JPS60152454A - アミド誘導体およびこれを有効成分として含有する5−リポキシゲナ−ゼ作用阻害剤 - Google Patents

アミド誘導体およびこれを有効成分として含有する5−リポキシゲナ−ゼ作用阻害剤

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JPS60152454A
JPS60152454A JP59006576A JP657684A JPS60152454A JP S60152454 A JPS60152454 A JP S60152454A JP 59006576 A JP59006576 A JP 59006576A JP 657684 A JP657684 A JP 657684A JP S60152454 A JPS60152454 A JP S60152454A
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JP
Japan
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mmol
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reduced pressure
water
solution
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Application number
JP59006576A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Wakabayashi
若林 利生
Yasuhiro Kumonaka
恭裕 雲中
Hideji Ichikawa
秀二 市川
Seiitsu Murota
室田 誠逸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明は、新規なアミド誘導体およびこれを有効成分と
して含有する5−リポキシゲナーゼ作用阻害剤に関する
ものである。本発明によって提供されるアミド誘導体は
5−リポキシゲナーゼの作用阻害活性を有する。アレル
ギーの発症因子であるロイコトリエンC4(LTC4)
、ロイコトリエンD4(LTD4 )と云ったロイコト
リエン類は生体内でアラキドン6ダから5−リポキシゲ
ナーゼの作用によって生合成される。従って5−リポキ
シゲナーゼの作用阻害活性を有する本発明のアミド誘導
体は抗アレルギー剤として有用である。
先行技術 最近、アラキドン酸から5−リポキシゲナーゼの作用に
よりロイコトリエン類が生成し、これらのロイコトリエ
ン類がアレルギー発症因子であることが解明された〔サ
イエンス(Sc 1ence ) p 220巻、56
8ページ、 1983年ザ アメリカン アソシエーシ
ョン フォア ジ アドバンスメントオブ ザイ:x、
 7 ス(The American As5ocia
tion forthe Advancement o
f 5cience)社発行〕0前述のようにアレルギ
ー性の疾患であるアレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎
の発症にはアラキドン酸の5−リポキシゲナーゼ生成物
であるロイコトリエン類(LTC4、LTD4 )が重
要な^因子として関与しているので、5−リポキシゲナ
ーゼを失活させ、その作用を阻害する活性を有する薬剤
の出現が強く望まれている。
本発明者らはアミド誘導体を柚々合成し、それらの5−
リポキシゲナーゼの作用阻害活性を鋭意研究した結呆、
アミド誘導体が強力K 5− IJポキゾゲナーゼの作
用阻害活性を廟することを見い出し本発明を兄成するに
至った。
■ 発明の目的 本発明は新規なアミド誘導体およびこれを有効成分とし
て含有する5−リポキシゲナーゼ作用阻害剤を提供する
ことを目的とする。
■発明の詳細な説明 上記目的に清う本発明は (式中 R1が水素の場合、R2はピペリジル、モルホ
リル、4−オキソピペリジル、2−ヒドロキシエチルア
ミノ、4−アセトアミドブチルアミノ。
4−ヒドロキシアニリノから選ばれる基を表わし、R1
がメチル基の場合、RQj:モルホリル、4−オキソピ
ペリジル、4−ヒドロキシアニリノ、2−ヒドロキシカ
ルボニルアニリノから選ばれる基を表わす)で示される
アミド誘導体である。
また、本発明は (式中 R1が水素の場合、R2はビイ1ノジル2シエ
チルアミノ、4−アセトアミドブチルアミノ。
4−ヒドロキシアニリノから選ばれる基を表わし、R1
