JP2001285962A - ホームネットワークシステム - Google Patents
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 28
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 28
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract 1
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000006870 function Effects 0.000 description 7
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コントローラになりすました偽装機器が各端
末を不正に操作してしまうなどの不具合を未然に防止す
ることができる安全性にすぐれたホームネットワークシ
ステムを提供する。 【解決手段】 当該ホームネットワークシステム上で伝
送される電文を監視し、各電文の中に、コントローラ1
が送信元ではないのに同コントローラ1のアドレスと同
じアドレスを送信元として有する電文が有れば、コント
ローラ1になりすました偽装機器による不正なアクセス
が存在するとの判断の下に、コントローラ1から各端末
へ遠隔制御受付禁止命令を送信し、一方、各エアコン端
末3では、遠隔制御受付禁止命令を受信した際に、コン
トローラ1からの命令を無視するモードを設定する。
末を不正に操作してしまうなどの不具合を未然に防止す
ることができる安全性にすぐれたホームネットワークシ
ステムを提供する。 【解決手段】 当該ホームネットワークシステム上で伝
送される電文を監視し、各電文の中に、コントローラ1
が送信元ではないのに同コントローラ1のアドレスと同
じアドレスを送信元として有する電文が有れば、コント
ローラ1になりすました偽装機器による不正なアクセス
が存在するとの判断の下に、コントローラ1から各端末
へ遠隔制御受付禁止命令を送信し、一方、各エアコン端
末3では、遠隔制御受付禁止命令を受信した際に、コン
トローラ1からの命令を無視するモードを設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の端末およ
びこれら端末を制御するためのコントローラからなるホ
ームネットワークシステムに関する。
びこれら端末を制御するためのコントローラからなるホ
ームネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭内の複数の家電機器を端末とし、こ
れら端末をコントローラによって一括的に管理するこの
とのできるホームネットワークシステムが開発され、実
用化されつつある。
れら端末をコントローラによって一括的に管理するこの
とのできるホームネットワークシステムが開発され、実
用化されつつある。
【0003】このホームネットワークシステムでは、コ
ントローラから発せられる命令に従って各端末が制御状
態を変更したり、各端末の状態がコントローラに知らさ
れるなど、コントローラと各端末との間で情報の伝送が
行われる。情報伝送媒体として、無線や電灯線が使用さ
れることが多い。
ントローラから発せられる命令に従って各端末が制御状
態を変更したり、各端末の状態がコントローラに知らさ
れるなど、コントローラと各端末との間で情報の伝送が
行われる。情報伝送媒体として、無線や電灯線が使用さ
れることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ただし、情報伝送媒体
として無線や電灯線が使用される状況の下では、セキュ
リティのレベルが低いという問題がある。
として無線や電灯線が使用される状況の下では、セキュ
リティのレベルが低いという問題がある。
【0005】たとえば、外部の機器がコントローラにな
りすまして、各端末に対し不正に操作してしまうことが
ある。
りすまして、各端末に対し不正に操作してしまうことが
ある。
【0006】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、コントローラになりすました
偽装機器が各端末を不正に操作してしまうなどの不具合
を未然に防止することができる安全性にすぐれたホーム
ネットワークシステムを提供することにある。
その目的とするところは、コントローラになりすました
偽装機器が各端末を不正に操作してしまうなどの不具合
を未然に防止することができる安全性にすぐれたホーム
ネットワークシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のホ
ームネットワークシステムは、当該システム上で伝送さ
れる電文を監視し、各電文の中に、コントローラが送信
元ではない時に同コントローラのアドレスと同じアドレ
スを送信元として有する電文が有れば、コントローラに
なりすました偽装の機器による不正なアクセスが存在す
るとの判断の下に、コントローラから各端末へ遠隔制御
受付禁止命令を送信する。各端末では、遠隔制御受付禁
止命令を受信した際に、コントローラからの命令を無視
するモードを設定する。
ームネットワークシステムは、当該システム上で伝送さ
れる電文を監視し、各電文の中に、コントローラが送信
元ではない時に同コントローラのアドレスと同じアドレ
スを送信元として有する電文が有れば、コントローラに
なりすました偽装の機器による不正なアクセスが存在す
るとの判断の下に、コントローラから各端末へ遠隔制御
受付禁止命令を送信する。各端末では、遠隔制御受付禁
止命令を受信した際に、コントローラからの命令を無視
するモードを設定する。
【0008】請求項2に係る発明のホームネットワーク
システムは、当該システム上で伝送される電文を監視
し、各電文の中に、コントローラが送信元ではない時に
同コントローラのアドレスと同じアドレスを送信元とし
て有する電文が有れば、コントローラになりすました偽
装の機器による不正なアクセスが存在するとの判断の下
に、遠隔制御禁止受付命令を受付禁止コードと共に各端
末へ送信する。各端末では、遠隔制御受付禁止命令を受
信した際に、その遠隔制御受付禁止命令に受付禁止コー
ドが付されていてしかもその受付禁止コードが予め登録
されている受付禁止コードと一致する場合のみ、コント
ローラからの命令を無視するモードを設定する。
システムは、当該システム上で伝送される電文を監視
し、各電文の中に、コントローラが送信元ではない時に
同コントローラのアドレスと同じアドレスを送信元とし
て有する電文が有れば、コントローラになりすました偽
装の機器による不正なアクセスが存在するとの判断の下
に、遠隔制御禁止受付命令を受付禁止コードと共に各端
末へ送信する。各端末では、遠隔制御受付禁止命令を受
信した際に、その遠隔制御受付禁止命令に受付禁止コー
ドが付されていてしかもその受付禁止コードが予め登録
されている受付禁止コードと一致する場合のみ、コント
ローラからの命令を無視するモードを設定する。
【0009】請求項3に係る発明のホームネットワーク
システムは、請求項2に係る発明において、受付禁止コ
ードが変更可能であることを限定している。
システムは、請求項2に係る発明において、受付禁止コ
ードが変更可能であることを限定している。
【0010】請求項4に係る発明のホームネットワーク
システムは、請求項1または請求項2に係る発明におい
て、コントローラから送信される遠隔制御受付禁止命令
の種類が選択可能である。
システムは、請求項1または請求項2に係る発明におい
て、コントローラから送信される遠隔制御受付禁止命令
の種類が選択可能である。
【0011】請求項5に係る発明のホームネットワーク
システムは、請求項1または請求項2に係る発明におい
て、コントローラに第3の制御手段を設け、各端末に第
4の制御手段を設けている。第3の制御手段は、遠隔制
御受付禁止命令を解除するための解除命令を各端末へ送
信する。第4の制御手段は、解除命令を受信した際に、
コントローラからの命令を無視するモードを解除する。
