JP2002007117A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2002007117A
JP2002007117A JP2000186331A JP2000186331A JP2002007117A JP 2002007117 A JP2002007117 A JP 2002007117A JP 2000186331 A JP2000186331 A JP 2000186331A JP 2000186331 A JP2000186331 A JP 2000186331A JP 2002007117 A JP2002007117 A JP 2002007117A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の処理を選択的に実行することができる
ようにする。 【解決手段】 入力データ(図2(A))から、その入
力単位データが、それぞれ2個ずつ時分割多重された時
分割多重データ(図2(B))が生成される。2個ずつ
時分割多重された入力単位データのうち、先に配置され
た入力単位データ(図中、”A”が付されたデータD-
1,D-2,D-3,・・・)に対しては、ノイズを除去す
る処理が施される。後に配置された入力単位データ(図
中、”B”が付されたデータD-1,D-2,D-3,・・
・)に対しては、輝度を補正する処理が施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特に、入力されたデータに対し、出力先に応じた異
なる処理を行うことができるようにした情報処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】基本的なハードウエア構成を変更せず
に、複数の処理を実行することができる装置が、開発さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、出力先
に応じて実行する処理を切り換えるとともに、その処理
を施したデータを、対応する出力先に出力する装置は、
開示されていない。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、出力先に応じて実行する処理を切り換
え、その処理を施したデータを、対応する出力先に出力
することができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、所定の入力速度で入力された入力データから、入力
データを構成する単位データのそれぞれが、N個ずつ時
分割多重された、入力速度のN倍の速度の時分割多重デ
ータを生成する生成手段と、N個の出力先と接続する接
続手段と、生成手段により生成された時分割多重データ
を取得するとともに、時分割多重データに対して、出力
先に応じた異なる複数の信号処理を実行する実行手段
と、時分割多重データに時分割多重された、N個の単位
データのそれぞれに対して、接続手段により接続された
出力先に応じた信号処理が実行されるように、N個の単
位データのそれぞれが、実行手段により取得されるタイ
ミングに応じて、実行手段により実行される信号処理
を、選択的に切り換える切り換え手段と、実行手段によ
り信号処理が施された、N個の単位データのそれぞれ
を、接続手段を介して、対応する出力先に出力させる出
力制御手段とを備えることを特徴とする。
【0006】実行手段は、信号処理として複数のクラス
分類適応処理を実行し、切り換え手段は、出力先に応じ
て、実行手段で実行されるクラス分類適応処理を、選択
的に切り換えることを特徴とする。
【0007】実行手段は、クラスタップ形成情報に基づ
いてクラスタップを形成するとともに、予測タップ形成
情報に基づいて予測タップを形成して、クラス分類適応
処理を実行し、切り換え手段は、出力先に応じて、クラ
スタップ形成情報または予測タップ形成情報を切り換え
ることを特徴とする。
【0008】切り換え手段は、実行手段により取得され
た単位データが、N個中、何番目に配置されているかを
検出し、その検出結果に基づいて、実行手段で実行され
る信号処理を切り換えることを特徴とする。
【0009】本発明の情報処理装置においては、所定の
入力速度で入力された入力データから、入力データを構
成する単位データのそれぞれが、N個ずつ時分割多重さ
れた、入力速度のN倍の速度の時分割多重データが生成
され、N個の出力先と接続され、生成された時分割多重
データが取得されるとともに、時分割多重データに対し
て、出力先に応じた異なる複数の信号処理が実行され、
時分割多重データに時分割多重された、N個の単位デー
タのそれぞれに対して、接続された出力先に応じた信号
処理が実行されるように、N個の単位データのそれぞれ
が、取得されるタイミングに応じて、実行される信号処
理が、選択的に切り換えられ、信号処理が施された、N
個の単位データのそれぞれが、対応する出力先に出力さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したデータ
処理装置1の利用例を示している。データ処理装置1に
は、複数の外部装置(図1の例では、表示装置や印刷装
置)が接続されており、データ処理装置1は、入力され
たデータD(例えば、画像データ)に対して、出力先の
外部装置に応じた処理を選択的に施し、その結果生成さ
れたデータを、対応する外部装置に出力する。
【0011】データ処理装置1の動作の概略を説明す