がメチル基の場合 R2はモルホリル、4−オーキンピ
ペリジル、4−ヒドロキシアニリノ、2−ヒドロキシカ
ルボニルアニリノから選ばれる基を表わす)で示される
アミド誘導体を有効成分とじて含有する5−リポキシゲ
ナーゼ作用阻害剤である。
本発明の前記一般式(1)で示されるアミド誘導体は、
下記式θI)とアミン類とを反応させ、しかる後メトキ
シエトキシメチル基を含水酢酸,P−)ルエンスルホン
的マたはトリフルオロ酢酸で脱離することにより得られ
る。前記アミン類としてはピペリジン、モルホリン、4
−ビペリドンモノヒドレート,2ーヒドロキシエチルア
ミン、プトレシン、4−ヒドロキシアニリン等が好まし
い。また所望により前記式(1)で示されるアミド誘導
体は、式@)で表わされるカルボン酸誘導体とアミン類
とを縮合剤により縮合し、しかる後にアセチル基または
メトキシエトキシメチル基をそれぞれピペリジン、含水
酢酸を用いて脱離する。縮合剤としてはジシクロへキシ
ルカルボシイ中ミドとか2−クロロ−1−メチルピリジ
ニウムアイオダイド、2−クロロ−1−メチルピリジニ
ウムトシレート等が好ましく用いられる。該アミン類と
してはピペリジン、ホルポリン,4ーピベリドンモノヒ
ドレート,4−ヒドロキシアニリン、アントラニル酸メ
チルエステル等が好ましい。
(式中 R1はメトキシエトキシメチル基またはメチル
基である) (式中 R’がメチル基の場合は、R2はメトキシエト
キシメチル基 R1がアセチル基の場合はR2がアセチ
ル基 R1がメトキシエトキシメチル基の場合はR2は
メトキシエトキシメチル基である)本発明のアミド誘導
体は5−リポキシゲナーゼ作用阻害剤すなわち抗アレル
ギー剤として使用され、投与量は症状忙よシ異なるが一
般に成人1日量20〜2000■、好ましくけ50〜1
oooqであシ、症状に応じて必要によ91〜3回に分
けて投与するのがよい。投与方法鉱投与に適した任意の
形態をとることができ、特に経口投与が望ましいが静注
も可能である。
本発明の化合物は単独又は通常の方法で製剤担体あるい
は賦形剤と混合され、錠剤、糖衣錠、散剤、カプセル剤
、顆粒剤、懸濁剤、乳剤、注射液等に製剤化された種々
の形態で適用できる。担体あるいは賦形剤の例としては
炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、でんぷん、ブドウ
糖、乳糖、デキストリン、アルギン酸、マンニトール、
タルク。
ステアリン酸マグネシウム等があけられる。
次に実施例および試験例を示して本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるもので
はない。
実施例−1 アルゴン雰囲気下、ジアセチルカフェイン酸531 r
n?(2,01mmo l )を乾燥アセトニトリル(
20+++/)に溶解した溶液に、2−クロロ−1−メ
チルピリジニウムアイオダイド1.66f (6,50
mmol) 、 トリエチルアミン0.340 ml 
(2,44mmo l )を加え室温にて1時間40分
反応させたのち、ピペリジン0.240 m(2,43
mmo l )を加え0℃で1時間反応させた。反応液
を減圧濃縮し得られた残査に水を加えて、クロロホルム
で抽出を行った。有機層を硫酸す) IJウムで乾燥さ
せたのち減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、クロロホルム溶出画分より
N−ジアセチルカフニオイルピペリジ7332 q(1
,00mmo l )を得た。
該アミド体542 ml (1,64mmo l )を
テトラヒドロフラン(20mg)、水(5−)に溶解し
た溶液にピペリジ70.370mg (3,74mmo
 1 )を加え0℃にて1時間15分反応させた。反応
液を減圧濃縮したのち、得られた残渣に水を加えて酢酸
エチルで抽出した。
有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させたのち減圧濃縮し抽
出残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し、クロロホルム−メタノール(10:1)溶
出画分よりN−カフニオイルピペリジン252 m9(
1,02mmo l )を得た。このものの分光学的デ
ータは下記式(財)の構造を支持する〇IRνfipr
(儒−り: 3470.1645.1600’H−NM
R(重ピリジン)δ: 8.10(IH、ci 、 J
=15Hz) 17.63(IH,s)、7.23(2
H,s)、7.13(IH,d、J=15Hz)、3.
