JP2002064317A - 車両用ガラスアンテナおよび車両用ガラスアンテナ装置 - Google Patents

車両用ガラスアンテナおよび車両用ガラスアンテナ装置

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JP2002064317A JP2000251513A JP2000251513A JP2002064317A JP 2002064317 A JP2002064317 A JP 2002064317A JP 2000251513 A JP2000251513 A JP 2000251513A JP 2000251513 A JP2000251513 A JP 2000251513A JP 2002064317 A JP2002064317 A JP 2002064317A
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Hiroshi Iijima
浩 飯島
Ryokichi Doi
亮吉 土居
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的面積の小さなサイドガラスに付設され
るガラスアンテナにおいて、TV帯域全域に亘って有効
な感度を有する自動車用ガラスアンテナを提供する。 【解決手段】 自動車のサイドガラスに設けられたガラ
スアンテナにおいて、前記ガラスアンテナは、前記サイ
ドガラスの1つのコーナー近傍に配置された第1給電点
から延伸され、前記サイドガラスの外周部に沿って配設
された第1アンテナと、前記第1給電点の近傍に配置さ
れた第2給電点から延伸され、前記第1アンテナの内側
に、台形状のループをなす第2アンテナとを有してお
り、前記第1アンテナは複数のアンテナ導体がほぼ並行
して形成されており、前記第1アンテナと第2アンテナ
は、TV波長帯域において容量結合されていることを特
徴とする車両用ガラスアンテナである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のサイドガラ
スに設けられるガラスアンテナおよびガラスアンテナ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例えば、特公平3−63845号に
示されるような自動車用ガラスアンテナが知られている
(図11参照のこと、なお符号は振り直した)。これ
は、「自動車のリアクォータ窓に付設されるガラスアン
テナであって、一対のアンテナ素子から成り、各素子の
給電点は上記窓ガラスの1つのコーナーに近接配置さ
れ、一方のアンテナ素子はガラス中心に関して時計回り
に、他方のアンテナ素子は反時計回りに各々の給電点か
ら延びていることを特徴とする自動車用窓ガラスアンテ
ナ。」である。このアンテナは、特にTV放送電波の受
信を良好にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
自動車のリアクォータ窓に付設されるガラスアンテナに
おいて、自動車の大きさやデザイン上の要請から、リア
クォータ窓の面積が大きく取れない場合が出てくる。
【0004】このような場合には、特にTV帯域で波長
の長いVHF−LO帯域(90〜108MHz)におい
て、感度が低下するという不具合が生じやすい。これ
は、この波長帯域に適するアンテナ長、あるいはアンテ
ナ面積を確保することが困難なためである。
【0005】そこで本発明は、比較的面積の小さなサイ
ドガラスに付設されるガラスアンテナにおいて、TV帯
域全域に亘って有効な感度を有する車両用ガラスアンテ
ナおよび車両用ガラスアンテナ装置の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らが、上
述の課題を解決するために、鋭意実験を重ねたところ、
以下に示す技術的アプローチによる車両用ガラスアンテ
ナが有効であることを見いだした。
【0007】まず、波長の長いVHFの低周波数帯域
(90〜108MHz)において十分な感度を得るため
に、ある程度の面積を有するループ状のアンテナを用い
ることである。具体的には、ループ状アンテナに平行部
分を設け、その平行部分にある程度の幅を持たせるよう
にした。波長の長いVHFの低周波数帯域において、十
分な感度を確保できるアンテナは、VHF−HIおよび
UHF帯域においても、十分な感度を確保することは、
さほど困難なことではない。
【0008】ところで、TV波長帯域の受信において
は、受信位置や方向による受信感度の山谷が大きいの
で、ダイバシティの構成を有するアンテナ装置が好まし
い。このために、複数のアンテナ素子にてアンテナを構
成することになる。
【0009】複数のアンテナ素子のうち、1つは上述し
たループ状のアンテナを用いる。このループ状のアンテ
ナは、VHF−LO帯域において十分な感度が得られる
アンテナである。
【0010】ダイバシティを構成するための他方のアン
テナも、VHF−LO帯域において十分な感度が必要で
ある。この他方のアンテナを、比較的面積の小さなサイ
ドガラスの周囲に配設しようとすると、上述したよう
に、ガラス周囲に配設するアンテナ線の長さが必然的に
短くなる。このため、VHF−LO帯域における十分な
感度が得られないことになる。
