JP2001287706A - ストレッチフィルム包装機 - Google Patents
ストレッチフィルム包装機Info
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- JP2001287706A JP2001287706A JP2000103574A JP2000103574A JP2001287706A JP 2001287706 A JP2001287706 A JP 2001287706A JP 2000103574 A JP2000103574 A JP 2000103574A JP 2000103574 A JP2000103574 A JP 2000103574A JP 2001287706 A JP2001287706 A JP 2001287706A
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- film
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- stretch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 包装ステーションに張設したフィルムの先端
の折れ曲がりを防止して、包装の仕上り状態を向上させ
ると共に、フィルムの有効長が短くなるのを防止するス
トレッチフィルム包装機を提供する。 【解決手段】 フィルムロールからフィルムFを引き出
し、そのフィルムFの幅方向の両側縁部を一対の搬送ベ
ルト31,32で挟持して包装部へ搬送し、そのフィル
ムFの下側からエレベータ機構により被包装物を突き上
げて被包装物の上面をフィルムFで覆い、フィルムFの
端部を被包装物の底面に折り込むストレッチフィルム包
装機2に関する。前記一対の搬送ベルト31,32間に
フィルムの先端部F2を差し入れるフィルム渡し手段5
が設けられ、前記フィルム渡し手段5が進入端位置P3
から退避端位置P2に退避する間にカッタ61がフィル
ムFを切断し、該切断後に前記フィルム渡し手段5が前
記退避端位置P2に移動するように設定する。
の折れ曲がりを防止して、包装の仕上り状態を向上させ
ると共に、フィルムの有効長が短くなるのを防止するス
トレッチフィルム包装機を提供する。 【解決手段】 フィルムロールからフィルムFを引き出
し、そのフィルムFの幅方向の両側縁部を一対の搬送ベ
ルト31,32で挟持して包装部へ搬送し、そのフィル
ムFの下側からエレベータ機構により被包装物を突き上
げて被包装物の上面をフィルムFで覆い、フィルムFの
端部を被包装物の底面に折り込むストレッチフィルム包
装機2に関する。前記一対の搬送ベルト31,32間に
フィルムの先端部F2を差し入れるフィルム渡し手段5
が設けられ、前記フィルム渡し手段5が進入端位置P3
から退避端位置P2に退避する間にカッタ61がフィル
ムFを切断し、該切断後に前記フィルム渡し手段5が前
記退避端位置P2に移動するように設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装ステーション
に張設したフィルムに向って下方から商品を押し上げた
後、フィルムで商品を包装するストレッチフィルム包装
機に関し、特に、フィルムの搬送に関するものである。
に張設したフィルムに向って下方から商品を押し上げた
後、フィルムで商品を包装するストレッチフィルム包装
機に関し、特に、フィルムの搬送に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のストレッチフィルム包装機で
は、フィルムロールからフィルムを巻き出し、当該フィ
ルムの幅方向の両側縁部を一対の搬送ベルトで挟持して
包装ステーションに搬送する。巻き出したフィルムは商
品の大きさに対応させてカッタで切断され、これによ
り、包装の仕上り状態を向上させていると共に、フィル
ムに無駄をなくして、効率良くフィルムを使用してい
る。このようにフィルムをカットするので、次回の包装
に用いるフィルムの先端を一対の搬送ベルトの間に差し
入れるために、従来よりフィルム渡し手段を設けている
包装機がある。このフィルム渡し手段の構造の一例を図
8を用いて説明する。
は、フィルムロールからフィルムを巻き出し、当該フィ
ルムの幅方向の両側縁部を一対の搬送ベルトで挟持して
包装ステーションに搬送する。巻き出したフィルムは商
品の大きさに対応させてカッタで切断され、これによ
り、包装の仕上り状態を向上させていると共に、フィル
ムに無駄をなくして、効率良くフィルムを使用してい
る。このようにフィルムをカットするので、次回の包装
に用いるフィルムの先端を一対の搬送ベルトの間に差し
入れるために、従来よりフィルム渡し手段を設けている
包装機がある。このフィルム渡し手段の構造の一例を図
8を用いて説明する。
【0003】図8において、一対の搬送ベルト301,
302の上流端部は、開閉駆動する開閉受取部303,
304となっている。該開閉受取部303,304の間
には、フィルム渡し手段400が進入する。フィルム渡
し手段400は、一対のフィルム差込板401,402
により、フィルムFの先端側を緩く挟持しており、この
状態で開閉受取部303,304間に進入して、開閉受
取部303,304にフィルムFを渡す。