60(4H,bs)。
1.43(6H,bs) 実施例−2 アルゴン雰囲気下、ジアセチルカフェイン酸2.069
 (7,80mmo 1 )を乾燥アセトニトリル(1
0〇−)に溶解した溶液に2−クロロ−1−メチルピリ
ジニウムアイオダイド4.99 ? (19,5mmo
 1 ) 、 トリエチルアミン2.20 ml (1
5,8mrno l )を加え室温で1時間反応させた
のちモルフォリン0.730+d (8,37mmol
)を加え0℃において4時間40分反応させた。反応液
を減圧濃縮し得られた残液に水を加えてクロロホルムで
抽出を行った。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し減圧f
IJk縮した。得られた抽出残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、クロロホルム溶出画分よシN
−ジアセチルカフニオイルモルフォリン1.58 f 
(4,74mmo 1 )を得た。
該アミド体1.58 f (4,74mmo l )を
テトラヒドロフラン(60m/)、水(15d )に溶
解した溶液にピペリジy 1.20 mg (12,1
mmo 1 )を加え0℃にて9時間30分反応させた
。反応油を減圧濃縮し、得た残渣に水を加えてクロロホ
ルムで抽出を行った。有機層を減圧濃縮し、得られた残
渣を酢酸エチルで再結晶を行い、N−カフニオイルモル
フォリン456 #v(1,83mrn o 1 )を
得た。このものの分光学的データは下記式(V)の構造
を支持する。
工Ru、Hr:(−m ’) : 3400 、165
0 、1605’H−NMR(iピリジン)δ: 8.
10(IH,d、J=15Hz)。
7.63(IH,8)、7.23(2H,s)。
7.08(IH,d 、 J=15Hz ) 、 3.
63 (8H。
bs) 実施例−3 アルゴン雰囲気下、ジアセチルカフェイン酸2.2Of
 (8,33mmo 1 )を乾燥アセトニトリル(1
00m/りに溶解した溶液に2−クロロ−1−メチルピ
リジニウムア1オダイド6.41F (25,1mmo
l) 、トリエチルアミン4.60m1(33,0mm
o 1 )を加え室温にて2時間反応させたのち、4−
ピペリドンモノヒトレートハイドロクロライト1.38
 f (8,98rnmo l )を加え0℃にて6時
間反応させた。反応液を減圧濃縮し、得た残渣に水を加
えてクロロホルムで抽出を行った。有機層を硫酸ナトリ
ウムで乾燥し減圧濃縮した。得られた抽出残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−
メタノール(40:1.)溶出画分よりN−ジアセチル
−h7エオ’rk−4−ピペリドン1.40 f (4
,03mmo l)を得た。
該アミド体1.40 ? (4,03mmo l )を
テトラヒドロフラン(80fn1.)、水(20me 
)に溶Wトシた溶液にピペリジン1.00 me (1
0,1n+m o 1 )を加え0℃にて5時間30分
反応させた。反応液を減圧濃縮して得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付シ、クロロホルム
−メタノール(10:1)溶出画分よシN−カフェオイ
ルー4−ピペリドン1.05? (4,02mmol)
を得た。このものの分光学的データは下記式〇)の構造
を支持する。
IRv”、:’、Ccm ’) : 3475 、17
35 ’* 1645 、1600IH−NMR(重ピ
リジン)δ: 8.13(LH,d、J=15H7)。
7.65(IH,s ) 、 7.23(2H,s )
 、 7.17(IH,d 、J=”’15H7) 、
 3.93(4H,t 。
J=6Hz ) 、 2.47(4H,t 、 J=6
Hz )実施例−4 N−3−43,4−ジ(β−メトキシエトキシメトキシ
)フェニル〕−プロペノイルー2−チオ−チアゾリジン
203〜(0,44mmo 1 )をテトラヒドロフラ
ン5m7!に溶解した溶液に、アルゴン雰囲気下、エタ
ノールアミン32〜(0,52mmo 1 )をテトラ
ヒドロンラン1−に溶解した溶液を加え、室温にて′2
0分反応させた。反応混液にIN−水酸化ナトリウム水
浴液10−を加えジクロルメタンで3回抽出した。抽出
層を水洗し無水硫酸す) IJウムで乾燥後、溶媒を減
圧留去し、N−3−(3,4−ジ(β−メトキシエトキ
シメトキシ)フェニルクープロペノイルエタノールアミ
ン152 W (0,38mmol)を得た。
N−3−[3,4−ジ(β−メトキシエトキシメトキシ
)フェニルクープロペノイルエタノールアミン71〜(
0,18mmo 1 )を80%酢酸水溶液に溶解しア
ルゴン雰囲気下、99乃至102℃で2時間30分反応
させた。反応混液より溶媒を減圧留去し残渣54#vを
得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、クロロホルム−メタノール(95:5)溶出画分よ
一υN−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−プロ
ペノイルエタノールアミン23 ”! (0,10mm
o l )を得た。このものの全光学的データは下記式
(6)の構造を支持する。。
IRvy”:H<cm 1): 3425.3325.
