JPS62276519A - 光電子装置およびその製造方法ならびにレンズフレ−ム - Google Patents

光電子装置およびその製造方法ならびにレンズフレ−ム

Info

Publication number
JPS62276519A
JPS62276519A JP61119239A JP11923986A JPS62276519A JP S62276519 A JPS62276519 A JP S62276519A JP 61119239 A JP61119239 A JP 61119239A JP 11923986 A JP11923986 A JP 11923986A JP S62276519 A JPS62276519 A JP S62276519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
holder
frame
fixed
diode chip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61119239A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Aiki
相木 国男
Atsushi Sasayama
佐々山 厚
Tsunetoshi Kawabata
川端 常敏
Tsugio Nemoto
根本 次男
Haruo Kugimiya
釘宮 晴夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61119239A priority Critical patent/JPS62276519A/ja
Priority to US07/053,481 priority patent/US4793688A/en
Publication of JPS62276519A publication Critical patent/JPS62276519A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4204Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4219Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
    • G02B6/422Active alignment, i.e. moving the elements in response to the detected degree of coupling or position of the elements
    • G02B6/4226Positioning means for moving the elements into alignment, e.g. alignment screws, deformation of the mount
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/027Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses the lens being in the form of a sphere or ball
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/123Integrated head arrangements, e.g. with source and detectors mounted on the same substrate
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S359/00Optical: systems and elements
    • Y10S359/90Methods

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は光電子装置、たとえば、レーザダイオードチッ
プから発光されたレーザ光をレンズで集光して所望の光
学系に送り出す構造の光電子装置およびその製造方法な
らびに前記レンズを保持するレンズフレームに関する。
〔従来の技術〕
光通信用光源あるいはディジタルオーディオディスク、
ビデオディスク等の情報処理装置用光源として、各種構
造の半導体レーザ素子(レーザダイオードチップ)が使
用されている。
ところで、このようなレーザダイオードチップを組み込
んだ光電子装置にあっては、レーザ光をパッケージ外に
案内する構造として下記のようなものが知られている。
最も単純な構造としては、レーザダイオードチップから
発光されたレーザ光を直接パッケージ外に発光させる構
造であり、たとえば、日経マグロウヒル社発行「日経メ
カニカルJ 1982年7月5日号、P68〜P77に
記載された構造がある。
また、光ファイバに直接レーザ光を進入させる構造があ
る。この構造は、たとえば、日立評論社発行「日立評論
41983年第10号、昭和58年10月25日発行、
P39〜P44に記載されているように、レーザダイオ
ードチップから発光されたレーザ光を光ファイバに取り
込んでパフケージ外に案内する構造である。また、レン
ズを使用する構造もある。たとえば、日立評論社発行「
日立評論J 1985年第10号、昭和60年10月2
5日発行、P35〜P39には、レーザダイオードチッ
プから発光されたレーザ光を球レンズで集光させた後、
レーザ光を光ファイバに案内する構造が記載されている
。また、レンズを用いた発光ダイオード(L E D)
