JP2002109427A - 携帯電話機、携帯電話機を用いた決済システム及び携帯電話機を用いた決済方法 - Google Patents
携帯電話機、携帯電話機を用いた決済システム及び携帯電話機を用いた決済方法Info
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- JP2002109427A JP2002109427A JP2000301742A JP2000301742A JP2002109427A JP 2002109427 A JP2002109427 A JP 2002109427A JP 2000301742 A JP2000301742 A JP 2000301742A JP 2000301742 A JP2000301742 A JP 2000301742A JP 2002109427 A JP2002109427 A JP 2002109427A
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- Telephonic Communication Services (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コストを増加させることなく、電子マネー等の
決済の普及を図ること 【解決手段】本発明にかかる携帯電話機1は、携帯電話
システムの基地局7と通信を実行する携帯電話システム
用通信処理部11と、非接触型ICカードシステムのI
Cカード処理装置30、端末31と通信を実行するIC
カード用通信処理部12と、当該通信処理部12を用い
て決済データをやりとりすることにより決済を実行する
決済手段選択部13、電子マネー処理部14等とを備え
たものである。
決済の普及を図ること 【解決手段】本発明にかかる携帯電話機1は、携帯電話
システムの基地局7と通信を実行する携帯電話システム
用通信処理部11と、非接触型ICカードシステムのI
Cカード処理装置30、端末31と通信を実行するIC
カード用通信処理部12と、当該通信処理部12を用い
て決済データをやりとりすることにより決済を実行する
決済手段選択部13、電子マネー処理部14等とを備え
たものである。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、決済機能を有する
携帯電話、携帯電話を用いた決済システム及び携帯電話
を用いた決済方法に関する。
携帯電話、携帯電話を用いた決済システム及び携帯電話
を用いた決済方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の通信情報技術の発展に伴い、従来
の決済方法に加えて、さらにICカードを用いた電子マ
ネー等による決済や、いわゆるコンビニエンスストア等
のATM端末を設置することにより現金の出し入れや資
金移動を可能とすることによる決済、そして、インター
ネット上にのみ店舗を展開することにより銀行取引を可
能にする決済等が実用化されるようになった。
の決済方法に加えて、さらにICカードを用いた電子マ
ネー等による決済や、いわゆるコンビニエンスストア等
のATM端末を設置することにより現金の出し入れや資
金移動を可能とすることによる決済、そして、インター
ネット上にのみ店舗を展開することにより銀行取引を可
能にする決済等が実用化されるようになった。
【0003】ここで、電子マネーに関しては、利用者の
パーソナルコンピュータ(PC)、インターネット接続
機能付きの携帯電話などに電子財布と呼ばれる機能をイ
ンストールし、その中に電子マネーデータを格納するこ
とにより実現している。電子マネーの決済は、前受け金
に基づいて電子データを発行し、当該電子データを購買
時に商品又はサービスの売主に対して渡すことにより決
済を完了させるものである。決済時にホストとの会話、
即ちオンライン処理が不要であるため、1件当たりのコ
ストは低いが、セキュリティの面でクレジットカードや
デビットカードによる決済よりも劣るため、低額の取引
において用いられる。
パーソナルコンピュータ(PC)、インターネット接続
機能付きの携帯電話などに電子財布と呼ばれる機能をイ
ンストールし、その中に電子マネーデータを格納するこ
とにより実現している。電子マネーの決済は、前受け金
に基づいて電子データを発行し、当該電子データを購買
時に商品又はサービスの売主に対して渡すことにより決
済を完了させるものである。決済時にホストとの会話、
即ちオンライン処理が不要であるため、1件当たりのコ
ストは低いが、セキュリティの面でクレジットカードや
デビットカードによる決済よりも劣るため、低額の取引
において用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子マネー等による決
済手段は、上述のように他の手段と比較すると1件当た
りのコストは低いが、この決済を実行するために、個々
にICカードを発行する必要があり、また店舗にICカ
ードリーダライタを設置しなければならないことを考慮
すると、普及を図るためにはさらなるコストの極小化を
図る必要がある。また、携帯電話に決済機能を設け、ブ
ルートゥースと呼ばれる通信技術を用いて決済する技術
も提案されているが、課金する側にブルートゥースに対
応した通信設備を設けなければならず、コストの増大を
抑制することはできない。
済手段は、上述のように他の手段と比較すると1件当た
りのコストは低いが、この決済を実行するために、個々
にICカードを発行する必要があり、また店舗にICカ
ードリーダライタを設置しなければならないことを考慮
すると、普及を図るためにはさらなるコストの極小化を
図る必要がある。また、携帯電話に決済機能を設け、ブ
ルートゥースと呼ばれる通信技術を用いて決済する技術
も提案されているが、課金する側にブルートゥースに対
応した通信設備を設けなければならず、コストの増大を
抑制することはできない。
【0005】よって本発明の目的は、電子マネー等の決
済の普及を図ることができる手段を提供することであ
る。
済の普及を図ることができる手段を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明にかかる携帯
電話機(例えば、本実施の形態における携帯電話機1)
は、携帯電話システムの基地局(例えば、本実施の形態
における基地局7)と通信を実行する携帯電話システム
用通信処理手段(例えば、本実施の形態における携帯電
話システム用通信処理部11)と、非接触型ICカード
システムのICカード処理装置(例えば、本実施の形態
におけるICカードリーダライタ30および端末31)
と通信を実行する非接触型ICカードシステム用通信処
理手段(例えば、本実施の形態におけるICカード用通
信処理部12)と、当該非接触型ICカードシステム用
通信処理手段を用いてICカード処理装置と決済データ
をやりとりすることにより決済を実行する決済手段(例
えば、本実施の形態における決済手段選択部13、電子
マネー処理部14、クレジット処理部15、デビット処
理部16、オフラインデビット処理部17等)とを備え
たものである。このような構成により、通常の非接触型
ICカードシステムのICカード処理装置との間で、携
帯電話を用いて決済を実行することができるので、コス
トを増加させることなく、電子マネー等の決済の普及を
図ることができる。
電話機(例えば、本実施の形態における携帯電話機1)
は、携帯電話システムの基地局(例えば、本実施の形態
における基地局7)と通信を実行する携帯電話システム
用通信処理手段(例えば、本実施の形態における携帯電
話システム用通信処理部11)と、非接触型ICカード
システムのICカード処理装置(例えば、本実施の形態
におけるICカードリーダライタ30および端末31)
と通信を実行する非接触型ICカードシステム用通信処
理手段(例えば、本実施の形態におけるICカード用通
信処理部12)と、当該非接触型ICカードシステム用
通信処理手段を用いてICカード処理装置と決済データ
をやりとりすることにより決済を実行する決済手段(例
えば、本実施の形態における決済手段選択部13、電子
マネー処理部14、クレジット処理部15、デビット処
理部16、オフラインデビット処理部17等)とを備え
たものである。このような構成により、通常の非接触型
ICカードシステムのICカード処理装置との間で、携
帯電話を用いて決済を実行することができるので、コス
トを増加させることなく、電子マネー等の決済の普及を
図ることができる。
【0007】第2の発明にかかる携帯電話機は、第1の
発明において、決済手段に電子マネーデータを格納する
記憶手段を設け、決済を実行する場合は、当該記憶手段
(例えば、本実施の形態におけるメモリ103、111
2)に記憶された電子マネーデータを非接触型ICカー
ドシステム用通信処理手段により送信するようにしたも
のである。このような構成により、特に携帯電話を用い
て電子マネーにより決済を行うことができる。
発明において、決済手段に電子マネーデータを格納する
記憶手段を設け、決済を実行する場合は、当該記憶手段
(例えば、本実施の形態におけるメモリ103、111
2)に記憶された電子マネーデータを非接触型ICカー
ドシステム用通信処理手段により送信するようにしたも
のである。このような構成により、特に携帯電話を用い
て電子マネーにより決済を行うことができる。
【0008】第3の発明にかかる携帯電話機は、第2の
発明において、携帯電話システム用通信処理手段に、電
子マネーデータを受信し、記憶手段に格納する機能を持
たせたものである。これにより、例えば電子マネー発行
体より送信された電子マネーデータを入手し、即座に利
用することができるため、利用者にとって極めて使い勝
