JPS6164517A - 車両用サスペンシヨン装置 - Google Patents
車両用サスペンシヨン装置Info
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- JPS6164517A JPS6164517A JP59187152A JP18715284A JPS6164517A JP S6164517 A JPS6164517 A JP S6164517A JP 59187152 A JP59187152 A JP 59187152A JP 18715284 A JP18715284 A JP 18715284A JP S6164517 A JPS6164517 A JP S6164517A
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- damping force
- control
- vehicle
- vehicle speed
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
- B60G17/016—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input
- B60G17/0165—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input to an external condition, e.g. rough road surface, side wind
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、悪路走行時にお+)るサスペンション装置
の減衰力、バネ定数等を制御ずろための制御装置に関す
る。
の減衰力、バネ定数等を制御ずろための制御装置に関す
る。
従来の車両用サスペンション制御ull 装置として(
,1、例えば特開昭58−30542号公報に開示され
ているものがある。
,1、例えば特開昭58−30542号公報に開示され
ているものがある。
このものは、油圧式ショックアブソーバに絹み込まれ該
ショックアブソーバの減衰力を変化するために通流断面
積を調整可能な可変オリフィスと、前記可変オリフィス
の1lli流断面積を変化さ・υるためにショックアブ
ソーバに1.11の込まれたソレノイドと、車両の車高
値を電気的に検出する車高センサト、車高センサの検出
信号に基づいて前記ソレノイドへ励磁電流を(j(給し
て可変オリフィスのjmm流面面積小さくする制御回路
と、を含め、所定の車高条件にてショックアブソーバの
減衰力を大きくすることを特徴とし、これにより悪路走
行時における車両の乗心地或いは操縦安定性を向−1−
させるようにしたものである。
ショックアブソーバの減衰力を変化するために通流断面
積を調整可能な可変オリフィスと、前記可変オリフィス
の1lli流断面積を変化さ・υるためにショックアブ
ソーバに1.11の込まれたソレノイドと、車両の車高
値を電気的に検出する車高センサト、車高センサの検出
信号に基づいて前記ソレノイドへ励磁電流を(j(給し
て可変オリフィスのjmm流面面積小さくする制御回路
と、を含め、所定の車高条件にてショックアブソーバの
減衰力を大きくすることを特徴とし、これにより悪路走
行時における車両の乗心地或いは操縦安定性を向−1−
させるようにしたものである。
しかしながら−、上記従来の車両用サスペンション装置
にあっては、悪路判断を行う判断レベル又は減衰力、ハ
ネ定数等の制御量が悪路走行時の車速を考慮せず、一定
値となっていたため、悪路走行時のサスペンションの固
さの制御の理想である極低速では、車体があおられる惑
じを抑えるために固める方向に制御し、中低速では乗心
地重視で柔らかくし、高速ではバネ下のハタつきによる
接地性の低下を防くために固めるというきめこまかな制
御が行えないという問題点があった。
にあっては、悪路判断を行う判断レベル又は減衰力、ハ
ネ定数等の制御量が悪路走行時の車速を考慮せず、一定
値となっていたため、悪路走行時のサスペンションの固
さの制御の理想である極低速では、車体があおられる惑
じを抑えるために固める方向に制御し、中低速では乗心
地重視で柔らかくし、高速ではバネ下のハタつきによる
接地性の低下を防くために固めるというきめこまかな制
御が行えないという問題点があった。
上記問題点を解決するために、この発明は、第1図の基
本構成図に示すように、制御信号の入力により、減衰力
又はバネ定数を変化可能な制御特性可変機構を有するサ
スペンション装置と、路面形状の変化より悪路を判定す
る悪路判定手段と、該悪路判定手段の判定結果に基づき
前記制御信号を出力する制御装置とを備え、前記悪路判
定手段の判定結果が悪路であるときに、前記減衰力又は
ハネ定数を高める車両用サスペンション装置において、
車速に応じた車速検出信号を出力する車速検出手段と、
該車速検出手段の車速検出信号に基づき所定車速領域で
は、前記制御特性可変機構の減衰力もしくはバネ定数の
設定値又は前記悪路判定手段の判定用設定値を変更する
制御値変更手段とを設けたことを特徴とする。
本構成図に示すように、制御信号の入力により、減衰力
又はバネ定数を変化可能な制御特性可変機構を有するサ
スペンション装置と、路面形状の変化より悪路を判定す
る悪路判定手段と、該悪路判定手段の判定結果に基づき
前記制御信号を出力する制御装置とを備え、前記悪路判
定手段の判定結果が悪路であるときに、前記減衰力又は
ハネ定数を高める車両用サスペンション装置において、
車速に応じた車速検出信号を出力する車速検出手段と、
該車速検出手段の車速検出信号に基づき所定車速領域で
は、前記制御特性可変機構の減衰力もしくはバネ定数の
設定値又は前記悪路判定手段の判定用設定値を変更する
制御値変更手段とを設けたことを特徴とする。
この発明は、車速検出手段からの車速検出信号に基づき
制御値変更手段で悪路判定手段の判定用設定値又はサス
ペンション装置の減衰力もしくはハネ定数の設定値を変
更して、悪路走行時の車速を考慮したサスペンション制
御を行うことによって、車速に応じたきめこまかなリー
スペンション制御を行うことができる。
制御値変更手段で悪路判定手段の判定用設定値又はサス
ペンション装置の減衰力もしくはハネ定数の設定値を変
更して、悪路走行時の車速を考慮したサスペンション制
御を行うことによって、車速に応じたきめこまかなリー
スペンション制御を行うことができる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図乃至第7図はこの発明の第1の実施例を示す図で
ある。
ある。
まず、構成について説明すると、第2図において、Ia
、lbは前輪、lc、Idは後輪、28〜2dはサスペ
ンション装置としての減衰力可変ショソクアブソーハで
あって、これら減衰力可変ショックアブソーバ28〜2
dが各車輪18〜1d及び車体3間に装着され、それら
の減衰力を切換制御することにより、車体3に伝達され
る路面状態に応じた振動成分を抑制する。
、lbは前輪、lc、Idは後輪、28〜2dはサスペ
ンション装置としての減衰力可変ショソクアブソーハで
あって、これら減衰力可変ショックアブソーバ28〜2
dが各車輪18〜1d及び車体3間に装着され、それら
の減衰力を切換制御することにより、車体3に伝達され
る路面状態に応じた振動成分を抑制する。
減衰力可変ショックアブソーバ2a〜2dの一例は、第
5図に示すように、ピストンロッド5の内筒8内の先端
