JPS6055403B2 - 物品の自動入出庫装置 - Google Patents
物品の自動入出庫装置Info
- Publication number
- JPS6055403B2 JPS6055403B2 JP55008356A JP835680A JPS6055403B2 JP S6055403 B2 JPS6055403 B2 JP S6055403B2 JP 55008356 A JP55008356 A JP 55008356A JP 835680 A JP835680 A JP 835680A JP S6055403 B2 JPS6055403 B2 JP S6055403B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- article
- shelf
- loading
- unloading
- Prior art date
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- Casters (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は物品を自動的に棚から取り出して来たり棚へ
格納したりする自動入出庫システムに関するものである
。
格納したりする自動入出庫システムに関するものである
。
従来、格納棚ユニットの棚前面に沿つて上下左右に移
動できるように搬送台を設け、各棚位置に番地コードを
割当て、指定した番地コードに従つて搬送台を制御移動
するようになし、搬送台上に、物品を棚へ移したりある
いは棚から物品を取り出したりする物品受け渡し装置を
設け、搬送台の停止時に物品受け渡し装置を制御動作さ
せ、これによつて棚からの物品の取出しおよび棚への物
品の格納を自動的に行う装置が知られている。
動できるように搬送台を設け、各棚位置に番地コードを
割当て、指定した番地コードに従つて搬送台を制御移動
するようになし、搬送台上に、物品を棚へ移したりある
いは棚から物品を取り出したりする物品受け渡し装置を
設け、搬送台の停止時に物品受け渡し装置を制御動作さ
せ、これによつて棚からの物品の取出しおよび棚への物
品の格納を自動的に行う装置が知られている。
このような自動入出庫装置によると、所定の出庫操作を
行うことにより、棚から一個もしくは複数個の所定の物
品を棚ユニットの出庫部まで自動的に搬出させることが
でき、また棚ユニットの入庫部に物品を所定の状態でセ
ットすることと所定の入庫操作を行うことにより、その
入庫部にセットされた物品を自動的に棚の所定位置に返
却させることができる。しかし従来のこの種の自動入出
庫装置にあつては、入庫部もまた出庫部も棚ユニットに
取外し不能な状態で備え付けられているため、多数の物
品を出庫させて棚ユニットから離れた使用場所まで同時
に運ぶには出庫部から物品を別の容器等に移し変える作
業を要し、またその逆に入庫させるときには入庫部に物
品を一個毎に所定の状態にセットする作業を要すること
になり、入出庫のための作業に要する負担が大きくて不
便である。
行うことにより、棚から一個もしくは複数個の所定の物
品を棚ユニットの出庫部まで自動的に搬出させることが
でき、また棚ユニットの入庫部に物品を所定の状態でセ
ットすることと所定の入庫操作を行うことにより、その
入庫部にセットされた物品を自動的に棚の所定位置に返
却させることができる。しかし従来のこの種の自動入出
庫装置にあつては、入庫部もまた出庫部も棚ユニットに
取外し不能な状態で備え付けられているため、多数の物
品を出庫させて棚ユニットから離れた使用場所まで同時
に運ぶには出庫部から物品を別の容器等に移し変える作
業を要し、またその逆に入庫させるときには入庫部に物
品を一個毎に所定の状態にセットする作業を要すること
になり、入出庫のための作業に要する負担が大きくて不
便である。
また入庫部と出庫部とを兼用させた装置もあるが、それ
とて物品の移し変え作業を要するため負担が大きいこと
は同様である。
とて物品の移し変え作業を要するため負担が大きいこと
は同様である。
したがつて本発明の目的は、物品の入出庫作業を軽減し
た自動入出庫システムを提供することにある。
た自動入出庫システムを提供することにある。
さらに本発明は、棚ユニットの他に、取出した物品を運
ふための可動のキャリアを設け、しかもそのキャリアを
棚ユニット内に入れたり出したりできるようになし、か