システムは、請求項1または請求項2に係る発明におい
て、コントローラに第3の制御手段を設け、各端末に第
4の制御手段を設けている。第3の制御手段は、遠隔制
御受付禁止命令を解除するための解除命令を各端末へ送
信する。第4の制御手段は、解除命令を受信した際に、
コントローラからの命令を無視するモードを解除する。
【0012】請求項6に係る発明のホームネットワーク
システムは、請求項1または請求項2に係る発明におい
て、コントローラに第3の制御手段を設け、各端末に第
4の制御手段を設けている。第3の制御手段は、遠隔制
御受付禁止命令を解除するための解除命令を解除コード
と共に前記各端末へ送信する。第4の制御手段は、解除
命令を受信した際に、その解除命令に解除コードが付さ
れていてその解除コードが予め登録されている解除コー
ドと一致する場合のみ、コントローラからの命令を無視
するモードを解除する。
システムは、請求項1または請求項2に係る発明におい
て、コントローラに第3の制御手段を設け、各端末に第
4の制御手段を設けている。第3の制御手段は、遠隔制
御受付禁止命令を解除するための解除命令を解除コード
と共に前記各端末へ送信する。第4の制御手段は、解除
命令を受信した際に、その解除命令に解除コードが付さ
れていてその解除コードが予め登録されている解除コー
ドと一致する場合のみ、コントローラからの命令を無視
するモードを解除する。
【0013】請求項7に係る発明のホームネットワーク
システムは、請求項6に係る発明において、解除コード
が受付禁止コードと同じコードであることを限定してい
る。
システムは、請求項6に係る発明において、解除コード
が受付禁止コードと同じコードであることを限定してい
る。
【0014】請求項8に係る発明のホームネットワーク
システムは、請求項6に係る発明において、解除コード
が変更可能であることを限定している。
システムは、請求項6に係る発明において、解除コード
が変更可能であることを限定している。
【0015】請求項9に係る発明のホームネットワーク
システムは、請求項1ないし請求項8のいずれかに係る
発明において、監視手段が、当該システム上の情報伝送
媒体とは異なる情報伝送媒体を介してコントローラに接
続されていることを限定している。
システムは、請求項1ないし請求項8のいずれかに係る
発明において、監視手段が、当該システム上の情報伝送
媒体とは異なる情報伝送媒体を介してコントローラに接
続されていることを限定している。
【0016】
【発明の実施の形態】[1]以下、この発明の第1の実
施形態について図面を参照して説明する。
施形態について図面を参照して説明する。
【0017】図1において、1はコントローラで、送受
信アンテナ2を有する。3はそれぞれ空調機端末(以
下、エアコン端末と称する)で、送受信アンテナ4を有
する。このコントローラ1および各エアコン端末3によ
り、無線通信回線を情報伝送媒体として用いるホームネ
ットワークシステムが構築されている。
信アンテナ2を有する。3はそれぞれ空調機端末(以
下、エアコン端末と称する)で、送受信アンテナ4を有
する。このコントローラ1および各エアコン端末3によ
り、無線通信回線を情報伝送媒体として用いるホームネ
ットワークシステムが構築されている。
【0018】コントローラ1は、図2に示すように、制
御の中枢となるCPU10に送受信部11、メモリ1
2、表示部13、設定操作部14、および専用線接続端
子15を接続したもので、ネットワーク上のアドレスと
して“0x01”が設定されている。
御の中枢となるCPU10に送受信部11、メモリ1
2、表示部13、設定操作部14、および専用線接続端
子15を接続したもので、ネットワーク上のアドレスと
して“0x01”が設定されている。
【0019】CPU10は、主要な機能として次の
(1)〜(4)の手段を備える。
(1)〜(4)の手段を備える。
【0020】(1)当該ホームネットワークシステム上
で伝送される電文を監視する監視手段。
で伝送される電文を監視する監視手段。
【0021】(2)この監視手段で監視される各電文の
中に、当該コントローラ1が送信元ではないのに当該コ
ントローラ1のアドレスと同じアドレスを送信元として
有する電文が有るか否かを判定する判定手段。
中に、当該コントローラ1が送信元ではないのに当該コ
ントローラ1のアドレスと同じアドレスを送信元として
有する電文が有るか否かを判定する判定手段。
【0022】(3)この判定手段の判定が肯定の場合に
各エアコン端末3へ遠隔制御受付禁止命令を送信する制
御手段。
各エアコン端末3へ遠隔制御受付禁止命令を送信する制
御手段。
【0023】(4)遠隔制御受付禁止命令を解除するた
めの解除命令を各端末へ送信する制御手段。
めの解除命令を各端末へ送信する制御手段。
【0024】送受信部11は、送受信アンテナ2を介し
て各エアコン端末3との間で情報の送受信を行う。メモ
リ12は、当該コントローラ1の制御用プログラムや各
エアコン端末3に送る命令情報などを記憶している。表
示部13は、各エアコン端末3に対する命令情報、各エ
アコン端末3からの受信情報などを表示する。設定操作
部14は、各エアコン端末3に対する運転条件の設定用
である。
て各エアコン端末3との間で情報の送受信を行う。メモ
リ12は、当該コントローラ1の制御用プログラムや各
エアコン端末3に送る命令情報などを記憶している。表
示部13は、各エアコン端末3に対する命令情報、各エ
アコン端末3からの受信情報などを表示する。設定操作
部14は、各エアコン端末3に対する運転条件の設定用
である。
【0025】各エアコン端末3は、図3に示すように、
制御の中枢となるCPU20に送受信部21、メモリ2
2、表示部23、設定操作部24、専用線接続端子2
5、センサ26、および駆動装置27を接続したもの
で、ネットワーク上のアドレスとして“0x02”“0
x03”“0x04”がそれぞれ設定されている。
制御の中枢となるCPU20に送受信部21、メモリ2
2、表示部23、設定操作部24、専用線接続端子2
5、センサ26、および駆動装置27を接続したもの
で、ネットワーク上のアドレスとして“0x02”“0
x03”“0x04”がそれぞれ設定されている。
【0026】CPU20は、主要な機能として次の
(5)(6)の手段を備える。
(5)(6)の手段を備える。
【0027】(5)コントローラ1から遠隔制御受付禁
止命令を受信した際に、コントローラ1からの命令を無
視するモードを設定する制御手段。
止命令を受信した際に、コントローラ1からの命令を無
視するモードを設定する制御手段。
【0028】(6)解除命令を受信した際に、コントロ
ーラ1からの命令を無視するモードを解除する。
ーラ1からの命令を無視するモードを解除する。
【0029】送受信部21は、送受信アンテナ4を介し
てコントローラ1との間で情報の送受信を行う。メモリ
22は、当該エアコン端末3の制御用プログラムなどを
記憶している。表示部23は、当該エアコン端末3の運
転モードなどを表示する。設定操作部24は、当該エア
コン端末3に対する運転条件の設定用である。センサ2
6は、たとえば室内温度センサである。駆動装置27
は、圧縮機、室外送風機、室内送風機などを駆動する。
てコントローラ1との間で情報の送受信を行う。メモリ
22は、当該エアコン端末3の制御用プログラムなどを
記憶している。表示部23は、当該エアコン端末3の運
転モードなどを表示する。設定操作部24は、当該エア
コン端末3に対する運転条件の設定用である。センサ2
6は、たとえば室内温度センサである。駆動装置27
は、圧縮機、室外送風機、室内送風機などを駆動する。
【0030】このようなホームネットワークシステムに
おいて伝送される電文の例を図4に示している。これ
は、コントローラ1から各エアコン端末3に伝送される
電文の例で、初めにヘッダ、次にソースアドレスデータ
“0x01”およびデストネーションアドレスデータ
“0x03”、最後に伝達内容を表わすデータがある。
おいて伝送される電文の例を図4に示している。これ
は、コントローラ1から各エアコン端末3に伝送される