る。この例の場合、データ処理装置1に入力されるデー
タDは、図2(A)に示すように、所定の大きさのデー
タ(データD-1,D-2,D-3,・・・)(以下、適宜、
入力単位データと称する)毎に時分割多重されているも
のとする。
【0012】データ処理装置1は、データD(図2
(A))が入力されると、データDにおける各入力単位
データが、出力先の外部装置の数(N個)ずつ時分割さ
れた時分割多重データを生成する。
【0013】例えば、表示装置と印刷装置の2つの外部
装置が出力先である場合、図2(B)に示すように、デ
ータDにおける各入力単位データが、2個ずつ時分割多
重された(図中、繋がって配置された)時分割多重デー
タが生成される。なお、図2(B)において、以下の説
明を簡単にするために、2個ずつ繋がって配置された同
一の入力単位データのうち、先頭(第1番目)に配置さ
れた入力単位データには、”A”を、その後(第2番
目)に配置された入力単位データには、”B”を付して
いる。
【0014】次に、データ処理装置1は、生成した時分
割多重データに時分割多重されている順番に従って入力
単位データを処理する。このとき、データ処理装置1
は、入力単位データが、N個の繋がりの中で何番目に配
置されているかによって、実行する処理を切り換える。
すなわち、出力先に応じて処理が切り換えられる。
【0015】例えば、図2(B)の例では、2個の繋が
りの中で第1番目に配置された入力単位データ(”A”
が付された入力単位データD-1,D-2,D-3,・・・)
には、表示装置に対応した、ノイズを除去するための処
理が施される。また、第2番目に配置された入力単位デ
ータ(”B”が付された入力単位データD-1,D-2,D
-3,・・・)には、印刷装置に対応した、輝度を補正す
る処理が施される。
【0016】データ処理装置1は、このように、時分割
多重データに対して処理を実行するが、このときの処理
速度は、データDの入力速度のN倍の速度とされる。こ
のようにすることより、処理が施されたデータは、デー
タDの入力速度に対応した速度で、外部装置のそれぞれ
に出力される。
【0017】図2の例では、データD(図2(A))
は、時間Tに、1個の入力単位データが入力される速度
で入力される。すなわち、この場合、時分割多重データ
は、データDの入力速度の2倍の、時間Tに、2個の入
力単位データが処理される速度で処理される。このこと
より、ノイズが除去されたデータDまたは輝度が補正さ
れたデータDが、データDの入力速度と同じ速度に対応
した速度で、表示装置または印刷装置に出力される。
【0018】図3は、データ処理装置1の構成例を示し
ている。
【0019】データ処理装置1に入力される、データD
は、入力制御部10に供給される。入力制御部10は、
データDから、その入力単位データが、N個ずつ時分割
多重された時分割多重データを生成し、それを、データ
Dの入力速度のN倍の速度で、同期信号生成部11およ
び総合情報処理部12に供給する。
【0020】この例の場合、入力制御部10は、2つの
FIFO21,22とスイッチ23を有しており、データD
の入力単位データの、FIFO21またはFIFO22に対する
書き込みおよび読み出しを、スイッチ23を利用して制
御することで、図2(B)に示したように、データDの
入力単位データが、それぞれ2個ずつ時分割多重された
時分割多重データを生成し、それを、データDの入力速
度の2倍の速度で、同期信号生成部11および総合情報
処理部12に出力する。
【0021】同期信号生成部11は、入力制御部10か
ら供給された時分割多重データの入力単位データに付加
されたヘッダを参照して、同期情報を読み取るととも
に、読み取った同期情報に基づいて同期信号を生成し、
総合情報処理部12に供給する。例えば、図2(C)に
示すように、時分割多重データ(図2(B))の入力単
位データの位置に対応するクロックが同期信号として生
成される。
【0022】総合情報処理部12は、入力制御部10か
ら供給された時分割多重データに対して、出力先(例え
ば、表示装置または印刷装置)に応じた処理(例えば、
ノイズを除去する処理または輝度を補正する処理)(以
下、適宜、信号処理と称する)を実行する。
【0023】総合情報処理部12はまた、出力先に応じ
た(実行する信号処理に応じた)ストレージ部13のス
トレージ14とFIFO部15のFIFO16を選択する処理
(以下、適宜、選択処理と称する)を実行する。
【0024】総合情報処理部12は、信号処理を実行す
る際、信号処理を実行する上で必要な各種データ(以
下、適宜、必要データと称する)を、選択したストレー
ジ部13のストレージ14に、適宜、供給し、蓄積させ
る。そして総合情報処理部12は、必要に応じて、スト
レージ部13のストレージ14から、必要データを読み
出し、それを利用して信号処理を実行する。
【0025】総合情報処理部12は、信号処理を実行し
た結果生成されたデータ(以下、処理済みデータと称す
る)を、選択したFIFO部15のFIFO16に供給する。
【0026】ストレージ部13は、N個のストレージ1
4−1乃至14−Nから構成されている。総合情報処理
部12により選択されたストレージ14は、総合情報処
理部12から供給された必要データを蓄積するととも
に、要求に応じて、これらのデータを、総合情報処理部
12に供給する。
【0027】FIFO部15は、外部装置とそれぞれ接続さ
れるFIFO16−1乃至16−Nから構成されている。総
