JP2002065355A - 気密コンパクト - Google Patents
気密コンパクトInfo
- Publication number
- JP2002065355A JP2002065355A JP2000262575A JP2000262575A JP2002065355A JP 2002065355 A JP2002065355 A JP 2002065355A JP 2000262575 A JP2000262575 A JP 2000262575A JP 2000262575 A JP2000262575 A JP 2000262575A JP 2002065355 A JP2002065355 A JP 2002065355A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- inner lid
- lid
- cosmetic storage
- storage tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
保持できるようにした気密コンパクトを提供すること。 【解決手段】 ケース本体と開閉蓋と、ケース本体に支
持された化粧料収納皿、該化粧料収納皿を被う中蓋とを
備えたコンパクトであって、化粧料収納皿の側壁上端部
に軟材質のパッキンを装着し、中蓋に、前記パッキンに
弾接する軟材質のパッキンを装着したことを特徴とす
る。
Description
に芳香料を混入した化粧料を収納した気密コンパクトに
関する。
せ、化粧料収納皿と中蓋との間に軟材質のパッキンを配
設して、化粧料中の香料が漏れないようにしたコンパク
トは、従来より知られている。
パッキンは、化粧料収納皿または中蓋の何れか一方のみ
に装着されていた。シール性を高めるためには、パッキ
ンの接触圧を強く取らなければならず、コンパクトの蝶
番機構のばね、ばね受け、開閉機構の係合部等の各部品
の強度をある程度強くしなければならないという問題が
あった。また、長期間にわたって使用していると、接触
圧が強いため、パッキンが疲労して気密性が減少すると
いう問題があった。
として、弱い押圧力であってもパッキンのシール性を保
持できるようにした気密コンパクトを提供することを目
的とする。
解決するため、気密コンパクトとして、ケース本体と開
閉蓋と、ケース本体に支持された化粧料収納皿、該収納
皿を被う中蓋とを備えたコンパクトであって、化粧料収
納皿の側壁上端部に軟材質のパッキンを装着し、中蓋
に、前記パッキンに弾接する軟材質のパッキンを装着し
たことを特徴とする構成を採用する。
と中蓋のパッキンが、エラストマーによってインサート
成形されていることを特徴とする構成、さらに、具体的
な形状として、化粧料収納皿上端のパッキンが平坦な弾
接面を有し、中蓋のパッキンが、内側と外側に二条の突
条を設け、外側の突起が高く隆起していることを特徴と
する構成を採用する。
て、図面を参照して説明する。図1,2において、Aは
ケース本体、Bは化粧料収納皿、Cは中蓋、Dは開閉
蓋、Eはパフである。ケース本体Aは、底壁1と側周壁
2とを具えた底枠a1と、側周壁2に嵌合する周壁3と
上壁4と段差壁5、段差壁5の内周から垂設された内壁
6とを具えた上枠a2とから構成され、その外形は、角
部を円弧とした前後左右の側辺からなる四角形としてい
る。
部7が設けられ、開閉蓋Dの蝶番機構が収容されるよう
になっている。ケース本体Aの切欠部7に対向する前側
辺の中央部には、開閉蓋Dに対する開閉機構8が配設さ
れており、左側辺の上壁4の中央部には、中蓋Cの蝶番
機構を構成する切溝9が穿設され、蝶番ピンが軸支され
ている。
には、係止リング10が立設され、内壁6の内周との間
には、化粧料収納皿Bの保持段部11が形成されてい
る。
は、角形状の底壁12と各側辺の側壁13とからなり、
各側壁13の上端近くには、等間隔をおいて切欠部14
を設けたフランジ15が突設されており、側壁13の外
面の下方から、フランジ15の切欠部14を通って、側
壁13の上端16にいたるパッキン17が、インサート
成形により各側壁13の外周に接着されている。
材質の素材をもって成形され、フランジ15に支持され
る脚部18と、脚部18から内外に水平に延びる弾接部
19とを有している。弾接部19の脚部18より内方に
延びた部分は、側壁13の上端16に弾接しており、脚
部18より外方に延びる外方水平部分20の周縁からケ
ース本体Aの係止リング10を乗り越えるように位置す
る側壁21が垂設されている。
んで上端16より低い位置に突起22が設けられ、突起
22には、係止条23が嵌着されている。
板30によって形成され、上面中央は、平坦な凹部31
となっており、各側周縁には突条32が立設されてい
る。蓋板30の左側辺には、蝶番用の連結片33が連設
され、連結片33の反対側の右側、突条32の上端に指
掛け部34が突出するように設けられ、その両側に蓋板
30の側辺から延設された一対の係止片35が設けられ
ている。
閉機構8と係合する係合片36が設けられている。蓋板
30の下面には、周縁に沿って溝37が刻設されてお
り、溝37内には、エラストマーその他軟材質のパッキ
ン38が、インサート成形によって埋め込まれている。
パッキン38には、内側と外側に突起39a,39bが
設けられており、外側の突起39bは、内側の突起39
aより高く隆起している。
部を設けた二枚の挟持板よりなっており、蝶番ピンに嵌
合することによって蝶番機構が構成される。
ケースAに対応した四角形状で、皿状に形成された頂壁
40と四つの側壁41とを具え、後側壁41a底面に
は、切欠部7に嵌挿される蝶番機構用の脚部42が垂設
されている。
番ピンに枢支され、ばねによって開閉蓋Dが開放方向に
付勢されるようになっている。蝶番機構の反対側には、
下端に鉤部を設けた係止片43が垂設されており、ケー
ス本体Aに設けた開閉機構8に係合している。頂壁40
の裏面には、鏡44が装着されており、脚部42と係止
片43の中心を通る線上に押え45a,45bが垂設さ
れている。
50と係止杆51、係止杆51とケース本体Aのばね受
けとの間に弾装されたばね部52とを具えている。係止
杆51上端の外側には、開閉蓋Dの係止片43に係合す
る鉤部が設けられ、内側には、ケース本体Aの段差壁5
の外周縁に設けられた係合突起53に案内される係合部
54が設けられている。
て説明する。コンパクトの開閉蓋Dを閉蓋したときは、
