面接とは、お前らの就職転職に立ちはだかる壁である。別名ウソつき大会。(ここでは集団討論には触れない)
概要
一部の小中学受験、高校受験、大学受験(医学部、AO)、院試、就職試験その他で課される試験の一つ。その人物が実際にどんな人間か、を見るために実際に会って、質問をしたりストレス耐性をテストすること。司法書士試験の二次のような口述試験を含む場合もある。
ぶっちゃけ、AO以外の受験における面接はよほど非常識な態度(医学部であれば「患者なんて金づるっすよ」とか言うとか)を取ったりしない限りは受かるし院試なんかあってないようなものである。が、面接が牙をむくのは就職転職の際である。いくら筆記を頑張っても筆記しか評価しない受験と異なり勉強の努力が水の泡になる可能性がある。もう筆記と学歴だけで採用してくれよ
実際に面接官が、多くの場合会場の一室(企業によっては喫茶店などでなんて場合も)で志願者に実際に会い、質問を行い、マナー、態度服装、答えの内容等を評価し採用不採用を決める。オーソドックスな質問としては志望動機、自己PRなど。
形式には集団面接、個別面接、集団討論があるが単に面接と言えば受験者一人に対し面接官1~数人という形式の個別面接がイメージされる。
で、ほんとに意味あるの?
実際に意味があるのか疑問であるということで、面接を廃止する企業もある。マナーやエチケットなどもそれ対策のハウツー本やマニュアルがあったりで対策してきているので素の人物像は見えない、また志望動機等だって普通志願者は本音を言わず嘘をつくわけで [1]、「その人の本当の人柄とか考えは見えないのではないか」というわけである。そんなわけで一部の企業では面接がない、なんて企業もある。
また、姓名判断とか血液型占いのために血液型を聞いてそれで採用不採用を決める、じゃんけんで決める[2]という意味不明な例もあったという。
また、実際は筆記がギリギリだったり、低学歴大学しか出ていないなどの理由で実際は不採用が決まっているけど一次試験に通っちゃったから形式的に面接するみたいな場合もある。このように実態としては面接の意義はあるのかは実際にははなはだ疑問ではある。
一応、接客業でなくともごく稀に会話能力やコミュニケーション能力が絶望的に無い人もいるため、後々の面倒事を避けたいという面はあるかもしれない。(学力面で問題なくとも)原因が過去のトラウマや生まれつきの障碍の場合もあるが、何もしなければ皺寄せを食らうのは現場である。
圧迫面接
罵倒する、怒鳴りつける、わざと嫌な質問をするなどという企業もある。
圧迫面接と呼ばれる手法で、その人物のストレス耐性を見るために行う…と言われているが、
高圧的で不快な態度、言動、威圧に恫喝、人格否定、聞きたくもない説教、興味本位な質問、セクハラや侮辱を伴う言いたい放題な面接はもはや面接とは言えない。それは単にブラック企業なので、何を言われようが面接途中でも帰って構わない。
(正当な理由なく帰るのを妨害すれば脅迫罪・強要罪、または逮捕・監禁罪となる)
- 逆を言えば、ブラック企業を見極める良い基準にもなる。
就活者に「あの企業は面接官、面接の時点で最悪、この程度のレベル」「あの会社の製品は絶対に買わない」と思われ、言いふらされば(特に現代はSNSも普及している)、就職志望者が減るどころか購買意欲や企業イメージまでガタ落ち、派手に炎上しまうため、まともな企業であればデメリットしかない。
圧迫面接の内容や、それをするに値する職務であれば話は別だが、企業側としてもかなりの諸刃の剣であるのは間違いない。ほとんどは「何を言われても反論せず黙って言う事を聞く人材(社畜)を採用したい」というのが本音。
うちはブラック企業ですよ!とご丁寧に教えてくれている点では良心的かもしれないが。
「面接を受けている=面接官・企業側が偉い」と勘違いしがちであるが、
面接で見られているのは就活生だけでなく、企業側の姿勢も見られているのである。
その他
かといって逆に、志望者に特殊な技能や資格、学歴があるわけでもないのに
あまりにもあっさり採用が出てしまう会社も警戒しよう。「オワハラ」も知っておくといい。
就職後にブラック研修等で洗脳を仕掛けてくる場合もある。
関連商品
関連項目
脚注
- *公務員だったら本音は安定だとか民間は無理だとかが動機であろうが、そんなことは言わずにどんなしょうもない自治体に対しても愛着とかやりがいという嘘の動機を言うにきまっている。
- *じゃんけんやくじ引きなど、明確に定員を超過してる場合にはなくはない。(就活に限らないが)
- 3
- 0pt