JPS621737A - ポリオレフインと反応性添加剤含有ポリマ−とのブレンド物 - Google Patents

ポリオレフインと反応性添加剤含有ポリマ−とのブレンド物

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JPS621737A
JPS621737A JP60157103A JP15710385A JPS621737A JP S621737 A JPS621737 A JP S621737A JP 60157103 A JP60157103 A JP 60157103A JP 15710385 A JP15710385 A JP 15710385A JP S621737 A JPS621737 A JP S621737A
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JP
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polymer
alpha
polyolefin
ethylene
blend
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JP60157103A
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ダニエル・ウイルフレツド・ボイビン
ロナルド・アンドルー・ゼロンカ
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DuPont Canada Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/20Compounding polymers with additives, e.g. colouring
    • C08J3/22Compounding polymers with additives, e.g. colouring using masterbatch techniques
    • C08J3/226Compounding polymers with additives, e.g. colouring using masterbatch techniques using a polymer as a carrier
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2323/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
    • C08J2323/02Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリオレフィンブレンド物、特に主要部分とし
てのエチレンポリマーの粒子と少量部分としての別のポ
リマー及び溶融状態においてポリオレフィンと反応する
ことがでさる反応性添加剤から成る組成物の粒子の物理
的混合物に関するものであり、ここでかかる反応性の添
加剤は架橋剤及び/又は変性剤であって、以下にさらに
定義するものである。
エチレンのポリマー、たとえばエチレンのホモポリマー
及びエチレンとそれよりも高級のアルファ−オレフィン
との共重合体、は、種々の最終用途に対して、たとえば
、フィルム、繊維、成形すなわち熱成形品、パイプ、コ
ーティングなどとしで、大量に用いられる。
販売のために及び/又はこのような最終用途における使
用のために提供されるポリオレフィン組成物は、加工中
及び/又はこの組成物から製造した製品の使用中におけ
るポリマーの変性又は安定化のために、反応性及び/又
は非反応性の添加剤を含有していることが多い。典型的
な反応性添加      1剤は架橋剤及びある種の不
飽和化合物を包含する。
典型的な非反応性添加剤は酸化防止剤及びその他の安定
剤、核生成剤及び生成物の滑り又はプロ・ノキング特性
に影響を与える添加剤、あるいは加工工程において使用
する型からの製品の離型を容易にする添加剤を包含する
。これらの添加剤のポリオレフィン組成物中への混入は
、生成る組成物が均一な性質を有するように遂行するこ
とが重要である。
種々の最終用途において商業的に受容しうる性質を有す
るポリマーが公知である。しかしながら、いくつかのポ
リマーの性質の改良は、改良された製品及び/又は新し
い最終用途におけるポリマーの使用をみちび(可能性が
ある。たとえば、エチレンのポリマーから回転的に成形
される製品の最終使用特性を改良するための一方法は、
架橋剤、たとえば有機過酸化物をポリマーの組成物中に
混入することである。有機過酸化物を含有する組成物の
回転成形においては、ポリマーが流動し型の内側をおお
い、次いで架橋剤がポリマーの架橋を生じさせることに
よってポリマーの分子量を増大させ、それによって生成
る製品の最終使用特性が向上する0回転成形末端使用に
対して特に適合する架橋可能な組成物は、1983年8
月31日公開のホワイ) (G−WI+1te)のヨー
ロッパ特許公開第0087210号に開示されている。
架橋可能な組成物を他の最終使用において使用して製品
の性質の改良を達成ることも可能である。ポリマーの架
橋は、低剪断速度の加工条件下にポリマーの溶融特性に
影響を及ぼす傾向がある。
フィルムの性質の改良を達成るための部分的架橋の使用
の一例は、1982年5月18日公告のバーボーン(D
−A−Harbourne)のカナダ特許第11235
60号に開示されている。
ポリオレフィン中に添加剤を混入するための方法は、こ
の分野で公知である。非反応性の添加剤、特に安定剤は
、ポリマーの製造プロセス中に溶融ポリマー中に混入す
ることが多い6反応性及び非反応性添加剤は溶融ブレン