手の良い決済となる。
発明において、携帯電話システム用通信処理手段に、電
子マネーデータを受信し、記憶手段に格納する機能を持
たせたものである。これにより、例えば電子マネー発行
体より送信された電子マネーデータを入手し、即座に利
用することができるため、利用者にとって極めて使い勝
手の良い決済となる。
【0009】第4の発明にかかる携帯電話機は、第1の
発明において、決済手段に複数種類の決済手段(例え
ば、本実施の形態における電子マネー処理部14、クレ
ジット処理部15等)を設け選択的に所定の決済手段を
実行することができるようにしたものである。このよう
な構成により、電子マネー、クレジット等種々の決済方
法を携帯電話により実行することができる。
発明において、決済手段に複数種類の決済手段(例え
ば、本実施の形態における電子マネー処理部14、クレ
ジット処理部15等)を設け選択的に所定の決済手段を
実行することができるようにしたものである。このよう
な構成により、電子マネー、クレジット等種々の決済方
法を携帯電話により実行することができる。
【0010】第5の発明にかかる携帯電話機は、第1、
第2、第3又は第4の発明において、非接触型ICカー
ドシステム用通信処理手段と決済手段とを内蔵するIC
チップ(例えば、本実施の形態における非接触型ICカ
ード処理部111)を備えたものである。このような構
成により、通常の非接触型ICカードに用いられるIC
チップを利用することができ、製造コストを抑制するこ
とができる。
第2、第3又は第4の発明において、非接触型ICカー
ドシステム用通信処理手段と決済手段とを内蔵するIC
チップ(例えば、本実施の形態における非接触型ICカ
ード処理部111)を備えたものである。このような構
成により、通常の非接触型ICカードに用いられるIC
チップを利用することができ、製造コストを抑制するこ
とができる。
【0011】第6の発明にかかる携帯電話機は、第1、
第2、第3又は第4の発明において、携帯電話システム
のための構成要素に対する制御と、非接触型ICカード
システムのための構成要素に対する制御を実行するコン
トローラ(例えば、本実施の形態における図5のコント
ローラ101)を備えたものである。これにより、装置
を小型化でき、また省電力化できる。
第2、第3又は第4の発明において、携帯電話システム
のための構成要素に対する制御と、非接触型ICカード
システムのための構成要素に対する制御を実行するコン
トローラ(例えば、本実施の形態における図5のコント
ローラ101)を備えたものである。これにより、装置
を小型化でき、また省電力化できる。
【0012】第7の発明にかかる携帯電話機は、第1、
第2、第3、第4又は第6の発明において、携帯電話シ
ステムのための記憶手段と、非接触型ICカードシステ
ムのための記憶手段を共有化した(例えば、本実施の形
態における図5のメモリ103)ものである。これによ
り、全体のメモリ容量を削減することができる。
第2、第3、第4又は第6の発明において、携帯電話シ
ステムのための記憶手段と、非接触型ICカードシステ
ムのための記憶手段を共有化した(例えば、本実施の形
態における図5のメモリ103)ものである。これによ
り、全体のメモリ容量を削減することができる。
【0013】第8の発明にかかる携帯電話機は、第1、
第2、第3、第4、第6又は第7の発明において、携帯
電話システム用通信処理手段において用いられるアンテ
ナを、非接触型ICカードシステム用通信処理手段にお
いて用いられるアンテナと共有化した(例えば、本実施
の形態における図6、7のアンテナ106)ものであ
る。これにより、装置を小型化することができ、また、
非接触型ICカード処理手段との通信能力を高めること
ができる。
第2、第3、第4、第6又は第7の発明において、携帯
電話システム用通信処理手段において用いられるアンテ
ナを、非接触型ICカードシステム用通信処理手段にお
いて用いられるアンテナと共有化した(例えば、本実施
の形態における図6、7のアンテナ106)ものであ
る。これにより、装置を小型化することができ、また、
非接触型ICカード処理手段との通信能力を高めること
ができる。
【0014】第9の発明にかかる携帯電話機は、第1、
第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の発明に
おいて、利用者の入力に応じて前記決済手段の機能を停
止させるロック手段を設けたものである。これにより、
利用者が欲しない課金が実行されることを防止すること
ができる。
第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の発明に
おいて、利用者の入力に応じて前記決済手段の機能を停
止させるロック手段を設けたものである。これにより、
利用者が欲しない課金が実行されることを防止すること
ができる。
【0015】第10の発明にかかる決済システムは、電
子マネー発行体(例えば、本実施の形態における電子マ
ネー発行体6)と当該電子マネー発行体と通信網を介し
て通信可能な携帯電話機とを備えた決済システムであっ
て、この携帯電話機は、利用者からの指示に応じて、電
子マネーの発行要求を前記電子マネー発行体に前記通信
網を介して送信する電子マネー発行要求手段を有し、電
子マネー発行体は、前記電子マネー発行要求に応じて電
子マネーデータを前記携帯電話機に送信する電子マネー
発行手段を有するとともに、さらに携帯電話機は、当該
電子マネー発行体より送信された電子マネーデータを受
信し、記憶手段に記憶するものである。これにより、例
えば電子マネー発行体より送信された電子マネーデータ
を入手し、即座に利用することができるため、利用者に
とって極めて使い勝手の良い決済となる。
子マネー発行体(例えば、本実施の形態における電子マ
ネー発行体6)と当該電子マネー発行体と通信網を介し
て通信可能な携帯電話機とを備えた決済システムであっ
て、この携帯電話機は、利用者からの指示に応じて、電
子マネーの発行要求を前記電子マネー発行体に前記通信
網を介して送信する電子マネー発行要求手段を有し、電
子マネー発行体は、前記電子マネー発行要求に応じて電
子マネーデータを前記携帯電話機に送信する電子マネー
発行手段を有するとともに、さらに携帯電話機は、当該
電子マネー発行体より送信された電子マネーデータを受
信し、記憶手段に記憶するものである。これにより、例
えば電子マネー発行体より送信された電子マネーデータ
を入手し、即座に利用することができるため、利用者に
とって極めて使い勝手の良い決済となる。
【0016】第11の発明にかかる決済システムは、携
帯電話システムで用いられる携帯電話機と、非接触型I
Cカードシステムで用いられるICカード処理装置を備
えた決済システムであって、携帯電話機は、携帯電話シ
ステムの基地局と通信を実行する携帯電話システム用通
信処理手段と、ICカード処理装置と通信を実行する非
接触型ICカードシステム用通信処理手段と、当該非接
触型ICカードシステム用通信処理手段を用いてICカ
ード処理装置と決済データをやりとりすることにより決
済を実行する決済手段と有し、ICカード処理装置は、
非接触型ICカードシステム用通信処理手段との間で通
信を実行する通信処理手段を備えたものである。このよ
うな構成により、通常の非接触型ICカードシステムの
ICカード処理装置との間で、携帯電話を用いて決済を
実行することができるので、コストを増加させることな
く、電子マネー等の決済の普及を図ることができる。
帯電話システムで用いられる携帯電話機と、非接触型I
Cカードシステムで用いられるICカード処理装置を備
えた決済システムであって、携帯電話機は、携帯電話シ
ステムの基地局と通信を実行する携帯電話システム用通
信処理手段と、ICカード処理装置と通信を実行する非
接触型ICカードシステム用通信処理手段と、当該非接
触型ICカードシステム用通信処理手段を用いてICカ
ード処理装置と決済データをやりとりすることにより決
済を実行する決済手段と有し、ICカード処理装置は、
非接触型ICカードシステム用通信処理手段との間で通
信を実行する通信処理手段を備えたものである。このよ
うな構成により、通常の非接触型ICカードシステムの
ICカード処理装置との間で、携帯電話を用いて決済を
実行することができるので、コストを増加させることな
く、電子マネー等の決済の普及を図ることができる。
【0017】第12の発明にかかる決済方法は、携帯電
話機を用いた決済を行う決済方法であって、利用者の指
示に応じて携帯電話機から電子マネーの発行要求を電子
マネー発行体に送信するステップと、電子マネー発行要
求に応じて電子マネー発行体から電子マネーデータを携
帯電話機に送信するステップと、携帯電話機において、
当該電子マネー発行体より送信された電子マネーデータ
を受信するステップと、携帯電話機において受信した電
子マネーデータを記憶手段に記憶するステップと、当該
記憶手段に記憶された電子マネーデータを用いて決済す
るステップとを有するものである。これにより、例えば
電子マネー発行体より送信された電子マネーデータを入
手し、即座に利用することができるため、利用者にとっ
て極めて使い勝手の良い決済となる。
話機を用いた決済を行う決済方法であって、利用者の指
示に応じて携帯電話機から電子マネーの発行要求を電子
マネー発行体に送信するステップと、電子マネー発行要
求に応じて電子マネー発行体から電子マネーデータを携
帯電話機に送信するステップと、携帯電話機において、
当該電子マネー発行体より送信された電子マネーデータ
を受信するステップと、携帯電話機において受信した電
子マネーデータを記憶手段に記憶するステップと、当該
記憶手段に記憶された電子マネーデータを用いて決済す
