JPS6254119B2 - - Google Patents

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JPS6254119B2
JPS6254119B2 JP54088396A JP8839679A JPS6254119B2 JP S6254119 B2 JPS6254119 B2 JP S6254119B2 JP 54088396 A JP54088396 A JP 54088396A JP 8839679 A JP8839679 A JP 8839679A JP S6254119 B2 JPS6254119 B2 JP S6254119B2
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JP
Japan
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alkyl group
epimers
group containing
carbon atoms
mixture
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Application number
JP54088396A
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Japanese (ja)
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JPS5515475A (en
Inventor
Kuusudeieeru Danieru
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Sanofi Aventis France
Original Assignee
Roussel Uclaf SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Roussel Uclaf SA filed Critical Roussel Uclaf SA
Publication of JPS5515475A publication Critical patent/JPS5515475A/en
Publication of JPS6254119B2 publication Critical patent/JPS6254119B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J9/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of more than two carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, coprostane
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P5/00Drugs for disorders of the endocrine system

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

Novel DELTA 4,9-gonadiene-21-ol-3,20-diones of the formula <IMAGE> I wherein X is selected from the group consisting of hydrogen and tritium, R1 is alkyl of 1 to 3 carbon atoms, R2 is alkyl of 1 to 12 carbon atoms and R3 is alkyl of 1 to 4 carbon atoms in the form of 21R or 21S epimers or mixtures thereof having progestomimetic and antiestrogenic properties, their preparation and novel intermediates.

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は、新規な3・20−ジオキソ−4・9−
ジエン−21−ヒドロキシルステロイド誘導体、そ
れらの製造法、それらの薬剤としての使用及びそ
れを含有する製薬組成物に関する。 本発明の主題は、次式 (ここで、Xは水素又はトリチウム原子を表わ
し、 R1は1〜3個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わし、 R2は1〜12個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わし、 R3は1〜4個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わす) の21R又は21Sエピマー或いはこれらのエピマー
の混合物の形態にある化合物にある。 式の化合物の中でも、特に、Xが水素原子を
表わすものをあげることができる。 R1は、好ましくはメチル又はエチル基を表わ
す。 R2は好ましくはメチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、n
−ペンチル、n−ヘキシル、2−メチルペンチ
ル、2・3−ジメチルブチル、n−オクチル又は
2・2−ジメチルヘキシル基を表わす。 R3は、好ましくはメチル、エチル又はn−プ
ロピル基を表わす。 本発明の主題は、特に、 R1がメチル基を表わし、そして21R又は21Sエ
ピマーのそれぞれ或いはこれらのエピマーの混合
物の形態にある式の化合物、 R2がメチル基を表わし、そして21R又は21Sエ
ピマーのそれぞれ或いはこれらのエピマーの混合
物の形態にある式の化合物、並びに R3がメチル基を表わし、そして21R又は21Sエ
ピマーのそれぞれ或いはこれらのエピマーの混合
物の形態にある式の化合物 にある。 さらに詳しくは、本発明の主題は、その製造を
実験の部で示す化合物で、そのヒドロキシルの
21R及び21Sエピマーのそれぞれ或いはこれらの
エピマーの混合物の形態にある化合物、特にその
21位置がS配置にある化合物(以下の実施例でA
と呼ぶもの)にある。 Xが水素原子を表わす式の化合物は、有益な
薬理学的性質を示し、特に、実験の部でさらに示
す試験結果により示されるように、顕著な黄体ホ
ルモン様活性及び抗エストロゲン様活性を示す。
これらの性質は、式の化合物を抗LH優勢を有
する下垂体抑制性プロゲスタテイブ
(progestative)薬剤として又は抗エストロゲン
物質として使用するのに好適ならしめるものであ
る。しかして、これらは、月経困難症、不妊症、
卵巣を非働化させる卵巣ジストロフイーの治療
に、乳房又は子宮の腫瘍の治療に、そして避妊薬
として用いられる。 したがつて、本発明の主題は、薬剤としての式
の化合物にある。 さらに詳しくは、本発明の主題は、薬剤として
のXが水素原子を表わす式の化合物(その製造
は実験の部でさらに示す。)にある。 本発明の好ましい薬剤は、21位ヒドロキシルが
S配置にある、下記の例1又は2でAと呼ぶ化合
物である。 有効薬用量は、治療すべき病気及び投与経路に
よつて変わる。例えば、それは実験の部でAと呼
ぶ例1の化合物について成人の女性に経口投与で
1日当り10μg〜50mgの間である。 この式の化合物は、経口的に、直腸経路で、
非経口的に又は皮膚や粘膜への局部適用では局所
的に用いられる。それらは、圧縮錠、被覆錠、カ
シエー、カプセル、顆粒、エマルジヨン、シロツ
プ、坐薬、注射用溶液及び懸濁液、軟膏、クリー
ム、ゲル及びエーロゾル調合剤の形態で調剤され
る。 したがつて、本発明の主題は、Xが水素原子を
表わす式の化合物の少なくとも1種を活性成分
として含有する製薬組成物にある。 活性成分は、これらの製薬組成物に慣用されて
いる補助剤、例えば、タルク、アラビアゴム、ラ
クトース、でん粉、ステアリン酸マグネシウム、
ココアバター、水性又は非水性担体、動物又は植
物起源の脂肪物質、パラフイン誘導体、グリコー
ル、各種の湿潤、分散若しくは乳化剤及び(又
は)保存剤と混合することができる。これらの製
薬組成物は通常の方法で製造することができる。 また、Xがトリチウム原子を表わす式の化合
物は、一般的にいつて、Xが水素原子を表わす式
の化合物と同じ薬理学的性質を持つている。 さらに、これらの化合物、特に以下の実験の部
で示す21位のS異性体は、その特異的活性のため
に、特に子宮細胞ゾル(cytosol)中の又は腫瘍
細胞(乳がん)の細胞質及びラツトにおいて
DMBA(9・10−ジメチル−1・2−ベンゾア
ントラセン)により起された腫瘍中のプロゲステ
ロンの特異的受容体の存在及び位置の確認を容易
にさせる。 これらの化合物は、プロゲステロンと比較し
て、トランスコルチナ(transcortina)上に固定
されず且つプロゲステロン受容体に対してプロゲ
ステロンの親和力よりも2〜10倍大きい親和力を
有するという利点を持つている。 したがつて、本発明の主題は、Xがトリチウム
原子を表わす式の化合物を、特に子宮細胞ゾル
及び腫瘍細胞の細胞質中の並びにラツトに9・10
−ジメチル−1・2−ベンゾアントラセンにより
引起された腫瘍中のプロゲステロンの特異性受容
体の定位と確認に使用することである。 また、本発明の主題は、特に子宮細胞ゾル及び
腫瘍細胞の細胞質中の並びにラツトで9・10−ジ
メチル−1・2−ベンゾアントラセンにより引起
された腫瘍中のプロゲステロンの特異性受容体を
定位確認するための手段にある。 Xがトリチウム原子を表わす式の化合物は、
50Ci/mM程度の特異的活性を示す。 これらの化合物は、多くの文献、例えばJ.P.