にピストン9が装着されていると共に、このピストン9
を貫通して軸方向に延長する中心開口10が穿設され、
この中心開口10の上端部に制御特性可変機構としての
可変絞り11が形成されている。この可変絞り11は、
第6図tal及び(blに示す如く、上部位置に開口面
積の異なる3種の透孔12h 、 12m 、 1
2sを、等角間隔を保って同一水平面内に形成すると共
に、下部位置に同様に開口面積の異なる2種の透孔13
h。
5図に示すように、ピストンロッド5の内筒8内の先端
にピストン9が装着されていると共に、このピストン9
を貫通して軸方向に延長する中心開口10が穿設され、
この中心開口10の上端部に制御特性可変機構としての
可変絞り11が形成されている。この可変絞り11は、
第6図tal及び(blに示す如く、上部位置に開口面
積の異なる3種の透孔12h 、 12m 、 1
2sを、等角間隔を保って同一水平面内に形成すると共
に、下部位置に同様に開口面積の異なる2種の透孔13
h。
13mを、透孔12h、12mに対向して同一水平面内
に形成し、且つ中心開口14を形成した円筒体15と、
この円筒体15に内嵌され透孔12h〜12s及び13
h、13mに夫々対向する位置に1つの開口16.17
を有する遮蔽筒体18とから構成されている。而して、
遮蔽筒体18は、ピストンロッド5に内装された電動モ
ータ19の回転軸に連結されて回動駆動されると共に、
その開口16.17間位置に復帰スプリング20によっ
て下方に付勢された逆止弁21が配設されている。
に形成し、且つ中心開口14を形成した円筒体15と、
この円筒体15に内嵌され透孔12h〜12s及び13
h、13mに夫々対向する位置に1つの開口16.17
を有する遮蔽筒体18とから構成されている。而して、
遮蔽筒体18は、ピストンロッド5に内装された電動モ
ータ19の回転軸に連結されて回動駆動されると共に、
その開口16.17間位置に復帰スプリング20によっ
て下方に付勢された逆止弁21が配設されている。
また、電動モータ19は、後述する制御装置37の出力
回路33からの駆動電流により回転駆動され、その回転
位置が回転軸に取付けられたポテンショメータ等の回転
位置検出器22で検出され、その検出信号がフィードバ
ンク信号として制御装置31に供給される。
回路33からの駆動電流により回転駆動され、その回転
位置が回転軸に取付けられたポテンショメータ等の回転
位置検出器22で検出され、その検出信号がフィードバ
ンク信号として制御装置31に供給される。
さらに、ピストン9には、これにより画成した流体室A
及びB内の作動流体Cをim過させる比較的細孔でなる
伸び側オリフィス23及び縮め側オリフィス24が穿設
されている。
及びB内の作動流体Cをim過させる比較的細孔でなる
伸び側オリフィス23及び縮め側オリフィス24が穿設
されている。
したがって、遮蔽筒体18が第6図fat及びfblに
示す第1の回動位置R3にある状態では、遮蔽筒体の開
口16.17が夫々円筒体15の最大開口面積を有する
透孔12h及び13hに対向しているので、ピストンロ
ッド5が縮み方向に移動する場合には、流体室Bからの
作動流体Cが、中心開口IOを通じ、透孔12h及び1
3hを通じて流体室Aに流入すると共に、縮み側オリフ
ィス24を通じても流体室Aに流入し、このため、透孔
12h及び13hの開口面積が大きいので、流体抵抗が
比較的小さくなる。一方、ピストンロッド5が伸び側に
移動する場合には、逆止弁21により透孔12hからの
作動流体の流入が阻止されるので、透孔13h及び伸び
側オリフィス23を通じて作動流体Cが流体室Aから流
体室Bに流入し、結局、ピストンロッド5の伸び方向及
び縮み方向で減衰力に差を生じさせながら全体としてシ
ョックアブソーバの減衰力が最小減衰力Sに制御される
。
示す第1の回動位置R3にある状態では、遮蔽筒体の開
口16.17が夫々円筒体15の最大開口面積を有する
透孔12h及び13hに対向しているので、ピストンロ
ッド5が縮み方向に移動する場合には、流体室Bからの
作動流体Cが、中心開口IOを通じ、透孔12h及び1
3hを通じて流体室Aに流入すると共に、縮み側オリフ
ィス24を通じても流体室Aに流入し、このため、透孔
12h及び13hの開口面積が大きいので、流体抵抗が
比較的小さくなる。一方、ピストンロッド5が伸び側に
移動する場合には、逆止弁21により透孔12hからの
作動流体の流入が阻止されるので、透孔13h及び伸び
側オリフィス23を通じて作動流体Cが流体室Aから流
体室Bに流入し、結局、ピストンロッド5の伸び方向及
び縮み方向で減衰力に差を生じさせながら全体としてシ
ョックアブソーバの減衰力が最小減衰力Sに制御される
。
また、この状態から電動モータ19を駆動して遮蔽筒体
18を第2の回動位置RMに回動さ−Uると、この状態
では、遮蔽筒体18の開口16及び17が透孔12m及
び13mに対向することになり、その開口面積が中程度
であるので、前記の場合に比較して流体抵抗が増加して
ショックアブソーバの減衰力が中間減衰力Mに高められ
る。
18を第2の回動位置RMに回動さ−Uると、この状態
では、遮蔽筒体18の開口16及び17が透孔12m及
び13mに対向することになり、その開口面積が中程度
であるので、前記の場合に比較して流体抵抗が増加して
ショックアブソーバの減衰力が中間減衰力Mに高められ
る。
さらに、この状態から電動モータ19を駆動して遮蔽筒
体18を第3の回動位置R11に回動させると、この状
態では、遮蔽筒体18の開口16のみが最小の開口面積
を有する透孔12sに対向することになり、縮み側での
流体抵抗が最大となると共に、伸び側においては透孔1
2sがらの作動流体Cが逆止弁21によって阻止される
ので、流体室Aからの作動流体は、伸び側オリフィス2
3のみを通じて流体室Bに流入することになり、縮み側
及び伸び側における流体抵抗が最大となってショックア
ブソーバの減衰力が最大減衰力Hに高められる。
体18を第3の回動位置R11に回動させると、この状
態では、遮蔽筒体18の開口16のみが最小の開口面積
を有する透孔12sに対向することになり、縮み側での
流体抵抗が最大となると共に、伸び側においては透孔1
2sがらの作動流体Cが逆止弁21によって阻止される
ので、流体室Aからの作動流体は、伸び側オリフィス2
3のみを通じて流体室Bに流入することになり、縮み側
及び伸び側における流体抵抗が最大となってショックア
ブソーバの減衰力が最大減衰力Hに高められる。
また、車両には、第2図に示すように、エンジンに接続
された変速機(図示せず)の出力側回転数に応じた車速
検出信号DVを出力する車速検出器26と、路面状態に
応じた路面状態検出信号DRを出力する超音波距離測定
装置による構成の路面状態検出器27と、サスペンショ
ン制御を自動的に行うか手動で行うかを選択するオート
・マニュアル選択スイッチ28及びマニュアル操作時の
減衰力選択スイッチ29とが配設されている。
された変速機(図示せず)の出力側回転数に応じた車速
検出信号DVを出力する車速検出器26と、路面状態に
応じた路面状態検出信号DRを出力する超音波距離測定
装置による構成の路面状態検出器27と、サスペンショ
ン制御を自動的に行うか手動で行うかを選択するオート
・マニュアル選択スイッチ28及びマニュアル操作時の
減衰力選択スイッチ29とが配設されている。
路面状態検出器27は、第3図に示すように、後述する
制御装置31からの超音波発射指令信号が供給される発
振回路27aと、その発振出力に基づき超音波を路面側
に発射する超音波送波器27bと、この超音波送波器2
