JPS6326705B2 - - Google Patents

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JPS6326705B2
JPS6326705B2 JP55034500A JP3450080A JPS6326705B2 JP S6326705 B2 JPS6326705 B2 JP S6326705B2 JP 55034500 A JP55034500 A JP 55034500A JP 3450080 A JP3450080 A JP 3450080A JP S6326705 B2 JPS6326705 B2 JP S6326705B2
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JP
Japan
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register correction
register
plate cylinder
counter
circuit
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JP55034500A
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JPS56130358A (en
Inventor
Rikio Fujishima
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP3450080A priority Critical patent/JPS56130358A/ja
Publication of JPS56130358A publication Critical patent/JPS56130358A/ja
Publication of JPS6326705B2 publication Critical patent/JPS6326705B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多色輪転機の版胴見当修正制御装置
に関する。 一般に多色輪転機は、印刷されるウエブを装着
した給紙部から折機にウエブを供給し、給紙部と
折機との間に複数の印刷部を設けて、走行するウ
エブの表面に各々の印刷部で1色づつ順次重なる
ようにして多色印刷を行なつている。 このような多色輪転機には各々の印刷部でウエ
ブの縦及び横方向に対して夫々の色が正しく重な
るように版胴の位置の見当合せを行なう版胴見当
修正装置が設けられている。その理由は、各印刷
部に設けられた版胴相互の位置は、多色輪転機を
組立てる際にはウエブの走行方向及び走行方向と
直交方向に対して所定の精度で基準値に設定され
ている。しかし、印刷の仕様に応じて版胴の表面
の版を取り換える際に、版の相互で位置ずれが生
じて正しく色合せされた印刷ができないからであ
る。 従つて、版を交換する際には、版胴見当修正装
置によつて各々の印刷部の版胴を予め設定された
基準位置に戻す作業を行なつている。 而して、前述の見当修正装置に設けられたポテ
ンシヨメータの出力をアナログもしくはデジタル
でメータ表示し、作業者がそのメータを監視しな
がら勘を頼りにして色がずれたとき、すなわち、
見当ずれが生じたときに操作スイツチを操作して
見当修正モータを駆動することにより見当ずれを
修正していた。つまり、見当修正の終了時点は、
作業者の操作スイツチの解除によつて定まつてい
た。 このため版胴の微細な位置の修正を所定値だけ
正確かつ迅速に行なうには作業者の高度な技術を
必要とし、作業者の腕、換言するならば、作業者
の技術力によつて印刷品質が左右されていた。 本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであ
り、版胴の極めて微細な位置のずれを、高度な技
術を不要にしてずれ量分だけ正確かつ素早く修正
することができる多色輪転機の版胴見当修正制御
装置を提供するものである。 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。 第1図は、本発明の一実施例の多色輪転機の版
胴見当修正制御装置の概略構成を示す説明図であ
る。図中1は、多色印刷が施されるウエブ2を装
着した巻取ロールである。巻取ロール1の次に
は、乾燥機構6、冷却機構7及び折機8が順次設
置されている。巻取ロール1に装着されたウエブ
2は、インフイードローラ3から第1印刷部4等
を順次経て折機8に導かれるようになつている。 第1印刷部4には、版を装着した版胴9,10
