JPS6384979A - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JPS6384979A
JPS6384979A JP61230569A JP23056986A JPS6384979A JP S6384979 A JPS6384979 A JP S6384979A JP 61230569 A JP61230569 A JP 61230569A JP 23056986 A JP23056986 A JP 23056986A JP S6384979 A JPS6384979 A JP S6384979A
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JP
Japan
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group
bis
hydroxyphenyl
recording
acetate
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Pending
Application number
JP61230569A
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English (en)
Inventor
Fumio Seyama
勢山 文雄
Mitsuru Kondo
充 近藤
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6384979A publication Critical patent/JPS6384979A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/30Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
    • B41M5/333Colour developing components therefor, e.g. acidic compounds
    • B41M5/3333Non-macromolecular compounds
    • B41M5/3335Compounds containing phenolic or carboxylic acid groups or metal salts thereof

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  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は感熱記録体に関−し、特に高速記録適性および
記録像の保存性に優れ、しかも白紙部分の白色度の低下
を来さず、安定して記録像を維持し得る感熱記録体に関
するものである。
「従来の技術」 従来、無色ないしは淡色の塩基性染料と有機ないしは無
機呈色剤との呈色反応を利用し、熱により両発色物質を
接触させて記録像を得るようにした感熱記録体は良く知
られている。
最近、感熱記録方式の著しい進歩に伴い怒熱ファックス
、感熱プリンター等はいずれも高速化が可能となり、感
熱ファックスではA4版サイズで20秒、感熱プリンタ
ーでは120字/sec以上の記録スピードが可能とな
っている。このようにハード分野の高速化に伴い、使用
される感熱記録体も高速記録適性に優れた記録体が要求
されている。
また、感熱ファックス、感熱プリンター等の急速な普及
に伴ってこれらの感熱記録体の使用形態も広範となり、
ジアゾ複写紙など他の記録媒体と重ね合せて保存される
ケースが増大している。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、一般に感熱記録体は、ジアゾ複写紙、特に複
写直後のジアゾ複写紙と接触した状態で保存しておくと
白紙部分の変色(カブリ現象)が極めて起りやすい等の
欠陥を有しており、その改良が強(要請されているのが
現状である。
かかる現状に鑑み本発明者等は、感熱記録体において認
められるこのような欠陥の改良について鋭意研究の結果
、白紙部分のカブリ現象が、感熱記録体の呈色剤とジア
ゾ複写紙の現像液中に含まれる石油類との相互作用に起
因していることを突き止め、かかる石油類の影響を受け
ることなく、安定して呈色剤としての性能を発揮し得る
物質についてさらに幅広く検討を重ねた。その結果、呈
色剤として下記一般式〔I〕で表される化合物の少なく
とも一種を使用すると、極めて優れた耐ジアゾ現像液特
性を発揮するのみならず、白色度が高く、高速記録にも
好適性を発揮し、記録像の保存性に優れ且つ白色度の低
下を来さない高感度感熱記録体が得られることを見出し
本発明を完成するに至った。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、無色ないしは淡色の塩基性染料と、該染料と
接触して呈色し得る呈色剤との呈色反応を利用した感熱
記録体において、該呈色剤として下記一般式〔I〕で表
される化合物の少なくとも一種を用いることを特徴とす
る感熱記録体である。
〔式中、R+ は水素原子、アルキル基、シクロアルキ
ル基、アルケニル基、アルコキシル基、ヒドロキシル基
、又はハロゲン原子を示し、R2は置換基を有してもよ
いアルキル基を示し、R1−R1はそれぞれ水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルア
ルキル基、アリール基、アルケニル基、アルコキシル基
、シクロアルコキシル基、アルアルコキシル基、アリー
ルオキシ基、アシル基、アシルオキシ基、アルコキシカ
ルボニル基、了り−ルオキシ力ルボニル基、アルアルキ
ルオキシカルボニル基又はニトロ基を示す、なお、R1
とR4又はR4とR3は芳香環を形成してもよい。Xは
アルキレン基を示し、nはO〜2の整数を示す。〕「作
用」 上記一般式〔I〕で表される化合物が高速記録に適性を
有し、且つ優れた耐ジアゾ現像液特性を示す理由につい
ては明らかではないが、この種の構造を有する化合物は
比較的ジアゾ現像液に用いられる石油類に溶解し難いた
め、この特性がかかる効果を発現する一つの要因ではな
いかと考えられる。
一般式〔I〕で表される化合物の具体例としては、例え
ば2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−2
−フェノキシメチル、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)酢酸−2−フェノキシエチル、2.2−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)酢M−3−フェノキシプ