302の上流端部は、開閉駆動する開閉受取部303,
304となっている。該開閉受取部303,304の間
には、フィルム渡し手段400が進入する。フィルム渡
し手段400は、一対のフィルム差込板401,402
により、フィルムFの先端側を緩く挟持しており、この
状態で開閉受取部303,304間に進入して、開閉受
取部303,304にフィルムFを渡す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フィルム渡し
手段400の先端には、カッタ403によるカット時の
余裕を設けており、そのため、フィルムFの先端がフィ
ルム渡し手段400から若干突出した状態となってい
る。一方、カッタ403をチョッピングベース404に
当接させてフィルムFを切断するので、この図に示すよ
うにフィルムの突出部F1がチョッピングベース404
に粘着することがある。この状態でフィルム渡し手段4
00が開閉受取部303,304の間に向って進むと、
前記フィルムFの突出部F1は、柔らかくて腰がないの
で左右に倒れるように折れ曲がる。そのため、フィルム
Fは包装ステーションに移送された後も先端側が折れ曲
がった状態(折り返された二重の状態)のままとなり、
フィルムの有効長が短くなる。しかも、フィルムセンタ
に対しフィルムの長さが左右で異なることとなるので、
包装の仕上り状態が悪くなる。
手段400の先端には、カッタ403によるカット時の
余裕を設けており、そのため、フィルムFの先端がフィ
ルム渡し手段400から若干突出した状態となってい
る。一方、カッタ403をチョッピングベース404に
当接させてフィルムFを切断するので、この図に示すよ
うにフィルムの突出部F1がチョッピングベース404
に粘着することがある。この状態でフィルム渡し手段4
00が開閉受取部303,304の間に向って進むと、
前記フィルムFの突出部F1は、柔らかくて腰がないの
で左右に倒れるように折れ曲がる。そのため、フィルム
Fは包装ステーションに移送された後も先端側が折れ曲
がった状態(折り返された二重の状態)のままとなり、
フィルムの有効長が短くなる。しかも、フィルムセンタ
に対しフィルムの長さが左右で異なることとなるので、
包装の仕上り状態が悪くなる。
【0005】したがって、本発明の目的は、包装ステー
ションに張設したフィルムの先端の折れ曲がりを防止し
て、包装の仕上り状態を向上させると共に、フィルムの
有効長が短くなるのを防止することである。
ションに張設したフィルムの先端の折れ曲がりを防止し
て、包装の仕上り状態を向上させると共に、フィルムの
有効長が短くなるのを防止することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本第1発明は、フィルムロールからフィルムを引き
出し、そのフィルムの幅方向の両側縁部を一対の搬送ベ
ルトで挟持して包装部へ搬送し、そのフィルムの下側か
らエレベータ機構により被包装物を突き上げて該被包装
物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部を被包装物
の底面に折り込むストレッチフィルム包装機であって、
前記一対の搬送ベルト間にフィルムの先端部を差し入れ
るフィルム渡し手段が設けられ、前記フィルム渡し手段
が進入端位置から退避端位置に退避する間にカッタがフ
ィルムを切断し、該切断後に前記フィルム渡し手段が前
記退避端位置に移動するように設定した。
に、本第1発明は、フィルムロールからフィルムを引き
出し、そのフィルムの幅方向の両側縁部を一対の搬送ベ
ルトで挟持して包装部へ搬送し、そのフィルムの下側か
らエレベータ機構により被包装物を突き上げて該被包装
物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部を被包装物
の底面に折り込むストレッチフィルム包装機であって、
前記一対の搬送ベルト間にフィルムの先端部を差し入れ
るフィルム渡し手段が設けられ、前記フィルム渡し手段
が進入端位置から退避端位置に退避する間にカッタがフ
ィルムを切断し、該切断後に前記フィルム渡し手段が前
記退避端位置に移動するように設定した。
【0007】本第1発明では、フィルムを切断した後に
フィルム渡し手段が退避し、カッタによる切断時にチョ
ッピングベースに付着ないし粘着したフィルムの先端部
が前記退避時にチョッピングベースから引き剥がされ
る。
フィルム渡し手段が退避し、カッタによる切断時にチョ
ッピングベースに付着ないし粘着したフィルムの先端部
が前記退避時にチョッピングベースから引き剥がされ
る。
【0008】一方、本第2発明は、フィルムロールから
フィルムを引き出し、そのフィルムの幅方向の両側縁部
を一対の搬送ベルトで挟持して包装部へ搬送し、そのフ
ィルムの下側からエレベータ機構により被包装物を突き
上げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの
端部を被包装物の底面に折り込むストレッチフィルム包
装機であって、前記一対の搬送ベルト間にフィルムの先
端部を差し入れるフィルム渡し手段が設けられ、該フィ
ルム渡し手段が前記搬送ベルト間にフィルムの先端部を
差し入れる以前に、前記一対の搬送ベルトを回転駆動さ
せるようにした。
フィルムを引き出し、そのフィルムの幅方向の両側縁部