ド方法によってポリマー中に混入することもでblその
場合には、ポリマーをベレット又は加工した製品へと押
出すときに゛、溶融ポリマー中に計り入れるか又はその
他の方法で添加する。
添加剤を加える際には、それをポリマー全体に均一に分
散させることが重要である。しかしながら、非反応性の
添加剤においては、添加剤の分散の均一性は一般に反応
性の添加剤におけるよりは重要性が低い。たとえば、滑
剤又は安定剤に対する分散の均一性についての必要な、
架橋剤に対するものよりは重要性が低い。ポリマーの架
橋はポリマーの分子量を増大させる。それ故、諸性質、
特に分子量に依存する性質の均一な製品を取得するため
には、ポリマーの架橋を均一な共合に遂行することが重
要である。架橋剤が均一でない場合には、生ずる製品は
、たとえば、ポリマーの架橋が不十分であるか又は過度
であるかの何れかのために弱、弘となる区域を持ち、あ
るいはポリマーの過度の架橋によってデル粒子が生じ、
このようなゲル粒子が受は入れ難い外観及び/又は製品
中の弱点をもたらす可能性がある。ある種の加工工程、
たとえばびんの吹込み成形及びシートやフィルムの製造
においては、不均一な製品の性質は、他のプロセスにお
けるよりも敏感であることが多い。
均一な品質の製品を取得す4ためには、ポリ7−への反
応性添加剤の混入のために、特別な処理設備及び特別な
押出機スクリュー設計を包含する、費用がかかり且つ/
又は複雑な工程を用いることが必要であった。
有機過酸化物と溶融ポリマーの混合は、1965年5月
4日公告のグレゴリアン(R−8−Gregorian
)の米国特許$3182033号及v1974年11月
12日公告のタック(H−J−Cook)のカナダ特許
第957473号中に開示されている。アリア(D−A
−Alia)は、熱硬化性用途を目的とする加流可能な
ポリマーの製造におけ結晶性ポリマーと無定形エラスト
マー状ポリマーのブレンディングについて、1980年
4月8日公告の米国特許第4197381号中に開示し
ている。
異なる性質のポリエチレン類の物理的プレン−物を用い
てポリエチレン中に反応性添加剤を混入する方法は、本
発明と同時に出願したホワイ)(G・Wbite)の特
許願中に開示されている。
反応性添加剤を、均一に且つ経済的な方法で、ポリオレ
フィン中に混入するために用いることができるポリオレ
フィンのブレンド物がここに見出された。
かくして本発明は、主要部分としてのポリオレフィンの
粒子と少量部分としての第二のポリマーの組成物の粒子
から成り、ここでポリオレフィンは2〜10炭素原子を
有する炭化水#、フル7フーオレフインのホモポリマー
及びコポリマーからJ&るグループから選択し、該第二
のポリマーは185℃の未満の融点を有し且つ200℃
の温度と400秒桐0剪断速度で測定するときに該ポリ
オレフィンの剪断粘度の50%よりも大きくない剪断粘
度を有し但し該第二のポリマーは単に2〜10炭素原子
を有する炭化水素フル7フーオレフインから誘導せしめ
るホモポリマー又はコポリマーでないことを要し、該組
成物は第二のポリマーと架橋剤及び変性剤並びにそれら
の混合物から成るグループから選択した反応性添加剤の
M/&物であり、該反応性添加剤は溶融状態にある該ポ
リオレフィンと反応することができるものである、物理
的混合物の状態にある、ブレンド物を提供する。
本発明のブレンド物の好適実施態様においては、ポリオ
レアインはエチレンのホモボ1ツマ−及びエチレンと少
なくとも1種のC1〜C10高級アルファ−オレフィン
及びコポリマー並びにそれらの混合物から成るグループ
から選択する。
別の実施態様においては、第二のポリマーはA、(i)
  ホモポリマーは02〜C1、アルファ−オレフィン
のホモポリマーではなく且つ(ii)  コポリマーは
02〜C107ル77−オレフインではない少なくとも
1種のモノマーを有していることを条件とした不飽和炭
化水素の該ホモポリマー及び該コポリマー; B0式R−CH=CH2、ここでRは水素及び1〜8炭
素原子を有するアルキル基から成る部類から選択した基
である、を有するアルファ−オレフィンの3〜8炭素原
子を有するアルファ、ベーターエチレン性不飽和酸及び
そのエステル並びに無水物、これらの部分はポリマー鎖
中にランダムに又はランダムでなく分布し且つコポリマ
ーの重量で0.5〜50%であり、何らかの他の共重合
せしめるモノマーはモノエチレン性不飽和である、との
コポリマー; C1(B)のコポリマーから誘導したアイオマーポリマ
ー; D、エチレン又はエチレンとC3〜C、アルファ−オレ
フィンから誘導した予め形成せしめた骨格上に重量で0
.1〜5パーセントの3〜8炭素原子を有するアルファ
ベータ不飽和カルボン酸無水物をグラフトさせることに
よって取得したグラフトポリマー、ここでポリオレフィ
ン骨格中に何らかのその他の任意に共重合せしめるモノ
マー成分はモノ−エチレン性不飽和である; E、R’ −CH=CH−R’ 、ここでR′はH1C
1及1/Fから成るグループから独立的に選択し、但し
少なくとも1個のR′はI]基以外ものである、のホモ
ポリマー、エチレンのR’ −CH= CH−R′との
コポリマー及び02〜CIO炭化水素アルファ−オレフ
ィンの塩素化ホモポリマー及びコポリマー; ド、飽和ポリアミド及びポリエステル;G、3〜B炭素
原子を有する脂肪族カルボン酸のビニルエステル コポリマー、及びその部分的に鹸化したポリマー;及び 11、フル7アーオレフインの全部又は一部がスチレン
により又はアルキル基が1又は2炭素原子を有している
アルキルスチレンによって置き換えてある(B)中に記
したようなコポリマーから成るグループから選択すと。
加うるに、本発明は、物理的混合物の状態にある、主要
