タウン
台湾、スリランカを含む熱帯アジアを経てニューギニア、ソロモン群島、サモアなどに分布しています。しかし、現在この木材を主として輸出している国は、ニューギニア、ソロモン群島などです。タウンという名はプパアニューギニアで、マトアという名はインドネシアでの名前ですので、よく知られているように、ラワンやメランチなどが産するのは、アジアに限られており、それから東の太平洋地域には、一つのグループで大量に得られるものはありません。また、世界の市場で、ラワンやメランチのように名前の知られているものもないといってよいでしょう。その中で、タウンは、太平洋地域の市場材としてもっとも知名度の高いもので、日本の市場へ輸入されるものの中で、常に一位を占めています。メランチなどのように大量には得られないことと、仕上がった材面がよいことなどから、むしろ家具用を目的として利用されています。日本の家具工業は、かつて大量のブナを材料として使って来ていましたが、その枯渇に伴なって、熱帯材の中に材料を求めて来ていました。その結果、このタウンが取り上げられるようになったものです。 ■木材 |
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