「膨大な時間をかけてできた重要なもの」を破壊する背徳感がたまらない。
詳しく説明しよう。私はもともと化石には興味がなかったが、ふとしたきっかけで、割と素人でも化石を発掘できることがわかった。
少し大型のハンマーとタガネを持って、ノジュールという化石が入っていることが多い石の塊を探し、ノジュールを周囲の石から取り出しハンマーで割れば化石の発見である。
ノジュールは素人目でも判別しやすく、ノジュールが出る地域の河川に行けば誰でも発見できる。
(なお化石採取が目的ならブラシもあってもよいが、私は持ってない。破壊が目的だからである)
そのノジュールを探し、割るとアンモナイトや恐竜の歯と思われる化石が出てくる。これを破壊するのが、なんとも楽しいのである。
生痕化石を発見した際も念の為破壊しているが、やはり骨の化石の破壊がびりびりと脳髄に来る。
長い年月を経て作られたものを、自分の手で破壊する快感。「この化石に関しては永久に学者が調査することは不可能」という実績を作った快感。
「ひょっとしたら新種かもしれない。それを破壊してやった」という快感。
この「化石を破壊したい」という執念はなかなか強烈で、勉強が苦手な自分も層序学を学び地層を読めるようにし、どれが堆積岩かも一目でわかるようになった。
化石採集系のコミュニティで共有されがちな、化石採集のスポットには移動費をかけて行っている。
福井はあまりに恐竜が有名になってしまったから、研究されつくされた感があって2度しか行っていないが、それ以外の有名どころを巡っている。
例えば串本町が化石スポットと知っている人は少ないのではないだろうか。わざわざ串本まで行って化石を破壊することは、単なる旅行ではない喜びがある。
三笠市にも行った。千葉にも行ったが、あれは中新世なのでそこまで興奮しなかった。
ちゃんと前後の写真を撮って、いつか大開放してほしい その中に重要な発見があったりしたら最高やん
嘘乙
一ヶ月前の増田の返信欄もちゃんとゴミだな
再投稿は甘え
著作物をどう使うかは著作者の権利だろ