JPS6120750A - 印刷機の調整用駆動装置の運転状態の検知方法および装置 - Google Patents

印刷機の調整用駆動装置の運転状態の検知方法および装置

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JPS6120750A
JPS6120750A JP60144866A JP14486685A JPS6120750A JP S6120750 A JPS6120750 A JP S6120750A JP 60144866 A JP60144866 A JP 60144866A JP 14486685 A JP14486685 A JP 14486685A JP S6120750 A JPS6120750 A JP S6120750A
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drive
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electric motor
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    • B41F31/02Ducts, containers, supply or metering devices
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、正逆両方に駆動されうる電動モーターおよび
駆動機構、望ましくはスピンドル式の駆動機構を有する
、印刷機、特にオフセット印刷機の調整用駆動装置の運
転状態の検知方法および装置に関する。
〔従来の技術〕 この種の調整用駆動装置は印刷機においては、例えばオ
フセット印刷機のインキ装置におけるインキ層厚さのプ
ロフィルを設定するためのものとして多くの個所がある
。このような調整用5駆動装置は、各瞬間における調整
用駆動装置の調整位置が検出されうるような調整位置発
信器と結合されている。そこでは例えば直線的に移動す
るインキナイフの場合、調整用駆動装置がインキナイフ
を突当りの位置、すなわちインキ隙間厚さがゼロの値を
とる所まで動かしたときに、調整用駆動装置の、磨耗が
起れば変りうろこの調整位置に、1つの決った値(望ま
しくはゼロ)が対応せしめられるべきであるが、磨耗が
起るので、この値は当然。
長期間を見た場合必ずしも調整位置発信器における同一
の調整位置において生ずるものでなく、また、他の場合
、駆動機構における遊びのために、調整位置発信器で知
らされる調整位置き調整用駆動装置の実際の調整位置の
間の隔りが生じうる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、磨耗が起っても調整用駆動装置の調整
位置の正確さを保持することを、新しい方法ステップあ
るいは装置と少なくとも協動して回行1とする1つの方
法を提供する゛ことにある。
〔問題を解決するための手段〕
この目的は本発明によれば、電動モーターで発生された
回転トルクあるいはそれに依存している量が検出され、
調整用駆動装置の調整動作が一定方向に行われている間
におけるトルクないしそれに代る量と比較されること、
そして調整用駆動装置の一定方向の調整動作の際のトル
クから所定の限度値だけ偏ったトルクが発生したことを
もって、それを、一定方向の調整動作とは異った運転状
態と判定するための基準として使用することによって解
決される。トルクに依存する電気的量は、望ましくは電
動モーターに入力されている電流とされる。
したがって、本発明による方法においては、モーターで
発生されたトルクが、調整用駆動装置の正常の調整動作
においてモーターが発生するトルクから所定の限度値だ
け偏っているかどうかが調べられる。ここで正常の調整
動作というのは、調整用駆動装置が動いている状態、つ
まり突き当るまで行ってはいない状態にあって、モータ
ーの回転方向が逆転したときに一般に短時間あるような
、モーターが駆動機構における遊びを克服しているだけ
の状態ではない場合をいう。
本発明は、調整用駆動装置の運転状態の検知、例えば電
動モーターが電流の供給に際して1つの決められた回転
方向にごく短時間で比較的小さな@逆トルクに打勝ちさ
えすればよいか(これは駆動機構の遊びを克服する場合
)、電流は供給されたが←÷舎苧(これは調整駆動装置
がブロックされているので)動かないのか、あるいは電
動モーターが中間的大きさの謡錐トルクに打勝たなけれ
ばならないか(これが調整用駆動装置が一定方向の調整
動作をする場合)の判定が、個々の調整用駆動装置の調
整位置の正確な表示を可能とするために利用できるとの