Raynaud−D.Philibert両氏により「Sleroids」7
月号、p.89−97(1973)に記載の方法により、プ
ロゲステロンの特異性受容体の定位及び定量に用
いることができる。 また、本発明の主題は、Xが水素原子を表わす
式の化合物の製造法にあり、この製造法は次式
(ここで、Kはケタール基を表わし、 R1、R2及びR3は前記した意味と同じ意味を有
する) の化合物に第三アルコラートの存在下に酸化剤を
作用させ、次いで還元剤を作用させて次式 の化合物を21Rエピマーと21Sエピマーとの混合
物として得、これにケタール基を加水分解させ且
つ△5(10)・9(11)二重結合系を△4・9二重結合系
に異性化させることのできる酸加水分解を作用さ
せて対応する次式 の化合物を21Rエピマーと21Sエピマーとの混合
物として得、所望ならばこれをエピマーのそれぞ
れに分離することを特徴とする。 Kは、好ましくは、2〜4個の炭素原子を有す
る環状アルキルケタール基、特にエチレンケター
ル又はプロピレンケタール或いはジアルキルケタ
ール、例えばジメチル又はジエチルケタールを表
わす。 酸化剤は、好ましくは分子状酸素である。 第三アルコラートは、好ましくは、アルカリ金
属のt−ブチラート又はt−アミラート、例えば
ナトリウム、カリウム又はリチウムのt−ブチラ
ート又はt−アミラートである。 用いられる還元剤は、好ましくは亜りん酸トリ
アルキル、例えば亜りん酸トリメチル又はトリエ
チルである。 ケタール基を加水分解させ且つ△5(10)・9(11)二
重結合系を△4・9二重結合系に異性化させるこ
とができる酸加水分解剤は、好ましくは、ポリス
チレン担体又はスチレン−ジビニルベンゼル重合
体担体を持つた市販のスルホン酸樹脂であるが、
しかし塩酸又は硫酸のような無機酸も用いること
ができる。p−トルエンスルホン酸又は過素酸も
用いることができる。 得られるエピマーは、標準的なクロマトグラフ
イー法によつて分離することができる。 また本発明の主題は、前記の式の化合物の製
造法にあり、この製造法は、次式A (ここで、K、R1、R2、R3及びXは既に示した意
味を有する) の化合物に強塩基を作用させて中間体エノラート
を形成させ、これによう素を作用させて次式 の化合物を21R異性体と21S異性体との混合物と
して得、これに酢酸アルカリを作用させて次式 の化合物を21R異性体と21S異性体との混合物と
して得、これにケタール基を加水分解させ且つ△
5(10)・9(11)二重結合系を△4・9二重結合系に異
性化させることのできる酸加水分解剤を作用させ
て次式 の化合物を21R異性体と21S異性体との混合物と
して得、これにけん化剤を作用させて次式A の化合物を21R異性体と21S異性体との混合物と
して得、所望ならばこれをエピマーのそれぞれに
分離することを特徴とする。 Kは、好ましくは上で示した意味を有する。 強塩基は、好ましくは、ブチルリチウムであ
り、そして反応はアミン、特にN−シクロヘキシ
ルイソプロピルアミンの存在下で行なわれる。ま
た、用いられる強塩基は、水素化アルカリ又はア
ルカリt−ブチラートであつてよい。 酢酸アルカリは、好ましくは酢酸ナトリウム又
はカリウムである。 ケタール基を加水分解させ且つ△5(10)・9(11)二
重結合系を△4・9二重結合系に異性化させるこ
とができる酸加水分解剤は、前述したものの中の
一つであつてよい。 けん化剤は、特にアルカリ塩基、例えば水酸化
ナトリウム又は水酸化カリウムであつてよい。 得られるエピマーは、前述のようにクロマトグ
ラフイーの標準的方法により分離することができ
る。 本発明の方法の実施中に得られる式、、
及びの化合物は、新規な化合物であり、したが
つて、本発明の主題は、新規な化合物としてのこ
れらの式、、及びの化合物にある。 式の化合物の中でも、特に17α−メチル−17
β−(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピル)エ
ストラ−5(10)・9(11)−ジエン−3−オンの環状3
−(1・2−エタンジイル)アセタールで、その
ヒドロキシルのエピマーのそれぞれ又はこれらの
エピマーの混合物の形態にあるものがあげられ
る。 式の化合物の中でも、特に17α−メチル−17
β−(2−ヨード−1−オキソプロピル)エスト
ラ−5(10)・9(11)−ジエン−3−オンの環状3−
(1・2−エタンジイル)アセタール、及び17α
−メチル−17β−(2−ヨード−1−オキソプロ
ピル)エストラ−5(10)・9(11)−ジエン−3−オン
の環状〔6・73H〕−3−(1・2−エタンジイ
ル)アセタールで、それらのよう素のエピマーの
それぞれ又はこれらのエピマーの混合物の形態に
あるものがあげられる。 式の化合物の中では、特に17α−メチル−17
β−(2−アセトキシ−1−オキソプロピル)エ
ストラ−5(10)・9(11)−ジエン−3−オンの環状3
−(1・2−エタンジイル)アセタール、及び17
α−メチル−17β−(2−アセトキシ−1−オキ
ソプロピル)エストラ−5(10)・9(11)−ジエン−3
−オンの環状〔6・73H〕−3−(1・2−エタン
ジイル)アセタールで、それらのアセトキシルの
エピマーのそれぞれ又はこれらのエピマーの混合
物の形態にあるものがあげられる。 式の化合物の中では、特に、17β−(2−ア
セトキシ−1−オキソプロピル)−17α−メチル
エストラ−4・9−ジエン−3−オン、及び
〔6・73H〕−17β−(2−アセトキシ−1−オキ
ソプロピル)−17α−メチルエストラー4・9−
ジエン−3−オンで、それらのアセトキシルのエ
ピマーのそれぞれ又はこれらのエピマーの混合物
の形態にあるものがあげられる。 本発明の方法の出発物質として用いられる式
の化合物は一般に知られた物質であつて、例えば
フフランス国特許第2149302号の方法によつて製
造することができる。 Xがトリチウム原子を表わす式Aの化合物
は、フランス国特許第2374335号の方法によつて
製造することができる。 下記の例は、本発明を例示するもので、これを
何ら制限しない。 例 1 17α−メチル−17β−(2−ヒドロキシ−1−
オキソプロピル)エストラ−4・9−ジエン−
3−オン 工程A:17α−メチル−17β−(2−ヒドロキシ
−1−オキソプロピル)エストラ−5(10)・9(11)
−ジエン−3−オンの環状3−(1・2−エタ
ンジイル)アセタール 907mgのカリウムt−ブチラートと0.852c.c.の
亜りん酸トリエチルを13.6c.c.のジメチルホルム
アミド中に含む溶液に−20℃で酸素を吹き込
む。酸素の吹き込みを続けながら、1gの17α
−メチル−17β−(1−オキソプロピル)エス
トラ−5(10)・9(11)−ジエン−3−オンの環状3
−(1・2−エタンジイル)アセタールを10c.c.
のジメチルホルムアミド中に含む溶液を−20℃
でゆつくりと添加する。−20℃で30分間放置
し、次いで水を加え、1N塩酸を加えてPH5.6と
なす。150c.c.のイソプロピルエーテルで5回抽
出する。有機相を乾燥し、過し、濃縮乾固す
る。かくして、1.554gの所期生成物を得、こ
れはそのまま次の工程で用いる。 工程B:17α−メチル−17β−(2−ヒドロキシ
−1−オキソプロピル)エストラ−4・9−ジ
エン−3−オン 510mgの工程Aで得た生成物を含有する8c.c.