3155.1660.1590 。
1550 、1450 、1380 lH,−NMR(重ピリジン)δ: 3.90 (2H
、t 、 J=4.8Hz ) 。
4.00(2H,t、J=4.8Hz)、6.88(、
H(。
d 、J=15.5Hz)、7.20(2H,bs)。
7.55(IH,bs)、8.1.2(HLd、J=1
5.5Hz) 実施例−5 アルゴン雰囲気下、■、4−ジアミノブタン815 m
l (9,24mmo l )をテトラヒト07 ラン
25m1ニ溶解した溶液に、N−3−[3,4−ジ(β
−メトキシエトキシメトキシ)フェニル〕−プロペノイ
ルー2−チオ−チアゾリジン499 m9(1−,09
mmol )をテトラヒドロフラン4 mlに溶解した
溶液を加え、室温にて5分反応させた。反応混液にIN
−水酸化すトリウム水溶液30コを加えクロロホルムで
4回抽出した。抽出層を水洗し、無水硫酸す) IJウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧留去し抽出残渣536〜を得た
。これを乾燥ピリジン10mに溶解した溶液に、アルゴ
ン雰囲気下室源にて無水酢酸3−を加え、室温で一夜反
応させた。反応混液より溶媒を減圧留去し、残渣540
〜を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し、クロロ1ホルム−メタノール(98:2)溶出
画分よりN−アセチル−N’−3−(3,4−ジ(β−
メトキシエトキシメトキシ)フェニル〕−フロペ、/イ
ル−1、4−シアー、ミノブタン228■(0,49r
nmo l )を得た。
N−アセチル−N’−3−[3,4−ジ(β−メトキシ
エトキシメトキシ)フェニル〕−フロベノイル−1,4
−ジアミノブタ7100 ’11 (0,21mrno
l)を80%酢酸水溶液3 meに溶解し、アルゴン雰
囲気下100乃至105℃で2時間30分反応させた。
反応混液より溶媒を減圧留去し、残渣87++vを得た
。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
クロロホルム−メタノール(9:1)溶出画分よシN−
アセチル−N’−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル
)−プロペノイル−1,4−ジアミノブタン40〜(0
,14mmo l )を得だ。このものの分光IRv、
H:rx(tM+) : 3285 、1660 、1
5951’ 1540 、1525 。
1.440.1375 ”H−NMR(mピリジン)δ: 1.71(4H,b
s)、2.07(3H。
s )、3.43(2H,t、J=5.9Hz)、3.
62(2H,t、J=5.9Hz)6.88(IH,d
、J=15.5Hz)、7.22(2H,bs)、7.