7bから発射した超音波が路面で反射した反射波を受信
する超音波受波器27cと、その受信信号を波形整形す
る波形整形回路27dとから構成されている。
制御装置31からの超音波発射指令信号が供給される発
振回路27aと、その発振出力に基づき超音波を路面側
に発射する超音波送波器27bと、この超音波送波器2
7bから発射した超音波が路面で反射した反射波を受信
する超音波受波器27cと、その受信信号を波形整形す
る波形整形回路27dとから構成されている。
そして、各検出器26及び27の検出信号と、オート・
マニュアル切換スイッチ28及び減衰力選択スイッチ2
9のスイッチ信号とが制御袋W31に供給される。
マニュアル切換スイッチ28及び減衰力選択スイッチ2
9のスイッチ信号とが制御袋W31に供給される。
制御装置31は、第3図に示すように、マイクロコンピ
ュータ32と、その出力側に接続された出力回路33と
から構成されている。
ュータ32と、その出力側に接続された出力回路33と
から構成されている。
マイクロコンピュータ32は、インタフェース回路32
aと、演算処理装置32bと、記↑a装置32cとを少
なくとも有し、各検出器26及び27の検出信号及びス
イッチ28及び29のスイッチ信号をインタフェース回
路32aを介して読み込み、これらに応じて演算処理装
置32bで記憶装置32cに予め記憶された処理プログ
ラムに従って所定のWJ算処理を実行して悪路走行時に
おけ゛ るサスペンションの制御特性を操縦者の感覚に
適合するように制御する制御信号CSを出力回路33F
及び33Rに出力する。
aと、演算処理装置32bと、記↑a装置32cとを少
なくとも有し、各検出器26及び27の検出信号及びス
イッチ28及び29のスイッチ信号をインタフェース回
路32aを介して読み込み、これらに応じて演算処理装
置32bで記憶装置32cに予め記憶された処理プログ
ラムに従って所定のWJ算処理を実行して悪路走行時に
おけ゛ るサスペンションの制御特性を操縦者の感覚に
適合するように制御する制御信号CSを出力回路33F
及び33Rに出力する。
次に、演算処理装置32bの処理手順を第4図について
説明する。
説明する。
演算処理装置32bは、オート・マニュアル切換スイッ
チ28がオート側に切換えられている状態で、常時はメ
インプログラムを実行して車両のロール、制動、加速等
の走行状態に応じて各減衰力可変ショックアブソーバ2
8〜2dの減衰力を適正値に制御しており、このメイン
プログラムに対して所定時間(例えば20m5ec)毎
に第4図に示すタイマ割込プログラムを実行する。
チ28がオート側に切換えられている状態で、常時はメ
インプログラムを実行して車両のロール、制動、加速等
の走行状態に応じて各減衰力可変ショックアブソーバ2
8〜2dの減衰力を適正値に制御しており、このメイン
プログラムに対して所定時間(例えば20m5ec)毎
に第4図に示すタイマ割込プログラムを実行する。
すなわち、ステップ■で路面状態検出器27から超音波
を発射させる指令信号UCを発振回路27aに出力し、
この出力時点から超音波受波器27cで路面からの反射
波を受信して波形整形回路27’dから受信信号が出力
されるまでの時間を測定し、その測定時間に音速及び〃
を乗じて車体3と路面との車高値Hを算出し、これを記
憶装置32cの所定記憶領域に一時記憶する。この場合
、所定記憶領域には、後述するディジタルフィルタ処理
に必要な個数の過去の車高検出値Hnが記憶されている
。
を発射させる指令信号UCを発振回路27aに出力し、
この出力時点から超音波受波器27cで路面からの反射
波を受信して波形整形回路27’dから受信信号が出力
されるまでの時間を測定し、その測定時間に音速及び〃
を乗じて車体3と路面との車高値Hを算出し、これを記
憶装置32cの所定記憶領域に一時記憶する。この場合
、所定記憶領域には、後述するディジタルフィルタ処理
に必要な個数の過去の車高検出値Hnが記憶されている
。
次いで、ステップ■に移行して、前記ステップ■で記憶
した車高検出値Hnを読み出し、これらに基づきディジ
タルバンドパスフィルタ処理を行って、路面状態に応じ
た比較的高周波数(例えば1.8〜411z)のバネ下
共振周波数成分子□を分離抽出する。
した車高検出値Hnを読み出し、これらに基づきディジ
タルバンドパスフィルタ処理を行って、路面状態に応じ
た比較的高周波数(例えば1.8〜411z)のバネ下
共振周波数成分子□を分離抽出する。
次いで、ステップ■に移行して、上記バネ下共振周波数
成分子□の大きさが所定設定値fs以上であるか否かを
判定し、fll≧fsであるときには、ステップ■に移
行する。
成分子□の大きさが所定設定値fs以上であるか否かを
判定し、fll≧fsであるときには、ステップ■に移
行する。
このステップ■では、ステップ■で記憶した車高検出値
Hnを単純平均するか又は移動平均して車高平均値Hを
算出し、これを記憶装置32cの所定記憶領域に更新記
憶する。
Hnを単純平均するか又は移動平均して車高平均値Hを
算出し、これを記憶装置32cの所定記憶領域に更新記
憶する。
次いで、ステップ■に移行して、現在の車高検出値I(
から車高平均値■を減算して車高値変動量DHを算出す
る。
から車高平均値■を減算して車高値変動量DHを算出す
る。
次いで、ステップ■に移行して、前記車高変動量D H
に基づき予め記憶装置32cに記憶した記憶テーブルを
参照して悪路評価it f CD 11)を算出し、こ
れが所定設定値α以上であるか否かを判定し、f(DH
)≧αのときには、悪路走行中であると判定してステッ
プ■に移行する。
に基づき予め記憶装置32cに記憶した記憶テーブルを
参照して悪路評価it f CD 11)を算出し、こ
れが所定設定値α以上であるか否かを判定し、f(DH
)≧αのときには、悪路走行中であると判定してステッ
プ■に移行する。
このステップ■では、記憶装置’i 32 cの所定記
憶領域に形成したプリセットダウンカウンタ構成のタイ
マ34に所定値Cをプリセントしてからステ・7プ■に
移行してタイマ34がタイムアツプ即ちC=0であるか
否かを判定する。その判定結果がタイムアンプ以前(C
≠0)であるときには、ステップ■に移行して、タイマ
34のカウント値を“1″だけカウントダウンしてから
ステップ[相]に移行する。
憶領域に形成したプリセットダウンカウンタ構成のタイ
マ34に所定値Cをプリセントしてからステ・7プ■に
移行してタイマ34がタイムアツプ即ちC=0であるか
否かを判定する。その判定結果がタイムアンプ以前(C
≠0)であるときには、ステップ■に移行して、タイマ
34のカウント値を“1″だけカウントダウンしてから
ステップ[相]に移行する。
このステップ[相]では、車速検出器26の検出信号D
Vを読み込み、これを車速検出値■として記憶装置32
cの所定記憶領域に記憶し、次いで、ステップ■に移行
して、車速検出値Vが所定設定値Vll (例えば7
0〜80km/h )以上であるか否かを判定し、■〈
V□であるときには、ステップ@に移行する。
Vを読み込み、これを車速検出値■として記憶装置32
cの所定記憶領域に記憶し、次いで、ステップ■に移行
して、車速検出値Vが所定設定値Vll (例えば7
0〜80km/h )以上であるか否かを判定し、■〈
V□であるときには、ステップ@に移行する。
このステップ@では、車高検出値Vが所定設定値V□未
満の所定設定値■L (例えば301un/h )以上
か否かを判定し、V<V、であるときには、ステップ0
に移行して、前記減衰力可変シヨ・ツクアブソーバ2a
