JPS6098982A - ポリアミン測定用酵素の製造法 - Google Patents

ポリアミン測定用酵素の製造法

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JPS6098982A
JPS6098982A JP58208178A JP20817883A JPS6098982A JP S6098982 A JPS6098982 A JP S6098982A JP 58208178 A JP58208178 A JP 58208178A JP 20817883 A JP20817883 A JP 20817883A JP S6098982 A JPS6098982 A JP S6098982A
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polyamine
deacetylase
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acetylbolyamine
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JP58208178A
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Katsuo Miyazaki
宮崎 勝雄
Koji Izu
伊豆 幸二
Suehiro Honda
本田 末広
Kiyoshi Kusai
草井 清
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NAGASE SEIKAGAKU KOGYO KK
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NAGASE SEIKAGAKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発酵法によるアセチルボリアミンデアセチラー
ゼおよびポリアミンオキシダーゼの製造法に関する。更
に詳細にはポリアミンまたはアセチルポリアミン含有培
地にミクロコツカス属に属する微生物を培養してアセチ
ルホリアミンデアセチラーゼおよびポリアミンオキシダ
ーゼの両酵素を同時に培養蓄h1せしめ、得られた培養
物からアセチルボリアミンデアセチラーゼおよびポリア
ミンオキシダーゼの両酵素を製造する方法に関する。
アセチルボリアミンデアセチラーゼはアセチルブトレツ
シン、アセチルスペルミン、アセチルスペルミジンなど
のアセチルポリアミンのアセチル結合を加水分解し遊離
のポリアミンを生成せしめる酵素である。
ポリアミンオキシダーゼは各種ポリアミンを酸化分解し
、各種アルデヒド、アンモニアおよび過酸化水素を生成
せしめる酵素である。
近年、医薬界においては体液、特に血液、鞭中における
ポリアミンの含量と癌疾患との関係が多く研究され、そ
れに従ってポリアミンの測定法として電気泳動法、薄層
クロマトグラフィー法、ガスクロマトグラフィー法、ア
ミノ酸アナライザー法、高速液体クロマトグラフィー法
、酵素法などが開発されている。しかしなからこれらの
測定法は試料を除張白、加水分解および抽出等の繋帷か
つ長時間を要する前処理後、各測定法に供するという欠
点を有している。その理由は体液、血γnおよび尿中の
ポリアミンはほとんど大部分かアセチル結合体すなわち
アセチルポリアミンとして存在しており、上記各測定法
の場合はこのアセチルポリアミンを遊離の状態にして測
定に供する必要があるからである。
臨床検査上からはより適切で、より迅速でn11便な測
定法が要望されており、そのためアセチ)レポリアミン
のアセチル結合の加水分解および遊離のポリアミンの測
定について酵素の応用が活発に研究されている。
アセチルボリアミンデアセチラーゼは自然界特に高等動
物の臓器などに広く存在しており、従来は牛やラットの
肝臓を給源として研究されてきた。また、ポリアミンオ
キシダーゼは動・植物を問わず自然界に広く存在してお
