JP2002121629A - 超極細銅合金線、銅合金撚線導体、極細同軸ケーブル、および超極細銅合金線の製造方法 - Google Patents
超極細銅合金線、銅合金撚線導体、極細同軸ケーブル、および超極細銅合金線の製造方法Info
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Abstract
細銅合金線、銅合金撚線導体、極細同軸ケーブル、およ
び超極細銅合金線の製造方法を提供する。 【解決手段】 この超極細銅合金線は、不可避不純物の
総和が1 massppm以下の高純度Cuに、純度9
9.99mass%以上のAgを1.0〜5.0mas
s%添加した線材を直径0.08mm以下に伸線したも
のである。母材中の断線の原因となる異物を最小限に抑
えているので、伸線性および屈曲性に優れ、Agを添加
元素としているので、引張強度に優れる。
Description
0.08mm以下の超極細銅合金線、銅合金撚線導体、
極細同軸ケーブル、および超極細銅合金線の製造方法に
関し、特に、引張強度、伸線性および屈曲性に優れた超
極細銅合金線、銅合金撚線導体、極細同軸ケーブル、お
よび超極細銅合金線の製造方法に関する。
化に伴い、それらに適用されている機器電線も細径化が
進んでいる。特に、医療機器用電線には、ケーブルの外
径は従来と同等で線芯数を多くしたケーブルが求められ
ている。現在、実用化されている導体は、40AWG
(7/0.03)が主流であり、不純物濃度が10pp
m程度の無酸素銅(OFC)をべースにSnを微量添加
した銅合金線が広く適用されている。
合、異物による断線と延性破壊による断線が問題とな
る。
析してみると、異物の混入原因は大きく2つに分けられ
る。1つは伸線工程中に外部から混入した異物、もう1
つは溶解、鋳造時に素材である銅や添加元素に含まれる
介在物、あるいはルツボや鋳型の成分であるSiC、S
iO2、ZrO2などの耐火材が剥離して生じる異物であ
る。前者の異物を低減するためには、伸線工程をクリー
ン化すれば解決できる。しかし、後者の異物を低減する
ためには、母材を高品質化しなければならない。一方、
延性破断については、加工度と密接な関係があることが
知られている。加工度が大きい場合、変形抵抗が大きく
塑性変形しにくくなるため、延性破断が起こり易くな
る。しかし、加工限界に達していない範囲では強度が大
きい材料の方が延性破断が起こりにくいため、強度が大
きい材料が望まれている。以上のように、超極細線を製
造する場合、各工程において細心の注意を払う必要があ
る。
導体として、例えば、特開平11−293365号公報
に示されるものがある。
含み、残部がCuと不可避不純物からなり、極細導体内
に含まれる異物の径を極細導体の径に対して所定の値以
下とするものである。これにより、伸線加工や巻線加工
で断線しにくい引張強度、伸線性および巻線性を有する
極細導体を提供することができる。例えば、極細導体の
径が20μmの場合は、異物の径を12μm以下にすれ
ばよい。
体によると、除外すべき異物を径で規定しているため、
その規定された径以下の異物の量が多い場合は、伸線加
工時に断線し易くなり、屈曲性にも劣る。
性および屈曲性に優れた超極細銅合金線、銅合金撚線導
体、極細同軸ケーブル、および超極細銅合金線の製造方
法を提供することにある。
成するため、0.08mm以下の線径を有する超極細銅
合金線において、不可避不純物の総和が1 massp
pm以下の高純度Cuに、純度99.99mass%以
上のAgを1.0〜5.0mass%添加した銅合金線
によって構成されることを特徴とする超極細銅合金線を
提供する。線径を0.08mm以下に規定しているの
は、線径が0.08mmよりも大きい場合、従来の無酸
素銅(OFC)を母材としても安定して製造できるから
である。不可避不純物の総和が1 massppm以下
の高純度Cuを用いることにより、母材中に断線の原因
となる異物が最小限に抑えられる。高純度CuにAgを
添加することにより、Snと比較して導電率をあまり低
下させずに引張強度を向上させることができ、延性破壊
が起こりにくくなる。Agの純度を99.99mass
%以上とすることにより、マトリックスのCuの汚染を
最小限にすることができる。Agの濃度を1.0〜5.