つ棚ユニット内に入れた状態でキャリアに対して直接に
物品を出し入れするようにした自動入出庫システムを提
供することを目的とする。
ふための可動のキャリアを設け、しかもそのキャリアを
棚ユニット内に入れたり出したりできるようになし、か
つ棚ユニット内に入れた状態でキャリアに対して直接に
物品を出し入れするようにした自動入出庫システムを提
供することを目的とする。
本発明の別の目的は、棚ユニットの外部にある.ときに
は特に安定した姿勢を保つキャリアを提供することにあ
る。
は特に安定した姿勢を保つキャリアを提供することにあ
る。
本発明の別の目的は、キャリアからの物品の脱落を防止
することと、そのための構造を利用し、棚ユニット内に
挿入されたキャリアに対する物品.の出し入れ動作を確
実にすることとにある。
することと、そのための構造を利用し、棚ユニット内に
挿入されたキャリアに対する物品.の出し入れ動作を確
実にすることとにある。
本発明の別の目的は、キャリアを棚ユニット内の所定の
位置に正確に停止させることにある。以下本発明につき
実施例を示す図面を参照しながら、物品として磁気テー
プを用いる場合を例に・とつて説明する。第1図は本発
明による物品の自動入出庫システムの全体的な構成を示
している。
位置に正確に停止させることにある。以下本発明につき
実施例を示す図面を参照しながら、物品として磁気テー
プを用いる場合を例に・とつて説明する。第1図は本発
明による物品の自動入出庫システムの全体的な構成を示
している。
第1図を参照して、物品格納庫1は互いに間隔をおいて
対面した二つの棚ユニット11および12を有している
。これらの棚ユニット11,12はいずれも複数段の棚
をもち、各棚にそれぞれ多数個の磁気テープ2を横方向
に等間隔に配列できるようになつている。また棚ユニッ
ト11,12の間には、棚前面に沿つて上下左右に制御
移動される物品搬送台とこの搬送台上に設けられた物品
の受け渡し装置とで特徴づけられる搬送台装置13が設
けられている。そしてモータ等の駆動源によりこの搬送
台装”置13を動作させるとともに、その動作を適当な
制御回路により制御し、搬送台を棚の所定位置に停止さ
せて物品の受け渡し装置によつて棚から磁気テープ2を
取り出したり搬送台上の磁気テープを棚へ移したりでき
るようになつている。なお棚や搬送台装置や制御回路の
具体的な構成は、それらとして例えば特開和53−11
41印号公報や特開和53−1195n号公報等にて公
知になつたものを使用することができるので、ここでは
それらの詳細は省略する。第1図をさらに参照して、棚
ユニット11,12とは別に、床面上で自由に動かすこ
とのできる小型のキャリア3を設ける。
対面した二つの棚ユニット11および12を有している
。これらの棚ユニット11,12はいずれも複数段の棚
をもち、各棚にそれぞれ多数個の磁気テープ2を横方向
に等間隔に配列できるようになつている。また棚ユニッ
ト11,12の間には、棚前面に沿つて上下左右に制御
移動される物品搬送台とこの搬送台上に設けられた物品
の受け渡し装置とで特徴づけられる搬送台装置13が設
けられている。そしてモータ等の駆動源によりこの搬送
台装”置13を動作させるとともに、その動作を適当な
制御回路により制御し、搬送台を棚の所定位置に停止さ
せて物品の受け渡し装置によつて棚から磁気テープ2を
取り出したり搬送台上の磁気テープを棚へ移したりでき
るようになつている。なお棚や搬送台装置や制御回路の
具体的な構成は、それらとして例えば特開和53−11
41印号公報や特開和53−1195n号公報等にて公
知になつたものを使用することができるので、ここでは
それらの詳細は省略する。第1図をさらに参照して、棚
ユニット11,12とは別に、床面上で自由に動かすこ
とのできる小型のキャリア3を設ける。
キャリア3は磁気テープ2を多数個、棚ユニット11,
12の棚と同様に前面から出し入れ可能に配置できる構
造に作る。図面では磁気テープ2を上下二段に配置した
ものを示しているが、段数はこれに限定されることはな
い。キャリア3にはさらに磁気テープを配置する位置毎
にコードマークを付ける。なおこのようなキャリア3は
多数台用いることが望ましい。一方、棚ユニット11,
12にはそれぞれ、一側端面の下部位置にキャリア3の
通過を許す入出庫口111,121を形成するとともに
、それらの入出庫口の付近にキャリア3を受け入れる空
所112,122を設ける。
12の棚と同様に前面から出し入れ可能に配置できる構
