JPS6049111B2 - ドアパネル又は仕切パネルの製造方法および製造装置 - Google Patents

ドアパネル又は仕切パネルの製造方法および製造装置

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JPS6049111B2
JPS6049111B2 JP53094869A JP9486978A JPS6049111B2 JP S6049111 B2 JPS6049111 B2 JP S6049111B2 JP 53094869 A JP53094869 A JP 53094869A JP 9486978 A JP9486978 A JP 9486978A JP S6049111 B2 JPS6049111 B2 JP S6049111B2
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adhesive
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俊彦 塚山
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Sanwa Shutter Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ドアパネル、仕切パネルなどのように補強枠
材、芯材、各種ライナー等の中間材の表裏両面に外面板
材を接着して構成される板状構造物の製造方法およびそ
の装置に関するものであり、特に接着に先だち中間材の
両面にあらかじめホットメルト接着剤を塗布する点に特
徴を有するものである。
ドアパネルや仕切パネルなどのパネル類には、アルミ板
、鋼板、木板更にはガラス板の1枚ものiで造られるも
のがあるが、軽量にして丈夫で且つ断熱や遮音効果、商
品価値を高めるため2枚の外面板材の間にハニカムコア
、ベーパーロールコア、アスベスト等の芯材や各種ライ
ナー、周囲や窓部の補強枠材(インナーフレーム)等の
中間材をサンドイッチ状に介装した三層のものが多く用
いられている。
従来これら中間材と両外面板材とを接着するには夫々の
接合面に、中間材、外面板材の材質に応じてゴム系接着
剤、酢酸ビニル系接着剤、尿素系接着剤等をフローコー
タその他の装置で塗布し、しかるのち中間材と両外面板
材とを重ね合わせて加熱加圧接着していた。
このうち、ゴム系接着剤が溶剤タイプで取扱いやすくし
かも汎用性があるため広く用いられているが、加熱加圧
溶着前に接着剤に含まれているシンナー等の溶剤を完全
に揮発せしめねばならず、従つて特に大量生産するよう
な場合には接着剤塗布後強制乾燥さすための熱風乾燥装
置、溶剤回収装置を必要とし、また中間材は両面塗布の
ため上述の工程を二度繰返すか、あるいは工程設備を複
数設置せねばならず接着剤塗布から接着までを連続して
一工程で行うことはできなかつた。
更に接着剤塗布と乾燥の工程中に揮発する溶剤について
は、公害防止、労働衛生上や火災防止の観点から集気・
脱臭・排気の設備、防爆安全装置を設けこれらの作業場
を完全防火区画にする必要,があり、広い場所、多大の
設備を要して大がかりとなり、人手を多く要する等多く
の欠点を有していた。
また、酢酸ビニル系や尿素系の接着剤は木材の接着に限
られるうえ半乾燥状態で加熱加圧するたこめにライナー
等の小物をしかも大量に取扱うには多数の人手を要し、
一工程て連続した接着ができぬうえ接着剤が空気に触れ
ると次第に固化して装置に付するため装置の手入れが大
へんである。
一方近時、フィルム状のホットメルト接着剤を3接着面
の片方にラミネートすることが一部行なわれているが、
この場合一たんフィルム化するため材料費が高くつくう
え均一な厚みのフィルムをつくることがむつかしく、し
かもラミネート装置自体複雑高価であり、ライナー等の
小物にラミネー4トすると材料に無駄がでる等の難点が
ある。そこで本発明者は、熱可塑性無溶剤型のホットメ
ルト接着剤をその性質を利用して直接中間材の両面に連
続塗布することにより塗布工程を合理化し、且つ簡単確
実な接着を可能としたものである。以下、本発明を図示
の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る板状構造物製造装置の概略側面
図で、ラインの進行方向に向つて供給装置1、下面接着
剤塗布装置2、上面接着剤塗布装置3、接着剤を塗布し
た中間材A″とあらかじめ裁断、打抜き、折曲け等の加
工を施こされた表裏)外画板材C,Bとを重ね合わす重
合装置牡該重ね合わした重合物Dを加熱加圧して一体接
着するホットブレス5、接着された板状構造物Eをシュ
リンク包装する内装装置6、ついで外装装置7、堆積装
置8、を夫々配置し、更に上記各装置〔両・接着剤塗布
装置2,3間を除く〕間を連結するコンベア9,10,
11,12,13,14よりなる。