り、特に近年は微生物の培養による各柿ポリアミンオキ
シダーゼの開発かなされている。
アセチルボリアミンデアセチラーゼによるアセチルポリ
アミンの加水分解による′Iff、離ポリアミン化とポ
リアミンオキシダーゼによる退団[ボ ・リアミンの酸
化分解の組合せを行なうことは、アセチルポリアミンの
より簡便な測定法の提供を意味する。ポリアミンオキシ
ダーゼの作用によって生成する過酸化水素の定量はすて
番と公知の比色定量法を用いることによって極めて容易
であり、アセチルボリアミンデアセチラーゼとポリアミ
ンオキシダーゼの両酵素を組合せることはアセチルポリ
アミンの測定に非常な利益を提供するものである。
本発明者らは微生物によるアセチルポリアミンの測定に
利用される酵素の工業生産を目的として、広く自然界よ
りアセチルポリアミンを酸化分解する酵素の生産菌を検
索し、その菌株の中から京都府福知山市内の土壇中より
アセチルポリアミンを酸化分解する酵素を多量に生産す
るミクロフッカス属細菌を見出し、本国を液体培♀tし
その菌体およびif″i液を精製することにより、効率
よく、高純度のアセチルポリアミン酢化酵素を製造する
方法をm 立したのである。そして、この酵素の詳細な
研究の結果二種類の酵素が混合していることを発見した
その一つはアセチルプトレッシンなどのアセチルポリア
ミンを加水分解し遊離のプトレッシンと酢酸を生成する
酵素、すなわちアセチルボリアミンデアセチラーゼであ
り、他の一つはブトレッジ/゛などポリアミンを酸化し
てアルデヒドとアンモニアと過酸化水素を生成するポリ
アミンオキシダーゼであることが見出された。このよう
な作用の二種類の酵素が、一つの種類の微生物によって
生産されることは今まで全く知られていない。
体液中のアセチルプトレッシンなどのポリアミンの測定
にアセチルボリアミンデアセチラーゼと微生物を給源と
したプトレッシンオキシダーゼなどのポリアミンオキシ
ダーゼを併用して、作用させてアセチルプトレッシンな
どの定量を行なうことは知られているかこのような場合
に、極めて好都合なアセチルボリアミンデアセチラーゼ
とポリアミンオキシダーゼを同時に生産する微生物の存
在を明らかにしたのは本発明者らが初めてである。
本発明は、上記の二種類の酵素を唯一種の微生物の培養
によって同時に生産することを初めて可能にしたもので
あり、これは本発明による酵素を安価に社会に提供でき
ることを示しており、その価値は大きいものである。
本発明で使用される菌株は、酵素生産誘導物質としてポ
リアミンまたはアセチルポリアミンを含有する液体培地
で培養することにより、アセチルボリアミンデアセチラ
ーゼとポリアミンオキシダーゼを菌体内に蓄積するが、
培養終了後、菌体を集め、この菌体を破砕して酵素を抽
出し、粗酵素液を得ることができ、更に精製し、乾燥す
ることによって酵素粉末を得ることも可能である。
すなわち、本菌を適当な培地、例えは適当な炭*源、窒
素源、無機塩類と酵素生産誘導に必要なポリアミンまた
はアセチルポリアミンおよび有機促進物質を含む培地中
で培養するか、ここで炭素源としてはグルコース、可溶
性澱粉などが用いられる。窒素源としては脱脂大豆抽出
物、酊1セエキス、ポリペプトン、肉エキスなどの有機
窒素源が有効である。無機塩類としてはリン酸2カリウ
ム、硫酸マグネシウム、硫酸第1鉄、食塩などが用いら
れる。酵素生蛇14>芦物質トシてはプトレッシン、ス
ペルミン、スペルミジンなどポリアミン、またはアセチ
ルプトレッシン、アセチルスペルミンなどアセチルポリ
アミンが用いられる。添加竜は0.02〜0.5重量%
、好ましくは0.05〜0.2重ltt%カダ有勿Jで
ある。有機促進物質としては酵母エキス、肉エキス、コ
ーンスチーブリーカーなと力く良むへ〇培地のpHは6
〜9、好ましくは7〜8とし、通気攪拌などの好気的培
養を20〜37°C1好ましくは27〜33℃で行なう
。培養時間(ま条fトによって異なるか酵素生舘歓か最
glこ達する時113を選べば良く、通常は16〜36
時間である。
上記の方法で得られた培養物中から、アセチルボリアミ