〜2dを最大減衰力とする設定値Mを選択し、これを減
衰力指令値CSとして記憶装置32cの減衰力設定領域
に記憶する。
満の所定設定値■L (例えば301un/h )以上
か否かを判定し、V<V、であるときには、ステップ0
に移行して、前記減衰力可変シヨ・ツクアブソーバ2a
〜2dを最大減衰力とする設定値Mを選択し、これを減
衰力指令値CSとして記憶装置32cの減衰力設定領域
に記憶する。
次いで、ステップ■に移行して、減衰力可変ショックア
ブソーバ28〜2dの回転位置検出器22からの検出信
号DRを読み込み、これが記憶装置32cの減衰力設定
領域に記憶された制御指令値C8と一致するか否かを判
定し、DR=C3であるときには、割込処理を終了し、
DR≠CSであるときには、ステップ[相]に移行する
。
ブソーバ28〜2dの回転位置検出器22からの検出信
号DRを読み込み、これが記憶装置32cの減衰力設定
領域に記憶された制御指令値C8と一致するか否かを判
定し、DR=C3であるときには、割込処理を終了し、
DR≠CSであるときには、ステップ[相]に移行する
。
このステップ[相]では、減衰力可変ショックアブソー
バ2a〜2dの電動モータ19を回転駆動する駆動指令
信号CMを出力回路33に出力して電動モータ19を回
転させてからステップ■に戻る。
バ2a〜2dの電動モータ19を回転駆動する駆動指令
信号CMを出力回路33に出力して電動モータ19を回
転させてからステップ■に戻る。
また、ステップ■の判定結果がf□〈f3であるとき及
びステップ■の判定結果がf(DH)〈αであるときに
は夫々直接前記ステップ■に移行する。
びステップ■の判定結果がf(DH)〈αであるときに
は夫々直接前記ステップ■に移行する。
さらに、ステップ■の判定結果がC≠0であるときには
、ステップ[相]に移行して、減衰力可変ショックアブ
ソーバ2a〜2dを最小減衰力とする設定値Sを選択し
、これを減衰力指令値CSとして記憶装置32cの減衰
内設定記1、a領域に更新記憶してから前記ステップ0
に移行する。
、ステップ[相]に移行して、減衰力可変ショックアブ
ソーバ2a〜2dを最小減衰力とする設定値Sを選択し
、これを減衰力指令値CSとして記憶装置32cの減衰
内設定記1、a領域に更新記憶してから前記ステップ0
に移行する。
またさらに、ステップ[相]の判定結果がV≧V、1で
あるときには、前記ステップ[相]に移行し、ステップ
0の判定結果がV≧VLであるときには、ステップOに
移行して、減衰力可変ショックアブソーバ28〜2dの
減衰力を中間減衰力とする設定値Mを選択し、これを減
衰力指令値CSとして記憶装置t 32 cの減衰力設
定領域に更新記憶してから前記ステップ0に移行する。
あるときには、前記ステップ[相]に移行し、ステップ
0の判定結果がV≧VLであるときには、ステップOに
移行して、減衰力可変ショックアブソーバ28〜2dの
減衰力を中間減衰力とする設定値Mを選択し、これを減
衰力指令値CSとして記憶装置t 32 cの減衰力設
定領域に更新記憶してから前記ステップ0に移行する。
ここで、ステップ■〜ステップ■の処理が悪路判定手段
に対応し、ステップ■〜ステップOの処理が制御値変更
手段に対応している。
に対応し、ステップ■〜ステップOの処理が制御値変更
手段に対応している。
次に、作用について説明する。今、車両が舗装路面等の
うねりがなく平坦でかつ平滑な良路を走行しており、乗
心地を重視して減衰力可変ショックアブソーバ28〜2
dの減衰力が最小減衰力に制御されているものとすると
、この走行状態では、路面が平滑であるため、路面から
サスペンションを介して車体3に伝達されるバネ上共振
周波数成分の上下振動が比較的少なく、車体3のピッチ
ングやバウンシングが少ないので、路面状態検出器27
からの検出信号に基づく車高検出値Hの変動が少ない。
うねりがなく平坦でかつ平滑な良路を走行しており、乗
心地を重視して減衰力可変ショックアブソーバ28〜2
dの減衰力が最小減衰力に制御されているものとすると
、この走行状態では、路面が平滑であるため、路面から
サスペンションを介して車体3に伝達されるバネ上共振
周波数成分の上下振動が比較的少なく、車体3のピッチ
ングやバウンシングが少ないので、路面状態検出器27
からの検出信号に基づく車高検出値Hの変動が少ない。
このため、制御装置31の演算処理装置32bで第4図
のタイマ割込処理が実行されると、ステップ■でバネ上
共振周波数成分子llが所定段定植f8未満となるので
、直接ステップ■に移行してタイマ34がタイムアツプ
しているか否かを判定し、車両が良路走行を継続してい
るときには、前記したようにステップ■に移行すること
がないので、タイマ34はタイムアツプ状態を維持して
おり、ステップ[相]に移行して減衰力可変ショックア
ブソーバ2a〜2dを最小減衰力とする設定値Sを選択
して、これを減衰力制御指令値CSとして記憶装置32
cの減衰内設定記10領域に更新記1aしてからステッ
プ■に移行する。
のタイマ割込処理が実行されると、ステップ■でバネ上
共振周波数成分子llが所定段定植f8未満となるので
、直接ステップ■に移行してタイマ34がタイムアツプ
しているか否かを判定し、車両が良路走行を継続してい
るときには、前記したようにステップ■に移行すること
がないので、タイマ34はタイムアツプ状態を維持して
おり、ステップ[相]に移行して減衰力可変ショックア
ブソーバ2a〜2dを最小減衰力とする設定値Sを選択
して、これを減衰力制御指令値CSとして記憶装置32
cの減衰内設定記10領域に更新記1aしてからステッ
プ■に移行する。
このとき、前回の処理で減衰力可変ショックアブソーバ
2a〜2dの減衰力が良路走行時の乗心地を確保するよ
うに最小減衰力に制御されているので、回転位置検出器
22の検出信号DRと減衰力指令値C3とが一致し、こ
のため、そのまま割込処理を終了する。
2a〜2dの減衰力が良路走行時の乗心地を確保するよ
うに最小減衰力に制御されているので、回転位置検出器
22の検出信号DRと減衰力指令値C3とが一致し、こ
のため、そのまま割込処理を終了する。
そして、上記の良路走行処理を車両が良路を走行してい
る開所定時間毎に繰り返し実行される。
る開所定時間毎に繰り返し実行される。
また、この良路走行状態から、比較的平坦な砂利道等の
小悪路を走行する状態に移行すると、このときには、車
体3に砂利道からの比較的高周波数でなるバネ下共振周
波数近傍の上下振動成分が伝達されるが、車体のピッチ
ング或いはバウンシング等の姿勢変化は殆どない。
小悪路を走行する状態に移行すると、このときには、車
体3に砂利道からの比較的高周波数でなるバネ下共振周
波数近傍の上下振動成分が伝達されるが、車体のピッチ
ング或いはバウンシング等の姿勢変化は殆どない。
したがって、演算処理装置32bで第4図の割込処理が
実行されると、バネ上共振周波数成分子 IIが大きい
ことにより、ステップ■でfll≧f、と判定されてス
テップ■に移行し、車高平均値■を算出し、次いでステ
ップ■でこの車高平均値Hと現在車高検出値Hとの差値
でなる車高変動量DHを算出する。
実行されると、バネ上共振周波数成分子 IIが大きい
ことにより、ステップ■でfll≧f、と判定されてス
テップ■に移行し、車高平均値■を算出し、次いでステ
ップ■でこの車高平均値Hと現在車高検出値Hとの差値
でなる車高変動量DHを算出する。
しかしながら、車体3の姿勢変化を表す比較的低周波数
のバネ上共振周波数成分が少ないので、車高変動量D)
(の値は小さい値となり、これに基づく悪路評価量f(
