JPS6235713B2 - - Google Patents
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- JPS6235713B2 JPS6235713B2 JP56185382A JP18538281A JPS6235713B2 JP S6235713 B2 JPS6235713 B2 JP S6235713B2 JP 56185382 A JP56185382 A JP 56185382A JP 18538281 A JP18538281 A JP 18538281A JP S6235713 B2 JPS6235713 B2 JP S6235713B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は紙葉類、例えば銀行券を、各金種ごと
に分類、あるいは分類計数し、集積するようにし
た紙葉分類装置に関する。
に分類、あるいは分類計数し、集積するようにし
た紙葉分類装置に関する。
一般に、この種の装置は、特開昭50−74492号
公報に示されるように順次搬入される紙葉の少な
くとも良否を検知して搬出する判定手段26と2
8と、当該判定手段によつて良と判定され排出さ
れた前記紙葉を第1の集積部35に搬送する第1
の搬送手段23bと、前記判定手段によつて否と
判定され排出された前記紙葉を第2の集積部6に
搬送する第2の搬送路23cとを備えている。そ
して、判定手段から搬出された紙葉の、第1ある
いは第2の搬送路への分離は、前記判定手段の搬
出口近傍で行なうようにしている。しかし、判定
手段で良と判定され、第1の搬送路に送り込まれ
たものが、その搬送路の途中で、スキユー(傾
き)あるいはその搬送間隔等が異常となり、否の
状態になつてしまつた場合には考慮されてない。
この種のスキユーは特に紙葉の向きを反転した
り、搬送路のコーナー部分等のいわゆる搬送方向
変更部分で生じることが大部分である。
公報に示されるように順次搬入される紙葉の少な
くとも良否を検知して搬出する判定手段26と2
8と、当該判定手段によつて良と判定され排出さ
れた前記紙葉を第1の集積部35に搬送する第1
の搬送手段23bと、前記判定手段によつて否と
判定され排出された前記紙葉を第2の集積部6に
搬送する第2の搬送路23cとを備えている。そ
して、判定手段から搬出された紙葉の、第1ある
いは第2の搬送路への分離は、前記判定手段の搬
出口近傍で行なうようにしている。しかし、判定
手段で良と判定され、第1の搬送路に送り込まれ
たものが、その搬送路の途中で、スキユー(傾
き)あるいはその搬送間隔等が異常となり、否の
状態になつてしまつた場合には考慮されてない。
この種のスキユーは特に紙葉の向きを反転した
り、搬送路のコーナー部分等のいわゆる搬送方向
変更部分で生じることが大部分である。
上記従来例は、良と判定された紙葉のその後の
搬送路でのスキユーや紙葉間の搬送間隔異常によ
る異常状態については考慮されておらず、もはや
この異常状態の紙葉を第2の搬送路に送り込むこ
とは不可能となる。そのため、従来のものは、こ
のような異常紙葉が、特に第1の集積部への搬入
の際ジヤム紙葉となり、以後の紙葉の当該集積部
への集積が困難になつてしまい、装置を停止せざ
るを得なくなり、必然的に稼動率の低下を来して
いた。
搬送路でのスキユーや紙葉間の搬送間隔異常によ
る異常状態については考慮されておらず、もはや
この異常状態の紙葉を第2の搬送路に送り込むこ
とは不可能となる。そのため、従来のものは、こ
のような異常紙葉が、特に第1の集積部への搬入
の際ジヤム紙葉となり、以後の紙葉の当該集積部
への集積が困難になつてしまい、装置を停止せざ
るを得なくなり、必然的に稼動率の低下を来して
いた。
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであ
り、その目的とするところは、第1の搬送路で否
状態となつた紙葉を第2の集積部に搬送すること
ができ、結果的に装置の稼動率を向上することの
できる紙葉分類装置を得ることにある。
り、その目的とするところは、第1の搬送路で否
状態となつた紙葉を第2の集積部に搬送すること
ができ、結果的に装置の稼動率を向上することの
できる紙葉分類装置を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明は一枚づづ送
られてくる紙葉の少なくとも良否を判定する判定
手段と、この手段で判定された紙葉を搬送する搬
送手段と、この搬送手段の終端寄りに設けられ、
否と判定された紙葉を排出する否紙葉排出部と、
搬送手段の途中に設けられ良と判定された紙葉を
排出する良紙葉排出部を備えた紙葉分類装置にお
いて、上記判定手段は上記良紙葉排出部の手前に
位置した第1判定手段と、この第1判定手段より
も手前に位置する第2判定手段とからなり、上記