合情報処理部12により選択されたFIFO16は、総合情
報処理部12から供給された処理済みデータを、一時的
に記憶するとともに、それを、接続される外部装置に出
力する。なお、この例の場合、FIFO16−1には、表示
装置が、そしてFIFO16−2には、印刷装置が接続され
ている。
【0028】次に、データ処理装置1の動作を説明す
る。
【0029】この例の場合、データ処理装置1には、図
4(A)に示すように、時分割多重されたデータDが入
力される。なお、図4(A)は、図2(A)のデータD
を、後述する図4(B)乃至(G)に示すデータと共通
の時間軸に対応させて表したものである。
【0030】入力制御部10(FIFO21)に、例えば、
入力単位データのデータD-1(図4(A))が入力され
たとする。このとき、FIFO21は、入力されたデータD
-1を一時的に保持した後、FIFO22およびスイッチ23
に出力する。スイッチ23は、このタイミングで、FIFO
21と接続して、FIFO21の出力であるデータD-1を入
力し、同期信号生成部11および総合情報処理部12に
出力する。
【0031】FIFO22は、FIFO21からのデータD-1
を、所定の時間(FIFO21に保持されていたデータD-1
が同期信号生成部11および総合情報処理部12に出力
されるまでの時間)保持した後、スイッチ23に出力す
る。スイッチ23は、このタイミングで、FIFO22と接
続して(接続を、FIFO21からFIFO22に切り換え
て)、FIFO22の出力であるデータD-1を入力し、同期
信号生成部11および総合情報処理部12に出力する。
すなわち、ここまでの処理により、図4(B)に示すよ
うに、繋がって配置された2個のデータD-1(図中、”
A”と”B”が付されたデータD-1)が、同期信号生成
部11および総合情報処理部12に出力される。
【0032】FIFO22からのデータD-1が、スイッチ2
3を介して、同期信号生成部11および総合情報処理部
12に出力されている間、FIFO21には、データD-2
(図4(A))が入力される。FIFO21は、データD-2
を所定の時間(FIFO22に保持されていたデータD-1が
同期信号生成部11および総合情報処理部12に出力さ
れるまでの時間)保持した後、FIFO22およびスイッチ
23に出力する。スイッチ23は、このタイミングで、
FIFO21と接続し(接続を、FIFO22からFIFO21に切
り換えて)、FIFO21の出力であるデータD-2を入力
し、同期信号生成部11および総合情報処理部12に出
力する。
【0033】FIFO22は、FIFO21からのデータD-2を
所定の時間保持した後、スイッチ23に出力する。スイ
ッチ23は、このタイミングで、FIFO22と接続し、FI
FO22の出力であるデータD-2を入力し、同期信号生成
部11および総合情報処理部12に出力する。すなわ
ち、ここまでの処理により、図4(B)に示すように、
繋がって配置された2個のデータD-2(図中、”A”
と”B”が付されたデータD-2)が、同期信号生成部1
1および総合情報処理部12にさらに出力される。
【0034】入力制御部10のFIFO21乃至スイッチ2
3は、時間Tに、2個の入力単位データが、同期信号生
成部11および総合情報処理部12に出力されるように
(データDの入力速度の2倍の速度で出力されるよう
に)、上述した処理を実行する。
【0035】以上のような処理が、データD-3以降の入
力単位データ(図4(A))に対しも行われる。すなわ
ち、これにより、データDの各入力単位データが、2個
ずつ時分割多重された時分割多重データ(図4(B))
が、データDの入力速度の2倍の速度で、同期信号生成
部11および総合情報処理部12に出力される。なお、
図4(B)は、図2(B)の時分割多重データを、図4
(A)のデータDの他、後述する図4(C)乃至図4
(G)のデータと共通の時間軸に対応させて表したもの
である。
【0036】同期信号生成部11は、入力制御部10か
ら供給された時分割多重データに基づいて、同期信号を
生成し(図4(C))、総合情報処理部12に供給す
る。
【0037】総合情報処理部12は、図4(B)中、”
A”が付されたデータD-1が、入力制御部10から供給
されると、すなわち、2個ずつ繋がって配置されている
同一の入力単位データのうち、第1番目に配置された入
力単位データが供給されると、表示装置に対応した(ノ
イズを除去する信号処理に対応した)ストレージ部13
のストレージ14−1とFIFO部15のFIFO16−1を選
択する(選択処理を実行する)。
【0038】そして総合情報処理部12は、選択したス
トレージ部13のストレージ14−1に必要データを供
給したり、またそれを読み出すようにして、”A”が付
されたデータD-1に対してノイズを除去するための信号
処理を実行する。総合情報処理部12は、その処理の結
果生成された処理済みデータDa-1を、選択したFIFO部
15のFIFO16−1に供給する。
【0039】FIFO部15のFIFO16−1に供給された、
総合情報処理部12からの処理済みデータDa-1(ノイ
ズが除去された、図4(B)中、”A”が付されたデー
タD-1)は、図4(D)に示すようなタイミングで、そ
こに書き込まれる。そして、所定の時間保持された後、
図4(E)に示すようなタイミングで、表示装置に出力
される。
【0040】次に、図4(B)中、”B”が付されたデ
ータD-1が、入力制御部10から入力されると、すなわ
