JPS6023054Y2 - 折曲げ機 - Google Patents
折曲げ機Info
- Publication number
- JPS6023054Y2 JPS6023054Y2 JP16888381U JP16888381U JPS6023054Y2 JP S6023054 Y2 JPS6023054 Y2 JP S6023054Y2 JP 16888381 U JP16888381 U JP 16888381U JP 16888381 U JP16888381 U JP 16888381U JP S6023054 Y2 JPS6023054 Y2 JP S6023054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- bending
- mold
- claw
- slope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は加工板材の縁部のハゼ折りを容易に行なえるよ
うにした折曲げ機に関する。
うにした折曲げ機に関する。
加工板材の縁部を補強するためハゼ折りを行なうには、
直角に折曲げた縁部を鋭角にしたのち、更に180度折
曲げ密着させるものであるが、型の変更や移動に手間取
り、生産性が上らないものであった。
直角に折曲げた縁部を鋭角にしたのち、更に180度折
曲げ密着させるものであるが、型の変更や移動に手間取
り、生産性が上らないものであった。
本考案は、下型下部に斜面を有する凹所を形成し、ここ
に鋭角曲げ用の爪を取付けることにより直角曲げ、鋭角
曲げ及びハゼ折りまでを上型で行なうことのできる折曲
げ機を提供するものである。
に鋭角曲げ用の爪を取付けることにより直角曲げ、鋭角
曲げ及びハゼ折りまでを上型で行なうことのできる折曲
げ機を提供するものである。
次に図面について本考案を具体的に説明する。
第1図において両サイドのフレーム1にベッド2を横架
し、その上方のフレームに油圧シリンダ3により昇降す
るラム4を支持し、ベッド上端には下型5を取付ける一
方、ラム下端にワーク押えとなる上型6を取付ける。
し、その上方のフレームに油圧シリンダ3により昇降す
るラム4を支持し、ベッド上端には下型5を取付ける一
方、ラム下端にワーク押えとなる上型6を取付ける。
またフレーム1にはウィングビーム7の回転中心となる
軸8を支承しており、ウィングビーム7の上端にはウィ
ング型9が設けられ、下端にはウィング用油圧シリンダ
10のピストンロッド11の先端をピンジヨイントして
いる。
軸8を支承しており、ウィングビーム7の上端にはウィ
ング型9が設けられ、下端にはウィング用油圧シリンダ
10のピストンロッド11の先端をピンジヨイントして
いる。
上型6の下部には、斜面12を有する凹所13を形成さ
せて鋭角曲げ用の爪14を取付ける。
せて鋭角曲げ用の爪14を取付ける。
斜面12は上下型の刃先寄りに、例えば30度の傾斜角
を有し、これに対応して爪14の先端にも同じ角度の斜
面を形成させる。
を有し、これに対応して爪14の先端にも同じ角度の斜
面を形成させる。
爪14はピン15によって支持され自重により自由に角
度回動が行なわれる。
度回動が行なわれる。
すなわち上型6が上昇したときには、上型下面に対し前
傾状態で垂れ下がり、下降限に至ったときには、爪本体
が凹所13内に埋設するように構成されている。
傾状態で垂れ下がり、下降限に至ったときには、爪本体
が凹所13内に埋設するように構成されている。
上記構成の折曲げ機の作用を述べると、まずワーク20
を下型5の上に載せ、突出長さを決めたのち、油圧シリ
ンダ3を駆動しラム4を下降させて上下の型6,5でワ
ーク縁部を押える。
を下型5の上に載せ、突出長さを決めたのち、油圧シリ
ンダ3を駆動しラム4を下降させて上下の型6,5でワ
ーク縁部を押える。
次いでウィング用油圧シリンダ10を作動し軸8を回転
中心として第2図のごとくウィングビーム7を90度回
動させることによりワーク縁部21を直角に折曲げる。
中心として第2図のごとくウィングビーム7を90度回
動させることによりワーク縁部21を直角に折曲げる。
次いでウィングビーム7を元の位置に戻すと同時に上型
6を上昇させて、第3図のように鋭角曲げ爪14の先端
に折曲げ縁部21が当る位置までワーク20を後退させ
る。
6を上昇させて、第3図のように鋭角曲げ爪14の先端
に折曲げ縁部21が当る位置までワーク20を後退させ
る。
その位置で再び上型6を第4図のように下降させて縁部
21先端を上型の斜面12に当接させ、ラムの下降につ
れて縁部を徐々に鋭角に折曲げる。
21先端を上型の斜面12に当接させ、ラムの下降につ
れて縁部を徐々に鋭角に折曲げる。
この間爪14は反時計方向に強制的に回動され、その先
端は縁部21の屈折内端に接し、ワークの滑りを止めて
第5図のように上型の斜面12と爪の斜面とて鋭角曲げ
を行なう。
端は縁部21の屈折内端に接し、ワークの滑りを止めて
第5図のように上型の斜面12と爪の斜面とて鋭角曲げ
を行なう。
鋭角曲げを終えたのちラム4を再び上昇させると爪14
がピン15を中心にして時計方向に回動し第6図のよう
に爪先端をワーク折曲縁部から外す。
がピン15を中心にして時計方向に回動し第6図のよう
に爪先端をワーク折曲縁部から外す。
次いで第7図のように上型6を下降することにより、縁
部のハゼ折りを行ない製品とする。
部のハゼ折りを行ない製品とする。
以上は、上下の型で板材を押え、上下型の刃先を回転中
心とするウィング型を用いて90度曲げを行なう場合を
示したが、ウィング型の代りに第10図のように油圧シ
リンダ17により可動型16を上昇させて縁部をコキ曲
げにより90度曲げしてもよい。