造に作る。図面では磁気テープ2を上下二段に配置した
ものを示しているが、段数はこれに限定されることはな
い。キャリア3にはさらに磁気テープを配置する位置毎
にコードマークを付ける。なおこのようなキャリア3は
多数台用いることが望ましい。一方、棚ユニット11,
12にはそれぞれ、一側端面の下部位置にキャリア3の
通過を許す入出庫口111,121を形成するとともに
、それらの入出庫口の付近にキャリア3を受け入れる空
所112,122を設ける。
さらに入出庫口111,121の上方にはそれぞれ操作
盤113,123を設ける。また片側の操作盤123の
上方には緊急出庫口124を設ける。さてキャリア3に
配置されている磁気テープ2を入庫させるには、入力端
末装置4のライトペン41の近くにキャリア3を寄せ、
ライトペン41によつてキャリア3の物品受け渡し部毎
に付したコードマークと磁気テープ2の端面に付したコ
ードマークとを交互に順次読み取らせる。
盤113,123を設ける。また片側の操作盤123の
上方には緊急出庫口124を設ける。さてキャリア3に
配置されている磁気テープ2を入庫させるには、入力端
末装置4のライトペン41の近くにキャリア3を寄せ、
ライトペン41によつてキャリア3の物品受け渡し部毎
に付したコードマークと磁気テープ2の端面に付したコ
ードマークとを交互に順次読み取らせる。
次にギヤリア3を空いている入出庫口111又は121
を通して空所112又は122に挿入セットし、しかる
後に操作盤113又は123の入庫スイッチを操作する
ことによつて入庫作業を開始させる。以後、搬送台装置
13の制御された動作により、キャリア3の磁気テープ
2を棚ユニット11,12の棚のそれぞれに与えられた
位置へ順番に返却する作業を自動的に行う。空になつた
キャリア3の抜き取りは自由てある。また棚ユニット1
1,12から所望の一個又は複数個の磁気テープ2を出
庫させるには、先ず空のキャリア3を入出庫口111又
は121を通して空所112又は122に挿入セットし
てから、操作盤113又は123の出庫スイッチを操作
する。
を通して空所112又は122に挿入セットし、しかる
後に操作盤113又は123の入庫スイッチを操作する
ことによつて入庫作業を開始させる。以後、搬送台装置
13の制御された動作により、キャリア3の磁気テープ
2を棚ユニット11,12の棚のそれぞれに与えられた
位置へ順番に返却する作業を自動的に行う。空になつた
キャリア3の抜き取りは自由てある。また棚ユニット1
1,12から所望の一個又は複数個の磁気テープ2を出
庫させるには、先ず空のキャリア3を入出庫口111又
は121を通して空所112又は122に挿入セットし
てから、操作盤113又は123の出庫スイッチを操作
する。
次に入力端末装置4のキーボード42により所望の磁気
テープ2のコードに対応したデータを順次入力する。こ
のとき入力されたデータはディスプレイ面43に表示さ
せる。すると出庫作業が開始され、搬送台装置13の制
御された動作により、要求された磁気テープ2を棚ユニ
ット11,12の棚から取出してキャリア3に移載する
という作業を順次自動的に行う。要求した全ての磁気テ
ープの取出し作業が完了したらキャリア3を抜き出す。
なお一方の空所(例えば112)に挿入されているキャ
リア3が満載になつた場合でも、他方の空所122に空
のキャリア3が挿入されているときには、引続いてその
空のキャリア3に磁気テープを移載するようになすこと
は好ましい。こうして要求された磁気テープ2を搭載し
たキャリア3は空所112や122から抜き出した後、
その磁気テープ2を使用する現場まてそのまま運はれる
。また磁気テープ2を返却するときにもそのキャリア3
に搭載したまま運ばれる。したがつて磁気テープ2の使
用現場が物品格納庫1から遠く離れている場合にも、そ
の磁気テープ2の移し変え作業は不要なため、作業者の
負担が軽減され、きわめて便利である。なお、上述の入
庫又は出庫作業の途中で、急に別の少数の磁気テープの
取出しが必要になつたときには、入力端末装置4のキー
ボード42により緊急取出し指令を与えると、わり込み
作業が行われてその所要の磁気テープを緊急出庫口12
4に取り出すようにした方がより好ましい。
テープ2のコードに対応したデータを順次入力する。こ
のとき入力されたデータはディスプレイ面43に表示さ
せる。すると出庫作業が開始され、搬送台装置13の制
