JPS61128968A - 衛生用品用吸収脱臭剤の製造方法 - Google Patents

衛生用品用吸収脱臭剤の製造方法

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JPS61128968A
JPS61128968A JP59248643A JP24864384A JPS61128968A JP S61128968 A JPS61128968 A JP S61128968A JP 59248643 A JP59248643 A JP 59248643A JP 24864384 A JP24864384 A JP 24864384A JP S61128968 A JPS61128968 A JP S61128968A
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JP
Japan
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water
sugar beet
absorbent
fiber powder
deodorizing
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JP59248643A
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JPS6319184B2 (ja
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田中 勝三郎
勉 有塚
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Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
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Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
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  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はおむつ、生理用品等の衛生用品に使用する脱
臭性の曳い吸収剤に関するものである。
従来、−gにおむつ、生理用品等の衛生用品は通常脱脂
綿、吸水紙、木材パルプ、不織布及び高分子吸収剤など
の吸水剤で構成されて人体分泌、排泄物を吸収している
。この分泌、排泄物は大半が水分であるが、又特有の臭
気を有している。
しかし、前記各吸収剤には脱臭効果が全くなく、このた
め別途脱臭剤を混合する衛生用品も見られるが使用時の
取扱い易さ、目立ち易さをなくすること等、使用者の立
場からも吸収剤の外に異物を混入することは望ましいも
のではないものである。
本発明者らはこの様な衛生用品を構成すの吸収剤につい
て種々研究した結果、甜菜に含有する植物繊維分を脱水
乾燥して粉末化した所、保水性が極めて高く、又更に脱
臭性も非常に良いことを知夛、本発明に至ったものであ
る。
本発明で使用する甜菜植物繊維とは、甜菜糖製造に当り
原料甜菜をコセットに裁断しこれを65℃〜70℃の温
水中に浸漬して水溶性成分である糖分等を浸出した残渣
であシ、通常はこれを脱水して飼料として用いられてい
る。これを粉末体とするには残渣を乾燥して粉砕して篩
分し粉末のみ集めるか、或いは前記残渣に漂白剤を加え
て漂白し、漂白剤を除いた後乾燥粉砕することによシ甜
菜繊維粉末を得ることが出来る。上記の如くして得た甜
菜繊維粉末は殆んどが繊維質であシ甜菜特有の臭いもな
く、色相も良好なものとなる。今この甜菜繊維粉末の成
分分析例を示すと第1表の逼シである。
仄いて上記のような甜菜繊維粉末についてその吸水性を
調べるべく吸水量試験を行った。比較のため他の植物繊
維粉末として小麦粉、木材繊維粉末、ゴボー繊維粉末に
ついても行った。結果を第2表に示す。
即ち、第2表に示す遡り甜菜繊維粉末の吸水倍率は17
69倍と池の植物繊維粉末に比し極めて犬さく木材繊維
の約5倍であり、天然物の中でも比較的良いと云われる
ゴボー繊維粉末の2倍強の吸水量を示している。
42表 註1) f:、験方云:サンプルに過剰の純水を加えよ
く混合後、自然濾過し自由水を取シ除いた麦、サンプル
の含水比を求める。
2)木材繊維は商品名ツルカフロック 更に甜菜繊維粉末の吸水性能について、脱塩水。
人工尿及び血液に対する効果試験の結果を!3表に示し
た。
第 3 表 註1)試験方法:各試料に過剰の脱塩水、人工尿(尿素
0.2チ、NaC11,2%、KCA 0.4 %、水
98.2%を混合して調製)及び牛血液を加えてよく混
合し、20分後に自然濾過し、吸水能を次式で求めた。
2)牛血辰には二重蓚#1塩を0.2%m /Jllし
た。
6)高分子吸水剤 +1)  三洋化成、1g!!  商品名 サンウェッ
ト(2)昭和゛−工喪  〃  プレアプルこの実験給
米から、高分子吸水剤の吸収能は、脱塩水では9001
/iと大きいが塩濃度等により極端に低ドし、人工尿で
は約50g/I、血液では約1’l#となる。甜菜繊維
粉末は人工尿においては高分子吸収剤の24.5〜29
慢、血液では56〜59−の吸収能であるが、活性炭に
比して各々40C1,660%と大きな値を示した。
又、脱臭性能について、糞尿混合物に対する効果を試験
した結果を第4表に示した。
第4表 註 試験方法:牛糞尿を二重ガーゼで濾過し。
P液を水で2倍に希釈する。希釈液に対して各吸水剤を
0.5チ、1%、2チ、10チ(X量比)で混合攪拌し
、5名のパネルで嗅蒐により脱臭効果を判定した。
記号−二 効果なし ±: やや効果め9 +: 効果あり 上記の試験結果よシ高分子吸水剤は全く脱臭効果が認め
られなかったが、甜菜繊維粉末で極めて脱臭効果が大き
く、1チ(重量化)で脱臭し、はぼ活性炭と同等であっ
た。
この様に本発明品の吸水性、脱臭性が優れている理由は