電文の例で、初めにヘッダ、次にソースアドレスデータ
“0x01”およびデストネーションアドレスデータ
“0x03”、最後に伝達内容を表わすデータがある。
【0031】つぎに、上記の構成の作用を図5ないし図
8を参照しながら説明する。図5はコントローラ1の制
御を説明するためのフローチャート、図6は電文の例、
図7は各エアコン端末3の制御を説明するためのフロー
チャート、図8は不正アクセスの例である。
8を参照しながら説明する。図5はコントローラ1の制
御を説明するためのフローチャート、図6は電文の例、
図7は各エアコン端末3の制御を説明するためのフロー
チャート、図8は不正アクセスの例である。
【0032】コントローラ1になりすました偽装の機器
から例えばアドレス“0x03”のエアコン端末3に対
する不正なアクセスがある場合、図4に示した電文と同
様の電文がネットワーク上を流れる。
から例えばアドレス“0x03”のエアコン端末3に対
する不正なアクセスがある場合、図4に示した電文と同
様の電文がネットワーク上を流れる。
【0033】コントローラ1になりすます例として、外
部機器が偽装する場合、各エアコン端末3のいずれかが
偽装する場合など、種々が考えられる。これを偽装端末
として図8に示している。すなわち、偽装端末5は、送
受信アンテナ6を有し、かつコントローラ1と同じアド
レス“0x01”を不正に有している。
部機器が偽装する場合、各エアコン端末3のいずれかが
偽装する場合など、種々が考えられる。これを偽装端末
として図8に示している。すなわち、偽装端末5は、送
受信アンテナ6を有し、かつコントローラ1と同じアド
レス“0x01”を不正に有している。
【0034】コントローラ1では、常に、当該ホームネ
ットワークシステム上で伝送される電文が監視される
(ステップ101)。こうして監視される各電文の中
に、当該コントローラ1が送信元ではない時に当該コン
トローラ1のアドレス“0x01”と同じアドレスを送
信元として有する電文が有るか否かが判定される(ステ
ップ102)。
ットワークシステム上で伝送される電文が監視される
(ステップ101)。こうして監視される各電文の中
に、当該コントローラ1が送信元ではない時に当該コン
トローラ1のアドレス“0x01”と同じアドレスを送
信元として有する電文が有るか否かが判定される(ステ
ップ102)。
【0035】この判定が肯定の場合(ステップ102の
YES)、コントローラ1になりすました不正な機器に
よる不正なアクセスが存在するとの判断の下に、コント
ローラ1から各エアコン端末3へ図6に示すような遠隔
制御受付禁止命令を含む電文が一斉同報される(ステッ
プ103)。この電文には、デストネーションアドレス
データ“0x00”が付される。
YES)、コントローラ1になりすました不正な機器に
よる不正なアクセスが存在するとの判断の下に、コント
ローラ1から各エアコン端末3へ図6に示すような遠隔
制御受付禁止命令を含む電文が一斉同報される(ステッ
プ103)。この電文には、デストネーションアドレス
データ“0x00”が付される。
【0036】この一斉同報と同時に、不正アクセスの存
在を報知する旨の情報がコントローラ1の表示部13で
表示される(ステップ104)。
在を報知する旨の情報がコントローラ1の表示部13で
表示される(ステップ104)。
【0037】各エアコン端末3では、受信電文が監視さ
れ(ステップ201)、受信電文の中に遠隔制御受付禁
止命令があれば(ステップ202のYES)、コントロ
ーラ1からの命令を無視するモードが設定され、これに
より受付処理が中断される(ステップ203)。以後、
ソースアドレスデータ“0x01”を持つ電文が無視さ
れる。
れ(ステップ201)、受信電文の中に遠隔制御受付禁
止命令があれば(ステップ202のYES)、コントロ
ーラ1からの命令を無視するモードが設定され、これに
より受付処理が中断される(ステップ203)。以後、
ソースアドレスデータ“0x01”を持つ電文が無視さ
れる。
【0038】したがって、偽装端末5から不正なアクセ
スがあっても、その偽装端末5が各エアコン端末3を不
正に操作してしまうなどの不具合を未然に防止すること
ができ、安全性および信頼性の向上が図れる。
スがあっても、その偽装端末5が各エアコン端末3を不
正に操作してしまうなどの不具合を未然に防止すること
ができ、安全性および信頼性の向上が図れる。
【0039】その後、コントローラ11の設定操作部1
4で解除操作がなされると(ステップ105のYE
S)、コントローラ1から各エアコン端末3へ解除命令
を含む電文(たとえば図12に示す)が一斉同報される
(ステップ106)。この電文には、デストネーション
アドレスデータ“0x00”が付される。
4で解除操作がなされると(ステップ105のYE
S)、コントローラ1から各エアコン端末3へ解除命令
を含む電文(たとえば図12に示す)が一斉同報される
(ステップ106)。この電文には、デストネーション
アドレスデータ“0x00”が付される。
【0040】この一斉同報と同時に、表示部13におけ
る不正アクセスの存在を報知する旨の情報の表示が解除
される(ステップ107)。
る不正アクセスの存在を報知する旨の情報の表示が解除
される(ステップ107)。
【0041】各エアコン端末3では、解除命令を受信し
た際に(ステップ204のYES)、コントローラ1か
らの命令を無視するモードが解除され、これにより受付
処理が再開される(ステップ205)。以後、ソースア
ドレスデータ“0x01”を持つ電文が有効となる。
た際に(ステップ204のYES)、コントローラ1か
らの命令を無視するモードが解除され、これにより受付
処理が再開される(ステップ205)。以後、ソースア
ドレスデータ“0x01”を持つ電文が有効となる。
【0042】[2]第2の実施形態について説明する。
【0043】偽装端末5に遠隔制御受付禁止命令のコー
ドを知られた場合、不正に遠隔制御受付禁止命令を発行
してネットワークの動作を妨げることが可能となる。こ
のようなことを防止するために、遠隔制御受付禁止命令
に付加するネットワーク固有の受付禁止コードを、その
ネットワークに正規に属するコントローラ1とすべての
エアコン端末3に与える。
ドを知られた場合、不正に遠隔制御受付禁止命令を発行
してネットワークの動作を妨げることが可能となる。こ
のようなことを防止するために、遠隔制御受付禁止命令
に付加するネットワーク固有の受付禁止コードを、その
ネットワークに正規に属するコントローラ1とすべての
エアコン端末3に与える。
【0044】すなわち、空調機など任意の機器を当該ホ
ームネットワークシステムに属する端末の1つとして認
識させる際に、コントローラ1の専用線接続端子15に
専用線を介して対象機器を接続し、コントローラ1のメ
モリ12に予め登録した受付禁止コードを対象機器に送
り同対象機器のメモリ22に登録しておく。
ームネットワークシステムに属する端末の1つとして認
識させる際に、コントローラ1の専用線接続端子15に
専用線を介して対象機器を接続し、コントローラ1のメ
モリ12に予め登録した受付禁止コードを対象機器に送
り同対象機器のメモリ22に登録しておく。
【0045】CPU10は、主要な機能として次の(1
1)〜(14)の手段を備える。
1)〜(14)の手段を備える。
【0046】(11)当該ホームネットワークシステム
上で伝送される電文を監視する監視手段。
上で伝送される電文を監視する監視手段。
【0047】(12)この監視手段で監視される各電文
の中に、当該コントローラ1が送信元ではないのに当該
コントローラ1のアドレスと同じアドレスを送信元とし
て有する電文が有るか否かを判定する判定手段。
の中に、当該コントローラ1が送信元ではないのに当該
コントローラ1のアドレスと同じアドレスを送信元とし
て有する電文が有るか否かを判定する判定手段。
【0048】(13)この判定手段の判定が肯定の場合
に各エアコン端末3へ遠隔制御受付禁止命令を受付禁止
コードと共に送信する制御手段。
に各エアコン端末3へ遠隔制御受付禁止命令を受付禁止