御された動作により、要求された磁気テープ2を棚ユニ
ット11,12の棚から取出してキャリア3に移載する
という作業を順次自動的に行う。要求した全ての磁気テ
ープの取出し作業が完了したらキャリア3を抜き出す。
なお一方の空所(例えば112)に挿入されているキャ
リア3が満載になつた場合でも、他方の空所122に空
のキャリア3が挿入されているときには、引続いてその
空のキャリア3に磁気テープを移載するようになすこと
は好ましい。こうして要求された磁気テープ2を搭載し
たキャリア3は空所112や122から抜き出した後、
その磁気テープ2を使用する現場まてそのまま運はれる
。また磁気テープ2を返却するときにもそのキャリア3
に搭載したまま運ばれる。したがつて磁気テープ2の使
用現場が物品格納庫1から遠く離れている場合にも、そ
の磁気テープ2の移し変え作業は不要なため、作業者の
負担が軽減され、きわめて便利である。なお、上述の入
庫又は出庫作業の途中で、急に別の少数の磁気テープの
取出しが必要になつたときには、入力端末装置4のキー
ボード42により緊急取出し指令を与えると、わり込み
作業が行われてその所要の磁気テープを緊急出庫口12
4に取り出すようにした方がより好ましい。
さらにキャリア3は第2図にも示すようにその下面四隅
にそれぞれキャスター組立体31を備えている。
にそれぞれキャスター組立体31を備えている。
これらのキャスター組立体31はキャリア3に対し磁気
テープ2を出し入れする方向て位置可変な構造で取付け
られ、しかも外方へ向けて付勢されている。このキャス
ター組立体31は第3図に示すように、細長いチャンネ
ル部材311と、このチャンネル部材の両側面に合計4
個設けた回転可能なローラ312と、チャンネル部材3
11の外方端の近傍内部に嵌合固定されたブロック31
3と、このブロックにねじ込み固定された軸棒314と
、この軸棒の途中にねじ込まれたラジアル軸受315と
、この軸受の外周に回転自在に装着された円板316と
、軸棒314の下端にスラスト軸受317を介して垂直
軸のまわりで回転自在なように取付けられた車輪ホルダ
ー318と、このホルダーに水平軸のまわりで回転自在
なように取付けられた車輪319とを有している。そし
てキャリア3の底フレーム32の下面に対になつた横向
きの溝レール321を設け、これらの溝レールにローラ
312をそれぞれ嵌合させることで、このキャスター組
立体31はキャリア3に対し位置可変に組込まれる。さ
らに底フレーム32に長みぞ322を形成し、チャンネ
ル部材311の他端近傍の上面に固定したピン33を長
みぞ322に嵌入させ、底フレーム32に取付けたばね
受け34とピン33との間に引張りはね35を介装する
。こうしてキャスター組立体31をキャリア3の外方に
向けて付勢している。この結果、キャスター組立体31
の車輪319はキャリア3が棚ユニット11,12外に
出ているときには、キャリア3に対し物品を出し入れす
る方向での相互間隔(第2図に記号5で示す。)が広く
なつているため、キャリア3の姿勢が安定し、背の高い
キャリアであつても容易に移動させることがてきる。一
方、第1図を再び参照して、棚ユニット11,12の入
出庫口111,121の左右には、手前側が大きく広が
つた対のキャリアガイド115,125を設ける。
テープ2を出し入れする方向て位置可変な構造で取付け
られ、しかも外方へ向けて付勢されている。このキャス
ター組立体31は第3図に示すように、細長いチャンネ
ル部材311と、このチャンネル部材の両側面に合計4
個設けた回転可能なローラ312と、チャンネル部材3
11の外方端の近傍内部に嵌合固定されたブロック31
3と、このブロックにねじ込み固定された軸棒314と
、この軸棒の途中にねじ込まれたラジアル軸受315と
、この軸受の外周に回転自在に装着された円板316と
、軸棒314の下端にスラスト軸受317を介して垂直
軸のまわりで回転自在なように取付けられた車輪ホルダ
ー318と、このホルダーに水平軸のまわりで回転自在
なように取付けられた車輪319とを有している。そし
てキャリア3の底フレーム32の下面に対になつた横向
きの溝レール321を設け、これらの溝レールにローラ
312をそれぞれ嵌合させることで、このキャスター組
立体31はキャリア3に対し位置可変に組込まれる。さ
らに底フレーム32に長みぞ322を形成し、チャンネ
ル部材311の他端近傍の上面に固定したピン33を長
みぞ322に嵌入させ、底フレーム32に取付けたばね