59(II(。
bs)、8.13(IH,d、J=15.5Hz)実施
例−6 アルゴン雰囲気下、カフェイン酸5004■(27,7
8+nmo1.)を、硫酸−エタノール2 : 230
の混合溶媒100+n/!に溶解し、これを加熱還流し
て3時間20分反応させた。反応混液を室温まで放冷抜
水100meで希釈し、これをクロロポルム−メタノー
ル19:1の混合溶媒で3回抽出した。抽出層を水洗し
無水硫酸す) IJウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し抽
出残渣5910〜を得た。これをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し、クロロホルム−メタノール(9
7:3)の溶出画分よシカフェイン酸エチル5600 
q(26,90mmo 1 )を得た。
カフェイン酸エチル3847 ’? (18,48mm
o l)をアルゴン雰囲気下、乾燥1,2−ジクロルエ
タン(80+n/)に溶解した溶液に、水冷下β−メト
キシエトキシメチルクロライド9.28mj! (81
,28mmol)つづいてN。
N−ジイソプロピルエチルアミン14.16 me (
81,30rnmol)を添加した。つづいてこれを加
熱還流下に3時間反応させた。反応混液を室温まで放冷
後、水を加えジクロルメタンにて3回抽出した。抽出層
を水洗し無水硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を減圧留去し
抽出残18010〜を得た。これをシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、クロロホルム溶出画分より3
−[3,4−ジ(β−メトキシエトキシメトキシ)フェ
ニルクープロペン酸エチル7100v (18,48m
mol )を得た。
該エステル体7100mq(18,48mmo+、)を
アルゴン雰囲気下、メタノール160屑/Ic溶解した
溶液に室温にて水40m1.水酸化ナトリウム11.8
51’ (295mmol)を加え、つづいて40℃に
て1時間30分反応させた。
反応混液に水200−を加え、水冷下6N−塩酸でpH
4とした後、ジクロルメタンで3回抽出した。
抽出層を水洗し、無水硫酸す) IJウムで乾燥後、溶
媒を減圧留去し、3−(3,4−ジ(β−メトキシエト
キシメトキシ)フェニル〕プロペン酸6371 wsi
 (17,88mmo 1 )を得た。該カルボン酸2
002 W9(5,62mmo l )をアルゴン雰囲
気下、乾燥1,2−ジクロルエタン40−に溶解した溶
液に室温にて2−メルカプトチアゾリン683 W9(
5,73mmol ) 、 4−ジメチルアミノピリジ
ン64ray (0,524mmol ) 、ツづいて
ジシクロへキシルカルボジイミド1288Iny(6,
24mmol )を順に加え室温にて1時間10分反応
させた。生じた沈澱を濾別後、母液にIN−水酸化ナト
リウム水溶液30−を加え、これをジクロルメタンで3
回抽出した。抽出層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去し抽出残渣2930 #を得た。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ク
ロロホルム溶出画分よシN−3−(3,4−ジ(β−メ
トキシエトキシメトキシ)フェニルシープロペノイル−
2−チオ−チアゾリジン2162 ”? (4,73m
mo l )を得た。N−3−〔3,4−ジ(β−メト
キシエトキシメトキシ)フェニルクープロペノイル−2
−チす一チアゾリジン300 ’9 (0,66mmo
l )をテトラヒトo7ラン6dに溶解した溶液にアル
ゴン雰四下、室温にてバラアミノフェノール107 ’
19 (0,98mmol )を添加し、つづいて加熱
還流下に21時間反応させた。反応混液を室温まで放冷
抜水を加えジクロルメタンで3回抽出した。抽出層を水
洗し、無水it酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去
し抽出残渣304〜を得た。これをシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、クロロホルム−メタノール(
98:2)溶出画分よりN−3−C3,4−ジ(β−メ
トキシエトキシメトキシ)フェニルクープロペノイル−
4−アミノフェノール173 ml (0,39mmo
l )を得た。
N−3[3,4−ジ(β−メトキシエトキシメトキシ)
フェニル〕−フロペノイルー4−アミンフェノール10
5 ’9 (0,23mmol )を80チ酢酸水溶液
4−に溶解し、アルゴン雰囲気下−夜室温においた後、