の例としては、たとえば、工業調査会発行「電子材料J
 1983年11月号、昭和58年11月1日発行、P
94〜P100に記載された技術がある。この文献には
、発光ダイオ−トチ・ノブから発光される光を、パッケ
ージ内に収容したボールレンズやロンドレンズで集光さ
せ、パッケージに接続される光ファイバに案内する構造
が記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
レーザダイオードチップあるいは発光ダイオードチップ
から発光された光を、光ファイバ等の光学系に効率的に
結合する構造として、前記文献に示されているように、
直径1mm以下の微小球レンズを用いる構造があるが、
このレンズの位置出し、固定作業は面倒なものである。
特に、レーザダイオ−トチ・ノブの場合は、発光部が極
めて小さくかつレーザ光のビーム広がり角が小さいこと
から、発光ダイオードチップに比較して高度な技術が必
要とされる。また、球レンズを接合材を用いて固定する
ような場合には、このような微小球レンズの接続部分に
接合のためのメタライズを施したりする必要も生じる。
さらに、半導体レーザの場合は、戻り光によって雑音が
生じるため、球レンズの両表面に無反射コート膜を設け
る必要があるが、作業性が著しく悪いという問題があっ
た。
以下の事項が本発明者によりあきらかとされた。
本発明の目的は高い光結合効率が得られる光電子装置を
提供することにある。
本発明の他の目的は光軸合わせがし易い光電子装置の製
造技術を提供することにある。
本発明の他の目的は製造コスト低減が達成できる光電子
装置の製造技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明の光電子装置にあっては、レーザダイ
オードチップはパフケージ内のヒートシンクにサブマウ
ントを介して固定されている。組立は、レンズフレーム
のホルダーに、球レンズをホルダー爪のカシメによって
する。その後、レンズフレームの表裏面側の球レンズ面
に無反射コート膜が施される。ついで、レンズフレーム
はレーザダイオードチップに対して相対的に移動調整さ
れて光軸合わせが行われる。最後に、アーム部分がヒー
トシンクに溶接されて固定されるとともに、枠部分は切
断除去されて球ビンズの固定作業が終了する。
〔作用〕
上記した手段によれば、球レンズはレンズフレームに固
定された後、無反射コート膜が設けられることから、無
反射コーティングがし易くなる。
また、球レンズとレーザダイオードチップとの光軸合わ
せは、レンズフレームのレーザダイオードチップに対す
る相対的な位置移動調整によって行われ、かつレンズフ
レームのアーム部分の溶接によって固定されるため、作
業性が良いとともに、高効率の光結合が行える。さらに
、前記球レンズを支持するアームは変形自在の材料で構
成されていることから、必要ならば、レンズフレームを
ヒートシンクに固定した後、このアームの変形によって
球レンズの位置を修正することもでき、光軸合わせ精度
の高い光電子装置を製造することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
第1図は本発明の一実施例による一部が切り欠かれた光
電子装置を示す斜視図、第2図は同じく断面図、第3図
は同じく光電子装置の製造状態を示す斜視図、第4図は
同じくレーザダイオードチップ等の固定状態を示す斜視
図、第5図は同じく組立に用いられるレンズホルダーを
示す平面図、第6図は同じくレンズホルダーの拡大正面
図、第7図は同じく球レンズを固定したレンズホルダー
を示す拡大側面図、第8図は同じくレンズとレンズホル
ダーを示す拡大断面図である。
光電子装置は、第1図に示されるように、それぞれアセ
ンブリの主体部品となる板状のステムlおよびこのステ
ム1の主面側に気密固定された帽子形のキャップ2とか
らなっている。これらステム1およびキャップ2によっ
て光電子装置のパッケージが構成される。前記ステム1
は、周縁が薄い数mmの厚さの円形の金属板となってい
る。このステム1は、その周縁に組立時の位置決めや方
向識別のために利用されるV?I13や矩形溝4からな
るガイドを有している。また、前記ステム1には、第1
図および第2図に示されるように、4本のリード5が固
定されている。1木のり一部5はステム1の裏面に電気
的および機械的に固定され、他の3本のり一部5はステ
ム1を貫通し、かつガラスのような絶縁体6を介してス
テム1に対し電気的に絶縁されて固定されている。
一方、第1図に示されるように、前記ステム1の主面中
央部にはヒートシンク7が鑞材等で固定されている。こ
のヒートシンク7およびステム1は熱伝導性の良好な金
属で構成されている。また、前記ヒートシンク7は、そ
の先端側面にサブマウント8を介して半導体レーザ素子
(レーザダイオードチップ)9が固定されている。前記
サブマウント8は、熱伝導度が高くかつ熱膨張係数αが
Siや化合物半導体に近似した絶縁性の5iC(α: 
3.7X 10−610C)で構成されている。また、
第4図に示されるように、前記サブマウント8の主面に
は、導電性のメタライズ層10が設けられている。そし
て、このメタライズ110上には、それぞれPb−3n
層11.12を介してそれぞれ独立してレーザダイオー
ドチップ9およびAuからなるペデスタル13が固定さ
れている。
したがって、前記レーザダイオードチップ9の下部電極
はメタライズ層10を介して前記ペデスタル13と電気
的に接続されている。前記レーザダイオードチップ9は
、第4図に示されるように、レーザ光14を出射する共
振器15がサブマウント8から遠く離れる、いわゆるp