受け34とピン33との間に引張りはね35を介装する
。こうしてキャスター組立体31をキャリア3の外方に
向けて付勢している。この結果、キャスター組立体31
の車輪319はキャリア3が棚ユニット11,12外に
出ているときには、キャリア3に対し物品を出し入れす
る方向での相互間隔(第2図に記号5で示す。)が広く
なつているため、キャリア3の姿勢が安定し、背の高い
キャリアであつても容易に移動させることがてきる。一
方、第1図を再び参照して、棚ユニット11,12の入
出庫口111,121の左右には、手前側が大きく広が
つた対のキャリアガイド115,125を設ける。
これらのキャリアガイドは”キャリア3の挿入を案内す
る上に、キャリア挿入時にキャスター組立体31の円板
316を押圧することによりキャスター組立体31をキ
ャリア3の下面に押し込む作用をも果す。この結果、キ
ャリア3が空所112,122に挿入されるときに、そ
の車輪319は自動的にその相互間隔5を狭めることに
なる。なおキャスター組立体31がキャリアガイド11
5,125によつて押し込められるときの力の複雑な作
用を考慮し、チャンネル部材311の側面には滑りやす
い樹脂ブロック等311aを固定してローラ312を保
護することが望ましい。またキャリア3には、棚ユニッ
ト11,12の外部で移動させられるときに磁気テープ
2が脱落してしまうことを防止するため、第2図に示す
ように、磁気テープ2を出し入れする面に介在させるこ
とのできる可動のガード部材36を各棚に一対一で対応
するように備える。
る上に、キャリア挿入時にキャスター組立体31の円板
316を押圧することによりキャスター組立体31をキ
ャリア3の下面に押し込む作用をも果す。この結果、キ
ャリア3が空所112,122に挿入されるときに、そ
の車輪319は自動的にその相互間隔5を狭めることに
なる。なおキャスター組立体31がキャリアガイド11
5,125によつて押し込められるときの力の複雑な作
用を考慮し、チャンネル部材311の側面には滑りやす
い樹脂ブロック等311aを固定してローラ312を保
護することが望ましい。またキャリア3には、棚ユニッ
ト11,12の外部で移動させられるときに磁気テープ
2が脱落してしまうことを防止するため、第2図に示す
ように、磁気テープ2を出し入れする面に介在させるこ
とのできる可動のガード部材36を各棚に一対一で対応
するように備える。
このガード部材36は、キャリア3の側面に露出状態に
備えた回動可能なレバー37の回動軸に結合する。こう
して、そのレバー37が下段のもののように斜め下方を
向いた姿勢にあるときにはガード部材36が磁気テープ
2の前方に邪魔体として介在しているが、レバー37を
上段のもののように上方へ回動させるとガード部材36
も上方へ回動し、磁気テープ2の邪魔をすることのない
姿勢になるように、ガード部材36とそれに対応したレ
バー37とを連動させる。なおレバー37はキャリア3
の両側端面に対称状態にそれぞれ設ける。一方、棚ユニ
ット11,12の空所112,122の最奥部には、そ
の空所を規定する壁面にリミットスイッチ(図示せず)
を備える。
備えた回動可能なレバー37の回動軸に結合する。こう
して、そのレバー37が下段のもののように斜め下方を
向いた姿勢にあるときにはガード部材36が磁気テープ
2の前方に邪魔体として介在しているが、レバー37を
上段のもののように上方へ回動させるとガード部材36
も上方へ回動し、磁気テープ2の邪魔をすることのない
姿勢になるように、ガード部材36とそれに対応したレ
バー37とを連動させる。なおレバー37はキャリア3
の両側端面に対称状態にそれぞれ設ける。一方、棚ユニ
ット11,12の空所112,122の最奥部には、そ
の空所を規定する壁面にリミットスイッチ(図示せず)
を備える。
このリミットスイッチの取付位置は、ガード部材36が
磁気テープ2の挿脱を邪魔することのない姿勢になつた
キャリア3を空所112又は122に挿入し.たときに
のみレバー37によつて作動させられるような位置とす
る。即ちレバー37が上段のもののように上向きにされ
ている場合にはそのレバーによつて上記リミットスイッ
チが作動されるが、下段のもののように斜め下方を向い
ている場合に!は上記リミットスイッチは作動させられ
ることはない。なお図示の実施例の如く、レバー37が
上下二段に備えられているときには、上記リミットスイ
ッチもそれにいずれも対向するように上下に二個備えら