搬送手段は上記第1と第2の判定手段の間に位置
するように紙葉の搬送方向を変える搬送方向変更
部を有するものである。
られてくる紙葉の少なくとも良否を判定する判定
手段と、この手段で判定された紙葉を搬送する搬
送手段と、この搬送手段の終端寄りに設けられ、
否と判定された紙葉を排出する否紙葉排出部と、
搬送手段の途中に設けられ良と判定された紙葉を
排出する良紙葉排出部を備えた紙葉分類装置にお
いて、上記判定手段は上記良紙葉排出部の手前に
位置した第1判定手段と、この第1判定手段より
も手前に位置する第2判定手段とからなり、上記
搬送手段は上記第1と第2の判定手段の間に位置
するように紙葉の搬送方向を変える搬送方向変更
部を有するものである。
上記第1判定手段で良と判定された紙葉であつ
ても、その後搬送路の途中でスキユーや紙葉間隔
異常を起せば、第2判定手段でその異常を判定さ
れ、この判定に基いて当該紙葉は良紙葉排出部を
通過して搬送部を通り否紙葉排出部に排出され
る。
ても、その後搬送路の途中でスキユーや紙葉間隔
異常を起せば、第2判定手段でその異常を判定さ
れ、この判定に基いて当該紙葉は良紙葉排出部を
通過して搬送部を通り否紙葉排出部に排出され
る。
以下、図に示す本発明の一実施例について説明
する。第1図は紙葉分類装置としての銀行券分類
装置の概略図である。1は機体であり、2は銀行
券収容箱である。銀行券収容箱2には表裏、上
下、金種を問わず、銀行券3が混合状態で投入さ
れる。4は分離ローラであり、銀行券収容箱2に
投入された銀行券3を、その最前部から順次一枚
ずつ繰り出す。5aはベルト、ローラ等で構成さ
れた搬送路であり、前記により繰り出された銀行
券3を、判定手段としての鑑別部6(第1判定手
段)に挾持搬送する。鑑別部6は銀行券3が通過
する間に、当該銀行券3の種類、表裏、真偽、ス
キユー、および搬送間隔等に関する判定を行な
い、良券としての真券、および否券としての排除
券に分類判定する。鑑別部6を通過した銀行券3
は更に搬送路5bによつて挾持搬送され、分岐点
7(搬送方向変更部)に達する。鑑別部6で真券
かつ裏券と判定された銀行券3が搬送路5bによ
つて搬送されてくると、当該銀行券3が分岐点7
に達する直前にソレノイド8が駆動し、ゲート9
が第2図に鎖線で示すように動作する。これによ
り、当該銀行券3は反転搬送路5c(搬送方向変
更部)に導びかれる。
する。第1図は紙葉分類装置としての銀行券分類
装置の概略図である。1は機体であり、2は銀行
券収容箱である。銀行券収容箱2には表裏、上
下、金種を問わず、銀行券3が混合状態で投入さ
れる。4は分離ローラであり、銀行券収容箱2に
投入された銀行券3を、その最前部から順次一枚
ずつ繰り出す。5aはベルト、ローラ等で構成さ
れた搬送路であり、前記により繰り出された銀行
券3を、判定手段としての鑑別部6(第1判定手
段)に挾持搬送する。鑑別部6は銀行券3が通過
する間に、当該銀行券3の種類、表裏、真偽、ス
キユー、および搬送間隔等に関する判定を行な
い、良券としての真券、および否券としての排除
券に分類判定する。鑑別部6を通過した銀行券3
は更に搬送路5bによつて挾持搬送され、分岐点
7(搬送方向変更部)に達する。鑑別部6で真券
かつ裏券と判定された銀行券3が搬送路5bによ
つて搬送されてくると、当該銀行券3が分岐点7
に達する直前にソレノイド8が駆動し、ゲート9
が第2図に鎖線で示すように動作する。これによ
り、当該銀行券3は反転搬送路5c(搬送方向変
更部)に導びかれる。
そうすると、搬送路5cを構成するねじりベル
ト10の作用により、銀行券3は挾持搬送されな
がら、搬送方向と直角方向に180゜回転し、表券
となつて合流点11(搬送方向変更部)に達す
る。次に、鑑定部6で上記以外であると判定され
た銀行券3は、搬送路5bによつて挾持搬送さ
れ、引き続き搬送5dによつて挾持搬送されて合
流点11に達する。ここで、搬送路5cと搬送路
5dとは搬送路延長をほぼ等しくし、かつベルト
で確実に挾持しているため、両搬送路5c,5d
を等速度で駆動しておくだけで表券、裏券が交互
に続いて搬送されても分岐点7と合流点11にお
ける銀行券の送り間隔は等しくなり、その後の搬
送路における銀行券3の処理が容易となる。
ト10の作用により、銀行券3は挾持搬送されな
がら、搬送方向と直角方向に180゜回転し、表券
となつて合流点11(搬送方向変更部)に達す
る。次に、鑑定部6で上記以外であると判定され
た銀行券3は、搬送路5bによつて挾持搬送さ
れ、引き続き搬送5dによつて挾持搬送されて合
流点11に達する。ここで、搬送路5cと搬送路
5dとは搬送路延長をほぼ等しくし、かつベルト
で確実に挾持しているため、両搬送路5c,5d
を等速度で駆動しておくだけで表券、裏券が交互
に続いて搬送されても分岐点7と合流点11にお
ける銀行券の送り間隔は等しくなり、その後の搬