ち、2個ずつ繋がって配置されている同一の入力単位デ
ータのうち、第2番目に配置された入力単位データが供
給されると、総合情報処理部12は、印刷装置に対応し
た(輝度を補正する信号処理に対応した)ストレージ部
13のストレージ14−2とFIFO部15のFIFO16−2
を選択する。
【0041】そして総合情報処理部12は、選択したス
トレージ部13のストレージ14−2に必要データを供
給したり、またそれを読み出すようにして、”B”が付
されたデータD-1に対して、輝度を補正するための信号
処理を実行する。総合情報処理部12は、その処理の結
果生成された処理済みデータDb-1を、選択したFIFO部
15のFIFO16−2に供給する。
【0042】FIFO部15のFIFO16−2に供給された、
総合情報処理部12からの処理済みデータDb-1(輝度
が補正された、図4(B)中、”B”が付されたデータ
D-1)は、図4(F)に示すようなタイミングで、そこ
に書き込まれる。そして、所定の期間保持された後、図
4(G)に示すようなタイミングで、印刷装置に出力さ
れる。
【0043】次に、図4(B)中、”A”が付されたデ
ータD-2(第1番目に配置された入力単位データ)が総
合情報処理部12に供給されると、ストレージ部13の
ストレージ14−1とFIFO部15のFIFO16−1が再び
選択される。そして”A”が付されたデータD-2に対し
て、ノイズを除去するための信号処理が実行され、その
結果生成された処理済みデータDa-2が、選択されたFIF
O部15のFIFO16−1に供給される。
【0044】FIFO部15のFIFO16−1に供給された、
総合情報処理部12からの処理済みデータDa-2(ノイ
ズが除去された、図4(B)中、”A”が付されたデー
タD-2)は、図4(D)に示すようなタイミングで、そ
こに書き込まれる。そして、所定の時間保持された後、
図4(E)に示すようなタイミングで、表示装置に出力
される。すなわち、表示装置には、データDの入力速度
に対応した速度で、処理済みデータDaが出力される。
【0045】次に、図4(B)中、”B”が付されたデ
ータD-2(第2番目に配置された入力単位データ)が総
合情報処理部12に供給されると、ストレージ部13の
ストレージ14−2とFIFO部15のFIFO16−2が選択
される。そして”B”が付されたデータD-2に対して、
輝度を補正するための信号処理が実行され、その結果生
成された処理済みデータDb-2が、選択されたFIFO部1
5のFIFO16−2に供給される。
【0046】FIFO部15のFIFO16−2に供給された、
総合情報処理部12からの処理済みデータDb-2(輝度
が補正された、図4(B)中、”B”が付されたデータ
D-2)は、図4(F)に示すようなタイミングで、そこ
に書き込まれる。そして、所定の期間保持された後、図
4(G)に示すようなタイミングで、印刷装置に出力さ
れる。すなわち、印刷装置には、データDの入力速度に
対応した速度で、処理済みデータDbが出力される。
【0047】以上のような処理が、時分割多重データ
(図4(B))に時分割多重されているデータD-3以降
に供給される入力単位データに対しても行われる。
【0048】このようにして、入力されたデータDに対
して、出力先に応じたそれぞれ異なる処理が施され、そ
の結果生成されたデータが、対応する出力先に出力され
る。なお、ここでは、データDが、時分割多重されて入
力される場合を例としているが、例えば、周波数多重な
どの他の多重が施された状態で入力される場合において
も、本発明を適用することができる。なお、この場合、
入力制御部10は、入力された周波数多重されたデータ
Dから、上述したような時分割データを生成することが
できる構成を有する。
【0049】図5は、総合情報処理部12の構成例を示
している。
【0050】総合情報処理部12は、切り換え信号生成
回路31、処理関連情報管理部32、処理実行部33、
蓄積データ入出力制御部34、および出力データ出力制
御部35から構成されている。
【0051】総合情報処理部12に供給された時分割多
重データは、切り換え信号生成回路31および処理実行
部33にそれぞれ供給される。また総合情報処理部12
に供給された、同期信号生成部11からの同期信号は、
切り換え信号生成回路31に供給される。
【0052】切り換え信号生成回路31は、供給され
た、時分割多重データの入力単位データに付加されてい
るヘッダを参照し、その入力単位データが、時分割多重
データにおけるN個の繋がりの中で、何番目に配置され
ているものかを検出し、その検出結果を含む信号(以
下、切り換え信号と称する)を生成する。
【0053】図4(B)の例では、第1番目に配置され
ている入力単位データ(図中、”A”が付されている入
力単位データ)であるか、または第2番目に配置されて
いる入力単位データ(図中、”B”が付されている入力
単位データ)であるかが検出され、その検出結果を含む
切り換え信号が生成される。
【0054】切り換え信号生成回路31は、生成した切
り換え信号を、同期信号生成部11から供給された同期
信号に対応するタイミングで、処理関連情報管理部32
乃至出力データ出力制御部35に出力する。例えば、図
4(C)に示す同期信号に対応するタイミングで、切り
換え信号が出力される。
【0055】処理関連情報管理部32は、処理実行部3
3で実行される信号処理に関連する情報(以下、処理関
連情報と称する)を記憶しており、切り換え信号生成回