知見から出発している。これによれば、調整用駆動装置
あるいはそれによって動かされる部分における磨耗およ
び/あるいは遊び、例えばインキナイフの磨耗は測定の
精度に影響を及はさない。必要となればさらにほかの量
あるいは値、例えば場合々々の電動モーターの回転方向
が運転状態の検知のために目安とされうる。
実は、DB −PS 2935489によって1つの装
置が公知であるが、この装置の場合、インキナイフの調
整要素の調整位置を検知するセンサー(複数)の感度が
異ることの影響、およびインキ層の厚さがセ゛口の際に
センサーから出力されたインキナイフの調整要素の調整
位置の値ゼロからの隔りの影響に対しての配慮はなされ
うる。この装置ではそのために、インキナイフの調整要
素を一旦はインキ層厚さゼロに、またそれとは別に所定
のインキ層厚さに合わせることが必要である。その上ま
た、その合わせ方がどのように行われるべきか、そして
インキ層厚さがゼロになったことはどのようにして判定
されるべきかについては、このドイツ特許明細書では、
何も述べられていない。
本発明の利点は駆動機構の遊ひが調整位置発信器から出
力された信号の評価の際に補正されうろことにある。し
たがって、適当な構造によって駆動機構の遊びをゼロに
することは考える必要がない。それどころか、駆動機構
の遊び、特にねじスピンドルでの遊びは、それがあるこ
とによって、駆動機構が摩擦あるいはその他の汚れによ
って動きにくくなることがないということが保証される
のが常であるから、逆に大きくされる。したがってまた
、モーターをオーバーサイズにすることも考えなくても
よい。
印刷機における調整用モーターは、永久磁石で作られた
界磁を有する直流モーターとしてしばしば構成される。
このようなモーターは他動の直流モーター、あるいは、
一定の直流電圧に接続されたときは分捲モーターのよう
な特性を示す。そのようなモーターでは、モーター電流
がトルクに極めて密接に依存していて、理想的な場合に
は直線的関係となる。回転数も発生されるトルクと関係
しているが、その度合は小さい。直捲モーターは本発明
に関連する用途には滅多に使われないものであるが、こ
のものでは様相が異り、回転数と発生されるトルクは非
常に強く関係している。したがって、発生されるトルク
に依存した量として、用途によっては電動モーターの回
転数も用いられうる。本発明の実施例においてはトルク
に依存し。
た1つの電気的量が扱われており、それはモーターの電
流である。しかしながら、回転モーメントに依存した量
として、例えばモーター電流の時間的変化、すなわちモ
ーター電流の時間に関する一次微係数も用いられうる。
本発明による方法の1つの実施態様においては、調整用
駆動装置の一方向の調整動作の際の旧・彎グ=宍≠ヰを
所定の限度値だけ超過したことをもって、それを、電動
モーターに電流が流れてはいるが調整用駆動装置が停止
状態である状態と判定するための基準とする。この限度
値は、少しくらい摩擦力が大きくなってもその限度値が
超えられず、調整用駆動装置が停止状態となったとき始
めてその限度値が超えられることとなるような大きさに
設定するのが合目的的である。この状態の場合、電動モ
ーターは一般に、正常の調整動作の際の電流の何倍もの
電流を取入れることになる。
本発明の他の1つの実施態様で、上述の実施態様と一緒
になって1つの実施態様となるものにおいては、調整用
駆動装置の一方向の調整動作の際のトルクを所定の限度
値だけ下廻ったことをもって、これを、電動モーターの
回転によって調整用駆動装置の遊びが克服されていると
いう調整用駆動装置の運転状態と判定するための基準と
する。
正常の調整動作の際にトルクの変動が起りつる場合には
特にであるが、無負荷行程の克服の際のトルクが調整用
駆動装置の正常の調整動作の際に現れるトルクから十分
な大きさだけ離れていて、これら両運転状態が文句なし
に区別されうるということに注意されなければならない
。上述の最後に説明した実施態様においては、特に駆動
モーターの回転方向が逆転した際に、トルクがいつ正常
の調整動作に和尚する値に戻ったかを確認することが可
能であり、したがって調整位置発信器の調整位置信号を
適当な方法で評価することが可能となる。例えば調整位
置発信器が、所定の角度量の回転を表わすパルス形の信
号だけを出力するインクリメント形発信器である場合に
は、電動モーターがその正常のトルクを発生したときに
始めてそれらパルス形信号の評価が開始される本発明の
方法を実施することができる。したがって、駆動機構の
無負荷行程の克服の間での調整位置発信器の回転は7無
視される。
電動モーターのシャフトと調節部材、例えばインキナイ
フのセグメントの間に、遊びをもって互いに結合された