100乃至105℃で2時間反応さ!た。反応混液よシ
溶媒を減圧−留去し、残渣71〜を得た。これをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−
メタノール(95:5)溶出画分よシN−3−(3,4
−ジヒドロキシフェニル)−プロペノイル−4−アミン
フェノール35q(0,13mmol)を得た。このも
のの分光学的データは下記式(K)の構造を支持する。
IRべ番:(LM−リ: 3305.1655.160
5.1590.1540 。
1515 、1440 、1365 IH−NMR(重ピリジン)δ: 6.99(IH,d
、J−15,5Hz)。
7.18(2H,be) 、7.22(2H,d、J=
9Hz)。
7.55(IH,bs) 、8.10(2H,d 、J
=9Hz)。
8.23(IH,d、J=15.5Hz)実施例−7 アルゴン雰囲気下、アセチル7エルリン酸165q(0
,699mmol)を乾燥アセトニトリル(4ml )
 K溶解した溶液に2−クロロ−1−メチルピリジニウ
ムアイオダイド357 ’f (1,40mmol )
 、 )リエチルアミン0.390wt(2,80mm
ol )を加え室温にて45分間反応させたのち、モル
フォリン0.610 d (7,00mmol)を加え
室温にて200時間反応せた。反応液を減圧濃縮し得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
、クロロホルム溶出画分よりN−フェルロイルモルフォ
リン175〜(0,601mmol)を得た。この〜も
のの物理化学的データは下記式の構造(3)を支持する
IR、、に:二(備−’) : 3535 、1645
 、1600凰HNMR(CDCL3 ) δ : 7
.65(IH,d、J=15Hz)、7.13〜6.8
7(3H,m) 、6.67(IH,d、J=15Hz
)、6.28(IH,bs)、3.90(3H,s)。
3.70(8H,a) 実施例−8 フルボy雰囲i下、アセチルフェルリン&832111
F (3,52mmo l )を乾燥アセトニトリル(
26d)に溶解した溶液に2−クロロ−1−メチルビリ
ジ−ラムアイオダイド2.03 ? (7,95mmo
l ) 、 トリエチルアミy 2.50m1 (17
,9mmol )を加え室温にて300分間反応せたの
ち、4−ビペリドンモノヒドレートハイドロークロライ
ト596〜(3,88mmol )を加え0℃において
6時間反応させた。反応液を減圧濃縮し、その残渣に水
を加えてクロロホルムで抽出を行った。有機層を硫酸す
) IJウムで乾燥し減圧濃縮した。得られた抽出残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに伺し、N−ア
セチルフェルロイル−4−ピペリド71.11 ? (
3,50n+mol )を得た。
該アミド体327 ml (1,03mmol )をテ
トラヒドロフラン(10m7り 、水(2,5ゴ)に溶
解した溶液にピペリジン0.115 ml、(1,16
mmo l )を加え室温にて27時間反応させた。反
応液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、N−フェルロイル−4−ピペ
IJトン147■(0,897rnmo 1 )を得た
。このものの分光学的データは下記式(至)の構造を支
持する〇 IRv::;(c+n−リ: 3250.1725.1
647.1600’H−NMR(重ピリジン)δ: 8
.15(LH,d、J=15H7)。
7.48〜7.15(4H,m)、3.97(4H,t
 。
J=6Hz)、3.72(3H,s)、2.45(4H
t 、J=6H7) 実施例−9 アルゴン雰囲気下、フェルリン酸エチル5.00 r(
0,024mol)を1.2−ジクO/l/ 1夕y(
7oi)に溶解した溶液に、β−メトキシエトキシメチ
ルクロライド3.60 ml (0,032mol )
、つづいてN、N−ジイソプロピルエチルアミン5゜5
7 ml (0,032mo l )を添加した。つづ
いてこれを加熱還流下2時間反応させた。反応液を室温
まで放冷抜水100+++/を加え、クロロホルムで抽
出し有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
、ベンゼン−エチルアセテ−)(9:1)溶出画分よシ
0−メトキシエトキシメチルフェルリン酸エチル6.1
2F(0,021mo 1 ) を得た0 次にアルゴン雰囲気下、該エステル体5.92f(0,
020mol )をメタノール(100+++t)に溶
解した溶液に水25mg、水酸化ナトリウム10り(Q
、25mol )を加え、室温にて1時間反応させた。