るステップとを有するものである。これにより、例えば
電子マネー発行体より送信された電子マネーデータを入
手し、即座に利用することができるため、利用者にとっ
て極めて使い勝手の良い決済となる。
【0018】第13の発明にかかる決済方法は、携帯電
話システムの携帯電話機と非接触型ICカードシステム
のICカード処理装置とを用いて実行する決済方法であ
って、携帯電話からICカード処理装置に対して決済デ
ータを送信するステップと、ICカード処理装置におい
て決済データを受信するステップと、ICカード処理装
置において受信した決済データに基づき決済処理を実行
するステップとを有するものである。このような構成に
より、通常の非接触型ICカードシステムのICカード
処理装置との間で、携帯電話を用いて決済を実行するこ
とができるので、コストを増加させることなく、電子マ
ネー等の決済の普及を図ることができる。
話システムの携帯電話機と非接触型ICカードシステム
のICカード処理装置とを用いて実行する決済方法であ
って、携帯電話からICカード処理装置に対して決済デ
ータを送信するステップと、ICカード処理装置におい
て決済データを受信するステップと、ICカード処理装
置において受信した決済データに基づき決済処理を実行
するステップとを有するものである。このような構成に
より、通常の非接触型ICカードシステムのICカード
処理装置との間で、携帯電話を用いて決済を実行するこ
とができるので、コストを増加させることなく、電子マ
ネー等の決済の普及を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.図1は、本
発明にかかる決済システムを説明するための図である。
図1において、この決済システムは、携帯電話1を保有
する利用者2、加盟店3、利用者の取引銀行4、加盟店
の取引銀行5、電子マネー発行体6により構成されてい
る。加盟店3、銀行4・5、電子マネー発行体6は、通
信機能を有するサーバ又はコンピュータ等を備えてお
り、以下の説明において、加盟店3、銀行4・5、電子
マネー発行体6は、各々に備えられたサーバ又はコンピ
ュータ等を意味する場合もある。
発明にかかる決済システムを説明するための図である。
図1において、この決済システムは、携帯電話1を保有
する利用者2、加盟店3、利用者の取引銀行4、加盟店
の取引銀行5、電子マネー発行体6により構成されてい
る。加盟店3、銀行4・5、電子マネー発行体6は、通
信機能を有するサーバ又はコンピュータ等を備えてお
り、以下の説明において、加盟店3、銀行4・5、電子
マネー発行体6は、各々に備えられたサーバ又はコンピ
ュータ等を意味する場合もある。
【0020】携帯電話1は、後に詳述するが、この決済
システムのために特有の機能を有する携帯電話であり、
携帯性を有し、かつ公衆回線との通信機能を有していれ
ば、さらに他の機能を有したものであってもよい。当該
特有の機能としては、例えば、非接触型ICカードリー
ダとの間で通信を行う機能や電子マネーをダウンロード
するためのインターネット接続機能等がある。
システムのために特有の機能を有する携帯電話であり、
携帯性を有し、かつ公衆回線との通信機能を有していれ
ば、さらに他の機能を有したものであってもよい。当該
特有の機能としては、例えば、非接触型ICカードリー
ダとの間で通信を行う機能や電子マネーをダウンロード
するためのインターネット接続機能等がある。
【0021】利用者2は、この携帯電話1の保有者であ
り、加盟店において商品又はサービスを購入し、本発明
にかかる決済システムを利用して決済を行う者である。
加盟店3は、少なくとも非接触型ICカードによる決済
システムにおいて用いられるICカードリーダライタ及
び端末を備えている。端末は、当該ICカードリーダラ
イタに接続され、ICカードリーダライタにより非接触
カードから読み取った電子マネーデータを取得し、加盟
店3の指示に応じて加盟店の取引銀行5に対して当該電
子マネーデータに応じた電子マネー売上請求を送信する
機能を有する。
り、加盟店において商品又はサービスを購入し、本発明
にかかる決済システムを利用して決済を行う者である。
加盟店3は、少なくとも非接触型ICカードによる決済
システムにおいて用いられるICカードリーダライタ及
び端末を備えている。端末は、当該ICカードリーダラ
イタに接続され、ICカードリーダライタにより非接触
カードから読み取った電子マネーデータを取得し、加盟
店3の指示に応じて加盟店の取引銀行5に対して当該電
子マネーデータに応じた電子マネー売上請求を送信する
機能を有する。
【0022】利用者の取引銀行4は、電子マネー発行体
6に対する仲介を実行し、電子マネーを購入した場合の
電子マネー発行体6に対する支払処理や電子マネーデー
タの取得処理を行う。加盟店の取引銀行5は、加盟店3
からの電子マネー売上請求に対して加盟店3の口座に対
して入金処理を行う機能等を有する。電子マネー発行体
6は、電子マネーの発行と前受金の受け入れを行う主体
である。
6に対する仲介を実行し、電子マネーを購入した場合の
電子マネー発行体6に対する支払処理や電子マネーデー
タの取得処理を行う。加盟店の取引銀行5は、加盟店3
からの電子マネー売上請求に対して加盟店3の口座に対
して入金処理を行う機能等を有する。電子マネー発行体
6は、電子マネーの発行と前受金の受け入れを行う主体
である。
【0023】図1に示す決済システムにおける処理フロ
ーを説明する。利用者が1万円相当の電子マネーを購入
し、この電子マネーにより1万円の商品を購入する場合
を例にとり説明する。利用者2は、利用者の取引銀行4
において電子マネーの発行要求を行う。利用者2は、利
用者の取引銀行4より、1万円の現金又は預金口座から
の引き落し(ステップS101)と引き換えに電子マネ
ーを得る(ステップS102)。この電子マネーは、利
用者の取引銀行4より電子マネー発行体6に対する電子
マネーに相当する代金の支払いと引き換えに(ステップ
S103)、電子マネー発行体6より取得したものであ
る(ステップS104)。
ーを説明する。利用者が1万円相当の電子マネーを購入
し、この電子マネーにより1万円の商品を購入する場合
を例にとり説明する。利用者2は、利用者の取引銀行4
において電子マネーの発行要求を行う。利用者2は、利
用者の取引銀行4より、1万円の現金又は預金口座から
の引き落し(ステップS101)と引き換えに電子マネ
ーを得る(ステップS102)。この電子マネーは、利
用者の取引銀行4より電子マネー発行体6に対する電子
マネーに相当する代金の支払いと引き換えに(ステップ
S103)、電子マネー発行体6より取得したものであ
る(ステップS104)。
【0024】ここで、ステップS102の電子マネーの
取得について具体的に説明する。この電子マネーは、携
帯電話1のインターネット接続機能を利用して入手す
る。まず、利用者2は、利用者取引銀行4又は電子マネ
ー発行体6等のサーバの所定のWEBページに携帯電話
1のインターネット接続機能を利用してアクセスする。
このWEBページにおいて、利用者2は、このWEBサ
ーバから電子マネーデータをダウンロードすることを指
示する。当該WEBサーバは利用者2からの指示に従
い、電子マネーデータを当該利用者2の携帯電話1に対
して送信する。携帯電話1は当該電子マネーのデータを
受信し、電子マネーの取得が完了する。尚、取得した電
子マネーのデータは、携帯電話1のメモリの所定領域に
格納される。
取得について具体的に説明する。この電子マネーは、携
帯電話1のインターネット接続機能を利用して入手す
る。まず、利用者2は、利用者取引銀行4又は電子マネ
ー発行体6等のサーバの所定のWEBページに携帯電話
1のインターネット接続機能を利用してアクセスする。
このWEBページにおいて、利用者2は、このWEBサ
ーバから電子マネーデータをダウンロードすることを指
示する。当該WEBサーバは利用者2からの指示に従
い、電子マネーデータを当該利用者2の携帯電話1に対
して送信する。携帯電話1は当該電子マネーのデータを
受信し、電子マネーの取得が完了する。尚、取得した電
子マネーのデータは、携帯電話1のメモリの所定領域に
格納される。
【0025】利用者2が加盟店3に行き、電子マネーを
用いて商品を購入する。つまり、電子マネーにより1万
円を支払い(ステップS105)、加盟店3より商品を
取得する(ステップS106)。このとき、電子マネー
による1万円の支払いを携帯電話1により実行する。
用いて商品を購入する。つまり、電子マネーにより1万
円を支払い(ステップS105)、加盟店3より商品を
取得する(ステップS106)。このとき、電子マネー
による1万円の支払いを携帯電話1により実行する。
【0026】この点につき具体的に説明する。携帯電話
1には、上述のようにメモリの所定領域に電子マネーの
データが記憶されている。当該携帯電話1を加盟店3に
備えられたICカードリーダライタにかざすと、当該I
Cカードリーダライタから携帯電話1に対して1万円分
の電子マネーに関するデータの要求が送信される。携帯
電話1は、当該1万円分の電子マネーに関するデータを
ICカードリーダライタに送信する。同時に、携帯電話
1の所定のメモリから当該電子マネーデータを削除す
る。このようにして、電子マネーに関するデータが加盟
店のICカードリーダライタに移動する。加盟店3で
は、ICカードリーダライタに入力された電子マネーデ
ータは、端末にて集計され、加盟店の取引銀行5のサー
バに対してアップロードされる(ステップS107)。
この行為は、電子マネーの売上要求に相当する。加盟店
の取引銀行5のサーバは、この電子マネーデータをさら
に電子マネー発行体6に対して送信する(ステップS1
08)。
1には、上述のようにメモリの所定領域に電子マネーの