0mass%に限定したのは、Ag濃度が1.0mas
s%未満では、共晶相の晶出量が極めて少ないことから
強度の向上効果が乏しいためであり、5.0mass%
を超えると、加工硬化が著しく直径0.02mm以下の
超極細導体を伸線する場合に中間で熱処理を入れないと
加工できなくなるためである。
08mm以下の線径を有する超極細銅合金線において、
不可避不純物の総和が1 massppm以下の高純度
Cuに、純度99.99mass%以上のAgを1.0
〜5.0mass%、および純度99.9mass%以
上のMgを0.01〜0.5mass%添加した銅合金
線によって構成されることを特徴とする超極細銅合金線
を提供する。Agの他に純度99.9mass%以上の
Mgを0.01〜0.5mass%添加してもよい。M
gを添加したのは、Agは高価であるため、導電率をあ
まり低下させない添加元素Mgで置きかえることにより
Ag濃度を低減させるためである。Mgの純度を99.
9mass%以上に限定したのは、マトリックスのCu
の汚染を最小限にするためである。Mgの濃度を0.0
1〜0.5mass%に限定しているのは、0.01m
ass%未満では、十分な添加効果が得られないためで
あり、0.5mass%を超えると、加工効果が著しく
超極細導体を伸線する場合に中間で熱処理を入れないと
加工できなくなるためである。
08mm以下の線径を有する超極細銅合金線において、
不可避不純物の総和が1 massppm以下の高純度
Cuに、純度99.99mass%以上のAgを1.0
〜5.0mass%、および純度99.99mass%
以上のInを0.01〜0.3mass%添加した銅合
金線によって構成されることを特徴とする超極細銅合金
線を提供する。Agの他に純度99.99mass%以
上のInを0.01〜0.3mass%添加してもよ
い。Inを添加したのは、Agは高価であるため、導電
率をあまり低下させない添加元素Inで置きかえること
によりAg濃度を低減させるためである。Inの純度を
99.99mass%以上に限定したのは、マトリック
スのCuの汚染を最小限にするためである。Inの濃度
を0.01〜0.3mass%に限定したのは、0.0
1mass%未満では、十分な添加効果が得られないた
めであり、0.3mass%を超えると、加工効果が著
しく超極細導体を伸線する場合に中間で熱処理を入れな
いと加工できなくなるためである。
き、Niめっき、SnPbはんだめっき、Sn−Agめ
っき、Sn−Cuめっき、Sn−Ag−Cuめっき、あ
るいはSn−Ag−Cu−Biめっきが施されたもので
もよい。これにより、合金線が機器電線として使用され
る場合、耐食性、端末接続性が良好となる。
08mm以下の線径を有する複数の銅合金線を撚り合わ
せた銅合金撚線導体において、前記銅合金線は、不可避
不純物の総和が1 massppm以下の高純度Cu
に、純度99.99mass%以上のAgを1.0〜
5.0mass%添加したことを特徴とする銅合金撚線
導体を提供する。複数の銅合金線を撚り合わせることに
より、導体の外径が同じでも曲げひずみを小さくするこ
とができるため、繰り返し屈曲を受ける用途に使用され
た場合の寿命が長くなる。
08mm以下の線径を有する複数の銅合金線を撚り合わ
せた銅合金撚線導体において、前記銅合金線は、不可避
不純物の総和が1 massppm以下の高純度Cu
に、純度99.99mass%以上のAgを1.0〜
5.0mass%、および純度99.9mass%以上
のMgを0.01〜0.5mass%添加したことを特
徴とする銅合金撚線導体を提供する。
08mm以下の線径を有する複数の銅合金線を撚り合わ
せた銅合金撚線導体において、前記銅合金線は、不可避
不純物の総和が1 massppm以下の高純度Cu
に、純度99.99mass%以上のAgを1.0〜
5.0mass%、および純度99.99mass%以
上のInを0.01〜0.3mass%添加したことを
特徴とする銅合金撚線導体を提供してもよい。
08mm以下の線径を有する銅合金線を中心導体あるい
は外層導体に用いた極細同軸ケーブルにおいて、前記銅
