JPS63101378A - ラクチドの製造法 - Google Patents

ラクチドの製造法

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JPS63101378A
JPS63101378A JP23471787A JP23471787A JPS63101378A JP S63101378 A JPS63101378 A JP S63101378A JP 23471787 A JP23471787 A JP 23471787A JP 23471787 A JP23471787 A JP 23471787A JP S63101378 A JPS63101378 A JP S63101378A
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    • C07D319/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D319/101,4-Dioxanes; Hydrogenated 1,4-dioxanes
    • C07D319/121,4-Dioxanes; Hydrogenated 1,4-dioxanes not condensed with other rings
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C59/00Compounds having carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms and containing any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, groups, groups, or groups
    • C07C59/01Saturated compounds having only one carboxyl group and containing hydroxy or O-metal groups
    • C07C59/10Polyhydroxy carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/06Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from hydroxycarboxylic acids

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工業的規模でのラクチド、特に光学的に純粋
なL (=)−またはD(+)−ラクチドの製造法に関
する。
〔従来の技術〕
ラクチドの製造は、多数の特許明細書および公開特許(
Offenlegungsschriften)から久
L(知られている。
かくして、強国特許明細書第267826号は、乳酸を
200℃の温度へ徐々に加熱し、かくして生成させるラ
クチドを、有利には真空中で、蒸留するラクチドの製造
法を記載している。
強国特許明細書第1234703号はチタンテトラアル
コキシドの存在下でのL(+)−乳酸水溶液からの光学
的に活性なL(−)−ラクチドの製造を記載している。
強国特許明細書(Auslegeschrift)第1
083275号は周期表■族またはV族または■族から
の金属またはその化合物の存在下に於て重合が実施され
る製造法を記載している。触媒とじての例中には酸化亜
鉛、酸化錫、酸化アンチモンが挙げられている。さらに
、解重合触媒としてのステアリン酸鉛(I[)の使用が
強国公開特許(Offenlegungsschrif
t )第1543958号から知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上に挙げた刊行物は、それらの実施例の中で、実験室規
模すなわち約1 kgまでの反応のみを記載している。
しかし、実際に、ラクチド、特に光学的に純粋なラクチ
ドの製造のたとえ成功した実験室実験であってもその工
業的規模への直接のスケールアップは、光学的純度と化
学的収率とが特に基準とみなされるべき場合には問題を
生ずる。強国特許明細書(Auslegeschrif
t )第1083275号に記載されている方法の収率
は実験室実験に於てさえも再現性がないことを立証して
いる。
J、クライン(J、 Klein)はマクロモル ケミ
(Macromol、 Chem、) 30.35(1
