ラシャード・アル＝アリーミー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/18 09:14 UTC 版)
| ラシャード・アル＝アリーミー رشاد العليمي | |
 （2022年） | |
| 任期 | 2022年4月7日 – |
|---|---|
| 副大統領 | アイドルース・アッ＝ズバイディー |
| 首相 | マイーン・アブドゥルマリク・サイード |
| 任期 | 2001年4月4日 – 2008年5月18日 |
| 元首 | アブド・ラッボ・マンスール・ハーディー |
| 出生 | 1954年1月15日（70歳） イエメン王国、タイズ県 |
| 政党 | 国民全体会議 |
| 宗教 | イスラム教 |
ラシャード・アル＝アリーミー（アラビア語: رشاد العليمي, ラテン文字転写: Rashad al-Alimi、1954年1月15日[1] - ）は、イエメンの政治家。2022年より同国大統領指導評議会議長を務めている。反政府勢力フーシとの内戦により事実上の二重政府状態である。内務大臣、大統領顧問などの要職を歴任した。
経歴
1954年、タイズ県に裁判官の息子として生まれる[2]。1969年にサナアのガマール・アブドゥンナーセル高校を卒業後、1979年にクウェート警察大学で軍事学の学士号を、エジプトのアイン・シャムス大学で社会学の学位と博士号を取得した。国民全国会議に入党し、2001年から2008年まで内務大臣を務めた[3]。
2011年イエメン騒乱のサナアの戦いでは、フーシ派の攻撃をアリー・アブドッラー・サーレハ大統領と共に受け、負傷。サナアを侵攻された後、サウジアラビアで治療を受ける[4]。2022年4月7日にアブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領からアル＝アリーミー率いる大統領指導評議会に権限を移譲された。イエメン政府とサウジ政府の複数の情報源は、ハディが住んでいたサウジアラビアが彼に権力をアリミに譲るように強制したと述べた（サウジアラビア当局は否定）[5][6][7][8]。
参考文献
- ^ “Who is the new President of the Presidential Council in Yemen?” (英語). Middle East 24 News English (2022年4月7日). 2023年2月25日閲覧。
- ^ “من هو رشاد العليمي .. رئيس مجلس القيادة الرئاسي المخول بصلاحيات الرئيس هادي (سيرة ذاتية )” (アラビア語). ye-now.net (2022年4月7日). 2023年2月24日閲覧。
- ^ “April 2001”. www.rulers.org. 2022年4月9日閲覧。
- ^ “Saudi Arabia shakes up Yemen alliance in bid to exit quagmire” (英語). Middle East Monitor (2022年4月7日). 2022年4月9日閲覧。
- ^ magazine, Le Point (2022年2月24日). “Yémen: le président en exil transfère le pouvoir à un nouveau conseil” (フランス語) 2023年2月24日閲覧。
- ^ “Saudi Arabia Pushed Yemen’s Elected President to Step Aside, Saudi and Yemeni Officials Say”. wsj.com. ウォール・ストリート・ジャーナル. (2022年4月17日) 2024年1月15日閲覧。
- ^ “Saudi Arabia forced Yemen's president to resign, says report”. ミドル・イースト・アイ. (2022年4月18日) 2024年1月15日閲覧。
- ^ “イエメン大統領、評議会へ権限移譲 内戦終結への期待高まる”. CNN.com. 2023年2月24日閲覧。
| 公職 | ||
|---|---|---|
| 先代 アブド・ラッボ・マンスール・ハーディー |  イエメン共和国大統領指導評議会議長第3代：2022年 - | 次代 現職 |
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