【0011】そこで、VHF−LO帯域において十分な
感度が得られるループ状のアンテナと、他方のアンテナ
を容量的に結合することによって、他方のアンテナにお
いても、VHF−LO帯域における感度を確保しようと
したものである。
【0012】すなわち本発明は、請求項1に記載の発明
として、車両のサイドガラスに配設されたTV波長帯域
用の車両用ガラスアンテナにおいて、前記ガラスアンテ
ナは、前記サイドガラスの1つのコーナー近傍に配置さ
れた第1給電点から延伸され、前記サイドガラスの外周
部に沿って配設された第1アンテナと、前記第1給電点
の近傍に配置された第2給電点から延伸され、前記第1
アンテナの内側に、台形状のループをなす第2アンテナ
とを有しており、前記第1アンテナは、複数のアンテナ
導体がほぼ並行して形成されており、前記第1アンテナ
と第2アンテナは、TV波長帯域において容量結合され
ていることを特徴とする車両用ガラスアンテナである。
【0013】請求項2の発明として、前記第2アンテナ
の平行部分の間隔は、少なくとも60mmである請求項
1に記載の車両用ガラスアンテナである。
【0014】請求項3の発明として、前記車両用ガラス
の周辺部には、セラミックマスクが施されている請求項
1に記載の車両用ガラスアンテナである。
【0015】請求項4の発明として、前記第1アンテナ
は、前記セラミックマスクの内周に設けられている請求
項3に記載の車両用ガラスアンテナである。
【0016】請求項5の発明として、前記車両用ガラス
の面積は、0.2m2以下である請求項1に記載の車両
用ガラスアンテナである。
【0017】請求項6の発明として、車両のサイドガラ
スに配設されたTV波長帯域用の車両用ガラスアンテナ
装置において、前記ガラスアンテナは、前記サイドガラ
スの1つのコーナー近傍に配置された第1給電点から延
伸され、前記サイドガラスの外周部に沿って配設された
第1アンテナと、前記第1給電点の近傍に配置された第
2給電点から延伸され、前記第1アンテナの内側に、台
形状のループをなす第2アンテナとを有しており、前記
第1アンテナは、複数のアンテナ導体がほぼ並行して形
成されており、前記第1アンテナと第2アンテナは、T
V波長帯域において容量結合されており、さらにダイバ
シティアンテナを構成していることを特徴とする車両用
ガラスアンテナ装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明を詳細に説明する。
【0019】(実施例)図1は、本発明の実施例である
自動車用ガラスアンテナを、車外側から平面視した図で
ある。これは、ほぼ逆台形の形状をしているリアサイド
ガラス2に、ガラスアンテナ1を設けた例である。この
リアサイドガラスにおける、窓開口部に対応する面積
は、約0.16m2である。
【0020】なお、TV受信機および接続ケーブルは、
図示していない。またTV受信機には、ダイバシティア
ンテナを構成するための切り替え装置が含まれていると
よい。
【0021】また前記ガラス2の周辺部には、セラミッ
クマスク21が施されている。このセラミックマスク
は、前記ガラスを窓開口部に接着する部分が、外側から
見えないようにするために設けられている。
【0022】すなわち、セラミックマスクの大部分は、
車体を構成する鋼板と重なることになるので、ここにア
ンテナを設けるのは、適切でない。したがって、セラミ
ックマスクの内周側に、ガラスアンテナを設けることが
好ましい。
【0023】まず図面において、ガラスに設けられたセ
ラミックマスクの内周の左上隅に、第1給電点31が設
けられている。この第1給電点より、時計回りに2本の
アンテナ導体(411,412)が、セラミックマスク
21の内周に沿って設けられ、第1アンテナ41をなし
ている。
【0024】この2本のアンテナ導体(411,41
2)は、セラミックマスク21の内周に沿ってほぼ並行
に設けられており、その間隔は30mmである。セラミ
ックマスク21の内周と、第1アンテナ41の外側導体
411との間隔は少なくとも5mmに設定した。
【0025】このうち外側のアンテナ導体411は、リ
アサイドガラスの3辺すべてに沿い、さらに残りの一辺
にまで延びている。また、この場合の第1アンテナの内
側のアンテナ導体412は、リアサイドガラス2の2辺
の途中まで形成されている。
【0026】次に第2アンテナ42について説明する。
まず、前記第1給電点31の近傍に第2給電点32が設
けられている。この第2給電点32に接続され、前記第
1アンテナ41の内側に、前記サイドガラス2の一辺側
より中央部に亘って台形状のループをなす第2アンテナ
42が設けられている。この第2アンテナ42は、必要
に応じた面積を占めるように構成されるとよい。
【0027】ここで、本発明の特徴である第1アンテナ
41と第2アンテナ42の容量結合について説明する。
第2アンテナパターン42の平行部分の間隔を100m
mとし、第1アンテナ41と第2アンテナ42の間隔を
10〜50mmまで変化させて、それぞれのアンテナの
感度を測定した。
【0028】図2に、その結果を示す。なお第1アンテ
ナ41を点線で、第2アンテナを実線で表した。図から
明らかなように、第1アンテナ41と第2アンテナ42
の間隔が30mm以下であると、いずれのアンテナで