送路における銀行券3の処理が容易となる。
合流点11で合流した銀行券3は更に搬送路5
eによつて挾持搬送する。搬送路5eの終端部に
は、否券を排出する否券排出口13と、この排出
口13から排出された否券を収容する否券収容箱
14とを備えた否券(否紙葉)排出部12を設け
る。そして、当該搬送路5eの終端部の手前に
は、良券を排出する良券(良紙葉)排出部15を
設ける。この良券排出部15は銀行券収容箱2に
投入される銀行券3の種類、すなわち金種に応じ
た数の良券排出機構と、これにそれぞれ対応して
良券収容部16a〜16dが設けてある。この図
において、良券排出機構はゲート17a〜17d
とこれを操作するソレノイド18a,18b,1
8c,18dとで構成した場合について示してあ
る。図において、良券排出機構および良券収容部
16a〜16dを4組としたのは、本装置によつ
て分類する金種が万円券、五千円券、千円券、五
百円券の四種類であるためである。各良券収容部
16a〜16dには予め収容する券の種類を設定
してあり、鑑別部6によつて金種判別され、当該
良券収容部16a〜16dに収容すべき銀行券3
が当該良券収容部16a〜16dに対応するゲー
ト17a〜17dの直前に達すると、このゲート
17a〜17dを作動するソレノイド18a〜1
8dが作動し、当該銀行券3をゲート17a〜1
7dの作用により搬送路5eから排出し、対応す
る良券収容箱(部)16a〜16dに収容する。
eによつて挾持搬送する。搬送路5eの終端部に
は、否券を排出する否券排出口13と、この排出
口13から排出された否券を収容する否券収容箱
14とを備えた否券(否紙葉)排出部12を設け
る。そして、当該搬送路5eの終端部の手前に
は、良券を排出する良券(良紙葉)排出部15を
設ける。この良券排出部15は銀行券収容箱2に
投入される銀行券3の種類、すなわち金種に応じ
た数の良券排出機構と、これにそれぞれ対応して
良券収容部16a〜16dが設けてある。この図
において、良券排出機構はゲート17a〜17d
とこれを操作するソレノイド18a,18b,1
8c,18dとで構成した場合について示してあ
る。図において、良券排出機構および良券収容部
16a〜16dを4組としたのは、本装置によつ
て分類する金種が万円券、五千円券、千円券、五
百円券の四種類であるためである。各良券収容部
16a〜16dには予め収容する券の種類を設定
してあり、鑑別部6によつて金種判別され、当該
良券収容部16a〜16dに収容すべき銀行券3
が当該良券収容部16a〜16dに対応するゲー
ト17a〜17dの直前に達すると、このゲート
17a〜17dを作動するソレノイド18a〜1
8dが作動し、当該銀行券3をゲート17a〜1
7dの作用により搬送路5eから排出し、対応す
る良券収容箱(部)16a〜16dに収容する。
鑑別部6により否券と判定された銀行券3が搬
送路5eによつて挾持搬送されてきた場合、どの
ゲート17a〜17dも作動させないようにす
る。そうすれば、当該銀行券3は自動的に搬送路
5eの端部まで搬送され、否券排出口13から排
出されて、否券収容箱14に収容されることにな
る。
送路5eによつて挾持搬送されてきた場合、どの
ゲート17a〜17dも作動させないようにす
る。そうすれば、当該銀行券3は自動的に搬送路
5eの端部まで搬送され、否券排出口13から排
出されて、否券収容箱14に収容されることにな
る。
以上は、鑑別部6で良券と判定された銀行券3
が以後の搬送路で、スキユー、あるいは送り間隔
等に異常が生じない場合について説明した。しか
しながら、前記したような銀行券分類装置は、上
記の説明からも明らかなように、鑑別部6以後に
は反転搬送路5c、分岐点7、合流点11での搬
送方向変更等の機能を有する複雑な搬送路があ
る。また、銀行券分類装置の種類によつては、搬
送方向の反転等の変更機能を有するものもある。
したがつて、鑑別部6以後の搬送路で良券がスキ
ユーし、あるいはその搬送間隔に異常が生じてし
まうことがある。このような、もはや否券となつ
た銀行券3は、特に、良券収容箱に収容する際、
その取り込み部分、例えばゲート17a,17
b,17c,17d部分の近辺でジヤムリやす
い。19はこのような銀行券3、すなわち鑑別部
6で良券と判定され、搬送中にスキユーし、ある
いは搬送間隔に異常が生じ、結果的に否券と判定
されるべき銀行券3を検知する判定部(第2判定
手段)である。第3図はこの判定部19の一例を
示したものであり、その主要部は光学センサS,
S、から成る。これは何ら特殊なものではなく、
従来からこの種の分野でよく使用されているもの
である。すなわち、搬送路5eを構成するベルト
20a,20b,20cで矢印a方向に挾持搬送
された銀行券3a,3bが光学センサS,Sの一
方を遮光してから、他の一方の光学センサS,S
を遮光するまでの時間Tが、予め定めた時間より