コードと共に送信する制御手段。
【0049】(14)遠隔制御受付禁止命令を解除する
ための解除命令を各端末へ送信する制御手段。
ための解除命令を各端末へ送信する制御手段。
【0050】CPU20は、主要な機能として次の(1
5)(16)の手段を備える。
5)(16)の手段を備える。
【0051】(15)コントローラ1から遠隔制御受付
禁止命令を受信した際に、その遠隔制御受付禁止命令に
受付禁止コードが付されていて、しかもその受付禁止コ
ードがメモリ22に予め登録されている受付禁止コード
と一致する場合のみ、コントローラ1からの命令を無視
するモードを設定する制御手段。
禁止命令を受信した際に、その遠隔制御受付禁止命令に
受付禁止コードが付されていて、しかもその受付禁止コ
ードがメモリ22に予め登録されている受付禁止コード
と一致する場合のみ、コントローラ1からの命令を無視
するモードを設定する制御手段。
【0052】(16)解除命令を受信した際に、コント
ローラ1からの命令を無視するモードを解除する。
ローラ1からの命令を無視するモードを解除する。
【0053】他の構成は第1の実施形態と同じであるの
で、その説明は省略する。
で、その説明は省略する。
【0054】つぎに、上記の構成の作用を図9ないし図
11を参照しながら説明する。図9はコントローラ1の
制御を説明するためのフローチャート、図10は電文の
例、図11は各エアコン端末3の制御を説明するための
フローチャートである。
11を参照しながら説明する。図9はコントローラ1の
制御を説明するためのフローチャート、図10は電文の
例、図11は各エアコン端末3の制御を説明するための
フローチャートである。
【0055】コントローラ1では、常に、当該ホームネ
ットワークシステム上で伝送される電文が監視される
(ステップ101)。こうして監視される各電文の中
に、当該コントローラ1が送信元ではない時に当該コン
トローラ1のアドレス“0x01”と同じアドレスを送
信元として有する電文が有るか否かが判定される(ステ
ップ102)。
ットワークシステム上で伝送される電文が監視される
(ステップ101)。こうして監視される各電文の中
に、当該コントローラ1が送信元ではない時に当該コン
トローラ1のアドレス“0x01”と同じアドレスを送
信元として有する電文が有るか否かが判定される(ステ
ップ102)。
【0056】この判定が肯定の場合(ステップ102の
YES)、コントローラ1になりすました不正な機器に
よる不正なアクセスが存在するとの判断の下に、コント
ローラ1から各エアコン端末3へ図10に示すような遠
隔制御受付禁止命令および受付禁止コードを含む電文が
一斉同報される(ステップ103a)。この電文には、
デストネーションアドレスデータ“0x00”が付され
る。
YES)、コントローラ1になりすました不正な機器に
よる不正なアクセスが存在するとの判断の下に、コント
ローラ1から各エアコン端末3へ図10に示すような遠
隔制御受付禁止命令および受付禁止コードを含む電文が
一斉同報される(ステップ103a)。この電文には、
デストネーションアドレスデータ“0x00”が付され
る。
【0057】この一斉同報と同時に、不正アクセスの存
在を報知する旨の情報がコントローラ1の表示部13で
表示される(ステップ104)。
在を報知する旨の情報がコントローラ1の表示部13で
表示される(ステップ104)。
【0058】各エアコン端末3では、図11に示すよう
に受信電文が監視され(ステップ201)、受信電文の
中に遠隔制御受付禁止命令があれば(ステップ202の
YES)、その隔制御受付禁止命令に付されているはず
の受付禁止コードと予め登録されている受付禁止コード
とが比較される(ステップ206)。受付禁止コードが
付されていて、しかもその受付禁止コードが予め登録さ
れている受付禁止コードと一致する場合のみ(ステップ
207のYES)、コントローラ1からの命令を無視す
るモードが設定され、これにより受付処理が中断される
(ステップ203)。以後、ソースアドレスデータ“0
x01”を持つ電文が無視される。
に受信電文が監視され(ステップ201)、受信電文の
中に遠隔制御受付禁止命令があれば(ステップ202の
YES)、その隔制御受付禁止命令に付されているはず
の受付禁止コードと予め登録されている受付禁止コード
とが比較される(ステップ206)。受付禁止コードが
付されていて、しかもその受付禁止コードが予め登録さ
れている受付禁止コードと一致する場合のみ(ステップ
207のYES)、コントローラ1からの命令を無視す
るモードが設定され、これにより受付処理が中断される
(ステップ203)。以後、ソースアドレスデータ“0
x01”を持つ電文が無視される。
【0059】したがって、偽装端末5から不正なアクセ
スがあっても、その偽装端末5が各エアコン端末3を不
正に操作してしまうなどの不具合を未然に防止すること
ができる。しかも、受付禁止コードの付加により、偽装
端末5による遠隔制御受付禁止の不正な設定を防止する
ことができ、安全性および信頼性のさらなる向上が図れ
る。
スがあっても、その偽装端末5が各エアコン端末3を不
正に操作してしまうなどの不具合を未然に防止すること
ができる。しかも、受付禁止コードの付加により、偽装
端末5による遠隔制御受付禁止の不正な設定を防止する
ことができ、安全性および信頼性のさらなる向上が図れ
る。
【0060】受付禁止コードがいわゆるハウスコードと
異なるのは、通常の電文に受付禁止コードが含まれてお
らず、遠隔制御受付禁止命令を含む電文にのみ付加され
ることである。これにより、受付禁止コードが外部に漏
洩する可能性が低くなる。
異なるのは、通常の電文に受付禁止コードが含まれてお
らず、遠隔制御受付禁止命令を含む電文にのみ付加され
ることである。これにより、受付禁止コードが外部に漏
洩する可能性が低くなる。
【0061】その後、コントローラ11の設定操作部1
4で解除操作がなされると(ステップ105のYE
S)、コントローラ1から各エアコン端末3へ解除命令
を含む図12に示すような電文が一斉同報される(ステ
ップ106)。この電文には、デストネーションアドレ
スデータ“0x00”および操作情報ではないダミーの
命令データが付される。
4で解除操作がなされると(ステップ105のYE
S)、コントローラ1から各エアコン端末3へ解除命令
を含む図12に示すような電文が一斉同報される(ステ
ップ106)。この電文には、デストネーションアドレ
スデータ“0x00”および操作情報ではないダミーの
命令データが付される。
【0062】この一斉同報と同時に、表示部13におけ
る不正アクセスの存在を報知する旨の情報の表示が解除
される(ステップ107)。
る不正アクセスの存在を報知する旨の情報の表示が解除
される(ステップ107)。
【0063】各エアコン端末3では、解除命令を受信し
た際に(ステップ204のYES)、コントローラ1か
らの命令を無視するモードが解除され、これにより受付
処理が再開される(ステップ205)。以後、ソースア
ドレスデータ“0x01”を持つ電文が有効となる。
た際に(ステップ204のYES)、コントローラ1か
らの命令を無視するモードが解除され、これにより受付
処理が再開される(ステップ205)。以後、ソースア
ドレスデータ“0x01”を持つ電文が有効となる。
【0064】なお、コントローラ1から送信される受付
禁止コード(メモリ12に登録されている受付禁止コー
ド)については、コントローラ1の設定操作部14に用
意されているディップスイッチを操作することにより、
変更することができる。各エアコン端末3のメモリ22
に登録されている受付禁止コードについても、各エアコ
ン端末3の設定操作部24に用意されているディップス
イッチを操作することにより、変更することができる。
禁止コード(メモリ12に登録されている受付禁止コー
ド)については、コントローラ1の設定操作部14に用
意されているディップスイッチを操作することにより、
変更することができる。各エアコン端末3のメモリ22
に登録されている受付禁止コードについても、各エアコ