がウエブ2の両面に対向するようにして1対設け
られている。この1対の版胴9,10間には、
各々の版胴9,10の印刷模様が転写されるブラ
ン胴11,12がウエブ2を挟持するようにして
1対設けられてる。第2印刷部5には、第1印刷
部4と同様に1対の版胴13,14とこの版胴1
3,14の印刷模様が転写されるブラン胴15,
16がウエブ2を挟持するようにして1対設けら
れている。第1印刷部4及び第2印刷部5には、
版胴9,10,13,14の位置をウエブ2の走
行方向にそつて前後に変化させる見当修正量伝達
機構17a,17bとウエブ2の走行方向に対し
て直交方向に沿つて変化させる見当修正量伝達機
構17c,17dが設けられている。 これらの見当修正量伝達機構17a…17d
は、実質上全く同一の構成、作用を有しているの
で、このうちの第1印刷部4に設けられた見当修
正量伝達機構17aを、第2図乃至第4図を参照
しながら説明し、他の見当修正量伝達機構17b
…17dの説明を省略する。 図中18は、1対の版胴9,10を駆動せしめ
る動力を伝達する伝動軸である。伝動軸18は、
印刷フレーム18aに取着された歯車箱18b
(第3図参照)に回転自在に軸支されている。伝
動軸18は、インフイード3、第2印刷部5、冷
却機構7、及び折機8に接続されており、図示し
ない主駆動モータで駆動されるようになつてい
る。すなわち、1対の版胴9,10は、図示しな
い伝動機構によつて伝動軸18に連結されてお
り、以下に説明する見当修正量伝達機構17aと
は別に独立して常に一定速度で相互に連動するよ
うになつている。各々の版胴9,10の軸の外周
面には、歯車19,20が固着されている。ま
た、各々の版胴9,10の軸の外周面の端部には
版胴歯車9a,10が(第3図参照)が固着され
ている。歯車19,20は、版胴歯車9a、10
aに噛合つて正逆回転自在に摺接している。歯車
19,20の軸部はブラケツト21B,22Bに
回転自在に取着されている。ブラケツト21B,
22Bは、印刷フレーム18aに取着された軸2
1C、Iをそれぞれ軸心にして回動可能である。
軸21C、Iには歯車19,20に摺接する歯車
A、Cがそれぞれ取付けられている。21,22
は、スイングアームである。スイングアーム2
1,22の一端部は、歯車19,20を介して版
胴9,10の外周面に連結されている。スイング
アーム21,22の他端部は、偏心軸23,24
に取着されているウオーム23B,24B、ウオ
ーム歯車23A,24Aを介して見当修正モータ
25,26に連結されている。 スイングアーム21,22は、枢支点A1、A2
を有するアーム21A,22Aと、揺動支点21
C,22Cを有し一端に歯車19,20を回転自
在に支持し、他端を枢支点A1,A2に連結したブ
ラケツト21B,22Bによつて構成されてい
る。すなわち、見当修正モータ25,26の駆動
によつてウオーム歯車23A,24Aが回転する
と、偏心軸23,24を介してアーム21A,2
2Aが自在に折曲しながら往復動し、アーム21
A,22Aの他端部に連結したブラツケト21
C,22Cを中心に揺動するようになつている。
このため、ブラケツト21B,22Bの他端部に
取付けられた歯車19,20がブラケツト21
B,22Bの揺動に応じて第2図で時計方向或い
は反時計方向に回転力を受ける。この回転力が歯
車19,20から版胴歯車9A,10Aを介して
版胴9,10に伝達され、版胴9,10の位置が
ウエブ2の搬送方向に沿つて前後に変化するよう
になつている。見当修正モータ25,26には、
その駆動を制御する駆動制御回路50(後述す
る)が接続されている。 なお、見当修正モータ25,26は、印刷フレ
ーム18aに取付けられている。見当修正モータ
25,26の回転軸には、円板状の近接体25b
が嵌着されている。近接体25bの周縁部には、
回転軸の回転数に応じてパルスを発生するパルス
発生器25aの検出部が対向するように設置され
ている。見当修正モータ25,26には、その駆
動を制御する駆動制御回路50が電気的に接続さ
れている。 ここで、見当修正量伝達機構17aによる版胴
9,10の位置の見当修正作業を第4図A,Bを
参照して説明する。なお、同図A,Bは、説明を
簡単にするため、ウエブ2の表面側に印刷する版
胴9の場合だけを示している。 今、ウアーム歯車23bが見当修正モータ25
によつて回転し、第4図Aに示す如く、スイング
アーム21を押し出したとする。ブラツケト21
Bに取付けられた歯車Aは、軸Hを回動中心にし
て枢支点A1で折曲してブラツケト21Bの端部
を図面上で右回転X1する。このため歯車19は、
版胴歯車9aに接しているので、連続回転してい