れる。こうして、ガード部材36を磁気テープ2に係合
させることにより、キャリア3を棚ユニット11,12
の外部で移動させるときの磁気テープ2の脱落を防止す
ることができ、またそのガード部Z材36を操作するた
めのレバー37によつてリミットスイッチを作動させる
ことにより、キャリア3が空所112,122の所定位
置に正確に挿入されたことと、そのときにガード部材3
6が磁気テープ2の挿脱を邪魔することのない位置にあ
ることとを検出し、棚ユニット11,12に挿入された
キャリアに対する物品の出し入れ動作を確実に行わせる
ことができる。
磁気テープ2の挿脱を邪魔することのない姿勢になつた
キャリア3を空所112又は122に挿入し.たときに
のみレバー37によつて作動させられるような位置とす
る。即ちレバー37が上段のもののように上向きにされ
ている場合にはそのレバーによつて上記リミットスイッ
チが作動されるが、下段のもののように斜め下方を向い
ている場合に!は上記リミットスイッチは作動させられ
ることはない。なお図示の実施例の如く、レバー37が
上下二段に備えられているときには、上記リミットスイ
ッチもそれにいずれも対向するように上下に二個備えら
れる。こうして、ガード部材36を磁気テープ2に係合
させることにより、キャリア3を棚ユニット11,12
の外部で移動させるときの磁気テープ2の脱落を防止す
ることができ、またそのガード部Z材36を操作するた
めのレバー37によつてリミットスイッチを作動させる
ことにより、キャリア3が空所112,122の所定位
置に正確に挿入されたことと、そのときにガード部材3
6が磁気テープ2の挿脱を邪魔することのない位置にあ
ることとを検出し、棚ユニット11,12に挿入された
キャリアに対する物品の出し入れ動作を確実に行わせる
ことができる。
また棚ユニット11,12の空所112,12ノ2の最
奥部を規定する壁面の下部には、第4図に示すように、
それらの空所に挿入されたキャリア3の離脱を係止する
ためのフック14を設ける。
奥部を規定する壁面の下部には、第4図に示すように、
それらの空所に挿入されたキャリア3の離脱を係止する
ためのフック14を設ける。
このフック14は軸ピン15を中心に少し上下回動可能
に取付けられ、かつ引張りばね16により上方へ回動す
るように付勢されている。またフック14を下方へ回動
させるには、電磁ソレノイド又は電磁石17に通電すれ
ばよいようになつている。さらにこのフック14よりも
少し高い位置には、空所112,122の内方へ突出し
た長手方向で可動なキャリア位置決めピン18を設け、
かつこの位置決めピン18を圧縮ばね19により入出庫
口111,121へ向けて付勢している。一方、キャリ
ア3には両側端部の下面に、フック14に係合するため
の係合部38を設ける。この結果、キャリア3が空所1
12又は122に奥深く挿入したときには、係合部38
がフック14の先端の斜面141を押してフック14を
下方へ回動させつつその爪142に自動的に引掛り、か
つ位置決めピン18がキャリア3の挿入先端面を離脱向
きに押すことにより、キャリア3は空所112,122
内の所定の位置にしつかりと位置決め停止させられる。
キャリア3とフック14との係合を解除するには、電磁
ソレノイド又は電磁石17を駆動すればよい。この駆動
時期は、キャリア3に対する磁気テープ2の挿脱作業が
完全に完了したことを確認した後に、作業者によつて選
ばれることが望ましい。このような自動入出庫システム
において、キャリア3を多数個用意し、それらのキャリ
ア3の両側端面にキャリア毎に別々のコードマーク38
を与えておき、空所112,122にキャリア3が挿入
されたときにそのコードマーク38を読み取るようにす
ることにより、磁気テープ2の行先、つまり磁気テープ
2が現在どのキャリア3に搭載されているかを管理する
こともできる。
に取付けられ、かつ引張りばね16により上方へ回動す
るように付勢されている。またフック14を下方へ回動
させるには、電磁ソレノイド又は電磁石17に通電すれ
ばよいようになつている。さらにこのフック14よりも
少し高い位置には、空所112,122の内方へ突出し
た長手方向で可動なキャリア位置決めピン18を設け、
かつこの位置決めピン18を圧縮ばね19により入出庫
口111,121へ向けて付勢している。一方、キャリ
ア3には両側端部の下面に、フック14に係合するため
の係合部38を設ける。この結果、キャリア3が空所1
