またはその
塩を提供する。本発明は第2に前記一般式(1)で表さ
れる化合物の光学活性体を提供する。本発明は第3に、
一般式(2)、
キル基、C3-6シクロアルキル基、C1- 6ハロアルキル
基、C1-6アルコキシ基、C3-6シクロアルコキシ基、C
1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルアミノ基、C1-6
ハロアルキルアミノ基、ジC1-6アルキルアミノ基、ヒ
ドロキシル基、または、アミノ基を表し、R2、R3
は、それぞれ独立してC1-6アルキル基、C3-6シクロア
ルキル基、または、C1-6ハロアルキル基を表し、R4
は水素原子、C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ基、ま
たは、ヒドロキシル基を表し、Xはハロゲン原子、C
1-4アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C1-3ハロア
ルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-3ハロアルコキシ
基、シアノ基、ニトロ基、Aで置換されてもよいフェニ
ルオキシ基、C1-4アルコキシカルボニル基、モノC1-4
アルキルカルバモイル基、または、ジC1-4アルキルカ
ルバモイル基を表し、Aはハロゲン原子、C1-4アルキ
ル基、C1-4アルコキシ基、C1-4ハロアルキル基、ニト
ロ基、または、シアノ基を表し、nは0または1〜5の
整数を表す。)で表されるピリミジン化合物またはその
塩を提供する。本発明は第2に前記一般式(1)で表さ
れる化合物の光学活性体を提供する。本発明は第3に、
一般式(2)、
【0009】
【化12】
【0010】(式中、R2はC1-6アルキル基、C3-6シ
クロアルキル基、または、C1-6ハロアルキル基を表
し、L1、L2はそれぞれ独立して脱離基を表す。)で表
される化合物と、一般式(3)
クロアルキル基、または、C1-6ハロアルキル基を表
し、L1、L2はそれぞれ独立して脱離基を表す。)で表
される化合物と、一般式(3)
【0011】
【化13】
【0012】(式中、R4は水素原子、C1-4アルキル
基、C1-4アルコキシ基、または、ヒドロキシル基を表
し、R3はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、
または、C1-6ハロアルキル基を表し、Xはハロゲン原
子、C1-4アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C1-3
ハロアルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-3ハロアルコ
キシ基、シアノ基、ニトロ基、Aで置換されてもよいフ
ェニルオキシ基、C1-4アルコキシカルボニル基、モノ
C1-4アルキルカルバモイル基、または、ジC1-4アルキ
ルカルバモイル基を表し、Aはハロゲン原子、C1-4ア
ルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-4ハロアルキル基、
ニトロ基、または、シアノ基を表し、nは0または1〜
5の整数を表す。)で表される化合物とを反応させ、一
般式(4)
基、C1-4アルコキシ基、または、ヒドロキシル基を表
し、R3はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、
または、C1-6ハロアルキル基を表し、Xはハロゲン原
子、C1-4アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C1-3
ハロアルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-3ハロアルコ
キシ基、シアノ基、ニトロ基、Aで置換されてもよいフ
ェニルオキシ基、C1-4アルコキシカルボニル基、モノ
C1-4アルキルカルバモイル基、または、ジC1-4アルキ
ルカルバモイル基を表し、Aはハロゲン原子、C1-4ア
ルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-4ハロアルキル基、
ニトロ基、または、シアノ基を表し、nは0または1〜
5の整数を表す。)で表される化合物とを反応させ、一
般式(4)
【0013】
【化14】
【0014】(式中、R2、R3、R4、L1、Xおよ
びnは前記と同じ意味を表す。)で表される化合物を得
る工程と、得られた一般式(4)で表される化合物と一
般式(5)
びnは前記と同じ意味を表す。)で表される化合物を得
る工程と、得られた一般式(4)で表される化合物と一
般式(5)
【0015】
【化15】R5H (5)
【0016】(式中、R5はC1-6アルコキシ基、C3-6
シクロアルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6ア
ルキルアミノ基、C1-6ハロアルキルアミノ基、ジC1-6
アルキルアミノ基、ヒドロキシル基、または、アミノ基
を表す。)で表される化合物とを反応させる工程を有す
る一般式(1−1)
シクロアルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6ア
ルキルアミノ基、C1-6ハロアルキルアミノ基、ジC1-6
アルキルアミノ基、ヒドロキシル基、または、アミノ基
を表す。)で表される化合物とを反応させる工程を有す
る一般式(1−1)
【0017】
【化16】
【0018】(式中、R2、R3、R4、R5、Xおよ
びnは前記と同じ意味を表す。)で表されるピリミジン
化合物の製造方法を提供する。本発明は第4に、一般式
(6)
びnは前記と同じ意味を表す。)で表されるピリミジン
化合物の製造方法を提供する。本発明は第4に、一般式
(6)
【0019】
【化17】
【0020】(式中、R2はC1-6アルキル基、C3-6シ
クロアルキル基、または、C1-6ハロアルキル基を表
し、R6はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、
C1-6ハロアルキル基、C1 -6アルコキシ基、C3-6シク
ロアルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、または、ジ
C1-6アルキルアミノ基を表す。)で表される化合物
と、一般式(7)
クロアルキル基、または、C1-6ハロアルキル基を表
し、R6はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、
C1-6ハロアルキル基、C1 -6アルコキシ基、C3-6シク
ロアルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、または、ジ
C1-6アルキルアミノ基を表す。)で表される化合物
と、一般式(7)
【0021】
【化18】
【0022】(式中、R3はC1-6アルキル基、C3-6シ
クロアルキル基、または、C1-6ハロアルキル基を表
し、R7は水素原子、C1-4アルキル基、または、C1-4
アルコキシ基を表し、Xはハロゲン原子、C1-4アルキ
ル基、C3-6シクロアルキル基、C1-3ハロアルキル基、
C1-4アルコキシ基、C1-3ハロアルコキシ基、シアノ
基、ニトロ基、Aで置換されてもよいフェニルオキシ
基、C1-4アルコキシカルボニル基、モノC1-4アルキル
カルバモイル基、または、ジC1-4アルキルカルバモイ
ル基を表し、Aはハロゲン原子、C1-4アルキル基、C
1-4アルコキシ基、C1-4ハロアルキル基、ニトロ基、ま
たは、シアノ基を表し、nは0または1〜5の整数を表
す。)で表される化合物とを脱水縮合剤の共存下に反応
させる工程を有する一般式(1−2)
クロアルキル基、または、C1-6ハロアルキル基を表
し、R7は水素原子、C1-4アルキル基、または、C1-4
アルコキシ基を表し、Xはハロゲン原子、C1-4アルキ
ル基、C3-6シクロアルキル基、C1-3ハロアルキル基、
C1-4アルコキシ基、C1-3ハロアルコキシ基、シアノ
基、ニトロ基、Aで置換されてもよいフェニルオキシ