定かでないが、本発明品が極めて多孔質であす、且つペ
クチン、ヘミセルロース、セルロース等、主成分が水溶
性繊維と不溶性の複合繊維であるため、充分吸収すると
同時に臭気をマスキングするものと思推できる。
本発明品の粒度と吸水、脱臭性能に及ぼす効果を第5表
に示した。
第5表 註 試験方法:第4表に示す牛糞尿希釈液を用い、第3
表及び第4表に示す方法によって吸水能及び脱臭能を調
査した。
上記の試験結果より、不発明品は粒度による形番をうけ
ず、この発明品の有する物理、化学的性能によシ吸水及
び脱臭効果が得られることが明らかである。
本発明の甜菜繊維粉末は吸収剤として、単独で使用でき
るが、高分子吸水剤等と混合又は加工した・状態で使用
することも出来る。
この発明は、甜菜繊維粉末が吸水性が高く、且つ良く脱
臭し、極めて効果的に人体分泌物、排泄物を吸収し得る
ので、おむつや生理用品の吸収剤として使用することに
より、その取扱いを極めて容易にすることを可能とした
ものである。
以下に実施例によシ説明する。
実施例1゜ 甜菜製糖工程において、浸出塔より浸出ずみのコゼット
を取υ出し、その甜菜コ七ット(水分892%)1tを
即時95℃熱水にて処理し、品は90℃以上2分間維持
したのち、プレス式脱水憬にかけ脱水甜菜コゼット(水
分72.4 % )575に9を得た。
久いてドラム回転式ドライヤーにて乾燥して水分5.4
優の乾燥甜菜コセノトを18メツツユ−にて篩分けし、
18メツシュ篩全通分6#Iを除去し、18メツシユー
上乾燥甜菜コゼツトをコンパクトミル(ハンマーミル式
、スクリーンの目開きα5IIm)によシ粉砕後、15
0メツシユにて篩分けし、150メツシュ鑓全通粉末(
水分5.5 *、灰分2.8チ)67kgを傅た。
ここに得られた甜菜繊維粉末を本発明のおむつ。
生理用品等の吸収剤とした。
実施例λ 1面を不繊布とし他の1面をポリシートの不透水性薄膜
とし、内部に積ノーシた紙綿からなる吸水層をつくシ、
その吸水層のポリ7−トに近い部分に実施例1で得られ
た甜菜繊維粉末8gを封入し、総量52gの紙おむつを
作成した。
この紙おむつを乳幼児に6時間着用させたのち取はずし
た。重重は126Jとなり、はぼ94/の尿を吸収した
。外部に対する漏れ、4木は観察されず、又、臭気もな
く極めておむつの交換が容易であった。
実施例3゜ 実施例2と同じく、1面を不繊布とし、他の1面をポリ
シートの不透水性薄膜とし、内部に積層し九紙綿からな
る吸水層をつくり、その吸水層のポリシート側に近い部
分に高分子吸水剤(昭和電ニー、商品名プレアプル)5
I及び実施例1で得られた甜菜繊維粉末3yt−混合し
て封入し、躇東50.9の紙おむつを作成した。
この軌おむつを乳幼児に6時間着用させた後と9はずし
九。重量は145Iとなシ、はぼ115Iの尿を吸収し
たが、外部に対する漏れは全くなく、又、臭気もほとん
どなく極めておむつの交換が容易であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 甜菜繊維粉末よりなる脱臭性の良いおむつ、生理用品等
    の衛生用品吸収剤。
JP59248643A 1984-11-27 1984-11-27 衛生用品用吸収脱臭剤の製造方法 Granted JPS61128968A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59248643A JPS61128968A (ja) 1984-11-27 1984-11-27 衛生用品用吸収脱臭剤の製造方法

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JP59248643A JPS61128968A (ja) 1984-11-27 1984-11-27 衛生用品用吸収脱臭剤の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61128968A true JPS61128968A (ja) 1986-06-17
JPS6319184B2 JPS6319184B2 (ja) 1988-04-21

Family

ID=17181165

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JP59248643A Granted JPS61128968A (ja) 1984-11-27 1984-11-27 衛生用品用吸収脱臭剤の製造方法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104570A (ja) * 1983-08-11 1985-06-08 ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− 吸収性植物材料およびその製造法
JPS60104503A (ja) * 1983-08-11 1985-06-08 ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− 植物吸収性材料からなる吸収性構造物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104570A (ja) * 1983-08-11 1985-06-08 ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− 吸収性植物材料およびその製造法
JPS60104503A (ja) * 1983-08-11 1985-06-08 ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− 植物吸収性材料からなる吸収性構造物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6319184B2 (ja) 1988-04-21

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