JP2000189272A - 車両用シ―トの表面構造 - Google Patents
車両用シ―トの表面構造Info
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- JP2000189272A JP2000189272A JP10376791A JP37679198A JP2000189272A JP 2000189272 A JP2000189272 A JP 2000189272A JP 10376791 A JP10376791 A JP 10376791A JP 37679198 A JP37679198 A JP 37679198A JP 2000189272 A JP2000189272 A JP 2000189272A
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Abstract
サイドサポート性を向上させることである。 【構成】パッド(1)のサイドサポート形成部(15)
に、多数の独立状小凹窪(10)(10)…を設け、こ
の各小凹窪(10)内に表皮(2)を喰い込ませて接着
して、シートのサイドサポート部(9)に装飾用凹部
(4)を設けたことを特徴とする。
Description
どの車両用シートの表面(着座面)構造に関する。
性を向上させるためにシートクッション、シートバック
の左右に隆起状のサイドサポート部が設けてあるものが
ある。
シートは、モールド加工した発泡体製パッドに表皮を接
着して形成している。
めにサイドサポート部に対応する部分のパッドを中央部
に対して高密度或いは硬質の発泡体で成形しているもの
もある。
サイドサポート部に対応する部分を高密度、硬質の発泡
体で成形したものは、少なくとも二種類の発泡体製パッ
ドで成形されているため、パッドの成形性が悪いばかり
か、パッドの中央部とサイドサポート部の弾性等が異な
るため、使用時に異物感が生じる不具合があった。
したものは、前記不具合は解消されるが、サイドサポー
ト性が悪くなり、サイドサポートがシートの長期使用に
よってヘタる不具合があった。
除去することを目的とする。
めの本発明は、表面の左右に隆起状のサイドサポート形
成部を有する発泡体製パッドに、表皮を被覆して接着す
ることにより形成する車両用シートにおいて、前記パッ
ドのサイドサポート形成部には多数の独立状小凹窪を設
け、該各小凹窪内に前記表皮を喰い込ませて接着して、
シートのサイドサポート部に多数の装飾用凹部を設けて
なる構成である。
窪内に表皮を喰い込ませて接着することにより形成した
装飾用凹部は、接着剤の硬化、表皮の喰い込み等により
硬くなり、サイドサポート性が向上する。
にモールドで発泡成形してなることにより、各小凹窪部
分に硬化層が形成されるため、更に、サイドサポート性
が良好になるし、パッドの硬化層により表皮の接着性も
向上する。
なることにより、シートの外観品質も向上する。
面に参照に説明する。図1は本発明に係る自動車用シー
トのシートクッション(SC)を示し、図中(4)…
は、着座面の左右に有する隆起状サイドサポート部
(9)(9)に形成した円形状の装飾用凹部を示す。
ポート部(9)(9)の周囲に形成した装飾用の環状凹
溝(5)(6)内に配設され、シートの外観品質を向上
させている。
中央部(8)は、略平坦状でサイドサポート部(9)
(9)に対して低く形成されている。図中(7)は、シ
ートクッション(SC)の着座面の前側に形成した装飾
用凹溝を示す。
うに、フレーム(3)に支持される発泡体製のパッド
(1)に設けた小凹窪(10)内に表皮(2)を喰い込
ませて接着剤で接着することにより形成されている。
(6)も、パッド(1)に設けた凹溝(11)(12)
内に表皮(2)を喰い込ませて接着剤により接着するこ
とにより形成されている。
は、環状凹溝(5)(6)とその内部に配設した多数の
装飾用凹部(4)により、中央部(8)に対して硬質に
なり、サイドサポート性が向上する。
る前の状態を示し、パッド(2)は略シートクッション
(SC)の外形形状にモールド加工され、このモールド
加工時に隆起状のサイドサポート形成部(15)に多数
の小凹窪(10)と凹溝(11)(12)を、また、前
部側に装飾用凹溝(7)形成用の凹溝(13)を、各々
表面に同時に発泡成形する。
形成部(15)には、多数の小凹窪(10)が一体発泡
されている。従って、パッド(1)の着座面中央部(1
4)に比べ、単位面積当たりの含浸硬化層が大に形成さ
れ、特に小凹窪(10)部分において、窪みの側壁の硬
化層が略パッドのサイドサポート形成部にかかる荷重方
向と一致するため硬質になり、サイドサポート性が向上
する。
に、パン型フレーム(3)に載置され、又は、フレーム
(3)と一体に発泡成形され、あらかじめ、袋状に縫着
した表皮(2)を被覆して接着剤で接着される。
凹溝(11)(12)、凹溝(13)内に喰い込まれて
接着されるように、各小凹窪(10)、凹溝(11)
(12)、凹溝(13)内に接着剤を充分付着して接着
剤の硬化層が生じるようにする。
は、左右のサイドサポート形成部(15)を中央部(1
4)に対して大にしてシートクッション(SC)のサイ
ドサポート(9)に接着剤による硬化層が生じるように
するのが好ましい。
ト形成部に設けた多数の独立状小凹窪に表皮を喰い込ま
せて接着し、装飾用凹部を形成してなることから、シー
トのサイドサポートが硬質になり、サイドサポート性が
向上すると共に、使用時の異和感が全くなく快適な座り
心地が得られる。
るため、成形性も向上する。
各小凹窪をパッド成形時に同時にモールドで発泡成形す
るため、発泡液の含浸層が各小凹窪に沿って形成され、
更に、サイドサポート性が向上するし、各小凹窪に対す
る表皮の接着性も良好になるため、その接着剤の硬化層
により一層サイドサポート性が向上する。