DI()は、所定設定値αより小さな値となる。このた
め、ステップ■でf (D H) <αと判定されるの
で、直接ステップ■に移行する。
のバネ上共振周波数成分が少ないので、車高変動量D)
(の値は小さい値となり、これに基づく悪路評価量f(
DI()は、所定設定値αより小さな値となる。このた
め、ステップ■でf (D H) <αと判定されるの
で、直接ステップ■に移行する。
このとき、前回の走行状態が良路走行状態であるので、
タイマ34はセットされることなくタイ11アツプ状態
を維持しており、良路走行時と同様にステップ[相]に
移行して減衰力可変ショックアブソーバ28〜2dを最
小減衰力に維持して車両の乗心地を確保する。
タイマ34はセットされることなくタイ11アツプ状態
を維持しており、良路走行時と同様にステップ[相]に
移行して減衰力可変ショックアブソーバ28〜2dを最
小減衰力に維持して車両の乗心地を確保する。
そして、この小悪路処理を車両が小悪路走行を継続する
間繰り返し実行される。
間繰り返し実行される。
さらに、前記良路走行処理或いは小悪路走行状態から路
面凹凸が大きな砂利道等の悪路を走行する状態となると
、車体3に伝達される前記バネ上共振周波数成分が大き
くなるとともに、路面凹凸による車高値変動量も多くな
るので、この状態で演算処理装置f 32 bでタイマ
割込処理が実行されると、ステップ■〜ステップ■を経
てステップ■に移行し、タイマ34に所定設定値Cをプ
リセントする。
面凹凸が大きな砂利道等の悪路を走行する状態となると
、車体3に伝達される前記バネ上共振周波数成分が大き
くなるとともに、路面凹凸による車高値変動量も多くな
るので、この状態で演算処理装置f 32 bでタイマ
割込処理が実行されると、ステップ■〜ステップ■を経
てステップ■に移行し、タイマ34に所定設定値Cをプ
リセントする。
このため、ステップ■では、C≠0と判定されるので、
ステップ■に移行してタイマ34を“1”だけカウント
ダウンし、次いで、ステップ[相]に移行して車速検出
器26からの車速検出信号DVを読み込み、これを所定
時間計数するかヌはパルス間隔を計時することにより車
速を算出し、これを車速検出値Vとして記憶装置32c
の所定記憶領域に記憶する。
ステップ■に移行してタイマ34を“1”だけカウント
ダウンし、次いで、ステップ[相]に移行して車速検出
器26からの車速検出信号DVを読み込み、これを所定
時間計数するかヌはパルス間隔を計時することにより車
速を算出し、これを車速検出値Vとして記憶装置32c
の所定記憶領域に記憶する。
そして、このときの車速検出値■が設定値V□以上とな
る高車速走行(又は低車速設定値VL未満となる極低車
速走行)であるときには、ステップ0(又はステップ@
)からステップ0に移行して、減衰力可変ショックアブ
ソーバ28〜2dを最大減衰力とする設定値Hを選択し
、これを減衰力指令値CSとして記憶装置32cの減衰
力設定領域に記憶してからステップ0に移行する。
る高車速走行(又は低車速設定値VL未満となる極低車
速走行)であるときには、ステップ0(又はステップ@
)からステップ0に移行して、減衰力可変ショックアブ
ソーバ28〜2dを最大減衰力とする設定値Hを選択し
、これを減衰力指令値CSとして記憶装置32cの減衰
力設定領域に記憶してからステップ0に移行する。
ところで、前回の処理では良路走行又は小悪路走行処理
を行っていたため、減衰力可変ショックアブソーバ2a
〜2dは最小減衰力に制御されており、位置検出器22
からは、遮蔽筒体18が第1の回動位置Rsを表す検出
信号DRが出力されているので、減衰力指令値C8と相
違することになり、ステップ■からステップ■に移行す
る。したがって、電動モータ19が回転駆動されて遮蔽
筒体18が回動し、これらステップ■及びステップ[相
]の処理が、遮蔽筒体18の回動位置がR,となって減
衰力指令値C3と一致するまで継続され、両者が一致す
ると、割込処理を終了する。
を行っていたため、減衰力可変ショックアブソーバ2a
〜2dは最小減衰力に制御されており、位置検出器22
からは、遮蔽筒体18が第1の回動位置Rsを表す検出
信号DRが出力されているので、減衰力指令値C8と相
違することになり、ステップ■からステップ■に移行す
る。したがって、電動モータ19が回転駆動されて遮蔽
筒体18が回動し、これらステップ■及びステップ[相
]の処理が、遮蔽筒体18の回動位置がR,となって減
衰力指令値C3と一致するまで継続され、両者が一致す
ると、割込処理を終了する。
このようCコ、遮蔽筒体18が第3の回動位置R。
に回動されると、前記したように減衰力可変ショックア
ブソーバ28〜2dの減衰力が最大減衰力に高められる
。その結果、車両が高車速設定値Vl+以上の高速走行
時には、バネ下の振動による車輪la〜1dと路面との
接地性の低下を防止して走行性能を向上させ、また、車
両が低車速設定値■。
ブソーバ28〜2dの減衰力が最大減衰力に高められる
。その結果、車両が高車速設定値Vl+以上の高速走行
時には、バネ下の振動による車輪la〜1dと路面との
接地性の低下を防止して走行性能を向上させ、また、車
両が低車速設定値■。
未満の低速走行時には、車体があおられる感覚を生じる
車体揺動を低減して乗心地を向上させることができる。
車体揺動を低減して乗心地を向上させることができる。
また、悪路走行状態で、車速が高車速設定値■。
と低車速設定値VLとの中間である中低車速であるとき
には、ステップ■〜ステップ[相]からステツプOに移
行し、減衰力可変ショソクアブソーハ2a〜2dを中間
減衰力とする設定値Mを選択し、これを減衰力指令値C
Sとして記憶装置32cの減衰力設定記憶領域に更新記
憶し、次いでステップ■に移行して減衰力可変ショック
アブソーバ2a〜2dの電動モータ19を回転駆動し、
遮蔽筒体18を第2の回動位置Rイに回動させて中間減
衰力に制御する。その結果、この中間車速走行状態では
、良路走行時よりは高い中間減衰力となるので、車体の
姿勢変化を抑制しながら乗心地を重視したサスペンショ
ン制御を行うことができる。
には、ステップ■〜ステップ[相]からステツプOに移
行し、減衰力可変ショソクアブソーハ2a〜2dを中間
減衰力とする設定値Mを選択し、これを減衰力指令値C
Sとして記憶装置32cの減衰力設定記憶領域に更新記
憶し、次いでステップ■に移行して減衰力可変ショック
アブソーバ2a〜2dの電動モータ19を回転駆動し、
遮蔽筒体18を第2の回動位置Rイに回動させて中間減
衰力に制御する。その結果、この中間車速走行状態では
、良路走行時よりは高い中間減衰力となるので、車体の
姿勢変化を抑制しながら乗心地を重視したサスペンショ
ン制御を行うことができる。
以上の悪路走行時の減衰力制御態様をまとめると第7図
に示すようになる。この図から明らかなように、第1の
実施例によると、悪路における中低速走行状態での減衰
力可変ショックアブソーバの減衰力を、悪路評価量f(
DH)が判定用所定設定値α以上であるか否かに応じて
乗心地を重視して低減衰力と中間減衰力との2段階に切
換制御し、他の極低車速走行状態又は高車速走行状態に
比較して減衰力設定値を変更するようにしているので、
悪路走行時の車速に応じた最適なサスベンジジン制御を
行うことができる。
に示すようになる。この図から明らかなように、第1の
実施例によると、悪路における中低速走行状態での減衰
力可変ショックアブソーバの減衰力を、悪路評価量f(
DH)が判定用所定設定値α以上であるか否かに応じて
乗心地を重視して低減衰力と中間減衰力との2段階に切