部分としてのポリオレフィンの粒子と少量部分の第二の
ポリマーの組成物の粒子から成るポリオレフィンブレン
ド物を溶融加工装置に供給し、該ポリオレフィンは2〜
10炭素原子を有する炭化水素、アルファ−オレフィン
及びそれらの混合物のホモポリマー及びコポリマーから
成るグループから選択し、該第二のポリマーは185℃
未満の融,−χ及び200℃の温度と400秒−1の剪
断速度で測定するときに該ポリオレフィンの剪断粘度の
50%よりも大さくない剪断粘度を有する常態で固体の
熱可塑性ポリマーであり但し該第二のポリマーは単に2
〜10炭素原子を有するアルファニオレフインから誘導
したホモポリマー又はコポリマーではないことを要し、
該組成物は第二のポリマーと架橋剤及び変性剤、止びに
それらの混合物から成るグループから選択した反応性添
加剤の組成物であり、該ブレンド物を溶融し且つ混合し
、且つ示<シて得たブレンド物から製品を形成せしめる
ことから成る、ポリオレフィン及び溶融状態にあるポリ
オレフィンと反応することができる反応性添加剤からの
製品の製造方法を提供する。本発明はさらにここに記す
その他のブレンド物からの製品の製造方法をも提供する
本発明のブレンド物のポリオレフィンを、エチレンのホ
モポリマー及び/又はエチレンと比較的少量の少なくと
も1種のC,〜C,。高級アルファ−オレフィンのコポ
リマー、たとえばエチレンと比較的少量のブテン−1、
ヘキセン−1及び/叉はオクテン−1のコポリマー、で
あるようなポリオレフィンに関して、特にここに記す。
しかしながら、ポリオレフィンは2〜10炭素原子を有
する炭化水素アルファ−オレフィンのホモポリマー又は
コポリマーとして広く定義することができるということ
を了解すべきである。このようなポリマーのgl造のた
めの方法は公知である。
前記のように、本発明は特にポリオレフィンはエタレン
のホモポリマー及びコポリマーであるものと規定する。
ポリエチレンの特性、たとえばポリマーの密度と″′ト
イ′デ・り8は・主として取得する製品       
iについて意図する最終用途に依存するが、各実施態様
において、密度は約0.890g/cm’乃至約0、9
 7 0g/ea’の範囲とすることができ、且つAS
TM  D−1 2 3 8(条件E)の方法によって
測定するときのメルトインデックスは約100dg/分
に至るまでにわたることができる。たとえば、フィルム
及びシートとしての最終使用を意図するポリマーは約1
0dg/分未満のメルトインデックスを有する傾向があ
るのに対して、成形品としての最終使用を意図するポリ
マーは、それより高いメルトインデックスを有する傾向
がある。各種の製品に対して使用するポリオレフィンの
密度とメルトインデックスの範囲は商取引におし・て公
知である。
熱可塑性の第二のポリマーの特性はポリオレフィンに対
して上に記したものとは異なっている。
第一に、第二のポリマーは185℃未満、特に175℃
未満の融、g及び200℃の温度と400秒−1の剪断
速度で測定するときに該ポリエチレン(ポリオレフィン
)の剪断粘度の50%よりも大きくない剪断粘度を有す
る常態で固体の熱可塑性ポリマー゛であるが、ここで第
二のポリマーは単に2〜10炭素原子を有する炭化水素
アルファ−オレフィンから誘導したホモポリマー又はコ
ポリマーではないことを要する。好適実施態様において
は、第二のポリマーは A、 (i)  ホモポリマーは02〜C4〜C10ア
ルファ−オレフィンのホモポリマーではなく且つ(ii
)コポリマーはC2〜C10アルファ−オレフィンでは
ない少なくとも1種のモノマーを有していることを条件
とする不飽和炭化水素のホモポリマー及びコポリマー; B0式R−CH=CH2、ここでRは水素及び1〜8炭
素原子を有するアルキル基から成るn類から選択した基
である、を有するアルファ−オレフィンの3〜8炭素原
子を有するアルファ、ベーターエチレン性不飽和酸及び
そのエステル並びに無水物、それらの部分はポリマー鎖
中にランダムに又はランダムでなく分布し丘つコポリマ
ーの重量で0.5〜50%であり、何らかの他の共重合
せしめるモノマーはモノエチレン性不飽和である、との
コポリマー; C,(B)のコポリマーから誘導したアイオノマーポリ
マー; D、エチレン又はエチレンと03〜C、アルファ−オレ
フィンから誘導した予め形成せしめた骨格上に重量で0
.1〜5パーセントの3〜8炭素原子を有するアルファ
ーベータ不飽和カルボン酸又は不飽和カルボン酸無水物
をグラフトさせることによって取得したグラフトポリマ
ー、ここでポリオレフィン骨格中の何らかの他の任意的
に共重合せしめるモノマー成分はモノ−エチレン性不飽
和である; E 、 R/−CH=CH−R/、ここでR′はH,C
l及びFから成るグループから、選択し、但し少なくと
も1個のR′はH以外のものである、のホモポリマー、
エチレンのR/ −CH=CH−R/とのコポリマー及
びC1〜C10炭化水素アルファ−オレフィンの塩素化
ホモポリマー及びコポリマー;F、飽和ポリアミド及び
ポリエステル;0.3〜8炭素原子を有する脂肪族カル
ボン酸のビニルエステル、エチレンとかかるエステルの
コ4リマー、及びその部分的に鹸化したポリマー;及び H、アルファ−オレフィンの全部又は一部がスチレンに
より又はアルキル基が1又は2炭素原子ヲ有して゛いる
アルキルスチレンによって置き換えてある(B)中に記
したようなコポリマーから成るグループから選択する。
特に好適な実施形態においては、ポリマーは(i)  
エチレン/プロピレンエラストマー、特にEPDM2’
ムとして公知のかかるニジストマー、たとえばノルデル
(商品名)エラストマー;(ii)  ポリスチレン、
たとえばポリサー(商品名)ポリスチレン; (iii)  ブロックコポリマー例えばスチレン/ブ