サイドサポート部に装飾用の凹部が形成されているた
め、シートの外観品質を向上し得る。
Claims (3)
- 【請求項1】 表面の左右に隆起状のサイドサポート形
成部を有する発泡体製パッドに、表皮を被覆して接着す
ることにより形成する車両用シートにおいて、 前記パッドのサイドサポート形成部には多数の独立状小
凹窪を設け、該各小凹窪内に前記表皮を喰い込ませて接
着してシートのサイドサポート部を形成すると共にサイ
ドサポート部の表面に多数の装飾用凹部を設けてなる車
両用シートの表面構造。 - 【請求項2】 前記各小凹窪をパッド発泡成形時に同時
にモールドで発泡成形してなる請求項1の車両用シート
の表面構造。 - 【請求項3】 前記装飾用凹部を平面円形状に形成して
なる請求項1の車両用シートの表面構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376791A JP2000189272A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 車両用シ―トの表面構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376791A JP2000189272A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 車両用シ―トの表面構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000189272A true JP2000189272A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18507737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10376791A Pending JP2000189272A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 車両用シ―トの表面構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000189272A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007268115A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | T S Tec Kk | 座席シートおよびその製造方法 |
GB2441417A (en) * | 2006-08-30 | 2008-03-05 | Lear Corp | Vehicle seat cushion with holes to make regions of the cushion softer than others |
US7661764B2 (en) | 2006-08-30 | 2010-02-16 | Lear Corporation | Vehicle seat assembly having a hardness gradient via “A” surface intrusions and/or protrusions |
US7934774B2 (en) | 2006-03-31 | 2011-05-03 | Lear Corporation | Vehicle seat assembly having a hardness gradient |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP10376791A patent/JP2000189272A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007268115A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | T S Tec Kk | 座席シートおよびその製造方法 |
US7934774B2 (en) | 2006-03-31 | 2011-05-03 | Lear Corporation | Vehicle seat assembly having a hardness gradient |
GB2441417A (en) * | 2006-08-30 | 2008-03-05 | Lear Corp | Vehicle seat cushion with holes to make regions of the cushion softer than others |
US7661764B2 (en) | 2006-08-30 | 2010-02-16 | Lear Corporation | Vehicle seat assembly having a hardness gradient via “A” surface intrusions and/or protrusions |
US9038252B2 (en) | 2006-08-30 | 2015-05-26 | Lear Corporation | Vehicle seat assembly having a hardness gradient via surface intrusions and/or protrusions |
US9421895B2 (en) | 2006-08-30 | 2016-08-23 | Lear Corporation | Vehicle seat assembly having a hardness gradient via “A” surface intrusions and/or protrusions |
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