換制御し、他の極低車速走行状態又は高車速走行状態に
比較して減衰力設定値を変更するようにしているので、
悪路走行時の車速に応じた最適なサスベンジジン制御を
行うことができる。
次に、この発明の第2の実施例を第8図及び第9図につ
いて説明する。
いて説明する。
この第2の実施例においては、前記第1の実施例のよう
に減衰力を走行状態に合ねゼで3段階に変更する制御に
代えて、路面状態判定を行う判定レベルを車速に応じて
変更して減衰力を2段階に制御することにより、第1の
実施例と同様の作用を得るようにしたものである。
に減衰力を走行状態に合ねゼで3段階に変更する制御に
代えて、路面状態判定を行う判定レベルを車速に応じて
変更して減衰力を2段階に制御することにより、第1の
実施例と同様の作用を得るようにしたものである。
この実施例では、制御装置31の演算処理装置32bに
おける処理手順が第8図に示すように選定されている。
おける処理手順が第8図に示すように選定されている。
すなわち、第8図において第4図との対応部分には同一
ステップ符号を付してその詳細説明は省略するが、第4
図のステップ■が省略され、これに代えて、ステップ■
及びステラ1■間にステップ■、ステップ[相]及びス
テップ■が介挿され、ステップ[相]の判定結果が■≧
■□であるときには、ステップ[相]に移行して車高変
動量DHに基づく悪路評価量f (D H)が所定設定
値α□以上であるか否かを判定し、f (D H)≧α
□であるときには、ステップ■に季多行し、f (D
H) <αHであるときには、ステップ■に移行する。
ステップ符号を付してその詳細説明は省略するが、第4
図のステップ■が省略され、これに代えて、ステップ■
及びステラ1■間にステップ■、ステップ[相]及びス
テップ■が介挿され、ステップ[相]の判定結果が■≧
■□であるときには、ステップ[相]に移行して車高変
動量DHに基づく悪路評価量f (D H)が所定設定
値α□以上であるか否かを判定し、f (D H)≧α
□であるときには、ステップ■に季多行し、f (D
H) <αHであるときには、ステップ■に移行する。
また、ステップ■の判定結果がV≧vLであるときには
、ステップ[相]に移行して、f (D H)≧α9で
あるか否かを判定し、そうであるときには、ステップ■
に移行し、f (D H)〈α、であるときには、ステ
ップ■に移行する。
、ステップ[相]に移行して、f (D H)≧α9で
あるか否かを判定し、そうであるときには、ステップ■
に移行し、f (D H)〈α、であるときには、ステ
ップ■に移行する。
さらに、ステップ■の判定結果がV<V、であるときに
は、ステップ[相]に移行して、f (D H)≧αL
であるか否かを判定し、そうであるときには、ステップ
■に移行し、f (D 11) <α、であるときには
、ステップ■に移行する。
は、ステップ[相]に移行して、f (D H)≧αL
であるか否かを判定し、そうであるときには、ステップ
■に移行し、f (D 11) <α、であるときには
、ステップ■に移行する。
ここで、ステップ[相]、ステップ0及びステップ[相
]〜ステップ[相]の処理が制御値変更手段に対応して
いる。なお、悪路評価量f(D)Dを判定する所定設定
値α□、α9及びα1は、第9図に示すように、αH〉
α0.α、〉αLに選定され、減衰力切換時を車速及び
悪路評価量に応じて変更するようにされている。なお、
α、とα、との大小関係は、車両特性により適宜設定す
る。
]〜ステップ[相]の処理が制御値変更手段に対応して
いる。なお、悪路評価量f(D)Dを判定する所定設定
値α□、α9及びα1は、第9図に示すように、αH〉
α0.α、〉αLに選定され、減衰力切換時を車速及び
悪路評価量に応じて変更するようにされている。なお、
α、とα、との大小関係は、車両特性により適宜設定す
る。
次に、作用について説明する。良路走行状態においては
、ステップ■でflI<fsと判定されるので、前記第
1の実施例と同様の処理を実行し、減衰力可変ショック
アブソーバ28〜2dを低減衰力に制御して乗心地を確
保する。
、ステップ■でflI<fsと判定されるので、前記第
1の実施例と同様の処理を実行し、減衰力可変ショック
アブソーバ28〜2dを低減衰力に制御して乗心地を確
保する。
また、小悪路走行時においては、車高変動ND■(が少
ないので、悪路評価量f (D 11)も小さい値とな
り、ステップ[相]又はステップ0からステップ[相]
。
ないので、悪路評価量f (D 11)も小さい値とな
り、ステップ[相]又はステップ0からステップ[相]
。
ステップ[相]又はステップ[相]を経てステップ■に
移行して、減衰力可変ショソクアブソーハ2a〜2dを
低減衰力に制御し、これにより、車速にかかわらず小悪
路走行時の乗心地を確保する。
移行して、減衰力可変ショソクアブソーハ2a〜2dを
低減衰力に制御し、これにより、車速にかかわらず小悪
路走行時の乗心地を確保する。
さらに、悪路走行時においては、高車速走行状fi(V
≧VH)では、ステップ[相]からステップ[相]に移
行して、悪路評価量f (D It)が所定設定値α、
I以上であるか否かを判定する。このとき、路面凹凸に
よる車高変動@ D Hが比較的小さいときには、f
(D H) <α1.となるので、ステップ[相]から
ステップ■に移行して減衰力可変ショソクアブソーハ2
a〜2dを低減衰力に維持して乗心地を確保し、逆に車
高変動量D)(が比較的大きくなると、f (Dl()
≧α、となるので、ステップ[相]からステップ■に移
行してタイマ34を所定設定値にプリセットし、次いで
、ステップ■及びステップ■を経てステップ@に移行す
る。このため、減衰力可変ショソクアブソーハ28〜2
dが高減衰力に制御され、バネ下の振動による接地性低
下を防止することができる。
≧VH)では、ステップ[相]からステップ[相]に移
行して、悪路評価量f (D It)が所定設定値α、
I以上であるか否かを判定する。このとき、路面凹凸に
よる車高変動@ D Hが比較的小さいときには、f
(D H) <α1.となるので、ステップ[相]から
ステップ■に移行して減衰力可変ショソクアブソーハ2
a〜2dを低減衰力に維持して乗心地を確保し、逆に車
高変動量D)(が比較的大きくなると、f (Dl()
≧α、となるので、ステップ[相]からステップ■に移
行してタイマ34を所定設定値にプリセットし、次いで
、ステップ■及びステップ■を経てステップ@に移行す
る。このため、減衰力可変ショソクアブソーハ28〜2
dが高減衰力に制御され、バネ下の振動による接地性低
下を防止することができる。
同様に、車速が中間車速走行状態(VH>V≧VL)で
あるときには、悪路評価量f(DH)の判定基準となる
所定設定値αHの値が前記高車速時の所定設定値α□よ
り大きい値となるので、高車速走行状態に比較して路面
凹凸による車高変動量DHが大きな値となるまで、減衰
力可変ショックアブソーバ28〜2dを低減衰力に維持
することになり、乗心地を重視したサスペンション制御
を行うことができる。さらに、低車速走行状態(V<V
t)であるときには、悪路評価量f (D I()の判
定基準となる所定設定値α1が中間車速走行状態におけ
る所定設定値α4より小さい値となるので、路面凹凸に
よる車高変動量DI(が比較的小さい状態で減衰力可変
ショックアブソーバ28〜2dを低減衰力から高減衰力
に切換えることになり、車体3があおられる感じの揺動
を低減することができる。
あるときには、悪路評価量f(DH)の判定基準となる
