可変バルブタイミングリフト機構
バルブのリフトおよび開閉特性を、エンジンの運転状態に応じて最適な値となるように制御する機構。現在は数種類のプロフィールを有するカムを備え、最適のものを選択する方式が主流であり、カム軸を駆動するスプロケットまたはプーリーとカム軸との間に油圧作動室、または電磁機構を介在させて、相互の位相を連続的に変化させる方式が主流だが、ロッカーアームの支点の位置を変化させることにより、バルブ特性を可変化させることもできる。将来は加工技術の進歩とともにテーパーカムを用いる方式も実用化されると考えられる。また、電磁駆動式や油圧駆動式により、自由にバルブ特性を変化させる方式も研究されている。
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