2024-12-03

anond:20241203123850

1. 論理は「仕組み」であり、論破対象ではない

 

論理物事を整理し、関係性を明確にし、結論に至るプロセスを示す「道具」や「仕組み」です。プログラム改善点を議論するように、論理的な議論改善や構築を目的とすべきです。

 

論理論破する」という発想は、「車がうまく動かないかエンジンのものを壊そう」と言っているのと同じくらい不合理です。改善点を指摘して、議論をより良い方向へ進めるのが正しい使い方です。

 

2. 自称議論」は雑談ラップバトル化しがち

 

かに建設的な目的やゴールを持たない「自称議論」は、単なる自己主張対立を楽しむ行為になりがちです。特に以下のような態度が見られる場合議論とは呼べません:

• ゴールがない: 結論改善を目指さず、相手意見否定することが目的化している。

感情的対立: 内容ではなく相手人格立場攻撃する。

自己顕示欲: 自分論理言葉をひけらかすことが優先される。

 

これらは「議論」ではなく、雑談言葉遊び、あるいはラップバトルに近い行為です。建設的な議論には、ゴール志向と誠実さが必要です。

 

3. 論理議論本質的役割

 

本来議論論理役割は、次のようなものです:

事実や仮説を整理する: 情報論理的に関連付け、理解を深める。

結論やゴールに導く: 問題解決し、合意形成を行うための手段

改善や成長を促す: 相手意見を受け入れつつ、より良いアイデアを導く。

 

これらの役割を忘れ、「論破」や「対立勝敗」が目的になると、議論はむしろ対話の妨げになります

 

4. 議論は「対話」に含まれるべき理由

 

議論対話の一部である理由は、議論本来相互理解と協力 を目指す手段からです。対話全体の中で、議論特に結論を導くための手段」という役割を担いますしかし、それが「論破」や「勝敗」にすり替わると、対話としての価値を失い、無意味言葉のぶつけ合いに堕してしまます

 

まとめ

 

論理は「仕組み」であり、論破対象ではない。

建設的な議論対話の一部であり、ゴールを持つべき。

論破対立目的とする行為議論でも対話でもなく、無益な争い。

プログラム改善議論するのは正しいが、「プログラム論破する」という考え方は本末転倒

 

議論本質を忘れず、共通のゴールに向けて協力する姿勢こそが、対話論理本来の在り方だと思います

  • 討論は相手の意見を変えたら勝ち 議論はお互いの意見を変えたら勝ち 対話は自分の意見を変えたら勝ち ってなんかで読んだ。 絶対自分が正しいって思ってて、最後まで意見が変わらな...

    • 言いたいことはわかるけど、  対話>議論>討論  の評価基準で単語チョイスそれでええんかってなるわね

      • それはつまり、増田の感覚では「自分の意見が変わること」が最上っていうことなんやろか。 自分としてはそこは同列で、目的によって使い分けるべきものなんじゃあないかって思って...

        • まあそうだ。 正確には、相手の意見を変えることが下等、という認識があるね。 まあ増田で下等な遊びしてんだけど。

          • ただ目的もなくやるなら増田の言うように「下等な遊び」なのかもしんないけど、 ここはどうしてもわかってもらえないと先に進めんのよみたいなことは討論で白黒つけて推し進めるし...

            • 1. 論理は「仕組み」であり、論破の対象ではない   論理は物事を整理し、関係性を明確にし、結論に至るプロセスを示す「道具」や「仕組み」です。プログラムの改善点を議論するよう...

              • 論破っていうのは本当は討論の一種なんじゃあないのかなって思ってる。 相手の盲点とか見落としてることを指摘して、相手の論理を無効にすることなので。 それちゃんと正しくやるの...

                • いや 「論理を論破する」という発想は、「車がうまく動かないからエンジンそのものを壊そう」と言っているのと同じくらい不合理です。改善点を指摘して、議論をより良い方向へ進...

                  • んーと「論破」っていうのは単純にそういう現象であって、本来は善とか悪とかではないと思うのね。 そんで「車がうまく動かないからエンジンを壊そう」っていうのは全然論破できて...

    • なんか語呂のいいこと並べてるだけでなんの意味もない言葉にしか見えない

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