いくつかの伝達部材、例えばロンド、シャフト、ねじス
ピンドル等々が介在している場合、そしてまた、例えば
これらシャーフトの少くとも1つが別に支持されている
場合には、電動モーターの回転方向の逆転に続いてこの
モーターが発生すべきトルクは、調整用駆動装置の一定
方向の一様な調整動作を特徴づけるトルクに達するまで
の間、段階的に増加する。その場合、限度値は、それに
もかかわらず一定方向の調整動作という運転状態が文句
なし、に検知されうるように設定されなければならない
。さらに、種々の伝達部材の間に遊びがあることの結果
として、電動モーターの始動の際に引起される個々の伝
達部材の加速によって、比較的に高さも低い短時間の電
流のピりが生じうる。
本発明による方法の実施のための1つの装置においては
、電動モーターによって発生されたトルクを検知するた
めの装置が設けられており、さらに、所定の限度値を超
えるトルクの変化ζこ応答し、調整位置発信器で得られ
た調整用駆動装置の調整位置の値を1つのメモリに格納
することを制御するように構成された評価装置が設けら
れている。
格納された調整位置発信器の調整位置の値はこの場合、
調整位置発信器が直線的ポテンショメーターである場合
にそうであるように、そのままの形でか、あるいは付加
的な装置を経ることにより、調整位置発信器の実際の調
整位置を表わしていなければならない。評価装置が応答
するトルクの変化は普通は段階的に起る。本発明による
装置の利点は、メモリに格納された調整位置発信器の調
整位置の値を補正の目的に使用することが可能であるこ
とにある。格納された調整位置の値は印刷機における、
例えば表示装置によって見ることができ、この表示装置
によって技術者あるいは印刷工は、その指示の値がいか
なる値のときに調整用駆動装置が機械的に定まった端の
調整位置に達しているのかを知ることができる。それか
ら、この指示値は純粋に計算のために考慮されるか、あ
るいは、調整位置発信器の調整によって例えばゼロにさ
れる。
本発明の1つの実施態様においては、相対的に互に回転
しうる2つの部分を有する調整位置発信器の一方の部分
にモーターのシャフトが結合され、調整位置発信器の他
方の部分は限られた範囲内で旋回可能なように設置され
て、調整位置発信器から出力された調整位置信号と、電
動モーターから発生されたトルクを検知するための装置
から出力された調整用駆動装置の運転状態の変化を表わ
す信号とが評価装置に供給され、この評価装置が調整位
置発信器の前記の他方の部分の旋回角度と調整用駆動装
置の遊びを克服するために電動モーターのシャフトが動
いた回転角度上の間に差違が生じた場合に1つの信号を
発生するように構成されている。
この信号は技術者に対して、調整位置発信器の上記の他
方の部分が限られた範囲で旋回できるその旋回角度範囲
を、その信号が消滅するまで調整することを指示するも
のとなる。本発明のさらに発展した実施態様においては
、この信号が調整位置発信器の前記他方の部分の旋回角
度を制限しているストッパーをどの方向に動かさなけれ
ばならないかの少なくとも1つ指示を与えるように評価
装置が構成されている。この信号も技術者に対して、行
うべき調整の指示を与える。
調整位置発信器の場合、ポテンショメータシャフトが電
動モーターからのトルクを調節部材に伝達する役目をす
るような例えばポテンショメータが重要である。摺動子
はポテンショメータシャフトに完全に遊びなしで結合さ
れているのが望ましい。そこに遊びがあってもそれは、
どんな場合でも調整位置発信器と調節部材の間の領域に
おける全体の遊びよりも小さいはずである。電動モータ
ーから調節部材への全伝達経路における遊びの量は測定
精度に影響を及ぼさない。
本発明の1つの実施態様においては、調整位置発信器の
前記の他の部分の旋回角度の自動的補正が行われ、その
結果、技術者が必ず介入しなければならないことがなく
なり、調整位置発信器の指示が調整用駆動装置の調整位
置の値と正確に一致することが常ζこ保証される。
本発明による装置の1つの実施態様においては、電動モ
ーターの第1の回転方向においてトルクが無負荷トルク
を超過しているときに調整位置発信器で得られた調整位
置の値が調整用駆動装置の真の調整位置として出力され
、逆方向回転の場合には調整位置発信器で得られた調整
位置の値が、調整用駆動装置の無負荷行程に相当するあ
る量だけ補正されるように構成され、無負荷行程を検知
するための手段として、第1の回転方向での電動モータ
ーの負荷のかかった運転の状態あるいは阻止された運転
の状態から出発して回転方向が逆転した場合に、その回
転方向逆転の時点と負荷時モーメントに達した時点の間
に生じた調整位置発信器の出力の大きさの変化を検出し
