JPS62297429A - 耐食性に優れた銅合金 - Google Patents
耐食性に優れた銅合金Info
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- JPS62297429A JPS62297429A JP13932886A JP13932886A JPS62297429A JP S62297429 A JPS62297429 A JP S62297429A JP 13932886 A JP13932886 A JP 13932886A JP 13932886 A JP13932886 A JP 13932886A JP S62297429 A JPS62297429 A JP S62297429A
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- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[目的〕
本発明は、油圧部品1機械部品、バルブなどに適用でき
る耐食性並びに耐摩耗性及び被削性にも優れた銅合金に
関するものである。
る耐食性並びに耐摩耗性及び被削性にも優れた銅合金に
関するものである。
従来、軸受け、歯車、ねじ、バルブなどの機械部品、油
圧部品などの素材には、以下の様な特性が必要とされて
いる。
圧部品などの素材には、以下の様な特性が必要とされて
いる。
(1)耐食性に優れること
(2)耐摩耗性に優れろこと
(3)被削性に優れること
(4)機械的強度が十分なこと
(5)加工性の良いこと
(6)安価なこと
一般に上記用途には、力□t P?:耗性を向上させた
M n −S i系黄銅、被削性を向」二させた快削黄
包あるいは、それらを同時に向上させた高力黄碍灼;が
使用されている。しかしながら、使用環境が7腐食性雰
囲気にある場合、黄銅に特有な脱亜鉛腐食が発生し、耐
摩耗性が劣化するため、ギア、軸受等あ機械部品が損傷
を受けるなどの問題があった。
M n −S i系黄銅、被削性を向」二させた快削黄
包あるいは、それらを同時に向上させた高力黄碍灼;が
使用されている。しかしながら、使用環境が7腐食性雰
囲気にある場合、黄銅に特有な脱亜鉛腐食が発生し、耐
摩耗性が劣化するため、ギア、軸受等あ機械部品が損傷
を受けるなどの問題があった。
この様な状況から、耐摩耗性、被削性と同時に耐食性に
偏れ、しかも安価な材料が望まれていた。
偏れ、しかも安価な材料が望まれていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、従
来の高力黄銅等の銅合金の耐食性を改善し、しかも安価
な銅合金を提供しようとするものである。
来の高力黄銅等の銅合金の耐食性を改善し、しかも安価
な銅合金を提供しようとするものである。
すなわち、Zn1O〜45wt%、p0.o。
5〜0.10wt%、Sn0.05〜1.0wt%。
AI0.05〜1.0wt%、Mn0.1〜6.0wt
%、 S i 0.05〜3.Ow t%、Pb0.1
〜4.0wt%を含み、残部Cu及び不可避的不純物か
らなる耐食性に優れた銅合金、並びに、Zn10〜45
wt%、P0.005〜0.10wt%。
%、 S i 0.05〜3.Ow t%、Pb0.1
〜4.0wt%を含み、残部Cu及び不可避的不純物か
らなる耐食性に優れた銅合金、並びに、Zn10〜45
wt%、P0.005〜0.10wt%。
Sn0.05〜1.0wt%、AI0.05〜1.0w
t%、Mn0.1〜G、0wt%、si0.os〜3
、 Ow t%、Pb0.1〜4.0wt%及び他にF
e T A S e S b t B s N I
HCOT Cr t Te、I n、Tie Zr、
Hf、Be、Mgt AgeCd、Geの内側れか1
種又は2種以上を合計0゜005〜2.Ow t%を含
み、残部Cu及び不可避的不純物からなる耐食性に優れ
た銅合金を提供するものである。
t%、Mn0.1〜G、0wt%、si0.os〜3
、 Ow t%、Pb0.1〜4.0wt%及び他にF
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HCOT Cr t Te、I n、Tie Zr、
Hf、Be、Mgt AgeCd、Geの内側れか1
種又は2種以上を合計0゜005〜2.Ow t%を含
み、残部Cu及び不可避的不純物からなる耐食性に優れ
た銅合金を提供するものである。
次に本発明合金を構成する合金成分及び内容の限定理由
を説明する。CuとZnは本発明合金の基本合金成分で
あり、所定量において加工性1機械的強度に優れている
と共に、良好な熱伝導性をも有する。Zn含有量を10
〜45wt%とする理由は、Zn含有光が10wt%未