この反応溶液に6N=塩酸を加え、pH4としたのち、
水50m1で希釈し、酢酸エチルで抽出操作を行った。
有機層を硫酸す) IJウムで乾燥したのち、減圧濃縮
し得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に伺し、クロロホルム−メタノール(19:1)溶出画
分よシ0−メトキシエトキシメチルフェルリン酸4.9
3 f (0,019mol )を得だ。
次に該カルボン酸703 ’? (2,63mmol 
)をアルゴン雰囲気下、乾燥1,2−ジクロルエタン1
0rnlに溶解した溶液に、室温にて4−ジメチルアミ
ノビリジ740my (0,33mmol ) 、アン
トラニル酸メfk460tr9(3,05mmol )
 、つついてジシクロへキシルカルボジイミド620 
wry (3,01mmol )を加え室温にて4時間
反応させた。生じた沈澱を濾別後、母液を減圧濃縮し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、ベンゼン−酢酸エチル(9:1)溶出画分を減圧
濃縮後、残渣を、更にセファデックスLH−20カラム
クロマトグラフィーに付し、メタノール溶出画分からN
−(0−メトキシエトキシメチル)フェルロイルアント
ラニル酸メチル234 ”? (0,586mmol 
)を得た。
次に該アミド体190 ml (0,476mmol 
)をアルゴン雰囲気下、メタノール(10ml)に溶解
した溶液に水2−1水酸化ナトリウム0.5F (12
,5rnmol )を加え室温にて45分間反応させた
。この反応溶液に6N−塩酸を加え、pH4としたのち
水10m1で希釈すると、結晶が析出する。この結晶を
口取し、得られた結晶を希メタノールより再結晶を行い
、N −(0−メトキシエトキシメチル)フェルロイル
アントラエル& 160 ml (0,416mmol
 )を得た。
次に該アミド体110 ”f (0,286mmol 
)をアルゴン雰囲気下、l、4−ジオキサン(]、 m
l ) K溶解した溶液に酢酸−水(4:’1 )の混
合溶液5 mlを加え、100℃で1時間反応させた。
この反応溶液忙水5−を加えると結晶が析出した。この
結晶を口取し、希メタノールから再結晶すると、N−フ
ェルロイルアントラニル酸75〜(0,253mmol
 )を得た。
このアミド体の分光学的データは下記式(2)の構造を
支持する。
IR+’社:(cm−リ: 3525.1681.16
64.1602.1582 。
520 ’H−NMR(重アセトン)δ: s、97(IH,d
、J=8Hz)。
8.19(IH,dd 、 J=8.2Hz ) 、 
7.80〜6.85(5H,m)、7.71(IH,d
、J=16Hz)。
6.69(IH,d 、 J=16Hz) 、 3.9
7(3H。
S) 実施例−10 アルゴン雰囲気下、実施例−9で製造した0″−メトキ
シエトキシメチルフェルリン酸468 mg(1,76
mmol )を乾燥7−k)=) ’Jル(10+d)
K溶解し室温忙てP−アミンフェノール196 ! (
1,80! 。
mmol) 、 2− クロロ−1−メチルピリジニウ
ムアイオダイド460 +119 (1,80mmol
 ) 、次いでトリエチルアミン0.5mg (3,5
8mmol )を加え2時間反応させた。反応溶液を水
で希釈し、クロロホルムで抽出操作を行った。有機層を
硫酸す) IJウムで乾燥し、減圧濃縮し得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロ
ホルム−メタノール(20:1)溶出画分よりN−(0
−メトキシエトキシメチル)−フェル唱ルー4−アミノ
フェノール290 ”? (0,812mrrrnl 
)を得た。
次に該アミド体210 m? (0,588mmol 
)を、アルゴン雰囲気下1,4−ジオキサン(1ml 
)に溶解した溶液に酢酸−水(4:1)の混合溶液5 
mlを加え100℃にて1時間反応させた。反応溶液を
室温まで放冷したのち、水10m1で希釈し酢酸エチル
で抽出操作を行った。有機層を硫酸す) IJウムで乾
燥したのち、減圧濃縮し得られた残渣をセファデックス
LH−20カラムクロマトグラフィーに付し、メタノー
ル溶出画分よりN−フェルロイル−4−アミノフェノー
ル108 ’I’9 (0,401mmol )を得た
。このアミド体の分光学的データは下記式(E)の構造
を支持する。
IRνHコニ(crn−リ: 3340 、 1670
 、 1620 、 1610 、 1590’H−N
MR(重アセトン)δ: 9.02(IH,Ilり、7
.48(IH。
d、j=16Hz) 、7.48(2H,d、J=8H
z)。
6.97 (2H,d 、 J=8Hz ) 、 6.