てメモリに格納する装置を有している。これの有利性は
、調整位置発信器のハウジングを固定して取付けること
ができ、そしてそれにも拘わらず無負荷行程か自動的に
考慮されることにある。
本発明のその他の特徴や利点は、本発明の実質的な詳細
を示している図面を参照して以下に述べる実施例の説明
および特許請求の範囲から明らかとなる。個々の特徴は
、本発明の一つの実施例の中で、個々にあるいは幾つか
のものが任意に組合わされて実現されうる。
〔実施例〕
第1図においては印刷機に数多くあるローラ類のうち、
インキ装置のインキ出しローラ2だけが示されている。
インキ出しローラ2には印刷インキが供給され、インキ
出しローラ2の上に形成されたインキ層の厚さが、イン
キ出しローラ2の長さにわたって、合計32個のインキ
ナイフ4のインキ出しローラ2からの距離によって定ま
り、それによってインキ出しローラ2の上でのインキ層
厚さ、つまり液状のインキ膜の厚さがインキ出しローラ
2の長さにわたってそれぞれの所望の値に設定されつる
。  ゛ 各インキナイフ4(第2図参照)は個別の電動モーター
6で駆動される。電動モーター6のシャフト8はスピン
ドル式ポテンショメータ12の一部となっているポテン
ショメータスピンドル10の一端に遊びをもって(溝・
はね結合により)結合されている。ポテンショメータス
ピンドルlOの他端は同様に遊びをもってシャツ1−1
4に結合されていて、このシャフト14の他端について
いるねじスピンドル16が、インキナイフ4に固定され
た案内片20のねじ孔18に螺合している。
ねじスピンドル16とねじ孔18の間には遊びがある。
このような駆動機構では、電動モーター6の駆動の方向
に従ってインキナイフ4はインキ出しローラ2の方に動
かされるかあるいはそれから引離される。ところで、電
動モーター6の回転方向が逆転した場合は、インキナイ
フ4のその長さ方向の運動はモーター6の回転運動に正
確に追従するものではなく、このことはねじスピン−ド
ル16とねじ孔18の間の遊びに起因するものである。
スピンドル式ポテンショメータ12のハウジング22は
、その長さ方向の軸線の回りに回転できるように支持さ
れている。この場合、ハウジング22の回転角度は、ハ
ウジング22に取付けられた半径方向に突出したアーム
26が、不動の支持部30のねし孔にねじ込まれた調整
ねじ28で形成されている2つの調整可能なストッパの
間に入り込んでいることによって制限されている。ハウ
ジング22の回転角度は、ねじスピンドル16とねじ孔
18の間およびねじスピンドル16とポテンショメータ
スピンドルIOの間における遊びによって起るところの
回転角度に正確に対応するように調整ねじ28は調整さ
れる。その場合、アーム26の旋回角度は、シャフト1
4が、ある時間にわたって1つの回転方向に駆動された
後の回転方向の逆転の際に、上記の遊びを克服した上で
案内片20をその逆転の方向に動かすに至るまでに動い
た回転角度と全く同じ大きさとなる。本実施例ではこの
遊びは約40°となっている。
アーム26の遊びがねしスピンドル16とねじ孔18の
間およびポテンショメータスピンドル10とねじスピン
ドル16の間の結合の全体の遊びの量と事実上全く同じ
であれば、その結果として、電動モーター6の回転方向
の逆転の後に、ねじスピンドル16とねじ孔18の間の
遊びのためにインキナイフ4が動かずにいる間には、ハ
ウジング22はポテンショメータスピンドル10とノ1
ウジング22の間に働く摩擦力によって回転させられる
ので、ポテンショメータスピンドル10とハウジング2
2の間の相対運動も起らない。したがって、スピンドル
式ポテンショメータ12から出力される電圧は、アーム
26が旋回運動している間は変らない。
スピンドル式ポテンショメータ12の3本の接続線33
〜35は電子的接続装置40の入力側に接続され、電動
モーター6への電流供給ラインに挿入されている抵抗3
6の接続線が接続装置40の他方の接続部に接続されて
いる。抵抗36における電圧はモーター6の入力電流の
一尺度であり、またモーター6が発生しているトルクの
尺度である。接続装置40はディジタルの電気的信号を
多数の平行な信号線42を経て、キーボード48と結合
された制御装置46に送出する。キーボード48によっ
て印刷工は制御装置46にデータを入力することができ
、制御装置46は、印刷機の幾つかの印刷装置にわたっ
であるインキナイフ4をそれぞれの所望の値に設定する
動作をなし、それによってそのときの要求に応じて幾つ
かの電動モーター6のそれぞれを必要とされる回転方向
に制御する。そのための電気的に作動するスイッチ50
.52が第2図に示されている。これらスイッチ50.
