NYA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:11 UTC 版)
「浦安鉄筋家族の登場人物」の記事における「NYA」の解説
『元祖!』からの登場。小鉄達のクラスの中で一番静かなグループ。それぞれの頭文字をとって「NYA」とよばれる。当初は和江・民子は小鉄達を嫌っていたが、楽しい学校生活を送る彼らに好意・憧れを持つようになる。しかし3人とも人見知りであるため思うように仲良くなれずにいるが、話が進むに連れて少しづつではあるが小鉄たちとの交流が増えている。作者の巻末評で、会話劇は苦手だけど彼女たちは書いていて楽しいとあるとおり、動きや表情にもまして会話やセリフ、リアルな間で笑わせる、本作では異色のキャラクター群となっている。脇で描かれることはほとんどないがモブでは(一人だけとか二人だけの場合もある)よく登場している。 根本 和江(ねもと かずえ) 声 - 西村ちなみ(第2期) 演 - 安田愛里・折見麻緒(ダブルキャスト・舞台) 席替えで小鉄が最後列に移動したことで被害を受けるようになり、小鉄を毛嫌いしていたが前述のように好意を持つようになる。身体能力は高くフェンシングとバッティングが上手いが、カナヅチである。「ネモッチ」とあだ名で呼ばれると喜ぶ。長身でスティーヴン・セガールに似ているためか、民子から「沈黙シリーズ」と呼ばれたりする。三人の中で最も毒舌家で攻撃的な性格であるため、民子と口喧嘩をしたり静香の発言の揚げ足を取ることが多い反面、実は三人の中で最も人見知りが激しい。集中すると微妙に舌を出す癖がある。 山崎 民子(やまさき たみこ) 声 - 三森すずこ(第2期) 演 - 江﨑葵(虹色の飛行少女のメンバー)(舞台) 和江同様小鉄を嫌っていたが、前述の通り好意を持つようになる。「タミちゃん」とあだ名で呼ばれると喜ぶ。3人の中では顔が著しく変化しており、初期はお世辞にも可愛い顔とは言えなかったが、作品が進むにつれてあかねに近い整った顔立ちになっている。登場時毎回同じような服装を着用している和江・静香とは異なり登場の度に服装が変わっている。あかねと似た服装を着ていたとき小鉄と仁にあかねと間違われ(ただし仁は気付いていた)彼らの遊びに参加するが、その際運動能力がかなり高いことが判明し彼らを驚愕させた。推理するとき顎をさする癖がある。バランス役を自任する静香のしたり顔を強く叱ったこともある。『あっぱれ!』での山崎民子 49ミャオにてパンを配っている男子から「可愛い女の子」と言われており、和江からは最近男子からの人気が上がっている事を明かされており、作中でも美少女として扱われるようになった。また、ホワイトデーにモブの男子からお菓子をもらっており、NYAの中で一番モテている。小鉄たちを除く男子からは「タミー」と呼ばれている。 淡口 静香(あわぐち しずか) 声 - 橘田いずみ(第2期) 演 - 高松雪(舞台) 他のNYAのメンバーと違い、小鉄たちに最初から好意を持っていたが、それ故唯一「NYA」の中で小鉄にあだ名はおろか名前すら呼ばれたことがない等扱いが悪い。目が小さく薄い顔立ちであるため、激昂した和江から「アシカ顔」と言われた。口喧嘩を始める和江と民子を仲裁したり、小鉄の粘土細工を三人で壊してしまった際に一人で罪を被ろうとする等真面目で優しい性格であるが、和江や民子からは「善人ぶっている」と冷やかされることが多い。集中すると、唇をつきだし、目を細める癖がある。三人の中では社交的であり、席替えで最前列に放り込まれた時も小鉄達と馴染んでいた。『毎度!』の228キンポ「孤独の叫びbyGFR」以降、民子同様に顔立ちが整い始めており(当初から三人の中では地味ながら一番まともなルックスだったので、民子ほど大きな変化ではない)、作者も巻末の作品評においてその事について言及している。
※この「NYA」の解説は、「浦安鉄筋家族の登場人物」の解説の一部です。
「NYA」を含む「浦安鉄筋家族の登場人物」の記事については、「浦安鉄筋家族の登場人物」の概要を参照ください。
- nyaのページへのリンク