も、−20dB以上の感度が得られている。なお、この
ようなアンテナにおいては、−20dB以上の感度が求
められている。
【0029】また第1アンテナ単独の場合の感度は、−
24.6dBで、第2アンテナ単独の場合の感度は、−
20.5dBである。したがって、2つのアンテナはT
V周波数帯域において容量結合され、それぞれ感度が向
上していることが分かる。
【0030】基本的に、第1アンテナと第2アンテナの
間隔が狭いほど、容量結合には有利である。しかし、T
V周波数帯域では、この間隔を特に狭くする必要はな
く、30mm程度まで離すことが可能である。
【0031】したがって、意匠の観点も考慮して、容量
結合にかかる間隔を決めるとよい。なお、この実施例1
では、第1アンテナ41の外側導体411と内側導体4
12の間隔と、容量結合にかかる間隔は、同じ30mm
に設計されている。
【0032】このように図1に示したガラスアンテナで
は、第1アンテナと第2アンテナを容量結合させている
のであるが、その間隔は第1アンテナ41の外側導体4
11と内側導体412の間隔と、同程度にすることがで
きる。このため、特に意匠的に、容量結合にかかるアン
テナ導体の間隔が狭くて、込み入った印象を与える畏れ
がなく、好ましい。
【0033】この実施例と、次に述べる従来例に示した
ガラスアンテナにおいて、TV帯域の受信感度を測定し
た。図3にVHF−LO帯域、図4にVHF−HI帯
域、図5にUHF帯域の結果をそれぞれ示す。なお、実
施例の第1アンテナ、第2アンテナをそれぞれ、「P 1s
t.Ant.(○)」、「P 2nd.Ant.(×)」で表した。ま
た、比較例の第1アンテナ、第2アンテナをそれぞれ、
「C 1st.Ant.(□)」、「C 2nd.Ant.(△)」で表し
た。
【0034】図より明らかなように、VHF−LO帯域
において、従来例と比較して実施例1の感度が優れてい
ることが分かる。VHF−HI帯域とUHF帯域では、
ほぼ同等の感度を示している。
【0035】本発明の自動車用ガラスアンテナでは、第
1アンテナ41と第2アンテナ42のパターンが違うの
で、それぞれのアンテナ特性が異なってくる。このた
め、ダイバシティアンテナを構成するのに適している。
【0036】また本発明のアンテナでは、第1給電点3
1と第2給電点32が、近傍に設けられているので、配
線の接続作業が容易になる利点もある。
【0037】(従来例)比較のために、上述した特公平
3−63845号公報の第6図に示されたアンテナ10
1における、アンテナ素子141およびアンテナ素子1
42を、それぞれ従来例の第1アンテナ、第2アンテナ
として、測定を行った(図12参照のこと、なお符号は
振り直した)。
【0038】この比較例のガラスにおける窓開口部に対
応する面積は、実施例1とほぼ同じ約0.16m2とし
た。なおこのアンテナ101において、アンテナ素子1
42には補助素子143が、アンテナ素子141と平行
に設けられている。
【0039】(応用例)応用例は、実施例のガラスアン
テナを左のリアサイドガラスに設け、右のリアサイドガ
ラスに図6に示すガラスアンテナを設けて、車両用ガラ
スアンテナ装置を構成した例である。なお図6は、車外
側からガラスアンテナを平面視した図である。
【0040】この応用例では、左右のリアサイドガラス
に設けた合計4つのガラスアンテナで、ダイバシティア
ンテナを構成している。左右のリアサイドガラスに、本
発明のガラスアンテナを設けると、設置位置が離れるこ
とになるので、ダイバシティを構成するのに好都合であ
る。
【0041】このときの指向特性の結果を、帯域別に周
波数を変化させてそれぞれ、図7,図8,図9に示し
た。なお右リアガラスの第1アンテナを細線で、第2ア
ンテナを細点線で表し、また左リアガラスの第1アンテ
ナを太線で、第2アンテナを太点線で表した。
【0042】図より明らかなように、どの帯域において
も、あるアンテナが大きな感度低下を起こしている角度
において、他のいずれかのアンテナが有効な感度を有し
ている。このため、問題となるような感度の落ち込む方
向は、なかった。
【0043】(変形例)本発明に用いられるアンテナ
は、以上の実施例および応用例で開示したアンテナパタ
ーンに限られることはない。図10(a),(b)に示
したようなアンテナパターンでもよい。
【0044】図10(a)では、第1アンテナ41は、
第1給電点31よりまず1本のパターンが延伸され、す
ぐに分岐されて2本のアンテナ導体が設けられている例
である。
【0045】このように、第1アンテナ41では、第1
給電点31より直接延伸する複数のアンテナ導体が設け
られていても、途中から分岐された複数本のアンテナ導
体が設けられていてもよい。さらに、第1アンテナの導
体本数は、2本に限られることなく、3本でもよい。も
し目障りにならないのであれば、4本形成してもかまわ
ない。
【0046】また第2アンテナ42も、第2給電点32
からまず1本のパターンが延伸され、その先でループを
形成している例である。またこの例は、矩形状のループ
を形成している例でもある。
【0047】また図10(b)は、ガラスの下辺側に給
電点を設けた例である。このように、第2アンテナは縦
長形状でも、横長形状でもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のガラ