基、C1-4アルコキシカルボニル基、モノC1-4アルキル
カルバモイル基、または、ジC1-4アルキルカルバモイ
ル基を表し、Aはハロゲン原子、C1-4アルキル基、C
1-4アルコキシ基、C1-4ハロアルキル基、ニトロ基、ま
たは、シアノ基を表し、nは0または1〜5の整数を表
す。)で表される化合物とを脱水縮合剤の共存下に反応
させる工程を有する一般式(1−2)
【0023】
【化19】
【0024】(式中、R2、R3、R6、R7、Xおよ
びnは前記と同じ意味を表す。)で表されるピリミジン
化合物の製造方法を提供する。本発明は第5に前記一般
式(1)で表されるピリミジン化合物またはその塩の1
種または2種以上を有効成分として含有する事を特徴と
する除草剤を提供する。
びnは前記と同じ意味を表す。)で表されるピリミジン
化合物の製造方法を提供する。本発明は第5に前記一般
式(1)で表されるピリミジン化合物またはその塩の1
種または2種以上を有効成分として含有する事を特徴と
する除草剤を提供する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明化合物およびその
塩、その製造方法並びに除草剤について、詳細に説明す
る。本発明化合物は、一般式(1)で表されるピリミジ
ン化合物及びその塩である前記一般式(1)において、
R1はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子;
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、
n−ペンチル基、n−ヘキシル基等のC1-6アルキル
基;シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基等のC3-6シクロアルキル基;トリフルオロメチ
ル基、ペンタフルオロエチル基、クロロジフルオロメチ
ル基等のC1- 6ハロアルキル基;メトキシ基、エトキシ
基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキ
シ基、t−ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、n−ヘ
キシルオキシ基等のC1-6アルコキシ基;シクロプロピ
ルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシル
オキシ基等のC3-6シクロアルコキシ基;2,2,2−
トリフルオロエトキシ基、2,2,3,3−テトラフル
オロプロポキシ基等のC 1-6ハロアルコキシ基;メチル
アミノ基、エチルアミノ基、n−プロピルアミノ基、イ
ソプロピルアミノ基、n−ブチルアミノ基等のC1-6ア
ルキルアミノ基;2,2,2−トリフルオロエチルアミ
ノ基、1,1,1−トリフルオロ−2−プロピルアミノ
基等のC1-6ハロアルキルアミノ基;ジメチルアミノ
基、ジ−n−プロピルアミノ基、ジイソプロピルアミノ
基等のジC1-6アルキルアミノ基;ヒドロキシル基;ま
たは、アミノ基を示し、R2、R3はそれぞれ独立して
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、
n−ペンチル基、n−ヘキシル基等のC1-6アルキル
基;シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基等のC3-6シクロアルキル基;または、トリフル
オロメチル基、ペンタフルオロエチル基、クロロジフル
オロメチル基等のC1-6ハロアルキル基を表し、R4は
水素原子;メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブ
チル基等のC1-4アルキル基;メトキシ基、エトキシ
基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキ
シ基、t−ブトキシ基等のC1-4アルコキシ基;また
は、ヒドロキシル基を表し、Xはフッ素、塩素、臭素、
ヨウ素等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、イソプロピル基等のC1-4アルキル基;シク
ロプロピル等のC3-6シクロアルキル基;トリフルオロ
メチル基等のC1-3ハロアルキル基;メトキシ基、エト
キシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基等のC
1-4アルコキシ基;トリフルオロメトキシ基等のC1-3ハ
ロアルコキシ基;シアノ基;ニトロ基;Aで置換されて
もよいフェニルオキシ基;メトキシカルボニル基、エト
キシカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基等のC
1-4アルコキシカルボニル基;メチルカルバモイル基、
エチルカルバモイル基、n−プロピルカルバモイル基等
のモノC1-4アルキルカルバモイル基;または、ジメチ
ルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル基等のジC
1-4アルキルカルバモイル基を表し、Aはフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子;メチル基、エチル
基等C 1-4アルキル基;メトキシ基、エトキシ基、n−
プロポキシ基、イソプロポキシ基等のC1-4アルコキシ
基;トリフルオロメチル基等のC1-4ハロアルキル基;
ニトロ基;または、シアノ基を表し、これらの置換基
は、同一または相異なって複数個がフェニルオキシ基に
結合していてもよく、nは0または1〜5の整数を表
す。nが2以上の整数を表すとき、Xは同一でも相異な
っていてもよい本発明化合物の塩は、除草剤として許容
される塩であり、例えば、ナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属塩;マグネシウム、カルシウム等のアルカリ
土類金属塩;アンモニウム塩等があげられる。本発明化
合物には、ジアステレオマー、幾何異性体が存在し得
る。それらの混合物及び単離された異性体のすべてが本
発明に含まれる。また、本発明化合物は不斉炭素原子を
有するので、光学活性体が存在する。本発明化合物の光
学異性体混合物は、通常の光学分割方法、例えば、光学
分割用カラムを用いる方法により光学分割することがで
きる。分離された光学活性体は、光学異性体混合物や他
の光学異性体に対して優れた除草活性を示す場合があ
る。
塩、その製造方法並びに除草剤について、詳細に説明す
る。本発明化合物は、一般式(1)で表されるピリミジ
ン化合物及びその塩である前記一般式(1)において、
R1はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子;
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、
n−ペンチル基、n−ヘキシル基等のC1-6アルキル
基;シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基等のC3-6シクロアルキル基;トリフルオロメチ
ル基、ペンタフルオロエチル基、クロロジフルオロメチ
ル基等のC1- 6ハロアルキル基;メトキシ基、エトキシ
基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキ
シ基、t−ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、n−ヘ
キシルオキシ基等のC1-6アルコキシ基;シクロプロピ
ルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシル
オキシ基等のC3-6シクロアルコキシ基;2,2,2−
トリフルオロエトキシ基、2,2,3,3−テトラフル
オロプロポキシ基等のC 1-6ハロアルコキシ基;メチル
アミノ基、エチルアミノ基、n−プロピルアミノ基、イ
ソプロピルアミノ基、n−ブチルアミノ基等のC1-6ア
ルキルアミノ基;2,2,2−トリフルオロエチルアミ
ノ基、1,1,1−トリフルオロ−2−プロピルアミノ