路31から、切り換え信号が供給されたとき、その切り
換え信号に対応する信号処理の処理関連情報を、処理実
行部33に供給する。
【0056】図4(B)の例では、第1番目に配置され
ている入力単位データ(図中、”A”が付されている入
力単位データ)を検出した旨が、切り換え信号に含まれ
ている場合、ノイズを除去する信号処理の処理関連情報
が、処理実行部33に供給される。一方、第2番目に配
置されている入力単位データ(図中、”B”が付されて
いる入力単位データ)を検出した旨が、切り換え信号に
含まれている場合、輝度を補正する信号処理の処理関連
情報が、処理実行部33に供給される。
【0057】処理実行部33は、供給される、時分割多
重データの入力単位データに対して、切り換え信号生成
回路31からの切り換え信号に対応する信号処理を、処
理関連情報管理部32から供給された処理関連情報に基
づいて実行する。
【0058】図4(B)の例では、第1番目に配置され
ている入力単位データを検出した旨が、切り換え信号に
含まれている場合、ノイズを除去する信号処理が実行さ
れ、第2番目に配置されている入力単位データを検出し
た旨が、切り換え信号に含まれている場合、輝度を補正
する信号処理が実行される。
【0059】蓄積データ入出力制御部34は、切り換え
信号生成回路31からの切り換え信号に対応したストレ
ージ部13のストレージ14を選択する(選択処理を実
行する)。このことより、処理実行部33は、信号処理
を実行する上での必要データを、適宜、蓄積データ入出
力制御部34を介して、選択されたストレージ部13の
ストレージ14に供給し、蓄積させる。そして処理実行
部33は、必要に応じて、蓄積データ入出力制御部34
を介して、必要データを読み出すとともに、それを利用
して信号処理を実行する。
【0060】図4(B)の例では、第1番目に配置され
ている入力単位データを検出した旨が、切り換え信号に
含まれている場合、ストレージ部13のストレージ14
−1が選択される。これにより、処理実行部33は、ノ
イズを除去する信号処理を実行する上での必要データ
を、適宜、蓄積データ入出力制御部34を介して、選択
されたストレージ部13のストレージ14−1に供給
し、蓄積させる。そして処理実行部33は、必要に応じ
て、蓄積データ入出力制御部34を介して、その必要デ
ータを読み出すとともに、それを利用してノイズを除去
する信号処理を実行する。
【0061】一方、第2番目に配置されている入力単位
データを検出した旨が、切り換え信号に含まれている場
合、ストレージ部13のストレージ14−2が選択され
る。これにより、処理実行部33は、輝度を補正する信
号処理を実行する上での必要データを、適宜、蓄積デー
タ入出力制御部34を介して、選択されたストレージ部
13のストレージ14−2に供給し、蓄積させる。そし
て処理実行部33は、必要に応じて、蓄積データ入出力
制御部34を介して、その必要データを読み出すととも
に、それを利用して輝度を補正する信号処理を実行す
る。
【0062】出力データ出力制御部35は、切り換え信
号生成回路31からの切り換え信号に対応したFIFO部1
5のFIFO16を選択する(選択処理を実行する)。この
ことより、処理実行部33は、入力単位データに対し
て、信号処理を施した結果生成された処理済みデータ
を、出力データ出力制御部15を介して、選択されたFI
FO部15のFIFO16に出力する。
【0063】図4(B)の例では、第1番目に配置され
ている入力単位データを検出した旨が、切り換え信号に
含まれている場合、FIFO部15のFIFO16−1が選択さ
れる。これにより、処理実行部33は、ノイズを除去す
る信号処理を実行した結果生成された処理済みデータ
(図4(D)中、データDa-1,Da-2,Da-3,・・
・)を、出力データ出力制御部35を介して、選択され
たFIFO部15のFIFO16−1に出力する。
【0064】一方、第2番目に配置されている入力単位
データを検出した旨が、切り換え信号に含まれている場
合、FIFO部15のFIFO16−2が選択される。これによ
り、処理実行部33は、輝度を補正する信号処理を実行
した結果生成された処理済みデータ(図4(F)中、デ
ータDb-1,Db-2,Db-3,・・・)を、出力データ出
力制御部35を介して、選択されたFIFO部15のFIFO1
6−2に出力する。
【0065】次に、図6を参照して、処理実行部33の
構成について説明する。
【0066】処理実行部33は、2つのデータ生成回路
41,44、3つの制御メモリ42,45,47、1つ
の制御信号生成回路43、および1つの演算回路46を
有している。
【0067】制御メモリ42、制御メモリ45、および
制御メモリ47のそれぞれは、処理関連情報管理部32
から供給された処理関連情報を記憶するとともに、必要
に応じて、データ生成回路41,44、および演算回路
46に供給する。なお、制御メモリ42,45,47
に、それぞれ供給される処理関連情報は、データ生成回
路41,44が生成するデータ、または演算回路46が
実行する演算によって異なる。すなわち、処理実行部3
3が実行する信号処理(例えば、ノイズ除去処理または
輝度補正処理)によって異なる。その具体例は、後述す
る。
【0068】処理実行部33に供給された時分割多重デ
ータは、データ生成回路41およびデータ生成回路44
に供給される。処理実行部33に供給された、切り換え
信号生成回路31からの切り換え信号は、データ生成回