の95゜エタノールに750mgのレデツクスCF
(Redex CF)樹脂を加える。得られた混合物
を7時間加熱還流させる。得られた樹脂状物を
過し、エタノール、次いで塩化メチレンで洗
う。減圧下に濃縮乾固させる。474mgの樹脂状
物を得、これをシリカでクロマトグラフイーす
る(溶離液:塩化メチレン/アセトン9:
1)。21位の二つのエピマーを含有する画分を
単離する。これらの二つのエピマーは、高圧液
体クロマトグラフイーにより分離する。内径6
mm、長さ400mmのシリカ(5μシリカ)のカラ
ム。流量160ml/時間。溶媒は塩化メチレン/
酢酸エチル(7:3)。 UV検出器305nm。 保持時間が19分間の生成物をAと呼ぶ。 保持時間が17分間の生成物をBと呼ぶ。 生成物Aの物理定数は次の通り。 (a) NMRスペクトル(CDCl3) 4位エチレン性H 5.70ppm 13位CH3 0.84ppm 21位H 4.33ppm、多重線 22位CH3 1.27ppm及び1.38ppm(二重
線) 17α位CH3 1.18ppm (b) 質量スペクトル 342で分子ピーク 生成Bの物理定数は次の通り。 (a) NMRスペクトル(CDCl3) 4位エチレン性H 5.70ppm 13位CH3 0.81ppm 21位H 4.38ppm、4.50ppm、4.61ppm、
4.73ppm、 22位CH3 1.26ppm、1.37ppm 17α位CH3 1.16ppm (b) 質量スペクトル 342で分子ピーク 例 2 17β−(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピ
ル)−17α−メチルエストラ−4・9−ジエン
−3−オン(異性体A及び異性体B) 工程B:17α−メチル−17β−(2−ヨード−1
−オキソプロピル)エストラ−5(10)・9(11)−ジ
エン−3−オンの環状3−(1・2−エタンジ
イル)アセタール(異性体の混合物) (a) エノラートの形成 11.1c.c.のN−シクロヘキシルイソプロピル
アミンを145c.c.のテトラヒドロフランに溶解
し、−40℃に冷却し、23.3c.c.のブチルリチウ
ムのヘキサン溶液を加え、5分間かきまぜ、
10.3gの17α−メチル−17β−(1−オキソ
プロピル)エストラ−5(10)・9(11)−ジエン−
3−オンの環状3−(1・2−エタンジイ
ル)アセタールを加えるとともに再び40℃で
20分間かきまぜる。 (b) よう素化誘導体の形成 8.2gのよう素を60c.c.のテトラヒドロフラ
ンに溶解してなる溶液を−50℃に冷却し、前
記のエノラート溶液を5分間にわたつて加
え、−50℃で5分間かきまぜ、その溶液を室
温に戻す。この溶液を100c.c.の塩化アンモニ
ウム飽和溶液上に注ぎ、エーテルで抽出し、
10%チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗い、次い
で水洗し、乾燥し、減圧下に蒸留乾固して
14.5gの生成物を得、そのまま次の工程で直
ちに用いる。 工程B:17α−メチル−17β−(2−アセトキシ
−1−オキソプロピル)エストラ−5(10)・9(11)
−ジエン−3−オンの環状3−(1・2−エタ
ンジイル)アセタール(異性体の混合物) 14.9gの工程Aで得たよう素化誘導体、29g
の無水酢酸カウム及び50c.c.のジメチルホルムア
ミドを不活性雰囲気下に80℃で1時間かきまぜ
る。この混合物を300c.c.の水に注ぎ、エーテル
で抽出し、水洗し、脱水し、減圧下に濃縮乾固
する。11.8gの所期生成物を得る。 工程C:17β−(2−アセトキシ−1−オキソプ
ロピル)−17α−メチルエストラ−4・9−ジ
エン−3−オン(異性体の混合物) 11.8gの上で得られた生成物、110c.c.の酢酸
及び11c.c.の過塩素酸を不活性雰囲気下に溶解さ
せる。周囲温度で1時間かきまぜ、400c.c.の水
で希釈し、塩化メチレンで抽出し、重炭素ナト
リウム飽和水溶液で洗い、脱水し、減圧下に濃
縮乾固させる。12gの生成物を得、シリカでク
ロマトグラフイーし、ベンゼン/酢酸エチル混
合物(8:2)で溶離することに精製する。
5.6gの生成物を得、そのまま次の工程に用い
る。 工程D:17β−(2−ヒドロキシ−1−オキソプ
ロピル)−17α−メチルエストラ−4・9−ジ
エン−3−オン(異性体A及び異性体B) 不活性雰囲気下に、8.6gの上で得られた生
成物を50c.c.のメタノールに溶解させ、86mgの水
酸化カリウムを加え、周囲温度で5時間かきま
ぜる。50c.c.の0.1N塩酸を加え、塩化メチレン
で抽出し、乾燥し、減圧下に濃縮乾固させ、
7.6gの生成物を得る。加圧下にシリカでクロ
マトグラフイーし、ベンゼン/酢酸エチル混合
物(8:2)で溶離して、2.7gの異性体Bと
2.5gの異性体Aを回収する。 異性体Bをエーテル、次いでエタノールから
再結晶し、1.3gの190℃で融解する生成物を得
る。 分 析 計算:C%77.15 H%8.83 実測: 77.2 9.0 〔α〕20 =−345゜±4.5゜(cc=1%、CHCl3) NMRスペクトル(CDCl3) プロピルの2位水素:4.58ppmで四重線、J=
7 プロピルの3位水素:1.27−1.38ppm 17α位CH3の水素:1.17ppm 18位CH3の水素:0.82ppm 異性体Aをエーテルから再結晶し、122℃で
融解する1.2gの生成物を得る。 分 析 計算:C%77.15 H%8.83 実測: 77.2 9.1 〔α〕20 =−208゜±3゜(C=1%、CHCl3) NMRスペクトル(CDCl3) プロピルの2位水素:4.2〜4.67ppmで四重線 17α位CH3の水素:1.18ppm 18位CH3の水素:0.84ppm 円二色性及びX線回折図形による解折によ
り、上でBと呼んだ異性体は立体配置21Rに対
応し、またと呼んだ異性体は立体配置21Sに対
応することが決定された。 例 3 〔6・73H〕−17β−(2−ヒドロキシ−1−オ
キソプロピル)−17α−メチルエストラ−4・
9−ジエン−3−オン(異性体A及び異性体
B) 工程A:17α−メチル−17β−(2−ヨード−1
−オキソプロピル)エストラ−5(10)・9(11)−ジ
エン−3−オンの環状〔6・73H〕−3−(1・
2−エタンジイル)アセタール(異性体の混合
物) 例2の工程Aと同じ方法で実施するが、ただ
し17.5mgの17α−メチル−17β−(1−オキソ
プロピル)エストラ−5(10)・9(11)−ジエン−3
−オンの環状〔6・73H〕−3−(1・2−エタ
ンジイル)アセタールより出発し、所期の生成
物を樹脂状物として得、直ちに次の工程に用い
る。 工程B:17α−メチル−17β−(2−アセトキシ
−1−オキソプロピル)エストラ−5(10)・9(11)
−ジエン−3−オンの環状〔6・73H〕−3−
(1・2−エタンジイル)アセタール(異性体
の混合物) 上記工程で得られた生成物を例2の工程Bに
記載のように処理し、1%。のトリエチルアミ
ンを含有する酢酸エチルで抽出する。所期生成
物を得、そのまま工程Cで用いる。 工程C:〔6・73H〕−17β−(2−アセトキシ−
1−オキソプロピル)−17α−メチルエストラ
−4・9−ジエン−3−オン(異性体の混合
物) 上で得られた生成物より出発し、例2の工程C
と同じ技術に従つて樹脂状物を得、これはそのま
ま次の工程に用いる。 工程D:〔6・73H〕−17β−(2−ヒドロキシ−
1−オキソプロピル)−17α−メチルエストラ
−4・9−ジエン−3−オン(異性体A及び異
性体B) 上で得られたトリチウム化生成物を用いて例2
の工程Dにおけるようにして操作し、2.64mgの異
性体B(21R)、次いで1.69mgの異性体B(21S)
を分離する。 例3の出発時で用いた17α−メチル−17β−
(1−オキソプロピル)エストラ−5(10)・9(11)−
ジエン−3−オンの環状〔6・73H〕−3−(1・
2−エタンジイル)アセタールは、次のように製
造した。 不活性雰囲気下に23.8mgの〔6・73H〕−17α−
メチル−17β−(1−オキソプロピル)−エストラ
−4・9−ジエン−3−オン(フランス国特許第
2374335号に記載)、1mgのp−トルエンスルホン
酸を含有する2c.c.のエチレングリコール及び1c.c.