合金線は、不可避不純物の総和が1 massppm以
下の高純度Cuに、純度99.99mass%以上のA
gを1.0〜5.0mass%添加したことを特徴とす
る極細同軸ケーブルを提供する。
08mm以下の線径を有する銅合金線を中心導体あるい
は外層導体に用いた極細同軸ケーブルにおいて、前記銅
合金線は、不可避不純物の総和が1 massppm以
下の高純度Cuに、純度99.99mass%以上のA
gを1.0〜5.0mass%、および純度99.9m
ass%以上のMgを0.01〜0.5mass%添加
したことを特徴とする極細同軸ケーブルを提供する。
08mm以下の線径を有する銅合金線を中心導体あるい
は外層導体に用いた極細同軸ケーブルにおいて、前記銅
合金線は、不可避不純物の総和が1 massppm以
下の高純度Cuに、純度99.99mass%以上のA
gを1.0〜5.0mass%、および純度99.99
mass%以上のInを0.01〜0.3mass%添
加したことを特徴とする極細同軸ケーブルを提供する。
避不純物の総和が1 massppm以下の高純度のC
uを真空中に設置された炭素製のルツボの中で溶解し、
溶解した前記Cuの雰囲気をアルゴンガス雰囲気に置換
して前記Cuに純度99.99mass%以上のAgを
1.0〜5.0mass%添加し、前記Agが添加され
た前記Cuを炭素製の鋳型を用いて鋳造して荒引線を形
成し、前記荒引線を直径0.08mm以下に伸線するこ
とを特徴とする超極細銅合金線の製造方法を提供する。
炭素製のルツボ、および炭素製の鋳型に限定した理由
は、溶解、鋳造時に混入する異物の大半はルツボや鋳型
に使用されるセラミックスやセメントの成分であるSi
C、SiO2、ZrO2などが剥離し溶湯中に混入したも
のだからである。
避不純物の総和が1 massppm以下の高純度のC
uを真空中に設置された炭素製のルツボの中で溶解し、
溶解した前記Cuの雰囲気をアルゴンガス雰囲気に置換
して前記Cuに純度99.99mass%以上のAgを
1.0〜5.0mass%、および純度99.9mas
s%以上のMgを0.01〜0.5mass%添加し、
前記Agおよび前記Mgが添加された前記Cuを炭素製
の鋳型を用いて鋳造して荒引線を形成し、前記荒引線を
直径0.08mm以下に伸線することを特徴とする超極
細銅合金線の製造方法を提供する。
避不純物の総和が1 massppm以下の高純度のC
uを真空中に設置された炭素製のルツボの中で溶解し、
溶解した前記Cuの雰囲気をアルゴンガス雰囲気に置換
して前記Cuに純度99.99mass%以上のAgを
1.0〜5.0mass%、および純度99.99ma
ss%以上のInを0.01〜0.3mass%添加
し、前記Agおよび前記Inが添加された前記Cuを炭
素製の鋳型を用いて鋳造して荒引線を形成し、前記荒引
線を直径0.08mm以下に伸線することを特徴とする
超極細銅合金線の製造方法を提供する。
態に係る極細同軸ケーブルを示す。この極細同軸ケーブ
ルは、撚り合わされた複数の極細銅合金線からなる導体
サイズ44AWG(直径0.02mmの7本撚り)の中
心導体1と、この中心導体1の周囲に形成され、中心導
体1を絶縁するための絶縁体2と、絶縁体2の周囲に形
成され、直径0.02mmの極細銅合金線からなるノイ
ズを除去するための横巻きシールド線3と、横巻きシー
ルド線3の周囲に形成されたジャケット4とを備える。
絶縁体2は、例えば、充実フッ素樹脂、具体的にはFE
P,PFA,ETFE等を用いることができ、外径は直
径0.115mm、肉厚は0.06mmである。ジャケ
ット4は、例えばPETからなり、外径は直径0.21
5mm、肉厚は0.02mmである。
いられる極細銅合金線の材料としては、Agめっきが施
された不可避不純物の総和が1 massppm以下の
高純度Cuに純度99.99mass%以上のAg,M
g,In等の元素を添加したもの、例えば、Cu−1.
0〜5.0mass%Ag、Cu−1.0〜5.0ma
ss%Ag−0.01〜0.05mass%Mg、ある
いはCu−0.01〜0.3mass%In等を用いる
ことができる。
ようにして製造される。ここでは、Cu−1.0〜5.