ロピル、2゜2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢
酸−4−フェノキシブチル、2.2−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)酢酸−1,2−ジメチル−2−フェノ
キシエチル、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル
)酢酸−1,3−ジメチル−2−フェノキシプロピル、
2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン
酸−2−フェノキシエチル、2.2−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオン酸−3−フェノキシプロピ
ル、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酪酸−
2=フエノキシエチル、2.2−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)酪酸−3−フェノキシプロピル、2.2−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−ベンジル酢酸
−2−フェノキシエチル、2.2−ビス−(4−ヒドロ
キシ−2−メチルフェニル)酢酸−2−フェノキシプロ
ピル、2.2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−メチルフ
ェニル)酢酸−3−フェノキシプロピル、2.2−ビス
−(4−ヒドロキシ−3−クロロフェニル)プロピオン
酸−3−フェノキシプロピル、2.2−ビス−(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)酢酸−3−フェ
ノキシプロピル、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3
−シクロへキシルフェニル)酢酸−3−フェノキシプロ
ピル、2.2−ビス−(3,4−ジヒドロキシフェニル
)酢酸−3−フェノキシプロピル、2.2−ビス−(2
,4−ジヒドロキシフェニル)酢酸−2−フェノキシエ
チル、2.2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ
フェニル)酢酸−2−フェノキシエチル、2.2−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)in−2−(4−クロロ
フェニルオキシ)エチル、2.2−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニルlIl:a−2−(m−1−リルオキシ)
エチル、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢
酸−3−(m−トリルオキシ)プロピル、2,2−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−2−(p−)リル
オキシ)エチル、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニ7Lz) 酢M −3−(p−トリルオキシ)プロピ
ル、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−
2−(4−tert−ブチルフェニルオキシ)エチル、
2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−3−
(2,4−ジメチルフェニルオキシ)プロピル、2.2
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−3(4−t
ert−ブチルフェニルオキシ)プロピル、2.2−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−4−(4−シク
ロへキシルフェニルオキシ)ブチル、2.2−ビス=(
4−ヒドロキシフェニル)酢19−2−(4−ベンジル
フェニルオキシ)エチル、2,2−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)酢酸−3−(ビフェニルオキシ)プロピ
ル、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−
3−(2−アリルフェニルオキシ)プロピル、2.2−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢!−2−(3−メ
トキシフェニルオキシ)エチル、2.2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)酢酸−2−(4−メトキシフェニ
ルオキシ)エチル、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)酢酸−3−(3−メトキシフェニルオキシ)プ
ロピル、2.2−ビス=(4−ヒドロキシフェニル)酢
酸−3−(4−メトキシフェニルオキシ)プロピル、2
,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−2−(
4−ベンジルオキシフェニルオキシ)エチル、2.2−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−3−(4−ア
セチルフェニルオキシ)プロピル、2.2−ビス−(4
−ヒドロキシフェニル)酢酸−2−(4−アセトキシフ
ェニルオキシ)エチル、2.2−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)酢酸−3−(4−メトキシカルボニルフェ
ニルオキシ)プロピル、2゜2−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)酢M−3−(4−ベンジルオキシカルボニ
ルフェニルオキシ)プロピル、2.2−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)酢M−2−(1−ナフチルオキシ)
エチル、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢
酸−2−(2−ナフチルオキシ)エチル、2゜2−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)6M−3−(1−ナフチ
ルオキシ)プロピル、2.2−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)酢9−3−(2−ナフチルオキシ)プロピル
等が挙げられる。これらの化合物は勿論二種以上を併用