959)中で亜鉛末の存在下に於けるポリラクチドの解
重合は90%の収率で進行すると報告しているが、この
高い収率は工業的規模で実施される製造方法では達成さ
れ得ない。工業的に実施されるような大規模方法ではL
(+)−乳酸を出発物質として用いるが、L(+)−乳
酸は熱的にL(−)−ポリ乳酸へ転化され、次いで亜鉛
末触媒の存在下でL(−)−ラクチドへ解重合される。
この方法に従って、約440kgのL(+)−乳酸から
出発して、1バツチで、満足な品質の光学活性L (−
)−ラクチド約168kgが得られるが、これは約50
−55%の収率(L (+)−乳酸に対して)に相当す
る。この方法では、各バッチ後に反応器を清浄にしなけ
ればならないが、そのためには一般に半濃縮水酸化ナト
リウム溶液が用いられる。
上記した工業的方法で50−55%の収率しか得られな
いことに加えて、この方法は、L(+)−乳酸の脱水中
および清浄化期中の両方とも反応器をL(−)−ラクチ
ドの製造に利用できないので非常に高価であることがわ
かっている。
このバッチ式作動方法を連続式または半連続式方法へ変
えようとする試みは、驚いたことには、全収率の低下お
よびL(−)−ラクチドの光学的純度の減少を生じた。
技術の状態から知られている製造方法のもう1つの不利
益は、光学活性ラクチドの場合に高い光学的純度を得る
ために、解重合後に数種の精製工程を行わねばならない
点である。
本発明の目的は、用いられる原料の改良された利用を可
能にする、工業的規模でのラクチド、特に光学的に純粋
なL(−)−または(D (+) −ラクチド、の製造
方法を提供することである。
本発明の1つの目的は、より高い化学的収率とより高い
光学的純度との両方を示す、光学活性ラクチドの製造方
法を提案することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、この目的は、錫末またはハロゲン化錫
または20個までの炭素原子を有するカルボン酸から誘
導される有機錫化合物の0.05〜1.0重量%の存在
下に於て、ポリ乳酸を減圧下で130〜230℃へ加熱
しかつ生成されるラクチドを留去しかつ追加のポリ乳酸
を連続式またはバッチ式で供給するときに達成される。
触媒として特に適している錫化合物は一般構造式 (上記一般構造式中、Xは19個までの炭素原子を有す
る枝分かれアルキルまたは枝分かれのないアルキルまた
はヒドロキシアルキルまたはアルケニル基あるいはナフ
チル基である) の化合物であるか、あるいは一般構造式(上記一般構造
式中、Yは18個までの炭素原子を有する枝分かれアル
キルまたは枝分かれのないアルキルまたはヒドロキシア
ルキルまたはアルケニル基あるいはフェニル基である) の化合物である。
XおよびYとして適当なアルキル基の例は、メチルまた
はエチルまたはn−プロピルまたはイソ−プロピルまた
はn−ブチルまたは5eC−ブチルまたはtert−ブ
チルまたはペンチルまたはヘキシルまたはヘプチルまた
はオクチル基であり、これらの基は、適当ならば、1個
以上のヒドロキシル基を含むことができる。対応するア
ルケニル基は1個以上の二重結合を含む。もし、例えば
SnCβ2またはSnBr2のようなハロゲン化錫を触
媒として用いるならば、対応する酸の除去によって乳酸
錫が生成される。
好ましい触媒は乳酸錫または洒石酸錫またはシュウ酸錫
またはジカプリル酸銀またはジラウリン酸錫またはジパ
ルミチン酸銀またはジステアリン酸錫またはジオレイン
酸錫(オレイン酸の誘導体)またはα−ナフトエ酸錫ま
たはβ−ナフトエ酸錫である。ジー(2−エチルへキサ
ン酸)錫としてより良く記載される錫ジオクトエートま
たは錫粉末が特に好ましい。
光学活性ラクチド、L (−)−ラクチドおよびD(+
)−ラクチド、はそれぞれ対応するL (−)−ポリ乳
酸およびD(+)−ポリ乳酸から出発して、類似の方法
で製造される。
本発明の方法に用いられるポリ乳酸は、公知の方法に従
って別個の反応工程で、乳酸の脱水によって製造される
光学活性ポリ乳酸の場合には、出発物質は勿論対応する
光学活性乳酸から製造されるCL (+)−乳酸→L(
−)−ポリ乳酸;D(−)−乳酸→D(+)−ポリ乳酸
〕。
本発明の方法の1つの特別な実施態様に於ては、ポリ乳
酸の代わりに乳酸を用いる。第1反応工程では、触媒の
存在下に於て、減圧下、昇温下で乳酸を脱水する。一般
に、脱水は、約0.01〜0.05バールの圧力下で、
反応器内の温度を約150〜170℃に上げて行われる