を一対の搬送ベルトで挟持して包装部へ搬送し、そのフ
ィルムの下側からエレベータ機構により被包装物を突き
上げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの
端部を被包装物の底面に折り込むストレッチフィルム包
装機であって、前記一対の搬送ベルト間にフィルムの先
端部を差し入れるフィルム渡し手段が設けられ、該フィ
ルム渡し手段が前記搬送ベルト間にフィルムの先端部を
差し入れる以前に、前記一対の搬送ベルトを回転駆動さ
せるようにした。
【0009】第2発明では、一対の搬送ベルトが回転駆
動している状態で、フィルム渡し手段が前記一対の搬送
ベルト間に進入してフィルムを差し入れる。この際、フ
ィルムの先端が折れ曲がっていると、この折れ曲がった
腰折れ部が前記搬送ベルトの回転により下流側に引き出
されるように伸びる。その後、フィルムは包装部まで搬
送されて張設される。
動している状態で、フィルム渡し手段が前記一対の搬送
ベルト間に進入してフィルムを差し入れる。この際、フ
ィルムの先端が折れ曲がっていると、この折れ曲がった
腰折れ部が前記搬送ベルトの回転により下流側に引き出
されるように伸びる。その後、フィルムは包装部まで搬
送されて張設される。
【0010】第2発明において、「フィルムの先端部を
差し入れる以前に、」とは、搬送ベルト間にフィルムが
挿入される以前にという意味であり、搬送ベルトの駆動
後にフィルム渡し手段が駆動し始める場合の他に、搬送
ベルトとフィルム渡し手段が同時に駆動し始めたり、あ
るいは、フィルム渡し手段が駆動した直後に搬送ベルト
が駆動する場合もある。
差し入れる以前に、」とは、搬送ベルト間にフィルムが
挿入される以前にという意味であり、搬送ベルトの駆動
後にフィルム渡し手段が駆動し始める場合の他に、搬送
ベルトとフィルム渡し手段が同時に駆動し始めたり、あ
るいは、フィルム渡し手段が駆動した直後に搬送ベルト
が駆動する場合もある。
【0011】第2発明において、前記フィルム渡し手段
はフィルムを挟み付ける一対のフィルム差込板で構成
し、前記一対の搬送ベルトの上流端部は、開閉駆動する
開閉受取部で構成するのが好ましい。フィルムを挟み付
けたフィルム渡し手段は、前記開閉受取部が開放した状
態において、前記開閉受取部に進入する。
はフィルムを挟み付ける一対のフィルム差込板で構成
し、前記一対の搬送ベルトの上流端部は、開閉駆動する
開閉受取部で構成するのが好ましい。フィルムを挟み付
けたフィルム渡し手段は、前記開閉受取部が開放した状
態において、前記開閉受取部に進入する。
【0012】なお、本発明において、フィルム渡し手段
は、上方や斜め上方に向って進入するのが、一般に好ま
しいが、水平方向に進入してもよい。
は、上方や斜め上方に向って進入するのが、一般に好ま
しいが、水平方向に進入してもよい。
【0013】本第3発明は、フィルムロールからフィル
ムを引き出し、そのフィルムの幅方向の両側縁部を一対
の搬送ベルトで挟持して包装部へ搬送し、そのフィルム
の下側からエレベータ機構により被包装物を突き上げて
該被包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部を
被包装物の底面に折り込むストレッチフィルム包装機で
あって、前記一対の搬送ベルト間にフィルムの先端部を
差し入れるフィルム渡し手段が設けられ、前記フィルム
渡し手段の移動速度はフィルムを差し入れる際の速度よ
りもフィルムを差し入れた後に退避する際の速度の方が
大きく設定されている。
ムを引き出し、そのフィルムの幅方向の両側縁部を一対
の搬送ベルトで挟持して包装部へ搬送し、そのフィルム
の下側からエレベータ機構により被包装物を突き上げて
該被包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部を
被包装物の底面に折り込むストレッチフィルム包装機で
あって、前記一対の搬送ベルト間にフィルムの先端部を
差し入れるフィルム渡し手段が設けられ、前記フィルム
渡し手段の移動速度はフィルムを差し入れる際の速度よ
りもフィルムを差し入れた後に退避する際の速度の方が
大きく設定されている。
【0014】本第3発明では、フィルム渡し手段が低速
度でフィルムを差し入れるので、フィルムの先端部が腰
折れしにくくなる。
度でフィルムを差し入れるので、フィルムの先端部が腰
折れしにくくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。本実施形態では包装貼付システ
ムについて説明する。該包装貼付システムは図2の商品
MをトレーTごと包装するストレッチフィルム包装機の
機能に加え、包装後にラベルを貼付する貼付機能を備え
ている。なお、以下の説明において、商品MはトレーT
上に載って搬送されていくが、「商品M」とは、トレー
T内の内容物を指す場合と、内容物、トレーTおよびフ
ィルムFを含んだ概念で用いる場合とがある。また、商
品は必ずしもトレーT上に載っている必要はない。
にしたがって説明する。本実施形態では包装貼付システ
ムについて説明する。該包装貼付システムは図2の商品
MをトレーTごと包装するストレッチフィルム包装機の
機能に加え、包装後にラベルを貼付する貼付機能を備え
ている。なお、以下の説明において、商品MはトレーT