のオルトぎ酸エチルをかきまぜる。この懸濁液を
60℃に10分間かきまぜ、トリエチルアミンを加
え、冷却し、重炭酸ナトリウム飽和水溶液を加
え、酢酸エチルで抽出し、塩水で洗い、脱水し、
減圧下に濃縮乾固する。得られた生成物を加圧下
にシリカでクロマトグラフイーし、5%。のトリ
エチルアミンを含有するベンゼン/酢酸エチル混
合物(9:1)で溶離する。 薬理学的研究 I 化合物Aの黄体ホルモン様活性 (a) 化合物Aの黄体ホルモン様活性は、J.P.
Raynaud氏他によりJ.Ster.Biochem.1975、
、615−622及びPhysiology and Genetics
of Reproduction 1975、Part A、p143−
160に記載されたホルモン受容体法によつて
研究した。 方法は次の通り。 性的に未成熟の雌のウサギに25μgのエス
トラジオールを経皮投与する。この処理から
5日後に、動物を殺し、次いで子宮を切除
し、10ミリモルのトロメタミン、0.25モルの
サツカロース及び塩酸よりなるPH7.4の緩衝
剤中で均質化(ホモジナイズ)する。その均
質化を105000Gで1時間遠心処理する。次い
で、上澄液、即ち細胞ゾル(シトゾル)を
1/50(重量/容積)の希釈度となるように
調節する。 同一容積のシトゾルの試験管を一定濃度の
トリチウム化17・21−ジメチル−19−ノル−
4・9−プレグナジエン−3・20−ジオン
(以下、トリチウム化化合物Rという)とと
もに、漸増させた濃度の放射能のない17・21
−ジメチル−19−ノル−4・9−プレグナジ
エン−3・20−ジオン(以下、コールド化合
物R)、プロゲステロン又は被検化合物の存
在下又は不存在下に0℃で2時間インキユベ
ートする。 2時間後及び24時間後にチヤコール/デキ
ストラン(1.25%−0.625%)への吸着技術
により結合したトリチウム化化合物Rの放射
能を決定する。 次いで (1) 横座標軸に平行で、しかも縦座標を表わ
す直線 (ここでBpは、トリチウム化化合物Rのみ
を含有するインキユベー中で測定された結
合トリチウム化化合物Rの最高量であり、 Bnioは、トリチウム化化合物と大過剰
のコールド化合物Rを含有するインキユベ
ート中で測定された結合トリチウム化化合
物Rの最小量である(2500・10-9M) と (2) 添加されたコールド化合物の濃度の対数
の関数として結合トリチウム化化合物Rの
百分率 B/B を表わす曲線 とをプロツトする。 この直線I50と前記曲線の交点を求めるこ
とによつて値CP及びCXを決定することがで
きる。 ここで、 CPはトリチウム化化合物Rの固定を50%
まで抑止するコールドプロゲステロンの濃度
である。 CXはトリチウム化化合物Rの固定を50%
まで抑止する被検化合物の濃度である。 被検化合物の相対的親和性、即ちRLAは
次式によつて示される RLA=100×CP/CX 得られた結果は次の通りである。
The present invention provides novel 3,20-dioxo-4,9-
The present invention relates to diene-21-hydroxyl steroid derivatives, their preparation, their use as medicaments and pharmaceutical compositions containing them. The subject of the invention is the following formula (Here, X represents a hydrogen or tritium atom, R 1 represents an alkyl group containing 1 to 3 carbon atoms, R 2 represents an alkyl group containing 1 to 12 carbon atoms, and R 3 represents an alkyl group containing 1 to 4 carbon atoms) or in the form of a 21R or 21S epimer or a mixture of these epimers. Among the compounds of the formula, mention may be made in particular of those in which X represents a hydrogen atom. R 1 preferably represents a methyl or ethyl group. R2 is preferably methyl, ethyl, n-propyl, isopropyl, n-butyl, isobutyl, n
- represents a pentyl, n-hexyl, 2-methylpentyl, 2,3-dimethylbutyl, n-octyl or 2,2-dimethylhexyl group. R 3 preferably represents a methyl, ethyl or n-propyl group. A subject of the invention is, in particular, compounds of the formula in which R 1 represents a methyl group and are in the form of a 21R or 21S epimer, respectively or a mixture of these epimers, R 2 represents a methyl group, and the 21R or 21S epimer or in the form of a mixture of these epimers, as well as compounds of the formula in which R 3 represents a methyl group and are in the form of a 21R or 21S epimer, respectively, or a mixture of these epimers. More particularly, the subject of the invention is a compound whose preparation is shown in the experimental part, the hydroxyl
Compounds in the form of each of the 21R and 21S epimers or a mixture of these epimers, especially the
Compounds in which the 21 position is in the S configuration (A in the following examples)
). Compounds of the formula in which X represents a hydrogen atom exhibit valuable pharmacological properties, in particular significant progestin-like and antiestrogen-like activity, as shown by the test results presented further in the experimental section.
These properties make the compounds of formula suitable for use as pituitary suppressive progestative agents with anti-LH predominance or as anti-estrogenic substances. However, these symptoms include dysmenorrhea, infertility,
It is used to treat ovarian dystrophies that make the ovaries inactive, to treat tumors of the breast or uterus, and as a contraceptive. The subject of the invention is therefore the compounds of the formula as medicaments. More particularly, the subject of the invention is compounds of the formula in which X represents a hydrogen atom, the preparation of which is further shown in the experimental section. A preferred agent of the invention is a compound referred to as A in Examples 1 or 2 below, in which the hydroxyl at position 21 is in the S configuration. The effective dosage will vary depending on the disease being treated and the route of administration. For example, it is between 10 μg and 50 mg per day of the compound of Example 1, referred to as A in the experimental section, administered orally to an adult female. Compounds of this formula can be administered orally, by the rectal route,
It is used parenterally or topically for local application to the skin and mucous membranes. They are prepared in the form of compressed tablets, coated tablets, cachets, capsules, granules, emulsions, syrups, suppositories, injectable solutions and suspensions, ointments, creams, gels and aerosol preparations. The subject of the invention is therefore pharmaceutical compositions which contain as active ingredient at least one compound of the formula in which X represents a hydrogen atom. The active ingredients include the adjuvants customary in these pharmaceutical compositions, such as talc, gum arabic, lactose, starch, magnesium stearate,
It can be mixed with cocoa butter, aqueous or non-aqueous carriers, fatty substances of animal or vegetable origin, paraffin derivatives, glycols, various wetting, dispersing or emulsifying agents and/or preservatives. These pharmaceutical compositions can be manufactured by conventional methods. Compounds of the formula in which X represents a tritium atom generally have the same pharmacological properties as compounds of the formula in which X represents a hydrogen atom. Furthermore, these compounds, especially the S-isomer at position 21, shown in the experimental section below, have been found to be particularly effective in the uterine cytosol or in the cytoplasm of tumor cells (breast cancer) and in rats due to their specific activity.