所定設定値αHの値が前記高車速時の所定設定値α□よ
り大きい値となるので、高車速走行状態に比較して路面
凹凸による車高変動量DHが大きな値となるまで、減衰
力可変ショックアブソーバ28〜2dを低減衰力に維持
することになり、乗心地を重視したサスペンション制御
を行うことができる。さらに、低車速走行状態(V<V
t)であるときには、悪路評価量f (D I()の判
定基準となる所定設定値α1が中間車速走行状態におけ
る所定設定値α4より小さい値となるので、路面凹凸に
よる車高変動量DI(が比較的小さい状態で減衰力可変
ショックアブソーバ28〜2dを低減衰力から高減衰力
に切換えることになり、車体3があおられる感じの揺動
を低減することができる。
なお、この第2の実施例において、中間車速走行状態に
おける減衰力の切換えを第10図に示すように低減衰力
から中間減衰力に変更するようにしてもよい。
おける減衰力の切換えを第10図に示すように低減衰力
から中間減衰力に変更するようにしてもよい。
以上のように第2の実施例においても、悪路走行時にお
ける走行車速に応じて減衰力可変ショックアブソーバ2
a〜2dの減衰力を切換える判断基準となる判定用設定
値の値を変更するようにL7でいるので、悪路走行時に
おけるサスペンション装置の制御特性を乗員の感覚に対
応してきめこまかく制御することができる。
ける走行車速に応じて減衰力可変ショックアブソーバ2
a〜2dの減衰力を切換える判断基準となる判定用設定
値の値を変更するようにL7でいるので、悪路走行時に
おけるサスペンション装置の制御特性を乗員の感覚に対
応してきめこまかく制御することができる。
なお、上記第1及び第2の実施例においては、悪路評価
1 f <o +()を判定用設定値αと比較して減衰
力指令値CSを算出する場合について説明したが、これ
に限らず、第7図、第9図又は第10図を予め記憶テー
ブルとして記憶装置32cの所定記憶領域に記す、#シ
ておき、車速検出値■と悪路評価量f (D H)とに
基づき記憶テーブルを参照して減衰力設定値C8を算出
するようにしてもよい。
1 f <o +()を判定用設定値αと比較して減衰
力指令値CSを算出する場合について説明したが、これ
に限らず、第7図、第9図又は第10図を予め記憶テー
ブルとして記憶装置32cの所定記憶領域に記す、#シ
ておき、車速検出値■と悪路評価量f (D H)とに
基づき記憶テーブルを参照して減衰力設定値C8を算出
するようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施例においては、サスペン
ション装置として減衰力可変ショックアブソーバ28〜
2dを適用した場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、第11図に示すようなバネ定数可変
スプリング装置41を適用することもできる。
ション装置として減衰力可変ショックアブソーバ28〜
2dを適用した場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、第11図に示すようなバネ定数可変
スプリング装置41を適用することもできる。
このバネ定数可変スプリング装置41は、ショックアブ
ソーバ42と、その上部に一体に形成され且つ上下方向
に伸縮可能な空気室43と、この空気室43に1方向が
閉塞された3方向電磁切換弁44を介して連通し、且つ
ことなる容積を有するリザーバタンク45.46と、こ
れらリザーバタンク45,46に吸排気弁47.48を
介して連通ずる空気供給装置49とから構成されている
。
ソーバ42と、その上部に一体に形成され且つ上下方向
に伸縮可能な空気室43と、この空気室43に1方向が
閉塞された3方向電磁切換弁44を介して連通し、且つ
ことなる容積を有するリザーバタンク45.46と、こ
れらリザーバタンク45,46に吸排気弁47.48を
介して連通ずる空気供給装置49とから構成されている
。
そして、このバネ定数可変スプリング装ff41が、シ
ョックアブソーバ42のピストン口・ノド42aの上端
及び空気室43の」1端を夫々車体側の部材に取付ける
と共に、ショックアブソーバ42の下端を車輪側の部材
に取付けることにより、車両に装着されている。
ョックアブソーバ42のピストン口・ノド42aの上端
及び空気室43の」1端を夫々車体側の部材に取付ける
と共に、ショックアブソーバ42の下端を車輪側の部材
に取付けることにより、車両に装着されている。
ここで、電磁開閉弁44が閉塞されているボート側に切
換えられている場合には、ノ\ネ定数可変スプリング装
置41のハネ定数は、空気室43の容積のみによって決
定される。また、電磁切換弁44を空気室43とリザー
バタンク45とを連通させる切換−に切換えると、空気
室43とリザーバタンク45との容積を加えた容積によ
ってバネ定数可変スプリング装置41のバネ定数が決定
ささる。さらに、電磁切換弁44を空気室43とリザー
バタンク46とを連通させる切換−に切換えると、空気
室43の容積にリザーバタンク46の容積を加えた容積
によってバネ定数可変スプリング装置41のバネ定数が
決定される。したがって、電磁切換弁44を切換制御す
ることにより、バネ定数可変スプリング装置41の空気
ハネ定数を大。
換えられている場合には、ノ\ネ定数可変スプリング装
置41のハネ定数は、空気室43の容積のみによって決
定される。また、電磁切換弁44を空気室43とリザー
バタンク45とを連通させる切換−に切換えると、空気
室43とリザーバタンク45との容積を加えた容積によ
ってバネ定数可変スプリング装置41のバネ定数が決定
ささる。さらに、電磁切換弁44を空気室43とリザー
バタンク46とを連通させる切換−に切換えると、空気
室43の容積にリザーバタンク46の容積を加えた容積
によってバネ定数可変スプリング装置41のバネ定数が
決定される。したがって、電磁切換弁44を切換制御す
ることにより、バネ定数可変スプリング装置41の空気
ハネ定数を大。
中、小の3段階に切換制御することかできる。そして、
このバネ定数可変スプリング装W41の切換制御は、前
記制御装N31からの励磁電流により切換えることによ
り行われる。
このバネ定数可変スプリング装W41の切換制御は、前
記制御装N31からの励磁電流により切換えることによ
り行われる。
なお、第11図中、50はゴム等の弾性体、51は空気
通路、52は他のバネ定数可変スプリング装置41に連
通ずる空気通路である。
通路、52は他のバネ定数可変スプリング装置41に連
通ずる空気通路である。
さらに、上記各実施例においては、サスペンションの減
衰力、バネ定数等の制御特性を3段階に切換えることが
可能である場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、制御特性を4段階以上に切換可能に構成
することもできる。
衰力、バネ定数等の制御特性を3段階に切換えることが
可能である場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、制御特性を4段階以上に切換可能に構成
することもできる。
さらに、上記各実施例においては、路面状態検出器とし
て超音波距離測定装置構成を有する場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、減衰力可変ショ
ックアブソーバのピストンロッド及びシリンダ間の相対
変位を検出するか又は車輪から伝達される伝達力を圧電
素子等で検出するようにしてもよい。
