JP2002191436A - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

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JP2002191436A
JP2002191436A JP2000394656A JP2000394656A JP2002191436A JP 2002191436 A JP2002191436 A JP 2002191436A JP 2000394656 A JP2000394656 A JP 2000394656A JP 2000394656 A JP2000394656 A JP 2000394656A JP 2002191436 A JP2002191436 A JP 2002191436A
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head portion
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holes
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Toshiaki Kobayashi
利彰 小林
Masuhiro Yogo
益弘 余吾
Tadashi Kanamaru
直史 金丸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磨き残しの多いう蝕好発部位、特に臼歯のガ
ムラインに対して優れた歯垢除去効果を有し、かつ、使
用性に優れた歯ブラシを提供すること。 【解決手段】 ヘッド部1、首部2、ハンドル部を持つ
歯ブラシにおいて、ヘッド部幅方向の最も外側に位置す
る少なくとも3つの植毛穴4の中心点を結んで描かれる
弧61 ,62 の直径D1 ,D2 と、ヘッド部先端とヘッ
ド部長手方向の首部側最後端に位置する植毛穴4の穴後
端までの距離Lとの比D1 /LおよびD2/Lが0.0
5〜5.0となるようにする。また、ヘッド部幅方向に
4列から6列の植毛穴を設け、ヘッド部最外列に位置す
る植毛穴4のヘッド部長手方向の間隔Gが、内側2列か
ら4列の植毛穴4のヘッド部長手方向の間隔gの2倍か
ら26倍とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯周病および根面
う蝕の好発部位、特に臼歯のガムラインの刷掃効果に優
れた歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】歯ブラシの重要な機能として、歯の汚
れ、歯垢を除去する機能がある。従来、このような機能
をより向上させるために、砂岩粉砕品を配合した用毛を
用いたもの(実用新案登録第3020707号)、毛束
の形状や間隔を制限したもの(特表平5−508566
号)などが知られている。また、長いテーパーブリッス
ルと短いテーパーブリッスルを配列したもの(特開平1
1−75939号)なども知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の歯ブラシの場合、磨き残しが起きやすく、また、う蝕
好発部位としての臼歯のガムラインに対する清掃力が不
十分であり、清掃性、使用性の点で改善の余地があっ
た。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、磨き残しの多い根面う蝕好発部位、特に臼
歯のガムラインに対して優れた歯垢除去効果を有し、か
つ、使用性にも優れた歯ブラシを提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ヘッド部、首部、ハンドル部を持つ歯ブ
ラシにおいて、ヘッド部幅方向の最も外側に位置する少
なくとも3つの植毛穴の中心点を結んで描かれる弧の直
径Dと、ヘッド部先端とヘッド部長手方向の首部側最後
端に位置する植毛穴の穴後端までの距離Lとの比D/L
が0.05〜5.0で規定される植毛穴を配置したもの
であり、さらに、ヘッド部幅方向に4列から6列の植毛
穴を有するように構成し、ヘッド部最外列に位置する植
毛穴のヘッド部長手方向の間隔が、内側2列から4列の