52は図では機械的スイッチとして示されているが、電
子スイッチとしても構成されうる。キーボード48が付
属した制御装置46、゛そしてまたスイッチ50と52
は本発明の目的ではない。このような制御装置46を備
えた機械についてはDB−O83112189およびそ
れに対応する米国特許明細書に記載されている。そのよ
うな関係上、上記のドイツ特許明細書および米国特許明
細書の全内容は本明細書に含まれるものと見なすことに
する。
時々刻々のインキナイフ4の調整位置を示す信号が接続
装置40によって制御装置46へと送られ、その際ねじ
スピンドル16の、一方ではねじ′孔18との間、他方
ではポテンショメータスピンドル10との間の遊びが除
去される。さらに、この電子的接続装置40から出力さ
れた測定値はインキ隙間厚さに常に正確に対応している
べきであり、それはまた、インキ出しローラの側に向い
たインキナイフ4の端面やねじスピンドル16の領域で
起る磨耗には無関係であるべきことにもなる。
このために、電動モーター6の運転状態が検知される。
第4図は電動モーター6が抵抗36を通して入力する電
流の種々の運転状態における大きさをグラフで示したも
のである。無負荷のときは比較的小さい電流(曲線a)
が入力されており、正常の作動をする駆動、すなわち案
内片20が動かされている間ではより大きな電流、つま
り作動暗電流(曲線b)が入力され、そ、して、インキ
ナイフ4かインキ出しローラ2に突き当ることによって
シャフト8の回転運動が阻止されたときには、さらに大
きな阻止時電流(曲線C)が入力される。
電子的接続装置40は限度値S、 、 S2. S3を
発生する限度値回路を内蔵し、限度値S3が超えられた
ときは、それは阻止時電流が発生したものと判定される
。限度値S3は超えられていないが限度値S2は超えら
れているとき、それは電動モーター6の正常の作動状態
であると判定され、そして、限度値S、だけが超えられ
ているとき、それは電動モーター6の無負荷の状態と判
定される。どの限度値Sl + 82 + s、も超え
られていない場合は、それは電動モーター6に電流が供
給されておらず、したがって電動モーター6は停止状態
と判定される。
電子的接続装置40は、限度値S、が超えられているこ
と、つまり阻止時電流が生じていることが検知されたと
きはいつでも、その瞬間に直線的スピンドル式ポテンシ
ョメータ12から測定値として出力された値がメモリに
格納されるように構成されている。そのために、アナロ
グ量、つまり接続線33と34の間の直流電圧としての
測定値が、接続装置40に含まれているアナログ/ディ
ジタル変換器によってディジタル値に変換されてレジス
タに格納される。この格納された値はその後は常に、ス
ピンドル式ポテンショメータ12から出力されて同じア
ナログ/ディジタル変換器でディジタル化されたそれぞ
れの値から減算され、そこで得られた差は、スピンドル
式駆動機構16 、18における遊びによる不時の誤差
を度外視するならば、インキナイフ4の端面のインキ出
しローラ2からの距離の正確な尺度となる。
最後ζこ述べた遊びは、もし前述のようにアーム26の
旋回行程が、スピンドル形駆動機構16゜18における
遊びを克服するためにシャフト14が回転しなければな
らない回転角度と全く同じ大きさであるならば、スピン
ドル式ポテンショメータ12の指示の精度に影響を与え
ない。
電子的接続装置40は、最後に述べたアーム26の旋回
角度と実際の遊びの一致が存在するのか、あるいは調整
ねじ28がなお調整し直されるべきであるのかを検知す
るために、さらに1つの装置を含んでいる。そのために
、電動モーター6のスタート時にその電流が限度値S1
だけを超えた場合、すなわち無負荷となった場合にはい
っでも直ちに、スピンドル式ポテンショメータ12で得
られディジタル化された調整位置の値が格納される。電
動モーター6が人力する電流がその後に限度値S2を超
え、それにより調整用駆動装置における遊びが克服され
たことが検知されたときには、再びスピンドル式ポテン
ショメータ12から出力されディジタル化された調整位
置の値が取出されて先程述べた最初の調整位置の値と比
較される。これら両値が一致したならば、モーター6の
無負荷の間にポテンショメータスピンドル12はハウジ
ング22と相対的に回転しなかったのであり、このよう
な場合はアーム26が旋回できる角度が過小ではないこ
ととなる。これに加え、アーム26の旋回できる角度が
過大であるかどうかを検知するために、限度値S2が超
えられてから1秒よりはずっと短かいごく短時間の後に
、スピンドル式ポテンショメータ12のち出力され、デ
ィジタル化された調整位置の値が再び、格納されそいる