上に載って搬送されていくが、「商品M」とは、トレー
T内の内容物を指す場合と、内容物、トレーTおよびフ
ィルムFを含んだ概念で用いる場合とがある。また、商
品は必ずしもトレーT上に載っている必要はない。
【0016】まず、本包装貼付システムの基本的な構造
および動作について説明する。図1に示すように、本包
装貼付システムは、商品Mを正面側2aから搬入して正
面側2aに排出する前方排出型の包装貼付システムであ
って、正面2aには、コンベヤなどの供給装置20が設
けてある。
および動作について説明する。図1に示すように、本包
装貼付システムは、商品Mを正面側2aから搬入して正
面側2aに排出する前方排出型の包装貼付システムであ
って、正面2aには、コンベヤなどの供給装置20が設
けてある。
【0017】図2において、供給装置20は、商品Mの
載ったトレー(被包装物)Tをリフタ201上に供給す
る。リフタ201の各ポスト210は、包装機構200
の包装ステーション(包装部)Sの直下に配置されてい
ると共に、昇降手段(エレベータ機構)208により上
下昇降自在とされている。このリフタ201は、供給装
置20から商品Mが供給されると、上昇して商品Mを包
装ステーションSまで持ち上げる。
載ったトレー(被包装物)Tをリフタ201上に供給す
る。リフタ201の各ポスト210は、包装機構200
の包装ステーション(包装部)Sの直下に配置されてい
ると共に、昇降手段(エレベータ機構)208により上
下昇降自在とされている。このリフタ201は、供給装
置20から商品Mが供給されると、上昇して商品Mを包
装ステーションSまで持ち上げる。
【0018】一方、包装動作に先立ち、前記包装ステー
ションSには、張設状態のフィルムFが一対の搬送ベル
ト3,3によって供給されている。このフィルムFは、
商品Mが押し上げられると、商品Mの上面に密着する。
この状態で、フィルム折込み機構203は、図3の一対
の左右折込板204,204と、後折込板205と、丸
棒状の前折込部材206と、プッシャー207(図2)
によって、フィルムFの前後左右の各側縁部を、トレー
Tの底面側に折り込んで商品Mを包装すると共に、図2
の熱溶着コンベヤ10上に包装済の商品を搬送する。熱
溶着コンベヤ10は、底面に折り込まれたフィルムF同
士を互いに溶着し、その後、トレーTが排出台209上
に排出される。なお、排出される商品Mには、ラベル貼
付機13(図1)によってラベルが貼付される。
ションSには、張設状態のフィルムFが一対の搬送ベル
ト3,3によって供給されている。このフィルムFは、
商品Mが押し上げられると、商品Mの上面に密着する。
この状態で、フィルム折込み機構203は、図3の一対
の左右折込板204,204と、後折込板205と、丸
棒状の前折込部材206と、プッシャー207(図2)
によって、フィルムFの前後左右の各側縁部を、トレー
Tの底面側に折り込んで商品Mを包装すると共に、図2
の熱溶着コンベヤ10上に包装済の商品を搬送する。熱
溶着コンベヤ10は、底面に折り込まれたフィルムF同
士を互いに溶着し、その後、トレーTが排出台209上
に排出される。なお、排出される商品Mには、ラベル貼
付機13(図1)によってラベルが貼付される。
【0019】つぎに、本発明の要部であるフィルム供給
機構について説明する。図4に示すように、フィルム供
給機構の各側部には、フィルム渡し手段5と切断装置6
が設けられている。フィルム渡し手段5は、所定の動力
によりフィルムロールFrから巻き出されたフィルムF
を前記搬送ベルト3,3に受け渡す。切断装置6は、フ
ィルムFが搬送ベルト3,3により所定量だけ搬送され
た後に、フィルム渡し手段5と搬送ベルト3,3 との間に
おいてフィルムFを切断する。なお、前記フィルム供給
機構は概ね左右対称に構成されており、以下の説明では
主に右側の部分について説明する。
機構について説明する。図4に示すように、フィルム供
給機構の各側部には、フィルム渡し手段5と切断装置6
が設けられている。フィルム渡し手段5は、所定の動力
によりフィルムロールFrから巻き出されたフィルムF
を前記搬送ベルト3,3に受け渡す。切断装置6は、フ
ィルムFが搬送ベルト3,3により所定量だけ搬送され
た後に、フィルム渡し手段5と搬送ベルト3,3 との間に
おいてフィルムFを切断する。なお、前記フィルム供給
機構は概ね左右対称に構成されており、以下の説明では
主に右側の部分について説明する。
【0020】図4に示すように、前記フィルム渡し手段
5は、一対のフィルム差込板51,52と、フィルム差
込板51に支持される複数のワンウェイローラ53とを
備えている。前記フィルム差込板51,52は、搬送ベ
ルト3,3に渡すフィルムFの先端側を挟み付け、図5
の破線で示す進入端位置P3と実線で示す退避端位置P
2の間を上下に移動する。フィルム差込板51,52
は、前記進入端位置P3において、搬送ベルト3,3に
フィルムの先端部F2を差し渡す。なお、ワンウェイロ
ーラ53は、フィルム差込板51,52に挟まれたフィ
ルムFが下方に抜け落ちないようにフィルムFの表面に
接触していると共に、一方向にのみ回転可能となってい
ることで、フィルムFの巻き出しを許容する。
5は、一対のフィルム差込板51,52と、フィルム差
込板51に支持される複数のワンウェイローラ53とを
備えている。前記フィルム差込板51,52は、搬送ベ
