JPS602155Y2 - フオ−クリフトトラツクにおけるリフトチエ−ンのかみ込み防止装置 - Google Patents
フオ−クリフトトラツクにおけるリフトチエ−ンのかみ込み防止装置Info
- Publication number
- JPS602155Y2 JPS602155Y2 JP5115679U JP5115679U JPS602155Y2 JP S602155 Y2 JPS602155 Y2 JP S602155Y2 JP 5115679 U JP5115679 U JP 5115679U JP 5115679 U JP5115679 U JP 5115679U JP S602155 Y2 JPS602155 Y2 JP S602155Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lift
- chain
- tie beam
- lift chain
- prevention device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、フォークリフトトラックにおけるリフトチェ
ーンのかみ込み防止装置に関し、詳しくは、リフトブラ
ケット側に連結されたリフトチェーンの下端部でたるみ
が生じた時、このたるみにインナマストの下部タイビー
ムが引っかかるのを防止する装置に関するものである。
ーンのかみ込み防止装置に関し、詳しくは、リフトブラ
ケット側に連結されたリフトチェーンの下端部でたるみ
が生じた時、このたるみにインナマストの下部タイビー
ムが引っかかるのを防止する装置に関するものである。
一般に、リフトブラケット昇降用の２本のリフトシリン
ダを車体の左右に分けて配置したフォークリフトトラッ
クでは、前記リフトシリンダは、車体の前部に前後傾可
能に立設されたアウタマストにより、摺動を案内される
インナマストのほぼ後方にそれぞれ配置され、そのピス
トンロッド先端部がインナマストに連結されている。
ダを車体の左右に分けて配置したフォークリフトトラッ
クでは、前記リフトシリンダは、車体の前部に前後傾可
能に立設されたアウタマストにより、摺動を案内される
インナマストのほぼ後方にそれぞれ配置され、そのピス
トンロッド先端部がインナマストに連結されている。
また、該リフトシリンダの作動により上下動される前記
インナマストの上端部内側に枢支されたガイドプーリに
掛装されたリフトチェーンは、その一端を前記リフトシ
リンダの上部に、他端は前記リフトブラケットの側板背
部にそれぞれ連結されており、前記インナマストの左右
両背面部を連結している下部タイビームの前面部を移動
する。
インナマストの上端部内側に枢支されたガイドプーリに
掛装されたリフトチェーンは、その一端を前記リフトシ
リンダの上部に、他端は前記リフトブラケットの側板背
部にそれぞれ連結されており、前記インナマストの左右
両背面部を連結している下部タイビームの前面部を移動
する。
ところが、上記のように構成されたフォークリフトトラ
ックでは、前記リフトブラケットに装着されたフォーク
により、積荷されたパレットを所定の高さを有する棚に
載置する際、パレットが棚上に載置されても、さらに前
記リフトシリンダの下降作動を続行していると、前記リ
フトチェーンにたるみが生じ、該たるみに前記インナマ
ストの下部タイビームが引っかかるというトラブルが発
生する。
ックでは、前記リフトブラケットに装着されたフォーク
により、積荷されたパレットを所定の高さを有する棚に
載置する際、パレットが棚上に載置されても、さらに前
記リフトシリンダの下降作動を続行していると、前記リ
フトチェーンにたるみが生じ、該たるみに前記インナマ
ストの下部タイビームが引っかかるというトラブルが発
生する。
そのようなトラブルが発生すると、チェーンが損傷され
るばかりでなく、チェーンを前記インナマストの後方に
引っばり込むため、そのアンカボルトが変形されること
がある。
るばかりでなく、チェーンを前記インナマストの後方に
引っばり込むため、そのアンカボルトが変形されること
がある。
本考案は、上記問題を解決することを目的とするもので
ある。
ある。
以下、本考案の実施例を図面について具体的に説明する
。
。
図において、１は車体（図示せず）前部に前後傾可能に
立設されたアウタマストである。
立設されたアウタマストである。
２は該アウタマスト１によりマストローラ３を介して摺
動を案内されるインナマストで、その上方背面部に上部
タイビーム２ａを、下方背面部に下部タイビーム２ｂ、
２ｃを固着している。
動を案内されるインナマストで、その上方背面部に上部
タイビーム２ａを、下方背面部に下部タイビーム２ｂ、
２ｃを固着している。
４は前記インナマスト２のほぼ後方部に左右２個配置さ
れ、前記アウタマスト１の下端クロスビーム１ａ上に立
設されたリフトシリンダで、そのピストンロッド４ａ先
端部を前記インナマスト２の上端部に固着している。
れ、前記アウタマスト１の下端クロスビーム１ａ上に立
設されたリフトシリンダで、そのピストンロッド４ａ先
端部を前記インナマスト２の上端部に固着している。
５は前記インナマスト２の上端部内側に枢支されたガイ
ドプーリ６に掛装されたリフトチェーンで、その一端を
前記リフトシリンダ４の上部に、他端をリフトブラケッ
ト７の側板７ａ背部にそれぞれアンカボルト８を介して
連結されている。
ドプーリ６に掛装されたリフトチェーンで、その一端を
前記リフトシリンダ４の上部に、他端をリフトブラケッ
ト７の側板７ａ背部にそれぞれアンカボルト８を介して
連結されている。
前記リフトブラケット７は、前記リフトシリンダ４の作
動により上下動する前記インナマスト２によってリフト
ローラ７ｂを介して摺動を案内されながら昇降動作を行
なう。
動により上下動する前記インナマスト２によってリフト