調整位置の値と比較される。さて、最後に得られた調整
位置の値が格納されていた調整位置の値からずれていた
ならば、それはその間にポテンショメータ12がハウジ
ング22に対して回転したということ、つまりアーム2
6がその間に一方の調整ねじ28の上で止ったというこ
との証拠である。これに反し、もし最後に得られた調整
位置の値が、格納されていた調整位置の値と依然として
一致したならば、これはアーム26が未だ一方の調整ね
じ28の上で止るに至っていないこと、したがって調整
ねじ28によって制限されているアーム26の旋回角度
が過大であることを示している。この場合、発光ダイオ
ード60が接続装置40によって通電され、それによっ
て、旋回アーム26の旋回角度を、2つの調整ねじ28
の一方を廻すことによって減らさなければならないこと
が知らされる。これに反して、前述の過程において旋回
アーム26の旋回角度が過小であることが示されたなら
ば、他方の発光ダイオード62が点灯して、これが保守
技術者に、旋回アーム26の旋回範囲を調整ねじ28の
一方を廻すことによって大きくしなければならないこと
が知らされる。
当然のこととして、発光ダイオード60.62による表
示の代りに、あるいはそのような表示に追加するものと
して、旋回アーム26の旋回角度を制限する調整可能の
ストッパーを自動的に調整することも可能である。本実
施例ζこおいては、発光ダイオード60と62は旋回ア
ーム26の旋回角度をどの方向に変えるべきかを示すだ
けで、この旋回角度をどれ程変えるべきかは示さないの
で、技術者は、調製ねじ28の1つを廻したならば、旋
回アーム26の旋回角度がそれで正しくなったかどうか
の確認を、インキナイフ4のための1つの調整動作を見
ることによってさらに行なわなければならない。
第5図によって、第2図の実施例とは異った実施例につ
いて説明がされており、この場合ではスピンドル式ポテ
ンショメータ12のハウジング22は固定されている。
そしてスピンドル式駆動機構16.18の遊びは変形さ
れた電子的接続装置40によって除去されている。イン
キの隙間がゼロの値をとるとき、つまりインキナイフ4
がインキ出しローラ2に突き轟ったときのゼロの調整位
置は上述の場合と同じ方法で得られる。第5図はスピン
ドル式駆動機構の回転運動の経過とその際に生ずるモー
ター電流およびポテンショメータでの調整位置の値のす
べてを例示している。
以下の考察においては、スピンドル式ポテンショメータ
12から出力されたイ直は、モーター6がインキナイフ
4をインキ出しローラ2の方へ動かしているときにイン
キナイフ4の調整位置の正確な尺度を与えるということ
が前提となっている。
モーター乙のこの回転方向の際に、インキ隙間厚さゼロ
の設定も行われている。したがって、モータ→のこの回
転方向に際し、当然のこととして遊びについては考慮を
要しない。駆動機構16 、18およびインキナイフ4
の端面に万一磨耗があっても、それの測定精度への影響
は、適当な時間間隔をもって、例えば印刷機の毎日の始
動時に、」二連の方法で指示を値セロに調整することに
よって、無害なものとされうる。インキナイフ4がイン
キ出しローラ2の方へとこのように動いているときにモ
ーター6の電源が切られると、スピンドル式ポテンショ
メータ12から出力されたインキナイフ4の調整位置を
表わす値がディジタル化された上で、変形された接続装
門40の中のメモリに格納される。この状態が第5図の
時間軸の始点、つまり時刻t。のところに示されている
。時刻t1において電動モーター6が逆方向回転に切換
えられたとする、それにより、モーター6に供給される
電流はゼロから値工。、すなわち無負荷時電流まで増加
する。なお、この場合、モーター切換えの直後、この電
流の短時間のオーバーシュートがあることが第5図に示
されている。モーター6は動き始め、まずスピンドル式
駆動機構tb 、 /F?における遊びだけを克服する
。装置40は、無負荷時電流は流れているが未だ負荷電
流に達していないことを検出しているから、スピンドル
式ポテンショメータ12の出力電圧は変化するが、装置
40の出力信号は一定に保持されている。第5図におい
てスピンドル式ポテンショメータの出力電圧Uを示す実
線と装置40で出される指示値Aを示す破線を対比され
たい。時刻toとtlの間の領域ではこれら両カーブは
一致している。
スピンドル式駆動機構/b、/2の遊びが克服されてか
らモーター電流は負荷時電流IL まで増大する。この
電流の増大が装置40によって評価され、装置40はそ
こで、ポテンショメータ12からこの瞬間に出力されて
いる電圧が位置の値に換算され、このポテンショメータ
電圧に対応した位置の値とモータ→が休止している間に