ンデアセチラーゼおよびボIJアミンオキシダーゼの両
酵素を抽出、精製する方法番よ次のようにして行なう。
培養終了後、培養物中からr過またCよ遠心分離などの
方法により菌体を集菌し、この湿菌体を溶媒として適量
の水、好ましく番よリン酸緩衝液などの緩衝液に分散懸
濁し、好ましくζま30゛C以下でリゾチームによる溶
菌、グイノミ11による磨砕、超H波による破砕などの
処Bにを単独にまたは組合せることによって容易に菌体
内力)らアセチルボリアミンデアセチラーゼおよびポリ
アミンオキシダーゼが同時に溶媒中に抽出されるので、
これを粗酵素液として採取する。
更にこの粗酵素液から硫安分画、アセトン・アルコール
分画を行なうことによって粗酵素を得ることができる。
更に高度に精製された酵素標品を得るにはDEiAKセ
ルロース等を用いるイオン交換クロマトグラフィ、ゲル
e過など公知の蛋白質、酵素の精製手段を応用すること
1とよって上記両酵素を含む精製酵素を得ること力fで
きる。
また、得られた各酵素液は通常の乾燥方法番とよって乾
燥粉末とすることも可能であり、適当な担体に公知の方
法により固定化することにより固定化M繁とすることも
できる。
本発明は上記精製工程におしzで分−1等の条件を変え
ることによってアセチルΔflJアミンデアセチラーゼ
とlリアミンオキシタ゛−ゼの両酵素をそれぞれ単独に
分離、分Δ11することも可f1にであり、それぞれ単
一の酵素剤としてvJ造する方法も含むものである。本
発明しこよるアセチルポリアミンデアセチラーゼおよび
ボ1ノアミンオキシダーゼを含む酵素を体液中のボ1ノ
アミン含量の測定に供するには上記の粗酵素液、m、t
 N! ”v 。
精製酵素、酵素乾燥粉末、固定イヒlIi琴牽力(使用
でき、また上述した如くして単一イヒされたそれぞれの
酵素を再び混合して使用すること力(T3丁能でいずれ
も実用上は問題はなl/1゜ 本発明のアセチルボリアミンデアセチラーゼおよびポリ
アミンオキシダーゼの両6IA生−〉θ能を有するミク
ロコツカス131こ屈1−るla n=物として本発明
者らが分離した菌松;の菌学的刺ミ質を記述する。
a)杉 陣 (1)球菌(1,0〜1.5μm) (2)双連または四辻 (3)連動性なし、鞭毛なし く4)胞子なし く5)ダラム染色:陽性 (6)抗酸性:陰性 b)生育状態 (2)肉汁寒天斜面培養:生育良好。糸状で光沢あり。
C)生理的性質 (1)硝酸塩の超元 :陰 性 (2)脱室反応 :陰性 (3)M、Rテスト :陰 性 (4)V、Pテスト :陰 性 (5)インドールの生成:陰 性 (6)硫化水素の生成 :陽 性 (7)澱粉の加水分解 :陰 性 (8)クエン酸の利用 :陽 性 (9)@機窒素源の利)H:硝酸塩、アンモニウム塩と
もに陽性(10色素の生成 :陰性 (11)ウレアーゼ :陽性 (12)オキシダーゼ 二陽 性 (13)カタラーゼ :#、性 (14)生 育pH: 6.Q 〜9.0(15)生育
温度 =20〜376C (16) M素に対する態度:好気性 (17)o −Fテスト :糖を分解しない(18)糖
類からのガスの生成:陰 性(19)糖類からの酸の生
成:(ト)は陽性、←)は陰性L−アルビノース(−)
 D−キシロース ←)D−グルコース ←) D−マ
ンノース ←)D−フラクトース(→ マルトース (
→シュークロース ←) ラクトース ←)トレハロー
ス ←)D−ソルビトール(→D−マンニトール←) 
イノシトール ←)グルセリン ←) スターチ ←) D−ガラクトース←) 以上記載の諸性質をバージエイのマニュアル・オブ・デ
ターミネイティブ・バクテリオロジー、第8版(197
4年)の分類より検索すると本菌株はミクロコツカス・
ルテウスと同定されるべき微生物であると認め、ここに
本菌株をミクロコツカス・ルテウスに−11と命名した
。な゛ お本菌株は工業技術院微生物工業技術研究所に
微工研閑寄第73 (l 0号(FIRM P−730
0)として寄託されている。
以下に本発明によって得られるアセチルボリアミンデア
セチラーゼの諸性質を記述する。