Facilitates confirmation of the presence and location of specific receptors for progesterone in tumors caused by DMBA (9,10-dimethyl-1,2-benzanthracene). These compounds have the advantage compared to progesterone that they are not immobilized on transcortina and have an affinity for progesterone receptors that is 2 to 10 times greater than that of progesterone. The subject of the invention is therefore a compound of the formula in which X represents a tritium atom, in particular in the uterine cytosol and in the cytoplasm of tumor cells and in rats.
- To localize and confirm the specific receptor of progesterone in tumors induced by dimethyl-1,2-benzanthracene. The subject of the present invention also relates to the localization of specific receptors for progesterone, in particular in the uterine cytosol and the cytoplasm of tumor cells, and in tumors induced by 9,10-dimethyl-1,2-benzanthracene in rats. There are means to do so. A compound of the formula in which X represents a tritium atom is
It shows a specific activity of about 50 Ci/mM. These compounds have been described in many publications, e.g. JP
“Sleroids” 7 by Raynaud and D. Philibert
It can be used for the localization and quantification of the specific receptor for progesterone by the method described in the Japanese issue, pp. 89-97 (1973). The subject matter of the present invention is also a method for producing a compound of the formula in which X represents a hydrogen atom, and this production method is carried out by the following formula:
(Here, K represents a ketal group, and R 1 , R 2 and R 3 have the same meanings as above) is treated with an oxidizing agent in the presence of a tertiary alcoholate, and then treated with a reducing agent. Let the following formula The compound is obtained as a mixture of 21R and 21S epimers, and the ketal group is hydrolyzed and the △5(10)/9(11) double bond system is isomerized into the △4/9 double bond system. The following equation corresponds to the action of acid hydrolysis, which can be is obtained as a mixture of 21R and 21S epimers, which can be separated into each of the epimers if desired. K preferably represents a cyclic alkyl ketal group having 2 to 4 carbon atoms, especially ethylene ketal or propylene ketal or dialkyl ketal, such as dimethyl or diethyl ketal. The oxidizing agent is preferably molecular oxygen. The tertiary alcoholate is preferably an alkali metal t-butyrate or t-amylate, such as a sodium, potassium or lithium t-butyrate or t-amylate. The reducing agent used is preferably a trialkyl phosphite, such as trimethyl or triethyl phosphite. The acid hydrolyzing agent capable of hydrolyzing the ketal group and isomerizing the Δ5(10)/9(11) double bond system to the Δ4/9 double bond system is preferably a polystyrene carrier or a styrene carrier. -A commercially available sulfonic acid resin with a divinylbenzel polymer carrier,
However, inorganic acids such as hydrochloric acid or sulfuric acid can also be used. p-Toluenesulfonic acid or peracid can also be used. The resulting epimers can be separated by standard chromatographic methods. The subject of the present invention is also a method for producing a compound of the above formula, which method comprises the following formula A (Herein, K, R 1 , R 2 , R 3 and The compound was obtained as a mixture of 21R isomer and 21S isomer, and this was treated with alkali acetate to form the following formula: was obtained as a mixture of 21R and 21S isomers, and the ketal group was hydrolyzed and △
By acting with an acid hydrolyzing agent that can isomerize the 5(10)/9(11) double bond system into a △4/9 double bond system, the following formula is obtained. The compound of formula is obtained as a mixture of the 21R and 21S isomers, which can be separated, if desired, into each of the epimers. K preferably has the meaning given above. The strong base is preferably butyllithium and the reaction is carried out in the presence of an amine, especially N-cyclohexylisopropylamine. The strong base used may also be an alkali hydride or an alkali t-butyrate. The alkali acetate is preferably sodium or potassium acetate. The acid hydrolyzing agent capable of hydrolyzing the ketal group and isomerizing the △5(10)/9(11) double bond system to the △4/9 double bond system is one of those mentioned above. That's fine. The saponifying agent may in particular be an alkaline base, such as sodium hydroxide or potassium hydroxide. The resulting epimers can be separated by standard methods of chromatography as described above. The formula obtained during implementation of the method of the invention,
The compounds of and are new compounds, and therefore the subject of the present invention is the compounds of these formulas and as new compounds. Among the compounds of formula, especially 17α-methyl-17
Cyclic 3 of β-(2-hydroxy-1-oxopropyl)estra-5(10)・9(11)-dien-3-one
-(1,2-ethanediyl)acetal in the form of each of its hydroxyl epimers or a mixture of these epimers. Among the compounds of formula, especially 17α-methyl-17
Cyclic 3-(2-iodo-1-oxopropyl)estra-5(10)・9(11)-dien-3-one
(1,2-ethanediyl)acetal, and 17α
-Methyl-17β-(2-iodo-1-oxopropyl)estra-5(10)・9(11)-dien-3-one cyclic [6・7 3 H]-3-(1・2-ethanediyl ) Acetals in the form of each of their iodine epimers or mixtures of these epimers. Among the compounds of formula, especially 17α-methyl-17
Cyclic 3 of β-(2-acetoxy-1-oxopropyl)estra-5(10)・9(11)-dien-3-one
-(1,2-ethanediyl)acetal, and 17
α-Methyl-17β-(2-acetoxy-1-oxopropyl)estra-5(10)・9(11)-diene-3
-one cyclic [6.7 3 H]-3-(1.2-ethanediyl) acetals in the form of each of their acetoxyl epimers or mixtures of these epimers. Among the compounds of the formula, in particular, 17β-(2-acetoxy-1-oxopropyl)-17α-methylestra-4,9-dien-3-one, and [6,7 3 H]-17β-(2 -acetoxy-1-oxopropyl)-17α-methylester 4,9-
Mention may be made of the dien-3-ones in the form of each of their acetoxyl epimers or a mixture of these epimers. The compounds of the formula used as starting materials for the process of the invention are generally known substances and can be prepared, for example, by the process of French Patent No. 2149302. Compounds of formula A in which X represents a tritium atom can be prepared by the method of French Patent No. 2,374,335. The examples below are illustrative of the invention and do not limit it in any way. Example 1 17α-methyl-17β-(2-hydroxy-1-
oxopropyl)estra-4,9-diene-
3-one step A: 17α-methyl-17β-(2-hydroxy-1-oxopropyl)estra-5(10)/9(11)
-Cyclic 3-(1,2-ethanediyl)acetal of dien-3-one A solution of 907 mg of potassium t-butyrate and 0.852 cc of triethyl phosphite in 13.6 cc of dimethylformamide is bubbled with oxygen at -20°C. . While continuing to blow oxygen, 1g of 17α
-Methyl-17β-(1-oxopropyl)estra-5(10)・9(11)-dien-3-one cyclic 3
-(1,2-ethanediyl)acetal 10 c.c.
solution in dimethylformamide at −20°C.
Add slowly. Leave at -20℃ for 30 minutes, then add water and 1N hydrochloric acid to adjust the pH to 5.6. Extract 5 times with 150 c.c. of isopropyl ether. The organic phase is dried, filtered and concentrated to dryness. 1.554 g of the expected product are thus obtained, which is used as such in the next step. Step B: 17α-Methyl-17β-(2-hydroxy-1-oxopropyl)estra-4,9-dien-3-one 8 c.c. containing 510 mg of the product obtained in Step A.