係止片43が係止杆51の鉤部に係合して、開閉蓋Dの
押え45a,45bが中蓋Cを押し下げ、中蓋Cによっ
て化粧料収納皿Bが密閉される。その際、化粧料収納皿
Bのパッキン17と中蓋Cのパッキン38が係合して、
化粧料収納皿Bを気密に保つ。
5に示すように、パッキン38の突起39aが、パッキ
ン17の脚部18上の弾接部に押圧される。外側の突起
39bは、外方水平部分20を押圧するが、外方水平部
分20は下方に撓むことができるので、双方の突起39
a,39bが、パッキン17に均等にのめり込み、シー
ル性はきわめて高くなる。
圧部50を押すと、係止杆51と係止片43の係合が外
れ、開閉蓋Dがばね力によって開閉される。同時に係合
部54が中蓋Cの係合片36を押し上げ、中蓋Cをわず
かに開いて、指掛け部34とケース本体Aの上壁4との
間に指先が入るだけの隙間をつくり、中蓋Cの開放を容
易にする。
角形状とし、化粧料収納皿と中蓋の形状を四角形とした
特定の構成のものについて説明したが、コンパクトの外
形、化粧料収納皿、中蓋の形状、構成は、実施形態に限
られない。
から、次の効果を奏する。化粧料収納皿と、化粧料収納
皿を被う中蓋に、エラストマーその他の軟材質のパッキ
ンを装着し、軟材質のパッキン同士を弾接させるように
したから、パッキンのシール性を高めることができた。
また、わずかな力でシールできるので、蝶番機構、開閉
機構等の部品の強度をひくくすることができる。
た斜視図である。
(b)は上面図である。
面図である。
明図で、(a)は側面断面図、(b)は要部拡大図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ケース本体と開閉蓋と、ケース本体に支
持された化粧料収納皿、該化粧料収納皿を被う中蓋とを
備えたコンパクトであって、 化粧料収納皿の側壁上端部に軟材質のパッキンを装着
し、 中蓋に、前記パッキンに弾接する軟材質のパッキンを装
着したことを特徴とする気密コンパクト。 - 【請求項2】 化粧料収納皿と中蓋のパッキンが、エラ
ストマーによってインサート成形されていることを特徴
とする請求項1記載の気密コンパクト。 - 【請求項3】 化粧料収納皿のパッキンが平坦な弾接面
を有し、 中蓋のパッキンが、内側と外側に二条の突条を設け、外
側の突起が高く隆起していることを特徴とする請求項
1,2記載の気密コンパクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000262575A JP4514925B2 (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 気密コンパクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000262575A JP4514925B2 (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 気密コンパクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002065355A true JP2002065355A (ja) | 2002-03-05 |
JP4514925B2 JP4514925B2 (ja) | 2010-07-28 |
Family
ID=18750237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000262575A Expired - Fee Related JP4514925B2 (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 気密コンパクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4514925B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016527972A (ja) * | 2014-07-02 | 2016-09-15 | シーティーケー カンパニー リミテッドCtk Co., Ltd | カプセル化粧品詰め替え構造及び気密機能を持つコンパクトケース |
CN106998871A (zh) * | 2014-11-24 | 2017-08-01 | 株式会社爱茉莉太平洋 | 设有具有上下密封橡胶的气密封件和连接张紧突起的粉盒容器 |
US10159324B2 (en) | 2016-12-25 | 2018-12-25 | Pt Kemas Indah Maju Co., Ltd. | Device having a sealable container for a volatile composition |
US11779093B2 (en) | 2016-12-25 | 2023-10-10 | Pt. Kemas Indah Maju Co., Ltd | Device having a sealable container for a volatile composition |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0613349B2 (ja) * | 1985-11-15 | 1994-02-23 | 日本クラウンコルク株式会社 | 耐内圧性樹脂キヤツプ |
JPH06189821A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-12 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 化粧品用コンパクト容器 |
JPH0711697Y2 (ja) * | 1990-03-28 | 1995-03-22 | 株式会社資生堂 | 気密コンパクト容器 |
JPH08347A (ja) * | 1994-06-20 | 1996-01-09 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | 気密化粧料容器 |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000262575A patent/JP4514925B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0613349B2 (ja) * | 1985-11-15 | 1994-02-23 | 日本クラウンコルク株式会社 | 耐内圧性樹脂キヤツプ |