タ。
ジエン/スチレンコポリマー、たとえばクレイトン(商
品名)ニジストマー; (IV)  エチレン/アクリル酸又はエチレン/メタ
クリル酸コポリマー、たとえばヌクレル(商品名)コポ
リマー; (V)  エチレン/酢酸ビニルコIリマー、たトエば
エルパックス(商品名)コポリマー;及び(VD  エ
チレン/アクリル酸又はエチレン/メタクリル酸コポリ
マーから由来するアイオノマーポリマー、たとえばサー
ジ/(商品名)アイオノマから成るグループから選択す
る。
第二のポリマーは常態で固体のポリマーであり且つしば
しば固体ワックスと呼ばれる材料を包含するが常温常圧
に)いて液体である材料は包含しない。本発明のブレン
ド物は物理的な混合物であり、それ故、室温においてそ
れぞれの成分への物理的な分離が可能である。
第二のポリマーは、溶融状態にあるときに、溶融状態に
あるポリエチレンよシも低い剪断粘度、特にポリエチレ
ンの剪断粘度の50チよりも大きくない剪断粘度を有し
ている。第二のポリマーの剪断粘度はポリエチレンの剪
断粘度の約50−以下、特に5〜15チであることが好
ましい。本明細書中で用いる場合の剪断粘度は200℃
の温度ニオイて400秒−1の剪断速度において測定す
る。
第二のポリマーは、架橋剤及び変性剤、ならびにそれら
の混合物から成るグループから選択した反応性添加剤を
含有する。本明細書中で用いるときの“反応性添加剤ゝ
という表現は、ポリエチレンが溶融状態にある温度にお
いて化学的反応を受ける添加剤を意味する。しかしなが
ら、化学反応の速度は溶融ポリエチレンの温度が実質的
にポリエチレンの融点よシも高い限りは重要ではない。
たとえば、ポリエチレンに対する架橋剤は通常は、架橋
反応がポリマーの融点よりも高い温度、たとえば通常の
溶融加工温度において又はその近くで生じるように選択
する。反応温度は、ポリマーと反応性添加剤の間の広範
囲の反応が生じる前にポリマーとその反応性添加剤の適
切な混合を達成ることができるようなものであることが
好ましい。
架橋剤の半減期は一般にある温度範凹にわたって公知で
あり、意図する最終使用に対して適する架橋剤の選択に
おける助けとしてそれを用いることができる。反応性添
加剤は2種以上の化合物又は化学種であってもよく、ま
たその場合には、第二のポリマーの組成物の一部分は1
種の反応性添加剤や含有することができ且つ第二のポリ
マー組成物の他、の部分は第二の反応性添加剤を含有す
ることができるということを了解すべきである。さらに
また、反応性添加剤が1種よシも多くの化合物又は化学
種であるときは、かかる反応性添加剤のそれぞれが溶融
状態にあるポリエチレンと反応することができ且つ/又
はかかる反応性添加剤の一方がかかる反応性添加剤の他
方と反応することができるということを了解すべきであ
暮。
反応性添加剤が架橋剤、たとえば有機過酸化物、である
場合には、第一のポリエチレンが有機過酸化物を含有し
ていてもよいが、通常はそうでは々い。しかしながら、
ある情況下にはポリエチレン中に架橋剤配合物の一部分
を混入することが望ましいこともある。たとえば、前記
ホワイトの文献に記しているように、架橋可能な組成物
が有機過酸化物と共加硫剤の両者を包含すべき場合には
、共加硫剤をポリエチレンと混合し且つ有機過酸化物を
第二のポリマーと混合することが有利であることがある
。このようなポリエチレン中への共加硫剤の混入は均一
な製品の製造を助けるものと思われる、倒れにしても、
ポリエチレンは酸化防止剤及びその他の安定剤、顔料な
どを包含する、ポリエチレン中に混入させることが公知
の非反応性添加剤を含有することが多いが、ポリエチレ
ンにおいて有用ないわゆる非反応性添加剤の一部はポリ
エチレンにおいて有用な架橋剤又はその他の反応性添加
剤に対して悪影響を有することがあり、そのようなもの
はかかる架橋剤又はその他の反応性添加剤と組み合わせ
て使用することは適当ではないということを了解すべき
である。
架橋剤を含有するブレンド物に対する好適な架橋剤は有
機過酸化物、特にビス(t−アルキルペルオキシアルキ
ル)ベンゼン、ジクミルペルオキシド又はアセチレン性
ジペルオキシ化合物である。
t−ブチルヒドロペルオキシド及びジ−t−ブチルペル
オキシドを包含するその他の有機過酸化物は、この分野
の専門家には公知である。2.5−ジメチル−2,5−
ビス(t−ブチルペルオキシイソプロぜル)ベンゼンは
好適な有機過酸化物であって、ハーキュレスインニーボ
レーテツドからパルカップの商標下に市販されている。
あるいはまた、架橋剤は2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3であってもよく
、これはペンタォルトコーポレーションのルシドール支
社から商品名ルノ9−ゾル130下に市販されている。
一実施態様においては、第二のポリマーの組成物は、ポ
リマーを本明細書中に定義するものとすることを除けば
、ホワイトの前記の文献中に開示された組成物と同様な
ものとすることができる。第二のポリマー中の架橋剤の
量は広い範囲にわたって変えることができるけれども、
第二のポリマー中に高濃度の架橋剤を含有させ、次いで
少量のみの第二のポリマーをポリエチレンと混合するこ
とは好ましく表いものと思われる。
その場合には、第二のポリマー中の比較的高濃度の架橋
剤を均一に4リエチレン中に混合することに問題が起る
ものと思われる。架橋剤が有機過酸化物である場合には
、第二のポリマー中には重量で4チ未満、好ましくは重
量で0.05〜LOチの過酸化物を存在させることが好
適である。
前記のようeこ、共加硫剤をHe +7エチレン又は第
二のポリマー中に、すなわち、架橋剤とは別個に又は架