心とするウィング型を用いて90度曲げを行なう場合を
示したが、ウィング型の代りに第10図のように油圧シ
リンダ17により可動型16を上昇させて縁部をコキ曲
げにより90度曲げしてもよい。
その後は、第4図以下について説明したと同様に鋭角曲
げ、ハゼ折りして製品とすることができる。
げ、ハゼ折りして製品とすることができる。
上記のようにハゼ折りしたのち、必要あれば第8図のよ
うにハゼ折り近辺の縁部を押えウィング型又は可動型を
作動して91度曲げを行なってL形縁部とし、更に第9
図のように折曲げてハゼ折り補強したコ字形縁部の製品
を完成させることもできる。
うにハゼ折り近辺の縁部を押えウィング型又は可動型を
作動して91度曲げを行なってL形縁部とし、更に第9
図のように折曲げてハゼ折り補強したコ字形縁部の製品
を完成させることもできる。
上述のように本考案によれば、上型下部に凹所を設けて
鋭角曲げ用の爪を取付けたものであるから、上下型とウ
ィング型又は可動型により90度曲げしたのちの鋭角曲
げと引続くハゼ折りとを1型で容易に行なうことができ
る。
鋭角曲げ用の爪を取付けたものであるから、上下型とウ
ィング型又は可動型により90度曲げしたのちの鋭角曲
げと引続くハゼ折りとを1型で容易に行なうことができ
る。
また鋭角曲げのとき爪先端が折曲縁部の屈折内端に接し
てワークの滑りを防止しながら上型凹所の斜面に折曲縁
部を密接させるので、正確に鋭角曲げを行なうことがで
きて、この種のハゼ折り加工の精度を向上させうる効果
がある。
てワークの滑りを防止しながら上型凹所の斜面に折曲縁
部を密接させるので、正確に鋭角曲げを行なうことがで
きて、この種のハゼ折り加工の精度を向上させうる効果
がある。
第1図は本考案折曲げ機の断面図、第2図ないし第7図
は作用状態の断面図、第8図はハゼ折りしたのちL形に
折曲げる場合の断面図、第9図は第8図の状態から更に
折曲げてコ字形製品とする場合の断面図、第10図はコ
キ曲げ用の可動型を備えた折曲げ機の断面図である。 1・・・・・・フレーム、2・・・・・・ベッド、3・
・・・・・油圧シリンダ、4・・・・・・ラム、5・・
・・・・下型、6・・・・・・上型、7・・・・・・ビ
ーム、8・・・・・・軸、9・・・・・・ウィング型、
10・・・・・・ウィング用油圧シリンダ、11・・・
・・ゼストンロツド、12・・・・・・斜面、13・・
・・・・凹所、14・・・・・・爪、15・・・・・ゼ
ン、16・・・・・・可動型、17・・・・・・コキ曲
げ用油圧シリンダ、21・・・・・・折曲縁部。
は作用状態の断面図、第8図はハゼ折りしたのちL形に
折曲げる場合の断面図、第9図は第8図の状態から更に
折曲げてコ字形製品とする場合の断面図、第10図はコ
キ曲げ用の可動型を備えた折曲げ機の断面図である。 1・・・・・・フレーム、2・・・・・・ベッド、3・
・・・・・油圧シリンダ、4・・・・・・ラム、5・・
・・・・下型、6・・・・・・上型、7・・・・・・ビ
ーム、8・・・・・・軸、9・・・・・・ウィング型、
10・・・・・・ウィング用油圧シリンダ、11・・・
・・ゼストンロツド、12・・・・・・斜面、13・・
・・・・凹所、14・・・・・・爪、15・・・・・ゼ
ン、16・・・・・・可動型、17・・・・・・コキ曲
げ用油圧シリンダ、21・・・・・・折曲縁部。
Claims (1)
- 上型と下型とで板材端部を押え可動型により板材の縁部
を折曲げる折曲げ機において、上型下部に斜面を有する
凹所を形成し、この凹所内には斜面に対し接離する鋭角
曲げ用の爪をを取付けることを特徴とする折曲げ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16888381U JPS6023054Y2 (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 折曲げ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16888381U JPS6023054Y2 (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 折曲げ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5876327U JPS5876327U (ja) | 1983-05-23 |
JPS6023054Y2 true JPS6023054Y2 (ja) | 1985-07-09 |
Family
ID=29960893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16888381U Expired JPS6023054Y2 (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 折曲げ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023054Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2596437B2 (ja) * | 1988-02-04 | 1997-04-02 | 本田技研工業株式会社 | 縁曲げ加工装置 |
-
1981
- 1981-11-14 JP JP16888381U patent/JPS6023054Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5876327U (ja) | 1983-05-23 |
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