路41,44、制御信号生成回路43、および演算回路
46にそれぞれ供給される。
【0069】データ生成回路41は、切り換え信号生成
回路31からの切り換え信号に対応する信号処理を実行
する上で必要なデータ(以下、生成データと称する)
を、制御メモリ42より供給された処理関連情報に基づ
いて生成し、制御信号生成回路43に供給する。なお、
データ生成回路41が生成する生成データの具体例は、
後述する。
【0070】また、データ生成回路41はこのとき、生
成データを生成する上で必要なデータ(必要データ)
を、蓄積データ入出力制御部34を介して、ストレージ
部13のストレージ14に、適宜、供給し、蓄積させ
る。そしてデータ生成回路41は、必要に応じて、蓄積
データ入出力制御部34を介して、必要データを読み出
すとともに、それを利用して生成データを生成する。
【0071】制御信号生成回路43は、データ生成回路
41から供給された生成データに基づいて、切り換え信
号生成回路31からの切り換え信号に対応する信号処理
において必要な制御信号を生成し、制御メモリ45およ
び制御メモリ47に供給する。制御信号生成回路43が
生成する制御信号の具体例は、後述する。
【0072】制御メモリ45は、記憶する処理関連情報
のうち、制御信号生成回路43から供給された制御信号
に対応するアドレスに記憶している処理関連情報を、デ
ータ生成回路44に供給する。
【0073】データ生成回路44は、切り換え信号生成
回路31からの切り換え信号に対応した信号処理を実行
する上で必要な生成データを、制御メモリ45より供給
された処理関連情報に基づいて生成し、演算回路46に
供給する。なお、データ生成回路44が生成する生成デ
ータの具体例は、後述する。
【0074】また、データ生成回路44はこのとき、生
成データを生成する上で必要なデータ(必要データ)
を、蓄積データ入出力制御部34を介して、ストレージ
部13のストレージ14に、適宜、供給し、蓄積させ
る。そしてデータ生成回路44は、必要に応じて、蓄積
データ入出力制御部34を介して、必要データを読み出
すとともに、それを利用して生成データを生成する。
【0075】制御メモリ47は、記憶する処理関連情報
のうち、制御信号生成回路43から供給された制御信号
に対応するアドレスに記憶している処理関連情報を、演
算回路46に供給する。
【0076】演算回路46は、データ生成回路44から
供給された生成データおよび制御メモリ47から供給さ
れた処理関連情報を利用して、切り換え信号生成回路3
1からの切り換え信号に対応する演算を実行し、その結
果算出されたデータ(処理済みデータ)を、出力データ
出力制御部35を介して、FIFO部15の所定のFIFO16
に供給する。
【0077】次に、ノイズ除去処理としてのクラス分類
適応処理を実行する場合の処理実行部33の動作を説明
する。すなわち、この例の場合、データ生成回路41
は、生成データとして、クラスタップを生成し、制御信
号生成回路43は、制御信号としてクラスコードを生成
し、データ生成回路44は、生成データとして予測タッ
プを生成し、そして演算回路46は、注目画素の画素値
を予測する演算を行う。
【0078】つまり、このとき、制御メモリ42に記憶
される、処理関連情報管理部32からの処理関連情報
は、このクラス分類適応処理においてクラスタップとし
て選択される画素に関する情報(以下、適宜、クラスタ
ップ形成情報と称する)であり、制御メモリ45に記憶
される処理関連情報は、このクラス分類適応処理におい
て予測タップとして選択される画素に関する情報(以
下、適宜、予測タップ形成情報と称する)である。ま
た、制御メモリ47に記憶される処理関連情報は、この
クラス分類適応処理における予測値算出のための予測係
数セットである。
【0079】データ生成回路41は、このクラス分類適
応処理により最終的に得られる画像(ノイズが除去され
た画像)を構成する画素を、順次、注目画素とし、その
注目画素に対して、制御メモリ42から供給されたクラ
スタップ形成情報で示される画素を、データDの画像
(入力画像)から選択し、それを、クラスタップとし
て、制御信号生成回路43に供給する。例えば、図7に
示すように、注目画素に対応する入力画像の画素X1を
中心とする3行3列の画素(図中、点線の枠内の画素)
が、クラスタップとして選択される。
【0080】制御信号生成回路43は、データ生成回路
41から供給されたクラスタップを構成する入力画像の
画素(以下、入力画素と称する)の画素値の特徴(例え
ば、分布)を検出し、その特徴にあらかじめ割り当てら
れた値を、注目画素のクラスとして、制御メモリ45,
47に供給する。
【0081】ところで、画素には、一般的に、8ビット
のデータが割り当てられているので、この例の場合にお
いても、入力画素に8ビットのデータが割り当てられて
いるとすると、クラスタップを構成する画素の、例え
ば、画素値の数は、莫大になり、係数を記憶するメモリ
等の記憶容量を大きくしなければならないなどの問題が
生じる。
【0082】そこで、この例の場合、制御信号生成回路
43は、実際は、クラス分類を行うための前処理とし
て、クラスタップを構成する画素のビット数を低減(圧
縮)する処理を行う。このビット数の圧縮処理方法とし
て、例えば、ADRC(Adaptive Dynamic Range Coding)
処理がある。
【0083】このADRC処理では、処理ブロック(クラス
タップ)を構成する画素から、最大の画素値MAXと最小