−upの状態でサブマウント8に固定されている。また
、前記レーザダイオードチップ9の上面の電極は、2本
のワイヤ■6によって前記リード5に電気的に接続。
されるとともに、前記ペデスタル13とリード5とは、
第2図に示されるように、2本のワイヤ17で電気的に
接続されている。なお、前記レーザダイオードチップ9
はサブマウント8に搭載された状態でヒートシンク7に
固定される。
他方、前記ステム1の主面にはレーザダイオードチップ
9の下端から発光されるレーザ光14を受光し、レーザ
光14の光出力をモニターする受光素子18が固定され
ている。この受光素子18はステム1の主面に設けられ
た傾斜面19に図示しない接合材を介して固定されてい
る。この受光素子18の傾斜面19への固定によって、
受光素子18の受光面は傾斜するため、レーザダイオー
ドチップ9から発光されたレーザ光14の受光素子18
の受光面における反射光は、後述するキャップ2の窓内
に人ら・なくなり、半導体レーザの遠視野像の乱れが生
じなくなる。また、前記受光素子18の上部電極とり一
ド5とは、ワイヤ20によって電気的に接続されている
また一方、これが本発明の特徴的なことであるが、前記
ヒートシンク7の上端にはレンズホルダー21が固定さ
れている。この、レンズホルダー21は、塑性変形自在
な金属板の成形によって形成されるが、第7図に示され
るように、細いアーム22と、このアーム22の一端に
配設されるホルダー23とからなっている。ホルダー2
3はリング24と、このリング24の一周縁から突出す
る3本のホルダー爪25とからなっていて、第8図に示
されるように、前記リング24部分で球レンズ26を支
えている。また、各ホルダー爪25は内側に折り曲げら
れ(カシメられ)、球レンズ26がリング24から抜は
出ないようになっている。また、前記球レンズ26のレ
ーザ光14が透過する面、すなわち、レンズホルダー2
1の表裏面には、無反射コート膜27が被着されている
このようなレンズホルダー21は、アーム22部分が前
記ヒートシンク7に溶接されることによってヒートシン
ク7に固定されている。
さらに、前記ステムlの主面には、窓28を有する金属
製のキャップ2が気密的に固定され、レーザダイオード
チップ9およびヒートシンク7を封止している。前記窓
28には透明なガラス板29が接合体30を介して固定
されている。したがって、レーザダイオードチップ9の
上端から出射したレーザ光14は、球レンズ26で集光
されかつ透明なガラス板29を透過して、ステム1とキ
ャップ2とによって形成されたパッケージ外に放射され
る。
このような光電子装置にあっては、組立後、球レンズ2
6を支持するホルダー23部分の位置は、このホルダー
23を支持するアーム22を変形調整することによって
容易かつ確実に調整できる。
したがって、光電子装置の球レンズ26とレーザダイオ
ードチップ9との光結合状態を良好とすることができる
また、この光電子装置にあっては、前記球レンズ26の
レーザ光14が透過する面部分には、無反射コートff
!!27が被着されているため、レーザ光14が球レン
ズ26で反射してレーザダイオードチップ9に戻ること
もないことから、雑音の発生が抑止できる。
つぎに、このような光電子装置の製造について説明する
光電子装置の最終的な組立に先立って、ステム1を主体
とするステムアセンブリ部品、球レンズ26を取り付け
たレンズフレームアセンブリ部品、ガラス板29を取り
付けたキャップアセンブリ部品が用意される。
前記ステムアセンブリ部品は、第3図に示されるように
、ステム1にリード5およびヒートシンク7が固定され
ているとともに、前記ヒートシンク7にはレーザダイオ
ードチップ9およびペデスタル13が搭載されたサブマ
ウント8が固定され、さらにステム1の主面に受光素子
18が固定されている。また、このステムアセンブリ部
品は、既にレーザダイオードチップ9.ペデスタル13
゜受光素子18の所定個所とり−ド5とは、ワイヤ16
.17.20で電気的に接続されている。
前記レンズフレームアセンブリ部品は、第3図に示され
るように、レンズフレーム31のホルダー23部分に球
レンズ26が固定されている。また、球レンズ26のレ
ーザ光14が透過する面、すなわち、レンズフレーム3
1の表裏面側の球レンズ26面部分には、第8図に示さ
れるように、無反射コート膜27が被着されている。前
記レンズフレーム31は、第5図に示されるように、直
線的に延在する枠32と、この枠32の一側から延在す
る複数のアーム22 (同図では1本のアーム22のみ
が示されている。)と、このアーム22の先端のホルダ
ー23とからなっている。前記アーム22は枠32の付
は根部分では幅広となり、アーム22等が曲がり難くな
っている。また、アーム22の途中には、その両側にV
?待33が設けられていて部分的にくびれでいる。これ
は、アーム22とホルダー23からなるレンズホルダー
21と、枠32とを分離させる際、分離、すなわち、破
断がし易いようにするためである。また、前記ホルダー
23は、第6図および第7図に示されるように、リング
24と、このリング24の一側から1200間隔に配置
される突出したホルダー爪25とからなっている。また
、前記アーム22はその先端部分が一方に折り曲げられ
るとともに、リング24部分は絞り込まれ、第8図に示
されるように、リング24で球レンズ26を受けること
ができるようになっている。前記ホルダー爪25は球レ
ンズ26がリング24部分に収容された後、カシメられ
て球レンズ26を周囲から締め付けて回転や移動したり
しないように固定する。
なお、球レンズ26の一部に被着される無反射コート膜
27は、球レンズ26がレンズフレーム31に固定され
た後形成される。すなわち、球レンズ26がレンズフレ
ーム31に固定された後、前記レンズフレーム31の表
面側に無反射コート膜27が蒸着等によって被着され、
その後前記レンズフレーム31が反転され、再度の蒸着
等によってレンズフレーム31の裏面側に無反射コート
膜27が被着される。このような球レンズ26への無反
射コート膜27の被着方法は、球体でありかつそのまま
の状態では転勤し易い球レンズ26を、レンズフレーム
31で固定していることから、作業がし易いとともに、
所望の領域に無反射コート膜27を被着できる効果があ
る。また、前記レンズフレーム31の枠32には、レン
ズフレーム31の位置決めの際等において利用されるガ
イド孔34が設けられている。
前記キャップアセンブリ部品は、特に個別の図面では示
していないが、第1図および第2図に示されるように、
キャンプ2の天井部分内側に接合体30によってガラス
板29を気密的に取り付け、キャップ2の窓28を塞ぐ
構造となっている。
これらのアセンブリ部品を用いて光電子装置を組み立て
る場合は、第3図に示されるように、前記レンズフレー
ム31がヒートシンク7上に配置される。この際、レン
ズフレーム31のアーム22の後端部分がヒートシンク
7の上面に載せられる。また、この状態で、レーザダイ
オードチップ9上に臨む球レンズ26と、レーザダイオ
ードチップ9との光軸合わせが行われる。光軸合わせは
、レーザダイオードチップ9を動作させてレーザ光14
を発光させ、球レンズ26を透過したレーザ光14をデ
ィテクター35で検出し、ディテクター35で検出され
るレーザ光14の光強度が最大となる位置に球レンズ2
6を設定する。この際、レンズフレーム31を移動調整
することによって、球レンズ26の位置の調整が行える
こととなる。
つぎに、ディテクター35における光強度が最大の状態
下で、アーム22の後端部分が、第3図に示されるよう
に、溶接電極36によってヒートシンク7に溶接される
ついで、レンズフレーム31の枠32部分は除去される
。この除去作業は、切断刃を使用してもよいが、前記ア
ーム22の幅が数mmと狭いこと、および切断を行う個
所はくびれで応力集中が生じ易いようになっていること
から、枠32を上下に繰り返して折り曲げることによっ
て容易に分断することもできる。
また、前記アーム22とホルダー23からなるレンズホ
ルダー21の固定が終了した後、再度ディテクター35
でレーザ光14を検出し、光強度を確認し、光強度が低
下しているようであるならば、球レンズ26を支持する
アーム22を変形調整して球レンズ26の位置の調整を
行う。
つぎに、ステムアヒンプリ部品にキャップアセンブリ部
品を重ね合わせるとともに、キャップ2の周縁部分を溶
接によってステム1に気宇的に取り付け、第1図および
第2図に示されるような光電子装置を製造する。
このような光電子装置の組立にあっては、球レンズ26
はレンズフレーム31に保持された状態でヒートシンク
7に固定されることから、極めて作業がし易いとともに
、レンズフレーム31を移動調整することによって球レ
ンズ26の位置調整を行えることから高精度な光軸合わ
せが可能となる。また、前記レンズフレーム31のアー
ム22は塑性変形自在な材料で構成されているため、球
レンズ26をレンズホルダー21を介してヒートシンク
7に固定した後も、アーム22の変形調整によって球レ
ンズ26の位置調整が行えることから、光電子装置を高
い光結合状態に維持できるようになる。また、この光電
子装置の製造方法によれば、球レンズ26に部分的に設
ける無反射コート膜27は、球レンズ26をレンズフレ
ーム31に固定した後に行うため、作業性が良いととも
に、確実な無反射コート膜の被着が可能となる。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る。
(1)本発明の光電子装置は、その製造において、球レ
ンズを固定したレンズフレームが使用されることから、
球レンズの取扱が容易となるという効果が得られる。
(2)本発明の光電子装置は、その製造にあって、レー
ザダイオードチップに対峙する球レンズは、レンズホル
ダーに支持された状態でレーザダイオードチップが固定
されるヒートシンクに固定されるが、この固定時、レン
ズホルダーはレンズホルダ一部分を有する前述のような
レンズフレームの位置調整後に固定されるため、レーザ
ダイオードチップと球レンズとの光軸合わせが高精度と
なるという効果が得られる。
(3)上記(2)により、本発明の光電子装置にあって
は、球レンズはレンズホルダーに支持されているが、こ
のレンズホルダーは変形自在のアームと、このアームの
先端に配設されたホルダーとからなっていて、前記ホル
ダーに球レンズを支持する構造となっている。したがっ
て、球レンズはレンズホルダーを介してヒートシンクに
固定された後であっても、レンズホルダーのアーム部分
の変形調整によってその位置を調整できるため、レーザ
ダイオードチップと球レンズとの再度の光軸合わせが行
えることとなり、高い光結合効率を維持できるという効
果が得られる。
(4)本発明によれば、球レンズはレンズフレームに支
持された後、球レンズ面への無反射コート膜形成が行わ
れることから、確実に所望の領域に無反射コート膜を被
着できるという効果が得られる。
(5)上記(4)により、本発明の光電子装置は、球レ
ンズ面に無反射コート膜が被着されていることから、レ
ーザ光の戻りに起因する雑音の発生が生じることもなく
、特性が安定するという効果が得られる。