。かくして生成されるポリ乳酸が、約400〜2000
.好まL(は600〜800の平均分子量に達した時、
ラクチドを連続的に留去しかつ次に連続式またはバッチ
式で追加のポリ乳酸を供給する。
もう1つの実施態様では、ポリ乳酸の代わりに、追加の
乳酸も連続的方法中に供給することができる。
以下、L (−)−ラクチ、ドの製造方法をさらに詳細
に説明するが、この説明は、対応するポリ乳酸または乳
酸の使用によるD(+)−ラクチド、D、  L−ラク
チド、メソ−ラクチドの製造に等L(適用可能である。
反応器の始動時、最初にL (−)−ポリ乳酸を導入し
、0.05〜1.0重量%、好まL(は0.1〜0.8
重量%の錫末またはハロゲン化錫または有機錫化合物を
添加する。次に、反応器を減圧下で130−230℃、
好まL(は180〜200℃へ加熱し、生成されたL 
(−)−ラクチドを留去する。最適温度範囲は適用され
る減圧に依存し、筒車な試験で決定することができ、最
低の可能蒸留温度は留出液の純度に好ましい影響を与え
る。
ある量の生成物が留去された後、追加のL(−)−ポリ
乳酸を、有利には溶融形で、供給する。供給は、バッチ
式で(部分量ずつで)、あるいは連続式で、例えば滴加
によって行うことができる。
追加供給量が反応開始に於て用いられる初めの量より多
量になることは全、く可能である。
追加のL(−)−ポリ乳酸をバッチ式で供給する場合に
は、反応器内容物の残留容量は生成物の品質に関して広
い範囲内で臨界的ではないが、約50〜90%の転化後
に補充するのが有利である。
反応器内容物が過度に下がると生成物の劣化を招く可能
性がある。本発明の方法を連続式で行う場合には、供給
物を、できる限り反応器内容物容量が一定に保たれるよ
うに用意することが有利である。
もしL(−)−ポリ乳酸の代わりにL (+) −乳酸
を反応器へ直接供給するならば、ラクチドを与える解重
合の前に、L(+)−乳酸の約400〜2000、好ま
L(は500ご800の平均分子量までのL (−)−
ポリ乳酸への脱水が、触媒としての有機錫化合物または
錫末の存在下で起こる。脱水は、好まL(は約0.03
バールの圧力下で、約170℃に上げた温度に於て行わ
れる。所望の分子量に達した後、バッチをさらに上述の
ように処理する。
既述したように、もう1つの別法では、L (−)−ポ
リ乳酸の代わりに追加のL(+)−乳酸を供給すること
が可能であり、この場合には、やはり、最初に、所望の
分子量のポリ乳酸が得られるまで水を反応混合物から留
去する。この方法は、その後、上述のように続行される
L (−)−ポリ乳酸の代わりにL(+)−乳酸を使用
または追加供給することは、上述した変法に比べて、化
学的および光学的収率に関して何らの不利益もない。利
点は乳酸の脱水のための反応時間が約50%だけ短縮さ
れることである。生成されたポリ乳酸の分子量は末端基
の滴定によって測定される。
留去されたL(−)−ラクチドは、公知の方法により、
例えば1〜6個、好まL(は1〜3個の炭素原子を有す
るアルコール、特に好まL(はイツブロバノール、から
の再結晶によって、あるいは溶解しその後で非溶媒で沈
澱させることによって処理される。
本発明の方法を用いることにより、再結晶を含む処理後
、L(+)−乳酸の供給物に対して80%までの収率で
、光学的に純粋なL(−)−ラクチドが得られる。
本発明の方法の利点は、工業的規模で行われる製造方法
で高収率が高い光学的純度と共に得られること、および
比較的小さいユニットでも高い流量(kg/時で測定さ
れる)が得られ得るように実際の解重合反応器のより良
い利用が得られることである。
亜鉛末を用いる通常の方法では反応の終了頃に留去され
るL (−)−ラクチドの品質の顕著な劣化が見られた
が、本発明の方法はL(−)−ポリ乳酸またはL(+)
−乳酸の反復追加供給後でさえも一定の高い品質を与え
、同じことは他のラクチドにもあてはまる。
本発明の方法は、蒸留の後で例えば再結晶のようなたっ
たの1回の精製作業を行うとき、〉99%比の光学的純
度の光学活性ラクチド、特にL(−)−ラクチドの製造
を可能にする。好まL(は、再結晶はイソプロパツール
から行われる。
以下実施例で本発明を説明するが、これらの実施例は本
発明を限定するためのものではない。
止較太1糎:触媒として亜鉛を用いる通常の方法2、2
 kgの亜鉛末を440 kgのL(+)−乳酸(純度
90%)へ添加し、この混合物を、約0.035バール
の圧力下で約180℃までの釜残温度で脱水する。生成