ルト3,3に渡すフィルムFの先端側を挟み付け、図5
の破線で示す進入端位置P3と実線で示す退避端位置P
2の間を上下に移動する。フィルム差込板51,52
は、前記進入端位置P3において、搬送ベルト3,3に
フィルムの先端部F2を差し渡す。なお、ワンウェイロ
ーラ53は、フィルム差込板51,52に挟まれたフィ
ルムFが下方に抜け落ちないようにフィルムFの表面に
接触していると共に、一方向にのみ回転可能となってい
ることで、フィルムFの巻き出しを許容する。
【0021】図6の前記切断装置6は、カッタ61とチ
ョッピングベース62を備えている。カッタ61は、チ
ョッピングベース62に当接してフィルムFを切断す
る。
ョッピングベース62を備えている。カッタ61は、チ
ョッピングベース62に当接してフィルムFを切断す
る。
【0022】図6(a)に示すように、前記搬送ベルト
3,3は、それぞれ一組の下駆動ベルト31、上従動ベ
ルト32および導入ベルト(開閉受取部)33を備えて
いる。前記導入ベルト33は上従動ベルト32の上流端
部に設けられており、破線および実線で示すように開閉
駆動する。すなわち、導入ベルト33は、フィルム渡し
手段5によって下方から送られてくるフィルムFを下駆
動ベルト31の上流端部(開閉受取部)34との間で挟
持して、このフィルムFを下駆動ベルト31と上従動ベ
ルト32との間へと導く。
3,3は、それぞれ一組の下駆動ベルト31、上従動ベ
ルト32および導入ベルト(開閉受取部)33を備えて
いる。前記導入ベルト33は上従動ベルト32の上流端
部に設けられており、破線および実線で示すように開閉
駆動する。すなわち、導入ベルト33は、フィルム渡し
手段5によって下方から送られてくるフィルムFを下駆
動ベルト31の上流端部(開閉受取部)34との間で挟
持して、このフィルムFを下駆動ベルト31と上従動ベ
ルト32との間へと導く。
【0023】図4に示すように、前記包装ステーション
Sの両側には、フィルムを検出するセンサ(フィルムオ
ーバセンサ)35が設けられている。このセンサ35が
フィルムFを検出すると、制御装置は導入ベルト33が
閉じる以前に搬送ベルト3,3およびフィルム渡し手段
5の駆動を停止させる。
Sの両側には、フィルムを検出するセンサ(フィルムオ
ーバセンサ)35が設けられている。このセンサ35が
フィルムFを検出すると、制御装置は導入ベルト33が
閉じる以前に搬送ベルト3,3およびフィルム渡し手段
5の駆動を停止させる。
【0024】つぎに、フィルムFの供給方法について説
明する。図6(a)の破線で示す初期状態においては、
フィルム渡し手段5が中間位置P1で停止しており、フ
ィルムの先端部F2がチョッピングベース62に粘着し
ている場合がある。この状態において、前記下駆動ベル
ト31、上従動ベルト32および導入ベルト33が回転
駆動し始めると共に、導入ベルト33が実線で示すよう
に開く。この際、フィルム渡し手段5は前記中間位置P
1から下方に移動して退避端位置P2に退避する。この
退避により、フィルムFは退避方向に引っ張られるの
で、フィルムの先端部F2がチョッピングベース62か
ら引き剥がされる。したがって、フィルムの先端部F2
に腰折れが発生しにくくなる。
明する。図6(a)の破線で示す初期状態においては、
フィルム渡し手段5が中間位置P1で停止しており、フ
ィルムの先端部F2がチョッピングベース62に粘着し
ている場合がある。この状態において、前記下駆動ベル
ト31、上従動ベルト32および導入ベルト33が回転
駆動し始めると共に、導入ベルト33が実線で示すよう
に開く。この際、フィルム渡し手段5は前記中間位置P
1から下方に移動して退避端位置P2に退避する。この
退避により、フィルムFは退避方向に引っ張られるの
で、フィルムの先端部F2がチョッピングベース62か
ら引き剥がされる。したがって、フィルムの先端部F2
に腰折れが発生しにくくなる。
【0025】前記退避後、図6(b)に示すように、フ
ィルム渡し手段5は、進入端位置P3まで所定の低速度
Vsで上方に移動して、前記回転駆動している導入ベル
ト33と上流端部34との間にフィルムの先端部F2を
差し入れる。このようにフィルムFを低速度Vsで差し
入れるから、フィルムの先端部F2が腰折れしにくくな
る。
ィルム渡し手段5は、進入端位置P3まで所定の低速度
Vsで上方に移動して、前記回転駆動している導入ベル
ト33と上流端部34との間にフィルムの先端部F2を
差し入れる。このようにフィルムFを低速度Vsで差し
入れるから、フィルムの先端部F2が腰折れしにくくな
る。
【0026】また、たとえ、破線で示すように腰折れし
た状態で差し入れられる場合があっても、前記導入ベル
ト33は開いた状態であり、導入ベルト33と上流端部
34とがフィルムの先端部F2を強く挟み付けることは
ない。したがって、破線で示す前記腰折れ部が導入ベル
ト33と上流端部34の回転によって下流側に引き出さ
れるようにして実線のように伸びる。
た状態で差し入れられる場合があっても、前記導入ベル
ト33は開いた状態であり、導入ベルト33と上流端部
34とがフィルムの先端部F2を強く挟み付けることは
ない。したがって、破線で示す前記腰折れ部が導入ベル
ト33と上流端部34の回転によって下流側に引き出さ
れるようにして実線のように伸びる。
【0027】前記差し入れ後、前記導入ベルト33が閉