基等のC1-6ハロアルキルアミノ基;ジメチルアミノ
基、ジ−n−プロピルアミノ基、ジイソプロピルアミノ
基等のジC1-6アルキルアミノ基;ヒドロキシル基;ま
たは、アミノ基を示し、R2、R3はそれぞれ独立して
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、
n−ペンチル基、n−ヘキシル基等のC1-6アルキル
基;シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基等のC3-6シクロアルキル基;または、トリフル
オロメチル基、ペンタフルオロエチル基、クロロジフル
オロメチル基等のC1-6ハロアルキル基を表し、R4は
水素原子;メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブ
チル基等のC1-4アルキル基;メトキシ基、エトキシ
基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキ
シ基、t−ブトキシ基等のC1-4アルコキシ基;また
は、ヒドロキシル基を表し、Xはフッ素、塩素、臭素、
ヨウ素等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、イソプロピル基等のC1-4アルキル基;シク
ロプロピル等のC3-6シクロアルキル基;トリフルオロ
メチル基等のC1-3ハロアルキル基;メトキシ基、エト
キシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基等のC
1-4アルコキシ基;トリフルオロメトキシ基等のC1-3ハ
ロアルコキシ基;シアノ基;ニトロ基;Aで置換されて
もよいフェニルオキシ基;メトキシカルボニル基、エト
キシカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基等のC
1-4アルコキシカルボニル基;メチルカルバモイル基、
エチルカルバモイル基、n−プロピルカルバモイル基等
のモノC1-4アルキルカルバモイル基;または、ジメチ
ルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル基等のジC
1-4アルキルカルバモイル基を表し、Aはフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子;メチル基、エチル
基等C 1-4アルキル基;メトキシ基、エトキシ基、n−
プロポキシ基、イソプロポキシ基等のC1-4アルコキシ
基;トリフルオロメチル基等のC1-4ハロアルキル基;
ニトロ基;または、シアノ基を表し、これらの置換基
は、同一または相異なって複数個がフェニルオキシ基に
結合していてもよく、nは0または1〜5の整数を表
す。nが2以上の整数を表すとき、Xは同一でも相異な
っていてもよい本発明化合物の塩は、除草剤として許容
される塩であり、例えば、ナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属塩;マグネシウム、カルシウム等のアルカリ
土類金属塩;アンモニウム塩等があげられる。本発明化
合物には、ジアステレオマー、幾何異性体が存在し得
る。それらの混合物及び単離された異性体のすべてが本
発明に含まれる。また、本発明化合物は不斉炭素原子を
有するので、光学活性体が存在する。本発明化合物の光
学異性体混合物は、通常の光学分割方法、例えば、光学
分割用カラムを用いる方法により光学分割することがで
きる。分離された光学活性体は、光学異性体混合物や他
の光学異性体に対して優れた除草活性を示す場合があ
る。
【0026】本発明化合物は以下の方法により製造する
ことができる。 (製造法1)
ことができる。 (製造法1)
【0027】
【化20】
【0028】(式中、R2、R3、R4、R5、X、
n、L1およびL2は前記と同じ意味を表す。) 一般式(1−1)で表される化合物は、一般式(2)で
表される化合物と一般式(3)で表される化合物とを、
溶媒中、塩基の存在下、−50℃〜200℃の反応温
度、好ましくは−20℃〜50℃の反応温度で1〜48
時間反応させる事により一般式(4)で表される化合物
を得た後、得られた一般式(4)で表される化合物と一
般式(5)で表される化合物を、不活性溶媒中または無
溶媒で、塩基の存在下に、−50〜200℃の反応温
度、好ましくは0℃〜100℃の反応温度で反応させる
ことにより得ることができる。
n、L1およびL2は前記と同じ意味を表す。) 一般式(1−1)で表される化合物は、一般式(2)で
表される化合物と一般式(3)で表される化合物とを、
溶媒中、塩基の存在下、−50℃〜200℃の反応温
度、好ましくは−20℃〜50℃の反応温度で1〜48
時間反応させる事により一般式(4)で表される化合物
を得た後、得られた一般式(4)で表される化合物と一
般式(5)で表される化合物を、不活性溶媒中または無
溶媒で、塩基の存在下に、−50〜200℃の反応温
度、好ましくは0℃〜100℃の反応温度で反応させる
ことにより得ることができる。
【0029】一般式(4)で表される化合物の製造に使
用できる溶媒としては、例えば、トリエチルアミン、ト
リブチルアミン等のアミン類;ベンゼン、トルエン等の
芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン(THF)、ジ
オキサン等のエーテル類;N,N−ジメチルホルムアミ
ド(DMF)、N,N−ジメチルアセタミド等のアミド
類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロ
ゲン系炭化水素類;アセトニトリル;ジメチルスルホキ
シド等があげられる。これらの中でも、目的物を収率よ
く得られる観点からエーテル類の使用が好ましい。
用できる溶媒としては、例えば、トリエチルアミン、ト
リブチルアミン等のアミン類;ベンゼン、トルエン等の
芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン(THF)、ジ
オキサン等のエーテル類;N,N−ジメチルホルムアミ
ド(DMF)、N,N−ジメチルアセタミド等のアミド
類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロ
ゲン系炭化水素類;アセトニトリル;ジメチルスルホキ
シド等があげられる。これらの中でも、目的物を収率よ
く得られる観点からエーテル類の使用が好ましい。
【0030】また、塩基としては、トリエチルアミン、
ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、ピリ
ジン等の有機塩基;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の
無機塩基;を使用できる。これらの中でも、目的物が収
率よく得られる観点から、有機塩基の使用が好ましい。
ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、ピリ
ジン等の有機塩基;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の
無機塩基;を使用できる。これらの中でも、目的物が収
率よく得られる観点から、有機塩基の使用が好ましい。
【0031】一般式(4)で表される化合物から、一般
式(1−1)で表される化合物を製造する反応に用いる
ことのできる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエ
ン等の芳香族炭化水素類;THF、ジオキサン等のエー
テル類;DMF、N,N−ジメチルアセタミド等のアミ
ド類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハ
ロゲン系炭化水素類;アセトニトリル;ジメチルスルホ
キシド等があげられる。これらの中でも目的物が収率よ
く得られる観点から、エーテル類の使用が好ましい。
式(1−1)で表される化合物を製造する反応に用いる
ことのできる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエ
ン等の芳香族炭化水素類;THF、ジオキサン等のエー
テル類;DMF、N,N−ジメチルアセタミド等のアミ
ド類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハ
ロゲン系炭化水素類;アセトニトリル;ジメチルスルホ
キシド等があげられる。これらの中でも目的物が収率よ
く得られる観点から、エーテル類の使用が好ましい。
【0032】また、塩基としては、トリエチルアミン、
ジメチルアミン等のアミン類;水素化ナトリウム、炭酸
カリウム等の無機塩基;ナトリウムメトキシド、ナトリ
ウムエトキシド、カリウムt−ブトキシド等の金属アル
コキシト類;等を使用できる。これらの中でも、目的物
が収率よく得られる観点から、金属アルコキシド類の使
用が好ましい。
ジメチルアミン等のアミン類;水素化ナトリウム、炭酸
カリウム等の無機塩基;ナトリウムメトキシド、ナトリ
ウムエトキシド、カリウムt−ブトキシド等の金属アル
コキシト類;等を使用できる。これらの中でも、目的物
が収率よく得られる観点から、金属アルコキシド類の使
用が好ましい。
【0033】(製造法2)前記一般式(1−2)で表さ
れる化合物は以下の方法で製造することができる。
れる化合物は以下の方法で製造することができる。
【0034】
【化21】
【0035】(式中、R2、R3、R6、R7、Xおよ
びnは前記と同じ意味を表す。) すなわち、一般式式(1−2)で表される化合物は、一
般式(6)で表される化合物と一般式(7)で表される
化合物とを、溶媒中、縮合剤及び所望により触媒の存在
下に、−50℃〜200℃の反応温度、好ましくは−2
0℃〜50℃の反応温度で反応させることにより得るこ
とができる。
びnは前記と同じ意味を表す。) すなわち、一般式式(1−2)で表される化合物は、一
般式(6)で表される化合物と一般式(7)で表される
化合物とを、溶媒中、縮合剤及び所望により触媒の存在
下に、−50℃〜200℃の反応温度、好ましくは−2
0℃〜50℃の反応温度で反応させることにより得るこ
とができる。
【0036】この反応に用いることのできる溶媒として
は、例えば塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン系
炭化水素類;酢酸エチル等のエステル類;ベンゼン、ト
ルエン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、TH
F、ジオキサン等のエーテル類;アセトニトリル;DM
F;ジメチルスルホキシド等があげられる。これらの中
でも、目的物が収率よく得られる観点から、ハロゲン化
炭化水素類の使用が好ましい。
は、例えば塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン系
炭化水素類;酢酸エチル等のエステル類;ベンゼン、ト
ルエン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、TH
F、ジオキサン等のエーテル類;アセトニトリル;DM
F;ジメチルスルホキシド等があげられる。これらの中
でも、目的物が収率よく得られる観点から、ハロゲン化
炭化水素類の使用が好ましい。
【0037】用いることができる縮合剤としては、例え
ばN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド,N−
(3−ジメチルアミノ)プロピル−N’−エチルカルボ
ジイミド(塩酸塩、メチオダイド)等があげられる。ま
た、触媒としては、例えば、N,N−ジメチルアミノピ
リジン等を使用できる。触媒を使用することにより、反
応を円滑に進行させることができる場合がある。
ばN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド,N−
(3−ジメチルアミノ)プロピル−N’−エチルカルボ
ジイミド(塩酸塩、メチオダイド)等があげられる。ま
た、触媒としては、例えば、N,N−ジメチルアミノピ
リジン等を使用できる。触媒を使用することにより、反
応を円滑に進行させることができる場合がある。
【0038】いずれの反応を行った場合も、反応終了後
は通常の後処理および精製を行うことにより、効率的に
目的物を単離することができる。本発明の化合物の構造
は、IR、NMR、MASSスペクトル等から決定する
ことができる。
は通常の後処理および精製を行うことにより、効率的に
目的物を単離することができる。本発明の化合物の構造
は、IR、NMR、MASSスペクトル等から決定する
ことができる。
【0039】本発明に含まれる化合物の例を第1表に示
す。尚、表中の略号はそれぞれ下記の意味を表す。 Me:メチル基、Et:エチル基、Pr:プロピル基、
Bu:ブチル基、n:ノルマル、i:イソ、t:ターシ
ャリー、c:シクロ また、第1表中骨格の欄の略号は下記の骨格を示す。
す。尚、表中の略号はそれぞれ下記の意味を表す。 Me:メチル基、Et:エチル基、Pr:プロピル基、
Bu:ブチル基、n:ノルマル、i:イソ、t:ターシ
ャリー、c:シクロ また、第1表中骨格の欄の略号は下記の骨格を示す。
【0040】
【化22】
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】
【表6】
【0047】
【表7】
【0048】
【表8】
【0049】
【表9】
【0050】
【表10】
【0051】
【表11】
【0052】
【表12】
【0053】
【表13】
【0054】
【表14】
【0055】
【表15】
【0056】
【表16】
【0057】
【表17】
【0058】
【表18】
【0059】
【表19】
【0060】
【表20】
【0061】
【表21】
【0062】
【表22】
【0063】
【表23】
【0064】
【表24】
【0065】
【表25】
【0066】
【表26】
【0067】
【表27】
【0068】
【表28】
【0069】
【表29】
【0070】
【表30】
【0071】
【表31】
【0072】
【表32】
【0073】本発明化合物[一般式(1)で表される化
合物またはその塩]は畑作条件で、土壌処理、茎葉処理
のいずれの方法でも高い除草活性を示し、メヒシバ、エ
ノコログサ、エンバク、イチビ、イヌビユ、アカザ等の
各種畑雑草に有効である。本発明化合物には、トウモロ
コシ、ムギ、大豆、ワタ等の作物に選択性を示す化合物
が含まれている。本発明化合物には、作物、観賞用植
物、果樹等の有用植物に対し、生育抑制作用等の植物成
長調節作用を示す化合物が含まれている。本発明化合物
には、水田雑草のノビエ、タマガヤツリ、オモダカ、ホ
タルイ等の各種水田雑草に対し、優れた殺草効力を有
し、イネに選択性を示す化合物が含まれている。本発明
化合物は果樹園、芝生、線路端、空き地等の雑草の防除
にも適用することができる。また本発明化合物には植物
成長調節作用、殺菌活性、殺虫・殺ダニ活性を有するも
のが含まれる。さらに本発明化合物の中間体化合物の中
には除草活性、植物成長調節作用、殺菌活性、殺虫・殺
ダニ活性を有するものが含まれる。
合物またはその塩]は畑作条件で、土壌処理、茎葉処理
のいずれの方法でも高い除草活性を示し、メヒシバ、エ
ノコログサ、エンバク、イチビ、イヌビユ、アカザ等の
各種畑雑草に有効である。本発明化合物には、トウモロ
コシ、ムギ、大豆、ワタ等の作物に選択性を示す化合物
が含まれている。本発明化合物には、作物、観賞用植
物、果樹等の有用植物に対し、生育抑制作用等の植物成
長調節作用を示す化合物が含まれている。本発明化合物
には、水田雑草のノビエ、タマガヤツリ、オモダカ、ホ
タルイ等の各種水田雑草に対し、優れた殺草効力を有
し、イネに選択性を示す化合物が含まれている。本発明
化合物は果樹園、芝生、線路端、空き地等の雑草の防除
にも適用することができる。また本発明化合物には植物
成長調節作用、殺菌活性、殺虫・殺ダニ活性を有するも
のが含まれる。さらに本発明化合物の中間体化合物の中
には除草活性、植物成長調節作用、殺菌活性、殺虫・殺
ダニ活性を有するものが含まれる。
【0074】本発明の除草剤は、本発明化合物の1種ま
たは2種以上を有効成分として含有してなる。本発明化