750 mg Redex CF in 95° ethanol
Add (Redex CF) resin. The resulting mixture is heated to reflux for 7 hours. The resulting resin is filtered and washed with ethanol and then methylene chloride. Concentrate to dryness under reduced pressure. 474 mg of resin was obtained, which was chromatographed on silica (eluent: methylene chloride/acetone 9:
1). The fraction containing the two epimers at position 21 is isolated. These two epimers are separated by high pressure liquid chromatography. Inner diameter 6
mm, 400 mm long silica (5μ silica) column. Flow rate 160ml/hour. The solvent is methylene chloride/
Ethyl acetate (7:3). UV detector 305nm. The product with a retention time of 19 minutes is designated A. The product with a retention time of 17 minutes is designated B. The physical constants of product A are as follows. (a) NMR spectrum (CDCl 3 ) 4-position ethylenic H 5.70ppm 13-position CH 3 0.84ppm 21-position H 4.33ppm, multiplet 22nd-position CH 3 1.27ppm and 1.38ppm (doublet) 17α-position CH 3 1.18ppm (b) Mass spectrum Molecular peak at 342 The physical constants of Formation B are as follows. (a) NMR spectrum (CDCl 3 ) Ethylene H at position 4 5.70ppm CH 3 at position 13 0.81ppm H at position 21 4.38ppm, 4.50ppm, 4.61ppm,
4.73ppm, CH 3 at 22nd position 1.26ppm, 1.37ppm CH 3 at 17α position 1.16ppm (b) Mass spectrum Example of molecular peak at 342 2 17β-(2-hydroxy-1-oxopropyl)-17α-methylestra-4.9 -dien-3-one (isomer A and isomer B) Step B: 17α-methyl-17β-(2-iodo-1
Cyclic 3-(1,2-ethanediyl)acetal of -oxopropyl)estra-5(10).9(11)-dien-3-one (mixture of isomers) (a) Formation of enolate 11.1 cc of N- Dissolve cyclohexylisopropylamine in 145 c.c. of tetrahydrofuran, cool to -40°C, add 23.3 cc of a hexane solution of butyllithium, stir for 5 minutes,
10.3 g of 17α-methyl-17β-(1-oxopropyl)estra-5(10)·9(11)-diene-
Add 3-one cyclic 3-(1,2-ethanediyl) acetal and heat again at 40℃.
Stir for 20 minutes. (b) Formation of iodinated derivative A solution of 8.2 g of iodine dissolved in 60 c.c. of tetrahydrofuran was cooled to -50°C, the above enolate solution was added over 5 minutes, and the solution was heated to -50°C. Stir for 5 minutes and allow the solution to come to room temperature. This solution was poured onto 100 c.c. of saturated ammonium chloride solution, extracted with ether,
Washed with 10% aqueous sodium thiosulfate solution, then water, dried, and distilled to dryness under reduced pressure.
14.5 g of product is obtained and used immediately as is in the next step. Step B: 17α-methyl-17β-(2-acetoxy-1-oxopropyl)estra-5(10)/9(11)
- cyclic 3-(1,2-ethanediyl)acetal of dien-3-one (mixture of isomers) 14.9 g of the iodinated derivative obtained in step A, 29 g
of anhydrous potassium acetate and 50 c.c. of dimethylformamide are stirred at 80° C. for 1 hour under an inert atmosphere. The mixture is poured into 300 c.c. of water, extracted with ether, washed with water, dried and concentrated to dryness under reduced pressure. 11.8 g of expected product are obtained. Step C: 17β-(2-acetoxy-1-oxopropyl)-17α-methylestra-4,9-dien-3-one (mixture of isomers) 11.8 g of the product obtained above, 110 c.c. . of acetic acid and 11 c.c. of perchloric acid are dissolved under an inert atmosphere. Stir at ambient temperature for 1 hour, dilute with 400 c.c. of water, extract with methylene chloride, wash with saturated aqueous sodium bicarbonate, dry, and concentrate to dryness under reduced pressure. 12 g of product are obtained and purified by chromatography on silica, eluting with a benzene/ethyl acetate mixture (8:2).
5.6 g of product is obtained and used directly in the next step. Step D: 17β-(2-hydroxy-1-oxopropyl)-17α-methylestra-4,9-dien-3-one (isomer A and isomer B) on 8.6 g under an inert atmosphere. The product obtained is dissolved in 50 c.c. of methanol, 86 mg of potassium hydroxide is added and stirred for 5 hours at ambient temperature. Add 50 c.c. of 0.1N hydrochloric acid, extract with methylene chloride, dry, and concentrate to dryness under reduced pressure.
7.6 g of product are obtained. Chromatography on silica under pressure, eluting with a benzene/ethyl acetate mixture (8:2) gave 2.7 g of isomer B.
2.5 g of isomer A is recovered. Isomer B is recrystallized from ether and then from ethanol to give 1.3 g of a product melting at 190°C. Analysis Calculation: C% 77.15 H% 8.83 Actual measurement: 77.2 9.0 [α] 20 D = -345° ± 4.5° (cc = 1%, CHCl 3 ) NMR spectrum (CDCl 3 ) Hydrogen at 2-position of propyl: 4.58 ppm Quadruple line, J=
7 Hydrogen in the 3-position of propyl: 1.27-1.38 ppm Hydrogen in the 17α-position CH 3 : 1.17 ppm Hydrogen in the 18-position CH 3 : 0.82 ppm Isomer A was recrystallized from ether, giving 1.2 g of product melting at 122 °C. obtain. Analysis Calculation: C% 77.15 H% 8.83 Actual measurement: 77.2 9.1 [α] 20 D = -208° ± 3° (C = 1%, CHCl 3 ) NMR spectrum (CDCl 3 ) Propyl 2-position hydrogen: 4.2-4.67 Hydrogen at CH 3 at quartet 17α position: 1.18 ppm Hydrogen at CH 3 at position 18: 0.84 ppm By circular dichroism and resolution by X-ray diffraction pattern, the isomer referred to above as B has the configuration 21R. It was determined that the corresponding isomer, also called, corresponds to the configuration 21S. Example 3 [6・7 3 H]-17β-(2-hydroxy-1-oxopropyl)-17α-methylestra-4・
9-dien-3-one (isomer A and isomer B) Step A: 17α-methyl-17β-(2-iodo-1
-Oxopropyl)estra-5(10)・9(11)-dien-3-one with cyclic [6・7 3 H]-3-(1・
2-ethanediyl) acetal (mixture of isomers) Proceed as in step A of example 2, except that 17.5 mg of 17α-methyl-17β-(1-oxopropyl)estra-5(10) and 9(11 )-diene-3
Starting from the cyclic [6.7 3 H]-3-(1.2-ethanediyl) acetal of -one, the desired product is obtained as a resin and used immediately in the next step. Step B: 17α-methyl-17β-(2-acetoxy-1-oxopropyl)estra-5(10)/9(11)
-Dien-3-one cyclic [6.7 3 H]-3-
(1,2-Ethanediyl)acetal (mixture of isomers) The product obtained in the above step was treated as described in Example 2, Step B, to 1%. Extract with ethyl acetate containing triethylamine. The desired product is obtained and used as such in step C. Step C: [6・7 3 H]-17β-(2-acetoxy-
Starting from the product obtained above, Step C of Example 2
A resin-like material is obtained according to the same technique as described above, and this is used as it is in the next step. Step D: [6・7 3 H]-17β-(2-hydroxy-
Example 2 using the tritiated product obtained above
2.64 mg of isomer B (21R) then 1.69 mg of isomer B (21S)
Separate. 17α-Methyl-17β- used at the start of Example 3
(1-oxopropyl)estra-5(10)・9(11)-
Dien-3-one cyclic [6・7 3 H]-3-(1・
2-ethanediyl) acetal was produced as follows. 23.8 mg of [6・7 3 H]−17α− under an inert atmosphere.
Methyl-17β-(1-oxopropyl)-estra-4,9-dien-3-one (French patent no.
2374335), 2 c.c. of ethylene glycol containing 1 mg of p-toluenesulfonic acid and 1 c.c.
of ethyl orthoformate. This suspension
Stir at 60 °C for 10 min, add triethylamine, cool, add saturated aqueous sodium bicarbonate solution, extract with ethyl acetate, wash with brine, dry.