12又は122に奥深く挿入したときには、係合部38
がフック14の先端の斜面141を押してフック14を
下方へ回動させつつその爪142に自動的に引掛り、か
つ位置決めピン18がキャリア3の挿入先端面を離脱向
きに押すことにより、キャリア3は空所112,122
内の所定の位置にしつかりと位置決め停止させられる。
キャリア3とフック14との係合を解除するには、電磁
ソレノイド又は電磁石17を駆動すればよい。この駆動
時期は、キャリア3に対する磁気テープ2の挿脱作業が
完全に完了したことを確認した後に、作業者によつて選
ばれることが望ましい。このような自動入出庫システム
において、キャリア3を多数個用意し、それらのキャリ
ア3の両側端面にキャリア毎に別々のコードマーク38
を与えておき、空所112,122にキャリア3が挿入
されたときにそのコードマーク38を読み取るようにす
ることにより、磁気テープ2の行先、つまり磁気テープ
2が現在どのキャリア3に搭載されているかを管理する
こともできる。
またキャリア3上の磁気テープ2の搭載箇所を示すコー
ドマークは、キャリア3の棚の前面に付してもよいが、
ガード部材36の前面に付すこともできる。
ドマークは、キャリア3の棚の前面に付してもよいが、
ガード部材36の前面に付すこともできる。
なお実施例中では、物品として磁気テープを取扱う場合
について説明したが、他の種々の物品を取扱う場合にも
同様に実施でき、また実施例の種種の設計変更が可能な
ことも言うまでもない。
について説明したが、他の種々の物品を取扱う場合にも
同様に実施でき、また実施例の種種の設計変更が可能な
ことも言うまでもない。
第1図は本発明の全体の概略構成を示した構成説明図、
第2図はキャリアの一実施例を示した斜視図、第3図は
キャリアのキャスター組立体の組込構造を示し、aは平
面図、bはその断面図、第4図は棚ユニットの空所にキ
ャスターを停止させるための構造を示し、aは棚ユニッ
トの空所の最奥部を一部切欠き状態で示した斜視図、b
は同じく側断面図である。 1・・・・・・物品格納庫、11,12・・・・・・棚
ユニット、111,121・・・・・・入出庫口、11
2,122・・・・・・空所、113,123・・・・
・・操作盤、124・・・・・・緊急出庫口、115,
125・・・・・・キャリアガイド、13・・・・・・
搬送台装置、14・・・・・・フック、18・・・・・
・位置決めピン、2・・・・・・磁気テープ、3・・・
・・・キャリア、31・・・・・・キャスター組立体、
316・・・・・・円板、319・・・・・・車輪、3
6・・・・・・ガード部材、37・・・・・ルバー、4
・・・・・・入力端末装置、41・・・・・・ライトペ
ン。
第2図はキャリアの一実施例を示した斜視図、第3図は
キャリアのキャスター組立体の組込構造を示し、aは平
面図、bはその断面図、第4図は棚ユニットの空所にキ
ャスターを停止させるための構造を示し、aは棚ユニッ
トの空所の最奥部を一部切欠き状態で示した斜視図、b
は同じく側断面図である。 1・・・・・・物品格納庫、11,12・・・・・・棚
ユニット、111,121・・・・・・入出庫口、11
2,122・・・・・・空所、113,123・・・・
・・操作盤、124・・・・・・緊急出庫口、115,
125・・・・・・キャリアガイド、13・・・・・・
搬送台装置、14・・・・・・フック、18・・・・・
・位置決めピン、2・・・・・・磁気テープ、3・・・
・・・キャリア、31・・・・・・キャスター組立体、
316・・・・・・円板、319・・・・・・車輪、3
6・・・・・・ガード部材、37・・・・・ルバー、4
・・・・・・入力端末装置、41・・・・・・ライトペ
ン。
Claims (1)
- 1 物品格納棚ユニットの棚前面に沿つて上下左右に制
御移動されるように設けた物品搬送台および該搬送台上
に設けられ該搬送台が棚の所定位置へ停止されたとき棚
から物品を取り出したりあるいは搬送台上の物品を棚へ
移したりする物品の受け渡し装置で特徴づけられる搬送
台装置と、該物品搬送台装置を動作させる駆動源と、該
搬送台装置の定められた動作を制御する制御回路とを有
する物品の自動入出庫装置において、複数個の物品を上
記棚ユニットの棚と同様に前面の物品出し入れ口から出
し入れ可能に搭載できるように構成された可動なキャリ
アを上記棚ユニットとは別に設け、一方、上記棚ユニッ
トには、下部端面に該キャリアの通過を許す開口を形成