ン端末3の設定操作部24に用意されているディップス
イッチを操作することにより、変更することができる。
【0065】一度、受付禁止コードを付加した電文が送
信されると、受付禁止コードが盗まれ、不正に遠隔制御
受付禁止の処理が実行されることが考えられる。そこ
で、受付禁止コードを付加した電文が一旦送信された後
は、解除命令を送信する前に、上記のように受付禁止コ
ードを変更するのが最良である。受付禁止コードを付加
した電文が一旦送信されたかどうかは、表示部13,2
3の表示から判断することができる。
信されると、受付禁止コードが盗まれ、不正に遠隔制御
受付禁止の処理が実行されることが考えられる。そこ
で、受付禁止コードを付加した電文が一旦送信された後
は、解除命令を送信する前に、上記のように受付禁止コ
ードを変更するのが最良である。受付禁止コードを付加
した電文が一旦送信されたかどうかは、表示部13,2
3の表示から判断することができる。
【0066】また、遠隔制御受付禁止命令については、
その種類を選択することが可能である。この選択処理
は、空調機など任意の機器を当該ホームネットワークシ
ステムに属する端末の1つとして認識させる際に、コン
トローラ1の専用線接続端子15に専用線を介して対象
機器を接続した状態で行うことができる。この選択処理
を行うことにより、各エアコン端末3において、特定の
種類の遠隔制御についてのみ受付が禁止され、他の種類
の遠隔制御についてはその受付が許容される。
その種類を選択することが可能である。この選択処理
は、空調機など任意の機器を当該ホームネットワークシ
ステムに属する端末の1つとして認識させる際に、コン
トローラ1の専用線接続端子15に専用線を介して対象
機器を接続した状態で行うことができる。この選択処理
を行うことにより、各エアコン端末3において、特定の
種類の遠隔制御についてのみ受付が禁止され、他の種類
の遠隔制御についてはその受付が許容される。
【0067】[3]第3の実施形態について説明する。
【0068】偽装端末5に解除命令のコードを知られた
場合、不正に解除命令を発行して受付禁止を解除するこ
とが可能となる。このようなことを防止するために、解
除命令に付加するネットワーク固有の解除コードを、そ
のネットワークに正規に属するコントローラ1とすべて
のエアコン端末3に与える。
場合、不正に解除命令を発行して受付禁止を解除するこ
とが可能となる。このようなことを防止するために、解
除命令に付加するネットワーク固有の解除コードを、そ
のネットワークに正規に属するコントローラ1とすべて
のエアコン端末3に与える。
【0069】すなわち、空調機など任意の機器を当該ホ
ームネットワークシステムに属する端末の1つとして認
識させる際に、コントローラ1の専用線接続端子15に
専用線を介して対象機器を接続し、コントローラ1のメ
モリ12に予め登録した解除コードを対象機器に送り同
対象機器のメモリ22に登録しておく。
ームネットワークシステムに属する端末の1つとして認
識させる際に、コントローラ1の専用線接続端子15に
専用線を介して対象機器を接続し、コントローラ1のメ
モリ12に予め登録した解除コードを対象機器に送り同
対象機器のメモリ22に登録しておく。
【0070】CPU10は、主要な機能として次の(2
1)〜(24)の手段を備える。
1)〜(24)の手段を備える。
【0071】(21)当該ホームネットワークシステム
上で伝送される電文を監視する監視手段。
上で伝送される電文を監視する監視手段。
【0072】(22)この監視手段で監視される各電文
の中に、当該コントローラ1が送信元ではない時に当該
コントローラ1のアドレスと同じアドレスを送信元とし
て有する電文が有るか否かを判定する判定手段。
の中に、当該コントローラ1が送信元ではない時に当該
コントローラ1のアドレスと同じアドレスを送信元とし
て有する電文が有るか否かを判定する判定手段。
【0073】(23)この判定手段の判定が肯定の場合
に各エアコン端末3へ遠隔制御受付禁止命令を受付禁止
コードと共に送信する制御手段。
に各エアコン端末3へ遠隔制御受付禁止命令を受付禁止
コードと共に送信する制御手段。
【0074】(24)遠隔制御受付禁止命令を解除する
ための解除命令を解除コードと共に各端末へ送信する制
御手段。
ための解除命令を解除コードと共に各端末へ送信する制
御手段。
【0075】CPU20は、主要な機能として次の(2
5)(26)の手段を備える。
5)(26)の手段を備える。
【0076】(25)コントローラ1から遠隔制御受付
禁止命令を受信した際に、その遠隔制御受付禁止命令に
受付禁止コードが付されていて、しかもその受付禁止コ
ードがメモリ22に予め登録されている受付禁止コード
と一致する場合のみ、コントローラ1からの命令を無視
するモードを設定する制御手段。
禁止命令を受信した際に、その遠隔制御受付禁止命令に
受付禁止コードが付されていて、しかもその受付禁止コ
ードがメモリ22に予め登録されている受付禁止コード
と一致する場合のみ、コントローラ1からの命令を無視
するモードを設定する制御手段。
【0077】(26)解除命令を受信した際に、その解
除命令に解除コードが付されていてしかもその解除コー
ドが予め登録ている解除コードと一致する場合のみ、コ
ントローラ1からの命令を無視するモードを解除する。
除命令に解除コードが付されていてしかもその解除コー
ドが予め登録ている解除コードと一致する場合のみ、コ
ントローラ1からの命令を無視するモードを解除する。
【0078】他の構成は第1の実施形態と同じであるの
で、その説明は省略する。
で、その説明は省略する。
【0079】つぎに、上記の構成の作用を図13ないし
図15を参照しながら説明する。図13はコントローラ
1の制御を説明するためのフローチャート、図14は電
文の例、図15は各エアコン端末3の制御を説明するた
めのフローチャートである。
図15を参照しながら説明する。図13はコントローラ
1の制御を説明するためのフローチャート、図14は電
文の例、図15は各エアコン端末3の制御を説明するた
めのフローチャートである。
【0080】コントローラ1では、常に、当該ホームネ
ットワークシステム上で伝送される電文が監視される
(ステップ101)。こうして監視される各電文の中
に、当該コントローラ1が送信元ではない時に当該コン
トローラ1のアドレス“0x01”と同じアドレスを送
信元として有する電文が有るか否かが判定される(ステ
ップ102)。
ットワークシステム上で伝送される電文が監視される
(ステップ101)。こうして監視される各電文の中
に、当該コントローラ1が送信元ではない時に当該コン
トローラ1のアドレス“0x01”と同じアドレスを送
信元として有する電文が有るか否かが判定される(ステ
ップ102)。
【0081】この判定が肯定の場合(ステップ102の
YES)、コントローラ1になりすました不正な機器に
よる不正なアクセスが存在するとの判断の下に、コント
ローラ1から各エアコン端末3へ図10に示すような遠
隔制御受付禁止命令および受付禁止コードを含む電文が
一斉同報される(ステップ103a)。この電文には、
デストネーションアドレスデータ“0x00”が付され
る。
YES)、コントローラ1になりすました不正な機器に
よる不正なアクセスが存在するとの判断の下に、コント
ローラ1から各エアコン端末3へ図10に示すような遠
隔制御受付禁止命令および受付禁止コードを含む電文が
一斉同報される(ステップ103a)。この電文には、
デストネーションアドレスデータ“0x00”が付され
る。
【0082】この一斉同報と同時に、不正アクセスの存
在を報知する旨の情報がコントローラ1の表示部13で
表示される(ステップ104)。
在を報知する旨の情報がコントローラ1の表示部13で
表示される(ステップ104)。
【0083】各エアコン端末3では、受信電文が監視さ
れ(ステップ201)、受信電文の中に遠隔制御受付禁
止命令があれば(ステップ202のYES)、その遠隔
制御受付禁止命令に付されているはずの受付禁止コード
と予めエアコン端末3のメモリ22に登録されている受