0mass%Agからなる合金線について説明する。ま
ず、不可避不純物の総和が1 massppm以下の高
純度Cuについて酸洗いを行い、表面に付着した異物を
除去した後、炭素製のルツボにセットし、小型の連続鋳
造設備で真空溶解する。Cuが完全に溶解した後、チャ
ンバー内をアルゴンガスで置換し、純度99.99ma
ss%以上のAgを1.0〜5.0mass%添加す
る。Agが完全に溶解した後10分間保持し、炭素製の
鋳型を用いて連続鋳造を行って直径0.08mmの荒引
線を製造する。その荒引線を直径0.02mmまで伸線
する。このようにして超極細銅合金線を製造する。
中に断線の原因となる異物が最小限に抑えられた超極細
銅合金線により中心導体1および横巻きシールド線3を
構成しているので、伸線工程で断線が起こりにくいた
め、生産性の向上が図れ、屈曲性の優れた極細同軸ケー
ブルを提供することができる。
極細同軸ケーブルを示す。この極細同軸ケーブルは、第
1の実施の形態において、中心導体1に第1の実施の形
態と同様に製造された直径0.06mmの超極細銅合金
からなる単線導体を用いたものであり、他は第1の実施
の形態と同様に構成されている。この第2の実施の形態
によれば、第1の実施の形態と比較して屈曲性に劣る
が、第1の実施の形態と同様に伸線工程で断線が起こり
にくいため、生産性の向上が図れる。
極細銅合金線の製造方法について説明する。母材の高純
度銅(Cu:99.9999mass%)について酸洗
いを行い、表面に付着した異物を除去した後、炭素製の
ルツボにセットし、小型の連続鋳造設備で真空溶解し
た。Cuが完全に溶解した後、チャンバー内をアルゴン
ガスで置換し、Ag(純度99.99mass%)を2
mass%(実施例1)、又は5mass%(実施例
2)添加した。Agが完全に溶解した後10分間保持
し、炭素製の鋳型を用いて連続鋳造を行って直径8.0
mmの荒引線を製造した。その荒引線を直径0.02m
mまで伸線した。
超極細銅合金線の製造方法について説明する。母材の高
純度銅(Cu:99.9999mass%)について酸
洗いを行い、表面に付着した異物を除去した後、炭素製
のルツボにセットし、小型の連続鋳造設備で真空溶解し
た。Cuが完全に溶解した後、チャンバー内をアルゴン
ガスで置換し、Ag(純度99.99mass%)を2
mass%(実施例3,4)、又は5mass%(実施
例5,6)添加した。Agが完全に溶解した後10分間
保持し、Mg(純度99.9mass%)を0.05m
ass%(実施例3,5)、又は0.2mass%(実
施例4,6)添加し、さらに10分間保持した。その
後、炭素製の鋳型を用いて連続鋳造を行って直径8.0
mmの荒引線を製造した。その荒引線を直径0.02m
まで伸線した。
0の超極細銅合金線の製造方法について説明する。母材
の高純度銅(Cu:99.9999mass%)につい
て酸洗いを行い、表面に付着した異物を除去した後、炭
素製のルツボにセットし、小型の連続鋳造設備で真空溶
解した。Cuが完全に溶解した後、チャンバー内をアル
ゴンガスで置換し、Ag(純度99.99mass%)
を2mass%(実施例7,8)、又は5mass%
(実施例9,10)添加した。Agが完全に溶解した後
10分間保持し、In(純度99.99mass%)を
0.01mass%(実施例7,9)、又は0.1ma
ss%(実施例8,10)添加し、さらに10分間保持
した。その後、炭素製の鋳型を用いて連続鋳造を行って
直径8.0mmの荒引線を製造した。その荒引線を直径
0.02mmまで伸線した。
製造方法について説明する。無酸素銅(Cu:99.9
9mass%)をSiC等の材質で作られているルツボ
中で大気溶解した後、Sn(純度99.9mass%)
を0.3mass%添加して10分間保持した後、連続
鋳造・圧延を行って直径11.0mmの荒引線を製造し
た。その荒引線を直径0.02mmまで伸線した。
合金線の製造方法について説明する。無酸素銅(Cu:
99.99mass%)をSiC等の材質で作られてい
るルツボ中で大気溶解した後、Ag(純度99.99m
ass%)を2mass%(比較例2)、又は5mas
s%(比較例3)添加して10分間保持した後、連続鋳
造圧延を行って直径11.0mmの荒引線を製造した。
その荒引線を直径0.02mmまで伸線した。
合金線の製造方法について説明する。無酸素銅(Cu:
99.99mass%)をSiC等の材質で作られてい