することができる。
而して本発明において、感熱記録体の記録層を構成する
無色ないし淡色の塩基性染料としては各種のものが公知
であり、例えば下記が例示される。
3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−シ
メチルアミノフタリド、3.3−ビス(p−ジメチルア
ミノフェニル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフ
ェニル)−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イ
ル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−
3−(2−メチルインドール−3−イル フタリド、3
.3−ビス(l、2−ジメチルインドール−3−イル)
−5−ジメチルアミノフタリド、3.3−ビス(1゜2
−ジメチルインドール−3−イル)−6−ジメチルアミ
ノフタリド、3,3−ビス(9−エチルカルバゾール−
3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3.3−ビ
ス(2−フェニルインドール−3−イル)−6−ジメチ
ルアミノフタリド、3−p−ジメチルアミノフェニル−
3−(1−メチルピロール−3−イル)−6−ジメチル
アミノフタリド等のトリアリルメタン系染料、4.4′
−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリルベンジルエーテ
ル、N−ハロフェニル−ロイコオーラミン、N−2,4
,5−トIJクロロフェニルロイコオーラミン等のジフ
ェニルメタン系染料、ベンゾイルロイコメチレンブルー
、p−ニトロベンゾイルロイコメチレンブルー等のチア
ジン系染料、3−メチル−スピロ−ジナフトピラン、3
−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3−フェニル−ス
ピロ−ジナフトピラン、3−ベンジル−スピロ−ジナフ
トピラン、3−メチル−ナフト (6′−メトキシベン
ゾ)スピロピラン、3−プロピル−スピロ−ジベンゾピ
ラン等のスピロ系染料、ローダミン−B−アニリノラク
タム、ローダミン(p−ニトロアニリノ)ラクタム、ロ
ーダミン(O−クロロアニリノ)ラクタム等のラクタム
系染料、3−ジメチルアミノ−7−メトキシフルオラン
、3−ジエチルアミノ−6−メトキシフルオラン、3−
ジエチルアミノ−7−メトキシフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ
−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−6,7−シメチルフルオラン、3− (N−エチ
ル−p−)ルイジノ)−7−メチルフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−7−N−アセチル−N−メチルアミノフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−メチルアミノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−メチル−
N−ベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−N−クロロエチル−N−メチルアミノフルオラン、
3−ジエチルアミノ−7−N−ジエチルアミノフルオラ
ン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル
−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル−
p−トルイジノ)−6−メチル−7−(1)−トルイジ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−フェニルアミノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6
−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−(2−カルボメトキシ−フェニルアミノ
)フルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミル)ア
ミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3
−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メ
チル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ピロリジノ
−6=メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ピ
ペリジノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン
、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジノフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロフェ
ニルアミノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(
o−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−(N−エ
チル−N−テトラヒドロフルフリル)アミノ−6−メチ
ル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−メチル
−N−n−プロピル)アミノ−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン、3−(N−エチル−N−i−ブチ
ル)アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−(N−メチル−N−n−ヘキシル)アミノ−6
−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−
エチル−N−n−ヘキシル)アミノ−6−メチル−7−
フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル−N−シ
クロペンチル)アミノ−6−メチル−7−フェニルアミ
ノフルオラン等のフルオラン系染料等が挙げられる。勿
論、これらの染料に限定されるものではなく、二種以上
の染料の併用も可能である。
なお、上記特定の構造を有する呈色剤と塩基性染料の併