植毛穴のヘッド部長手方向の間隔の2倍から26倍とな
るようにしたものである。
【0006】このような植毛穴の配置形態とした場合、
ガムラインの曲率のある歯面に対して毛先が確実にフィ
ットし、優れた清掃効果を発揮させることができる。な
お、D/L比は、0.05〜5.0の範囲であるが、好
ましくは0.1〜3.0、より好ましくは0.15〜
2.0の範囲が最も高い清掃効果を発揮させることがで
きる。また、ヘッド部に配置される弧の数は特に規定さ
れないが、複数個あることが好ましい。
【0007】前記弧を形成する毛束は、その内側に配置
される毛束よりも、細いか、長いか、あるいは柔らかい
刷毛を用いた毛束で構成することが好ましい。これによ
って、歯肉に対する刺激を低減することができるととも
に、歯磨時間の短縮も図ることができる。刷毛が硬い場
合、軟組織に対して損傷を与える他、当たり心地がよく
なく、実際の使用者の歯磨き圧が低くなり、充分な清掃
効果が発揮できなくなる。
【0008】また、前記弧を形成する毛束の内側に配置
される毛束は、少なくも1種または2種以上の異なる形
状または異なる太さの用毛を用いて構成することがより
好ましい。さらに、ヘッド部幅方向の最も外側を構成す
る植毛束の少なくとも5つの毛束を結んでできる円形の
植毛群を少なくとも1つ以上備えるように配置すればさ
らに好ましい。
【0009】毛束を構成する刷毛(用毛)の材質として
は、ポリアミド(例:ナイロン6−12、ナイロン6−
10、ナイロン12など)、ポリエステル(例:ポリブ
チレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートな
ど)、ポリオレフイン(例:ポリエチレン、ポリプロピ
レンなど)、ポリハロゲン化ビニル(例:ポリフッ化ビ
ニリデンなど)などの溶融紡糸できる素材が使用される
が、使用感、耐久性の点で、ナイロンが好ましい。ま
た、これらを組み合わせた複合材質であってもよい。
【0010】毛切り形状に関しては、通常の歯ブラシと
同様、山切り、平切り、ラウンド切りなどを採用するこ
とができる。また、刷毛の横断面形状は円形が主である
が、ダイヤ形、四角形、矩形、六角形、星形、クローバ
ー形、5葉形など、円形以外の他の横断面形状を用いる
こともできる。
【0011】刷毛太さは、3〜11ミル(0.076〜
0.279mm)、好ましくは5〜10ミル(0.12
7〜0.254mm)が一般的な歯ブラシにはよい。
【0012】また、通常は毛先丸め部を除いて1本の刷
毛内では同一径であるが、毛束根元部付近では上記刷毛
径であっても、毛先先端に向かうに従って徐々に径が細
くなるテーパー毛の形態であってもよい。また、刷毛先
端形状は、へら状、スクレイパー状、球状などであって
もよい。
【0013】植毛部を含めた歯ブラシハンドルの素材と
しては、熱可塑性樹脂であればよく、例えば、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リメチルメタアクリレート、セルロースプロピオネー
ト、ABSなどを使用できるが、ポリプロピレンが物
性、価格などの点で総合的に見て好ましい。また、これ
らの樹脂と熱可塑性エラストマーとを組み合わせた多色
成形ハンドルとすることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1に、本発明に係る歯ブ
ラシの第1の実施の形態を示す。図1(a)はヘッド部
の略示拡大平面図、図1(b)はその側面図であって、
図中、1はヘッド部、2は首部、3は植毛部、4は植毛
穴、5は植毛穴3に植毛された毛束である。なお、以下
の説明を分かりやすくするために、図1(a)では毛束
5の図示を省略し、植毛穴4のみを示した。
【0015】この第1の実施の形態は、ヘッド部1の前
半部と後半部に、異なる直径D1 、D2 からなる円弧6
1 、62 をそれぞれ形成した場合の例を示すものであ
る。
【0016】すなわち、この第1の実施の形態は、ヘッ
ド部幅方向に4列の植毛穴4を形成し、ヘッド部先端と
ヘッド部長手方向の首部側最後端に位置する植毛穴4の
穴後端までの距離をLとするとき、L=22.90mm
としている。
【0017】そして、植毛部3の前半部において、ヘッ
ド部幅方向の最も外側に位置する3つの植毛穴4の中心