合物を実際に施用する際には他成分を加えず純粋な形で
使用できるし、また農薬として使用する目的で一般の農
薬のとり得る形態、すなわち、水和剤、粒剤、粉剤、乳
剤、水溶剤、懸濁剤、フロアブル等の形態で使用するこ
ともできる。
たは2種以上を有効成分として含有してなる。本発明化
合物を実際に施用する際には他成分を加えず純粋な形で
使用できるし、また農薬として使用する目的で一般の農
薬のとり得る形態、すなわち、水和剤、粒剤、粉剤、乳
剤、水溶剤、懸濁剤、フロアブル等の形態で使用するこ
ともできる。
【0075】固型剤を目的とする場合は、添加剤および
担体として、例えば、大豆粉、小麦粉等の植物性粉末、
珪藻土、燐灰石、石こう、タルク、ベントナイト、パイ
ロフィライト、クレイ等の鉱物性微粉末、安息香酸ソー
ダ、尿素、芒硝等の有機及び無機化合物が使用される。
液体の剤型を目的とする場合は、例えば、ケロシン、キ
シレンおよびソルベントナフサ等の石油留分、シクロヘ
キサン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、アルコール、アセトン、トリクロ
ルエチレン、メチルイソブチルケトン、鉱物油、植物
油、水等を溶剤として使用することができる。
担体として、例えば、大豆粉、小麦粉等の植物性粉末、
珪藻土、燐灰石、石こう、タルク、ベントナイト、パイ
ロフィライト、クレイ等の鉱物性微粉末、安息香酸ソー
ダ、尿素、芒硝等の有機及び無機化合物が使用される。
液体の剤型を目的とする場合は、例えば、ケロシン、キ
シレンおよびソルベントナフサ等の石油留分、シクロヘ
キサン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、アルコール、アセトン、トリクロ
ルエチレン、メチルイソブチルケトン、鉱物油、植物
油、水等を溶剤として使用することができる。
【0076】また、これらの製剤において均一かつ安定
な形態をとるために、必要ならば界面活性剤を添加する
こともできる。界面活性剤としては、特に限定はない
が、例えば、ポリオキシエチレンが付加したアルキルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンが付加したアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンが付加した高級脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンが付加したソルビタン高
級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンが付加したトリ
スチリルフェニルエーテル等の非イオン性界面活性剤、
ポリオキシエチレンが付加したアルキルフェニルエーテ
ルの硫酸エステル塩、アルキルナフタレンスルホン酸
塩、ポリカルボン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキ
ルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデヒド縮合物、
イソブチレン−無水マレイン酸の共重合体等を使用する
ことができる。
な形態をとるために、必要ならば界面活性剤を添加する
こともできる。界面活性剤としては、特に限定はない
が、例えば、ポリオキシエチレンが付加したアルキルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンが付加したアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンが付加した高級脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンが付加したソルビタン高
級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンが付加したトリ
スチリルフェニルエーテル等の非イオン性界面活性剤、
ポリオキシエチレンが付加したアルキルフェニルエーテ
ルの硫酸エステル塩、アルキルナフタレンスルホン酸
塩、ポリカルボン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキ
ルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデヒド縮合物、
イソブチレン−無水マレイン酸の共重合体等を使用する
ことができる。
【0077】本発明除草剤における有効成分濃度は前述
した製剤の形により種々の濃度に変化するものである
が、例えば、水和剤に於いては、5〜90重量%(以
下、単に「%」と略記する。)、好ましくは10〜85
%であり、乳剤においては、3〜70%、好ましくは5
〜60%であり、粒剤に於いては、0.01〜50%、
好ましくは、0.05〜40%の濃度範囲である。
した製剤の形により種々の濃度に変化するものである
が、例えば、水和剤に於いては、5〜90重量%(以
下、単に「%」と略記する。)、好ましくは10〜85
%であり、乳剤においては、3〜70%、好ましくは5
〜60%であり、粒剤に於いては、0.01〜50%、
好ましくは、0.05〜40%の濃度範囲である。
【0078】このようにして得られた水和剤、乳剤は水
で所定の濃度に希釈して懸濁液あるいは乳濁液として、
粒剤はそのまま雑草の発芽前または発芽後に土壌に散布
処理もしくは混和処理される。実際に本発明除草剤を適
用するに当たっては1ヘクタール当たり有効成分0.1
g以上の適当量が施用される。
で所定の濃度に希釈して懸濁液あるいは乳濁液として、
粒剤はそのまま雑草の発芽前または発芽後に土壌に散布
処理もしくは混和処理される。実際に本発明除草剤を適
用するに当たっては1ヘクタール当たり有効成分0.1
g以上の適当量が施用される。
【0079】本発明除草剤は公知の殺菌剤、殺虫剤、殺
ダニ剤、除草剤、植物成長調整剤、肥料等と混合して使
用することもできる。特に、除草剤と混合使用すること
により、使用薬量を減少させることが可能である。ま
た、省力化をもたらすのみならず、混合薬剤の相乗作用
により一層高い効果も期待できる。その場合、複数の公
知除草剤との組合せも可能である。
ダニ剤、除草剤、植物成長調整剤、肥料等と混合して使
用することもできる。特に、除草剤と混合使用すること
により、使用薬量を減少させることが可能である。ま
た、省力化をもたらすのみならず、混合薬剤の相乗作用
により一層高い効果も期待できる。その場合、複数の公
知除草剤との組合せも可能である。
【0080】本発明除草剤と混合使用するにふさわしい
薬剤としては、ジフルフェニカン、プロパニル等のアニ
リド系除草剤;アラクロール、プレチラクロール等のク
ロロアセトアニリド系除草剤;2,4−D、2,4−D
B等のアリールオキシアルカン酸系除草剤;ジクロホッ
プ−メチル、フェノキサプロップ−エチル等のアリール
オキシフェノキシアルカン酸系除草剤;ジカンバ、ピリ
チオバック等のアリールカルボン酸系除草剤;イマザキ
ン、イマゼタピル等のイミダゾリン系除草剤;ジウロ
ン、イソプロツロン等のウレア系除草剤;クロルプロフ
ァム、フェンメジファム等のカーバメート系除草剤;チ
オベンカルブ、EPTC等のチオカーバメート系除草
剤;トリフルラリン、ペンジメタリン等のジニトロアニ
リン系除草剤;アシフルオルフェン、ホメサフェン等の
ジフェニルエーテル系除草剤;ベンスルフロン−メチ
ル、ニコスルフロン等のスルホニルウレア系除草剤;メ
トリブジン、メタミトロン等のトリアジノン系除草剤;
アトラジン、シアナジン等のトリアジン系除草剤;フル
メツラム等のトリアゾピリミジン系除草剤;ブロモキシ
ニル、ジクロベニル等のニトリル系除草剤;グリホサー
ト、グリホシネート等のリン酸系除草剤;パラコート、
ジフェンゾコート等の第四アンモニウム塩系除草剤;フ
ルミクロラック−ペンチル、フルチアセット−メチル等
の環状イミド系除草剤;ベンゾイルプロップエチル、フ
ランプロップエチル等のベンゾイルアミノプロピオン酸
系除草剤等があげられる。
薬剤としては、ジフルフェニカン、プロパニル等のアニ
リド系除草剤;アラクロール、プレチラクロール等のク