(6)上記(1)〜(5)により、本発明によれば、作
業性1組立性が良好となるとともに、光軸合わせが正確
かつ確実となることから、組立の再現性も良くなり、歩
留りの向上から特性が優れた信頼性が高い光電子装置を
安価に提供できるという相乗効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、たとえば、球レンズを支
持するレンズホルダーの構造は必ずしも実施例の構造に
限定されない。
すなわち、レンズホルダーは、球レンズを支持するホル
ダーと、このホルダーを支持しかつ変形自在のアームと
を有すれば、どのような構造であってもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるレーザダイオードチ
ップを組み込んだ光電子装置に適用した場合について説
明したが、それに限定されるものではない。すなわち、
発光ダイオードのような発光素子から発光される光を球
レンズ等のレンズを用いて集光する構造の光電子装置に
も同様に適用できる。
少なくとも本発明は発光素子から発光される光をレンズ
で集光させ、パッケージ外に案内する構造の光電子装置
には適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
本発明の光電子917にあっては、パンケージ内のヒー
トシンクにサブマウントを介して固定されたレーザダイ
オードチップに対峙する球レンズは、レンズホルダーの
ホルダ一部分に支持されるとともに、レンズホルダーの
変形自在のアームの一端のヒートシンクへの接続によっ
て固定されている。
したがって、球レンズはレンズホルダーを介してヒート
シンクに固定された後、レンズホルダーのアーム部分の
変形調整によってその位置を微調整できることから、レ
ーザダイオードチップと球レンズとの光軸合わせは簡単
かつ高精度に行えることになる。また、前記レンズホル
ダーは、ヒートシンクに固定される前は、枠にアームを
介して支持され、レンズフレームの一構成部材となって
いる。したがって、レーザダイオードチップと球レンズ
との光軸合わせは、前記レンズフレームをレーザダイオ
ードチップに対して相対的に移動調整することによって
容易にかつ高精度に行える。また、前述のように、球レ
ンズはレンズフレームに固定されることから、レンズフ
レームの表面側。
裏面側と順次無反射コーティングができるため、球レン
ズのレーザ光透過面には所望の無反射コート膜が容易か
つ確実に形成できる。これらのことから、本発明によれ
ば、光電子装置の光軸合わせが高精度にかつ高能率で行
え、さらに必要に応じて再度に亘って光軸合わせ調整が
可能となることから、再現性の向上9歩留りの向上が達
成でき、安価な光電子装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による一部が切り欠かれた光
電子装置を示す斜視図、 第2図は同じく断面図、 第3図は同じく光電子装置の製造状態を示す斜視図、 第4図は同じくレーザダイオードチップ等の固定状態を
示す斜視図、 第5図は同じく組立に用いられるレンズホルダーを示す
平面図、 第6図は同じ(レンズホルダーの拡大正面図、第7図は
同じく球レンズを固定したレンズホルダーを示す拡大側
面図、 第8図は同じくレンズとレンズホルダーを示す拡大断面
図である。 1・・・ステム、2・・・キャップ、3・・・V溝、4
・・・矩形溝、5・・・リード、6・・・絶縁体、7・
・・ヒートシンク、8・・・サブマウント、9・・・レ
ーザダイオードチップ、10・・・メタライズ層、11
.12・・・pb−3nJi、13・・・ペデスタル、
14・・・レーザ光、15・・・共振器、16.’ 1
7・・・ワイヤ、18・・・受光素子、19・・・傾斜
面、20・・・ワイヤ、21・・・レンズホルダー、2
2・・・アーム、23・・・ホルタ−224・・・リン
グ、25・・・ホルダー爪、26・・・球レンズ、27
・・・無反射コート膜、28・・・窓、29・・・ガラ
ス板、30・・・接合体、31・・・レンズフレーム、
32・・・L33・・・■溝、34・・・ガイド孔、3
5・・・ディテクター、36・・・溶接電極。 代理人 弁理士 小川勝馬/  − \   ″ ・ 第  1   図 /−ズテA 第  2  図 第  3  図 、yc  :多博電不つ 第  4  図 ン4′ 第 5  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発光素子と、この発光素子から発光された光を集光
    させるレンズとを有する光電子装置であって、前記レン
    ズはレンズホルダーによって支持されていることを特徴
    とする光電子装置。 2、前記レンズホルダーはレンズを保持するホルダーと
    、このホルダーから延在しかつ前記レンズ位置の調整が
    行える変形可能なアームとからなっていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の光電子装置。 3、前記レンズの光透過面は無反射コート膜で被われて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光電
    子装置。 4、発光素子と、この発光素子から発光された光を集光
    させるレンズとをパッケージ内に有する光電子装置の製
    造方法であって、前記レンズをレンズフレームのホルダ
    ーに固定する工程と、前記レンズフレームを前記発光素
    子に相対的に移動調整してレンズと発光素子との光軸合