付禁止コードとが比較される(ステップ206)。そし
て、受付禁止コードが付されていて、しかもその受付禁
止コードが予め登録されている受付禁止コードと一致す
る場合のみ(ステップ207のYES)、コントローラ
1からの命令を無視するモードが設定され、これにより
受付処理が中断される(ステップ203)。以後、ソー
スアドレスデータ“0x01”を持つ電文が無視され
る。
れ(ステップ201)、受信電文の中に遠隔制御受付禁
止命令があれば(ステップ202のYES)、その遠隔
制御受付禁止命令に付されているはずの受付禁止コード
と予めエアコン端末3のメモリ22に登録されている受
付禁止コードとが比較される(ステップ206)。そし
て、受付禁止コードが付されていて、しかもその受付禁
止コードが予め登録されている受付禁止コードと一致す
る場合のみ(ステップ207のYES)、コントローラ
1からの命令を無視するモードが設定され、これにより
受付処理が中断される(ステップ203)。以後、ソー
スアドレスデータ“0x01”を持つ電文が無視され
る。
【0084】したがって、偽装端末5から不正なアクセ
スがあっても、その偽装端末5が各エアコン端末3を不
正に操作してしまうなどの不具合を未然に防止すること
ができる。しかも、受付禁止コードの付加により、偽装
端末5による遠隔制御受付禁止の不正な設定を防止する
ことができ、安全性および信頼性のさらなる向上が図れ
る。
スがあっても、その偽装端末5が各エアコン端末3を不
正に操作してしまうなどの不具合を未然に防止すること
ができる。しかも、受付禁止コードの付加により、偽装
端末5による遠隔制御受付禁止の不正な設定を防止する
ことができ、安全性および信頼性のさらなる向上が図れ
る。
【0085】受付禁止コードがいわゆるハウスコードと
異なるのは、通常の電文に受付禁止コードが含まれず、
遠隔制御受付禁止命令を含む電文にのみ付加されること
である。これにより、受付禁止コードが外部に漏洩する
可能性が低くなる。
異なるのは、通常の電文に受付禁止コードが含まれず、
遠隔制御受付禁止命令を含む電文にのみ付加されること
である。これにより、受付禁止コードが外部に漏洩する
可能性が低くなる。
【0086】その後、コントローラ11の設定操作部1
4で解除操作がなされると(ステップ105のYE
S)、コントローラ1から各エアコン端末3へ図14に
示すように解除命令としてソースアドレスデータ“0x
FF”を含む電文が一斉同報される(ステップ106
a)。この電文には、デストネーションアドレスデータ
“0x00”および解除コードが付される。
4で解除操作がなされると(ステップ105のYE
S)、コントローラ1から各エアコン端末3へ図14に
示すように解除命令としてソースアドレスデータ“0x
FF”を含む電文が一斉同報される(ステップ106
a)。この電文には、デストネーションアドレスデータ
“0x00”および解除コードが付される。
【0087】この一斉同報と同時に、表示部13におけ
る不正アクセスの存在を報知する旨の情報の表示が解除
される(ステップ107)。
る不正アクセスの存在を報知する旨の情報の表示が解除
される(ステップ107)。
【0088】各エアコン端末3では、解除命令を受信し
た際に(ステップ204のYES)、その解除命令に付
されているはずの解除コードと予めエアコン端末3のメ
モリ22に登録されている解除コードとが比較される
(ステップ205)。解除コードが付されていて、しか
もその解除コードが予め登録されている解除コードと一
致する場合のみ(ステップ208のYES)、コントロ
ーラ1からの命令を無視するモードが解除され、これに
より受付処理が再開される(ステップ209)。以後、
ソースアドレスデータ“0x01”を持つ電文が有効と
なる。
た際に(ステップ204のYES)、その解除命令に付
されているはずの解除コードと予めエアコン端末3のメ
モリ22に登録されている解除コードとが比較される
(ステップ205)。解除コードが付されていて、しか
もその解除コードが予め登録されている解除コードと一
致する場合のみ(ステップ208のYES)、コントロ
ーラ1からの命令を無視するモードが解除され、これに
より受付処理が再開される(ステップ209)。以後、
ソースアドレスデータ“0x01”を持つ電文が有効と
なる。
【0089】解除コードがいわゆるハウスコードと異な
るのは、通常の電文に解除コードが含まれず、解除命令
を含む電文にのみ付加されることである。これにより、
解除コードが外部に漏洩する可能性が低くなる。
るのは、通常の電文に解除コードが含まれず、解除命令
を含む電文にのみ付加されることである。これにより、
解除コードが外部に漏洩する可能性が低くなる。
【0090】このような解除コードの付加により、偽装
端末5による遠隔制御受付禁止の不正な解除を防止する
ことができ、安全性および信頼性のさらなる向上が図れ
る。
端末5による遠隔制御受付禁止の不正な解除を防止する
ことができ、安全性および信頼性のさらなる向上が図れ
る。
【0091】なお、コントローラ1から送信される解除
コードおよび各エアコン端末3に登録されている解除コ
ードについては、コントローラ1から送信される受付禁
止コードおよび各エアコン端末3に登録されている受付
禁止コードと同じコードとしてもよい。すなわち、空調
機など任意の機器を当該ホームネットワークシステムに
属する端末の1つとして認識させる際に、共通のコード
を受付禁止コードおよび解除コードとしてメモリ12,
22に登録することができる。こうすることにより、コ
ード登録作業が簡略化されるとともに、メモリ12,2
2の記憶容量を減少させることができる。
コードおよび各エアコン端末3に登録されている解除コ
ードについては、コントローラ1から送信される受付禁
止コードおよび各エアコン端末3に登録されている受付
禁止コードと同じコードとしてもよい。すなわち、空調
機など任意の機器を当該ホームネットワークシステムに
属する端末の1つとして認識させる際に、共通のコード
を受付禁止コードおよび解除コードとしてメモリ12,
22に登録することができる。こうすることにより、コ
ード登録作業が簡略化されるとともに、メモリ12,2
2の記憶容量を減少させることができる。
【0092】また、コントローラ1から送信される受付
禁止コードおよび解除コード(メモリ12に登録されて
いる受付禁止コードおよび解除コード)については、コ
ントローラ1の設定操作部14に用意されているディッ
プスイッチを操作することにより、変更することができ
る。各エアコン端末3のメモリ22に登録されている受
付禁止コードおよび解除コードについても、各エアコン
端末3の設定操作部24に用意されているディップスイ
ッチを操作することにより、変更することができる。
禁止コードおよび解除コード(メモリ12に登録されて
いる受付禁止コードおよび解除コード)については、コ
ントローラ1の設定操作部14に用意されているディッ
プスイッチを操作することにより、変更することができ
る。各エアコン端末3のメモリ22に登録されている受
付禁止コードおよび解除コードについても、各エアコン
端末3の設定操作部24に用意されているディップスイ
ッチを操作することにより、変更することができる。
【0093】一度、受付禁止コードあるいは解除コード
を付加した電文が送信されると、受付禁止コードあるい
は解除コードが盗まれ、不正に遠隔制御受付禁止の処理
が実行されたりあるいは解除されることが考えられる。
そこで、受付禁止コードあるいは解除コードを付加した
電文が一旦送信された後は、解除命令を送信する前に、
上記のように受付禁止コードあるいは解除コードを変更
するのが最良である。受付禁止コードあるいは解除コー
ドを付加した電文が一旦送信されたかどうかは、表示部
13,23の表示から判断することができる。
を付加した電文が送信されると、受付禁止コードあるい
は解除コードが盗まれ、不正に遠隔制御受付禁止の処理
が実行されたりあるいは解除されることが考えられる。
そこで、受付禁止コードあるいは解除コードを付加した
電文が一旦送信された後は、解除命令を送信する前に、