る版胴9に右回転方向の力が働く。その結果、版
胴9は右回転方向の位置い所定分だけ位置を変化
させることになる。 一方、ウオーム歯車23bの回転によつてスイ
ングアーム21が第4図Bに示す如く、ウオーム
歯車23b側に引き戻されたとする。今度は、ブ
ラツケト21Bは、軸21Cを回転中心にしてス
イングアーム21側が引上げられ、歯車19側が
引き下げられる。このためブラケツト21Bは、
軸Hを中心にして図面上で左回転X2をする。そ
の結果、連続回転している版胴9に歯車19、版
胴歯車9aを介してその左回転方向の力が加わ
る。このため、版胴9は所定の左回転分だけ印刷
内容の位置を進ませることになる。 次に、駆動制御回路50を第5図を参照して説
明する。なお、第1印刷部4及び第2印刷部5の
見当修正モータ25,26に接続された駆動制御
回路50は、何れも同様の構成を有するので、こ
こでは第1印刷部4の版胴9の位置をウエブ2に
の走行方向に沿つて前後に見当修正せしめる機能
を備えた駆動制御回路50について説明する。 駆動制御回路50には、見当修正モータ25を
正回転(ウエブの走行方向に沿つて版胴の位置を
進ませる方向)させる前進スイツチ51及び逆回
転(ウエブの走行方向に沿つて版胴の位置を遅ら
せる方向)させる後退スイツチ52が設けられて
いる。 前進スイツチ51の出力は、第2アンド回路5
4に接続された第2ノツト回路55及び第1アン
ド回路53に供給されるようになつている。後退
スイツチ52の出力は、第1アンド回路53に接
続された第1ノツト回路56及び第2アンド回路
54に供給されるようになつている。第1アンド
回路53と第1ノツト回路56及び第2アンド回
路54と第2ノツト回路55は、夫々否定回路を
構成している。つまり、前進スイツチ51を操作
したときにのみ第1アンド回路53が信号を出力
するようになつている。また、後退スイツチ52
を操作したときにのみ第2アンド回路54が信号
を出力するようになつている。 第1アンド回路53の出力は第1メモリ57
に、第2アンド回路54の出力は第2メモリ58
に夫々供給されるようになつている。 第1メモリ57及び第2メモリの出力は、駆動
増幅器59及びオア回路60に供給されるように
なつている。駆動増幅器59は、見当修正モータ
25の回転方向を制御するものであり、第1メモ
リ57の出力が供給された際には見当修正モータ
25を正回転せしめ、第2メモリ58の出力が供
給された際には、見当修正モータ25を逆回転せ
しめるようになつている。駆動増幅器59には、
見当修正モータ25を高速回転させる高速用入力
端子59a及び低速回転させる低速用入力端子5
9bを取付けている。 オア回路60の出力は、駆動増幅機59の高速
用入力端子59aと低速回転させる低速用入力端
子59b間で否定回路を構成する第3アンド回路
61及び見当修正モータ25の回転数を検出する
第1減算手段である第1カウンタ62に供給され
るようになつている。 第1カウンタ62には、見当修正モータ25に
取付けられたパルス発生器25aの出力が供給さ
れるようになつている。第1カウンタ62は、パ
ルス発生器25aから供給されたパルス数が設定
数に達するごとに、第2減算手段である第2カウ
ンタ63へ第1カウンタ62の最少桁の最少値を
に相当する信号を出力するようになつている。 第2カウンタ63には、見当修正モータ25に
よつて見当修正したい版胴の見当修正量に相当す
る値を作業者が見当修正する際に設定するように
なつている。これによつて第1カウンタ62から
信号が入力された際にこの設定値を1つづつ減算
する機能を第2カウンタ63が有している。第2
カウンタ63は、例えば電磁弁カウンタで構成さ
れている。第2カウンタ63は、減算によつて設
定値が最少桁になつたときに高速用入力端子59
aと低速用入力端子59bに設けられた否定回路
の第3ノツト回路64に信号を供給し、設定値が
零になつたときに第1メモリ57及び第2メモリ
58に消去信号を供給するようになつている。 このように構成された多色輪転機の見当修正制
御装置によれば、次のよにして版胴9,10,1
3,14の位置を自動修正することができる。な
お、説明を簡単にするために前述の駆動制御回路
50を参照しながら、第1印刷部4の上部に設け
られた版胴9のウエブ2の走行方向に沿う前後の
位置の見当修正について説明する。 例えば版胴9の位置をウエブ2の走行方向に沿
つて前方に0.13mm変化させる場合には、まず、作
業者が第2カウンタ63の設定値を13に設定す
る。このとき既に、第1カウンタ62は、見当修
正モータ25が版胴9の位置を0.01mm変化させて
パルス発生器25aから所定のパルスを第1カウ