満では加工性が悪くなり、Zn含有量が45wt%を越
えると十分な機械的強度が得られないからである。Pの
含有量を0.005〜0.10wt%とする理由は。
を説明する。CuとZnは本発明合金の基本合金成分で
あり、所定量において加工性1機械的強度に優れている
と共に、良好な熱伝導性をも有する。Zn含有量を10
〜45wt%とする理由は、Zn含有光が10wt%未
満では加工性が悪くなり、Zn含有量が45wt%を越
えると十分な機械的強度が得られないからである。Pの
含有量を0.005〜0.10wt%とする理由は。
Pの含有量が0.005wt%未満では耐食性の改善が
みられず、逆にPの含有量が0.10wt%を越えると
耐食性は改善されるが1粒界腐食の徴候が見られるため
である。Snの含有量が0.05wt%未満では耐食性
の改善が認められず、また1、0wt%を越えるとその
効果が飽和するためである。A1の含有量を0.05〜
1.0wt%とする理由は、Alの含有量が0.05w
t%未満では耐食性の改善が認められず、また1、0w
t%を越えるとその効果が飽和するためである。
みられず、逆にPの含有量が0.10wt%を越えると
耐食性は改善されるが1粒界腐食の徴候が見られるため
である。Snの含有量が0.05wt%未満では耐食性
の改善が認められず、また1、0wt%を越えるとその
効果が飽和するためである。A1の含有量を0.05〜
1.0wt%とする理由は、Alの含有量が0.05w
t%未満では耐食性の改善が認められず、また1、0w
t%を越えるとその効果が飽和するためである。
またg M n及びSiを添加することにより黄銅中に
M n −S i系の金属間化合物を析出させ、耐摩耗
性を向上させる。Mn含有量を0.1〜6.0wt%と
するのは、Mn含有量が0.1wt%未満ではSiを3
.0wt%添加しても、十分な耐摩耗性が得られず、逆
にMn含有量が6.Ow t%を越えると加工性が劣化
するためである。Si含有量を0.05〜3.0wt%
とするのは、Si含有量が0.05 w t%未満では
、Mnを6.0wt%添加しても十分な耐摩耗性が得ら
れず、逆にSi含有量が3.0wt%を越えると加工性
が劣化するためである。
M n −S i系の金属間化合物を析出させ、耐摩耗
性を向上させる。Mn含有量を0.1〜6.0wt%と
するのは、Mn含有量が0.1wt%未満ではSiを3
.0wt%添加しても、十分な耐摩耗性が得られず、逆
にMn含有量が6.Ow t%を越えると加工性が劣化
するためである。Si含有量を0.05〜3.0wt%
とするのは、Si含有量が0.05 w t%未満では
、Mnを6.0wt%添加しても十分な耐摩耗性が得ら
れず、逆にSi含有量が3.0wt%を越えると加工性
が劣化するためである。
さらにpbは被耐性を向上させる。pb含有量を0.1
〜4.Ow t%とする理由は、pb含右、辰が0.1
wt%未満では被削性の向上が認められず、4.0wt
%を越えると加工性が劣化するからである。
〜4.Ow t%とする理由は、pb含右、辰が0.1
wt%未満では被削性の向上が認められず、4.0wt
%を越えると加工性が劣化するからである。
また前記所定量のFe、As、Sb、B、Ni。
G0.Cr、Te、In、Ti、Zr、Hf。
B ew M g s A g + Cd p G e
は本発明合金の耐食性を阻害することなく2機械的強度
及び耐摩耗性の向上を図るものであるが、その含有量が
0.005wt%未満では、その添加による効果が薄く
、逆に2.0wt%を越えるとその効果が飽和し、加工
性が劣化する為である。
は本発明合金の耐食性を阻害することなく2機械的強度
及び耐摩耗性の向上を図るものであるが、その含有量が
0.005wt%未満では、その添加による効果が薄く
、逆に2.0wt%を越えるとその効果が飽和し、加工
性が劣化する為である。
以下に本発明合金を実施例で説明する。
第1表に示される本発明合金及び比較合金の各種成分組
成のインゴットを高周波溶解炉で溶製後。
成のインゴットを高周波溶解炉で溶製後。
800℃にて熱間・圧延し、厚さ8mの板とした。
次にこの板を通常の酸洗処理した後、冷間圧延で厚さ2
.0mmとした。これをさらに500℃にて1時間の焼
鈍を施した後、冷間圧延で厚さ0.5+aの板とし、最
後に500℃にて1時間の焼鈍を行い、各種試料を作製
した。
.0mmとした。これをさらに500℃にて1時間の焼
鈍を施した後、冷間圧延で厚さ0.5+aの板とし、最
後に500℃にて1時間の焼鈍を行い、各種試料を作製
した。
次にこの試料について耐摩耗性試験、耐食性試験及び切
削性試験を行った。
削性試験を行った。
耐摩耗性試験としては、ステンレスの円板と上記試料の