まず、供給装置1から1枚ずつ送り出される中間材Aは
、コンベア9により下面接着剤塗布装置2に搬入される
この塗布装置2は第2図の如く温度調節可能な加熱溶融
装置を備えたホツトメルトアプリケータ21から供給さ
れるホットメルト接着剤HMを中間材Aの下面全面に塗
布する上向きの金属製塗布ローラ22と、該塗布ローラ
22に被塗布物即ち中間材Aを接圧させるテンションロ
ーラ23からなる。このテンションローラ23は、キャ
スター24,24で支持されスプリング25,25で塗
布ローラ22と一定間隔を保つよう押し下げられている
。このスプリング25の押圧力は中間材Aが第3図、第
4図に示すような芯材104の場合には弱く、他の中間
材即ち、補強枠材101,102、ライナー103の場
合および第5図のように組み合わされたものの場合には
強くする。
キャスター24は中間材Aの挿入を容易にするものであ
る。
尚、上面接着剤塗布装置3も下面接着剤塗布装置2と同
様の構造で、中間材Aの上部全面に接着剤HMを塗布す
る下向の金属製ローラ32とホツトメルトアプリケータ
31、テンションローラ33、キャスター34,34お
よびスプリング35,35よりなる。
しかして、下面に接着剤を塗布された中間材Aは次いで
上面接着剤塗布装置に至るが、この間に下面の接着剤が
固化していないとテンションローラ33に付着するため
両塗布装置2,3間には適当な間隔をおき、しかもこの
間何らの支持もされない必要がある。
この間隔Lは中間材Aの送り速度と接着剤■の固化時間
により定められ、例えは送り速度が10mImm1固化
時間が3秒とするとLは50cm以上必要となる。短尺
なライナーの場合送り速度や固化時間を調整してLを小
にする。
この間、中間材Aの前方は支持されないのて、後方即ち
下面接着剤塗布装置12の搬入側に中間体Aの上下を挾
支する支持搬送装置15を設ける。あるいは、塗布装置
2送出側に間隔Lをおいて更に支持搬送装置15を設け
てもよい。また、一旦固化した接着剤を溶融軟化させる
ことがないようテンションローラ33は冷気等で冷却す
ることが望ましい。
次いて中間材Aは上面接着剤塗布装置3により上面に接
着剤囮を塗布され、コンベア10により次の工程に搬送
されるが、このコンベア10は,該塗布装置3の送出側
に近接していてもさしつかえない。
かくして、上下両面に接着剤を塗布された中間材A″は
、それが第5図の如く組み合わされた中間材てあれば、
重合装置4て裏外面板材B1表外面板材C間に挿着して
重合物Dとなし、コンベア11てホットブレス5に搬入
して加熱加圧して板状構造物Eとする。
中間材が第3図、第4図の如く個々のものてあれば、夫
々を一方の外面板材の内側所定位置に仮止め収納し、他
方の外面板材をその上に載置して重合物Dとなす。次い
で、この完成された板状構造物Eは必要に応じてコンベ
ア12,13により内装装置6、外装装置7に送られ、
ここでプラスチックフィルム16のシュリンク包装や紙
包装、段ボール包装等をなされ、コンベア14により堆
積装置8に至りパレット17に積まれて順次出荷される
尚、、ホットメルト接着剤は水分をきらい、また金属面
に塗布する場合塗布面の温度が低いと瞬間に固化して好
ましくないので、塗布前段階例えばコンベア9上に加熱
装置18を設けて乾燥と予熱をなさしめるとよい。
第6図は他の実施例で、上記実施例とは両接着剤塗布装
置2,3の順序を逆にしたものを示す。
この場合上面接着剤塗布装置3が搬入側に配置されてい
るため両装置2,3間には中間材Aの下面を支持する手
段例えばコンベア19を設けてもよいが、下面接着剤塗
布装置2の送出側はコンベア10との間隔を上記Lだけ
必要とし、そのため該塗布装置2の搬入側には支持搬送
装置15を設ける。この場合には該支持搬送装置15と
上面接着剤塗布装置3との間隔はLだけ必要である。
かくして、中間材Aの供給から表裏の両外面材C,Bを
接着し、包装出荷まで一連の工程を連続して行うことが
可能となるが、上記実施例中で説明した各種装置、コン
ベアは図示のものに限定されず、同様の機能を有するも
のであれば被接着物の形状、材質、用途等に応じて種々
なものを用いることができる。
特にホットブレス5は間欠作動をするものも連続作業を
するものも用いられ、また重合物Dの1単位毎に処理す
るものでも重合した素材Dを多数集積して一度にまとめ
て加熱加圧する形式のものでもよい。更に、中間材に接
着材を塗布した状態のまま一度集積し、その後両外面板
材との重合、接着を行なわしめる等工場の立地条件等に
合致した設計変更を加えることもできる。
また、上記実施例は板状構造物としてドアパネルの場合
につき述べたが、これに限らず他の三層板状構造物の場
合にも適用しうるということはいうまでもない。
本発明方法は上述した如く、補強枠材、芯材、ノライナ
ー等の中間材の両面に、個々にあるいは組み合わせた状
態でホットメルト接着剤をロール塗布し、しかるのち表