既に格納されている位置の値との差がストアされるよう
に動作をする。これが第5図の時刻t2における差Xで
ある。時刻t2と13の間ではインキナイフは一定速度
で動かされ、したがってポテンショメータ12の電圧U
も定常的に変化する。実際の指示値Aは常にXの大きさ
だけ下廻っている。時刻t3において電動モーター6は
停止になり、その電流はしたかってセロに戻っている。
電圧Uと指示値Aは時刻t3とt、の間の休止時間の間
一定値を接続する。
時刻t4においてモーター6は逆回転の方向で再び開転
じ始めそこでポテンショメータ12の電圧Uは再び下が
り始める。装置40は、時刻t4とt5の間においては
、無負荷時電流だけが覗入れられていることを検出し、
したがって時刻t3において格納されたその時点での指
示値Aはそのままで維持される。時刻t5において装置
40は、モーター6がここで負荷時電流を取入れたこと
により、その無負荷行程が克服されたことを検出する。
そこでポテンショメータ12から出力された電圧Uは直
接的にインキナイフ4の調整位置に換算されて装置40
の出力信号を形成する。第5図においては、電動モータ
ー6と調節部材、すなわちインキナイフ4の間の伝達経
路の中でのただ1個所、すなわちスピンドル駆動機構の
領域16.18において遊びが克服されるべきものと簡
単に仮定している。
モーター電流が例えば、シャフト8とポテンショメーク
シャフト10の間の溝・はね結合における遊びが克服さ
れ、ポテンショメークシャフト10が固転し始めるとき
既に僅かに空廻り時電流以上に上昇することについては
考慮されていない。
〔発明の効果〕
本発明による方法および装置によるならば、実際に存在
する遊びが測定精度に及ぼす影響が防がれるだけでなく
、調節部材の動きと電動モーターの動きの間のどんな違
いによる測定精度への影響であっても、例えば弾性変形
の影響であっても、除去される。
このような影響についても同様に配慮すべきであるなら
ば、調整用駆動装置の一方向の調整動作が始まるときに
超えられるべき限度値を注意深く選定することが合目的
的であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は幾つかの印刷装置を有するオフセット印刷機の
概略図、第2図はオフセット印刷機の1つのインキゾー
ンにおけるインキ層厚さのプロフィルを設定するための
個々の調整用駆動装置の概略図、第3図は第2図の■−
■矢視図でスピンドル式ポテンショメータのハウジング
の可動な支持法を示す図、第4図は第2図の装置の場合
の電圧の種々の限度値を示すグラフ、第5図は他の実施
例における1つの時間的経過曲線を示す図である。 2:インキ出しローラ 4:インキナイフ 6:電動モーター 8:モーターシャフト 12:ポテンショメータ 16:ねじスピンドル 18:ねじ孔 22:ポテンショメータのハウジング 28:調整ねじ 40:接続装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)正逆両方に駆動されうる電動モーター(6)およ
    び駆動機構、望ましくはスピンドル式駆動機構(16、
    18)を有する、印刷機、特にオフセット印刷機の調整
    用駆動装置の運転状態を検知する方法において、 電動モーター(6)で発生されたトルクあるいはそれに
    依存している量が検出され、調整用駆動装置の調整動作
    が一定方向に行われている間におけるトルクないしそれ
    に代る量と比較されること、 調整用駆動装置の一定方向の調整動作の際のトルクから
    所定の限度値だけ偏つたトルクが発生したことをもつて
    、それを一定方向の調整動作とは異つた運転状態と判定
    するための基準として使用することを特徴とする印刷機
    の調整用駆動装置の運転状態の検知方法。
  2. (2)電動モーター(6)の入力電流が検出され、これ
    がトルクの尺度として用いられる特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
  3. (3)調整用駆動装置の一定方向の調整動作の際のトル
    クが所定の限度値だけ超過したことをもつて、それを、
    電動モーター(6)に電流が流れてはいるが調整用駆動
    装置が停止状態であると判定するための基準として使用
    する特許請求の範囲第1項あるいは第2項に記載の方法
  4. (4)調整用駆動装置の一定方向の調整動作の際のトル
    クが所定の限度値だけ下廻つたことをもつて、それを、
    電動モーター(6)の回転によつて調整用駆動装置の機
    構の遊びが克服されているという調整用駆動装置の運転
