福島第1原発事故以降、放射能汚染の危険性を訴えている俳優の山本太郎(36)が23日、京都市下京区の龍谷大学で、脱原発に向けた講演会に飛び入り参加した。ツイッターを通じて開催を知り、一般人に交じって聴講。主催者の要請に応じ、サプライズゲストとして登壇した。
あいさつは5分程度だったが「日本政府がやっていることは、日本の将来をあきらめたとしか思えない。このままだと日本は核廃棄物の処理場になってしまう」と熱弁。「この状況を変えるには世論が変わるしかない。そのための底上げの活動を、草の根でやっていけたら」と話し、満場の拍手を浴びた。
[2011/7/24-11:00 スポーツ報知]