円板を接触させ、60万回回転させた後。
円板を接触させ、60万回回転させた後。
試験材の摩耗による減量を測定することにより。
耐摩耗性を評価した。
耐食性試験としては、JISに準じて5wt%塩化ナト
リウム水溶液を使用し、35℃に保持して塩水噴霧試験
を行い、2週間曝露後の腐食減量を8111定した。
リウム水溶液を使用し、35℃に保持して塩水噴霧試験
を行い、2週間曝露後の腐食減量を8111定した。
また切削性としては、切削抵抗を測定することにより評
価を行った。切削性試験は第1図に示す様に2円板の中
心にバイトを取付け、1,2に歪ゲージをつけて行う。
価を行った。切削性試験は第1図に示す様に2円板の中
心にバイトを取付け、1,2に歪ゲージをつけて行う。
これによりバイトに荷重がかかると1には圧縮力が、2
には引張力がかかり。
には引張力がかかり。
このときの抵抗を検出して評価した。
尚、切削条件は回転数560 r p m 、送り速度
0 、1 mm 、すくい角8″、切込み1.9+am
で主分力を測定した。
0 、1 mm 、すくい角8″、切込み1.9+am
で主分力を測定した。
第1表に示す様に、快削黄銅、Mn−3i系黄銅、高力
黄銅は、被削性あるいは耐摩耗性は優れるものの、著し
い腐食を呈す。これに対して本発明合金は、耐食性、被
削性、耐摩耗性のいづれも優れることがわかる。さらに
副成分を添加することにより、耐摩耗性が一層向上する
ことがゎがる。
黄銅は、被削性あるいは耐摩耗性は優れるものの、著し
い腐食を呈す。これに対して本発明合金は、耐食性、被
削性、耐摩耗性のいづれも優れることがわかる。さらに
副成分を添加することにより、耐摩耗性が一層向上する
ことがゎがる。
以上の様に2本発明合金は、 4fl械部’l’jjl
+油圧部品あるいはバルブなどに使用することができ
る耐食性に優れた銅合金として最適な合金である。
+油圧部品あるいはバルブなどに使用することができ
る耐食性に優れた銅合金として最適な合金である。
第1図は切削性試験装置の説明図である。
1.2:歪ゲージ
3:バイト
4:円板
Claims (2)
- (1)Zn10〜45wt%、P0.005〜0.10
wt%、Sn0.05〜1.0wt%、A10.05〜
1.0wt%、Mn0.1〜6.0wt%、Si0.0
5〜3.0wt%、Pb0.1〜4.0wt%を含み、
残部Cu及び不可避的不純物からなる耐食性に優れた銅
合金 - (2)Zn10〜45wt%、P0.005〜0.10
wt%、Sn0.05〜1.0wt%、A10.05〜
1.0wt%、Mn0.1〜6.0wt%、Si0.0
5〜3.0wt%、Pb0.1〜4.0wt%及び他に
、Fe、As、Sb、B、Ni、Co、Cr、Te、I
n、Ti、Zr、Hf、Be、Mg、Ag、Cd、Ge
の内何れか1種又は2種以上を合計0.005〜2.0
wt%を含み、残部Cu及び不可避的不純物からなる耐
食性に優れた銅合金
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13932886A JPS62297429A (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 耐食性に優れた銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13932886A JPS62297429A (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 耐食性に優れた銅合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62297429A true JPS62297429A (ja) | 1987-12-24 |
Family
ID=15242755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13932886A Pending JPS62297429A (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 耐食性に優れた銅合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62297429A (ja) |
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-
1986
- 1986-06-17 JP JP13932886A patent/JPS62297429A/ja active Pending
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