点を結んで描かれる弧61 の直径をD1 とするとき、D
1 =14.92mmとし、その比D1 /Lを0.65に
設定するとともに、植毛部3の後半部において、ヘッド
部幅方向の最も外側に位置する3つの植毛穴4の中心点
を結んで描かれる弧62 の直径をD2 とするとき、D2
=8.47mmとし、その比D2 /Lを0.37に設定
した。
【0018】また、ヘッド部最外列に位置する植毛穴4
(二重丸◎で示した毛束)同士のヘッド部長手方向の間
隔をGとするとき、G=8.40mmとし、内側2列の
植毛穴4のヘッド部長手方向の間隔をgとするとき、g
=2.80mmとし、その比G/gを3.0に設定し
た。
【0019】さらに、前記ヘッド部最外列に位置する植
毛穴4(二重丸◎で示した毛束)に植毛した毛束5つい
てはその毛丈(けたけ)を11.00mm、それ以外の
植毛穴4の毛束5については10.00mmとし、ヘッ
ド部最外列に位置する植毛穴4に植毛した毛束5の毛丈
をそれ以外の毛束の毛丈よりも1mmだけ長く設定した
ものである。
【0020】図2に、本発明に係る歯ブラシの第1の実
施の形態を示す。図2(a)はヘッド部の略示拡大平面
図、図2(b)はその側面図である。なお、前記第1の
実施の形態と同様に、図2(a)では毛束5の図示を省
略し、植毛穴4のみを示した。
【0021】この第2の実施の形態は、ヘッド部1の前
半部と後半部に、同じ直径D3 からなる円弧63 をそれ
ぞれ形成した場合の例を示すものである。
【0022】すなわち、この第2の実施の形態は、ヘッ
ド部幅方向に5列の植毛穴4を形成し、ヘッド部先端と
ヘッド部長手方向の首部側最後端に位置する植毛穴4の
穴後端までの距離をLとするとき、L=23.44mm
としている。
【0023】そして、植毛部3の前半部と後半部の両方
において、ヘッド部幅方向の最も外側に位置する3つの
植毛穴4の中心点を結んで描かれる弧63 の直径をD3
とするとき、D3 =14.92mmとし、その比D3
Lを0.7に設定した。
【0024】また、ヘッド部最外列に位置する植毛穴4
(二重丸◎で示した毛束)同士のヘッド部長手方向の間
隔をGとするとき、G=11.00mmとし、内側3列
の植毛穴4のヘッド部長手方向の間隔をgとするとき、
g=2.28mmとし、その比G/gを4.82に設定
した。
【0025】さらに、前記ヘッド部最外列に位置する植
毛穴4(二重丸◎で示した毛束)に植毛した毛束5つい
てはその毛丈を11.00mm、それ以外の植毛穴4の
毛束5については9.30mmとし、ヘッド部最外列に
位置する植毛穴4に植毛した毛束5の毛丈をそれ以外の
毛束の毛丈よりも1.7mmだけ長く設定したものであ
る。
【0026】図3に本発明に係る歯ブラシの第3の実施
の形態を示す。図3(a)はヘッド部の略示拡大平面
図、図3(b)はその側面図である。なお、前記第1お
よび第2の実施の形態と同様に、図3(a)では毛束5
の図示を省略し、植毛穴4のみを示した。
【0027】この第3の実施の形態は、ヘッド部1の前
半部と後半部に、異なる直径D4 、D5 からなる円弧6
4 、65 をそれぞれ形成した場合の例を示すものであ
る。
【0028】すなわち、この第3の実施の形態は、ヘッ
ド部幅方向に6列の植毛穴4を形成し、ヘッド部先端と
ヘッド部長手方向の首部側最後端に位置する植毛穴4の
穴後端までの距離をLとするとき、L=22.12mm
としている。
【0029】そして、植毛部3の前半部において、ヘッ
ド部幅方向の最も外側に位置する3つの植毛穴4の中心
点を結んで描かれる弧64 の直径をD4 とするとき、D
4 =13.20mmとし、その比D4 /Lを0.6に設
定するとともに、植毛部3の後半部において、ヘッド部
幅方向の最も外側に位置する3つの植毛穴4の中心点を
結んで描かれる弧65 の直径をD5 とするとき、D5
8.0mmとし、その比D5 /Lを0.36に設定し
た。
【0030】また、ヘッド部最外列に位置する植毛穴4
(二重丸◎で示した毛束)同士のヘッド部長手方向の間
隔をGとするとき、G=8.57mmとし、内側3列の
植毛穴4のヘッド部長手方向の間隔をgとするとき、g
=1.81mmとし、その比G/gを4.73に設定し
た。
【0031】さらに、前記ヘッド部最外列に位置する植