も大きい場合、これをスキユー過大と判定し、銀
行券3aが光学センサS,Sを遮光し始めてか
ら、次の銀行券3bが光学センサS,Sを遮光す
るまでの時間Tが予め定めた時間よりも短い場
合、これを搬送異常とするものである。
が以後の搬送路で、スキユー、あるいは送り間隔
等に異常が生じない場合について説明した。しか
しながら、前記したような銀行券分類装置は、上
記の説明からも明らかなように、鑑別部6以後に
は反転搬送路5c、分岐点7、合流点11での搬
送方向変更等の機能を有する複雑な搬送路があ
る。また、銀行券分類装置の種類によつては、搬
送方向の反転等の変更機能を有するものもある。
したがつて、鑑別部6以後の搬送路で良券がスキ
ユーし、あるいはその搬送間隔に異常が生じてし
まうことがある。このような、もはや否券となつ
た銀行券3は、特に、良券収容箱に収容する際、
その取り込み部分、例えばゲート17a,17
b,17c,17d部分の近辺でジヤムリやす
い。19はこのような銀行券3、すなわち鑑別部
6で良券と判定され、搬送中にスキユーし、ある
いは搬送間隔に異常が生じ、結果的に否券と判定
されるべき銀行券3を検知する判定部(第2判定
手段)である。第3図はこの判定部19の一例を
示したものであり、その主要部は光学センサS,
S、から成る。これは何ら特殊なものではなく、
従来からこの種の分野でよく使用されているもの
である。すなわち、搬送路5eを構成するベルト
20a,20b,20cで矢印a方向に挾持搬送
された銀行券3a,3bが光学センサS,Sの一
方を遮光してから、他の一方の光学センサS,S
を遮光するまでの時間Tが、予め定めた時間より
も大きい場合、これをスキユー過大と判定し、銀
行券3aが光学センサS,Sを遮光し始めてか
ら、次の銀行券3bが光学センサS,Sを遮光す
るまでの時間Tが予め定めた時間よりも短い場
合、これを搬送異常とするものである。
判定部19の配置位置は図の位置に限るもので
はないが、望ましくは良券排出部15のできるだ
け直前であることが望ましい。これは判定部19
と排出部15が離れると判定部19で良券と判定
された後に良券排出部15に至る間でスキユー等
が起し易くなり、この場合ゲート17a,17
b,17c,17dで否券が排出されることにな
り、これがジヤムりやすいという点に基づく。
はないが、望ましくは良券排出部15のできるだ
け直前であることが望ましい。これは判定部19
と排出部15が離れると判定部19で良券と判定
された後に良券排出部15に至る間でスキユー等
が起し易くなり、この場合ゲート17a,17
b,17c,17dで否券が排出されることにな
り、これがジヤムりやすいという点に基づく。
鑑定部6と判定部19の判定結果に対する優先
順位は次の通りとする。すなわち、否券について
は鑑定部6の判定結果を優先し、鑑定部6により
良券と判定されたものについては判定部19の判
定結果を優先する。この関係により、鑑定部6、
判定部19により否券と判定された銀行券3が搬
送された来た場合、良券排出部15の全てのゲー
ト17a,17b,17c,17dは排出動作を
行なわないようにする。そうすれば、例え鑑定部
6により良券と判定されたものであつても、その
後の搬送により異常が生じた場合、この銀行券3
は否券収容部12に収容されることになる。
順位は次の通りとする。すなわち、否券について
は鑑定部6の判定結果を優先し、鑑定部6により
良券と判定されたものについては判定部19の判
定結果を優先する。この関係により、鑑定部6、
判定部19により否券と判定された銀行券3が搬
送された来た場合、良券排出部15の全てのゲー
ト17a,17b,17c,17dは排出動作を
行なわないようにする。そうすれば、例え鑑定部
6により良券と判定されたものであつても、その
後の搬送により異常が生じた場合、この銀行券3
は否券収容部12に収容されることになる。
なお、鑑定部6および判定部19の判定、およ
びこの判定結果に基づく各ゲートの作動、不作動
およびそのタイミング等は制御部にて行なわれる
が、これは従来技術の範囲内で容易に実施可能で
あるので、その説明は省略した。ちなみに、この
ような制御部はマイクロ・コンピユータ等を主体
として構成するのが一般的である。
びこの判定結果に基づく各ゲートの作動、不作動
およびそのタイミング等は制御部にて行なわれる
が、これは従来技術の範囲内で容易に実施可能で
あるので、その説明は省略した。ちなみに、この
ような制御部はマイクロ・コンピユータ等を主体
として構成するのが一般的である。
以上のように搬送路5eの終端部に否券排出部
12を設け、その手前に良券排出部15を設けれ
ば、良券排出部15に到達する以前の搬送路で否
券となつた銀行券3を否券排出部12に排出でき
る。したがつて、銀行券3のジヤム現象を著しく
減少でき、結果的に装置の稼動率を向上すること
ができる。