の画素値MINがそれぞれ検出されるとともに、画素値MAX
と画素値MINとの差分DR(=画素値MAX−画素値MIN)が
演算され、このDRが処理ブロックの局所的なダイナミッ
クレンジDRとされる。そして、処理ブロックを構成する
各画素値から画素値MINが減算され、その減算値が、DR
/2Kでそれぞれ除算される。その結果、処理ブロック
であるクラスタップを構成する各画素値が、元の割当ビ
ット数(8ビット)より少ないKビットに再量子化され
る。これにより、ADRC処理を行わない場合に比較して、
クラス数を少ないものとすることができる。
【0084】なお、制御信号生成回路43における圧縮
処理は、ADRC処理に限定されるものではなく、その他
の、例えば、ベクトル量子化等を用いることも可能であ
る。
【0085】制御信号生成回路43は、このようにして
得られた、クラスタップを構成する入力画素についての
Kビットの画素値から、そのクラスを検出し、その検出
結果に基づいて、注目画素のクラスコードを決定する。
【0086】データ生成回路44は、入力画像から、注
目画素に対して、制御メモリ45から供給された予測タ
ップ形成情報(制御メモリ45にこのとき記憶されてい
る予測タップ形成情報のうち、制御信号生成回路43か
ら供給されたクラスコードに対応するアドレスに記憶さ
れている予測タップ形成情報)で示される入力画素を選
択し、これを予測タップとして、演算回路46に供給す
る。なお、この例の場合、予測タップは、クラスタップ
と同様に、注目画素に対応する画素を中心とする3行3
列の画素から形成されるものとする。
【0087】演算回路46は、データ生成回路44から
供給された予測タップを構成する入力画素の画素値(画
素値x1,x2,・・・)と、制御メモリ47からこのと
き供給された予測係数セット(制御メモリ47にこのと
き記憶されている予測係数セットのうち、制御信号生成
回路43から供給されたクラスコードに対応するアドレ
スに記憶されている予測係数セット)(予測係数セット
1,w2,・・・)とを用いて、その予測係数セットw
と各画素値xの、例えば、線形結合により規定される線
形1次結合モデルである式(1)に従って演算を行い、
注目画素yの予測値E[y]を算出する。その予測値E
[y]が、この例の場合における処理済みデータであり、
最終的に生成される画像の画素値を表す。
【0088】 E[y]=w11+w22+・・・・・・(1) なお、非線形結合によるモデルを利用して、演算を行う
こともできる。
【0089】演算回路46は、このようにして算出した
処理済みデータを、出力データ出力制御部35に供給す
る。
【0090】以上のようにして、ノイズを除去するため
のクラス分類適応処理が実行される。なお、ノイズを除
去するためのクラス分類適処理は、本出願人が先に出願
した特開平7-115569号公報に、より詳細に示されてい
る。
【0091】次に、輝度補正処理に対応するクラス分類
適応処理を実行する場合の処理実行部33の動作を説明
する。すなわち、この例の場合、制御メモリ42に記憶
される処理関連情報としてのクラスタップ形成情報、制
御メモリ45に記憶される処理関連情報としての予測タ
ップ形成情報、そして制御メモリ47に記憶される処理
関連情報としての予測係数セットのそれぞれは、輝度を
補正するためのクラス分類適応処理に対応するものであ
る。
【0092】データ生成回路41は、入力画像の、例え
ば、1フィールドまたは1フレーム内の画素の輝度値
を、制御信号生成回路43に供給する。
【0093】データ生成回路41はまた、制御メモリ4
2から供給されるクラスタップ形成情報に基づいて、ク
ラスタップを形成し、制御信号生成回路43に供給す
る。
【0094】制御信号生成回路43は、データ生成回路
41から供給された、1フィールドまたは1フレームの
画素の輝度値に基づいて、nビットのコードを生成す
る。具体的には、輝度値が、s個の領域に分けられ、そ
の領域毎の、供給された1フィールドまたは1フレーム
内の度数が積算される。そして積算された度数に基づい
て、領域毎にaビットの量子化が行われ、合計n(=s
×a)ビットのコードが生成される。なお、ここで生成
されたコード(以下、第1のクラスコードと称する)
は、輝度値の分布の偏り(暗い方に偏っているか、また
は明るい方に偏っているか)を表す。
【0095】制御信号生成回路43はまた、データ生成
回路41から供給されたクラスタップを構成する入力画
素から、輝度値の最大値と最小値を検出し、検出した輝
度値の最大値と最小値に基づいて、mビットのコードを
生成する。ここで生成されるコード(以下、第2のクラ
スコードと称する)は、いわゆる空間の輝度の変化の様
子を示す。
【0096】制御信号生成回路43はさらに、データ生
成回路41から供給されたクラスタップを構成する入力
画素の輝度値の平均値を算出し、算出したその平均値
を、シフトして、ビットに量子化し、第3のクラスコー
ドを生成する。
【0097】制御信号生成回路43は、生成した第1の
クラスコード、第2のクラスコード、および第3のクラ
スコードに基づいて、最終的なクラスコードを決定し、
制御メモリ45および制御メモリ47に供給する。
【0098】この例の場合におけるデータ生成回路44
乃至制御メモリ47の処理は、上述した、ノイズを除去
するためのクラス分類適応処理を実行する場合と基本的
に同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0099】以上のようにして、輝度を補正するための