    状態と判定するための基準として使用する特許請求の範
    囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の方法。
  5. (5)正逆両方に駆動されうる電動モーター(6)およ
    び駆動機構、望ましくはスピンドル式駆動機構(16、
    18)を有する、印刷機、特にオフセット印刷機の調整
    用駆動装置の運転状態を検知する装置において、 電動モーター(6)によつて発生されたトルクを検知す
    る装置と、所定の限度値を超えるトルクの変化に応答し
    、調整位置発信器(12)で得られた調整用駆動装置の
    調整位置の値をメモリに格納することを制御するように
    構成された評価装置を備えたことを特徴とする、印刷機
    の調整用駆動装置の運転状態の検知装置。
  6. (6)相対的に互いに回転しうる2つの部分を有する調
    整位置発信器(12)の一方の部分にモーター(6)の
    シャフトが結合され、調整位置発信器(12)の他方の
    部分(22)は限られた範囲内で旋回可能なように設置
    され、調整位置発信器(12)から出力された調整位置
    信号と電動モーター(6)から発生されたトルクを検知
    するための装置(40)から出力された調整用駆動装置
    の運転状態の変化を表わす信号とが評価装置(40)に
    供給され、この評価装置(40)は、調整位置発信器(
    12)の他方の部分(22)の旋回角度と調整用駆動装
    置の遊びを克服するために電動モーター(6)のシャフ
    ト(8)が動いた回転角度との間に相違が生じた場合に
    1つの信号を発生するように構成されている特許請求の
    範囲第5項に記載の装置。
  7. (7)調整位置発信器(12)の他方の部分(22)の
    旋回行程を制限しているストッパ(28)が、スピンド
    ル形駆動機構の無負荷行程と調整位置発信器(12)の
    旋回行程の間の差違をなくす目的で、調整されなければ
    ならない方向を少なくとも表わす信号を発生するように
    、トルクを検知するための装置(40)が構成されてい
    る特許請求の範囲第6項に記載の装置。
  8. (8)相対的に互いに回転しうる2つの部分を有する調
    整位置発信器(12)の一方の部分にモーター(6)の
    シャフトが実質的に遊びなく結合され、調整位置発信器
    (12)の他方の部分(22)は限られた範囲内で旋回
    可能なように設置され、調整位置発信器(12)から出
    力された調整位置信号と電動モーター(6)で発生され
    たトルクを検知するための装置から出力された調整用駆
    動装置の運転状態の変化を表わす信号とが評価装置(4
    0)に供給され、この評価装置(40)は、調整位置発
    信器(12)の他方の部分(22)の旋回角度と調整用
    駆動装置の遊びを克服するために電動モーター(6)の
    シャフトが動いた回転角度との間に相違が生じた場合に
    1つの信号を発生するように構成され、そしてさらに、
    トルクを検知する装置と結合されて、それによつて調整
    位置発信器(12)の他方の部分(22)の旋回角度と
    調整用駆動装置の無負荷行程との差を縮めるように制御
    される調整装置が設けられている特許請求の範囲第5項
    に記載の装置。
  9. (9)電動モーター(6)の第1の回転方向においてト
    ルクが無負荷トルクを超過しているときに調整位置発信
    器(12)で得られた調整位置の値が調整用駆動装置の
    真の調整位置として出力され、逆方向回転の場合には調
    整位置発信器(12)で得られた調整位置の値が、調整
    用駆動装置の無負荷行程に相当するある量だけ補正され
    るように構成され、無負荷行程を検知するための手段と
    して、第1の回転方向での電動モーター(6)の負荷の
    かかつた運転の状態あるいは阻止された運転の状態から
    出発して回転方向が逆転した場合に、その回転方向逆転
    の時点と負荷時トルクに達した時点の間に生じた調整位
    置発信 器(12)の出力の大きさの変化を検出してメモリに格
    納する装置を有している特許請求の範囲第5項に記載の
    装置。
JP60144866A 1984-07-03 1985-07-03 印刷機の調整用駆動装置の運転状態の検知方法および装置 Pending JPS6120750A (ja)

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