ロロアセトアニリド系除草剤;2,4−D、2,4−D
B等のアリールオキシアルカン酸系除草剤;ジクロホッ
プ−メチル、フェノキサプロップ−エチル等のアリール
オキシフェノキシアルカン酸系除草剤;ジカンバ、ピリ
チオバック等のアリールカルボン酸系除草剤;イマザキ
ン、イマゼタピル等のイミダゾリン系除草剤;ジウロ
ン、イソプロツロン等のウレア系除草剤;クロルプロフ
ァム、フェンメジファム等のカーバメート系除草剤;チ
オベンカルブ、EPTC等のチオカーバメート系除草
剤;トリフルラリン、ペンジメタリン等のジニトロアニ
リン系除草剤;アシフルオルフェン、ホメサフェン等の
ジフェニルエーテル系除草剤;ベンスルフロン−メチ
ル、ニコスルフロン等のスルホニルウレア系除草剤;メ
トリブジン、メタミトロン等のトリアジノン系除草剤;
アトラジン、シアナジン等のトリアジン系除草剤;フル
メツラム等のトリアゾピリミジン系除草剤;ブロモキシ
ニル、ジクロベニル等のニトリル系除草剤;グリホサー
ト、グリホシネート等のリン酸系除草剤;パラコート、
ジフェンゾコート等の第四アンモニウム塩系除草剤;フ
ルミクロラック−ペンチル、フルチアセット−メチル等
の環状イミド系除草剤;ベンゾイルプロップエチル、フ
ランプロップエチル等のベンゾイルアミノプロピオン酸
系除草剤等があげられる。
【0081】また、その他として、イソキサベン、エト
フメセート、オキサジアゾン、ピペロホス、ダイムロ
ン、ベンタゾン、ベンフルセート、ダイフェンゾコー
ト、ナプロアニリド、トリアゾフェナミド、キンクロラ
ック、クロマゾン、スルコトリオン、シンメチリン、ジ
チオピル、ピラゾレート、ピリデート、フルポキサム、
更に、セトキシジム、トラルコキシジム等のシクロヘキ
サンジオン系の除草剤等があげられる。また、これらを
組み合わせた組成物に植物油及び油濃縮物等の添加剤を
添加することもできる。
フメセート、オキサジアゾン、ピペロホス、ダイムロ
ン、ベンタゾン、ベンフルセート、ダイフェンゾコー
ト、ナプロアニリド、トリアゾフェナミド、キンクロラ
ック、クロマゾン、スルコトリオン、シンメチリン、ジ
チオピル、ピラゾレート、ピリデート、フルポキサム、
更に、セトキシジム、トラルコキシジム等のシクロヘキ
サンジオン系の除草剤等があげられる。また、これらを
組み合わせた組成物に植物油及び油濃縮物等の添加剤を
添加することもできる。
【0082】
【実施例】次に実施例および参考例により、本発明化合
物をさらに詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に
限定されるものではない。 (参考例1) 2−クロロ−N−[1−(4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−エチル]−4−トリフルオロメチル−5−ピリ
ミジンカルボキシアミドの合成
物をさらに詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に
限定されるものではない。 (参考例1) 2−クロロ−N−[1−(4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−エチル]−4−トリフルオロメチル−5−ピリ
ミジンカルボキシアミドの合成
【0083】
【化23】
【0084】1−(4−トリフルオロメチルフェニル)
−エチルアミン4.56gおよびトリエチルアミン2.
43gのジオキサン50ml溶液に、2−クロロ−4−
トリフルオロメチル−5−ピリミジンカルボニルクロラ
イド4.71gを加え室温で3時間攪拌した。反応液か
ら溶媒を留去した後、残留物に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ
過した。ろ液を減圧して得られた残留物を、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン:
酢酸エチル=5:1)で精製し、目的物1.35gを得
た。収率18% 融点156−158℃
−エチルアミン4.56gおよびトリエチルアミン2.
43gのジオキサン50ml溶液に、2−クロロ−4−
トリフルオロメチル−5−ピリミジンカルボニルクロラ
イド4.71gを加え室温で3時間攪拌した。反応液か
ら溶媒を留去した後、残留物に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ
過した。ろ液を減圧して得られた残留物を、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン:
酢酸エチル=5:1)で精製し、目的物1.35gを得
た。収率18% 融点156−158℃
【0085】(実施例1)
2−メトキシ−N−[1−(4−トリフルオロメチルフ
ェニル)−エチル]−4−トリフルオロメチル−5−ピ
リミジンカルボキシアミド(化合物No.9)の合成
ェニル)−エチル]−4−トリフルオロメチル−5−ピ
リミジンカルボキシアミド(化合物No.9)の合成
【0086】
【化24】
【0087】2−クロロ−N−[1−(4−トリフルオ
ロメチルフェニル)−エチル]−4−トリフルオロメチ
ル−5−ピリミジンカルボキシアミド0.75gをメタ
ノール30mlに溶解しこれに28%ナトリウムメトキ
シドのメタノール溶液を0.44g加え、室温で2時間
攪拌した。反応液から溶媒を留去した後、水を加えて酢
酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、ろ過し、ろ液を濃縮して粗結晶を得た。得られ
た結晶をn−ヘキサンで洗浄して、目的物の結晶0.7
4gを得た。収率99% 融点:125−127℃
ロメチルフェニル)−エチル]−4−トリフルオロメチ
ル−5−ピリミジンカルボキシアミド0.75gをメタ
ノール30mlに溶解しこれに28%ナトリウムメトキ
シドのメタノール溶液を0.44g加え、室温で2時間
攪拌した。反応液から溶媒を留去した後、水を加えて酢
酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、ろ過し、ろ液を濃縮して粗結晶を得た。得られ
た結晶をn−ヘキサンで洗浄して、目的物の結晶0.7
4gを得た。収率99% 融点:125−127℃
【0088】(実施例2)
2−メトキシ−N−メチル−N−[1−(4−トリフル
オロメチルフェニル)−エチル]−4−トリフルオロメ
チル−5−ピリミジンカルボキシアミド(化合物No.
10)の合成
オロメチルフェニル)−エチル]−4−トリフルオロメ
チル−5−ピリミジンカルボキシアミド(化合物No.
10)の合成
【0089】
【化25】
【0090】2−メトキシ−N−[1−(4−トリフル
オロメチルフェニル)−エチル]−4−トリフルオロメ
チル−5−ピリミジンカルボキシアミド0.54gのD
MF10ml溶液に、水素化ナトリウム0.05g加え
室温で1時間攪拌した。そこへヨウ化メチル0.19g
を加え、さらに一昼夜攪拌した。反応液に水を加えて酢
酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、ろ過した。ろ液を減圧濃縮して得られた残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−
ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製し、目的物0.
27gを得た。収率48% アモルファス
オロメチルフェニル)−エチル]−4−トリフルオロメ
チル−5−ピリミジンカルボキシアミド0.54gのD
MF10ml溶液に、水素化ナトリウム0.05g加え
室温で1時間攪拌した。そこへヨウ化メチル0.19g
を加え、さらに一昼夜攪拌した。反応液に水を加えて酢
酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、ろ過した。ろ液を減圧濃縮して得られた残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−
ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製し、目的物0.