用割合については、必ずしも限定するものではないが、
塩基性染料100重量部に対して、100〜700重量
部、より好ましくは150〜400重量部の呈色剤が配
合される。
これらを含む塗液の調製は、一般に水を分散媒体とし、
ボールミル、アトライター、サンドグラインダー等の攪
拌・粉砕機により染料と呈色剤とを一緒に又は別々に分
散するなどして調製される。
かかる塗液中には、通常バインダーとしてデンプン類、
ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイン、アラビ
アガム、ポリビニルアルコール、スチレン・無水マレイ
ン酸共重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合体塩、ス
チレン・ブタジェン共重合体エマルジョン等が全固形分
の10〜40重量%、好ましくは15〜30重量%程度
配合される。
さらに、塗液中には各種の助剤を添加することができ、
例えばジオクチルスルフオコハク酸ナトリウム、ドデシ
ルベンゼンスルフオン酸ナトリウム、ラウリルアルコー
ル硫酸エステル・ナトリウム塩、脂肪酸金属塩等の分散
剤、トリアゾール系等の紫外線吸収剤、その他消泡剤、
螢光染料、着色染料等が挙げられる。又、感熱記録体が
記録機器あるいは記録ヘッドとの接触によってスティッ
キングを生じないように塗料中にステアリン酸、ポリエ
チレン、カルナバロウ、パラフィンワックス、ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、エステルワックス
等の分散液もしくはエマルジョン等を添加することもで
きる。
さらに、本発明の所望の効果を阻害しない範囲で例えば
ステアリン酸アミド、ステアリン酸メチレンビスアミド
、オレイン酸アミド、パルミチン酸アミド、ヤシ脂肪酸
アミド等の脂肪酸アミド、2.2.−メチレン−ビス(
4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、1,
1.3−)リス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t
ert−ブチルフェニル)ブタン等のヒンダードフェノ
ール類、1゜2−ビス(フェノキシ)エタン、1.2−
ビス(4−メチルフェノキシ)エタン、1.2−ビス(
3−メチルフェノキシ)エタン、2−ナフトールベンジ
ルエーテル等のエーテル類、ジベンジルテレフタレート
、l−ヒドロキシ−2ナフトエ酸フエニルエステル等の
エステル類や各種公知の熱可融性物質を併用することも
できる。
加えて、記録ヘッドへのカス付着を改善するためにカオ
リン、クレー、タルク、炭酸カルシウム、焼成りレー、
酸化チタン、珪藻土、微粒子状無水シリカ、活性白土等
の無機顔料を添加することもできる。
本発明の感熱記録体は、呈色剤として上記特定の化合物
の少なくとも一種を使用するところに重大な特徴を有す
るものであるが、本発明の効果を阻害しない範囲でビス
フェノールA、4.4’−シクロヘキシリデンジフェノ
ール、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステル、4−
ヒドロキシフタル酸ジメチルエステル、4−ヒドロキシ
−4′−イソプロポキシジフェニルスルホン、チオシア
ン酸亜鉛のアンチピリン錯体等の各種公知の呈色剤を併
用することも可能である。
支持体としては、紙、プラスチックフィルム、合成紙等
が用いられるが、価格、塗布適性等の点で紙が最も好ま
しく用いられる。また記録層を形成する塗液の支持体へ
の塗布量は特に限定されず、通常、乾燥重量で2〜12
g/rrr、好ましくは3〜10 g/rrr程度の範
囲で調節される。
なお、記録層上には記録層を保護する等の目的のために
オーバーコート層を設けることも可能であり、支持体の
裏面に保護層を設けたり、支持体に下塗り層を設けるこ
とも勿論可能で、感熱記録体製造分野における各種の公
知技術が付加し得るものである。
かくして得られる本発明の感熱記録体は、高速記録適性
を有しており、しかも記録像の褪色傾向や白紙部のカブ
リ現象がなく、記録ヘッドへのカス付着(パイリング)
の面でも優れた特性を発揮するものである。
「実施例」 以下に実施例を示し、本発明をより具体的に説明するが
、勿論これらに限定されるものではない。
また特に断らない限り例中の部および%はそれぞれ重量
部および重量%を示す。
実施例1 ■ A液調成 3−(N−エチル−N−i−ペンチルアミノ)−6−メ
チル−7−フェニルアミノフル15710部 ステアリン酸アミド         20部メチルセ
ルロース5%水溶液     15部水       
               120部この組成物を
サンドグラインダーで平均粒子径が3μmとなるまで粉
砕した。
■ B液調成 2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−2−
フェノキシエチル      30部メチルセルロース
5%水mW      30部水          
             70部この組成物をサンド
ミルで平均粒子径が3μmとなるまで粉砕した。
■ 記録層の形成 A液165部、B液130部、酸化硅素顔料(吸油量1
80m1/100g) 30部、20%酸化澱粉水溶液
150部、水55部を混合、攪拌し塗液とした。得られ
た塗液を50g/mの原紙に乾燥重量が7.5 g /
 rdとなるように塗布乾燥して感熱記録紙を得た。
実施例2 B液調成において、2,2−ビス−(4−ヒトo−1−
ジフェニル)酢!−2−フェノキシエチルの代ワリに、
2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−3−
フェノキシプロピルを用いた以外は、実施例1と同様に
して感熱記録紙を得た。
実施例3 B液調成において、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)酢酸−2−フェノキシエチルの代わりに、2,
2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸−
2−フェノキシエチルを用いた以外は、実施例1と同様
にして感熱記録紙を得た。
実施例4 BWL調成において、2.2−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)酢酸−2−フェノキシエチルの代わりに、2
.2−ビス=(4−ヒドロキシフェニル) 酢酸−3−
(m −トリルオキシ)プロピルを用いた以外は、実施
例1と同様にして感熱記録紙を得た。
実施例5 B液調成において、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)酢酸−2−フェノキシエチルの代わりに、2.