るルツボ中で大気溶解した後、Ag(純度99.99m
ass%)を2mass%(比較例4,5)、又は5m
ass%(比較例6,7)添加して10分間保持した
後、Mg(純度99.9mass%)を0.05mas
s%(比較例4,6)、又は0.2mass%(比較例
5,7)添加し、さらに10分間保持した。その後、連
続鋳造・圧延を行って荒引き線を製造した。その荒引き
線を伸線した際に炉材の混入が原因で断線が多発したた
め検討を中止した。
細銅合金線の製造方法について説明する。無酸素銅(C
u:99.99mass%)をSiC等の材質で作られ
ているルツボ中で大気溶解した後、Ag(純度99,9
9mass%)を2mass%(比較例8,9)、又は
5mass%(比較例10,11)添加して10分間保
持した後、In(純度99.99mass%)を0.0
1mass%(比較例8,10)、又は0.1mass
%(比較例9,11)添加し、さらに10分間保持し
た。その後、連続鋳造・圧延を行った際に荒引き線の表
面に深い傷が入ったため、超極細線の母材として不適切
と判断し検討を中止した。
2mmに伸線したときの引張強度(MPa)、および導
電率(%IACS)、20kg伸線したときの1断線あ
たりの伸線量(kg/break)を測定した。
を用いて図1および図2に示す構造のサンプルを製作
し、各サンプルに100gfの荷重をかけ、曲げr=1
mm、速度30cycle/minの条件で左右90度
の屈曲試験を行った。
比較例の約2倍に向上しているので、直径0.02mm
の超極細銅合金線の生産性が従来の約2倍に向上した。
また、従来のCu−0.3mass%Snに比べて引張
強度で20%以上向上しているので、延性破壊による断
線が起こりにくく、導電率も従来と同等以上の材料が得
られた。また、表2から明らかなように、本実施例の超
極細銅合金線を用いた極細同軸ケーブルの屈曲寿命は、
従来のCu−0.3mass%Snを用いたものに比べ
て50%以上向上することが確認された。
合金線からなる導体について熱処理を行い、伸びを5%
以上に調整したものを用いてもよい。また、導体とし
て、高純度Cu(99.9999mass%)にCr,
Fe,Nb等を添加した繊維強化型金属にMg,Inを
微量添加し、超極細サイズまで伸線した導体を用いても
よい。
材中の断線の原因となる異物を最小限に抑えているの
で、伸線性および屈曲性に優れる。また、Agを添加元
素としているので、引張強度に優れる。
ブルの断面図である。
ブルの断面図である。
6)
ようにして製造される。ここでは、Cu−1.0〜5.
0mass%Agからなる合金線について説明する。ま
ず、不可避不純物の総和が1massppm以下の高純
度Cuについて酸洗いを行い、表面に付着した異物を除
去した後、炭素製のルツボにセットし、小型の連続鋳造
設備で真空溶解する。Cuが完全に溶解した後、チャン
バー内をアルゴンガスで置換し、純度99.99mas
s%以上のAgを1.0〜5.0mass%添加する。
Agが完全に溶解した後10分間保持し、炭素製の鋳型
を用いて連続鋳造を行って直径8.0mmの荒引線を製
造する。その荒引線を直径0.02mmまで伸線する。
このようにして超極細銅合金線を製造する。
Claims (14)
- 【請求項1】0.08mm以下の線径を有する超極細銅
合金線において、 不可避不純物の総和が1 massppm以下の高純度
Cuに、純度99.99mass%以上のAgを1.0
〜5.0mass%添加した銅合金線によって構成され
ることを特徴とする超極細銅合金線。 - 【請求項2】0.08mm以下の線径を有する超極細銅
合金線において、 不可避不純物の総和が1 massppm以下の高純度
Cuに、純度99.99mass%以上のAgを1.0
〜5.0mass%、および純度99.9mass%以
上のMgを0.01〜0.5mass%添加した銅合金
線によって構成されることを特徴とする超極細銅合金
線。 - 【請求項3】0.08mm以下の線径を有する超極細銅
合金線において、 不可避不純物の総和が1 massppm以下の高純度
Cuに、純度99.99mass%以上のAgを1.0
〜5.0mass%、および純度99.99mass%
以上のInを0.01〜0.3mass%添加した銅合
金線によって構成されることを特徴とする超極細銅合金
線。 - 【請求項4】前記銅合金線は、Snめっき、Agめっ
き、Niめっき、SnPbはんだめっき、Sn−Agめ