Concentrate to dryness under reduced pressure. The product obtained was chromatographed on silica under pressure, 5%. Elute with a benzene/ethyl acetate mixture (9:1) containing triethylamine. Pharmacological studies I Progesterone-like activity of compound A (a) The progesterone-like activity of compound A is JP
J.Ster.Biochem.1975 by Raynaud et al.
6 , 615-622 and Physiology and Genetics.
of Reproduction 1975, Part A, p143−
The study was carried out by the hormone receptor method described in 160. The method is as follows. Sexually immature female rabbits are given 25 μg of estradiol transdermally. Five days after this treatment, the animals are sacrificed and the uterus is removed and homogenized in a buffer of 10 mmol tromethamine, 0.25 molar sutucarose and hydrochloric acid at pH 7.4. The homogenization is performed by centrifugation at 105,000G for 1 hour. Next, the supernatant, ie, the cell sol (cytosol), is adjusted to a dilution of 1/50 (weight/volume). A test tube of the same volume of cytosol was treated with a constant concentration of tritiated 17,21-dimethyl-19-nor-
4,9-pregnadiene-3,20-dione (hereinafter referred to as tritiated compound R) together with increasing concentrations of radioactive 17,21
Incubate at 0°C for 2 hours in the presence or absence of -dimethyl-19-nor-4,9-pregnadiene-3,20-dione (hereinafter referred to as cold compound R), progesterone, or the test compound. The radioactivity of the bound tritiated compound R is determined after 2 and 24 hours by adsorption technique on charcoal/dextran (1.25%-0.625%). Next, (1) a straight line parallel to the abscissa axis and representing the ordinate. (where B p is the highest amount of bound tritiated compound R measured in an incubator containing only tritiated compound R, and B nio is the highest amount of bound tritiated compound R measured in an incubate containing tritiated compound and a large excess of cold compound R. is the minimum amount of bound tritiated compound R measured in (2500 10 -9 M) and (2) the percentage of bound tritiated compound R as a function of the logarithm of the concentration of added cold compound B/B p The values CP and CX can be determined by finding the intersection of this straight line I 50 and the above curve. Here, CP represents the immobilization of the tritiated compound R by 50%.
It is the concentration of cold progesterone that inhibits up to. CX fixes tritiated compound R by 50%
This is the concentration of the test compound that inhibits the The relative affinity, or RLA, of the test compound is expressed by the following formula: RLA=100×CP/CX The results obtained are as follows.

【表】 結 論 化合物Aは、プロゲステロンよりもはるか
に大きい、プロゲステロンの特異的子宮受容
体に対する親和性を持つている。したがつ
て、化合物Aは非常に強いい黄体ホルモン様
活性を有する。 (b) 黄体ホルモン様活性をClauberg試験によ
り決定した。この試験に従い、3匹を1群と
する性的に未成熟の雌のウサギにエストラジ
オールを5日間、毎日5μgの薬用量で皮下
投与することにより予め感作させる。2日後
に、被検化合物による皮下経路で5日間毎日
処理する。6日目に動物を殺し、そして子宮
の切片について黄体ホルモン様効果の特徴で
ある子宮内膜の海綿状層の発達をMac Phail
単位で記録する。 化合物Aは、5%のベンジルアルコールを
添加したごま油溶液として用いた。
[Table] Conclusion Compound A has a much greater affinity for progesterone's specific uterine receptor than progesterone. Therefore, Compound A has very strong progestin-like activity. (b) Progestin-like activity was determined by Clauberg test. According to this test, sexually immature female rabbits in groups of three are presensitized by subcutaneous administration of estradiol at a dose of 5 μg daily for 5 days. After 2 days, they are treated daily for 5 days by subcutaneous route with the test compound. Animals were killed on day 6, and uterine sections were examined to observe the development of a spongy layer of the endometrium, which is characteristic of progesterone-like effects.
Record in units. Compound A was used as a sesame oil solution to which 5% benzyl alcohol was added.

【表】 このように、1日当り1μgの薬用量で
2.2Mac Phail単位が得られる。したがつて、
被検化合物は非常に強い黄体ホルモン様活性
を持つている。 化合物Aの抗エストロゲン活性の決定 この化合物の抗エストロゲン活性は、Burin
の試験〔Endo.49、429(1951)〕により示唆さ
れ且つDorfman氏他の試験〔Methods in
Hormone Research.Vol.、118(1962)〕に類
似した方法によつて性的未成熟の雌のマウスで
研究した。 用いたエストロゲンはエストラジオールであ
る。生後18日の4匹を一群とする雌のマウス
に、エストラジオール単独か、又は被検化合物
単独か、又はエストラジオール及び被検化合物
を3日間毎日皮下注射により投与する。後者の
場合には、二つのステロイドは異なつた個所で
注射する。4日目にマウスを殺し、その子宮を
切除し、秤量する。 エストラジオールは、5%のベンジルアルコ
ールをごま油の溶液として、0.27μgの全薬用
量で投与し、そして各注射はマウス1匹当り
0.1c.c.の容積で行なつた。 被検化合物は、5%のベンジンアルコールを
加えたごま油の溶液として用い、0.3μg、1
μg、3μg、10μgの全薬用量で投与し、そ
して注射はマウス1匹当り0.1c.c.の容積で行な
つた。 得られた結果を表に要約する。
[Table] In this way, at a dosage of 1 μg per day,
2.2 Mac Phail units are obtained. Therefore,
The test compound has very strong progesterone-like activity. Determination of the anti-estrogenic activity of Compound A The anti-estrogenic activity of this compound was determined by Burin
[Endo. 49 , 429 (1951)] and the test of Dorfman et al. [Methods in
Hormone Research. Vol. 118 (1962)] in sexually immature female mice. The estrogen used was estradiol. Groups of 4 female mice, 18 days old, are administered estradiol alone, test compound alone, or estradiol and test compound by subcutaneous injection daily for 3 days. In the latter case, the two steroids are injected at different locations. On the fourth day, mice are sacrificed and their uteri are excised and weighed. Estradiol was administered as a solution in 5% benzyl alcohol in sesame oil at a total dose of 0.27 μg, and each injection was per mouse.
It was carried out in a volume of 0.1 cc. The test compound was used as a solution in sesame oil with 5% benzene alcohol added, and 0.3 μg, 1
Total doses of μg, 3 μg, and 10 μg were administered, and injections were performed in a volume of 0.1 cc per mouse. The results obtained are summarized in the table.