スアンテナでは、ダイバシティを構成し得る第1アンテ
ナと第2アンテナを容量結合した。したがって、窓ガラ
スの面積が小さな場合でも、特にVHF−LO帯域にお
いて、優れた受信感度を有している。さらにサイドガラ
スの面積が、0.2m2以下である場合において、その
効果は顕著である。
【0049】また上述したガラスアンテナを用いて、ダ
イバシティアンテナを構成させた車両用ガラスアンテナ
装置では、特に感度の落ち込む方向がなく、良好な指向
特性を有していた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のガラスアンテナを示す図で
ある。
【図2】アンテナ間の容量結合にかかる間隔と感度の関
係を示す図である。
【図3】実施例であるガラスアンテナのVHF−LO帯
域における感度を示す図である。
【図4】実施例であるガラスアンテナのVHF−HI帯
域における感度を示す図である。
【図5】実施例であるガラスアンテナのUHF帯域にお
ける感度を示す図である。
【図6】応用例であるガラスアンテナ装置のアンテナパ
ターンを示す図である。
【図7】応用例であるガラスアンテナ装置のVHF−L
O帯域における指向特性を示す図である。
【図8】応用例であるガラスアンテナ装置のVHF−H
I帯域における指向特性を示す図である。
【図9】応用例であるガラスアンテナ装置のUHF帯域
における指向特性を示す図である。
【図10】変形例のアンテナパターンを説明する図であ
る。
【図11】特公平3−63845号公報の第5図に示さ
れたアンテナパターンを示す図である。
【図12】特公平3−63845号公報の第6図に示さ
れたアンテナパターンを示す図である。
【符号の説明】
1:ガラスアンテナ 2:ガラス板 21:セラミックマスク 31:第1給電点 32:第2給電点 41:第1アンテナパターン 411:第1アンテナパターンの外側導体 412:第1アンテナパターンの内側導体 42:第2アンテナパターン 101:ガラスアンテナ 102:ガラス板 131:第1給電点 132:第2給電点 141:第1アンテナパターン 142:第2アンテナパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA02 AA09 AA13 AB02 AB04 CA06 GA08 HA05 HA10 JA02 JA03 5J046 AA04 AB03 AB10 AB11 AB17 LA05 LA06 LA08 5J047 AA04 AB03 AB11 AB17 EA01 EA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のサイドガラスに配設されたTV波
    長帯域用の車両用ガラスアンテナにおいて、 前記ガラスアンテナは、前記サイドガラスの1つのコー
    ナー近傍に配置された第1給電点から延伸され、前記サ
    イドガラスの外周部に沿って配設された第1アンテナ
    と、前記第1給電点の近傍に配置された第2給電点から
    延伸され、前記第1アンテナの内側に、台形状のループ
    をなす第2アンテナとを有しており、 前記第1アンテナは、複数のアンテナ導体がほぼ並行し
    て形成されており、 前記第1アンテナと第2アンテナは、TV波長帯域にお
    いて容量結合されていることを特徴とする車両用ガラス
    アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記第2アンテナの平行部分の間隔は、
    少なくとも60mmである請求項1に記載の車両用ガラ
    スアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記車両用ガラスの周辺部には、セラミ
    ックマスクが施されている請求項1に記載の車両用ガラ
    スアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記第1アンテナは、前記セラミックマ
    スクの内周に設けられている請求項3に記載の車両用ガ
    ラスアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記車両用ガラスの面積は、0.2m2
    以下である請求項1に記載の車両用ガラスアンテナ。
  6. 【請求項6】 車両のサイドガラスに配設されたTV波
    長帯域用の車両用ガラスアンテナ装置において、 前記ガラスアンテナは、前記サイドガラスの1つのコー
    ナー近傍に配置された第1給電点から延伸され、前記サ
    イドガラスの外周部に沿って配設された第1アンテナ
    と、前記第1給電点の近傍に配置された第2給電点から
    延伸され、前記第1アンテナの内側に、台形状のループ
    をなす第2アンテナとを有しており、 前記第1アンテナは、複数のアンテナ導体がほぼ並行し
    て形成されており、 前記第1アンテナと第2アンテナは、TV波長帯域にお
    いて容量結合されており、さらにダイバシティアンテナ
    を構成していることを特徴とする車両用ガラスアンテナ
    装置。
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