データが記憶されている。当該携帯電話1を加盟店3に
備えられたICカードリーダライタにかざすと、当該I
Cカードリーダライタから携帯電話1に対して1万円分
の電子マネーに関するデータの要求が送信される。携帯
電話1は、当該1万円分の電子マネーに関するデータを
ICカードリーダライタに送信する。同時に、携帯電話
1の所定のメモリから当該電子マネーデータを削除す
る。このようにして、電子マネーに関するデータが加盟
店のICカードリーダライタに移動する。加盟店3で
は、ICカードリーダライタに入力された電子マネーデ
ータは、端末にて集計され、加盟店の取引銀行5のサー
バに対してアップロードされる(ステップS107)。
この行為は、電子マネーの売上要求に相当する。加盟店
の取引銀行5のサーバは、この電子マネーデータをさら
に電子マネー発行体6に対して送信する(ステップS1
08)。
【0027】電子マネー発行体6は、当該電子マネーデ
ータを受信し、加盟店の取引銀行5に対してこの電子マ
ネーの額に相当する金額を支払う(ステップS10
9)。支払い方法は、口座引き落し、口座振替等、様々
な手段により実行することができる。
ータを受信し、加盟店の取引銀行5に対してこの電子マ
ネーの額に相当する金額を支払う(ステップS10
9)。支払い方法は、口座引き落し、口座振替等、様々
な手段により実行することができる。
【0028】加盟店の取引銀行5は、電子マネーの額に
相当する金額より所定の手数料を差し引いた額を加盟店
3に対して支払う(ステップS110)。支払いは、例
えば加盟店3の口座に振り込むことにより行う。
相当する金額より所定の手数料を差し引いた額を加盟店
3に対して支払う(ステップS110)。支払いは、例
えば加盟店3の口座に振り込むことにより行う。
【0029】次に、図2の本発明にかかる決済システム
の一部を示すブロック図を用いて、利用者2の携帯電話
1と加盟店3のICカードリーダライタ30及び端末3
1との間の処理について説明する。
の一部を示すブロック図を用いて、利用者2の携帯電話
1と加盟店3のICカードリーダライタ30及び端末3
1との間の処理について説明する。
【0030】携帯電話1は、携帯電話システム用通信処
理部11、ICカードシステム用通信処理部12、決済
手段選択部13、電子マネー処理部14、クレジット処
理部15、デビット処理部16、オフラインデビット処
理部17を備えている。
理部11、ICカードシステム用通信処理部12、決済
手段選択部13、電子マネー処理部14、クレジット処
理部15、デビット処理部16、オフラインデビット処
理部17を備えている。
【0031】携帯電話システム用の通信処理部11は、
通常の携帯電話に備えられている通信処理部であり、携
帯電話システムにおいて、基地局7を介して情報のやり
とりを実行する機能を有する。ここで、携帯電話システ
ムには、TDMA方式、CDMA方式等の様々な通信方
式が含まれ、また、PHSシステムも含まれる。ICカ
ードシステム用通信処理部12は、通常の非接触型のI
Cカードに設けられた通信処理部であり、通常の非接触
型ICカードと情報のやりとりを行うICカードリード
ライタと通信を行う機能を有する。決済手段選択部13
は、決済を電子マネー、クレジット、デビット、オフラ
インデビットのいずれの方法により実行するかを選択す
る。この選択は、利用者2が携帯電話1のボタンを押す
ことにより実行してもよく、決済される金額に応じて自
動的に決済を選択することとしてもよい。電子マネー処
理部14は、電子マネーに関する処理を実行する機能を
有し、通常の電子マネー用のICカードにて組み込まれ
たものと基本的に同じである。クレジット処理部15
は、クレジットに関する処理を実行する機能を有し、通
常のクレジットカードと基本的に同じ処理が実行される
ような構成を有する。デビット処理部16は、デビット
に関する処理を実行する機能を有し、通常のキャッシュ
カードと基本的に同じ処理が実行されるような構成を有
する。オフラインデビット処理部17は、オフラインデ
ビット処理を実行する機能を有し、通常のオフラインデ
ビット用カードと基本的に同じ処理が実行されるような
構成を有する。ここで、オフラインデビットとは、電子
マネーと同様の仕組みを持つ決済であるが、一般に銀行
の預金口座とリンクしている点で電子マネーと異なる。
通常の携帯電話に備えられている通信処理部であり、携
帯電話システムにおいて、基地局7を介して情報のやり
とりを実行する機能を有する。ここで、携帯電話システ
ムには、TDMA方式、CDMA方式等の様々な通信方
式が含まれ、また、PHSシステムも含まれる。ICカ
ードシステム用通信処理部12は、通常の非接触型のI
Cカードに設けられた通信処理部であり、通常の非接触
型ICカードと情報のやりとりを行うICカードリード
ライタと通信を行う機能を有する。決済手段選択部13
は、決済を電子マネー、クレジット、デビット、オフラ
インデビットのいずれの方法により実行するかを選択す
る。この選択は、利用者2が携帯電話1のボタンを押す
ことにより実行してもよく、決済される金額に応じて自
動的に決済を選択することとしてもよい。電子マネー処
理部14は、電子マネーに関する処理を実行する機能を
有し、通常の電子マネー用のICカードにて組み込まれ
たものと基本的に同じである。クレジット処理部15
は、クレジットに関する処理を実行する機能を有し、通
常のクレジットカードと基本的に同じ処理が実行される
ような構成を有する。デビット処理部16は、デビット
に関する処理を実行する機能を有し、通常のキャッシュ
カードと基本的に同じ処理が実行されるような構成を有
する。オフラインデビット処理部17は、オフラインデ
ビット処理を実行する機能を有し、通常のオフラインデ
ビット用カードと基本的に同じ処理が実行されるような
構成を有する。ここで、オフラインデビットとは、電子
マネーと同様の仕組みを持つ決済であるが、一般に銀行
の預金口座とリンクしている点で電子マネーと異なる。
【0032】ICカードリーダライタ30は、ICカー
ドシステム用通信処理部301を少なくとも有する。こ
のICカードシステム用通信処理部301は、通常の非
接触型ICカードと端末31の間に介在し通信のやりと
りを行う機能を有する。本発明にかかる携帯電話1は、
通常の非接触型ICカードと同等の通信機能を有するI
Cカード用通信処理部12を備えているため、当該IC
カードシステム用通信処理部301との間で通信のやり
とりを実行することができる。ICカードリーダライタ
30のICカードシステム用通信処理部301は、端末
31のインターフェース処理部311との間で情報のや
りとりを実行する。端末31は、当該インターフェース
処理部311の他に、決済手段選択部312、電子マネ
ー処理部313、クレジット処理部314、デビット処
理部315及びオフラインデビット処理部316を備え
ている。
ドシステム用通信処理部301を少なくとも有する。こ
のICカードシステム用通信処理部301は、通常の非
接触型ICカードと端末31の間に介在し通信のやりと
りを行う機能を有する。本発明にかかる携帯電話1は、
通常の非接触型ICカードと同等の通信機能を有するI
Cカード用通信処理部12を備えているため、当該IC
カードシステム用通信処理部301との間で通信のやり
とりを実行することができる。ICカードリーダライタ
30のICカードシステム用通信処理部301は、端末
31のインターフェース処理部311との間で情報のや
りとりを実行する。端末31は、当該インターフェース
処理部311の他に、決済手段選択部312、電子マネ
ー処理部313、クレジット処理部314、デビット処
理部315及びオフラインデビット処理部316を備え
ている。
【0033】決済手段選択部312は、端末31におい
て入力された決済方法又は携帯電話1により選択された
決済方法に応じて、電子マネー処理部313、クレジッ
ト処理部314、デビット処理部315及びオフライン
デビット処理部316のいずれにより処理するかを選択
する機能を有する。電子マネー処理部313は、電子マ
ネーに関する処理を実行する機能を有する。クレジット
処理部314は、クレジットに関する処理を実行する機
能を有する。デビット処理部315は、デビットに関す
る処理を実行する機能を有する。オフラインデビット処
理部316は、オフラインデビット処理を実行する機能
を有する。これらの処理部313、314、315、3
16は、従来の非接触型のICカードシステムにおいて
用いられた処理手段と同じである。
て入力された決済方法又は携帯電話1により選択された
決済方法に応じて、電子マネー処理部313、クレジッ
ト処理部314、デビット処理部315及びオフライン
デビット処理部316のいずれにより処理するかを選択
する機能を有する。電子マネー処理部313は、電子マ
ネーに関する処理を実行する機能を有する。クレジット
処理部314は、クレジットに関する処理を実行する機
能を有する。デビット処理部315は、デビットに関す
る処理を実行する機能を有する。オフラインデビット処
理部316は、オフラインデビット処理を実行する機能
を有する。これらの処理部313、314、315、3
16は、従来の非接触型のICカードシステムにおいて
用いられた処理手段と同じである。
【0034】ここで、図2及び図3を用いて、携帯電話
1により電子マネーを用いて商品を購入する場合の処理
フローの一例を説明する。まず、利用者2は、加盟店3
において所望の商品を購入する際、まず決済方法を選択
し、加盟店3の店員に対して口頭でその決済方法を伝え
る。この例では、決済方法は電子マネーであったとす
る。加盟店3の店員は、伝えられた決済方法を端末31
に対して、キーボード、バーコードリーダ等の入力手段