2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−2−(4
tert−ブチルフェニルオキシ)エチルを用いた以外
は、実施例1と同様にして感熱記録紙を得た。
実施例6 89&tJ1成において、2.2−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)酢酸−2−フェノキシエチルの代わりに
、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−3
−(2−ナフチルオキシ)プロピルを用いた以外は、実
施例1と同様にして感熱記録紙を得た。
実施例7 B ?&調成において、2,2−ビス−(4−ヒト0−
t−ジフェニル)酢酸−2−フェノキシエチルの代わり
に、2.2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェ
ニル)酢酸−3−フェノキシプロピルを用いた以外は、
実施例1と同様にして感熱記録紙を得た。
実施例8 B液調成において、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)酢M−2−フェノキシエチルの代わりに、2,
2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−りooフェニル)酢
酸−3−フェノキシプロピルを用いた以外は、実施例1
と同様にして感熱記録紙を得た。
比較例1 B液調成において、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)酢酸−2−フェノキシエチルの代わりに、ビス
フェノールAを用いた以外は、実施例1と同様にして感
熱記録紙を得た。
比較例2 Bi調成において、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)酢酸−2−フェノキシエチルの代わりに、p−
ヒドロキシ安息香酸ベンジルを用いた以外は、実施例1
と同様にして感熱記録紙を得た。
かくして得られた10種類の感熱記録紙を感熱ファクシ
ミリ(日立HIFAX−700型)を使用して記録し、
その発色濃度をマクベス濃度計(RD−100R型、ア
ンバーフィルター使用)にて測定し、その結果を第1表
に示した。
また、上記記録紙を60℃の高温乾燥条件下に24時間
放置後、及び40℃、90%RHの高温条件下に24時
間放置後の白紙部及び記録像の濃度をマクベス濃度計に
て測定し、その結果を第1表に示した。
また、記録前の記録層表面の白色度をハンター白色度計
で測定し、更に、この感熱記録紙上にジアゾ現像液を含
浸させた上質紙を重ね合せ5分間放置した後の白色度を
同様に測定し、その結果を第1表に示した。
「効果」 第1表の結果から明らかな如く、本発明の感熱記録紙は
、高速記録特性に優れ、白紙保存性及び記録保存性に優
れており、しかも耐ジアゾ現象液特性に優れた白色度の
高い記録体であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 無色ないしは淡色の塩基性染料と、該染料と接触して呈
    色し得る呈色剤との呈色反応を利用した感熱記録体にお
    いて、該呈色剤として下記一般式〔 I 〕で表される化
    合物の少なくとも一種を用いることを特徴とする感熱記
    録体。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、R_1は水素原子、アルキル基、シクロアルキ
    ル基、アルケニル基、アルコキシル基、ヒドロキシル基
    、又はハロゲン原子を示し、R_2は置換基を有しても
    よいアルキル基を示し、R_3〜R_7はそれぞれ水素
    原子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、
    アルアルキル基、アリール基、アルケニル基、アルコキ
    シル基、シクロアルコキシル基、アルアルコキシル基、
    アリールオキシ基、アシル基、アシルオキシ基、アルコ
    キシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アル
    アルキルオキシカルボニル基又はニトロ基を示す。なお
    、R_3とR_4又はR_4とR_5は芳香環を形成し
    てもよい。Xはアルキレン基を示し、nは0〜2の整数
    を示す。〕
JP61230569A 1986-09-29 1986-09-29 感熱記録体 Pending JPS6384979A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7615707B2 (en) 2005-02-04 2009-11-10 Lite-On Technology Corp. Printed circuit board and forming method thereof

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