ローラ７ｂを介して摺動を案内されながら昇降動作を行
なう。
９は前記リフトブラケット７に装着されたフォークであ
る。
る。
以上の構成は従来装置と同じであるが、本考案は、第３
図に示すように、前記インナマスト２に連結された下部
タイビーム２ｂ、２ｃの下端から、前記リフトブラケッ
ト７最降下時の、リフトチェーン５用アンカボルト８部
に至るまで延在した規制板１０を前記リフトチェーン５
の背部に対向して前記インナマスト２に配設したところ
に特徴がある。
図に示すように、前記インナマスト２に連結された下部
タイビーム２ｂ、２ｃの下端から、前記リフトブラケッ
ト７最降下時の、リフトチェーン５用アンカボルト８部
に至るまで延在した規制板１０を前記リフトチェーン５
の背部に対向して前記インナマスト２に配設したところ
に特徴がある。
上記構成をもつ本考案装置によれば、荷役作業に際して
、フォーク上のパレットが棚に載置された後、継続して
リフトシリンダを下降作動しても、インナマストが下降
することによって生ずるチェーンのたるみは、前記規制
板によりインナマストの下部タイビームの下方から後方
にはみ出すことがなくなり、そのたるみは、下部タイビ
ームの前方部に屈折されるので、リフトブラケットおよ
びインナマストの昇降動作に障害とならず、リフトチェ
ーン、アンカボルトなどが損傷されることもなく荷役作
業能率の向上をはかることができる優れた効果がある。
、フォーク上のパレットが棚に載置された後、継続して
リフトシリンダを下降作動しても、インナマストが下降
することによって生ずるチェーンのたるみは、前記規制
板によりインナマストの下部タイビームの下方から後方
にはみ出すことがなくなり、そのたるみは、下部タイビ
ームの前方部に屈折されるので、リフトブラケットおよ
びインナマストの昇降動作に障害とならず、リフトチェ
ーン、アンカボルトなどが損傷されることもなく荷役作
業能率の向上をはかることができる優れた効果がある。
なお、実施例では、複数の下部タイビーム２ｂｖ２ｃを
備えたインナマスト２を示したが、一つの下部タイビー
ムのみを備えたインナマストに適用することも可能であ
る。
備えたインナマスト２を示したが、一つの下部タイビー
ムのみを備えたインナマストに適用することも可能であ
る。
図は本考案の一実施例を示す。
第１図は要部を示す部分断面側面図、第２図は部分断面
平面図、第３図は要部斜視図である。 １・・・・・・アウタマスト、２・・・・・・インナマ
スト、２ｂ、２ｃ・・・・・・下部タイビーム、４・・
・・・・リフトシリンダ、５・・・・・・リフトチェー
ン、７・・・・・・リフトブラケット、７ａ・・・・・
・リフトブラケットの側板、１０・・・・・・規制板。
平面図、第３図は要部斜視図である。 １・・・・・・アウタマスト、２・・・・・・インナマ
スト、２ｂ、２ｃ・・・・・・下部タイビーム、４・・
・・・・リフトシリンダ、５・・・・・・リフトチェー
ン、７・・・・・・リフトブラケット、７ａ・・・・・
・リフトブラケットの側板、１０・・・・・・規制板。
Claims (1)
- 車体前部に前後傾可能に立設されたアウタマストにより
摺動を案内され、かつ、リフトブラケットの昇降動を案
内するインナマストの下部タイビーム前方部に、前記リ
フトブラケットに連結されたリフトチェーンを配置した
フォークリフトトラックにおいて、前記タイビームの下
端から、少なくとも前記リフトブラケット最下降時の、
該リフトブラケットのチェーン連結端に至るまで延在し
た規制板を、前記リフトチェーンの背部に対向して配設
したことを特徴とするフォークリフトトラックにおける
リフトチェーンのかみ込み防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5115679U JPS602155Y2 (ja) | 1979-04-16 | 1979-04-16 | フオ−クリフトトラツクにおけるリフトチエ−ンのかみ込み防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5115679U JPS602155Y2 (ja) | 1979-04-16 | 1979-04-16 | フオ−クリフトトラツクにおけるリフトチエ−ンのかみ込み防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55151794U JPS55151794U (ja) | 1980-11-01 |
| JPS602155Y2 true JPS602155Y2 (ja) | 1985-01-21 |
Family
ID=28939991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5115679U Expired JPS602155Y2 (ja) | 1979-04-16 | 1979-04-16 | フオ−クリフトトラツクにおけるリフトチエ−ンのかみ込み防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602155Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6048900A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-16 | 日産自動車株式会社 | 作業用車両の配管構造 |
-
1979
- 1979-04-16 JP JP5115679U patent/JPS602155Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55151794U (ja) | 1980-11-01 |
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