    わせを行う工程と、前記レンズフレームを固定する工程
    と、を有することを特徴とする光電子装置の製造方法。 5、前記レンズをレンズフレームのホルダーに固定した
    後、レンズフレームの表裏面側のレンズ面に無反射コー
    ト膜を被着させることを特徴とする特許請求の範囲第4
    項記載の光電子装置の製造方法。 6、枠と、この枠から延在する少なくとも1本のアーム
    と、このアームの先端に設けられたレンズを保持するホ
    ルダーと、からなっていることを特徴とするレンズフレ
    ーム。 7、前記ホルダーは、レンズを受けるリング部と、この
    リング部の一縁から延在する折り曲げ可能なホルダー爪
    と、からなっていることを特徴とする特許請求の範囲第
    6項記載のレンズフレーム。
JP61119239A 1986-05-26 1986-05-26 光電子装置およびその製造方法ならびにレンズフレ−ム Pending JPS62276519A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61119239A JPS62276519A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 光電子装置およびその製造方法ならびにレンズフレ−ム
US07/053,481 US4793688A (en) 1986-05-26 1987-05-26 Photo electro device, method for manufacture of same, and lens support frame for use in such photo electro device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61119239A JPS62276519A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 光電子装置およびその製造方法ならびにレンズフレ−ム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62276519A true JPS62276519A (ja) 1987-12-01

Family

ID=14756407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61119239A Pending JPS62276519A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 光電子装置およびその製造方法ならびにレンズフレ−ム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4793688A (ja)
JP (1) JPS62276519A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628638U (ja) * 1992-09-16 1994-04-15 矢崎総業株式会社 車両用計器
WO2016084767A1 (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 国立研究開発法人産業技術総合研究所 半導体用円形支持基板

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5033052A (en) * 1988-03-22 1991-07-16 Fujitsu Limited Optical semiconductor device and production method thereof
EP0348714B1 (de) * 1988-07-01 1993-09-01 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Justieren und Fixieren einer Kugellinse sowie Verfahren zum Betrieb der Vorrichtung
US5076881A (en) * 1989-07-14 1991-12-31 At&T Bell Laboratories Apparatus for fabricating an optical fiber ribbon
GB8923135D0 (en) * 1989-10-13 1989-11-29 Bt & D Technologies Ltd Mounting optical components
GB9017015D0 (en) * 1990-08-02 1990-09-19 British Telecomm Optical component holder
US5178319A (en) * 1991-04-02 1993-01-12 At&T Bell Laboratories Compression bonding methods
JP3023883B2 (ja) * 1991-10-26 2000-03-21 ローム株式会社 サブマウント型レーザ
DE4142856C1 (ja) * 1991-12-20 1993-03-18 Siemens Ag, 8000 Muenchen, De
US5317452A (en) * 1992-11-17 1994-05-31 Harvard University Aligning and attaching a lens to a source of emitted light using light pressure force