を用いて入力する(ステップS301)。また、商品の
金額も端末31に対してキーボード、バーコードリーダ
等の入力手段を用いて入力する(ステップS302)。
端末31は、決済方法の選択情報及び商品の金額情報を
含む決済データをICカードリーダライタ30に対し
て、インターフェース部311により送信する(ステッ
プS303)。ICカードリーダライタ30のICカー
ドシステム用通信処理部301は、端末30から受信し
た当該決済データを携帯電話1に対して磁気結合若しく
は無線により送信する(ステップS304)。
1により電子マネーを用いて商品を購入する場合の処理
フローの一例を説明する。まず、利用者2は、加盟店3
において所望の商品を購入する際、まず決済方法を選択
し、加盟店3の店員に対して口頭でその決済方法を伝え
る。この例では、決済方法は電子マネーであったとす
る。加盟店3の店員は、伝えられた決済方法を端末31
に対して、キーボード、バーコードリーダ等の入力手段
を用いて入力する(ステップS301)。また、商品の
金額も端末31に対してキーボード、バーコードリーダ
等の入力手段を用いて入力する(ステップS302)。
端末31は、決済方法の選択情報及び商品の金額情報を
含む決済データをICカードリーダライタ30に対し
て、インターフェース部311により送信する(ステッ
プS303)。ICカードリーダライタ30のICカー
ドシステム用通信処理部301は、端末30から受信し
た当該決済データを携帯電話1に対して磁気結合若しく
は無線により送信する(ステップS304)。
【0035】携帯電話1は、ICカードシステム用通信
処理部12により当該決済データを受信する。そして、
受信した決済データより決済方法に関する情報を抽出す
る。この例では、決済方法は電子マネーであるため、電
子マネー処理部14が起動される。電子マネー処理部1
4は、電子マネー発行体6からダウンロードすることに
より取得した電子マネーデータのうち、当該決済データ
に含まれる商品の金額情報に基づき、商品の金額分の電
子マネーデータをICカードリーダライタ30に対して
送信する(ステップS305)。ICカードリーダライ
タ30では、ICカードシステム用通信処理部301に
よって、当該電子マネーデータを受信し(ステップS3
06)、端末31に対して送信する。携帯電話1では、
商品の金額分の電子マネーデータを削除する(ステップ
S307)。
処理部12により当該決済データを受信する。そして、
受信した決済データより決済方法に関する情報を抽出す
る。この例では、決済方法は電子マネーであるため、電
子マネー処理部14が起動される。電子マネー処理部1
4は、電子マネー発行体6からダウンロードすることに
より取得した電子マネーデータのうち、当該決済データ
に含まれる商品の金額情報に基づき、商品の金額分の電
子マネーデータをICカードリーダライタ30に対して
送信する(ステップS305)。ICカードリーダライ
タ30では、ICカードシステム用通信処理部301に
よって、当該電子マネーデータを受信し(ステップS3
06)、端末31に対して送信する。携帯電話1では、
商品の金額分の電子マネーデータを削除する(ステップ
S307)。
【0036】端末31は、ICカードリーダライタ30
を介して受信した電子マネーデータを電子マネー処理部
313により所定のメモリ領域中に格納する(ステップ
S308)。そして、端末31の操作者、例えば加盟店
の店員の指示に基づき、所定のメモリ領域中に格納した
電子マネーデータを専用線等を介して加盟店の取引銀行
5に対して送信する(ステップS309)。
を介して受信した電子マネーデータを電子マネー処理部
313により所定のメモリ領域中に格納する(ステップ
S308)。そして、端末31の操作者、例えば加盟店
の店員の指示に基づき、所定のメモリ領域中に格納した
電子マネーデータを専用線等を介して加盟店の取引銀行
5に対して送信する(ステップS309)。
【0037】その他、決済方法がクレジットである場合
には、携帯電話1が非接触型ICカードのクレジットカ
ードとして機能し、処理が実行される。また、決済方法
がデビットである場合やオフラインデビットである場合
も同様に、携帯電話1が非接触型ICカードのキャッシ
ュカードとして機能し、処理が実行される。他方、IC
カードリーダライタ30及び端末31は、通常の非接触
型のICカードに対する処理と同様の処理を実行する。
そのため、携帯電話1を用いて決済したとしても、新た
に携帯電話用の処理手段をICカードリーダライタ30
及び端末31に設けなくともよく、コストの増加が発生
しない。例えば、ブルートゥースと呼ばれる通信手段を
用いることも考えられるが、この通信手段用の回路、素
子をICカードリーダライタ30及び端末31に設ける
必要があり、コストが増加する。この発明では、保有率
の極めて高い携帯電話に非接触型ICカードと同様の機
能を設けたことから、この決済システムを利用する利用
者が飛躍的に増加することが見込まれ、コストの低減を
図ることができる。
には、携帯電話1が非接触型ICカードのクレジットカ
ードとして機能し、処理が実行される。また、決済方法
がデビットである場合やオフラインデビットである場合
も同様に、携帯電話1が非接触型ICカードのキャッシ
ュカードとして機能し、処理が実行される。他方、IC
カードリーダライタ30及び端末31は、通常の非接触
型のICカードに対する処理と同様の処理を実行する。
そのため、携帯電話1を用いて決済したとしても、新た
に携帯電話用の処理手段をICカードリーダライタ30
及び端末31に設けなくともよく、コストの増加が発生
しない。例えば、ブルートゥースと呼ばれる通信手段を
用いることも考えられるが、この通信手段用の回路、素
子をICカードリーダライタ30及び端末31に設ける
必要があり、コストが増加する。この発明では、保有率
の極めて高い携帯電話に非接触型ICカードと同様の機
能を設けたことから、この決済システムを利用する利用
者が飛躍的に増加することが見込まれ、コストの低減を
図ることができる。
【0038】尚、この携帯電話1は、非接触型ICカー
ドと同様の機能を有するが、通常の携帯電話としての機
能も保有しているため、通常の携帯電話を用いた決済に
関するも実行することができる。例えば、携帯電話によ
り口座振込みを実行したり、口座振替を実行したりする
ことができる。また、携帯電話の画面に預金口座の残高
を表示することも可能であるため、即座に借り入れなし
にカード決済できる額を知ることができ、非接触型IC
カードとして利用する場合の利便性を向上させる。ま
た、電子財布を携帯電話中にインストールすることも可
能であり、また、サーバに設けられたサーバウォレット
を携帯電話により使用することも可能である。この際、
例えば、SET(登録商標:Secure Electronic Transa
ction)を利用することができる。
ドと同様の機能を有するが、通常の携帯電話としての機
能も保有しているため、通常の携帯電話を用いた決済に
関するも実行することができる。例えば、携帯電話によ
り口座振込みを実行したり、口座振替を実行したりする
ことができる。また、携帯電話の画面に預金口座の残高
を表示することも可能であるため、即座に借り入れなし
にカード決済できる額を知ることができ、非接触型IC
カードとして利用する場合の利便性を向上させる。ま
た、電子財布を携帯電話中にインストールすることも可
能であり、また、サーバに設けられたサーバウォレット
を携帯電話により使用することも可能である。この際、
例えば、SET(登録商標:Secure Electronic Transa
ction)を利用することができる。
【0039】次に本発明の実施の形態1にかかる携帯電
話の構成を図4を用いて説明する。
話の構成を図4を用いて説明する。
【0040】本発明に係る携帯電話機は、送受信回路1
02を有している。また、この携帯電話機は、図示して
いないが外筐体を有し、この外筐体の中に送受信回路1
02及び後述する各回路及びデバイスを内蔵して構成さ
れている。
02を有している。また、この携帯電話機は、図示して
いないが外筐体を有し、この外筐体の中に送受信回路1
02及び後述する各回路及びデバイスを内蔵して構成さ
れている。
【0041】送受信回路102は、アンテナ106を介
して、基地局7との間で、電波による情報信号の送受信
を行う回路である。アンテナ106は、外筐体の上面部
より上方側に突出されて設けられている。この送受信回
路1には、音声スピーカ105及びマイク104が接続
されている。音声スピーカ105は、音声情報を音に変
換する機能を有する。また、マイク104は、利用者の
声等の音を音声情報に変換する機能を有する。すなわ
ち、この送受信回路102は、基地局7から送られた電
波を受信すると、この電波を音声信号に復調して、音声
スピーカ105を介して再生する。また、この送受信回
路102は、マイク104に音声が入力されると、この
マイク104より出力される音声信号を変調して、基地
局7に対して送信する。
して、基地局7との間で、電波による情報信号の送受信
を行う回路である。アンテナ106は、外筐体の上面部
より上方側に突出されて設けられている。この送受信回
路1には、音声スピーカ105及びマイク104が接続
されている。音声スピーカ105は、音声情報を音に変
換する機能を有する。また、マイク104は、利用者の
声等の音を音声情報に変換する機能を有する。すなわ
ち、この送受信回路102は、基地局7から送られた電
波を受信すると、この電波を音声信号に復調して、音声
スピーカ105を介して再生する。また、この送受信回
路102は、マイク104に音声が入力されると、この
マイク104より出力される音声信号を変調して、基地