じて、下駆動ベルト31と導入ベルト33との間にフィ
ルムの先端部F2が挟み付けられ、これによりフィルム
Fが前記各ベルト31,32,33によって巻き出され
る。一方、フィルム渡し手段5は所定の高速度Vf(V
f>Vs)で下方に移動して図7のように中間位置P1
に退避して停止する。この際、フィルムFは前記各ベル
ト31,32,33間に挟み付けられているので、フィ
ルムFがフィルム渡し手段5と共に下方に移動すること
ない。したがって、フィルム渡し手段5のみが下方に移
動する。続いて、フィルムFが前記各ベルト31,3
2,33によって所定量だけ搬送されると、カッタ61
がフィルムFを切断する。前述のように、フィルム渡し
手段5が中間位置P1に高速度Vfで退避するから、フ
ィルムFの切断を逸早く行うことができる。したがっ
て、フィルムFの供給サイクルタイムが短縮される。
じて、下駆動ベルト31と導入ベルト33との間にフィ
ルムの先端部F2が挟み付けられ、これによりフィルム
Fが前記各ベルト31,32,33によって巻き出され
る。一方、フィルム渡し手段5は所定の高速度Vf(V
f>Vs)で下方に移動して図7のように中間位置P1
に退避して停止する。この際、フィルムFは前記各ベル
ト31,32,33間に挟み付けられているので、フィ
ルムFがフィルム渡し手段5と共に下方に移動すること
ない。したがって、フィルム渡し手段5のみが下方に移
動する。続いて、フィルムFが前記各ベルト31,3
2,33によって所定量だけ搬送されると、カッタ61
がフィルムFを切断する。前述のように、フィルム渡し
手段5が中間位置P1に高速度Vfで退避するから、フ
ィルムFの切断を逸早く行うことができる。したがっ
て、フィルムFの供給サイクルタイムが短縮される。
【0028】前記切断後、前記切断されたフィルムF
は、前記各ベルト31,32,33によって下流側に搬
送されて、図2の包装ステーションSに張設される。こ
うして、フィルムFの供給サイクルが終了し前述の包装
動作が行われる。
は、前記各ベルト31,32,33によって下流側に搬
送されて、図2の包装ステーションSに張設される。こ
うして、フィルムFの供給サイクルが終了し前述の包装
動作が行われる。
【0029】なお、フィルム渡し手段5の上下方向への
移動速度の制御は、カム機構やモーターの回転速度の制
御によって行われる。
移動速度の制御は、カム機構やモーターの回転速度の制
御によって行われる。
【0030】ところで、包装ステーションSに張設され
たフィルムFが何らかのトラブルで残り、次のフィルム
供給時に左側に移送されて左側のフィルムオーバセンサ
35によって検出されることがある。このような場合、
そのまま次のフィルム供給動作を続行すると、トラブル
が更に複雑になってシステムの回復作業に手間取ること
が多い。これに対し、本実施形態では、フィルムオーバ
センサ35がフィルムFを検出すると、搬送ベルト3,
3等の駆動が停止する。そのため、前回の残っているフ
ィルムFの処理のみを行えばよいから、メンテナンス作
業が簡便になる。
たフィルムFが何らかのトラブルで残り、次のフィルム
供給時に左側に移送されて左側のフィルムオーバセンサ
35によって検出されることがある。このような場合、
そのまま次のフィルム供給動作を続行すると、トラブル
が更に複雑になってシステムの回復作業に手間取ること
が多い。これに対し、本実施形態では、フィルムオーバ
センサ35がフィルムFを検出すると、搬送ベルト3,
3等の駆動が停止する。そのため、前回の残っているフ
ィルムFの処理のみを行えばよいから、メンテナンス作
業が簡便になる。
【0031】以上のとおり、図面を参照しながら好適な
実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、本発明は、1本のフィルムロー
ルを用いた包装機(特開平9−95323号参照)にも
適用し得る。すなわち、フィルムの幅方向にフィルムを
引き延ばして(プリストレッチ)フィルム幅を変更し、
幅狭のフィルムで大きなトレーを包装するタイプの包装
機にも適用し得る。さらに、上従動ベルトに導入ベルト
を一体に設け、該上従動ベルトの上流端部を開閉駆動す
るようにしてもよい。したがって、そのような変更およ
び修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のもの
と解釈される。
実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、本発明は、1本のフィルムロー
ルを用いた包装機(特開平9−95323号参照)にも
適用し得る。すなわち、フィルムの幅方向にフィルムを
引き延ばして(プリストレッチ)フィルム幅を変更し、
幅狭のフィルムで大きなトレーを包装するタイプの包装
機にも適用し得る。さらに、上従動ベルトに導入ベルト
を一体に設け、該上従動ベルトの上流端部を開閉駆動す
るようにしてもよい。したがって、そのような変更およ
び修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のもの
と解釈される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本第1発明によれ
ば、フィルムを差し入れる前にフィルムを一旦退避させ