ンタ62に供給した際に第2カウンタ63の最少
桁の最少値に相当する信号を出力するように調整
されている。 次いで、前進スイツチ51を入れる。前進スイ
ツチ51の出力は、否定回路を構成する第1アン
ド回路53に供給される。第1アンド回路53
は、前進スイツチ51から信号を受けると、第1
メモリ57に信号を出力する。第1メモリ57
は、駆動増幅器59に見当修正モータ25を正回
転(第2図に示す版胴をウエブの走行方向に沿つ
て位置を進ませる回転)させる信号を供給すると
ともに、オア回路60に供給する。オア回路60
は、第1メモリ57からの信号を受けるとその信
号を第1カウンタ62と第3アンド回路61に供
給する。このとき、第3ノツト回路64は第2カ
ウンタ63から信号を受けていないので、第3ア
ンド回路61にON信号を出力する。第3アンド
回路61は、高速用入力端子59aに信号を出力
する。その結果、駆動増幅器59は見当修正モー
タ25の高速度で正回転させる。 見当修正モータ25が正回転すると、第2図に
示すスイングアーム21が駆動し、スイングアー
ム21駆動に伴う押出力は歯車19を介して版胴
9に版胴歯車9aを介してその回転数を増加する
力となつて伝達される。このため版胴9の位置は
ウエブ2の走行方向に沿う前方の値に変化する。
このときの版胴9の見当修正量は見当修正モータ
25の回転数から見当修正モータ25に取付けら
れた近接板25bによりパルス発生器25aから
パルス信号として第1カウンタ62に供給され
る。 第1カウンタ62は、パルス発生器25aから
のパルス信号の数が第カウンタ63の最少桁の最
少値に相当する数、この場合は、第2カウンタ6
3に0.13が設定されているから0.01に達する毎に
信号を第2カウンタ63に供給する。第2カウン
タ63は、第1カウンタ61から信号を受ける毎
に設定値を減算せしめ、設定値が最少桁の値(こ
の場合は、0.13が0.09となつたときの9)になつ
たときに第3ノツト回路64に信号を供給する。
その結果、第3ノツト回路64の出力が停止する
から否定回路を構成する第3アンド回路61は出
力を停止し、第2カウンタ63から駆動増幅器5
9の低速用入力端子59bに信号が供給される。
低速用入力端子59bに信号が供給されると駆動
増幅器59は、見当修正モータ25を低速度で正
回転させる。 見当修正モータ25の低速回転によつて版胴9
の位置は、前述と同様に第2図に示す見当修正量
伝達機構17aの作用によつて徐々に第2カウン
タ63で設定された位置に変化する。 而して、版胴9の位置が所定位置に一致する
と、パルス発生器25a及び第1カウンタ62を
介して第2カウンタ63に供給された信号によつ
て第2カウンタ63の設定値は零になる。第2カ
ウンタ63の設定値が零になると、第2カウンタ
63は、消去信号を第1メモリ57に供給する。
このため第1メモリ57の記憶が消去されて駆動
増幅器59に信号が供給されなくなり、駆動制御
回路50の作動が停止したところで、版胴9の位
置は所定位置に設定される。 また、版胴9の位置をウエブ2の走行方向に沿
つて後方に0.05mm変化させる場合は、第2カウン
タ63の設定値を5に設定する。このとき既に、
パルス発生器25aの出力に応じて第1カウンタ
63の最少桁の最少値に相当する信号が供給され
るように設定されている。 次いで、後退スイツチ52を入れる。後退スイ
ツチ52の出力は第2アンド回路54に供給さ
れ、第2ナンド回路54は所定の信号を第2メモ
リ58に供給する。第2メモリ58は、オア回路
60を介して第1カウンタ62に所定の信号を供
給する。このとき第2カウンタ63の設定値はこ
の例では一桁の0.05であり、最少桁になつている
ので、第2カウンタ63は所定の信号を駆動増幅
器59の低速用入力端子59bに供給する。 この結果、駆動増幅器59の出力を受けて見当
修正モータ25が低速度で逆回転し、前述の動作
と同様の動作で見当修正量伝達機構17aによつ
て、版胴の位置を第2カウンタ63で設定された
位置に変化させる。 版胴9の位置が第2カウンタ63で設定された
値になると、第2カウンタ63の設定値が零にな
り、第2カウンタ63は消去信号を第2メモリ5
8に供給し、駆動制御回路50の動作が停止す
る。 このように作業者は印刷した製品の見当ずれを
測定して設定値を第2カウンタ63に設定し、前
進スイツチ51または後退スイツチ52を押すだ
けで極めて精密な見当修正作業を迅速に行なうこ
とができる。 その結果、この多色輪転機の版胴見当修正制御
装置によれば、印刷品質の向上を図ることができ
る。 なお、実施例ではウエブ2の走行方向に沿う前