局7に対して送信する。
【0042】そして、送受信回路102には、制御手段
となるコントローラ101が接続されている。送受信回
路102は、このコントローラ101によって制御され
て動作する。このコントローラ101は、CPU(中央
演算回路)を有して構成されており、予め記憶されてい
るプログラム及び外部より入力される操作信号に応じ
て、送受信回路102及び後述する他の回路部の動作を
制御する。このコントローラ101には、キー入力手段
となるキー入力ユニット107が接続されている。この
キー入力ユニット107は、テンキーやその他の入力キ
ーを有して構成され、各入力キーを外筐体の前面部に位
置させて配設されている。このキー入力ユニット107
は、押圧操作された入力キーに応じた操作信号を生成し
て、コントローラ101に送る。
となるコントローラ101が接続されている。送受信回
路102は、このコントローラ101によって制御され
て動作する。このコントローラ101は、CPU(中央
演算回路)を有して構成されており、予め記憶されてい
るプログラム及び外部より入力される操作信号に応じ
て、送受信回路102及び後述する他の回路部の動作を
制御する。このコントローラ101には、キー入力手段
となるキー入力ユニット107が接続されている。この
キー入力ユニット107は、テンキーやその他の入力キ
ーを有して構成され、各入力キーを外筐体の前面部に位
置させて配設されている。このキー入力ユニット107
は、押圧操作された入力キーに応じた操作信号を生成し
て、コントローラ101に送る。
【0043】また、コントローラ101には、表示ユニ
ット108が接続されている。この表示ユニット108
は、例えば液晶表示板の表示デバイスを有して構成され
ており、コントローラ101の制御に従い、このコント
ローラ101より送られる表示用信号に基づく所定の文
字情報や記号等の表示を行う。この表示ユニット108
は、表示部分を外筐体の前面部に位置させて配設されて
いる。さらに、送受信回路102には、バイプレーショ
ンユニット109及びベルスピーカ110が接続されて
いる。これらバイプレーションユニット109及びベル
スピーカ110は、ともに電話局からの着信があったこ
とをこの携帯電話機の使用者に知らせるための装置であ
る。バイブレーションユニット109は、小型のモータ
とこのモータの回転軸に偏芯して取付けられた重りを有
して構成され、該モータの回転によって振動を生じさせ
ることによって着信を知らせる。ベルスピーカ110
は、外筐体の側面部に取付けられており、いわゆる電子
音の呼び出し音を発することによって着信を知らせる。
なお、このベルスピーカ110は、音声スピーカ105
と兼用のものとしてもよい。
ット108が接続されている。この表示ユニット108
は、例えば液晶表示板の表示デバイスを有して構成され
ており、コントローラ101の制御に従い、このコント
ローラ101より送られる表示用信号に基づく所定の文
字情報や記号等の表示を行う。この表示ユニット108
は、表示部分を外筐体の前面部に位置させて配設されて
いる。さらに、送受信回路102には、バイプレーショ
ンユニット109及びベルスピーカ110が接続されて
いる。これらバイプレーションユニット109及びベル
スピーカ110は、ともに電話局からの着信があったこ
とをこの携帯電話機の使用者に知らせるための装置であ
る。バイブレーションユニット109は、小型のモータ
とこのモータの回転軸に偏芯して取付けられた重りを有
して構成され、該モータの回転によって振動を生じさせ
ることによって着信を知らせる。ベルスピーカ110
は、外筐体の側面部に取付けられており、いわゆる電子
音の呼び出し音を発することによって着信を知らせる。
なお、このベルスピーカ110は、音声スピーカ105
と兼用のものとしてもよい。
【0044】そして、コントローラ101には、記憶手
段となるメモリ103が接続されている。このメモリ1
03には、種々のデータ、プログラムが格納される。こ
のメモリ103は、メモリコントローラ(図示せず)を
介して、コントローラ101によって制御される。
段となるメモリ103が接続されている。このメモリ1
03には、種々のデータ、プログラムが格納される。こ
のメモリ103は、メモリコントローラ(図示せず)を
介して、コントローラ101によって制御される。
【0045】本発明にかかる携帯電話では、さらに非接
触型ICカード処理部111を有する。この非接触型I
Cカード処理部111は、ICチップ化してもよい。こ
れにより、通常の非接触型ICカードにおいて用いられ
るICを利用することでき、製造コストを低減できる。
また、非接触型ICカード処理部111は、コントロー
ラ1111、メモリ1112、送受信回路1113、送
受信コイル1114を備えている。コントローラ111
1は、CPU(中央演算回路)を有して構成されてお
り、予め記憶されているプログラム及び外部より入力さ
れる操作信号に応じて、送受信回路1113やコントロ
ーラ101を介して他の回路部の動作を制御する。メモ
リ1112は、種々のデータ、プログラムが格納され
る。このプログラムには、図2を用いて説明した決済手
段選択部13等の手段14、15、16、17を構成す
るためのプログラムが含まれる。このメモリ1112
は、メモリコントローラ(図示せず)を介してコントロ
ーラ1111により制御される。
触型ICカード処理部111を有する。この非接触型I
Cカード処理部111は、ICチップ化してもよい。こ
れにより、通常の非接触型ICカードにおいて用いられ
るICを利用することでき、製造コストを低減できる。
また、非接触型ICカード処理部111は、コントロー
ラ1111、メモリ1112、送受信回路1113、送
受信コイル1114を備えている。コントローラ111
1は、CPU(中央演算回路)を有して構成されてお
り、予め記憶されているプログラム及び外部より入力さ
れる操作信号に応じて、送受信回路1113やコントロ
ーラ101を介して他の回路部の動作を制御する。メモ
リ1112は、種々のデータ、プログラムが格納され
る。このプログラムには、図2を用いて説明した決済手
段選択部13等の手段14、15、16、17を構成す
るためのプログラムが含まれる。このメモリ1112
は、メモリコントローラ(図示せず)を介してコントロ
ーラ1111により制御される。
【0046】送受信回路1113は、コントローラ11
11の指示に応じて送受信コイル1114を介してIC
カードリーダライタと情報の送受信を行う。尚、ここで
は、送受信コイル1114の例を示したが、アンテナで
あってもよい。この非接触型ICカード処理部111
は、基本的に、通常の非接触型ICカードと同等の機能
を有する。尚、非接触型ICカード処理部111は、コ
ントローラ101等と同じ電源より電源供給されてい
る。
11の指示に応じて送受信コイル1114を介してIC
カードリーダライタと情報の送受信を行う。尚、ここで
は、送受信コイル1114の例を示したが、アンテナで
あってもよい。この非接触型ICカード処理部111
は、基本的に、通常の非接触型ICカードと同等の機能
を有する。尚、非接触型ICカード処理部111は、コ
ントローラ101等と同じ電源より電源供給されてい
る。
【0047】発明の実施の形態2.本実施の形態2にか
かる携帯電話の構成例を図5を用いて説明する。発明の
実施の形態1にかかる携帯電話では、コントローラ10
1に加え、主として非接触型ICカードシステム向けの
処理を実行するコントローラ1111を有していたが、
本実施の形態2の携帯電話1では、当該コントローラ1
111を設けずに、その機能をコントローラ101が実
行することしている。即ち、コントローラ101は、携
帯電話1内の送受信回路102、送受信回路1113等
全ての回路の制御を実施している。尚、図5において、
図4と同一の符号を示した構成は図4において説明した
ものと同一又は相当部を示す。
かる携帯電話の構成例を図5を用いて説明する。発明の
実施の形態1にかかる携帯電話では、コントローラ10
1に加え、主として非接触型ICカードシステム向けの
処理を実行するコントローラ1111を有していたが、
本実施の形態2の携帯電話1では、当該コントローラ1
111を設けずに、その機能をコントローラ101が実
行することしている。即ち、コントローラ101は、携
帯電話1内の送受信回路102、送受信回路1113等
全ての回路の制御を実施している。尚、図5において、
図4と同一の符号を示した構成は図4において説明した
ものと同一又は相当部を示す。
【0048】本実施の形態2にかかる携帯電話では、特
に携帯電話システム用のコントローラと非接触ICカー
ドシステム用のコントローラを共有化したので、携帯電
話自体を小型化でき、また省電力化が実現できる。
に携帯電話システム用のコントローラと非接触ICカー
ドシステム用のコントローラを共有化したので、携帯電
話自体を小型化でき、また省電力化が実現できる。
【0049】また、本実施の形態2にかかる携帯電話で
は、コントローラのみならず、メモリも共有化してい
る。これにより全体のメモリ容量を削減することができ
る。
は、コントローラのみならず、メモリも共有化してい
る。これにより全体のメモリ容量を削減することができ
る。
【0050】発明の実施の形態3.本実施の形態3にか
かる携帯電話の構成例を図6、図7を用いて説明する。
発明の実施の形態2にかかる携帯電話では、携帯電話シ
ステム用のコントローラと非接触ICカードシステム用
のコントローラを共有化したが、本実施の形態3では、
さらに送受信回路及びアンテナも共有化している。図6
に示す構成例において、コントローラ101は、発明の
実施の形態2のコントローラ101と同等の機能を有