27gを得た。収率48% アモルファス
【0091】(参考例2)
2−クロロ−N−ヒドロキシ−N−[1−(4−クロロ
フェニル)−エチル]−4−トリフルオロメチル−5−
ピリミジンカルボキシアミドの合成
フェニル)−エチル]−4−トリフルオロメチル−5−
ピリミジンカルボキシアミドの合成
【0092】
【化26】
【0093】N−ヒドロキシ−N−[1−(4−クロロ
フェニル)−エチル]−アミン3.7gおよびトリエチ
ルアミン2.18gのジオキサン30ml溶液に、2−
クロロ−4−トリフルオロメチル−5−ピリミジンカル
ボニルクロライド4.41gを加え、室温で3時間攪拌
した。反応液から溶媒を留去した後、水を加え酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
ろ過した。ろ液を減圧濃縮して得られた残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=5:1)で精製し、目的物1.9gを
得た。収率28% アモルファス
フェニル)−エチル]−アミン3.7gおよびトリエチ
ルアミン2.18gのジオキサン30ml溶液に、2−
クロロ−4−トリフルオロメチル−5−ピリミジンカル
ボニルクロライド4.41gを加え、室温で3時間攪拌
した。反応液から溶媒を留去した後、水を加え酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
ろ過した。ろ液を減圧濃縮して得られた残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=5:1)で精製し、目的物1.9gを
得た。収率28% アモルファス
【0094】(実施例3)
2−メトキシ−N−[1−(4−クロロフェニル)−エ
チル]−4−トリフルオロメチル−5−ピリミジンカル
ボキシアミド(化合物No.11)の合成
チル]−4−トリフルオロメチル−5−ピリミジンカル
ボキシアミド(化合物No.11)の合成
【0095】
【化27】
【0096】2−クロロ−N−[1−(4−クロロフェ
ニル)−エチル]−4−トリフルオロメチル−5−ピリ
ミジンカルボキシアミド0.4gをメタノール20ml
に溶解し、これにナトリウムメトキシドを0.24g加
えて室温で2時間攪拌した。反応液から溶媒を留去した
後、水を加え酢酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧濃縮して選
られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒:ベンゼン:酢酸エチル=3:1)で精製
し、目的物0.22gを得た。収率56% アモルファス
ニル)−エチル]−4−トリフルオロメチル−5−ピリ
ミジンカルボキシアミド0.4gをメタノール20ml
に溶解し、これにナトリウムメトキシドを0.24g加
えて室温で2時間攪拌した。反応液から溶媒を留去した
後、水を加え酢酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧濃縮して選
られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒:ベンゼン:酢酸エチル=3:1)で精製
し、目的物0.22gを得た。収率56% アモルファス
【0097】(実施例4)
2−エチル−N−[1−(2,4−ジクロロフェニル)
−エチル]−4−トリフルオロメチル−5−ピリミジン
カルボキシアミド(化合物No.3)の合成
−エチル]−4−トリフルオロメチル−5−ピリミジン
カルボキシアミド(化合物No.3)の合成
【0098】
【化28】
【0099】2−エチル−4−トリフルオロメチル−5
−ピリミジンカルボン酸0.15gと1−(2,4−ジ
クロロフェニル)−エチルアミン0.09gを塩化メチ
レン5mlに溶解し、これにN−(3−ジメチルアミ
ノ)プロピル−N’−エチルカルボジイミド0.18g
および4−ジメチルアミノピリジン0.06gを加えて
室温で5時間攪拌した。反応液にクロロホルムを加え、
有機層を分取した。有機層を2規定塩酸、水、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、および、飽和食塩水で順次洗浄
した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ
液を減圧濃縮して得られた残留物を、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン:酢酸エ
チル=3:1)で精製し、目的物0.07gを得た。収
率42%融点140−142℃
−ピリミジンカルボン酸0.15gと1−(2,4−ジ
クロロフェニル)−エチルアミン0.09gを塩化メチ
レン5mlに溶解し、これにN−(3−ジメチルアミ
ノ)プロピル−N’−エチルカルボジイミド0.18g
および4−ジメチルアミノピリジン0.06gを加えて
室温で5時間攪拌した。反応液にクロロホルムを加え、
有機層を分取した。有機層を2規定塩酸、水、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、および、飽和食塩水で順次洗浄
した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ
液を減圧濃縮して得られた残留物を、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン:酢酸エ
チル=3:1)で精製し、目的物0.07gを得た。収
率42%融点140−142℃
【0100】上記実施例を含め以上のようにして得られ
た本発明化合物の代表例を第2表に示す。なお、表中の
略号は第1表と同じ意味を表す。また、第2表中、化合
物No.2、10、11、12、13、17、37、3
8、62、63の1H−NMRデーターを第3表に示
す。
た本発明化合物の代表例を第2表に示す。なお、表中の
略号は第1表と同じ意味を表す。また、第2表中、化合
物No.2、10、11、12、13、17、37、3
8、62、63の1H−NMRデーターを第3表に示
す。
【0101】
【表33】
【0102】
【表34】
【0103】
【表35】
【0104】次に、本発明除草剤に関する製剤例を若干
示すが、有効成分化合物、添加物及び添加割合は、本実
施例にのみ限定されることなく、広い範囲で変更可能で
ある。なお、製剤実施例中の部は重量部を表す。
示すが、有効成分化合物、添加物及び添加割合は、本実
施例にのみ限定されることなく、広い範囲で変更可能で
ある。なお、製剤実施例中の部は重量部を表す。
【0105】
(実施例5)水和剤
本発明化合物 20部
ホワイトカーボン 20部
ケイソウ土 52部
アルキル硫酸ソーダ 8部
以上を均一に混合、微細に粉砕して、有効成分20%の
水和剤を得る。
水和剤を得る。
【0106】
(実施例6)乳剤
本発明化合物 20部
キシレン 55部
ジメチルホルムアミド 15部
ポリオキシエチレンフェニルエーテル 10部
以上を混合、溶解して有効成分20%の乳剤を得る。
【0107】
(実施例7)粒剤
本発明化合物 5部
タルク 40部
クレー 38部
ベントナイト 10部
アルキル硫酸ソーダ 7部
以上を均一に混合して微細に粉砕後、直径0.5〜1.