橋剤と混合して、混入することができる。
共加硫剤の例はトリアリルシアヌレート、トリアリルイ
ンシアヌレート及び1,2−ポリプタジエ/である。反
応性添加剤は変性剤であってもよく、それは単独で用い
てもよいが、通常は開始剤と組み合わせて使用する。変
性剤の例は不飽和有機酸及びその誘導体、たとえば、ア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、クロトン酸、無水マレイン酸、架橋性シラン化
合物、たとえばビニルトリメトキクシーラン、ビニルト
リエトキシシラ/、ビニルトリス(2−メトキシエトキ
シ)シラン、ビニルメチルジメトキシシラン、三酸化硫
黄−トリメチル7ラン、及び溶融ポリエチレンと反応す
ることができるその他の化合物を包含する。変性剤は開
始剤、特に架橋剤、たとえば有機過酸化物と組み合わせ
て使用することが普通である。ある種の変性剤において
は、その他の開始剤が知られており、たとえば、無水マ
レイン酸に対してはスチレンが開始剤として作用する。
変性剤と開始剤はその組成物として第二のポリマーと別
々に混合するとよい。ちる穐の加工条件下には、実質的
な開始剤の添加なしでポリエチレンと反応することもあ
る。たとえば、無7にマレイン酸とポリエチレンは少な
くとも約375℃の温度において熱的に反応することが
知られている。
ブレンド物中のポリエチレンは安定剤、たとえば酸化防
止剤又は紫外安定剤を含有することができる。酸化防止
剤の例はヒンダードフェノール系の酸化防止剤、たとえ
ばオクタデシル−3,5−ジーt−ブチル−4−ヒドロ
キシシンナメート及びテトラキス−メチレン−a−(a
′、s/−ジーを一ブチルー4−ヒドロキシフェニル)
タロピオネートメタンである。ヒンダードフェノール系
の酸化防止剤はホスファイト酸化防止剤、たとえば、ジ
(ステアリル)−ペンタエリトリ) −/I/ジホスフ
ァイト、トリスジ−t−ブチルフェニルホスファイト、
ジラウリルチオジグロピオネート及びビス(2,4−t
−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールホスファイト
と組み合わせて使用することができる。□紫外安定剤の
例は2−ヒドロキ7−4−%−オクトキシベンゾフェノ
ン、2−(3’−t−7’fルー2′−ヒドロキシ−5
′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール
及びビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ビペ
リニジル)セパケートである。その上に、ブレンド物中
のポリエチレンは滑剤、ブロッキング防止剤、静電防止
剤、離型剤、核形成剤又はその他の加工助剤などを含有
することができる。滑剤の例はユルカミド及びステアラ
ミドであシ、静電防止剤の例はビス(ヒドロキシエチル
)タローアミン及びグリセリンモノオレエートでアシ、
ブロッキング防止剤の例はシリカ及び雲母であり且つ離
凰剤の例はステアリン酸カルシウム及びステアリン酸亜
鉛である。核形成剤又はその他の加工助剤の例はタルク
、シリカなどである。
前記のように、安定剤又はその他のいわゆる非反応性添
加剤は架橋剤及びその他の反応性添加剤に対して悪影響
を及ぼすおそれがちシ、そのために、この分野の熟達者
には明らかなように、これらの添加剤のある種の組み合
わせは使用しないことが好ましい。
、41Jエチレンの第二のポリマーに対する比は広い範
囲にわたって、特に約10:1乃至約400:1、殊に
約50=1乃至約100:1にわたって変えることがで
きる。選択する比率は、ブレンド物中に混入する反応性
添加剤(又は付加的な反応性添加剤)の量、反応性添加
剤の種類、均一製品に対する必要度、生成るブレンド物
に対して施すべき加工の方式及び使用する装置の混合能
力などを包含する種々の要因に依存する。装置の混合能
力に関しては、2軸押比機のほうが一軸押出機よシも効
果的である。
本発明のブレンド物中の反応性添加剤の量は、特に、反
応性添加剤の種類及びそのブレンド物について意図する
最終用途に依存する。かくして、その量は、種々の要因
に依存して、ブレンド物中で100万部当り(ppm1
数部から重量で1・奢−セント以上に至るまで変えるこ
とができる。このような量はこの分野の専門家には自明
のことであろう。
反応性添加剤が架橋剤である場合には、ポリエテレ/及
び第二のポリマーを、ブレンド物中の架橋剤の量がブレ
ンド物の重量で約25ppm乃至約toooppmの範
囲となるように、選択し且つ混合すればよい。ブレンド
物中の架橋剤の量は主としてブレンド物に対して意図す
る最終用途に依存する。高度に架橋した製品の製造を目
的とするブレンド物は比較的高率の架橋剤を含有する。
それに対して、ブレンド物中に少量の架橋剤を存在せし
めることによって生じる一製品の部分的に過ぎない架橋
を達成ることができる。
ポリエチレン及び第二の4リマ一〇粒子は便宜の形態及
び大きさとすることができ、たとえば、粒状、粉末状又
はイレット状などとすることができる。このような形態
はポリエチレン及びポリマーの市販の形態であシ且つ/
又は公知の方法、たとえば磨砕、溶融ペレット化などに
よって取得することかできる。しかしながら、ポリエチ
レンの粒子は第二のポリマーの組成物の粒子と実質的に
同じ大きさのものであることが好ましい。雨粒子の間の
大きさの相違が大きくなるにつれて、ブレンド物の貯蔵
、輸送又はその他の取扱いの間に両種の粒子が相互に分
離するようになる傾向が増大するが、このような相違は
、ブレンド物をその調製の直後に押出機に供給するとき
には、あまシ大きな問題はない。
第二のポリマーの組成物はポリマー中に添加剤を混入す