裏両外面板材と中間材とを加熱加圧接着して一体化する
ものであるところから、以下の如き優れた効果を奏する
ものである。
7(1)シンナー等の危険物である揮発性溶剤を用いな
いホツトメルトエ法であるので強制乾燥炉、集気・脱臭
・排気装置、防火防爆装置等が不要なため設備が簡単と
なり、安全かつ衛生的な作業ができるとともに熱エネル
ギーを大巾に節約つ できる。
(2)ホットメルト接着剤のフィルム化、ラミネート装
置は不要であり、且つ必要個所のみに塗布するものであ
るところから接着材のロスがほとんどなく経費を大巾に
削減することができる。
(3)接着材塗布は中間材の両面のみに行えばよく、し
かも所要の接着が簡単確実に行なえるので工程作業時間
を大きく省略することができる。また、中間材の供給か
ら板状構造物の完成まで少しの人手で連続して行うこと
が可能になり、均一な製品を安定して安価大量に供給す
ることができる。本発明装置は、ホットメルト接着剤を
連続して配置される上面、下面両接着塗布装置の金属製
塗布ローラにより中間材の両面に塗布するものてあると
ころから一工程での塗布ができ、また一方の接着剤が固
化した後他方を塗布するためその間何ら特別な装置を要
さず、テンションローラで加圧するため金属面にも十分
に必要な量の接着剤を均一に塗布できるため得られる製
品の表面の平滑度が向上し商品の高級化が図られるほか
接着剤塗布後直ちにコンベア等での搬送ができるため製
造工程を連続して行なえる等従来の欠点を克服し能率の
よいドアパネル等の製造を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る板状構造物製造装置の1例を示す
概略側面図、第2図は接着剤塗布装置の斜視図、第3図
、第4図、第5図は板状構造物の分解斜視図、第6図は
他の実施例を示す接着剤塗布装置部分の概略側面図であ
る。 2・・・・・・下面接着剤塗布装置、3・・・・・・上
面接着剤塗布装置、4・・・・・・重合装置、5・・・
・・・ホットブレス、9,10,11・・・・・コンベ
ア、21,31・・・・・・ホツトメルトアプリケータ
、22,32・・・・・・金属製塗布ローラ、23,3
3・・・・・・テンションローラ、A・・・・・・中間
材、B,C・・・・・・外面板材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 補強枠材、芯材、各種ライナー等の中間材の両面に
    外面板材を接着するに際し、これら中間材を個々にある
    いは組み合わせた状態でコンベアにより搬送する途中に
    おいて、あらかじめ上記個々のあるいは組み合わされた
    中間材の上面および下面に適宜間隔をおいてテンション
    ローラで加圧しつつ塗布ローラによりホットメルト接着
    剤を塗布し、しかるのちこれら中間材を表裏両外面板材
    の間に介装重ね合わせ、ついで全体を加熱加圧接着して
    一体化することを特徴とするドアパネル又は仕切パネル
    の製造方法。 2 個々のあるいは組み合わされた中間材Aを一枚ずつ
    送り出す供給装置1と、ホットメルト接着剤の固化時間
    および中間材の送り速度により定められる所定間隔Lを
    おいて配置され上記中間材Aの上面および下面にホット
    メルト接着剤をローラ塗布する上面接着剤塗布装置3お
    よび下面接着剤塗布装置2と、接着剤塗布ずみの中間材
    A′と表裏両外面板材C,Bとを重ね合わす重合装置4
    と、該重ね合わせた重合物を集積してあるいは集積せず
    に加熱加圧するホットプレス5と、上記各装置を連結す
    るコンベア9,10,11とから構成したことを特徴と
    するドアパネル又は仕切パネルの製造装置。 3 下面接着剤塗布装置2を上面接着剤塗布装置3の搬
    入側に配置し、該下面接着剤塗布装置2の搬入側に中間
    材の上下を挟支する支持搬送装置15を設ける一方、中
    間材の下面を支持するコンベア10を上記上面接着剤塗
    布装置3の送出側に近接させてなる特許請求の範囲第2
    項記載のドアパネル又は仕切パネルの製造装置。 4 下面接着剤塗布装置2を上面接着剤塗布装置3の送
    出側に配置し、該下面接着剤塗布装置2の搬入側に上記
    上面接着剤塗布装置3と間隔Lをおいて中間材の上下を
    挟支する支持搬送装置15を設ける一方、中間材の下面
    を支えるコンベア10を上記下面接着剤塗布装置2の送
    出側に間隔Lをおいて設けたものである特許請求の範囲
    第2項記載のドアパネル又は仕切パネルの製造装置。
JP53094869A 1978-08-02 1978-08-02 ドアパネル又は仕切パネルの製造方法および製造装置 Expired JPS6049111B2 (ja)

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