(1)作用および基質特異性 本酵素はアセチルプトレッシンに作用してアセチル結合
を加水分解し、プトレッシンおよび酢酸を生成する。ア
セチルスペルミン、アセデルスペルミジンにはほとんど
作用しない。各アセチルスペルミンに対する基質特異性
を相対活性で示した。
アセチルスペルミジン 3.5 アセチルスペルミン 261 (2)力価測定法 本酵素の力価測定は以下のようにして行なう。
(反応液組成) 0.5Mトリスバッファー(pH8,0) 1.0rr
r14−アミノアンチピリン(4q/y)溶液 0.1
mlフェノール(IOW/me)溶液 01m1パーオ
キシダーゼ(120単位/−)溶液 0.05−アセチ
ルプトレッシン(2v/m/)溶液 2.0ml上記組
成の反応液3.3−を37℃で5分間保温した後、本発
明のアセチルボリアミンデアセチラーゼ酵素液を0.5
−加えて37℃で反応させ、505nmの吸光良の単位
時間当りの増加を測定する。力価の表示は60分間に1
マイクロモルのプトレッシンを生成する酵素量を1単位
とした。
(3)至適pH 本酵素は第1図に示す如く、至適pHは8〜9にある。
(4)至適温度 本酵素は第2図に示す如く、至適温度は30〜40℃に
ある。
(5)安定性 本酵素のpH安定性は第3図に示す如く、7〜9で安定
である。温度安定性は+!84図に示す如く、40℃ま
で安定である。
(6) Km値 本1+if+素のアセチルプトレッシンに対するKm値
は0゜5mMであった。
(7)阻害剤および金属イオンの影響 本酵素の1S14害剤および金属イオンの影輯を調べた
結果を第1表に示す。なお酵繁活性は無添加の場合を1
00%として相対活性で示した。
第1表 次に本発明によって得られるポリアミンオキシダーゼの
諸性質を記述する。
(1)作用詔よひ基質特異性 本酵素はプトレッシンに作用してアンモニアと過酸化水
素を生成する。スペルミジン、スペルミン、カダベリン
にはほとんど作用しない。また、アセチルプトレッシン
、アセチルスペルミジン、アセチルスペルミンなどアセ
チルポリアミンには作用しない。各ポリアミンに対する
基質特異性を相対活性で示した。
プトレッシン 100 スペルミジン 4.1 スペルミン 2.3 カダベリン 0 リジン 0 (2)力価測定法 本酵素の力価測定は以下のようにして行なう。
(反応液組成) 0.5M)リスバラyr −(11)H8,0) 1.
0−4−アミノアンチピリン(4〜/+d)溶液 0.
1−フェノール(10岬/−)溶液 0.1−パーオキ
シダーゼ(60単位/−)溶液 0.1−プトレッシン
(2sv/mg)溶液 2.0−上記組成の反応液3.
3−を37℃で5分間保温した後、本発明のポリアミン
オキシダーゼ酵素液を0.5−加えて17℃で反応させ
、505nmの吸光度の単位時間当りの増加を測定する
力価の表示は60分間に1マイクロモルの過酸化水素を
生成する酵素量を1単位とした。
(3)至適pH 本酵素は第5図に示す如く、至適pHは8〜9にあ、る
(4)至適温度 本酵素は第6図に示す如く、至適流用は30〜50℃に
ある。
(5)安定性 本酵素のpH安定性は第7図に示す如く、6〜9で安定
である。温度安定性は第8図に示す如く、50℃まで安
定である。
(6)Km値 本酵素のプトレッシンに対するKm値はO62mMであ
った。
(7)阻害剤および金属イオンの影弊 本酵素の阻害剤および金属イオンの影響をWパ4べた結
果を第2表に示す。なkr41素活性は無添加の場合を
100%として相対活性で示した。
上記の如き性質を有した本発IWJのアセチルボリアミ
ンデアセチラーゼとdCリアミンオキシダーゼを使用し
て、アセチルプトレッシンの定量を行なうことができる
。その具体的な方法について以下参考例で説明する。
参考例(酵素試液組成) 0.5Mトリス/”777 (pH8,0) 1.0肩
/4−アミノアンチピリン(4キ/−)溶液 01Fg
パーオキシダーゼ(60単位/−)溶液 o、 i y
フェノール(io−y、”*)溶液 0.1が本発明の
ポリアミンオキシダーゼC20M’−mlne) 0.