後の版胴9の見当修正について説明したが、この
多色輪転機は、図面及び説明を省略したが前述の
駆動制御回路50と実質的に同一の構成からなる
駆動制御回路を備えており、第1印刷部4の見当
修正量伝達機構17c及び第2印刷部5の見当修
正量伝達機構17dを制御して各々の版胴9,1
0,13,14の位置を、ウエブ2の搬送方向と
直交する方向に沿つて前後に修正せしめる機能を
有している。すなわち、第1印刷部5の見当修正
量伝達機構は、例えば第6図に示すような要部の
構造を有している。第6図において版胴9の両軸
受部は第1印刷部5のフレーム9B,9Cに取着
された軸長方向に移動するスベリ軸受9C1,9
C2によつて回転自在に軸支されており、版胴9
の軸受端部に固着した版胴歯車9Aには、ブラン
胴11の軸受端部に固着した歯車19が歯合して
いる。一方、版胴9の他方のスベリ軸受9C2
ネジ部には、歯車9Dが螺合しており、歯車9D
はフレーム9Cに固着したブラケツト9Eを介し
て回転自在に軸支されている軸付け歯車9Fに歯
合している。ウオーム歯車9Gは、軸付歯車9F
に固着されており、この歯車9Gは第2図に示す
見当修正モータ25,26と同様のものを使用し
て駆動される。 しかして、見当修正モータの駆動によつてウオ
ーム歯車9Gを回転させると、軸付歯車9Fを介
して歯車9Dが回転して歯車9Dとスベリ軸受9
C1,9C2が版胴9の軸長方向に移動するため、
版胴9の位置がウエブ2の搬送方向と直交する方
向に変化するようになつている。 また、第2カウンタ63の設定値の単位は、多
色輪転機の規格に応じてミリメートル、インチ等
適宜設定できることは勿論である。 以上説明した如く、本発明にかかる多色輪転機
の見当修正制御装置によれば、版胴の極めて微細
な位置のずれを、高度な技術を不要にしてずれ量
分だけ正確かつ素早く修正することができる等顕
著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の多色輪転機の版胴見当修正
制御装置を適用した多色輪転機の一実施例の構成
を示す説明図、第2図は、同実施例の見当修正量
伝達機構を示す説明図、第3図は、第2図の−
線に沿う断面図、第4図A,Bは、同見当修正
量伝達機構の要部の動作を示す説明図、第5図
は、駆動制御回路の構成を示す回路図、第6図
は、ウエブの搬送方向と直交する方向の見当修正
量伝達機構の要部の説明図である。 4……第1印刷部、5……第2印刷部、9,1
0,13,14……版胴、21,22……スイン
グアーム、25,26,33,34……見当修正
モータ、50……駆動制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の版胴の位置をそれぞれの見当修正量伝
    達機構を介してそれぞれ所定位置に修正せしめる
    各見当修正モータと、該各見当修正モータの出力
    によつて見当修正される前記各版胴の見当修正量
    に対応する数のパルスを該各見当修正モータの回
    転数に基づいて発生せしめるパルス発生器と、該
    パルス発生器の出力を受けて前記各見当修正モー
    タを駆動する駆動制御回路からなり、該駆動制御
    回路は、スタート信号を受けると前記各見当修正
    モータに高速回転信号を出力して、前記各見当修
    正モータを高速回転させて前記各版胴を見当修正
    方向に移動させ、また、前記各パルス発生器の出
    力信号を受けた後、予め設定された見当修正量か
    ら前記各パルス発生器の出力に基づく一次見当修
    正量を減算する第1減算手段と、該第1減算手段
    の出力信号を受けて前記予め設定された見当修正
    量と前記一次見当修正量の差として残存した二次
    見当修正量分だけ前記各見当修正モータを低速回
    転させて前記各版胴を最終見当修正位置まで移動
    させたときに前記各見当修正モータの回転を停止
    させる第2減算手段とを具備することを特徴とす
    る多色輪転機の版胴見当修正制御装置。
JP3450080A 1980-03-18 1980-03-18 Printing cylinder phase correcting apparatus for multicolor rotary printing press Granted JPS56130358A (en)

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JPS56130358A (en) 1981-10-13

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