バイオグラフィー
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生年月日
1965年 11月 21日 (59 歳)
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出身地
Reykjavík, Höfuðborgarsvæðið, アイスランド
ビョーク(Björk Guðmundsdóttir、1965年-)はアイスランドの女性歌手、シンガーソングライター、作曲家、女優。エレクトロニックをベースに様々なジャンルを横断した実験的な作風を特徴とし、多くのアーティストから尊敬を集めている。グラミー賞をはじめとする音楽賞に何度もノミネートされているほか、女優としてもカンヌ国際映画祭の最優秀女優賞を受賞している。
【ディスコグラフィー】
* Debut (1993)
* Post (1995)
* Homogenic (1997)
* Vespertine (2001)
* Medúlla (2004)
* Volta (2007)
* Biophilia (2011)
(※The Sugarcubes解散後のスタジオ・アルバムのみ)
この他、サウンドトラック、リミックス・アルバムなど多数。
【経歴】
ヒッピー・ムーブメントに影響を受けた両親の元に生まれ、幼少期は音楽学校でフルートを学ぶ。
1977年(12歳当時)、アルバム『Björk』でデビュー。このアルバムはアイスランド国内で爆発的な人気を博す。
10代の頃はパンクに影響を受け、Tappi Tíkarrassなど、いくつかのバンドを結成した。
1983年、無政府主義を掲げるゴシック・パンクバンドKUKLを結成し、3枚のスタジオ・アルバムを発表する。
1986年、レーベルの閉鎖などにともなうKUKLの解散、再結成などを経て、オルタナティブ・ロックバンドThe Sugarcubesを結成。3枚のスタジオ・アルバムを発表するかたわら、いくつかのサイドプロジェクトにも参加。ジャズ・バンドTrio Guðmundar Ingólfssonarとコラボレートした『Gling-Gló』などを残している。
1992年、The Sugarcubesが解散。以後、ビョークは主にソロとして活動することとなる。
1993年、『Debut』でソロとしてのキャリアを再開。NMEでアルバム・オブ・ザ・イヤーに選ばれるなど、高い評価を得る。翌年にはブリット・アワーズでベスト・インターナショナル・フィーメイル、ベスト・インターナショナル・ニューカマーに選ばれている。
1995年、2ndアルバム『Post』を発表。ダンスやトリップホップ、エレクトロニカを中心に多くの音楽的要素を取り入れ、前作以上に実験的な作風となった。このアルバムは後にSpin、Pitchfork、Rolling Stoneなどの音楽メディアで90年代を代表するアルバムの一つとして高く評価されている。
1997年、3rdアルバム『Homogenic』を発表。ロック的な激しいビートを取り入れるなど、前作以上に実験的な作風となる。
2000年、ミュージカル映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に主演。カンヌ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。同映画
ではサウンドトラックも手掛け、『Selmasongs』として発表している。
2001年、4thアルバム『Vespertine』を発表。
2004年、5thアルバム『Medúlla』を発表。同年開催されたアテネ・オリンピックの開会式で「Oceania」を披露した。
2007年、6thアルバム『Volta』を発表。以後、世界各国のアーティストと積極的にコラボレーションを行う。
2010年、Dirty ProjectorsとのコラボレーションEP『Mount Wittenberg Orca』を発表。
2011年、7thアルバム『Biophilia』を発表。
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