ることで、フィルムを退避方向に引っ張るから、切断さ
れたフィルムの先端部がチョッピングベースから引き剥
がされる。したがって、フィルムを差し入れる前に、フ
ィルムの先端に腰折れ部が発生しにくくなる。
ば、フィルムを差し入れる前にフィルムを一旦退避させ
ることで、フィルムを退避方向に引っ張るから、切断さ
れたフィルムの先端部がチョッピングベースから引き剥
がされる。したがって、フィルムを差し入れる前に、フ
ィルムの先端に腰折れ部が発生しにくくなる。
【0033】また、本第2発明によれば、搬送ベルトが
回転駆動している状態で、フィルム渡し手段が前記搬送
ベルト間に進入するから、フィルムロールからフィルム
全体が巻き出される(引き出される)前に、フィルム先
端に腰折れ部が生じていても、腰折れ部が下流側に引き
出されるようにして伸びる。
回転駆動している状態で、フィルム渡し手段が前記搬送
ベルト間に進入するから、フィルムロールからフィルム
全体が巻き出される(引き出される)前に、フィルム先
端に腰折れ部が生じていても、腰折れ部が下流側に引き
出されるようにして伸びる。
【0034】さらに、包装ステーションに残っているフ
ィルムをフィルムオーバセンサにより検出し、この検出
後に搬送ベルトおよびフィルム渡し手段を直ちに停止す
るようにすれば、次のフィルムがトラブルに巻き込まれ
ないので、前回の残っているフィルムの処理のみを行え
ばよい。したがって、メンテナンス(回復)作業が簡便
になる。
ィルムをフィルムオーバセンサにより検出し、この検出
後に搬送ベルトおよびフィルム渡し手段を直ちに停止す
るようにすれば、次のフィルムがトラブルに巻き込まれ
ないので、前回の残っているフィルムの処理のみを行え
ばよい。したがって、メンテナンス(回復)作業が簡便
になる。
【0035】本第3発明によれば、フィルム渡し手段が
高速度で退避するから、フィルムの渡し時間が差程長く
ならない。一方、フィルム渡し手段が低速度でフィルム
を差し入れるので、差し入れ時にフィルムの先端部が腰
折れしにくくなる。
高速度で退避するから、フィルムの渡し時間が差程長く
ならない。一方、フィルム渡し手段が低速度でフィルム
を差し入れるので、差し入れ時にフィルムの先端部が腰
折れしにくくなる。
【0036】したがって、本発明によれば包装部に張設
されるフィルムに腰折れ部がなく、かつ、フィルムが左
右対称となるので、包装の仕上り状態が向上すると共に
フィルムの有効長が長くなる。
されるフィルムに腰折れ部がなく、かつ、フィルムが左
右対称となるので、包装の仕上り状態が向上すると共に
フィルムの有効長が長くなる。
【図1】本発明の一実施形態を示す包装貼付システムの
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図2】包装機構を示す概略側面図である。
【図3】フィルムの折り込み動作を示す斜視図である。
【図4】フィルムの供給機構を示す概略断面図である。
【図5】フィルム渡し手段を示す正面図である。
【図6】フィルム渡し動作を示す工程図である。
【図7】フィルム渡し動作を示す工程図である。
【図8】従来のフィルム渡し手段を示す側面図である。
208:昇降手段(エレベータ機構) 31:下駆動ベルト(搬送ベルト) 32:上従動ベルト(搬送ベルト) 33:導入ベルト(開閉受取部) 35:フィルムオーバセンサ 5:フィルム渡し手段 51,52:フィルム差込板 61:カッタ F:フィルム F2:フィルムの先端部 Fr:フィルムロール M:商品(被包装物) P1:中間位置 P2:退避端位置 P3:進入端位置 S:包装ステーション(包装部) Vf:高速度(退避速度) Vs:低速度(差し入れ速度)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E051 AA08 AB06 BA12 CA03 CA08 CB05 DA10 EA05 EB10 FB02 FC02 JA02 KA02 KA07 KB01 LA02 LA04 LA07 LB03
Claims (6)
- 【請求項1】 フィルムロールからフィルムを引き出
し、そのフィルムの幅方向の両側縁部を一対の搬送ベル
トで挟持して包装部へ搬送し、そのフィルムの下側から
エレベータ機構により被包装物を突き上げて該被包装物
の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部を被包装物の
底面に折り込むストレッチフィルム包装機であって、 前記一対の搬送ベルト間にフィルムの先端部を差し入れ
るフィルム渡し手段が設けられ、 前記フィルム渡し手段が進入端位置から退避端位置に退
避する間にカッタがフィルムを切断し、該切断後に前記
フィルム渡し手段が前記退避端位置に移動するように設
定されたストレッチフィルム包装機。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記フィルム渡し手段は、フィルムを挟み付ける一対の
フィルム差込板を備え、 前記一対の差込板が前記進入端位置から退避端位置に退
避する間の中間位置において停止するように設定し、 前記中間位置で前記差込板が停止している間に前記カッ
タがフィルムを切断し、 該切断後に前記フィルム渡し手段が前記退避端位置に移
動するように設定されたストレッチフィルム包装機。 - 【請求項3】 フィルムロールからフィルムを引き出
