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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

漢字

字源

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  • 会意形声説。「」+音符「」(従者等の象形)。
  • 甲骨文は「」(の象形)+「」(刑具の象形)+「」+「」+数個の点。しもべがごみを盛った竹箕を持ち、掃除する姿に象る。奴僕、しもべが本義である。「其」は後に「」に変形、両手は「辛」の下に移り、人は偏へ、「辛」は「」に変形した。劉興隆によれば、「尾」には侮辱の意味が込められている。(漢語多功能字庫)[1]
僕
甲骨文 金文 大篆 小篆

意義

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  1. 召使い

日本語

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常用漢字

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代名詞

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  1. ボク
    1. 主に男性一人称。基本的に若年が使用する。大人が使用した場合は、わたくしわたしよりくだけた表現となる。
    2. 小さな男児に対して呼びかけるときに使用する。通常、かな表記。

熟語

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中国語

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*

熟語

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朝鮮語

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ベトナム語

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*


文字情報

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U+50D5, 僕
CJK 統合漢字-50D5

[U+50D4]
CJK統合漢字
[U+50D6]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x5C52


漢点字 六点漢字
字典掲載
康熙字典 116ページ, 18文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 1094
新潮日本語漢字辞典 (2008) 586
角川大字源 (1992) 459
講談社新大字典 (1993) 741
大漢語林 (1992) 598
三星漢韓大辞典 (1988) 247ページ, 30文字目
漢語大字典 (1986-1989) 1巻, 218ページ, 9文字目

脚注

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  1. 漢語多功能字庫(香港中文大學)2016年