上記のように受付禁止コードあるいは解除コードを変更
するのが最良である。受付禁止コードあるいは解除コー
ドを付加した電文が一旦送信されたかどうかは、表示部
13,23の表示から判断することができる。
【0094】[4]第4の実施形態について説明する。
【0095】図16に示すように、コントローラ1に、
当該ホームネットワークシステム上の情報伝送媒体とは
異なる情報伝送媒体たとえば複数の専用線(たとえば電
灯線)7を介して、それぞれ監視端末8が接続されてい
る。
当該ホームネットワークシステム上の情報伝送媒体とは
異なる情報伝送媒体たとえば複数の専用線(たとえば電
灯線)7を介して、それぞれ監視端末8が接続されてい
る。
【0096】各監視端末8は、送受信アンテナ9を有す
るとともに、コントローラ1から送信される電文をケー
ブル7を介して直接的に監視する機能を有するもので、
一般の家電機器など何でもよい。
るとともに、コントローラ1から送信される電文をケー
ブル7を介して直接的に監視する機能を有するもので、
一般の家電機器など何でもよい。
【0097】他の構成は第1ないし第3の実施形態と同
じであり、その説明は省略する。
じであり、その説明は省略する。
【0098】この場合、コントローラ1は、図17のフ
ローチャートに示すように、遠隔制御受付禁止命令や解
除命令を出したとき(ステップ211のYES)、監視
端末8へ発行信号を送る(ステップ212)。
ローチャートに示すように、遠隔制御受付禁止命令や解
除命令を出したとき(ステップ211のYES)、監視
端末8へ発行信号を送る(ステップ212)。
【0099】各監視端末8は、ホームネットワークシス
テム上の電文を送受信アンテナ9を介して常に監視して
おり、コントローラ1から発行信号を受けていないのに
もかかわらず(ステップ301のNO)、コントローラ
1のアドレス“0x01”を持つ電文を受信したとき
(ステップ302)、コントローラ1になりすました機
器による不正なアクセスが存在するとの判断の下に、コ
ントローラ1から各エアコン端末3へ遠隔制御受付禁止
命令を含む電文を一斉同報せしめる(ステップ30
3)。
テム上の電文を送受信アンテナ9を介して常に監視して
おり、コントローラ1から発行信号を受けていないのに
もかかわらず(ステップ301のNO)、コントローラ
1のアドレス“0x01”を持つ電文を受信したとき
(ステップ302)、コントローラ1になりすました機
器による不正なアクセスが存在するとの判断の下に、コ
ントローラ1から各エアコン端末3へ遠隔制御受付禁止
命令を含む電文を一斉同報せしめる(ステップ30
3)。
【0100】したがって、偽装端末5から不正なアクセ
スがあっても、その偽装端末5が各エアコン端末3を不
正に操作してしまうなどの不具合を未然に防止すること
ができ、安全性および信頼性の向上が図れる。
スがあっても、その偽装端末5が各エアコン端末3を不
正に操作してしまうなどの不具合を未然に防止すること
ができ、安全性および信頼性の向上が図れる。
【0101】[5]なお、上記各実施形態では、エアコ
ン端末を例に説明したが、他の家電機器を端末とする場
合にも同様に実施可能である。その他、この発明は上記
核実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない
範囲で種々変形実施可能である。
ン端末を例に説明したが、他の家電機器を端末とする場
合にも同様に実施可能である。その他、この発明は上記
核実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない
範囲で種々変形実施可能である。
【0102】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、当
該システム上で伝送される電文を監視し、各電文の中
に、コントローラが送信元ではないのに同コントローラ
のアドレスと同じアドレスを送信元として有する電文が
有れば、コントローラになりすました機器による不正な
アクセスが存在するとの判断の下に、コントローラから
各端末へ遠隔制御受付禁止命令を送信し、一方、各端末
では、遠隔制御受付禁止命令を受信した際に、コントロ
ーラからの命令を無視するモードを設定するようにした
ので、コントローラになりすました機器が各端末を不正
に操作してしまうなどの不具合を未然に防止することが
できる安全性にすぐれたホームネットワークシステムを
提供できる。
該システム上で伝送される電文を監視し、各電文の中
に、コントローラが送信元ではないのに同コントローラ
のアドレスと同じアドレスを送信元として有する電文が
有れば、コントローラになりすました機器による不正な
アクセスが存在するとの判断の下に、コントローラから
各端末へ遠隔制御受付禁止命令を送信し、一方、各端末
では、遠隔制御受付禁止命令を受信した際に、コントロ
ーラからの命令を無視するモードを設定するようにした
ので、コントローラになりすました機器が各端末を不正
に操作してしまうなどの不具合を未然に防止することが
できる安全性にすぐれたホームネットワークシステムを
提供できる。
【図1】第1、第2、第3の実施形態の全体的な構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図2】各実施形態におけるコントローラの構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図3】各実施形態における各エアコン端末の構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図4】各実施形態における電文のフォーマットを示す
図。
図。
【図5】第1の実施形態におけるコントローラの制御を
説明するためのフローチャート。
説明するためのフローチャート。
【図6】第1の実施形態における遠隔制御受付禁止命令
を含む電文のフォーマットを示す図。
を含む電文のフォーマットを示す図。
【図7】第1の実施形態における各エアコン端末の制御
を説明するためのフローチャート。
を説明するためのフローチャート。
【図8】各実施形態における偽装端末による不正アクセ
スの例を示す図。
スの例を示す図。
【図9】第2の実施形態におけるコントローラの制御を
説明するためのフローチャート。
説明するためのフローチャート。
【図10】第2の実施形態における遠隔制御受付禁止命
令および受付禁止コードを含む電文のフォーマットを示
す図。
令および受付禁止コードを含む電文のフォーマットを示
す図。
【図11】第2の実施形態における各エアコン端末の制
御を説明するためのフローチャート。
御を説明するためのフローチャート。
【図12】各実施形態における解除命令を含む電文のフ
ォーマットを示す図。
ォーマットを示す図。
【図13】第3の実施形態におけるコントローラの制御
を説明するためのフローチャート。
を説明するためのフローチャート。
【図14】第3の実施形態における遠隔制御受付禁止命
令および受付禁止コードを含む電文のフォーマットを示
す図。
令および受付禁止コードを含む電文のフォーマットを示
す図。
【図15】第3の実施形態における各エアコン端末の制
御を説明するためのフローチャート。
御を説明するためのフローチャート。
【図16】第4の実施形態の全体的な構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図17】第4の実施形態におけるコントローラの制御
の一部を説明するためのフローチャート。
の一部を説明するためのフローチャート。
【図18】第4の実施形態における各監視端末の制御を
説明するためのフローチャート。
説明するためのフローチャート。
1…コントローラ、3…エアコン端末、5…偽装端末、
8…監視端末、10…CPU、11…送受信部、12…
メモリ、13…表示部、14…設定操作部、15…専用
線接続端子、20…CPU、21…送受信部、22…メ
モリ、23…表示部、24…設定操作部、25…専用線
接続端子、26…センサ、27…駆動装置
8…監視端末、10…CPU、11…送受信部、12…