るために公知の方法によって製造することができる。そ
のような方法は溶融混合、コーティング及び押出し、並
びに溶融したポリマー中への添加剤の注入を包含する。
反応性添加剤が変性剤又は特に架橋剤である場合には、
反応性添加剤は、この分野において公知であるように、
ポリマーとの早期の反応が生じないような具合にしてポ
リマー中に混入しなければならない。
本発明のブレンド物は、特に融通性のある経済的な仕方
で、ポリエチレン中に反応性添加剤を混入するために、
使用することができる。それによって得られるブレンド
物は、ポリエチレンに対して公知であるような、広い範
囲の末端使用において使用することができる。このよう
な使用は吹込み成形方法、フィルム及び・セイプ押出し
方法、シート熱成形方法及び回転成形方法を包含する。
これらの方法において使用する装置を本明細書中では溶
融加工装置と記す。特に好適な実施態様においては、ブ
レンド物を吹込み成形方法におけるフィルムの製造に対
して使用する。ブレンド物のこのような使用は受容しう
る品質のフィルムの生産速度の実質的な増大をもたらす
ことができる。しかしながら、装置、yplJマー組成
物及び加工条件のどのような特定の組み合わせに対して
も、架橋剤についての最適濃度が存在し、それよシも高
濃度ではフィルム生産速度の増大がフィルムの品質に悪
影響を及ぼすおそれがある。
本発明を以下の実施例によって例証する。
実施例1 一連の実験において、ポリマーのベレットを2500p
pmのル・ンーゾル130有機過酸化物架橋剤によって
被覆した。かくして得た被覆したペレットを、2チの濃
度で、スフレア1374 yIPリエチレ/、すなわち
0.93011 / crn”の密度と1、 Od I
 7分のメルトインデックスを有するエチレン/オクテ
ン−1共重合体と物理的に混合して)本発明のブレンド
物を得た。かくして得たブレンド物を吹込みフィルムプ
ロセスの押出機に供給した。この単軸押出機は入手可能
なもつとも効率的な混合スクリューを備えていた。吹込
みフィルムプロセスを205〜210℃の溶融温度で操
作した。
取得したフィルムの品質について検査した。その結果を
第1光に示す。フィルムの均一性は第二のポリマーの剪
断粘度がスフレア11フ4yNリエチレ/の剪断粘度の
50チよりも大きく且つ/又は第二の4リマーの融点が
185℃を越える場合は不良であることが認められた。
比較的効率の低い混合スクリューにおいては、第二の4
リマーの粘度はいっそう大きな問題となる。
実施例2 実施例1の手段を使用して、ポリマーのペレットf25
00ppmのル/4’−ゾル130有機過酸化物架橋剤
と2590ppmのトリアリルイソシアヌレートで被覆
した。ポリマーはヌクシルエチレン/メタクリル酸であ
った。被覆したペレットをスフレア13J4ポリエチレ
ン、すなわち、0、93017 cm”の密度とt、o
dgZ分のメルトインデックスを有するエチレン/オク
テ/−1のコ4リマーであった。このようにして得たブ
レンド物を吹込みフィルムプロセスにおいてフィルムと
して押出した。その結果を第2表に示す。
」   」 轡   六 ! ロ    ロ     ロ       Oロ    
  1閏 $ 麻 1    坦 計 トao      ■       〇   −* 実
+I!It2〜4及び8に対しては、粘度は200℃、
400ラジアン/秒で測定した動的粘度である。ポリエ
チレンに対する粘度は9000ポアズであった。実験1
1に対しては粘度は220℃で測定した;ポリエチレン
の粘度は8000ポアズであった。
実験6に対しては、粘度はブルックフィールドサーモセ
ル(商品名)により190℃で測定した。
実験5,7及び8に対しては、粘度は毛細管によ、9.
200℃、400秒−1で測定した。ポリエチレンに対
する粘度は6000ポアズであった。
実験10に対しては、粘度は220℃で測定した;ポリ
エチレンの粘度は5300ポアズであった。
** 溶融強さ値は無次元であって、標準的な・セリソ
ン重量が190℃のダイからたれ下る時間に基づいてい
る。
実験1・・・対照試料はスフレア13J4ポリエチレン
であった。
実験2・・・5BS=スチレン/ブタジエン/スチレン
コポリマ一二クレイトン D3202エラストマー、シ
ェルカナダケミカル社製品、密度LOOOI/cIIL
’sメルトインデック、′、14.0C7g/分。
実験3・・・FVA=エチレン/酢酸ビ酢酸ビニルコー
リマーパックス 350、E、1.fユ−ンドニーモア
ズエンドカンAニーfi品、密度0.9481/α3、
メルトインデックス19.0d、!il/分。
実験4・・・ポリスチレン=ポリサー*220、ポリサ
ーリミテッド製品、密度1.041 / cxr*”、
メルトインデックス(ASTM  D−1238条件G
)tc+、od!i/分。
実験5・・・アイオノマー−エチレン/メタクリル酸ア
イオノマー、サーリン −9970,E、1.デュポン
ドニーモアズエンドカンパニー製品、密度0、9511
 /CIL” 、メルトインデックス14. Od 9
7分。
実験6・・・マレイン化PP=マレイン化ポリプロピレ
ン;エポン/ 43、イーストマンケミカルプロダクツ
社製品、密度0.9341部cm3、メルトインデック
ス>2ooodfi1分。
本商品名 実験7・・・E/MA=エチレン/9チのメタクリル酸
を含有するメタクリル酸コポリマー;密度0.934 
i/crn” % メルトイン−7’ツクスt o、o
dg/分。
実験8・・・EPDM=エチレン/プロピレン/ジエン
エラストマー;エチレン64%、7’ロビレン32%、
1.4−ヘキサジエン4チのターポリマー2部と密度α
96g/cIL3、メルトインデックス18dIi/分
のポリエチレン1部のブレンド物、密度0.88〜0.