て超音波距離測定装置構成を有する場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、減衰力可変ショ
ックアブソーバのピストンロッド及びシリンダ間の相対
変位を検出するか又は車輪から伝達される伝達力を圧電
素子等で検出するようにしてもよい。
またさらに、上記各実施例においては、制御装置として
マイクロコンピュータを適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、比較回路、関数発
生器、論理回路等の電子回路を組み合わせて構成するこ
ともできること勿論である。
マイクロコンピュータを適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、比較回路、関数発
生器、論理回路等の電子回路を組み合わせて構成するこ
ともできること勿論である。
以上説明したように、この発明によれば、車両が悪路を
走行する状態において、そのときの車速に応じて、サス
ペンション装置の減衰力、バネ定数等の制御特性を変更
するか又は悪路走行状態を判定する悪路判定手段の判定
用設定値を変更するように構成したので、乗心地と操縦
性とを考慮したきめこまかいサスペンション制御を行う
ことができるという効果が得られる。
走行する状態において、そのときの車速に応じて、サス
ペンション装置の減衰力、バネ定数等の制御特性を変更
するか又は悪路走行状態を判定する悪路判定手段の判定
用設定値を変更するように構成したので、乗心地と操縦
性とを考慮したきめこまかいサスペンション制御を行う
ことができるという効果が得られる。
第1図はこの発明の概要を示す基本構成図、第2図はこ
の発明の一実施例を示す概略構成図、第3図はこの発明
に適用し得る制御装置の一例を示すブロック図、第4図
は制御装置の処理手順を示す流れ図、第5図はこの発明
に適用し得る減衰力可変ショックアブソーバの一例を示
す断面図、第6図fat及びfblは夫々第5図のI−
1線及びrr−n線上の断面図、第7図は車速と悪路評
価量との関係を示すグラフ、第8図はこの発明の第2の
実施例を示す流れ図、第9図及び第10図は夫々その車
速と悪路評価量との関係を示すグラフ、第11図はこの
発明に適用し得るサスペンションの他の実施例を示す路
線的断面図である。 la、Ib・・・・・・前輪、lc、ld・・・・・・
後輪、2a〜2d・・・・・・減衰力可変ショックアブ
ソーバ(サスペンション装W)、3・・・・・・車体、
11・・・・・・可変絞り(制御特性可変機構)、19
・・・・・・電動モータ、22・・・・・・回転位置検
出器、26・・・・・・車速検出器、27・・・・・・
路面状態検出器、31・・・・・・制御装置、32・・
・・・・マイクロコンピュータ、32a・・・・・・イ
ンタフェース回路、32b・・・・・・演算処理装置、
32c・・・・・・記憶装置、33・・・・・・出力回
路、41・・・・・・バネ定数可変スプリング装置(サ
スペンション装置)、42・・・・・・ショックアブソ
ーバ、43・・・・・・空気室、44・・・・・・電磁
方向切換弁、45.46・・・・・・リザーへ゛タンク
。
の発明の一実施例を示す概略構成図、第3図はこの発明
に適用し得る制御装置の一例を示すブロック図、第4図
は制御装置の処理手順を示す流れ図、第5図はこの発明
に適用し得る減衰力可変ショックアブソーバの一例を示
す断面図、第6図fat及びfblは夫々第5図のI−
1線及びrr−n線上の断面図、第7図は車速と悪路評
価量との関係を示すグラフ、第8図はこの発明の第2の
実施例を示す流れ図、第9図及び第10図は夫々その車
速と悪路評価量との関係を示すグラフ、第11図はこの
発明に適用し得るサスペンションの他の実施例を示す路
線的断面図である。 la、Ib・・・・・・前輪、lc、ld・・・・・・
後輪、2a〜2d・・・・・・減衰力可変ショックアブ
ソーバ(サスペンション装W)、3・・・・・・車体、
11・・・・・・可変絞り(制御特性可変機構)、19
・・・・・・電動モータ、22・・・・・・回転位置検
出器、26・・・・・・車速検出器、27・・・・・・
路面状態検出器、31・・・・・・制御装置、32・・
・・・・マイクロコンピュータ、32a・・・・・・イ
ンタフェース回路、32b・・・・・・演算処理装置、
32c・・・・・・記憶装置、33・・・・・・出力回
路、41・・・・・・バネ定数可変スプリング装置(サ
スペンション装置)、42・・・・・・ショックアブソ
ーバ、43・・・・・・空気室、44・・・・・・電磁
方向切換弁、45.46・・・・・・リザーへ゛タンク
。
Claims (1)
- 制御信号の入力により、減衰力又はバネ定数を変化可能
な制御特性可変機構を有するサスペンション装置と、路
面形状の変化より悪路を判定する悪路判定手段と、該悪
路判定手段の判定結果に基づき前記制御信号を出力する
制御装置とを備え、前記悪路判定手段の判定結果が悪路
であるときに、前記減衰力又はバネ定数を高める車両用
サスペンション装置において、車速に応じた車速検出信
号を出力する車速検出手段と、該車速検出手段の車速検
出信号に基づき所定車速領域では、前記制御特性可変機
構の減衰力もしくはバネ定数の設定値又は前記悪路判定
手段の判定用設定値を変更する制御値変更手段とを設け
たことを特徴とする車両用サスペンション装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59187152A JPS6164517A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 車両用サスペンシヨン装置 |
US06/771,766 US4616848A (en) | 1984-09-06 | 1985-09-03 | Automotive suspension control system with vehicle speed-dependent damping characteristics |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59187152A JPS6164517A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 車両用サスペンシヨン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6164517A true JPS6164517A (ja) | 1986-04-02 |
Family
ID=16201029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59187152A Pending JPS6164517A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 車両用サスペンシヨン装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4616848A (ja) |
JP (1) | JPS6164517A (ja) |
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- 1985-09-03 US US06/771,766 patent/US4616848A/en not_active Expired - Fee Related
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