メモリ、13…表示部、14…設定操作部、15…専用
線接続端子、20…CPU、21…送受信部、22…メ
モリ、23…表示部、24…設定操作部、25…専用線
接続端子、26…センサ、27…駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA05 CC48 EE51 GG03 5B089 GA01 GA21 GB02 HA11 JA35 JB16 JB22 KA17 KB06 KB13 KC47 5K033 BA01 BA08 DA01 DA17 EA06 5K048 AA15 BA12 DA02 DC01 EA14 EA16 EB01 EB02 HA01 HA02
Claims (9)
- 【請求項1】 複数の端末およびこれら端末を制御する
ためのコントローラからなるホームネットワークシステ
ムにおいて、 当該システム上で伝送される電文を監視する監視手段
と、 この監視手段で監視される各電文の中に、前記コントロ
ーラが送信元ではない時に同コントローラのアドレスと
同じアドレスを送信元として有する電文が有るか否かを
判定する判定手段と、 前記コントローラに設けられ、前記判定手段の判定が肯
定の場合に前記各端末へ遠隔制御受付禁止命令を送信す
る第1の制御手段と、 前記各端末に設けられ、前記遠隔制御受付禁止命令を受
信した際に前記コントローラからの命令を無視するモー
ドを設定する第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とするホームネットワークシステ
ム。 - 【請求項2】 複数の端末およびこれら端末を制御する
ためのコントローラからなるホームネットワークシステ
ムにおいて、 当該システム上で伝送される電文を監視する監視手段
と、 この監視手段で監視される各電文の中に、前記コントロ
ーラが送信元ではない時に同コントローラのアドレスと
同じアドレスを送信元として有する電文が有るか否かを
判定する判定手段と、 前記コントローラに設けられ、前記判定手段の判定が肯
定の場合に遠隔制御禁止受付命令をシステム固有の受付
禁止コードと共に前記各端末へ送信する第1の制御手段
と、 前記各端末に設けられ、前記遠隔制御受付禁止命令を受
信した際に、その遠隔制御受付禁止命令に受付禁止コー
ドが付されていてしかもその受付禁止コードが予め登録
されている受付禁止コードと一致する場合のみ、前記コ
ントローラからの命令を無視するモードを設定する第2
の制御手段と、 を具備したことを特徴とするホームネットワークシステ
ム。 - 【請求項3】 請求項2に記載のホームネットワークシ
ステムにおいて、 前記コントローラから送信される受付禁止コードおよび
前記各端末に登録されている受付禁止コードは、変更可
能であることを特徴とするホームネットワークシステ
ム。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のホーム
ネットワークシステムにおいて、 前記コントローラから送信される遠隔制御受付禁止命令
は、その種類が選択可能であることを特徴とするホーム
ネットワークシステム。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載のホーム
ネットワークシステムにおいて、 前記コントローラに設けられ、前記遠隔制御受付禁止命
令を解除するための解除命令を前記各端末へ送信する第
3の制御手段と、 前記各端末に設けられ、前記解除命令を受信した際に、
前記コントローラからの命令を無視するモードを解除す
る第4の制御手段と、 をさらに具備したことを特徴とするホームネットワーク
システム。 - 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載のホーム
ネットワークシステムにおいて、 前記コントローラに設けられ、前記遠隔制御受付禁止命
令を解除するための解除命令を解除コードと共に前記各
端末へ送信する第3の制御手段と、 前記各端末に設けられ、前記解除命令を受信した際に、
その解除命令に解除コードが付されていてその解除コー
ドが予め登録されている解除コードと一致する場合の
み、前記コントローラからの命令を無視するモードを解
除する第4の制御手段と、 をさらに具備したことを特徴とするホームネットワーク
システム。 - 【請求項7】 請求項6に記載のホームネットワークシ
ステムにおいて、 前記コントローラから送信される解除コードおよび前記
各端末に登録されている解除コードは、前記コントロー
ラから送信される受付禁止コードおよび前記各端末に登
録されている受付禁止コードと同じコードである、こと
を特徴とするホームネットワークシステム。 - 【請求項8】 請求項6に記載のホームネットワークシ
ステムにおいて、 前記コントローラから送信される解除コードおよび前記
各端末に登録されている解除コードは、変更可能である
ことを特徴とするホームネットワークシステム。 - 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
載のホームネットワークシステムにおいて、 前記監視手段は、当該システム上の情報伝送媒体とは異
なる情報伝送媒体を介して前記コントローラに接続され
ていることを特徴とするホームネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000091699A JP2001285962A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | ホームネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000091699A JP2001285962A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | ホームネットワークシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001285962A true JP2001285962A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=18607136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000091699A Pending JP2001285962A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | ホームネットワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001285962A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2015182103A1 (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 送信装置、受信装置、送信方法および受信方法 |
-
2000
- 2000-03-29 JP JP2000091699A patent/JP2001285962A/ja active Pending
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US8306521B2 (en) | 2007-05-07 | 2012-11-06 | Denso Corporation | Vehicle control apparatus with data reprogrammable via wireless communication network |
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JP2015039223A (ja) * | 2014-10-17 | 2015-02-26 | 株式会社東芝 | フェムトセルにおいて使用される装置及び方法 |
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