されるL (−)−ラクチドを、次に約0.01バール
の圧力下で約230℃までの温度に於て留去する。約2
63 kgのL(−)−ラクチドを留出液として得る。
約10〜20kgの残留物を約150kgの希水酸化ナ
トリウム溶液で除去する。得られた留出液を263 k
gのイソプロパツールへ添加し、195 kgのL(−
)−ラクチドを粗製結晶として得る。活性炭の添加によ
るイソプロパツールからの再結晶は168 kgのL(
−)−ラクチドを与える力(、これはL(十)−乳酸に
対して53%に等L(、96−98℃の融点および〔α
〕。>−287°を有していた。
実施例1 1kgの錫末を平均分子量610のL(−)−ポリ乳酸
232kgへ添加し、その混合物を25−13Torr
の真空下で194℃〜198℃に加熱する。同時に、L
(−)−ラクチドを留去する。
190kgのL (−)−ラクチドの留出液量が得られ
た後、追加の220kgのL (−)−ポリ乳酸を供給
し、上記条件下で蒸留する。
この操作を数回繰返す。
留出液量:188kg   追加供給物:186kg1
54kg         226kg178kg  
       405kg355kg        
 393kg370kg         396kg
363kg         409kg378kg 
        429kg398kg       
  401kg74kg 残留物:20kg 流   量:L(−)−ポリ乳酸:約44kg/時留出
液を比較実施例に記載したように処理する。
全 収 量+L(−)−ラクチド21)0kg=使用し
たL(+)−乳酸に対する理論 量の64.8% 光学的純度:〉99%比L (−)−ラクチド特   
性:融点96−98℃ 〔α)o>−289,6° (トルエン)錫末すなわち
錫粉末の代わりに、3.4 kgの錫オクトエートを用
いて反応を行うこともできる。その場合、流量は75k
g/時に増加される。
実施例2 錫ジオクトエート3.4 gを純度90%のL(+)乳
酸〔ラクトール(Lactol) 90) 798 g
へ添加し、この混合物を約170℃の釜残温度に於てポ
リ乳酸へ転化させる。4.0時間後、748の平均分子
量に達した。次に、約0.01バール下で、約200℃
の釜残温度まで、1時間35分以内に531gのL (
−)−ラクチドを留去する。、蒸留釜残へ追加のラクト
ール(Lactol)  90を供給し、これを再び上
記条件下でL (−)−ラクチドへ転化させる。この操
作を数回繰返す。
残留物:30.Og 分子量約750までのエステル化時間;3時間50分 留出液流量:242g/時 L(−)−ラクチドは公知の方法で処理される。
全 収 量=2000.4g=使用したL (+) −
乳酸に対する理論量の69.4% 実施勇主 錫2gを606gのラクトール(Lactol)に溶解
する。この溶液を、約0.02バールの圧力下で約17
0 ’Cまで水を留去することによってポリ乳酸へ転化
させる。3.0時間後、834の平均分子量に達した。
次に、約0.01バールの圧力下で約215℃の釜残温
度まで、35分以内に360gの留出液を留去する。分
子量570の追加のポリ乳酸723gを蒸留釜残へ供給
し、上記条件下でL(−)−ラクチドへ転化させる。7
0分で71)gの留出液が得られる。
残留物=30g 留出液流量:612g/時 L(−)−ラクチドは公知の方法で処理される。
全 収 量ニア97.2g=使用したL(+)−乳酸に
対する理論量の69.5% 実施例2および3に記載した実験室方法は容易に工業的
規模に移すことができる。
実施例4 3.4gの錫ジオクトエートを平均分子量1080のL
(−)−ポリ乳酸662gへ添加し、約200℃の釜残
温度に於て、約0.01バールの圧力下で1.5時間以
内に643gのL(−)−ラクチドを留去する。蒸留釜
残へ追加のポリ乳酸を供給し、これを次に上記条件下で
L (−)−ラクチドへ転化させる。この操作を数回繰
返す。
追 700   1080    1時間12分   70
2805   ’  1080    1時間25分 
  791残留物:20.Og 留出液流量:585g/時 L(−)−ラクチドは公知の方法で処理される。
全 収 量:1779g=使用したL(+)−乳酸に対
する理論量の79.6%

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)錫末、ハロゲン化銀または20個までの炭素原子
    を有するカルボン酸から誘導される有機錫化合物の0.