毛穴4(二重丸◎で示した毛束)に植毛した毛束5つい
てはその毛丈を10.00mm、それ以外の植毛穴4の
毛束5については9.00mmとし、ヘッド部最外列に
位置する植毛穴4に植毛した毛束5の毛丈をそれ以外の
毛束の毛丈よりも1mmだけ長く設定したものである。
【0032】上述した第1〜第3の実施の形態は、D/
L比が0.05〜5.0で、かつ、G/g比が2倍から
26倍という2つの条件を満たす歯ブラシの例について
示したが、これら条件のうち、D/L比のみを前記範囲
に規定した歯ブラシであっても、その効果は若干落ちる
ものの、前記第1〜第3の実施の形態と同様の効果を上
げることができる。そこで、D/L比のみを前記範囲に
設定した歯ブラシの例を第4〜第9の実施の形態として
以下に示す。
【0033】図4に、本発明に係る歯ブラシの第4の実
施の形態を示す。この第4の実施の形態は、ヘッド部1
の前半部と後半部に、同じ直径D6 からなる円弧66
それぞれ形成した場合の例を示すもので、ヘッド部先端
とヘッド部長手方向の首部側最後端に位置する植毛穴4
の穴後端までの距離をL、ヘッド部幅方向の最も外側に
位置する3つの植毛穴4の中心点を結んで描かれる弧6
6の直径をD6 とするとき、L=26.0mm、D6
10.0mmとし、その比D6 /Lを0.385に設定
したものである。
【0034】図5に、本発明に係る歯ブラシの第5の実
施の形態を示す。この第5の実施の形態は、ヘッド部1
の前半部と後半部に、同じ直径D7 からなる円弧67
それぞれ形成した場合の例を示すもので、ヘッド部先端
とヘッド部長手方向の首部側最後端に位置する植毛穴4
の穴後端までの距離をL、ヘッド部幅方向の最も外側に
位置する3つの植毛穴4の中心点を結んで描かれる弧6
7の直径をD7 とするとき、L=24.0mm、D7
8.0mmとし、その比D 7 /Lを0.33に設定した
ものである。
【0035】図6に、本発明に係る歯ブラシの第6の実
施の形態を示す。この第6の実施の形態は、ヘッド部1
の前半部と後半部に、同じ直径D8 からなる円弧68
それぞれ形成した場合の例を示すもので、ヘッド部先端
とヘッド部長手方向の首部側最後端に位置する植毛穴4
の穴後端までの距離をL、ヘッド部幅方向の最も外側に
位置する3つの植毛穴4の中心点を結んで描かれる弧6
8の直径をD8 とするとき、L=35.0mm、D8
137.5mmとし、その比D8 /Lを3.93に設定
したものである。
【0036】図7に、本発明に係る歯ブラシの第7の実
施の形態を示す。この第7の実施の形態は、ヘッド部1
の前半部、中間部、後半部のそれぞれに、同じ直径D9
からなる円弧69 をそれぞれ形成した場合の例を示すも
ので、ヘッド部先端とヘッド部長手方向の首部側最後端
に位置する植毛穴4の穴後端までの距離をL、ヘッド部
幅方向の最も外側に位置する少なくとも3つの植毛穴4
の中心点を結んで描かれる弧69 の直径をD9 とすると
き、L=25.0mm、D 9 =6.0mmとし、その比
9 /Lを0.24に設定したものである。
【0037】図8に、本発明に係る歯ブラシの第8の実
施の形態を示す。この第8の実施の形態は、ヘッド部1
の周縁に沿って、同じ直径D10からなる円弧610を形成
した場合の例を示すもので、ヘッド部先端とヘッド部長
手方向の首部側最後端に位置する植毛穴4の穴後端まで
の距離をL、ヘッド部幅方向の最も外側に位置する少な
くとも3つの植毛穴4の中心点を結んで描かれる弧610
の直径をD10とするとき、L=25.0mm、D9
4.0mmとし、その比D10/Lを0.16に設定した
ものである。
【0038】図9に、本発明に係る歯ブラシの第9の実
施の形態を示す。この第8の実施の形態は、ヘッド部1
の前半部と後半部に、異なる直径D11、D12からなる円
弧611、612をそれぞれ形成した場合の例を示すもの
で、ヘッド部先端とヘッド部長手方向の首部側最後端に
位置する植毛穴4の穴後端までの距離をL、ヘッド部幅
方向の最も外側に位置する少なくとも3つの植毛穴4の
中心点を結んで描かれる弧611、612の直径をD11、D
12とするとき、L=25.0mm、D11=6.0mm、
12=4.0mmとし、その比D11/Lを0.24、D
12/Lを0.16に設定したものである。