12を設け、その手前に良券排出部15を設けれ
ば、良券排出部15に到達する以前の搬送路で否
券となつた銀行券3を否券排出部12に排出でき
る。したがつて、銀行券3のジヤム現象を著しく
減少でき、結果的に装置の稼動率を向上すること
ができる。
以上、実施例においては、銀行券分類装置を例
に取つて説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、他の一般的な紙葉の分類装置にも
適用可能である。また、実施例において、銀行券
3を金種ごとに分類する場合について説明した
が、良券か、あるいは排除すべき否券かを判別
し、銀行券3をこの2種に分類するものについて
も本発明の適用は勿論可能である。更に、実施例
においては、判定部19を図の位置としたが、こ
の判定部の配置位置、およびその数は任意であ
り、本発明を適用する装置の種類類の装置によつ
て決定可能である。また、実施例において、判定
部19は紙葉としての銀行券3のスキユー、およ
び搬送間隔を判定するものとして説明したが、こ
の判定部19を鑑別部6と同一判定機能を有する
もので構成し、鑑定部6と判定部19とで得た判
定結果を比較し、この判定結果の一致により、一
致した銀行券3のみを所定の排出部に排出するよ
うにすれば、極めて精度の高い分類装置を得るこ
とができる。更にまた、実施例においては、鑑別
部6により鑑別された銀行券を、すべて後段の搬
送路5bに搬送するようにしているが、従来と同
様、鑑別部6の搬出口近傍に否紙排出部を設け、
鑑別部6により否と判別された紙葉は、後段の搬
送路に送らず、この否紙葉排出部から排出するよ
うにしてもよい。このようにすれば、ジヤム紙葉
の発生を一段と減少できる。
に取つて説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、他の一般的な紙葉の分類装置にも
適用可能である。また、実施例において、銀行券
3を金種ごとに分類する場合について説明した
が、良券か、あるいは排除すべき否券かを判別
し、銀行券3をこの2種に分類するものについて
も本発明の適用は勿論可能である。更に、実施例
においては、判定部19を図の位置としたが、こ
の判定部の配置位置、およびその数は任意であ
り、本発明を適用する装置の種類類の装置によつ
て決定可能である。また、実施例において、判定
部19は紙葉としての銀行券3のスキユー、およ
び搬送間隔を判定するものとして説明したが、こ
の判定部19を鑑別部6と同一判定機能を有する
もので構成し、鑑定部6と判定部19とで得た判
定結果を比較し、この判定結果の一致により、一
致した銀行券3のみを所定の排出部に排出するよ
うにすれば、極めて精度の高い分類装置を得るこ
とができる。更にまた、実施例においては、鑑別
部6により鑑別された銀行券を、すべて後段の搬
送路5bに搬送するようにしているが、従来と同
様、鑑別部6の搬出口近傍に否紙排出部を設け、
鑑別部6により否と判別された紙葉は、後段の搬
送路に送らず、この否紙葉排出部から排出するよ
うにしてもよい。このようにすれば、ジヤム紙葉
の発生を一段と減少できる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば搬送途中で否状態となつた紙葉を否紙葉として
排出できるため、結果的に稼動率の高い紙葉分類
装置を得ることができる。
ば搬送途中で否状態となつた紙葉を否紙葉として
排出できるため、結果的に稼動率の高い紙葉分類
装置を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す銀行券分類装
置の概略図、第2図は分岐点7の拡大図、第3図
は判定部19の一例を示す平面図である。 3:紙葉、6:第1判定手段、19:第2判定
手段、5a,5b,5c,5d,5e:搬送手
段、5c:反転搬送手段、12:否紙葉排出部、
13:否紙葉排出口、14:否紙葉収容部、1
5:良紙葉排出部、16a,16b,16c,1
6d:良紙葉収容部、17a,17b,17c,
17d,18a,18b,18c,18d:良紙
葉排出機構を構成するゲート、ソレノイド。
置の概略図、第2図は分岐点7の拡大図、第3図
は判定部19の一例を示す平面図である。 3:紙葉、6:第1判定手段、19:第2判定
手段、5a,5b,5c,5d,5e:搬送手
段、5c:反転搬送手段、12:否紙葉排出部、
13:否紙葉排出口、14:否紙葉収容部、1
5:良紙葉排出部、16a,16b,16c,1
6d:良紙葉収容部、17a,17b,17c,
17d,18a,18b,18c,18d:良紙
葉排出機構を構成するゲート、ソレノイド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一枚づつ送られてくる紙葉の少なくとも良否
を判定する判定手段と、この手段で判定された紙