78〜6.63(3H,m) 、6.55(IH,d、
J=16Hz)。
3.80(3H1s ) 試験例 5−リポキシゲナーゼの作用阻害活性 マウス由来マストサイトーマ細胞株P −815ライ−
グル(Eagle )の基本培地・(ギブコラボラトリ
ーズ(Gibco Laboratories )社製
)を90%含む培養液中に5 X 10’個/m/!と
なるように希釈する。希釈液′を空気中、37℃で48
時間振盪培養した後、培養液を氷冷し遠心分離し細胞を
集める。該細胞をpH7,4のリン酸緩衝液に再浮遊し
濃度2 X 10’個/ mlとする。該浮遊液を超音
波細胞破砕機で処理したあと、10分間10.00Or
pmで遠心分離し、上清を5−リポキシゲナーゼ酵素液
とする。放射性標識アラキドン酸(10μキユリ一/m
7りを20μt、インドメタンン(2X10’モル)お
よび試験するアミド銹導体をそれぞれ試験管に入れ、こ
れにリン酸緩衝液0.45#+7!、上記酵素液0.4
5 ml 、 S mMcactz (塩化カルシウム
)溶液0,1−を加え、37℃で5分間反応させる。氷
冷後lN−HC1(塩酸)60μtを加え、酢酸エチル
エステル8−で抽出する。抽出液を濃縮して得られる濃
縮液をシリカゲル薄層プレート(Merck 60 F
ist )にスポットし展開する。阻害活性の測定は、
ラジオ薄層クロマトスキャナー(Diinnschic
ht −3canner !I LB 2723ペルス
オルト(Berthold )社製)で検出される5−
リポキシゲナ−ゼ酵素液である5 −HETE (5(
8)−ヒドロキシ−6、8,11,14−エイコサテト
ラエン酸)。
LTB4 (ロイコトリエンB4)に相当する部分を集
め、液体シンチレーションカウンターで放射能を測定す
ることによって行う。前記5−リボキシゲナーゼ生成物
の産生量の減少により5−リポキシゲナーゼの作用阻害
活性が確認される。試験の結果、代表例として下記の表
1に示す如く著明な5−リボキシゲナーゼ阻害活性を見
い出した。寸だ、表−1に示さ々い本発明に係るアミド
誘導体についても同様な5−リポキシゲナーゼ作用阻害
活性を有することが確認された。
尚、表中50%阻害濃度とはアミド誘導体を導入しない
場合(7) 5−I−IETE及びLTB4 ノ産生量
を100チとした場合、アミド誘導体の導入により前記
5IJポキシゲナーゼ生成物の産生量を50%まで抑制
する為に要したアミド訪導体濃度を意味する。
■発明の具体的作用効果 本発明によれば、新規なアミド誘導体が提供される。
上記試駁例に示したように本発明の上記化合物は、5−
リボキンゲナーゼの作用阻害活性を有することが明らか
にされた。即ち、上記化合物は5−リポキシゲナーゼの
作用を阻害することにより、5−リポキシゲナーゼの作
用によって生成されるアレルギー発症因子であるLTC
4、LTD4と云ったロイコトリエン類の産生を抑制す
ることができる。従って、該アミド誘導体は5−リボキ
ンゲナーゼ作用阻害剤としてアレルキー性喘息、アレル
ギー性鼻炎等に対して有効に使用することができる。
特許出願人 テルモ株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(+) (式中、R1が水素の場合、RZはピペリジル、モルホ
    リル、4−オキシピペリジル、2−ヒドロキシエチルア
    ミ“)、4−アセトアミドブチルアミノ。 4−ヒドロキシアニリノから選ばれる基を表わし、R1
    がメチル基の場合、R2はモルホリル、4−オキソピペ
    リジル、4−ヒドロキシアニリノ、2−ヒドロキシカル
    ボニルアニリノから選ばれる基を表わす)で示されるア
    ミド誘導体。
  2. (2)一般式(+) (式中 R1が水素の場合、R2はピペリジル、モルホ
    リル、4−オキソピペリジル、2−ヒドロキシエチルア
    ミノ、4−アセトアミドブチルアミノ。 4−ヒドロキシアニリノから選ばれる基を表わし、R1
    がメチル基の場合 R2はモルホリル、4−オキソピペ
    リジル、4−ヒドロキシアニリノ、2−ヒドロキシカル
    ボニルアニリノから選ばれる基を表わす)で示されるア
    ミド誘導体を有効成分として含有する5−リポキシゲナ
    ーゼ作用阻害剤。
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