し、そのフィルムの幅方向の両側縁部を一対の搬送ベル
トで挟持して包装部へ搬送し、そのフィルムの下側から
エレベータ機構により被包装物を突き上げて該被包装物
の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部を被包装物の
底面に折り込むストレッチフィルム包装機であって、 前記一対の搬送ベルト間にフィルムの先端部を差し入れ
るフィルム渡し手段が設けられ、 該フィルム渡し手段が前記搬送ベルト間にフィルムの先
端部を差し入れる以前に、前記一対の搬送ベルトを回転
駆動させるようにしたストレッチフィルム包装機。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記包装部の下流側の位置でフィルムを検出するフィル
ムオーバセンサが設けられ、 前記オーバセンサが前記フィルムを検出すると、前記搬
送ベルトおよびフィルム渡し手段の駆動が停止するよう
にしたストレッチフィルム包装機。 - 【請求項5】 請求項3もしくは4において、 前記フィルム渡し手段は、フィルムを挟み付ける一対の
フィルム差込板を備え、 前記一対の搬送ベルトの上流端部は開閉駆動する開閉受
取部を構成し、 前記開閉受取部が開放した状態において前記一対の搬送
ベルトが回転駆動を開始し、 この回転駆動した開放状態において、フィルムを挟み付
けた前記フィルム差込板が前記開閉受取部の間に進入
し、 該進入後、前記開閉受取部が閉じて前記フィルム差込板
からフィルムの先端部を受け取るようにしたストレッチ
フィルム包装機。 - 【請求項6】 フィルムロールからフィルムを引き出
し、そのフィルムの幅方向の両側縁部を一対の搬送ベル
トで挟持して包装部へ搬送し、そのフィルムの下側から
エレベータ機構により被包装物を突き上げて該被包装物
の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部を被包装物の
底面に折り込むストレッチフィルム包装機であって、 前記一対の搬送ベルト間にフィルムの先端部を差し入れ
るフィルム渡し手段が設けられ、 前記フィルム渡し手段の移動速度はフィルムを差し入れ
る際の速度よりもフィルムを差し入れた後に退避する際
の速度の方が大きく設定されているストレッチフィルム
包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000103574A JP2001287706A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | ストレッチフィルム包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000103574A JP2001287706A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | ストレッチフィルム包装機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001287706A true JP2001287706A (ja) | 2001-10-16 |
Family
ID=18617257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000103574A Pending JP2001287706A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | ストレッチフィルム包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001287706A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11046467B2 (en) | 2015-09-18 | 2021-06-29 | Ishida Co., Ltd. | Packaging apparatus |
CN115235887A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-10-25 | 天水五丰农业科技有限公司 | 一种农用地膜强度及变形检测设备及检测方法 |
CN118342773A (zh) * | 2024-06-14 | 2024-07-16 | 河南康喜科技有限公司 | 一种用于压延机的切边装置及其切边方法 |
-
2000
- 2000-04-05 JP JP2000103574A patent/JP2001287706A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11046467B2 (en) | 2015-09-18 | 2021-06-29 | Ishida Co., Ltd. | Packaging apparatus |
CN115235887A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-10-25 | 天水五丰农业科技有限公司 | 一种农用地膜强度及变形检测设备及检测方法 |
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