【表】【table】

【表】 このように、これらの結果は、被検化合物が
1μgの薬用量でエストラジオールについて明
らかな抗エストロゲン活性を持つていることを
示している。
Table 1 These results thus show that the test compound has clear anti-estrogenic activity with respect to estradiol at a dose of 1 μg.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 次式 (ここで、Xは水素又はトリチウム原子を表わ
し、 R1は1〜3個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わし、 R2は1〜12個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わし、 R3は1〜4個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わす) の21R又は21Sエピマー或るいはこれらのエピマ
ーの混合物の形態にある化合物。 2 Xが水素原子を表わす特許請求の範囲第1項
記載の式の化合物。 3 R1がメチル基を表わし、そして21R又は21S
エピマーのそれぞれ或るいはこれらのエピマーの
混合物の形態にある特許請求の範囲第1又は2項
記載の式の化合物。 4 R2がメチル基を表わし、そして21R又は21S
エピマーのそれぞれ或るいはこれらのエピマーの
混合物の形態にある特許請求の範囲第1、2又は
3項記載の式の化合物。 5 R3がメチル基を表わし、そして21R又は21S
エピマーのそれぞれ或るいはこれらのエピマーの
混合物の形態にある特許請求の範囲第1〜4項の
いずれかに記載の化合物。 6 ヒドロキシルのエピマーのそれぞれ或るいは
そのエピマーの混合物の形態にある17α−メチル
−17β−(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピ
ル)エストラ−4・9−ジエン−3−オンである
特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7 ヒドロキシルのエピマーのそれぞれ或るいは
そのエピマーの混合物の形態にある〔6・73H〕
−17α−メチル−17β−(2−ヒドロキシ−1−
オキソプロピル)エストラ−4・9−ジエン−3
−オンである特許請求の範囲第1項記載の化合
物。 8 次式 (ここで、R1は1〜3個の炭素原子を含有するア
ルキル基を表わし、 R2は1〜12個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わし、 R3は1〜4個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わす) の21R又は21Sエピマー或るいはこれらのエピマ
ーの混合物の形態にある化合物の少なくとも1種
を活性成分として含有する黄体ホルモン様及び抗
エストロゲン様薬剤組成物。 9 次式 (ここで、R1は1〜3個の炭素原子を含有するア
ルキル基を表わし、 R2は1〜12個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わし、 R3は1〜4個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わす) の21R又は21Sエピマー或るいはこれらのエピマ
ーの混合物の形態にあるトリチウム化化合物より
なるプロゲステロンの特異的受容体の存在及び位
置を決定するための薬剤。 10 次式 (ここで、R1は1〜3個の炭素原子を含有するア
ルキル基を表わし、 R2は1〜12個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わし、 R3は1〜4個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わす) の21R又は21Sエピマー或るいはこれらのエピマ
ーの混合物の形態にある化合物を製造する方法で
あつて、次式 (ここで、Kはケタール基を表わし、 R1、R2及びR3は前記の意味を有する) の化合物に第三アルコラートの存在下に酸化剤を
作用させ、次いで還元剤を作用させて次式 の化合物を21Rエピマーと21Sエピマーとの混合
物として得、これにケタール基を加水分解させ且
つ△5(10)・9(11)二重結合系を△4・9二重結合系
に異性化させることのできる酸加水分解剤を作用
させて対応する式の化合物を21Rエピマーと
21Sエピマーとの混合物として得、所望ならばこ
れをエピマーのそれぞれに分離することを特徴と
する式の化合物の製造法。 11 次式 (ここで、Xは水素又はトリチウム原子を表わ
し、 R1は1〜3個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わし、 R2は1〜12個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わし、 R3は1〜4個の炭素原子を含有するアルキル
基を表わす) の21R又は21Sエピマー或るいはこれらのエピマ
ーの混合物の形態にある化合物を製造する方法で
あつて、次式A (ここで、X、K、R1、R2及びR3は前記の意味を
有する) の化合物に強塩基を作用させて中間体エノラート
を形成させ、これによう素を作用させて次式 の化合物を21R異性体と21S異性体との混合物と
して得、これに酢酸アルカリを作用させて次式 の化合物を21R異性体と21S異性体との混合物と
して得、これにケタール基を加水分解させ且つ△
5(10)・9(11)二重結合系を△4・9二重結合系に異
性化させることのできる酸加水分解剤を作用させ
て次式 の化合物を21R異性体と21S異性体との混合物と
して得、これにけん化剤を作用させて次式A の化合物を21R異性体と21S異性体との混合物と
して得、所望ならばこれをエピマーのそれぞれに
分離することを特徴とする式Iの化合物の製造
法。
[Claims] Linear formula (Here, X represents a hydrogen or tritium atom, R 1 represents an alkyl group containing 1 to 3 carbon atoms, R 2 represents an alkyl group containing 1 to 12 carbon atoms, and R 3 represents an alkyl group containing 1 to 4 carbon atoms) in the form of a 21R or 21S epimer or a mixture of these epimers. 2. A compound of the formula according to claim 1, wherein X represents a hydrogen atom. 3 R 1 represents a methyl group, and 21R or 21S
Compounds of the formula according to claim 1 or 2 in the form of individual epimers or mixtures of these epimers. 4 R 2 represents a methyl group, and 21R or 21S
Compounds of the formula according to claim 1, 2 or 3 in the form of each epimer or a mixture of these epimers. 5 R 3 represents a methyl group, and 21R or 21S
5. Compounds according to any of claims 1 to 4 in the form of individual epimers or mixtures of these epimers. 6. 17α-Methyl-17β-(2-hydroxy-1-oxopropyl)estra-4,9-dien-3-one in the form of each epimer of hydroxyl or a mixture of its epimers A compound according to item 1. 7 In the form of each hydroxyl epimer or a mixture of the epimers [6.7 3 H]
-17α-methyl-17β-(2-hydroxy-1-
oxopropyl)estra-4,9-diene-3
The compound according to claim 1, which is -one. 8th equation (Here, R 1 represents an alkyl group containing 1 to 3 carbon atoms, R 2 represents an alkyl group containing 1 to 12 carbon atoms, and R 3 represents an alkyl group containing 1 to 4 carbon atoms. A progestin-like and antiestrogenic pharmaceutical composition containing as active ingredient at least one compound in the form of a 21R or 21S epimer (representing an alkyl group containing 21R or 21S) or a mixture of these epimers. 9th equation (Here, R 1 represents an alkyl group containing 1 to 3 carbon atoms, R 2 represents an alkyl group containing 1 to 12 carbon atoms, and R 3 represents an alkyl group containing 1 to 4 carbon atoms. An agent for determining the presence and location of specific receptors for progesterone, consisting of a tritiated compound in the form of a 21R or 21S epimer (representing an alkyl group containing 21R or 21S) or a mixture of these epimers. 10th equation (Here, R 1 represents an alkyl group containing 1 to 3 carbon atoms, R 2 represents an alkyl group containing 1 to 12 carbon atoms, and R 3 represents an alkyl group containing 1 to 4 carbon atoms. 21R or 21S epimer (representing an alkyl group containing) or a mixture of these epimers, the method comprises: (Here, K represents a ketal group, and R 1 , R 2 and R 3 have the above-mentioned meanings) is treated with an oxidizing agent in the presence of a tertiary alcoholate, and then treated with a reducing agent to give the following reaction. formula The compound is obtained as a mixture of 21R and 21S epimers, and the ketal group is hydrolyzed and the △5(10)/9(11) double bond system is isomerized into the △4/9 double bond system. The compound of the corresponding formula is treated as a 21R epimer by the action of an acid hydrolyzing agent that can
A process for the preparation of compounds of the formula, characterized in that they are obtained as a mixture with the 21S epimer and, if desired, separated into each of the epimers. 11th equation (Here, X represents a hydrogen or tritium atom, R 1 represents an alkyl group containing 1 to 3 carbon atoms, R 2 represents an alkyl group containing 1 to 12 carbon atoms, and R 3 represents an alkyl group containing 1 to 4 carbon atoms . (Here, X, K, R 1 , R 2 and R 3 have the above-mentioned meanings) A strong base is applied to the compound to form an intermediate enolate, which is then reacted with iodine to form the following formula: The compound was obtained as a mixture of 21R isomer and 21S isomer, and this was treated with alkali acetate to form the following formula: was obtained as a mixture of 21R and 21S isomers, and the ketal group was hydrolyzed and △
By acting with an acid hydrolyzing agent that can isomerize the 5(10)/9(11) double bond system into a △4/9 double bond system, the following formula is obtained. The compound of formula A process for the preparation of compounds of formula I, characterized in that the compounds are obtained as a mixture of 21R and 21S isomers, which, if desired, are separated into each of the epimers.
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