0mmの粒状に造粒して有効成分5%の粒剤を得る。
0mmの粒状に造粒して有効成分5%の粒剤を得る。
【0108】
【発明の効果】次に本発明除草剤の効果に関する試験例
を示す。除草効果は下記の調査基準に従って調査し、殺
草指数で表した。
を示す。除草効果は下記の調査基準に従って調査し、殺
草指数で表した。
【0109】
調査基準
殺 草 率 殺 草 指 数
0% 0
20〜29% 2
40〜49% 4
60〜69% 6
80〜89% 8
100% 10
また、1、3、5、7、9の数値は、各々0と2、2と
4、4と6、6と8、8と10の中間の値を示す。
4、4と6、6と8、8と10の中間の値を示す。
【0110】
【数1】
(無処理区の地上部生草重−処理区の地上部生草重)
殺草率(%)= ×100
無処理区の地上部生草重
【0111】(試験例1)畑作茎葉散布処理
表面積が200cm2 のプラスチックポットに畑土壌を
充填し、表層にイヌビユ、アカザの各種子を播き、軽く
覆土後温室内で生育させた。各雑草が5〜10cmの草
丈に生育した時点で各供試化合物の実施例6に示した乳
剤の水希釈液を、その有効成分が10a当り、100g
となるように、100リットル/10a散布量相当量で
小型噴霧器にて雑草の茎葉部に散布した。処理3週間後
に雑草の除草効果を前記調査基準に従って調査し、その
結果を第4表に示した。
充填し、表層にイヌビユ、アカザの各種子を播き、軽く
覆土後温室内で生育させた。各雑草が5〜10cmの草
丈に生育した時点で各供試化合物の実施例6に示した乳
剤の水希釈液を、その有効成分が10a当り、100g
となるように、100リットル/10a散布量相当量で
小型噴霧器にて雑草の茎葉部に散布した。処理3週間後
に雑草の除草効果を前記調査基準に従って調査し、その
結果を第4表に示した。
【0112】
【表36】
【0113】表面積が250cm2 のプラスチックポッ
トに畑土壌を充填し、これに雑草として、イチビ、イヌ
ビユの種子を播種し、その上に0.5cmの覆土をし
た。翌日実施例5に示した水和剤の希釈液を、その有効
成分が10a当り、200gとなるように覆土上に均一
に散布し、処理後20日後に除草効果を調査し、その結
果を第5表に示した。
トに畑土壌を充填し、これに雑草として、イチビ、イヌ
ビユの種子を播種し、その上に0.5cmの覆土をし
た。翌日実施例5に示した水和剤の希釈液を、その有効
成分が10a当り、200gとなるように覆土上に均一
に散布し、処理後20日後に除草効果を調査し、その結
果を第5表に示した。
【0114】
【表37】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 古口 正巳
東京都千代田区大手町2丁目2番1号 日
本曹達株式会社内
(72)発明者 加登 一成
神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式
会社小田原研究所内
Fターム(参考) 4H011 AB01 BA01 BB09 BC03 BC07
BC18 DA02 DA15 DA16 DC01
DC05 DC06 DD03 DD04
Claims (5)
- 【請求項1】一般式(1) 【化1】 (式中、R1はハロゲン原子、C1-6アルキル基、C3-6
シクロアルキル基、C1- 6ハロアルキル基、C1-6アルコ
キシ基、C3-6シクロアルコキシ基、C1-6ハロアルコキ
シ基、C1-6アルキルアミノ基、C1-6ハロアルキルアミ
ノ基、ジC1-6アルキルアミノ基、ヒドロキシル基、ま
たは、アミノ基を表し、 R2、R3は、それぞれ独立してC1-6アルキル基、C
3-6シクロアルキル基、または、C1-6ハロアルキル基を
表し、 R4は水素原子、C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ
基、または、ヒドロキシル基を表し、 Xはハロゲン原子、C1-4アルキル基、C3-6シクロアル
キル基、C1-3ハロアルキル基、C1-4アルコキシ基、C
1-3ハロアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、Aで置換
されてもよいフェニルオキシ基、C1-4アルコキシカル
ボニル基、モノC1-4アルキルカルバモイル基、また
は、ジC1-4アルキルカルバモイル基を表し、 Aはハロゲン原子、C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ
基、C1-4ハロアルキル基、ニトロ基、または、シアノ
基を表し、 nは0または1〜5の整数を表す。)で表されるピリミ
ジン化合物またはその塩。 - 【請求項2】一般式(2) 【化2】 (式中、R2はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル
基、または、C1-6ハロアルキル基を表し、 L1、L2はそれぞれ独立して脱離基を表す。)で表され
る化合物と、一般式(3) 【化3】 (式中、R4は水素原子、C1-4アルキル基、C1-4アル
コキシ基、または、ヒドロキシル基を表し、 R3はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、また
は、C1-6ハロアルキル基を表し、 Xはハロゲン原子、C1-4アルキル基、C3-6シクロアル
キル基、C1-3ハロアルキル基、C1-4アルコキシ基、C
1-3ハロアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、Aで置換
されてもよいフェニルオキシ基、C1-4アルコキシカル
ボニル基、モノC1-4アルキルカルバモイル基、また
は、ジC1-4アルキルカルバモイル基を表し、 Aはハロゲン原子、C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ
基、C1-4ハロアルキル基、ニトロ基、または、シアノ
基を表し、 nは0または1〜5の整数を表す。)で表される化合物
とを反応させ、中間体として一般式(4) 【化4】 (式中、R2、R3、R4、L1、Xおよびnは前記と
同じ意味を表す。)で表される化合物を得る工程と、得
られた一般式(4)で表される化合物と一般式(5) 【化5】R5H (5) (式中、R5はC1-6アルコキシ基、C3-6シクロアルコ
キシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルアミノ
基、C1-6ハロアルキルアミノ基、ジC1-6アルキルアミ
ノ基、ヒドロキシル基、または、アミノ基を表す。)で
表される化合物と反応させる事を特徴とする一般式(1
−1) 【化6】 (式中、R2、R3、R4、R5、Xおよびnは前記と
同じ意味を表す。)で表されるピリミジン化合物の製造
方法。 - 【請求項3】一般式(6) 【化7】 (式中、R6はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル
基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C3-6
シクロアルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、また
は、ジC1-6アルキルアミノ基を表し、 R2はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、また
は、C1-6ハロアルキル基を表す。)で表される化合物
と一般式(7) 【化8】 (式中、R7は水素原子、C1-4アルキル基、または、
C1-4アルコキシ基を表し、 R3はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、また
は、C1-6ハロアルキル基を表し、 Xはハロゲン原子、C1-4アルキル基、C3-6シクロアル
キル基、C1-3ハロアルキル基、C1-4アルコキシ基、C
1-3ハロアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、Aで置換
されてもよいフェニルオキシ基、C1-4アルコキシカル
ボニル基、モノC1-4アルキルカルバモイル基、また
は、ジC1-4アルキルカルバモイル基を表し、 Aはハロゲン原子、C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ
基、C1-4ハロアルキル基、ニトロ基、または、シアノ
基を表し、 nは0または1〜5の整数を表す。)で表される化合物
とを脱水縮合剤の存在下に反応させる工程を有する一般
式(1−2) 【化9】 (式中、R2、R3、R6、R7、Xおよびnは前記と
同じ意味を表す。)で表されるピリミジン化合物の製造
方法。 - 【請求項4】前記一般式(1)で表される化合物が光学
活性体である請求項1記載のピリミジン化合物またはそ
の塩。 - 【請求項5】前記一般式(1)で表されるピリミジン化
合物またはその塩の1種または2種以上を有効成分とし
て含有してなる除草剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002172494A JP2003064059A (ja) | 2001-06-14 | 2002-06-13 | ピリミジン化合物、製造方法および除草剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-179772 | 2001-06-14 | ||
JP2001179772 | 2001-06-14 | ||
JP2002172494A JP2003064059A (ja) | 2001-06-14 | 2002-06-13 | ピリミジン化合物、製造方法および除草剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003064059A true JP2003064059A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=26616879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002172494A Withdrawn JP2003064059A (ja) | 2001-06-14 | 2002-06-13 | ピリミジン化合物、製造方法および除草剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003064059A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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