US5537262A (en) * 1993-10-19 1996-07-16 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Rotational torque setting apparatus for screw mechanism
US6625372B1 (en) 1999-11-15 2003-09-23 Axsun Technologies, Inc. Mounting and alignment structures for optical components

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3606522A (en) * 1965-10-11 1971-09-20 Nasa Optical frequency waveguide and transmission system
US3620603A (en) * 1970-07-06 1971-11-16 Xerox Corp Offcenter focusing system
US3950075A (en) * 1974-02-06 1976-04-13 Corning Glass Works Light source for optical waveguide bundle
US4257672A (en) * 1978-12-28 1981-03-24 International Business Machines Corporation Optical coupler for connecting a light source to an optical transmission line
US4433898A (en) * 1980-12-22 1984-02-28 National Semiconductor Corporation Fiber optic assembly for coupling an optical fiber and a light source
NL8303251A (nl) * 1983-09-22 1985-04-16 Philips Nv Werkwijze voor het optisch verbinden van een lichtgeleider aan een elektrooptische inrichting.

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628638U (ja) * 1992-09-16 1994-04-15 矢崎総業株式会社 車両用計器
WO2016084767A1 (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 国立研究開発法人産業技術総合研究所 半導体用円形支持基板
JPWO2016084767A1 (ja) * 2014-11-27 2017-09-28 国立研究開発法人産業技術総合研究所 半導体用円形支持基板
US10163674B2 (en) 2014-11-27 2018-12-25 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Circular support substrate for semiconductor

Also Published As

Publication number Publication date
US4793688A (en) 1988-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62276519A (ja) 光電子装置およびその製造方法ならびにレンズフレ−ム
US4167744A (en) Electroluminescent semiconductor device having optical fiber window
JPH0766985B2 (ja) オプトエレクトロニック・デバイス用サブアセンブリ
JPH04261076A (ja) 光学素子の製造方法
US4854659A (en) Optical devices
EP0893720B1 (en) A micro-photonics module with a partition wall
JPH1093133A (ja) 一体化鏡を備えた光検出器及びその作成方法
JPS62276892A (ja) 電子部品
WO2004019417A1 (ja) 受光素子モジュール
JPS5996789A (ja) 光半導体装置
JPH05175614A (ja) 光半導体装置
JP2001021769A (ja) 光電的な構成部材を取り付けるための支持体ならびにこの支持体を製造する方法
JPH08148756A (ja) 半導体レーザ装置
JPS6271289A (ja) 光電子装置
JPS62276515A (ja) 光電子装置およびサブキヤリア
JP3295327B2 (ja) 双方向光モジュール
JPS61253872A (ja) 発光半導体装置
JP3489880B2 (ja) 光学レンズ
JPH02174179A (ja) 光電子装置およびその製造方法
JPH0321908A (ja) 光半導体モジュール
JPS62276517A (ja) 光電子装置
JPH0918087A (ja) マルチビーム半導体レーザ装置
JPH10170772A (ja) 光モジュール及びその製造方法
JPH06181359A (ja) 光コネクタ付半導体レーザ装置
JPS62139366A (ja) 光通信用半導体装置