JPH0711697Y2 (ja) * | 1990-03-28 | 1995-03-22 | 株式会社資生堂 | 気密コンパクト容器 |
JPH06189821A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-12 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 化粧品用コンパクト容器 |
JPH08347A (ja) * | 1994-06-20 | 1996-01-09 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | 気密化粧料容器 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016527972A (ja) * | 2014-07-02 | 2016-09-15 | シーティーケー カンパニー リミテッドCtk Co., Ltd | カプセル化粧品詰め替え構造及び気密機能を持つコンパクトケース |
CN106998871A (zh) * | 2014-11-24 | 2017-08-01 | 株式会社爱茉莉太平洋 | 设有具有上下密封橡胶的气密封件和连接张紧突起的粉盒容器 |
JP2017538565A (ja) * | 2014-11-24 | 2017-12-28 | 株式会社アモーレパシフィックAmorepacific Corporation | 上下部シーリングラバーを有する固定パッキン及び結合テンション凸輪を備えたコンパクト容器 |
EP3207818A4 (en) * | 2014-11-24 | 2018-05-23 | Amorepacific Corporation | Compact container provided with airtight packing having upper and lower sealing rubbers and coupling tension protrusion |
US10384842B2 (en) | 2014-11-24 | 2019-08-20 | Amorepacific Corporation | Compact container provided with airtight packing having upper and lower sealing rubbers and coupling tension protrusion |
CN106998871B (zh) * | 2014-11-24 | 2020-08-11 | 株式会社爱茉莉太平洋 | 设有具有上下密封橡胶的气密封件和连接张紧突起的粉盒容器 |
US10159324B2 (en) | 2016-12-25 | 2018-12-25 | Pt Kemas Indah Maju Co., Ltd. | Device having a sealable container for a volatile composition |
US11779093B2 (en) | 2016-12-25 | 2023-10-10 | Pt. Kemas Indah Maju Co., Ltd | Device having a sealable container for a volatile composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4514925B2 (ja) | 2010-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001258636A (ja) | 気密容器 | |
JP4514925B2 (ja) | 気密コンパクト | |
KR100486945B1 (ko) | 화장용기밀콤팩트용기 | |
JPH08347A (ja) | 気密化粧料容器 | |
KR200487836Y1 (ko) | 밀폐력이 향상된 콤팩트용기 | |
JP5037986B2 (ja) | 気密化粧料容器 | |
JPH0710658Y2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP4688998B2 (ja) | 気密容器 | |
KR100661905B1 (ko) | 음식물 보관용 밀폐용기 | |
JP3083989B2 (ja) | 化粧用気密コンパクト容器 | |
JP2587241Y2 (ja) | 化粧用コンパクト容器 | |
JP4191474B2 (ja) | 気密コンパクト | |
JP4271834B2 (ja) | コンパクト容器 | |
KR200217611Y1 (ko) | 화장품 케이스 | |
JP2002315622A (ja) | 気密化粧料容器 | |
KR20210103705A (ko) | 연질 힌지부 및 이중 사출 구조를 갖는 밀폐 용기 | |
JP2607411Y2 (ja) | コンパクトケース | |
JP2509792Y2 (ja) | 化粧用コンパクト容器 | |
JPS6346017Y2 (ja) | ||
JP3405368B2 (ja) | 気密化粧料容器 | |
JP3678030B2 (ja) | 小蓋付キャップ | |
JPH10305863A (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP4498766B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JPH08345A (ja) | 気密化粧料容器 | |
JP3849347B2 (ja) | 小蓋付キャップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100511 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100512 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4514925 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |