JPS6136129A - 光フアイバ用ガラス母材の製造方法 - Google Patents
光フアイバ用ガラス母材の製造方法Info
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- JPS6136129A JPS6136129A JP15761684A JP15761684A JPS6136129A JP S6136129 A JPS6136129 A JP S6136129A JP 15761684 A JP15761684 A JP 15761684A JP 15761684 A JP15761684 A JP 15761684A JP S6136129 A JPS6136129 A JP S6136129A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、混入不純物−1の極めて少ない、低損失でか
つ強度特性に優れた光伝送用ガラスファイバを提供しつ
るガラス母材(光ファイバ用母材)の製造方法に関する
。このような光ファイバは光通信用としてまた一般的な
光ファイバ応用分野において広く利用できる。 〔従来の技術〕 光ファイバ用母材を大量に生産するのに適した方法とし
ては、火炎加水分解反応を利用する方法があり、その代
表的なものとして、VAD法(Vapor−phase
axial deposition mathod
。 気相軸付は法)および0VPD法(0utsideVa
por−phase deposition meth
od 、外付は法)等がある。これ等の方法は、酸水素
炎等の火炎中にSin/4等のガラス原料を単独もしく
は添加剤と共に導入して、純粋なもしくはG e 02
等の添加物を含有する石英からなるガラス微粒子を
生成さセ、該微粒子を基材上に堆積さセることにより、
該微粒子集合体からなる多孔質母材(スート母材もしく
はスート体ともいう)全作製し、該多孔質母料を尚温の
雰囲気中で加熱焼結し、透明ガラス化された母材(ガラ
スプリフォームともいう〕を得るものである。 VAD法は、回転する出発部材上に、回転軸と平行にガ
ラス微粒子音堆積させることにより、円柱状の中実な多
孔質母材を連続的に製造する方法である
つ強度特性に優れた光伝送用ガラスファイバを提供しつ
るガラス母材(光ファイバ用母材)の製造方法に関する
。このような光ファイバは光通信用としてまた一般的な
光ファイバ応用分野において広く利用できる。 〔従来の技術〕 光ファイバ用母材を大量に生産するのに適した方法とし
ては、火炎加水分解反応を利用する方法があり、その代
表的なものとして、VAD法(Vapor−phase
axial deposition mathod
。 気相軸付は法)および0VPD法(0utsideVa
por−phase deposition meth
od 、外付は法)等がある。これ等の方法は、酸水素
炎等の火炎中にSin/4等のガラス原料を単独もしく
は添加剤と共に導入して、純粋なもしくはG e 02
等の添加物を含有する石英からなるガラス微粒子を
生成さセ、該微粒子を基材上に堆積さセることにより、
該微粒子集合体からなる多孔質母材(スート母材もしく
はスート体ともいう)全作製し、該多孔質母料を尚温の
雰囲気中で加熱焼結し、透明ガラス化された母材(ガラ
スプリフォームともいう〕を得るものである。 VAD法は、回転する出発部材上に、回転軸と平行にガ
ラス微粒子音堆積させることにより、円柱状の中実な多
孔質母材を連続的に製造する方法である
【米国特許4,
155,901号明細書寺】。 一方、0VPD法は、アルミナ、石英ガラス等からなる
回転する心棒上に、回転軸に対し垂直方向から、ガラス
微粒子からなる薄層を多層に形成し、該心棒を中心に円
筒状多孔質母材を製造する方法である(米国%許5,7
11,262.5.737,292.5,757,29
5俗号明細書等尼上記の如く得られた多孔質母祠は、H
θ寺の不活性ガス雰囲気中高温にて焼結し透明ガラス化
する。 光ファイバの実用上の問題として、伝送損失特性の向−
ヒが要求され、1時に長距離光S情で用いられる波長1
.50μmでの便用のためには、總損失が安定に16B
/km以下であることが必須である。そのためには波長
1.38μmに吸収を持ち、それにより1.30μmに
も影vを及ぼして損失増を来す、残留水分を極力少なく
する必要がある。第4図にファイバ中の残留水分量(p
pm)と波長1j 03mにおける損失増(dB/km
)の関係を示す。第4図からも明らかな如(、増失増
を0.3dB/km以下にするには残留水分量はOj
ppm以下とせねばならない。 ここで、ガラス素材自身の持つ損失の波長1.50 μ
mにおける理論限界値は0.3〜0.4 dB/kmで
あるので、上記の残留水分による損失と合せれば 0.
6〜0.7 da/kmの損失となる。 したがって、I+;損失が安定に1 dB/−以下を確
保するには、その他の原因に由来する損失増加、特にそ
の中でも大きな損失増の原因となる。 不純物例えばOu 9 Fθ等の遷移金属の吸収に由来
する損失増加を極力抑える必要がある。表1に、波長0
.8 μm Kおける吸収損失206B/klfiを与
える、熔融シリカ中の不純物元素1f(H)b)を示す
。 表1より、ファイバ中の不純物蓋11ppb以下とする
ことが、ファイバの低損失化にとり重要な問題であるこ
とがわかる。 次に、長距離光通信で使用する光ファイバは長尺化が要
求されるため、それに伴うファイバの強度特性の向上が
要求される。この観点からは、MgO等のアルカリ金属
のガラス母材への浸透は、ガラス母材表面の失透や耐水
性を劣化せしめるため好ましくない。このことはアルカ
リ金属全多量に含有する多成分系ファイバの強度が経時
劣化し、水分の多い雰囲気ではさらに劣化し易い事実か
らも明らかである。例えば外径150μmの多成分系フ
ァイバの引張破断強度は′5〜5 kg程度であって、
石英系ファイバの強度の%以下である〔文献:野田他藩
、光ファイバ電送、電子通佃学会編 P 116 (1
981年)〕。 以上詳説したように、波長1.30μmにおいて、損失
が1ds/km以下とし長距離伝送用ファイバとして使
用するには、損失面では■残留水分iti O,3pp
m以下とする、■Gu、Fe寺の遷移金属含量k 1
ppb以下とする、また強度面では0Mg 等のアルカ
リ金属によるガラス母材表面の汚染を防止する、ことが
必須である。 従来、伝送損失特性の回−ヒのために、上記の■および
■については種々検討されてきたが、■および■を同時
に満足するには従来の方法では未だ不完全であジ、まし
て■の問題について考慮した方法は全く知られていなか
った。 ところで火炎加水分解反応を利用してガラス畝粒子を生
成する方法では、未反応の水分の一部がスート内にある
程度混入してしまうので、脱水処理が必要でおり、通常
炉内においてat2を添加した雰囲気中Vこで高温加熱
することが行われ、該脱水処理は焼結の前工程にて又は
焼結と同時に行われる。例えば0VPD法により作製し
た多孔質母材を、CI!2全添加したHe雰囲気とした
温度約1500℃の炉内に、一端から他端へ向けて少し
ずつ挿入し、脱水と同時に透明ガラス化する方法があり
、第5図甲イで示す波長損失特性を有するファイバが得
られている。 なお、CI!2を添加しない場合の損失特性は第5図中
の口に示すとおりである(米国特許第3.995,45
4号明細省)。第5図から明らかなように、0.95μ
mVC現れる水分に白米する吸収は除去されておt)
1 ppm以下であるが、反面、0.90 、cam
f中心に、FeもしくはGu42価イオクイオンすると
考えられるブロードな吸収が埃れている。このような吸
収の存在するファイバでは、1.30μmにおいて16
B/IGn以下という低損失なファイバは到底期待でき
ない。 上記米国特許第3,995,454号明細省に記載され
る方法の欠点を補うために、不純物の混入を抑えつつス
ートの脱水を達成する方法が知られている(米国%許第
4,165,225号明細書〕。これは0VPD法によ
り作製した中心に中空部を有する多孔質母材の、中心部
にはG/2添加不活性ガスを流すと同時に、外周部には
不活性ガスを流す雰囲気中にて、多孔1母拐の脱水と同
時に透明ガラス化する方法であり、外周部に不活性ガス
合流すことで、炉壁に存在する不純物、特にFe、Gu
等のC12ガスと反応して揮発性の塩化物(Fe0Z2
+ Cue/2)を生成する不純物のスート中への浸入
を防止する方法である。 しかしながら、特にGeO2’i(含有するスートでは
、GeO2がO/2と下記(1)式の如(反応し、G1
902 + 2012→GeG14↑+02 (
1)cab/4となり揮散するために、屈折率調整用に
添加したG a O2の分布が著しく変化してしまう欠
点がある。この欠点に対してはO/2ガスによる反応を
抑えるため、上記(1)式の化学平衡を考えてさらに0
2ガスを添加する方法がとられている。 しかし02ガスの添7JO−itが体積比にて40%以
上となると、得られた母材中に気泡発生が多く見られる
ことが1本発明の研究途上判明した。またat2ガスそ
のものも添加量が2%以上では得られた母材中に多くの
気泡が見られた。このような気泡は母材中に1点でも存
在すれば、光ファイバとしては使用できないことは周知
である〇さらには生成した0601!4が母材に再堆積
し、得られだガラス母材のGaO2分布が、光ファイバ
の長手方向Vこおいても変化すもことをも、本発明者ら
は見出した。 −また、多孔潰母材の外周部の雰囲気においては、活性
なC12ガスは殆んど存在4tず、1(Gl!どなって
いるので、か々りの前の820蒸気が存在し、このU、
、0(9) が例えばアルミナ炉心管中に存在するM
gO寺の゛アルカリ成分と、下記12)式の如く反応し
、 Mg0(s) + H2O(g) →ug(OH)2
(g) ’・−+2+ただしS:固体 g:気体 生成したMg(O旧、は多孔質母材の外壁に付着して、
IJ)びMgOとなり、(4られたガラス母材の外周部
に含まれる。該母料から得たファイバを水分の存在する
雰囲気下に曝すと、ファイバ表面上のMg(0)は水と
反応してMg(01()2となり溶出するため、ファイ
バ表面VCミクロな欠陥全生成し、この欠陥はファイバ
の機械的強度の劣化を助長する恐れがある。透明ガラス
化母材の表面が炉心管素材の選択によっては失透し、ま
たMgO成分の多い炉心管の場合はど、その失透が激し
いという事実が上記の推察を実証する。 加えて多孔質母料外周部を不活性ガス雰囲気とすると、
外周部の脱水は不光分となるため、この方法はその実施
例から明らかなように残留水分量が0.3 ppm以下
のものを作製することは不可能であった。 又、この方法は01/PD法によるため、VAD法など
による中実な多孔質母材には適用できないという欠点を
有することは言うまでもない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、上記した従来方法における諸事情に鑑み、多
孔負母材外周部から全体にわたってCI!2ガスを浸透
させながら、脱水および透明ガラス化を有効に行い、か
つ不純物の混入を防止するという、困難な問題全解決し
、残留水分量が0.5 ppm以下であり、しかも不純
物の混入に由来する伝送損失増や強度劣化の発生のない
光ファイバ用母材の製造方法を提供すること金目的とす
る。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、ガラス原料ガスを火炎加水分解反応させるこ
とによりガラス微粒子を合成し、該微粒子を基材上に堆
積して多孔質体を形成し、該多孔質体を塩素系ガスを含
む雰囲気中にて加熱しそれにより脱水する工程金言む、
加熱処理により、焼結し透明ガラス化する方法において
、上記脱水又は脱水・焼結処理工程にて塩素系ガスを含
む雰囲気を保諌する炉心管として、下記(al〜(C1
の条件、 (at 含有するMgOとNa2O44の相が0.2
本量%以下であり、 (bl 含有するFe2O2幇が0.03i飯%以下
であり、 fcl 金力゛する〔凡用が0.5 ppm以下であ
る、全満足するものを用いることを%徴とする光ファイ
バ用母材の製造方法により、土6r′2の目的を達成す
る。 そして特に好ましい実施、1ル様としては、上記におけ
ろ′雰囲気がat2ガスi0.05〜2容量%を金力す
るものである上記方法を挙げることができる。 本発明者らは(tll究努力の結果、炉心管中の不純物
と得られた光ファイバーVCおける伝送損失増や強度の
関係、さらに該炉心管品宵と最適な脱水条件の関係に新
規な知見を見出し、本発明の方法に到達した。 以下に不発明の方法全具体的に説明する。 前述したCI!2ガス添加雰囲気中にて高温加熱する脱
水処理は、炉内にて行われる。炉には発熱体や断熱材か
らの不純物が母材中に混入するのを防ぐため、カーボン
発熱体と焼結雰囲気とを隔離する炉心管が設置されてお
り1例えばアルミナ製の炉心管では、すでに説明のよう
に。 アルミナ中のMg、 K、 Na 等のアルカリ成分(
これらはアルミナの緻智度を向上するため、積極的に微
量添加される)がi@jl温で周囲に飛散し。 これが多孔賀母拐表面に付盾し、クリストバライ日曽を
形成するという問題がAりる。又(J12添加処理によ
りスート中に侵入することはすでに説明した。 そこで炉心管と17て、アルカリ金属の含有のない石英
ガラス製のものもすでに実用化されている。しかし石英
ガラス製の炉心管にGuが含有されていると、脱水処理
雰囲気中の塩素系のガスとOuとが容易に化学反応し、
下記(3)式に示すような揮散性の塩化物として多孔質
母材に侵入し、ファイバの損失特性を著しく損なうとい
う新たな問題も生じている。 e2 0 u OCu 2 C12(al これには又、高温下において、Guは容易に石英ガラス
中を拡散する性′αがあるため、炉心管内部より 0u
が透過して出てしまい、ガラス母材中に混入するという
問題もあることが本発明の研究途上に判明した。 一方アルばす炉心管使用により得たガラス母材からのフ
ァイバ中にはアルカリ余積汚染やFeに由来する不純物
吸収が見られるものの、Cuに由来する吸収は見られな
いことも判った。これはアルミナ管製造時に温度約21
00℃に加熱成型されるため、CUは蒸気圧の篩いCu
Oとなって除去されるからである。 そこで本発明者等は、アルミナ管、石英管それぞれの場
合の不純物添加量について、スート中への不純物混入が
実質的に起こ9得ない許容量について、以下のよ5に実
、験し検討した。 (アルミナ炉心管の場合) コア相当部がG a O2をtoN童%含有する5in
2からなり、外周部は純5102からなる多孔質母材を
、同一条件のVAD法により10本作成し、各々につい
て表2に示す不純物添加量のアルミナ炉心管(41〜?
)およびMgQからなるマグネシア炉心管(410)中
にて、G12ガスを2容量%添那した1(θガス雰囲気
にて、温度800〜1600℃゛まで3.6℃/分の昇
温速度で〃口温し、透明ガラス母材を作製し、次いで該
母材の高度1900℃にて線引きし、径125μmのガ
ラスファイバを得た。なお表2における%は重量%であ
る。 つり【 以上の結果、まず得られたガラス化母材の状態は次のよ
うであった。すなわちム10の炉心管使用の場合、表面
の失透が激しく、厚さ3騰にわたる失透層を有しており
、ム8およびム9の場合も厚さ約1鵡近くの失透層を有
していた。 また、13〜5の炉心管全使用した場合も、ガラス化母
材の表面層には、白く、剥離し易い層が形成されており
、これ等の剥離し易い層は、X線粉末回折法によりクリ
ストバライト層となっていることが確認された。一方、
Aj、2゜6および7の炉心管を用いた場合、ガラス母
材表面層の剥離は全(見られなかった。 以上から、炉心管中のアルカリ金属量とガラス母材の状
態が密接に関係しておジ、1) MgO量が0.6重量
%以上の場合、ガラス母材の失透が極め℃激し〜・、2
) MgQとN&20量の和が0.2重量%以上では、
ガラス母材の失透による表面剥離が起る。5〕シたがっ
てガラス母材の失透金抑えるためには、 MgOとNa
、、O量の総和が0.2重量%以下(0,0002重量
%以上〕であることが必要である、と判った。失透した
ガラス母材は、線引き時に破断することがあり、生産の
歩留りを著しく低下させるのみならず、得られたファイ
バの機械的強度の信頼性を損うことは言うまてもない。 次に得られた各ファイバの損失特性について調べたとこ
ろ、総てのファイバの残留OH量は、0.05〜0.3
ppmの範囲内にあった。一方、不純物に関して損失
波長を解析したところ、扁4の炉心管使用の場合のファ
イバについて、第5図イに示したものと同様な不純物に
由来すると考えられるブロードな吸収が見られた。また
ム5の炉心管使用の場合も、わずかながら不純物由来の
吸収が見られた。しかし、その他の炉心管使用の場合に
は、このような吸収増はなかった0 以上の結果から、炉心管に含有されるFe2O3童と、
得られたファイバ中のFe 汚染量とは密接に関係し
ており、Fe205−!kが1) 0.1重量%以上
では得られたファイバはFeで著しく汚染される、 ++)o、o4i量%ではわずかながらFe で汚染さ
れる、 ti+) 0.025重量%以下では全(Feで汚染
されていない、と判った。 したがってFe205含;fr量が少なくとも0.03
重量%以下、好ましくは0.025重量%以下で(0,
0002重量%以上)ある炉心管を用いることが、ガラ
ス母材へのFe汚染抑制のために必須である。 以上の実験より不純物濃度として、MgOとNa2O愈
の相が0.2重量%以下であ先かつFe2O3濃度が0
.06重量%以下の炉心管内にて、多孔質母材をCI!
2ガスにより脱水し、透明ガラス化することが必須であ
ると明らかになった。 (石英炉心管の場合) 石英炉心管はアルミナ管に比べると非常に純度が高く、
不純物として最も多量に存在するA4205でも50
ppm程度でおる。しかしたかだカQ、!5 ppm以
下しか含まれ工いないCuは、多孔質母材の焼結課程で
スートを汚染し、得られたファイバの損失特性中にCu
由来の吸収増をもたらす。 表5VCその分析例を示すム11〜140石英管を用い
て、前記のアルばす管評価試験に用い友と同様に作成し
た多孔質母材について、また同様の脱水焼結条件で透明
ガラス化を行った後、同様にガラスファイバとした。 得られた各ファイバについて波長損失特性について評価
したところ、A11の炉心管使用の場合には、第5図の
イに示す損失特性であって、波長1.0μmにその吸収
ピークkWするGu2+に由来する吸収増がみられた。 蔦14の場合もわずかながらCuによる汚染が見られた
が、ム12およびA113の場合については、得られた
ファイバのaUによる汚染はなかった。 以上の結果から、低損失なファイバを得るためには、不
純物として含廟“されるCu量が、0.3ppm以下、
好ましくは0.1 ppm以下(0,02ppm以上〕
である炉心管全使用すべきであると判明した。 (最適脱水条件の検討) コア部がG602 10重−ii’%−3in290重
童%を有し、クランド部が純Si O2からなり、コア
径/クラツド径比が50μm / 125μmである多
孔質母材について表6のA613の石英炉ノ1管を用い
、CI!2を添加したH6 雰囲気にて、温度165
0℃の炉内へ、下降速度120Il&/hrのスピード
で該多孔質母材の端部より徐々に挿入し、一方の端から
他端まで脱水と同時に透明ガラス化した。 この時にat2ガスとHeガスの流iNi′(17分)
条件を、第1図のグラフに示すように変化させた。第1
図において、×印およびΔ印で示す条件では気泡発生が
見られ、x印はガラス母材の全体に気泡発生、またΔ印
は母材の一部に気泡発生した場合を示す。D印で示す条
件では無気泡で透明なガラス母材が得られたものの残留
水分が0.3 ppm以上であり、多くのファイバでは
波長1.30μmでの損失が168/k11以上であっ
た。○印で示す条件では、無気泡で透明なガラス母材が
得られ、該母材からのファイバは残留水分量が0.3
ppm以下であって、波長1.50μmにおける損失は
0.35〜0.8dB/kmと、優れた損失特性でおっ
た。 以上の結果から脱水と同時に透明ガラス化し、波長1.
30μmで充分低損失なファイバを得るためのG12/
He比は0.2〜0.5の範囲内(第1図中線A、B[
て囲まれる部分)とすることが必要と判った。 また、多孔質母材の脱水を予め実施した後に、純粋なH
6ガス雰囲気中で透明ガラス化する方法(米国特許第4
,538,111号明細書)も知られているが、この場
合においても、本発明にて示した炉心管純度を保つこと
が、脱水時に必要であることは、脱水温度が透明ガラス
化温度より低いものの通常1100〜1400℃という
高温であることから、充分理解できよう。 以上の説明および実験はアルξすおよび石英炉心管につ
いて行ったが、炉心管の材質については、SiG、ムラ
イト等でも良く、これらについても本発明の示す純度条
件が適用できる。 なお、炉心管はその使用に先たち、予めat2ガスを添
加した雰囲気にて、空焼きを行うことが好ましい。その
理由は、炉心管DO工時および運搬時等において、ミス
トやホコリ等が炉壁に付層し、その付着物中にはCu、
Fθ、アルカリ金楓化合物寺が存在する57能性がある
ためである。 〔実施例〕 以下本発明を実施例により説明する。 第2図は以下の実施例1,6および比較例1゜3に用い
た装置の概略を示すものであって、1は多孔質母材、2
は回転しながら下降できる支持棒、3は炉心管、4は炉
本体、5は発熱体、6は雰囲気ガス供給口、7は排出口
である。 また第3図は実施例2〜5、および比較例2に用いた装
置の概略図であって1図中名番号の示すところは第2図
の場合と同様である。 実施例1 VAD法により、06026重量%−810z 94重
量%からなるコア相当部と、純石英からなるジャケット
相当部を有する円柱状多孔質母材を、最終的に得られる
ガラス母材のコア/ジャケット比が10μm/125μ
m となるよう調整して、作製した。 該多孔質母材を1表2のム1[相当する、内径175鵡
φ、長さ1111のアルミナ炉心管を用い、第2図の装
置において、発熱体4により炉6管5を温度1650℃
に加熱し、管内にはCI! を150ccZ分、)(e
f 15.97分の割合で流し、この中に上記多孔質
母材1を下降速度2紘/分にて挿入した。得られた透明
ガラス母材は、直径61.長さ25Qlll、重量1.
5kyであった。該母材を温度2000℃の加熱炉を用
−・℃、コア径10μm、ジャケット径125μmのフ
ァイバとなるよう線引きした後、被覆剤にてコートし、
径0.9 rnφの被覆)−fイノ(とじた。 得られたファイバの損失特性は、波長1.30μmにお
い′cO,35〜0.7 dB/klIlの範囲にあり
、残留水分量は0.2 ppm以下で、しかも不純物に
由来する吸収はなかった。 比較例1 実施例1においてCI!2流量を70W/分とした以外
は実施例1と全く同一条件で行った。得られたファイバ
の損失特性は波長1.30μmicおいcQ、9〜1.
26B/l<m、残留水分量は0.5 ppm以上あっ
た。なお不純物に由来する吸収はなかった。 実施例2 OVPD法によジ、直径6uφ、長さ50mのアルミナ
マンドレル上に、まずGeO215重蓋%−8in28
5重童%からなるスートを25鴎径になるまで堆積させ
、次いで純5102からなるスートを50謁径になるま
で堆積させた後。 アルミナマンドレルを引抜き多孔質母材とした。 次いで第3図に示すような炉内にて表2のA2に相当す
る炉心管を用い、該多孔質母材全体が温度800℃とな
るようセットし、次いでat2100&/分、He10
−e/分(D m it (7) 雰11N %下、6
.3℃/分の昇温速度で温度1600℃まで昇温し該多
孔1母材會脱水透明ガラス化した。 得られたガラス母材を線引炉内で中空部を中実化しつつ
ファイバ化し、コア径/クランド径が50μm7100
μmのファイバとした。 得られたファイバの損失特性は波長1.60μmにおい
て0.45〜0.86B /km、残留水分量は0.1
ppm以下であった。 実施例3 実施例2において、温度1250℃にまで昇温した時点
で、CI!2の供給を止めた。その他は実施例2と同様
に行った。 実施例2の場合と同様のファイバが得られた。 実施例4 実施例2において、多孔質ガラス母材の中空部にも、C
1210(E1分、および1(6100oc/分を流し
、他は実施例2と同様に行った。 得られた結果はコア中心部(ファイバとしたもので5μ
m径に相当〕におけるG e O2が 2重量%程度揮
散し、13重蓋%となっていた。 その他のファイバ特性は実施例2の場合と全く同じであ
った。 実施例5 実施例4と同様にし、中空部へ供給するガスとして、さ
らに0220ccZ分を添加した。 得られたファイバにはGem2 の揮散はなく、その
他の特性は実施例3と全く同様なファイバであった。 比較例2 実施例6VCおいてアルミナ炉心管として表2の扁4の
ものを用いた。 得られたファイバの損失特性は波長1.30μmにおい
て2〜56B/kmと極めて高かった。残留水分量は0
.1 ppmにあったがF8 に由来する吸収増があ
り、これが1.50μmにおける損失を高めていた。 実施例6 実施例IVcおいて、表6のム15の炉心管を用い、そ
の他は全(同様に行った。 得られたファイバの損失%性は実施例1と同じでおった
〇 比較例3 実施例1において、表5のA11の石英管を利用し、そ
の他は同様に行った。 得られたファイバの損失!性は波長1.30μ田で〜3
da/kmと極めて高かった。残留水分量は0.1 p
pmであったが、Ou に由来する吸収増があり、こ
れが1.60μmでの損失を高めていた。 〔発明の効果〕 以上詳述したところおよび実施例、比較例の結果から明
らかなように、本発明の方法は残留水分および不純物由
来の吸収槽が少ない非常に優れた損失特性のファイバー
を得ることができる。
155,901号明細書寺】。 一方、0VPD法は、アルミナ、石英ガラス等からなる
回転する心棒上に、回転軸に対し垂直方向から、ガラス
微粒子からなる薄層を多層に形成し、該心棒を中心に円
筒状多孔質母材を製造する方法である(米国%許5,7
11,262.5.737,292.5,757,29
5俗号明細書等尼上記の如く得られた多孔質母祠は、H
θ寺の不活性ガス雰囲気中高温にて焼結し透明ガラス化
する。 光ファイバの実用上の問題として、伝送損失特性の向−
ヒが要求され、1時に長距離光S情で用いられる波長1
.50μmでの便用のためには、總損失が安定に16B
/km以下であることが必須である。そのためには波長
1.38μmに吸収を持ち、それにより1.30μmに
も影vを及ぼして損失増を来す、残留水分を極力少なく
する必要がある。第4図にファイバ中の残留水分量(p
pm)と波長1j 03mにおける損失増(dB/km
)の関係を示す。第4図からも明らかな如(、増失増
を0.3dB/km以下にするには残留水分量はOj
ppm以下とせねばならない。 ここで、ガラス素材自身の持つ損失の波長1.50 μ
mにおける理論限界値は0.3〜0.4 dB/kmで
あるので、上記の残留水分による損失と合せれば 0.
6〜0.7 da/kmの損失となる。 したがって、I+;損失が安定に1 dB/−以下を確
保するには、その他の原因に由来する損失増加、特にそ
の中でも大きな損失増の原因となる。 不純物例えばOu 9 Fθ等の遷移金属の吸収に由来
する損失増加を極力抑える必要がある。表1に、波長0
.8 μm Kおける吸収損失206B/klfiを与
える、熔融シリカ中の不純物元素1f(H)b)を示す
。 表1より、ファイバ中の不純物蓋11ppb以下とする
ことが、ファイバの低損失化にとり重要な問題であるこ
とがわかる。 次に、長距離光通信で使用する光ファイバは長尺化が要
求されるため、それに伴うファイバの強度特性の向上が
要求される。この観点からは、MgO等のアルカリ金属
のガラス母材への浸透は、ガラス母材表面の失透や耐水
性を劣化せしめるため好ましくない。このことはアルカ
リ金属全多量に含有する多成分系ファイバの強度が経時
劣化し、水分の多い雰囲気ではさらに劣化し易い事実か
らも明らかである。例えば外径150μmの多成分系フ
ァイバの引張破断強度は′5〜5 kg程度であって、
石英系ファイバの強度の%以下である〔文献:野田他藩
、光ファイバ電送、電子通佃学会編 P 116 (1
981年)〕。 以上詳説したように、波長1.30μmにおいて、損失
が1ds/km以下とし長距離伝送用ファイバとして使
用するには、損失面では■残留水分iti O,3pp
m以下とする、■Gu、Fe寺の遷移金属含量k 1
ppb以下とする、また強度面では0Mg 等のアルカ
リ金属によるガラス母材表面の汚染を防止する、ことが
必須である。 従来、伝送損失特性の回−ヒのために、上記の■および
■については種々検討されてきたが、■および■を同時
に満足するには従来の方法では未だ不完全であジ、まし
て■の問題について考慮した方法は全く知られていなか
った。 ところで火炎加水分解反応を利用してガラス畝粒子を生
成する方法では、未反応の水分の一部がスート内にある
程度混入してしまうので、脱水処理が必要でおり、通常
炉内においてat2を添加した雰囲気中Vこで高温加熱
することが行われ、該脱水処理は焼結の前工程にて又は
焼結と同時に行われる。例えば0VPD法により作製し
た多孔質母材を、CI!2全添加したHe雰囲気とした
温度約1500℃の炉内に、一端から他端へ向けて少し
ずつ挿入し、脱水と同時に透明ガラス化する方法があり
、第5図甲イで示す波長損失特性を有するファイバが得
られている。 なお、CI!2を添加しない場合の損失特性は第5図中
の口に示すとおりである(米国特許第3.995,45
4号明細省)。第5図から明らかなように、0.95μ
mVC現れる水分に白米する吸収は除去されておt)
1 ppm以下であるが、反面、0.90 、cam
f中心に、FeもしくはGu42価イオクイオンすると
考えられるブロードな吸収が埃れている。このような吸
収の存在するファイバでは、1.30μmにおいて16
B/IGn以下という低損失なファイバは到底期待でき
ない。 上記米国特許第3,995,454号明細省に記載され
る方法の欠点を補うために、不純物の混入を抑えつつス
ートの脱水を達成する方法が知られている(米国%許第
4,165,225号明細書〕。これは0VPD法によ
り作製した中心に中空部を有する多孔質母材の、中心部
にはG/2添加不活性ガスを流すと同時に、外周部には
不活性ガスを流す雰囲気中にて、多孔1母拐の脱水と同
時に透明ガラス化する方法であり、外周部に不活性ガス
合流すことで、炉壁に存在する不純物、特にFe、Gu
等のC12ガスと反応して揮発性の塩化物(Fe0Z2
+ Cue/2)を生成する不純物のスート中への浸入
を防止する方法である。 しかしながら、特にGeO2’i(含有するスートでは
、GeO2がO/2と下記(1)式の如(反応し、G1
902 + 2012→GeG14↑+02 (
1)cab/4となり揮散するために、屈折率調整用に
添加したG a O2の分布が著しく変化してしまう欠
点がある。この欠点に対してはO/2ガスによる反応を
抑えるため、上記(1)式の化学平衡を考えてさらに0
2ガスを添加する方法がとられている。 しかし02ガスの添7JO−itが体積比にて40%以
上となると、得られた母材中に気泡発生が多く見られる
ことが1本発明の研究途上判明した。またat2ガスそ
のものも添加量が2%以上では得られた母材中に多くの
気泡が見られた。このような気泡は母材中に1点でも存
在すれば、光ファイバとしては使用できないことは周知
である〇さらには生成した0601!4が母材に再堆積
し、得られだガラス母材のGaO2分布が、光ファイバ
の長手方向Vこおいても変化すもことをも、本発明者ら
は見出した。 −また、多孔潰母材の外周部の雰囲気においては、活性
なC12ガスは殆んど存在4tず、1(Gl!どなって
いるので、か々りの前の820蒸気が存在し、このU、
、0(9) が例えばアルミナ炉心管中に存在するM
gO寺の゛アルカリ成分と、下記12)式の如く反応し
、 Mg0(s) + H2O(g) →ug(OH)2
(g) ’・−+2+ただしS:固体 g:気体 生成したMg(O旧、は多孔質母材の外壁に付着して、
IJ)びMgOとなり、(4られたガラス母材の外周部
に含まれる。該母料から得たファイバを水分の存在する
雰囲気下に曝すと、ファイバ表面上のMg(0)は水と
反応してMg(01()2となり溶出するため、ファイ
バ表面VCミクロな欠陥全生成し、この欠陥はファイバ
の機械的強度の劣化を助長する恐れがある。透明ガラス
化母材の表面が炉心管素材の選択によっては失透し、ま
たMgO成分の多い炉心管の場合はど、その失透が激し
いという事実が上記の推察を実証する。 加えて多孔質母料外周部を不活性ガス雰囲気とすると、
外周部の脱水は不光分となるため、この方法はその実施
例から明らかなように残留水分量が0.3 ppm以下
のものを作製することは不可能であった。 又、この方法は01/PD法によるため、VAD法など
による中実な多孔質母材には適用できないという欠点を
有することは言うまでもない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、上記した従来方法における諸事情に鑑み、多
孔負母材外周部から全体にわたってCI!2ガスを浸透
させながら、脱水および透明ガラス化を有効に行い、か
つ不純物の混入を防止するという、困難な問題全解決し
、残留水分量が0.5 ppm以下であり、しかも不純
物の混入に由来する伝送損失増や強度劣化の発生のない
光ファイバ用母材の製造方法を提供すること金目的とす
る。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、ガラス原料ガスを火炎加水分解反応させるこ
とによりガラス微粒子を合成し、該微粒子を基材上に堆
積して多孔質体を形成し、該多孔質体を塩素系ガスを含
む雰囲気中にて加熱しそれにより脱水する工程金言む、
加熱処理により、焼結し透明ガラス化する方法において
、上記脱水又は脱水・焼結処理工程にて塩素系ガスを含
む雰囲気を保諌する炉心管として、下記(al〜(C1
の条件、 (at 含有するMgOとNa2O44の相が0.2
本量%以下であり、 (bl 含有するFe2O2幇が0.03i飯%以下
であり、 fcl 金力゛する〔凡用が0.5 ppm以下であ
る、全満足するものを用いることを%徴とする光ファイ
バ用母材の製造方法により、土6r′2の目的を達成す
る。 そして特に好ましい実施、1ル様としては、上記におけ
ろ′雰囲気がat2ガスi0.05〜2容量%を金力す
るものである上記方法を挙げることができる。 本発明者らは(tll究努力の結果、炉心管中の不純物
と得られた光ファイバーVCおける伝送損失増や強度の
関係、さらに該炉心管品宵と最適な脱水条件の関係に新
規な知見を見出し、本発明の方法に到達した。 以下に不発明の方法全具体的に説明する。 前述したCI!2ガス添加雰囲気中にて高温加熱する脱
水処理は、炉内にて行われる。炉には発熱体や断熱材か
らの不純物が母材中に混入するのを防ぐため、カーボン
発熱体と焼結雰囲気とを隔離する炉心管が設置されてお
り1例えばアルミナ製の炉心管では、すでに説明のよう
に。 アルミナ中のMg、 K、 Na 等のアルカリ成分(
これらはアルミナの緻智度を向上するため、積極的に微
量添加される)がi@jl温で周囲に飛散し。 これが多孔賀母拐表面に付盾し、クリストバライ日曽を
形成するという問題がAりる。又(J12添加処理によ
りスート中に侵入することはすでに説明した。 そこで炉心管と17て、アルカリ金属の含有のない石英
ガラス製のものもすでに実用化されている。しかし石英
ガラス製の炉心管にGuが含有されていると、脱水処理
雰囲気中の塩素系のガスとOuとが容易に化学反応し、
下記(3)式に示すような揮散性の塩化物として多孔質
母材に侵入し、ファイバの損失特性を著しく損なうとい
う新たな問題も生じている。 e2 0 u OCu 2 C12(al これには又、高温下において、Guは容易に石英ガラス
中を拡散する性′αがあるため、炉心管内部より 0u
が透過して出てしまい、ガラス母材中に混入するという
問題もあることが本発明の研究途上に判明した。 一方アルばす炉心管使用により得たガラス母材からのフ
ァイバ中にはアルカリ余積汚染やFeに由来する不純物
吸収が見られるものの、Cuに由来する吸収は見られな
いことも判った。これはアルミナ管製造時に温度約21
00℃に加熱成型されるため、CUは蒸気圧の篩いCu
Oとなって除去されるからである。 そこで本発明者等は、アルミナ管、石英管それぞれの場
合の不純物添加量について、スート中への不純物混入が
実質的に起こ9得ない許容量について、以下のよ5に実
、験し検討した。 (アルミナ炉心管の場合) コア相当部がG a O2をtoN童%含有する5in
2からなり、外周部は純5102からなる多孔質母材を
、同一条件のVAD法により10本作成し、各々につい
て表2に示す不純物添加量のアルミナ炉心管(41〜?
)およびMgQからなるマグネシア炉心管(410)中
にて、G12ガスを2容量%添那した1(θガス雰囲気
にて、温度800〜1600℃゛まで3.6℃/分の昇
温速度で〃口温し、透明ガラス母材を作製し、次いで該
母材の高度1900℃にて線引きし、径125μmのガ
ラスファイバを得た。なお表2における%は重量%であ
る。 つり【 以上の結果、まず得られたガラス化母材の状態は次のよ
うであった。すなわちム10の炉心管使用の場合、表面
の失透が激しく、厚さ3騰にわたる失透層を有しており
、ム8およびム9の場合も厚さ約1鵡近くの失透層を有
していた。 また、13〜5の炉心管全使用した場合も、ガラス化母
材の表面層には、白く、剥離し易い層が形成されており
、これ等の剥離し易い層は、X線粉末回折法によりクリ
ストバライト層となっていることが確認された。一方、
Aj、2゜6および7の炉心管を用いた場合、ガラス母
材表面層の剥離は全(見られなかった。 以上から、炉心管中のアルカリ金属量とガラス母材の状
態が密接に関係しておジ、1) MgO量が0.6重量
%以上の場合、ガラス母材の失透が極め℃激し〜・、2
) MgQとN&20量の和が0.2重量%以上では、
ガラス母材の失透による表面剥離が起る。5〕シたがっ
てガラス母材の失透金抑えるためには、 MgOとNa
、、O量の総和が0.2重量%以下(0,0002重量
%以上〕であることが必要である、と判った。失透した
ガラス母材は、線引き時に破断することがあり、生産の
歩留りを著しく低下させるのみならず、得られたファイ
バの機械的強度の信頼性を損うことは言うまてもない。 次に得られた各ファイバの損失特性について調べたとこ
ろ、総てのファイバの残留OH量は、0.05〜0.3
ppmの範囲内にあった。一方、不純物に関して損失
波長を解析したところ、扁4の炉心管使用の場合のファ
イバについて、第5図イに示したものと同様な不純物に
由来すると考えられるブロードな吸収が見られた。また
ム5の炉心管使用の場合も、わずかながら不純物由来の
吸収が見られた。しかし、その他の炉心管使用の場合に
は、このような吸収増はなかった0 以上の結果から、炉心管に含有されるFe2O3童と、
得られたファイバ中のFe 汚染量とは密接に関係し
ており、Fe205−!kが1) 0.1重量%以上
では得られたファイバはFeで著しく汚染される、 ++)o、o4i量%ではわずかながらFe で汚染さ
れる、 ti+) 0.025重量%以下では全(Feで汚染
されていない、と判った。 したがってFe205含;fr量が少なくとも0.03
重量%以下、好ましくは0.025重量%以下で(0,
0002重量%以上)ある炉心管を用いることが、ガラ
ス母材へのFe汚染抑制のために必須である。 以上の実験より不純物濃度として、MgOとNa2O愈
の相が0.2重量%以下であ先かつFe2O3濃度が0
.06重量%以下の炉心管内にて、多孔質母材をCI!
2ガスにより脱水し、透明ガラス化することが必須であ
ると明らかになった。 (石英炉心管の場合) 石英炉心管はアルミナ管に比べると非常に純度が高く、
不純物として最も多量に存在するA4205でも50
ppm程度でおる。しかしたかだカQ、!5 ppm以
下しか含まれ工いないCuは、多孔質母材の焼結課程で
スートを汚染し、得られたファイバの損失特性中にCu
由来の吸収増をもたらす。 表5VCその分析例を示すム11〜140石英管を用い
て、前記のアルばす管評価試験に用い友と同様に作成し
た多孔質母材について、また同様の脱水焼結条件で透明
ガラス化を行った後、同様にガラスファイバとした。 得られた各ファイバについて波長損失特性について評価
したところ、A11の炉心管使用の場合には、第5図の
イに示す損失特性であって、波長1.0μmにその吸収
ピークkWするGu2+に由来する吸収増がみられた。 蔦14の場合もわずかながらCuによる汚染が見られた
が、ム12およびA113の場合については、得られた
ファイバのaUによる汚染はなかった。 以上の結果から、低損失なファイバを得るためには、不
純物として含廟“されるCu量が、0.3ppm以下、
好ましくは0.1 ppm以下(0,02ppm以上〕
である炉心管全使用すべきであると判明した。 (最適脱水条件の検討) コア部がG602 10重−ii’%−3in290重
童%を有し、クランド部が純Si O2からなり、コア
径/クラツド径比が50μm / 125μmである多
孔質母材について表6のA613の石英炉ノ1管を用い
、CI!2を添加したH6 雰囲気にて、温度165
0℃の炉内へ、下降速度120Il&/hrのスピード
で該多孔質母材の端部より徐々に挿入し、一方の端から
他端まで脱水と同時に透明ガラス化した。 この時にat2ガスとHeガスの流iNi′(17分)
条件を、第1図のグラフに示すように変化させた。第1
図において、×印およびΔ印で示す条件では気泡発生が
見られ、x印はガラス母材の全体に気泡発生、またΔ印
は母材の一部に気泡発生した場合を示す。D印で示す条
件では無気泡で透明なガラス母材が得られたものの残留
水分が0.3 ppm以上であり、多くのファイバでは
波長1.30μmでの損失が168/k11以上であっ
た。○印で示す条件では、無気泡で透明なガラス母材が
得られ、該母材からのファイバは残留水分量が0.3
ppm以下であって、波長1.50μmにおける損失は
0.35〜0.8dB/kmと、優れた損失特性でおっ
た。 以上の結果から脱水と同時に透明ガラス化し、波長1.
30μmで充分低損失なファイバを得るためのG12/
He比は0.2〜0.5の範囲内(第1図中線A、B[
て囲まれる部分)とすることが必要と判った。 また、多孔質母材の脱水を予め実施した後に、純粋なH
6ガス雰囲気中で透明ガラス化する方法(米国特許第4
,538,111号明細書)も知られているが、この場
合においても、本発明にて示した炉心管純度を保つこと
が、脱水時に必要であることは、脱水温度が透明ガラス
化温度より低いものの通常1100〜1400℃という
高温であることから、充分理解できよう。 以上の説明および実験はアルξすおよび石英炉心管につ
いて行ったが、炉心管の材質については、SiG、ムラ
イト等でも良く、これらについても本発明の示す純度条
件が適用できる。 なお、炉心管はその使用に先たち、予めat2ガスを添
加した雰囲気にて、空焼きを行うことが好ましい。その
理由は、炉心管DO工時および運搬時等において、ミス
トやホコリ等が炉壁に付層し、その付着物中にはCu、
Fθ、アルカリ金楓化合物寺が存在する57能性がある
ためである。 〔実施例〕 以下本発明を実施例により説明する。 第2図は以下の実施例1,6および比較例1゜3に用い
た装置の概略を示すものであって、1は多孔質母材、2
は回転しながら下降できる支持棒、3は炉心管、4は炉
本体、5は発熱体、6は雰囲気ガス供給口、7は排出口
である。 また第3図は実施例2〜5、および比較例2に用いた装
置の概略図であって1図中名番号の示すところは第2図
の場合と同様である。 実施例1 VAD法により、06026重量%−810z 94重
量%からなるコア相当部と、純石英からなるジャケット
相当部を有する円柱状多孔質母材を、最終的に得られる
ガラス母材のコア/ジャケット比が10μm/125μ
m となるよう調整して、作製した。 該多孔質母材を1表2のム1[相当する、内径175鵡
φ、長さ1111のアルミナ炉心管を用い、第2図の装
置において、発熱体4により炉6管5を温度1650℃
に加熱し、管内にはCI! を150ccZ分、)(e
f 15.97分の割合で流し、この中に上記多孔質
母材1を下降速度2紘/分にて挿入した。得られた透明
ガラス母材は、直径61.長さ25Qlll、重量1.
5kyであった。該母材を温度2000℃の加熱炉を用
−・℃、コア径10μm、ジャケット径125μmのフ
ァイバとなるよう線引きした後、被覆剤にてコートし、
径0.9 rnφの被覆)−fイノ(とじた。 得られたファイバの損失特性は、波長1.30μmにお
い′cO,35〜0.7 dB/klIlの範囲にあり
、残留水分量は0.2 ppm以下で、しかも不純物に
由来する吸収はなかった。 比較例1 実施例1においてCI!2流量を70W/分とした以外
は実施例1と全く同一条件で行った。得られたファイバ
の損失特性は波長1.30μmicおいcQ、9〜1.
26B/l<m、残留水分量は0.5 ppm以上あっ
た。なお不純物に由来する吸収はなかった。 実施例2 OVPD法によジ、直径6uφ、長さ50mのアルミナ
マンドレル上に、まずGeO215重蓋%−8in28
5重童%からなるスートを25鴎径になるまで堆積させ
、次いで純5102からなるスートを50謁径になるま
で堆積させた後。 アルミナマンドレルを引抜き多孔質母材とした。 次いで第3図に示すような炉内にて表2のA2に相当す
る炉心管を用い、該多孔質母材全体が温度800℃とな
るようセットし、次いでat2100&/分、He10
−e/分(D m it (7) 雰11N %下、6
.3℃/分の昇温速度で温度1600℃まで昇温し該多
孔1母材會脱水透明ガラス化した。 得られたガラス母材を線引炉内で中空部を中実化しつつ
ファイバ化し、コア径/クランド径が50μm7100
μmのファイバとした。 得られたファイバの損失特性は波長1.60μmにおい
て0.45〜0.86B /km、残留水分量は0.1
ppm以下であった。 実施例3 実施例2において、温度1250℃にまで昇温した時点
で、CI!2の供給を止めた。その他は実施例2と同様
に行った。 実施例2の場合と同様のファイバが得られた。 実施例4 実施例2において、多孔質ガラス母材の中空部にも、C
1210(E1分、および1(6100oc/分を流し
、他は実施例2と同様に行った。 得られた結果はコア中心部(ファイバとしたもので5μ
m径に相当〕におけるG e O2が 2重量%程度揮
散し、13重蓋%となっていた。 その他のファイバ特性は実施例2の場合と全く同じであ
った。 実施例5 実施例4と同様にし、中空部へ供給するガスとして、さ
らに0220ccZ分を添加した。 得られたファイバにはGem2 の揮散はなく、その
他の特性は実施例3と全く同様なファイバであった。 比較例2 実施例6VCおいてアルミナ炉心管として表2の扁4の
ものを用いた。 得られたファイバの損失特性は波長1.30μmにおい
て2〜56B/kmと極めて高かった。残留水分量は0
.1 ppmにあったがF8 に由来する吸収増があ
り、これが1.50μmにおける損失を高めていた。 実施例6 実施例IVcおいて、表6のム15の炉心管を用い、そ
の他は全(同様に行った。 得られたファイバの損失%性は実施例1と同じでおった
〇 比較例3 実施例1において、表5のA11の石英管を利用し、そ
の他は同様に行った。 得られたファイバの損失!性は波長1.30μ田で〜3
da/kmと極めて高かった。残留水分量は0.1 p
pmであったが、Ou に由来する吸収増があり、こ
れが1.60μmでの損失を高めていた。 〔発明の効果〕 以上詳述したところおよび実施例、比較例の結果から明
らかなように、本発明の方法は残留水分および不純物由
来の吸収槽が少ない非常に優れた損失特性のファイバー
を得ることができる。
第1図は、本発明方法における脱水・焼結時の最適な雰
囲気条件を実験した結果をグラフとしたもので、C/2
流量とHθ 流量の比と得られたガラス母材の状Mk示
す。 第2図は、本発明の実施仰様を概略説明する図、 第6図は、本発明の別の実施態様全概略説明する図、 第4図は残留水分蓋(’9r)m)と波長1.30μm
における損失増(as/km)の関係を示すグラフ、第
5図は従来法により作製したファイバの波長損失特性を
示す図である。 口 々p区C刀穐茎 ○ 脈
囲気条件を実験した結果をグラフとしたもので、C/2
流量とHθ 流量の比と得られたガラス母材の状Mk示
す。 第2図は、本発明の実施仰様を概略説明する図、 第6図は、本発明の別の実施態様全概略説明する図、 第4図は残留水分蓋(’9r)m)と波長1.30μm
における損失増(as/km)の関係を示すグラフ、第
5図は従来法により作製したファイバの波長損失特性を
示す図である。 口 々p区C刀穐茎 ○ 脈
Claims (4)
- (1)ガラス原料ガスを火炎加水分解反応させることに
よりガラス微粒子を合成し、該微粒子を基材上に堆積し
て多孔質体を形成し、該多孔質体を塩素系ガスを含む雰
囲気中にて加熱しそれにより脱水する工程を含む、加熱
処理により、焼結し透明ガラス化する方法において、上
記脱水又は脱水・焼結処理工程にて塩素系ガスを含む雰
囲気を保護する炉心管として、下記(a)〜(c)の条
件、 (a)含有するMgOとNa_2O量の和が0.2重量
%以下であり、 (b)含有するFe_2O_3量が0.03重量%以下
であり、 (c)含有するCu量が0.5ppm以下である、を満
足するものを用いることを特徴とする光ファイバ用母材
の製造方法。 - (2)塩素系ガスを0.05〜2容量%含有する雰囲気
にて加熱する特許請求の範囲第(1)項に記載される光
ファイバ用母材の製造方法。 - (3)炉心管がアルミナ管である特許請求の範囲第(1
)項または第(2)項に記載される光ファイバ用母材の
製造方法。 - (4)炉心管が石英管である特許請求の範囲第(1)項
または第(2)項に記載される光ファイバ用母材の製造
方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15761684A JPS6136129A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 光フアイバ用ガラス母材の製造方法 |
KR1019840008429A KR860001017A (ko) | 1984-07-30 | 1984-12-27 | 광 파이버용 유리모재의 제조방법 |
DK344385A DK164099C (da) | 1984-07-30 | 1985-07-29 | Fremgangsmaade til fremstilling af glasraaemne til optiske fibre |
CA000487685A CA1257814A (en) | 1984-07-30 | 1985-07-29 | Method for producing glass preform for optical fiber |
DE8585109542T DE3585000D1 (de) | 1984-07-30 | 1985-07-30 | Verfahren zur herstellung einer glasvorform fuer optische fasern. |
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AU45583/85A AU576374B2 (en) | 1984-07-30 | 1985-07-30 | Optical fibre preform production |
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---|---|---|---|
JP15761684A JPS6136129A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 光フアイバ用ガラス母材の製造方法 |
Publications (1)
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---|---|
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Family Applications (1)
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JPS5688836A (en) * | 1979-12-20 | 1981-07-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Preparation of glass stock for optical fiber |
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- 1984-07-30 JP JP15761684A patent/JPS6136129A/ja active Pending
- 1984-12-27 KR KR1019840008429A patent/KR860001017A/ko not_active Application Discontinuation
-
1985
- 1985-07-29 DK DK344385A patent/DK164099C/da not_active IP Right Cessation
- 1985-07-29 CA CA000487685A patent/CA1257814A/en not_active Expired
- 1985-07-30 EP EP85109542A patent/EP0170249B1/en not_active Expired
- 1985-07-30 AU AU45583/85A patent/AU576374B2/en not_active Expired
- 1985-07-30 DE DE8585109542T patent/DE3585000D1/de not_active Expired - Lifetime
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KR860001017A (ko) | 1986-02-22 |
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AU576374B2 (en) | 1988-08-25 |
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