っき、Sn−Cuめっき、Sn−Ag−Cuめっき、あ
るいはSn−Ag−Cu−Biめっきが施されたことを
特徴とする請求項1、2あるいは3記載の超極細銅合金
線。 - 【請求項5】0.08mm以下の線径を有する複数の銅
合金線を撚り合わせた銅合金撚線導体において、 前記銅合金線は、不可避不純物の総和が1 massp
pm以下の高純度Cuに、純度99.99mass%以
上のAgを1.0〜5.0mass%添加したことを特
徴とする銅合金撚線導体。 - 【請求項6】0.08mm以下の線径を有する複数の銅
合金線を撚り合わせた銅合金撚線導体において、 前記銅合金線は、不可避不純物の総和が1 massp
pm以下の高純度Cuに、純度99.99mass%以
上のAgを1.0〜5.0mass%、および純度9
9.9mass%以上のMgを0.01〜0.5mas
s%添加したことを特徴とする銅合金撚線導体。 - 【請求項7】0.08mm以下の線径を有する複数の銅
合金線を撚り合わせた銅合金撚線導体において、 前記銅合金線は、不可避不純物の総和が1 massp
pm以下の高純度Cuに、純度99.99mass%以
上のAgを1.0〜5.0mass%、および純度9
9.99mass%以上のInを0.01〜0.3ma
ss%添加したことを特徴とする銅合金撚線導体。 - 【請求項8】0.08mm以下の線径を有する銅合金線
を中心導体あるいは外層導体に用いた極細同軸ケーブル
において、 前記銅合金線は、不可避不純物の総和が1 massp
pm以下の高純度Cuに、純度99.99mass%以
上のAgを1.0〜5.0mass%添加したことを特
徴とする極細同軸ケーブル。 - 【請求項9】0.08mm以下の線径を有する銅合金線
を中心導体あるいは外層導体に用いた極細同軸ケーブル
において、 前記銅合金線は、不可避不純物の総和が1 massp
pm以下の高純度Cuに、純度99.99mass%以
上のAgを1.0〜5.0mass%、および純度9
9.9mass%以上のMgを0.01〜0.5mas
s%添加したことを特徴とする極細同軸ケーブル。 - 【請求項10】0.08mm以下の線径を有する銅合金
線を中心導体あるいは外層導体に用いた極細同軸ケーブ
ルにおいて、 前記銅合金線は、不可避不純物の総和が1 massp
pm以下の高純度Cuに、純度99.99mass%以
上のAgを1.0〜5.0mass%、および純度9
9.99mass%以上のInを0.01〜0.3ma
ss%添加したことを特徴とする極細同軸ケーブル。 - 【請求項11】前記中心導体は、撚り合わせた複数の前
記銅合金線からなることを特徴とする請求項8、9ある
いは10記載の極細同軸ケーブル。 - 【請求項12】不可避不純物の総和が1 masspp
m以下の高純度のCuを真空中に設置された炭素製のル
ツボの中で溶解し、 溶解した前記Cuの雰囲気をアルゴンガス雰囲気に置換
して前記Cuに純度99.99mass%以上のAgを
1.0〜5.0mass%添加し、 前記Agが添加された前記Cuを炭素製の鋳型を用いて
鋳造して荒引線を形成し、 前記荒引線を直径0.08mm以下に伸線することを特
徴とする超極細銅合金線の製造方法。 - 【請求項13】不可避不純物の総和が1 masspp
m以下の高純度のCuを真空中に設置された炭素製のル
ツボの中で溶解し、 溶解した前記Cuの雰囲気をアルゴンガス雰囲気に置換
して前記Cuに純度99.99mass%以上のAgを
1.0〜5.0mass%、および純度99.9mas
s%以上のMgを0.01〜0.5mass%添加し、 前記Agおよび前記Mgが添加された前記Cuを炭素製
の鋳型を用いて鋳造して荒引線を形成し、 前記荒引線を直径0.08mm以下に伸線することを特
徴とする超極細銅合金線の製造方法。 - 【請求項14】不可避不純物の総和が1 masspp
m以下の高純度のCuを真空中に設置された炭素製のル
ツボの中で溶解し、 溶解した前記Cuの雰囲気をアルゴンガス雰囲気に置換
して前記Cuに純度99.99mass%以上のAgを
1.0〜5.0mass%、および純度99.99ma
ss%以上のInを0.01〜0.3mass%添加
し、 前記Agおよび前記Inが添加された前記Cuを炭素製
の鋳型を用いて鋳造して荒引線を形成し、 前記荒引線を直径0.08mm以下に伸線することを特
徴とする超極細銅合金線の製造方法。
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