894g/信3、メルトフローインデックス(230°
C)0.4〜1. s d ti 7分。
実験9・・・CPE=PE化ポリエチレン;CPE36
23、ダウケミカル社製品、密度1.16 F/ Cr
1L ’。
実験10・・、EVOE=エチレン/ビニルアルコール
共重合体:ソーアノール ZL、日本合成、大阪、メル
トフローインデックス=20 dl1分(220℃)。
実験11・・・エラストマー=ポリエステルエラストマ
ー;ブチレンテレフタレート短鎖エステル単位60チと
ポリテトラメチレンエーテル(分子、41000 )テ
レフタレート長鎖エステル単位40%のブロックコポリ
マー、メルトフローインデック、<=20dl1分(2
20’C)。
*A・・・エテレ/とメタクリル酸10チ及びアクリル
酸イノブチル10%のターポリマー、密度0、94 J
i’ / cyt”及びメルトインデックス35dll
Z分。
B・・・エチレンとメタクリル酸15%のコポリマー、
密度0.97g/cm”及びメルトインデックス21d
g/分。
C・・・エチレンとメタクリル酸9チのコポリマー、密
度α9341/crn”及びメルトインデックスxod
i1分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主要部分としてのポリオレフィンの粒子と少量部分
    としての第二のポリマーの組成物の粒子を含んで成り、
    ここでポリオレフィンは2〜10炭素原子を有する炭化
    水素アルファ−オレフィンのホモポリマー及びコポリマ
    ー並びにそれらの混合物から成るグループから選択し、
    該第二のポリマーは185℃未満の融点及び200℃の
    温度と400秒^−^1の剪断速度で測定するときに該
    ポリオレフィンの剪断粘度の50%よりも大きくない剪
    断粘度を有する常態で固体の熱可塑性ポリマーであり但
    し該第二のポリマーは単に2〜10炭素原子のを有する
    炭化水素アルファ−オレフィンから誘導したホモポリマ
    ー又はコポリマーではないことを要し、該組成物は第二
    のポリマーと架橋剤及び変性剤、並びにそれらの混合物
    から成るグループから選択した反応性添加剤であり、該
    反応性添加剤は溶融状態において該ポリオレフィンと反
    応することができる、物理的混合物の状態にある、ブレ
    ンド物。 2、第二のポリマーは; A、(i)ホモポリマーはC_2〜C_1_0アルファ
    −オレフィンのホモポリマーではなく且つ(ii)コポ
    リマーはC_2〜C_1_0アルファ−オレフィンでは
    ない少なくとも1種のモノマーを有することを条件とす
    る不飽和炭化水素の該ホモポリマー及び該コポリマー; B、式R−CH=CH_2、ここでRは水素及び1〜8
    炭素原子を有するアルキル基から成る部類から選択する
    基である、を有するアルファ−オレフィンと3〜8炭素
    原子を有するアルファ、ベーターエチレン性不飽和酸、
    そのエステル及び無水物、それらの部分はポリマー鎖中
    にランダムで又はランダムでなく分布し且つコポリマー
    の重量で0.5〜50%であり、何らかの他の共重合さ
    せるモノマーはモノエチレン性不飽和である、とのコポ
    リマー; C、(B)のコポリマーから誘導したアイオノマーポリ
    マー; D、エチレン又はエチレン及びC_3〜C_8アルフア
    −オレフィンから誘導した予め形成せしめた骨格上に重
    量で0.1〜5パーセントの3〜8炭素原子を有するア
    ルファ−ベーター不飽和カルボン酸又は不飽和カルボン
    酸無水物をグラフトさせることによって取得したグラフ
    トコポリマー、このポリオレフィン骨格中で何らかの他
    の任意的に共重合させるモノマー成分はモノエチレン性
    不飽和である; E、R′−CH=CH−R′、ここで各R′は独立的に
    H、Cl及びFから成るグループから選択し、但し少な
    くとも1個のR′はH以外のものであることを要する、
    のホモポリマー、エチレンとR′−CH=CH−R′と
    のコポリマー及びC_2〜C_1_0炭化水素アルファ
    −オレフィンの塩素化ホモポリマー及び、コポリマー; F、飽和ポリアミド及びポリエステル; G、3〜8炭素原子を有する脂肪族カルボン酸のビニル
    エステルのホモポリマー、エチレンとかかるエステルの
    コポリマー、及びそれらの部分的に鹸化したポリマー;
    及び H、アルファ−オレフィンの全部又は一部がスチレンに
    より又はアルキル基が1又は2個の炭素原子を有してい
    るアルキルスチレンによって置き換えてある(B)のコ
    ポリマー から成るグループから選択する、特許請求の範囲第1項
    記載のブレンド物。 3、第二のポリマーの剪断粘度のポリオレフィンの剪断
    粘度の約30%よりも大きくない、特許請求の範囲第1
    又は2項記載のブレンド物。 4、第二のポリマーの剪断粘度はポリオレフィンの剪断
    粘度の5〜15%である、特許請求の範囲第1又は2項
    記載のブレンド物。 5、ポリオレフィンはエチレンのホモポリマー及びエチ
    レンと少なくとも1種のC_4〜C_1_0高級アルフ
    ァ−オレフィンのコポリマー及びそれらの混合物から成
    るグループから選択する、特許請求の範囲第1〜4項記
    載のブレンド物。 6、反応性添加剤は架橋剤である、特許請求の範囲第1
    〜5項記載のブレンド物。 7、反応性添加剤は変性剤である、特許請求の範囲第1
    〜5項記載のブレンド物。 8、ポリエチレンの第二のポリマーに対する比は10:
    1乃至100:1の範囲である第1〜7項記載のブレン
    ド物。 9、ポリエチレンの第二のポリマーに対する比は50:
    1乃至100:1の範囲である、特許請求の範囲第1〜
    7項記載のブレンド物。 10、第二のポリマーはポリマー(A)である、特許請
    求の範囲第1〜9項記載のブレンド物。 11、第二のポリマーは(B)のポリマーである、特許
    請求の範囲第1〜9項記載のブレンド物。 12、第二のポリマーは(C)のポリマーである、特許
    請求の範囲第1〜9項記載のブレンド物。 13、第二のポリマーは(D)のポリマーである、特許
    請求の範囲第1〜9項記載のブレンド物。 14、第二のポリマーは(E)のポリマーである、特許
    請求の範囲第1〜9項記載のブレンド物。 15、第二のポリマーは(F)のポリマーである、特許