25rd上記組成の本発明のアセチルボリアミンデアセ
チラーゼおよびポリアミンオキシダーゼを含む酵素試液
に各濃度のアセチルプトレッシン溶液を2.〇−加え、
37℃で60分間反応後、505nmの吸光度を測定し
た。この結果は第9図に示したようにアセチルプトレッ
シンの濃度(μm)と505nmの吸光度に直線関係か
紹められ、本発明のアセチルボリアミンデアセチラーゼ
とポリアミンオキシダーゼを使用して、アセチルプトレ
ッシンの定量を行なうことができることが認められる。
本発明を以下の実施例によって詳述するが、これによっ
て本発明は限定されるものではない。
百分率は重量による。
実施例 1 ポリペプトン0.5%、酵母エキス0.05%、食mO
,1%、アセチルプトレッシン0.05%、pH7,0
からなる培地201を含む30を容ジャーファーメンタ
−(20Or、p、m )に本発明のミクロコツカス・
ルテウスに−11を植菌し、30℃、24時間、通気攪
拌@善後、培養液をシャープレス型遠心分1iflt 
#I41ζよって集閑し7、得られた湿菌体160Fを
酵素給源とした。この菌体を1/100Mリン酸バッフ
ァー(1)H7,0)1600−に分散!Mし、ダイノ
ミルにて25℃以下Iζ冷却しながら磨砕した。磨砕液
を遠心分離によって清澄化しアセチルボリアミンチアセ
チラーゼ50600単位、ポリアミンオキシダーゼ11
0300単位の粗酵素液を得た。次いて1/100 M
リン酬バッファー(pH7,0)にて平&(lたDEA
I−セルロース(ファルマシア社製)のカラム(充填@
 2000 ml )をIR過させて両酵素を吸着させ
、次いで同上バッファーで洗浄後、0.4M食塩を含む
同上バッファーで両酵素を溶出した。溶出液は限外1過
法によって脱塩濃縮し、凍結乾燥をTjない、2.17
の乾燥粉末を得た。この粉末はアセチルボリアミンチア
セチラーゼ35400単位、およびポリアミンオキシダ
ーゼ76200 lit位を含むMLICであった。
実施例 2 実施例1に示した培地のうちアセチルプトレッシンの代
りにプトレッシンを使用した他は実施例と同様に行ない
、アセチルボリアミンデアセチラーセ26000単位お
よびポリアミンオキシダーゼ89400単位を含む酵素
が得られた。
実施例 3 実施例1に示した同じ培養方法によって得られた抽出液
のDI!tA11!−セルロースのカラムの′操作にお
いて、0.4M食塩を含む同上バッファーで溶出する代
りに、0〜IMまでの食塩濃度勾配溶出法により吸着さ
れた蛋白質を溶出すると0.2〜0.25M食塩171
4!度の溶出区分と0.3〜0.4M食塩哨度の溶出区
分に分かれ、前者がポリアミンオキシダーゼ(9050
0単位)、後者がアセチルボリアミンデアセチラーゼ(
39100単位)であった。それぞれを限外濾過法によ
って脱塩濃縮し、凍結乾燥を行ない、1.2zのポリア
ミンオキシダーゼ粉末(70900単位)と1.41の
アセチルボリアミンデアセチラーゼ粉末(29700単
位)を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるアセチルボリアミンデアセチラー
ゼのpH活性曲線を、第2図は温度活性曲線を、第3図
はpH安定曲線を、第4図は温度安定曲線を示す。第5
図は本発明によるポリアミンオキシダーゼのpH活性曲
線を、第6図は温度活性曲線を、第7図はpH安定曲線
を、第8図は温度安定曲線を示す。第9図は本発明の酵
素剤を使用して、アセチルプトレッシンp度と反応液の
505nmの吸光度の直線関係を示したものである。 特訂出軸人 ナガセ生化学工業株式会社第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 う; ヤ (6 ア江ケル7トレルン wM)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ミクロコツカス属に屈し、アセチルボリアミンデ
    アセチラーゼおよびポリアミンオキシダーゼの両酵素の
    生産能を有する微生物を栄養培地ζこ培養し、培養物中
    にアセチルボリアミンデアセチラーゼおよびポリアミン
    オキシダーゼの両酵素を同時に蓄積せしめ、これらを採
    取することを特徴とするアセチルポリアミンデアセチラ
    ーゼおよびポリアミンオキシダーゼの製造法。 2、 ミクロコツカス属に属し、アセチルボリアミンデ
    アセチラーゼ生産能を有する微生物を栄養培地に培養し
    、培養物中にアセチルボリアミンデアセチラーゼを蓄積
    せしめ、これを採取することを特徴とするアセチルボリ
    アミンデアセチラーゼの製造法。 3、 ミクロコツカス・ルテウスに−11を栄養培地に
    培養し、培養物中にポリアミンオキシダーゼを蓄積せし
    め、これを採取することを特徴とするポリアミンオキシ
    ダーゼの製造法。 4、栄養培地がポリアミンまたはアセチルポリアミンを
    0.02〜0.5重班%添加した培地・である特許請求
    の範囲第1項、第2項または第3項記載の製造法。 5、微生物としてミクロコツカス・ルテウスに−11を
    使用する特許請求の範囲第1項、学、2項または第4項
    記載の1#造法。
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