するとともに、該開口付近に該キャリアを受け入れる空
所を設け、該空所に該キャリアを配置して該キャリアに
対しても上記物品受け渡し装置によつて物品を直接に出
し入れできるように構成し、さらに上記キャリアには、
上記物品出し入れ口に介在して物品の脱落を係止する位
置と物品の出し入れを邪魔することのない位置との間で
可動な物品脱落防止ガード部材と、上記キャリアの外表
面に露出して上記ガード部材に連動するレバーとを設け
、一方、上記棚ユニットには、上記空所を規定する壁面
に、上記キャリアが上記空所に配置されたときの上記レ
バーの位置を検出するスイッチを設けたことを特徴とす
る物品の自動入出庫装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55008356A JPS6055403B2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | 物品の自動入出庫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55008356A JPS6055403B2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | 物品の自動入出庫装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56108601A JPS56108601A (en) | 1981-08-28 |
JPS6055403B2 true JPS6055403B2 (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=11690945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55008356A Expired JPS6055403B2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | 物品の自動入出庫装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055403B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031408A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-18 | Daifuku Co Ltd | 円板状物用の自動倉庫設備 |
JPS6031409A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-18 | Daifuku Co Ltd | 円板状物用の自動倉庫設備 |
JPS60111784A (ja) * | 1983-08-03 | 1985-06-18 | Honda Motor Co Ltd | 任意収納呼出装置 |
JPS6077004A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-05-01 | Daifuku Co Ltd | 円板状物用の自動倉庫設備 |
FR2574381B1 (fr) * | 1984-12-06 | 1987-10-30 | Crebier Gerard | Installation permettant le stockage, la distribution et la remise en place de maniere automatique de cassettes, livres ou articles similaires |
JP2585047B2 (ja) * | 1988-02-18 | 1997-02-26 | 株式会社ダイフク | 物品収集設備 |
JP2695080B2 (ja) * | 1991-11-15 | 1997-12-24 | 株式会社イトーキクレビオ | カルテホルダーの取り出し・収納方法 |
-
1980
- 1980-01-29 JP JP55008356A patent/JPS6055403B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56108601A (en) | 1981-08-28 |
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