【0039】<使用テスト>表1に、本発明に係る歯ブ
ラシ(本発明品)の使用テスト結果を示す。本発明品と
しては、図2の形状からなる歯ブラシを用いた。なお、
本発明品の効果を確認するために、同じ形状で、D/L
比が規定範囲(0.05〜5.0)外の歯ブラシを比較
品として用意し、同時にその使用テストも行なった。比
較のため、その結果も表1中に示した。表1の結果から
明らかなように、本発明の歯ブラシの場合、優れた歯垢
除去率と使用感を達成できることが確認された。
【0040】
【表1】
【0041】(1)テスト方法 歯科衛生士による口腔清掃終了後、48時間口腔清掃を
中止し、上下顎の6番を評価部位とした。評価法は、P
HP法により、対象歯のガムライン部位のみを歯垢染色
し、画像解析によって歯垢除去率を算出した。なお、被
験者としては、健全パネラー15名(男子8名、女子7
名)を採用した。
【0042】歯垢除去率の計算は下式によるものとし、
パネラー15名の平均値を算出し、これを歯垢除去率と
した。 歯垢除去率=(初期状態−清掃後)/初期状態 ×100 (%)
【0043】(2)使用感の評価方法 使用感(磨けた感じ)は、下記の7段階相対評価とし、
15名のパネラーの平均値をとった。 7:非常に磨けた 6:かなり磨けた 5:やや磨けた 4:どちらとも言えない 3:やや磨けていない 2:かなり磨けていない 1:非常に磨けていない
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
歯周病および根面う蝕の好発部位、特に臼歯のガムライ
ンの刷掃に優れた効果を発揮でき、歯垢を除去して歯周
病やう蝕の予防を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歯ブラシの第1の実施の形態を示
すもので、(a)はヘッド部の略示拡大平面図、図1
(b)はその側面図である。
【図2】本発明に係る歯ブラシの第2の実施の形態を示
すもので、(a)はヘッド部の略示拡大平面図、図1
(b)はその側面図である。
【図3】本発明に係る歯ブラシの第3の実施の形態を示
すもので、(a)はヘッド部の略示拡大平面図、図1
(b)はその側面図である。
【図4】本発明に係る歯ブラシの第4の実施の形態を示
すもので、ヘッド部の略示拡大平面図である。
【図5】本発明に係る歯ブラシの第5の実施の形態を示
すもので、ヘッド部の略示拡大平面図である。
【図6】本発明に係る歯ブラシの第6の実施の形態を示
すもので、ヘッド部の略示拡大平面図である。
【図7】本発明に係る歯ブラシの第7の実施の形態を示
すもので、ヘッド部の略示拡大平面図である。
【図8】本発明に係る歯ブラシの第8の実施の形態を示
すもので、ヘッド部の略示拡大平面図である。
【図9】本発明に係る歯ブラシの第9の実施の形態を示
すもので、ヘッド部の略示拡大平面図である。
【符号の説明】
1 ヘッド部 2 首部 3 植毛部 4 植毛穴 5 毛束 6 弧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金丸 直史 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 3B202 AA06 BA02 EA01 EE01 EF03 EG01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド部、首部、ハンドル部を持つ歯ブ
    ラシにおいて、 ヘッド部幅方向の最も外側に位置する少なくとも3つの
    植毛穴の中心点を結んで描かれる弧の直径Dと、ヘッド
    部先端とヘッド部長手方向の首部側最後端に位置する植
    毛穴の穴後端までの距離Lとの比D/Lが0.05〜
    5.0で規定される植毛穴を有することを特徴とする歯
    ブラシ。
  2. 【請求項2】 ヘッド部幅方向に4列から6列の植毛穴
    を有し、ヘッド部最外列に位置する植毛穴のヘッド部長
    手方向の間隔が、内側2列から4列の植毛穴のヘッド部
    長手方向の間隔の2倍から26倍であることを特徴とす
    る請求項1記載の歯ブラシ。
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