クラス分類適応処理が実行される。なお、輝度を補正す
るためのクラス分類適処理は、本出願人が先に出願した
特開平9-147101号公報に、より詳細に示されている。
【0100】
【発明の効果】本発明の情報処理装置によれば、所定の
入力速度で入力された入力データから、入力データを構
成する単位データのそれぞれが、N個ずつ時分割多重さ
れた、入力速度のN倍の速度の時分割多重データを生成
し、N個の出力先と接続し、生成された時分割多重デー
タを取得するとともに、時分割多重データに対して、出
力先に応じた異なる複数の信号処理を実行し、時分割多
重データに時分割多重された、N個の単位データのそれ
ぞれに対して、接続された出力先に応じた信号処理が実
行されるように、N個の単位データのそれぞれが、取得
されるタイミングに応じて、実行される信号処理を、選
択的に切り換えるようにしたので、信号処理が施され
た、N個の単位データのそれぞれを、対応する出力先に
出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ処理装置1の利用例を
示す図である。
【図2】時分割多重入力データの構成を示す図である。
【図3】図1のデータ処理装置1の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】データ処理のタイミングチャートである。
【図5】図3の総合情報処理部12の構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】図5の共通処理実行部33の構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】クラスタップを説明するための図である。
【符号の説明】
1 データ処理装置, 10 入力制御部, 11 同
期信号生成部, 12総合情報処理部, 13 ストレ
ージ部, 14 ストレージ, 15 FIFO部, 16
FIFO, 31 切り換え信号生成回路, 32 処理
関連情報管理部, 33 処理実行部, 34 蓄積デ
ータ入出力制御部, 35 出力データ出力制御部,
41 データ生成回路, 42 制御メモリ, 43
制御信号生成回路, 44 データ生成回路, 45
制御メモリ, 46 演算回路, 47 制御メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B013 AA18 5C021 PA62 PA72 PA78 PA82 RB00 RB03 RB07 RB08 SA00 XA43 YA01 YC03 YC07 YC08 YC09 YC14 ZA01 ZA02 5C059 KK06 MA28 MC18 MD04 PP16 TA60 TB08 TC00 TC02 TC34 TD02 TD05 TD13 TD14 TD15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の入力速度で入力された入力データ
    から、前記入力データを構成する単位データのそれぞれ
    が、N個ずつ時分割多重された、前記入力速度のN倍の
    速度の時分割多重データを生成する生成手段と、 前記N個の出力先と接続する接続手段と、 前記生成手段により生成された前記時分割多重データを
    取得するとともに、前記時分割多重データに対して、前
    記出力先に応じた異なる複数の信号処理を実行する実行
    手段と、 前記時分割多重データに時分割多重された、N個の前記
    単位データのそれぞれに対して、前記接続手段により接
    続された前記出力先に応じた前記信号処理が実行される
    ように、N個の前記単位データのそれぞれが、前記実行
    手段により取得されるタイミングに応じて、前記実行手
    段により実行される前記信号処理を、選択的に切り換え
    る切り換え手段と、 前記実行手段により前記信号処理が施された、N個の前
    記単位データのそれぞれを、前記接続手段を介して、対
    応する前記出力先に出力させる出力制御手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記実行手段は、前記信号処理として複
    数のクラス分類適応処理を実行し、 前記切り換え手段は、前記出力先に応じて、前記実行手
    段で実行される前記クラス分類適応処理を、選択的に切
    り換えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記実行手段は、クラスタップ形成情報
    に基づいてクラスタップを形成するとともに、予測タッ
    プ形成情報に基づいて予測タップを形成して、前記クラ
    ス分類適応処理を実行し、 前記切り換え手段は、前記出力先に応じて、前記クラス
    タップ形成情報または前記予測タップ形成情報を切り換
    えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記切り換え手段は、前記実行手段によ
    り取得された前記単位データが、N個中、何番目に配置
    されているかを検出し、その検出結果に基づいて、前記
    実行手段で実行される前記信号処理を切り換えることを
    特徴とする請求項1に情報処理装置。
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