し、非接触ICカードシステムのための回路等に対する
制御も実行する。
かる携帯電話の構成例を図6、図7を用いて説明する。
発明の実施の形態2にかかる携帯電話では、携帯電話シ
ステム用のコントローラと非接触ICカードシステム用
のコントローラを共有化したが、本実施の形態3では、
さらに送受信回路及びアンテナも共有化している。図6
に示す構成例において、コントローラ101は、発明の
実施の形態2のコントローラ101と同等の機能を有
し、非接触ICカードシステムのための回路等に対する
制御も実行する。
【0051】送受信回路102の構成を図7に示す。図
に示されるように、送受信回路102は、携帯電話用送
受信回路1021とカードシステム用送受信回路102
2を有し、スイッチ1023、1024によりこれらの
回路を選択的に切り替えることができるよう構成されて
いる。この切替えは、コントローラ101からの制御信
号に基づいて実行される。アンテナ106は、携帯電話
用送受信回路1021が選択されている場合には、携帯
電話システムにおける基地局7と交信し、カードシステ
ム用送受信回路1022が選択されている場合には、I
CカードシステムにおけるICカードリーダライタ30
と交信する。
に示されるように、送受信回路102は、携帯電話用送
受信回路1021とカードシステム用送受信回路102
2を有し、スイッチ1023、1024によりこれらの
回路を選択的に切り替えることができるよう構成されて
いる。この切替えは、コントローラ101からの制御信
号に基づいて実行される。アンテナ106は、携帯電話
用送受信回路1021が選択されている場合には、携帯
電話システムにおける基地局7と交信し、カードシステ
ム用送受信回路1022が選択されている場合には、I
CカードシステムにおけるICカードリーダライタ30
と交信する。
【0052】本実施の形態3にかかる携帯電話では、コ
ントローラのみならず、アンテナも共有化したので、携
帯電話自体を小型化できる。特に従来のICカード内に
設けられたアンテナよりも高精度のものを用いることが
できるため、ICカードリーダライタとの通信がより確
実に実行することができる。
ントローラのみならず、アンテナも共有化したので、携
帯電話自体を小型化できる。特に従来のICカード内に
設けられたアンテナよりも高精度のものを用いることが
できるため、ICカードリーダライタとの通信がより確
実に実行することができる。
【0053】発明の実施の形態4.本実施の形態4にか
かる決済システムについて図8、図9、図10を用いて
説明する。発明の実施の形態1にかかる決済システムで
は、図3のフローチャートに示されるように、決済方法
を加盟店3の店員等により端末31に入力することとし
ていたが、この例では、利用者2自身が携帯電話1に入
力することとしている。
かる決済システムについて図8、図9、図10を用いて
説明する。発明の実施の形態1にかかる決済システムで
は、図3のフローチャートに示されるように、決済方法
を加盟店3の店員等により端末31に入力することとし
ていたが、この例では、利用者2自身が携帯電話1に入
力することとしている。
【0054】図8のフローチャートを用いて説明する。
利用者2は、商品等の購入の決定に伴って、決済方法も
決定する。そして決定した決済方法を携帯電話1に対し
て入力する(ステップS801)。具体的には、次のよ
うにして決済方法の選択を実行する。携帯電話1の画面
には、この決済サービスを適用しようとする場合、最初
に、図9に示す初期画面が表示される。この初期画面に
おいて、「1.支払い」を携帯電話1のボタン等を操作
することにより選択する。この選択に応じて、携帯電話
1の画面には、図10に示す画面が表示される。この画
面では、選択可能な決済方法が列挙されている。例え
ば、図10に示されるように、「電子マネー」、「クレ
ジットカード」、「デビットカード」、「オフラインデ
ビットカード」である。これらより、所望の決済方法を
選択する。
利用者2は、商品等の購入の決定に伴って、決済方法も
決定する。そして決定した決済方法を携帯電話1に対し
て入力する(ステップS801)。具体的には、次のよ
うにして決済方法の選択を実行する。携帯電話1の画面
には、この決済サービスを適用しようとする場合、最初
に、図9に示す初期画面が表示される。この初期画面に
おいて、「1.支払い」を携帯電話1のボタン等を操作
することにより選択する。この選択に応じて、携帯電話
1の画面には、図10に示す画面が表示される。この画
面では、選択可能な決済方法が列挙されている。例え
ば、図10に示されるように、「電子マネー」、「クレ
ジットカード」、「デビットカード」、「オフラインデ
ビットカード」である。これらより、所望の決済方法を
選択する。
【0055】他方、加盟店3の店員は、端末31に対し
て、キーボード、バーコードリーダ等により購入する商
品の金額を入力する(ステップS802)。端末31か
らは、ICカードリーダライタ30を介して携帯電話1
に対して、入力された金額情報を含む決済データが送信
される(ステップS803、S804)。
て、キーボード、バーコードリーダ等により購入する商
品の金額を入力する(ステップS802)。端末31か
らは、ICカードリーダライタ30を介して携帯電話1
に対して、入力された金額情報を含む決済データが送信
される(ステップS803、S804)。
【0056】携帯電話1は、ICカードシステム用通信
処理部12により当該決済データを受信する。そして、
受信した決済データより決済方法に関する情報を抽出す
る。この例では、決済方法は電子マネーであるため、電
子マネー処理部14が起動される。電子マネー処理部1
4は、電子マネー発行体6からダウンロードすることに
より取得した電子マネーデータのうち、当該決済データ
に含まれる商品の金額情報に基づき、商品の金額分の電
子マネーデータをICカードリーダライタ30に対して
送信する(ステップS805)。ICカードリーダライ
タ30では、ICカードシステム用通信処理部301に
よって、当該電子マネーデータを受信し(ステップS8
06)、端末31に対して送信する。携帯電話1では、
商品の金額分の電子マネーデータを削除する(ステップ
S807)。
処理部12により当該決済データを受信する。そして、
受信した決済データより決済方法に関する情報を抽出す
る。この例では、決済方法は電子マネーであるため、電
子マネー処理部14が起動される。電子マネー処理部1
4は、電子マネー発行体6からダウンロードすることに
より取得した電子マネーデータのうち、当該決済データ
に含まれる商品の金額情報に基づき、商品の金額分の電
子マネーデータをICカードリーダライタ30に対して
送信する(ステップS805)。ICカードリーダライ
タ30では、ICカードシステム用通信処理部301に
よって、当該電子マネーデータを受信し(ステップS8
06)、端末31に対して送信する。携帯電話1では、
商品の金額分の電子マネーデータを削除する(ステップ
S807)。
【0057】端末31は、ICカードリーダライタ30
を介して受信した電子マネーデータを電子マネー処理部
313により所定のメモリ領域中に格納する(ステップ
S808)。そして、端末31の操作者、例えば加盟店
の店員の指示に基づき、所定のメモリ領域中に格納した
電子マネーデータを専用線等を介して加盟店の取引銀行
5に対して送信する(ステップS809)。
を介して受信した電子マネーデータを電子マネー処理部
313により所定のメモリ領域中に格納する(ステップ
S808)。そして、端末31の操作者、例えば加盟店
の店員の指示に基づき、所定のメモリ領域中に格納した
電子マネーデータを専用線等を介して加盟店の取引銀行
5に対して送信する(ステップS809)。
【0058】その他の実施の形態.上述した携帯電話に
おいて、電子マネーやクレジットカード等の決済機能を
実行するには、所定の暗証番号を携帯電話に対して入力
しなければならないようにしてもよい。この暗証番号
は、特に携帯電話を通常の電話機能を使うために入力さ
れる暗証番号とは別個に設けるようにすることが望まし
い。決済機能に関しては、他人に実施されると利用者に
対し多大な損害をもたらす可能性が高いため、より一層
他人の不正使用を制限する必要があるからである。
おいて、電子マネーやクレジットカード等の決済機能を
実行するには、所定の暗証番号を携帯電話に対して入力
しなければならないようにしてもよい。この暗証番号
は、特に携帯電話を通常の電話機能を使うために入力さ
れる暗証番号とは別個に設けるようにすることが望まし
い。決済機能に関しては、他人に実施されると利用者に
対し多大な損害をもたらす可能性が高いため、より一層
他人の不正使用を制限する必要があるからである。
【0059】また、携帯電話に、決済機能を実行しない
場合にその機能をロックする構成としてもよい。例え
ば、携帯電話のボタン操作により決済機能をロックする
旨の入力を行うと、内部のコントローラにおいて、決済
機能を停止する。このようにすることにより、利用者が
欲しない課金が実行されることを防止することができ
る。例えば、駅の改札において、携帯電話による支払い
以外の支払いを希望するにもかかわらず、自動的に携帯
電話により課金されることをなくすことができる。
場合にその機能をロックする構成としてもよい。例え
ば、携帯電話のボタン操作により決済機能をロックする
旨の入力を行うと、内部のコントローラにおいて、決済
機能を停止する。このようにすることにより、利用者が
欲しない課金が実行されることを防止することができ
る。例えば、駅の改札において、携帯電話による支払い
以外の支払いを希望するにもかかわらず、自動的に携帯
電話により課金されることをなくすことができる。