    05〜1.0重量%の存在下に於て、ポリ乳酸を減圧下
    で130〜230℃へ加熱し、生成したラクチドを留去
    しかつ追加のポリ乳酸を連続式またはバッチ式で供給す
    ることを特徴とする、工業的規模でのラクチドの製造法
  2. (2)錫末、ハロゲン化錫または20個までの炭素原子
    を有するカルボン酸から誘導される有機錫化合物の0.
    05〜1.0重量%の存在下に於てL(−)−ポリ乳酸
    を減圧下で130〜230℃へ加熱し、生成したL(−
    )−ラクチドを留去しかつ追加のL(−)−ポリ乳酸を
    連続式またはバッチ式で供給することを特徴とする、工
    業的規模での光学的に純粋なL(−)−ラクチドの製造
    法。
  3. (3)錫末、ハロゲン化銀または20個までの炭素原子
    を有するカルボン酸から誘導される有機錫化合物の0.
    05〜1.0重量%の存在下に於て、D(+)−ポリ乳
    酸を減圧下に130〜230℃へ加熱し、生成されるD
    (+)−ラクチドを留去しかつ追加のD(+)−ポリ乳
    酸を連続式またはバッチ式で供給することを特徴とする
    、工業的規模での光学的に純粋なD(+)−乳酸の製造
    法。
  4. (4)錫末、ハロゲン化銀または20個までの炭素原子
    を有するカルボン酸から誘導される有機錫化合物の0.
    05〜1.0重量%の存在下で、乳酸を減圧下でかつ昇
    温に於て脱水し、かつ中分子量のポリ乳酸へ転化させ、
    次に生成されるラクチドを減圧下で130〜230℃に
    於て留去しかつ追加のポリ乳酸を連続式またはバッチ式
    で供給することを特徴とする、工業的規模でのラクチド
    の製造法。
  5. (5)生成されるラクチドを留去しかつ追加の乳酸をバ
    ッチ式で供給することを特徴とする、特許請求の範囲第
    (4)項記載の製造法。
  6. (6)光学的に活性な乳酸またはポリ乳酸をプロセスに
    用いることを特徴とする、特許請求の範囲第(4)項ま
    たは第(5)項記載の光学的に純粋なL(−)−または
    D(+)−ラクチドの製造法。
  7. (7)錫末、ハロゲン化銀または有機錫化合物の存在下
    に於て、乳酸を減圧下で約150〜170℃へ加熱する
    ことを特徴とする、400〜2000の中分子量のポリ
    乳酸の製造法。
  8. (8)有機錫化合物が一般構造式 II ▲数式、化学式、表等があります▼ (上記一般構造式中、Xは19個までの炭素原子を有す
    る枝分かれアルキルまたは枝分かれのないアルキルまた
    はヒドロキシアルキルまたはアルケニル基あるいはナフ
    チル基である) の化合物であるか、あるいは一般構造式 II ▲数式、化学式、表等があります▼ (上記一般構造式中、Yは18個までの炭素原子を有す
    る枝分かれアルキルまたは枝分かれのないアルキルまた
    はヒドロキシアルキルまたはアルケニル基あるいはフェ
    ニル基である) の化合物であることを特徴とする、特許請求の範囲第(
    1)項〜第(7)項のいずれか1項に記載の製造法。
  9. (9)有機錫化合物が乳酸錫、洒石酸錫、シュウ酸銀、
    ジカプリル酸銀、ジラウリル酸銀、ジパルミチン酸銀、
    ジステアリン酸銀、ジオレイン酸銀、α−ナフトエ酸銀
    、β−ナフトエ酸銀、錫ジオクトエートからなる群から
    選ばれることを特徴とする、特許請求の範囲第(1)項
    〜第(7)項のいずれか1項に記載の製造法。
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DE3632103.6 1987-03-19
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