葉を搬送する搬送手段と、この搬送手段の終端寄
りに設けられ、否と判定された紙葉を排出する否
紙葉排出部と、搬送手段の途中に設けられ良と判
定された紙葉を排出する良紙葉排出部を備えた紙
葉分類装置において、上記判定手段は上記良紙葉
排出部の手前に位置した第1判定手段と、この第
1判定手段よりも手前に位置する第2判定手段と
からなり、上記搬送手段は上記第1と第2の判定
手段の間に位置するように紙葉の搬送方向を変え
る搬送方向変更部を有することを特徴とする紙葉
分類装置。 2 上記搬送方向変更部は、上記第2判定手段の
表裏判定結果に基いて当該紙葉を反転できる反
転、搬送手段を含む特許請求の範囲第1項記載の
紙葉分類装置。 3 上記搬送方向変更部は、上記第2判定手段の
否の判定結果に基いて否紙葉を排出する第2の否
紙葉排出部からなることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の紙葉分類装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18538281A JPS5888080A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 紙葉分類装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18538281A JPS5888080A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 紙葉分類装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5888080A JPS5888080A (ja) | 1983-05-26 |
JPS6235713B2 true JPS6235713B2 (ja) | 1987-08-03 |
Family
ID=16169822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18538281A Granted JPS5888080A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 紙葉分類装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5888080A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61291366A (ja) * | 1985-06-19 | 1986-12-22 | Omron Tateisi Electronics Co | 紙葉類分類装置 |
WO2011092824A1 (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-04 | グローリー株式会社 | 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50130497A (ja) * | 1974-03-22 | 1975-10-15 | ||
JPS5451598A (en) * | 1977-09-30 | 1979-04-23 | Toshiba Corp | Sorting and counting device of paper leaves |
JPS55104680A (en) * | 1979-02-05 | 1980-08-11 | Tokyo Shibaura Electric Co | Automatic assorting sealing device for mail |
-
1981
- 1981-11-20 JP JP18538281A patent/JPS5888080A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50130497A (ja) * | 1974-03-22 | 1975-10-15 | ||
JPS5451598A (en) * | 1977-09-30 | 1979-04-23 | Toshiba Corp | Sorting and counting device of paper leaves |
JPS55104680A (en) * | 1979-02-05 | 1980-08-11 | Tokyo Shibaura Electric Co | Automatic assorting sealing device for mail |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5888080A (ja) | 1983-05-26 |
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