【0060】また、上述の例では、決済の手段として、
電子マネー、クレジット、デビット、オフラインデビッ
トを例示したがこれに限定されず、種々のICカードに
より実現可能な決済が含まれる。
電子マネー、クレジット、デビット、オフラインデビッ
トを例示したがこれに限定されず、種々のICカードに
より実現可能な決済が含まれる。
【0061】
【発明の効果】本発明により、電子マネー等の決済の普
及を図ることができる手段を提供することができる。
及を図ることができる手段を提供することができる。
【図1】本発明にかかる決済システムを説明するための
図である。
図である。
【図2】本発明にかかる決済システムの一部を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】発明の実施の形態1にかかる決済システムの処
理フローを示す図である。
理フローを示す図である。
【図4】発明の実施の形態1にかかる携帯電話の構成を
示す図である。
示す図である。
【図5】発明の実施の形態2にかかる携帯電話の構成を
示す図である。
示す図である。
【図6】発明の実施の形態3にかかる携帯電話の構成を
示す図である。
示す図である。
【図7】発明の実施の形態3にかかる送受信回路の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図8】発明の実施の形態4にかかる決済システムの処
理フローを示す図である
理フローを示す図である
【図9】発明の実施の形態4にかかる携帯電話の画面表
示例を示す図である。
示例を示す図である。
【図10】発明の実施の形態4にかかる携帯電話の画面
表示例を示す図である。
表示例を示す図である。
1 携帯電話 11 携帯電話システム用通信処理部 12 ICカードシステム用通信処理部 13 決済手
段選択部 14 電子マネー処理部 15 クレジット処理部 1
6 デビット処理部 17 オフラインデビット処理部 101 コントロー
ラ 102 送受信回路 103 メモリ 106 アンテ
ナ 111 非接触型ICカード処理部 1111 コント
ローラ 1112 メモリ 1113 送受信回路 1114
送受信コイル
段選択部 14 電子マネー処理部 15 クレジット処理部 1
6 デビット処理部 17 オフラインデビット処理部 101 コントロー
ラ 102 送受信回路 103 メモリ 106 アンテ
ナ 111 非接触型ICカード処理部 1111 コント
ローラ 1112 メモリ 1113 送受信回路 1114
送受信コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA33 MB05 MB08 NA06 SA05 SA06 SA07 5B055 BB12 EE02 KK05 5B058 CA15 KA02 KA04 KA11 YA02 5K101 LL12 NN03 NN18 NN25 NN34 SS07 UU16
Claims (13)
- 【請求項1】携帯電話システムの基地局と通信を実行す
る携帯電話システム用通信処理手段と、 非接触型ICカードシステムのICカード処理装置と通
信を実行する非接触型ICカードシステム用通信処理手
段と、 前記非接触型ICカードシステム用通信処理手段を用い
て前記ICカード処理装置と決済データをやりとりする
ことにより決済を実行する決済手段とを備えた携帯電話
機。 - 【請求項2】前記決済手段は、電子マネーデータを格納
する記憶手段を有し、決済を実行する場合は、当該記憶
手段に記憶された電子マネーデータを前記非接触型IC
カードシステム用通信処理手段により送信することを特
徴とする請求項1記載の携帯電話機。 - 【請求項3】前記携帯電話システム用通信処理手段は、
電子マネーデータを受信し、前記記憶手段に格納するこ
とを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。 - 【請求項4】前記決済手段は、複数種類の決済手段を有
し、選択的に所定の決済手段を実行することができるこ
とを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。 - 【請求項5】前記非接触型ICカードシステム用通信処
理手段と前記決済手段とを内蔵するICチップを備えた
請求項1、2、3又は4記載の携帯電話機。 - 【請求項6】前記携帯電話システムのための構成要素に
対する制御と、前記非接触型ICカードシステムのため
の構成要素に対する制御を実行するコントローラを備え
た請求項1、2、3又は4記載の携帯電話機。 - 【請求項7】前記携帯電話システムのための記憶手段
と、前記非接触型ICカードシステムのための記憶手段
を共有化したことを特徴とする請求項1、2、3、4又
は6記載の携帯電話機。 - 【請求項8】前記携帯電話システム用通信処理手段にお
いて用いられるアンテナを、前記非接触型ICカードシ
ステム用通信処理手段において用いられるアンテナと共
有化したことを特徴とする請求項1、2、3、4、6又
は7記載の携帯電話機。 - 【請求項9】利用者の入力に応じて前記決済手段の機能
を停止させるロック手段を設けたことを特徴とする請求
項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の携帯電話
機。 - 【請求項10】電子マネー発行体と、当該電子マネー発
行体と通信網を介して通信可能な携帯電話機とを備えた
決済システムであって、 前記携帯電話機は、利用者からの指示に応じて、電子マ
ネーの発行要求を前記電子マネー発行体に前記通信網を
介して送信する電子マネー発行要求手段を有し、 前記電子マネー発行体は、前記電子マネー発行要求に応
じて電子マネーデータを前記携帯電話機に送信する電子
マネー発行手段を有するとともに、 さらに前記携帯電話機は、当該電子マネー発行体より送
信された電子マネーデータを受信し、記憶手段に記憶す
る決済システム。 - 【請求項11】携帯電話システムで用いられる携帯電話
機と、非接触型ICカードシステムで用いられるICカ
ード処理装置を備えた決済システムであって、 前記携帯電話機は、 前記携帯電話システムの基地局と通信を実行する携帯電
話システム用通信処理手段と、前記ICカード処理装置
と通信を実行する非接触型ICカードシステム用通信処
理手段と、当該非接触型ICカードシステム用通信処理
手段を用いて前記ICカード処理装置と決済データをや
りとりすることにより決済を実行する決済手段と有し、 前記ICカード処理装置は、 前記非接触型ICカードシステム用通信処理手段との間
で通信を実行する通信処理手段を備えた決済システム。 - 【請求項12】携帯電話機を用いた決済を行う決済方法
であって、 利用者の指示に応じて前記携帯電話機から電子マネーの
発行要求を電子マネー発行体に送信するステップと、 前記電子マネー発行要求に応じて電子マネー発行体から
電子マネーデータを前記携帯電話機に送信するステップ
と、 前記携帯電話機において当該電子マネー発行体より送信
された電子マネーデータを受信するステップと、 前記携帯電話機において受信した電子マネーデータを記
憶手段に記憶するステップと、 当該記憶手段に記憶された電子マネーデータを用いて決
済するステップとを有する決済方法。 - 【請求項13】携帯電話システムの携帯電話機と非接触
型ICカードシステムのICカード処理装置とを用いて
実行する決済方法であって、 前記携帯電話から前記ICカード処理装置に対して決済
データを送信するステップと、 前記ICカード処理装置において前記決済データを受信
するステップと、 前記ICカード処理装置において受信した決済データに
基づき決済処理を実行するステップとを有する決済方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000301742A JP2002109427A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 携帯電話機、携帯電話機を用いた決済システム及び携帯電話機を用いた決済方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000301742A JP2002109427A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 携帯電話機、携帯電話機を用いた決済システム及び携帯電話機を用いた決済方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002109427A true JP2002109427A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18783225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000301742A Pending JP2002109427A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 携帯電話機、携帯電話機を用いた決済システム及び携帯電話機を用いた決済方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002109427A (ja) |
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- 2000-10-02 JP JP2000301742A patent/JP2002109427A/ja active Pending
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