    請求の範囲第1〜9項記載のブレンド物。 16、第二のポリマーは(G)のポリマーである、特許
    請求の範囲第1〜9項記載のブレンド物。 17、第二のポリマーは(H)のポリマーである、特許
    請求の範囲第1〜9項記載のブレンド物。 18、主要部分としてのポリオレフィンの粒子と少量部
    分としての第二のポリマーの組成物の粒子を含んで成る
    、物理的混合物の状態にある、ブレンド物を溶融加工装
    置に供給し、該ポリオレフィンは2〜10炭素原子を有
    する炭化水素アルファ−オレフィン類のホモポリマー及
    びコポリマー、並びにそれらの混合物から成るグループ
    から選択し、該第二のポリマーは185℃未満の融点及
    び200℃における温度と400秒^−^1の剪断速度
    で測定するときに該ポリオレフィンの50%よりも大き
    くない剪断粘度を有する常態で固体の熱可塑性ポリマー
    であり但し該第二のポリマーは単に2〜10炭素原子を
    有する炭化水素アルファ−オレフィンから誘導したホモ
    ポリマー又はコポリマーでないことを要し、該組成物は
    第二のポリマーと架橋剤及び変性剤、ならびにそれらの
    混合物から成るグループから選択した反応性添加剤の組
    成物であり、該ブレンド物を溶融し且つ混合し且つかく
    して得たブレンド物から製品を形成せしめることを含ん
    で成る、ポリオレフィン及び溶融状態にあるポリオレフ
    ィンと反応することができる反応性添加剤からの製品の
    製造方法。 19、第二のポリマーは: A、(i)ホモポリマーはC_2〜C_1_0アルファ
    −オレフィンのホモポリマーではなく且つ(ii)コポ
    リマーはC_2〜C_1_0アルファ−オレフィンでは
    ない少なくとも1種のモノマーを有していることを条件
    とする不飽和炭化水素の該ホモポリマー及びコポリマー
    ; B、式R−CH=CH_2、ここでRは水素及び1〜8
    炭素原子を有するアルキル基から成る部類から選択する
    基である、を有するアルファ−オレフィンと3〜8炭素
    原子を有するアルファ、ベーターエチレン性不飽和酸、
    及びそのエステル並びに無水物、それらの部分はポリマ
    ー鎖中にランダムまたはランダムでなく分布し且つコポ
    リマーの重量で0.5〜50%であり、何らかの他の共
    重合させるモノマーはモノエチレン性不飽和である、と
    のコポリマー; C、(B)のコポリマーから誘導したアイオノマーポリ
    マー; D、エチレン又はエチレン及びC_3〜C_8アルファ
    −オレフィンから誘導した予め形成せしめた骨格上に重
    量で0.1〜5パーセントの3〜8炭素原子を有するア
    ルファ−ベーター不飽和カルボン酸又は不飽和カルボン
    酸無水物をグラフトさせることによって取得したグラフ
    トコポリマー、このポリオレフィン骨格中で何らかの他
    の任意的に共重合させるモノマー成分はモノエチレン性
    不飽和である; E、R′−CH=CH−R′、ここで各R′は独立的に
    H、Cl及びFから成るグループから選択し、但し少な
    くとも1個のR′はH以外のものであることを要する、
    のホモポリマー、エチレンとR′−CH=CH−R′と
    のコポリマー及びC_2〜C_1_0炭化水素アルファ
    −オレフィンの塩素化ホモポリマー及び、コポリマー; F、飽和ポリアミド及びポリエステル; G、3〜8炭素原子を有する脂肪族カルボン酸のビニル
    エステルのホモポリマー、エチレンとかかるエステルと
    のコポリマー、及びそれらの部分的に鹸化したポリマー
    ;及び H、アルファ−オレフィンの全部又は一部がスチレンに
    より又はアルキル基が1又は2炭素原子を有しているア
    ルキルスチレンによって置き換えてある(B)のコポリ
    マー から成るグループから選択する、特許請求の範囲第18
    項記載の方法。 20、第二のポリマーの剪 断粘度はポリオレフィンの剪断粘度の約30%よりも大
    きくない、特許請求の範囲第18又は19項記載の方法
    。 21、第二のポリマーの剪断粘度はポリオレフィンの剪
    断粘度の5〜15%である、特許請求の範囲第18又は
    19項記載の方法。 22、第一のポリオレフィンはエチレンのホモポリマー
    及びエチレンと少なくとも1種のC_4〜C_1_0高
    級アルファ−オレフィンのコポリマー、及びそれらの混
    合物から成るグループから選択するポリエチレンである
    、特許請求の範囲第18〜21項記載の方法。 23、反応性添加剤は架橋剤である、特許請求の範囲第
    18〜22項記載の方法。 24、反応性添加剤は変性剤である、特許請求の範囲第
    18〜22項記載の方法。 25、ポリエチレンの第二のポリマーに対する比は10
    :1乃至100:1の範囲にある、特許請求の範囲第1
    8〜24項記載の方法。 26、ポリエチレンの第二のポリマーに対する比は50
    :1乃至100:1の範囲である、特許請求の範囲第1
    8〜24項記載の方法。 27、第二のポリマーはポリマー(A)である、特許請
    求の範囲第18〜26項記載の方法。 28、第二のポリマーは(B)のポリマーである、特許
    請求の範囲第18〜26項記載の方法。 29、第二のポリマーは(C)のポリマーである、特許
    請求の範囲第18〜26項記載の方法。 30、第二のポリマーは(D)のポリマーである、特許
    請求の範囲第18〜26項記載の方法。 31、第二のポリマーは(E)のポリマーである、特許
    請求の範囲第18〜26項記載の方法。 32、第二のポリマーは(F)のポリマーである、特許
    請求の範囲第18〜26項記載の方法。 33、第二のポリマーは(G)のポリマーである、特許
    請求の範囲第18〜26項記載の方法。 34、第二のポリマーは(H)のポリマーである、特許
    請求の範囲第18〜26項記載の方法。 35、ポリオレフィンの押出しの速度は反応性添加剤の
    不在における同一のポリオレフィンの押出しに対する速
    度よりも大である、特許請求の範囲第18〜34項記載
    の方法。 36、方法は吹込みフィルムプロセスである、特許請求
    の範囲第35項記載の方法。
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